JPH02232296A - 石炭・水スラリーの製造方法 - Google Patents

石炭・水スラリーの製造方法

Info

Publication number
JPH02232296A
JPH02232296A JP1051866A JP5186689A JPH02232296A JP H02232296 A JPH02232296 A JP H02232296A JP 1051866 A JP1051866 A JP 1051866A JP 5186689 A JP5186689 A JP 5186689A JP H02232296 A JPH02232296 A JP H02232296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coal
hot air
dry
water
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1051866A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0553198B2 (ja
Inventor
Hiroshi Ishikawa
浩 石川
Kazuo Koyata
小谷田 一男
Tetsuo Ono
哲夫 小野
Takuo Mochizuki
望月 たく夫
Masayuki Sakuta
作田 雅之
Sho Onodera
祥 小野寺
Hiroshi Yanagioka
柳岡 洋
Yoshihisa Abe
芳久 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
M J P KAIHATSU KK
Chiyoda Corp
Central Research Institute of Electric Power Industry
NOF Corp
Chiyoda Chemical Engineering and Construction Co Ltd
Original Assignee
M J P KAIHATSU KK
Chiyoda Corp
Central Research Institute of Electric Power Industry
Chiyoda Chemical Engineering and Construction Co Ltd
Nippon Oil and Fats Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by M J P KAIHATSU KK, Chiyoda Corp, Central Research Institute of Electric Power Industry, Chiyoda Chemical Engineering and Construction Co Ltd, Nippon Oil and Fats Co Ltd filed Critical M J P KAIHATSU KK
Priority to JP1051866A priority Critical patent/JPH02232296A/ja
Priority to EP90302194A priority patent/EP0386943B1/en
Priority to DE9090302194T priority patent/DE69000143T2/de
Priority to US07/488,557 priority patent/US5012984A/en
Priority to CA002011493A priority patent/CA2011493A1/en
Priority to AU50731/90A priority patent/AU609657B2/en
Publication of JPH02232296A publication Critical patent/JPH02232296A/ja
Publication of JPH0553198B2 publication Critical patent/JPH0553198B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10LFUELS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NATURAL GAS; SYNTHETIC NATURAL GAS OBTAINED BY PROCESSES NOT COVERED BY SUBCLASSES C10G, C10K; LIQUEFIED PETROLEUM GAS; ADDING MATERIALS TO FUELS OR FIRES TO REDUCE SMOKE OR UNDESIRABLE DEPOSITS OR TO FACILITATE SOOT REMOVAL; FIRELIGHTERS
    • C10L1/00Liquid carbonaceous fuels
    • C10L1/32Liquid carbonaceous fuels consisting of coal-oil suspensions or aqueous emulsions or oil emulsions

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は石炭・水スラリーの製造方法に関し、より詳細
には石炭を熱風供給下に乾式粉砕し、得られた微粉炭を
界面活性剤を添加した混気ジェット水流中に吸引して石
炭・水スラリーを製造する方法に関する。
〔従来技術〕
従来、石炭を山元あるいは火力発電所において石炭・水
スラリ−c以下、CWM (Coal Water旧x
ture)と記す〕を製造する方法としては、粉砕ミル
に石炭と水を供給し、石炭の粉砕、粒度関整および水と
の混合を同時に行う、湿式製造法が採用されていた。
ところでCWMは、大きな石炭粒子の充虜空隙に、小さ
な石炭粒子が充填される形の粒径分布を持つことによっ
て得られる。このため、石炭粒子の粒径分布が重要であ
り、その粒径分布を得るための粉砕方法が重要になる。
CWMの製造方法には石炭の粉砕方法を加味して、乾式
法、湿式法および乾式一湿式混合法に区分される。
乾式法は、複数の粉砕機を用いて乾式粉砕して得られた
微粉炭をその混合比率の調整によって必要な粒度分布を
得る方法であり、これに水を加え混練してCWMを得る
ことができる。
この方法は、乾式粉砕によるため粉砕動力費が安価であ
るという利点を有するが、粉砕時に乾燥させることなど
から微粉炭が溌水性を強く示し、水との混練が比較的困
難である。このため混練時間や混練動力を多く必要とす
るなどの欠点があった. 湿式法は、乾式法の欠点である混練、CWM化を容易に
するために、石炭に水を加えて粉砕と混線を同時に行っ
て、CWM化を一度に達成せんとする方法である. しかしながら、この湿式法では粉砕速度が遅いため長時
間かかるばかりでなく、石炭粉砕に大量のボール等を転
勤させるので粉砕動力としての電力消費量が膨大となっ
たり、複雑なミルを用いるため装置費が嵩むと共に技術
的には大型化が困雌である等の問題点があった.また、
石炭微粒子を70%程度の高濃度に水中に分散させた高
濃度スラリ一の製造に必要な、石炭粒子と粒子との間に
より小さな石炭粒子を介在させるための粒度調整も、湿
式製造法では困難であった. このため、予備粉砕として比較的低濃度で一度湿式粉砕
し、これを説水したのち更に湿式粉砕してCWM化する
二段粉砕法も考えられている. この二段粉砕法は、CWM化を一度に達成しようとする
一段粉砕法の粉砕時間および動力を緩和しようとする方
法であるが、二度目の粉砕に先立って脱水工程が付加さ
れるなどから、あまり効果が期待できない方法である。
一方、乾式一湿式混合法は、乾式および湿式の欠点をカ
バーしようとする方法であり、乾式および湿式粉砕に必
要な粒度を受け持たせて粉砕し、これを合わせ混練して
CWM化するものである. この乾式一湿式混合法によれば、乾式および湿式の各問
題点が緩和されるが、逆に両方の欠点が僅かづつではあ
るが残された方法となる。
このように、CWM製造方法には上記三方法があるが、
それぞれの方法に問題点があり、CWM製造方法として
確立されたものはないといえる。
従って、関連メーカ等がそれぞれ工夫し、特色づけをし
た方法、装置の開発を更に進めつつあるのが現状である
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者の一部は先に特開昭62−223296号とし
て混気ジェット水流中に、乾式粉砕と粒度開整によって
得られた所定の粒度を有する微粉炭を混入させてCWM
を製造する方法を提案した。
しかしながらこの方法は、熱風中の粒度調整された微粉
炭をバクフィルターのような微粉炭捕集器で気体分離し
て捕集し、粉砕炭ビンに貯蔵し、湿気ジェットボンブに
導入するため、設備コストが比較的高く、バクフィルタ
ーの敷地面積が大きい等の問題点があった。
また、石炭の乾燥用および分級用の熱風使用量が通常の
乾式微粉炭用ミルでは多く、ファンの動力および設備コ
ストが無視できない割合を占める欠点があった. また、微粉炭が有する強い溌水性を微粉炭の混気ジェッ
ト水流への混入のみによっては完全に解消することがで
きず、均一で安定した高濃度スラリーが得られない問題
点もあった。
本発明は、この先の提案を改善し、乾式粉砕によって得
られた微粉炭をより容易に所定の粒度に開整することが
でき、かつ乾燥微粉炭が有する強い撥水性を抑制してよ
り容易にCWMを製造することができる方法を提供する
ことを目的とするものである. 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するための本発明は、石炭を熱風供給下
に乾式粉砕して粒径200μm以下90%以上、10μ
I以下10〜60%の微粉炭を製造し、この微粉炭を前
記熱風と共に界面活性剤を添加した混気ジェット水流中
に混入することを特徴とするものである。
以下、本発明を図面に示す工程に従って説明する。
まず、第1図に示すように石炭をバンカー1を経て乾式
粉砕機に供給し粉砕する。
乾式粉砕機としては、例えば粗粉ミル2と細粉ミル3が
用いられ、これらミルには混気ジェットポンブ5によっ
て熱風が吸引、供給されている。石炭は、この熱風によ
って乾燥されると共に粉砕され、ミル内部に組込まれた
気流分級器によって粒度が調整され、粗粉ミル2と細粉
ミル3からの2種類の粒度分布を有する粉砕炭が得られ
る. これら2種類の粉砕炭は、ミル2および3がら乾燥およ
び分級用の熱風に乗って移送されると同時に均一に混合
されて粒径200μ…以下90%以上、10μ一以下1
0〜60%に粒径が調整された微粉炭と熱風の混合物が
得られる。
ここで本発明で使用される石炭は、褐炭、亜瀝青炭、瀝
青炭、無煙炭のいずれであっても良いが、より高濃度の
スラリーを得るためには、固有水分の少ない瀝青炭、無
煙炭の使用が望ましい。
また、石炭の乾燥用および気流分級器用として使用され
る熱風の温度は、通常では150〜300℃であり、移
送用の熱風量は石炭1重量部に対して0.2〜0.6重
量部が好ましい。
通常の乾式微粉炭用ミルでは、同様に石炭1重量部に対
して2〜10重量部の空気が用いられているので、本発
明における熱風使用にもとづくコストを著しく低くする
ことができる。
また、熱風量が少ないので、分級器によって粉砕ミルに
戻される粗大石炭粒子が多《なる.従って、上記のよう
に10μm以下工O〜60%の粒度分布の微粉炭を容易
に得ることができる。
なお第1図では、粗粉ミル2と細粉ミル3を用いて2種
類の粒度分布を有する粉砕炭をそれぞれ得て、これらを
混合する場合を示したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、上記所定粒径の微粉炭を得ることができれ
ば、lf!のミルを用いても良いし、3種以上のミルを
使用して粉砕炭を得て混合することもできる.次いで上
記の粒径が調整された微粉炭と熱風の混合物は湿気ジェ
ット水流中に供給され、気体を含んだ水と混合されて気
液固混合物が形成される。
混気ジェット水流は、高圧ジェット水に気体が混入され
る機能を有するボンブを用いて形成することができ、例
えば特公昭56−13200号公報記載の流送装置用ジ
ェ7}ノズル(湿気ジェットポンプ)5を用いることが
できる. この湿気ジェットボンブを用いれば、水を噴射するノズ
ルの近傍から気体を自然吸引して気体と水との混合流を
形成し、この混合流によって微粉炭を吸引することがで
きる. また、駆動水の噴射速度を大にしても、噴水ノズルの外
周辺におけるキャビテーション現象を生じないので、吸
引カを任意に上昇させることができる。吸引力を増大さ
せると、混気流と吸引される微粉炭との混練作用を増大
し、微粉炭を少量の水中に効率的に分散さることができ
る。
なお、本発明においては、気体を含む微粉炭が吸引され
、混練されるので、微粉炭による摩耗を回避するために
混気ジェットボンブにおけるノズルが、上記特公昭56
−13200号公報記載の混器ジェットポンプにおける
ように流送管中に突きだされていない形状であることが
好ましい.混気ジェットボンブ5の駆動水としては、通
常では界面活性剤が添加された水、好ましくはpHfi
整剤によってpHが調整され、かつ界面活性剤が添加さ
れた水が使用され、ボンブ4によって混気ジェットボン
ブ5に供給される。
界面活性剤の添加によって一定の含水率で低粘度のスラ
リー、例えばポンプで移送できる限界といわれるIOO
OCP程度の高濃度CWMを得ることができる。
本発明で使用する界面活性剤は、界面活性剤単独か、ま
たはこれとpH開整剤であるアルガリ性物質との併用系
からなる。
界面活性剤には陽イオン界面活性剤、陰イオン界面活性
剤、非イオン界面活性剤および両性界面活性剤があり、
特に陰イオン界面活性剤と非イオン界面活性剤が望まし
い。
陰イオン界面活性剤としては、リグニンスルホン酸塩、
ナフタレンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン
酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、これらスルホン
酸塩類のホルムアルデヒド縮合物、ポリオキシアルキレ
ンアルキルフエニルエーテル硫酸エステル塩、ボリオギ
シアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオ
キシアルキレン多価アルコールエーテル硫酸エステル塩
、アルキル硫酸エステル塩、脂肪酸塩、ポリアクリル酸
塩、ポリメタクリル酸塩、ポリスチレンスルホン酸塩、
重合性カルボン酸(アクリル酸、メタクリル酸、無水マ
レイン酸等)とビニル化合物(α−オレフイン、スチレ
ン等)との共重合物の塩等がある。
非イオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンア
ルキルエーテル、ボリオキシアルキレンアルキルアミン
、ボリオキシアルキレン脂肪酸アミド、ポリオキシアル
キレン多価アルコールエーテル、ポリオキシアルキレン
脂肪酸エエステル、ポリオキシアルキレン多価アルコー
ル脂肪酸エステル、多価アルコール脂肪酸エステル等が
ある。
陽イオン界面活性剤としては、アルキルトリメチルアン
モニウムハライド、ジアルキルジメチルアンモニウムハ
ライド、トリアルキルメチルアンモニウムハライド、ア
ルキルジメチルベンジルアンモニウムハライド、アルキ
ルビリジニウムハライド、アルキルキノリウムハライド
等の第四アンモニウム塩のほか、アミンの酢酸塩やハロ
ゲン化水素酸塩等のアミン塩がある。
また、両性界面活性剤としては、アルキルベタイン、ア
ルキルグリシン等がある。
これら界面活性剤の使用量は、ptlJJi整剤である
アルカリ性物質との併用系とするかどうかなどによって
異なるが、スラリー中の石炭に対して0.05〜3重量
%、好ましくは0.1 〜1重量%となるようにするの
が良い。
使用量がこの範囲より少ないと十分な分散が行われず、
高濃度のスラリ〜が得られない。
また、使用量がこの範囲より多くても、それ以上の微粉
炭分散効果は期待できないので、経済的に不利である。
アルカリ性物質を併用すると、界面活性剤の使用量は少
なくて済む。
また、添加される界面活性剤は複数種類の混合物であっ
ても良く、この場合には陽イオン界面活性剤と陰イオン
界面活性剤との併用を避け、微粉炭スラリ一の安定性や
粘度低下の効果が損なわれないように組み合わせること
が必要である。
本発明において使用されるpl!調整剤であるアルカリ
性物質としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化カルシウム、アンモニア、低級,アミンな
どが挙げられる。
かかるアルカリ性物質の添加量は、スラリーのpHにし
て3〜12、スラリー中の石炭に対して0.02〜2重
量%、好ましくはスラリ一のpllにして6〜10、ス
ラリー中の石炭に対して0.04〜0.5重量%とする
のが良い。
アルカリ性物質の添加量がこの範囲より少ないと界面活
性剤の分散能力を十分に発揮させることができず、高濃
度のスラリーを得られない。
また、アルカリ性物質の添加量がこの範囲より多い場合
にはそれ以上の効果が期待できないため、経済的に不利
であるうえ、高いpl1のためにスラリー燃焼させる際
に燃焼炉が侵されるという問題点を生ずる。
これら界面活性剤およびpH調整剤の使用方法は特に限
定されないが、通常では湿気ジエソトボンブ5の駆動水
にあらかじめ添加しておくか、または石炭に添加される
本発明において微粉炭の輸送および混気ジェットボンブ
5に自然吸引されて水と微粉炭の混合に使用される気体
としては、空気のほか、窒素、炭酸ガス、ヘリウム、キ
セノンなどの不燃性気体があるが、経済的には空気、窒
素、炭酸ガスが望ましい。
気固液混合物は、気固液分離器6に導入され、底部に所
望のCWMが得られる。
以下、本発明の実施例を述べる。
〔実施例〕
第1図に示す工程に従ってCWMを製造した.まず、石
炭バンカー1 (容量2n?)から、粗粉ミル2に28
kg/H,また細粉ミル3へ14kg/!{の定められ
た比率(2:1)で石炭(サクソンベール炭)を供給し
、湿気ジェットポンブ5で吸引された熱風によって乾燥
すると同時に乾式粉砕してミル内部の気流分級器によっ
て粒度を調整した、二種類の粒度分布を有する微粉炭を
合計40kg/Hの割合で製造した。
この微粉炭を、熱風の気流に乗ったまま移送すると同時
に均一に混合して、粒径200μm以下が98%以上、
10μm以下が36%の微粉炭を得た。使用した熱風は
約15Nm’ /Hであった。
この微粉炭と気体の混合物を混気ジェット水流中に供給
し、気固液混合物を得た。
ボンブ5の駆動水としては、石炭に対し有効分で0.9
重量%のナフタレンフルホン酸アルデヒド縮合物のナト
リウム塩と石炭に対し有効分で0.1重量%の水酸化ナ
トリウムを予め添加したpH9の高圧水<10 Il/
II)を使用し、ノズル付近から空気を少量、自然吸引
しながら高速の混気ジェット水流で微粉炭を混練し、こ
の気固液混合物を、気固液分離器6に導入し、底部から
CWMが得られた。
得られたCWMは、濃度70.3%で粘度が20℃で9
62CPを示し、2週間の貯蔵後も石炭の沈降は認めら
れず、安定した流体であることが分った。
〔発明の効果〕
上記のように、本発明においては、微粉炭を熱風と共に
混気ジェット水流中に混入することができるので、バク
フィルター等を省略することが可能となり、設備コスト
を減少させることができ、また従来の乾式微粉砕用ミル
に比較して少量の熱風で石炭の粉砕、分級を行うことが
できるので、この熱風使用にもとづくコストを低減する
ことができる。
また、界面活性剤を添加した、高速の混練能力を有する
混気ジェット水流中に微粉炭を混入するので、極めて短
時間に、かつ完全にスラリー化を行うことができ、スラ
リー化エネルギーの消費が僅かですむ利点がある。
例えば本発明にもとづく大型装置のフィージビリティス
タディーにおいては、サクソンベル炭を用いて本発明の
方法を実施した場合、動力費は2 9 K W 11 
/スラリートンとなり、湿式法によるスラリー製造に比
較して大巾に動力費を低下させることができる。
更に乾式で石炭を粉砕するので、大型のボールを使用す
る従来の湿式粉砕法に比較しても動力としての電力消費
を低減することができ、大型化も容易である。また、粉
砕殿が縦型であるので、少ない敷地面積での建設が可能
である。
更にまた乾式粉砕機は、湿式粉砕機のような特殊構造も
持つものではないので、機器費を安価にすることができ
る。
本発明によって得られた石炭・水スラリーは、70%程
度の高濃度であるにもかかわらず、水中に安定して懸濁
し、固体石炭をあたかも流体のように扱うことができる
. 従って本発明によって得られたスラリーは、重油と同様
に燃料として好適に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す工程図である.2・・一
粗扮ミル、3一細粉ミル、5−・一混気ジェットポンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 石炭を熱風供給下に乾式粉砕して粒径200μm以下9
    0%以上、10μm以下10〜60%の微粉炭を製造し
    、この微粉炭を前記熱風と共に界面活性剤を添加した混
    気ジェット水流中に吸引することを特徴とする石炭・水
    スラリーの製造方法
JP1051866A 1989-03-06 1989-03-06 石炭・水スラリーの製造方法 Granted JPH02232296A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1051866A JPH02232296A (ja) 1989-03-06 1989-03-06 石炭・水スラリーの製造方法
EP90302194A EP0386943B1 (en) 1989-03-06 1990-03-01 Process for production of coal-water mixture
DE9090302194T DE69000143T2 (de) 1989-03-06 1990-03-01 Verfahren zur herstellung eines kohle-wasser-gemisches.
US07/488,557 US5012984A (en) 1989-03-06 1990-03-05 Process for production of coal-water mixture
CA002011493A CA2011493A1 (en) 1989-03-06 1990-03-05 Process for production of coal-water mixture
AU50731/90A AU609657B2 (en) 1989-03-06 1990-03-06 Process for production of coal-water mixture

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1051866A JPH02232296A (ja) 1989-03-06 1989-03-06 石炭・水スラリーの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02232296A true JPH02232296A (ja) 1990-09-14
JPH0553198B2 JPH0553198B2 (ja) 1993-08-09

Family

ID=12898798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1051866A Granted JPH02232296A (ja) 1989-03-06 1989-03-06 石炭・水スラリーの製造方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5012984A (ja)
EP (1) EP0386943B1 (ja)
JP (1) JPH02232296A (ja)
AU (1) AU609657B2 (ja)
CA (1) CA2011493A1 (ja)
DE (1) DE69000143T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014105277A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Kobe Steel Ltd 石炭の発塵抑制方法

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020054995A1 (en) * 1999-10-06 2002-05-09 Marian Mazurkiewicz Graphite platelet nanostructures
US6318649B1 (en) 1999-10-06 2001-11-20 Cornerstone Technologies, Llc Method of creating ultra-fine particles of materials using a high-pressure mill
US6322327B1 (en) 2000-01-13 2001-11-27 Walker-Dawson Interests, Inc. Jet pump for transfer of material
US6860042B2 (en) 2002-07-19 2005-03-01 Walker-Dawson Interests, Inc. Excavation system employing a jet pump
US6911145B2 (en) * 2002-07-19 2005-06-28 Walker-Dawson Interests, Inc. Apparatus and methods for separating slurried material
US6817837B2 (en) 2002-07-19 2004-11-16 Walker-Dawson Interest, Inc. Jet pump with recirculating motive fluid
CA2420034C (en) * 2003-02-18 2007-09-25 Jim Mcturk Jet pump system for forming an aqueous oil sand slurry
US7416671B2 (en) * 2004-07-21 2008-08-26 Rj Oil Sands Inc. Separation and recovery of bitumen oil from tar sands
US7901191B1 (en) 2005-04-07 2011-03-08 Parker Hannifan Corporation Enclosure with fluid inducement chamber
CA2594182A1 (en) * 2007-07-16 2009-01-16 Rj Oil Sands Inc. Hydrocarbon recovery using a jet pump
US9404055B2 (en) 2013-01-31 2016-08-02 General Electric Company System and method for the preparation of coal water slurries
CA3090353A1 (en) 2020-08-18 2022-02-18 1501367 Alberta Ltd. Fluid treatment separator and a system and method of treating fluid

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5613200A (en) * 1979-07-12 1981-02-09 Seiko Instr & Electronics Marking method to molding part and its marking punch
JPS5893792A (ja) * 1981-12-01 1983-06-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 高濃度スラリ−の製造方法
JPS5945395A (ja) * 1982-09-08 1984-03-14 Electric Power Dev Co Ltd 石炭の高濃度スラリ−の製造方法
JPS6058493A (ja) * 1983-09-09 1985-04-04 Kawasaki Heavy Ind Ltd 炭素含有組成物の水スラリ−の製造方法
JPS6198795A (ja) * 1984-10-22 1986-05-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 石炭の粒度調整法
JPS62223296A (ja) * 1986-03-25 1987-10-01 Central Res Inst Of Electric Power Ind 石炭・水スラリ製造法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4104035A (en) * 1975-12-11 1978-08-01 Texaco Inc. Preparation of solid fuel-water slurries
AT370763B (de) * 1977-05-31 1983-05-10 Scaniainventor Ab Kohlensuspension, enthaltend pulverisierte kohle, wasser und dispergierungsmittel, sowie verfahren zur herstellung derselben
US4441887A (en) * 1981-07-31 1984-04-10 Alfred University Research Foundation Inc. Stabilized slurry and process for preparing same
JPS5620090A (en) * 1979-07-26 1981-02-25 Kao Corp Dispersant for slurry of coal powder in water
ZA816150B (en) * 1980-10-17 1982-09-29 Atlantic Res Corp Process for making fuel slurries of coal in water and product thereof
US4358293A (en) * 1981-01-29 1982-11-09 Gulf & Western Manufacturing Co. Coal-aqueous mixtures
JPS5896690A (ja) * 1981-12-03 1983-06-08 Electric Power Dev Co Ltd 石炭の高濃度スラリ−の製造方法
NZ202639A (en) * 1982-03-22 1986-03-14 Atlantic Res Corp Stable coal-water slurries and a method for their preparation
JPS6181488A (ja) * 1984-09-28 1986-04-25 Babcock Hitachi Kk 石炭−水スラリ製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5613200A (en) * 1979-07-12 1981-02-09 Seiko Instr & Electronics Marking method to molding part and its marking punch
JPS5893792A (ja) * 1981-12-01 1983-06-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 高濃度スラリ−の製造方法
JPS5945395A (ja) * 1982-09-08 1984-03-14 Electric Power Dev Co Ltd 石炭の高濃度スラリ−の製造方法
JPS6058493A (ja) * 1983-09-09 1985-04-04 Kawasaki Heavy Ind Ltd 炭素含有組成物の水スラリ−の製造方法
JPS6198795A (ja) * 1984-10-22 1986-05-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 石炭の粒度調整法
JPS62223296A (ja) * 1986-03-25 1987-10-01 Central Res Inst Of Electric Power Ind 石炭・水スラリ製造法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014105277A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Kobe Steel Ltd 石炭の発塵抑制方法

Also Published As

Publication number Publication date
AU5073190A (en) 1990-09-20
US5012984A (en) 1991-05-07
EP0386943B1 (en) 1992-06-17
JPH0553198B2 (ja) 1993-08-09
CA2011493A1 (en) 1990-09-06
DE69000143T2 (de) 1992-12-17
AU609657B2 (en) 1991-05-02
EP0386943A1 (en) 1990-09-12
DE69000143D1 (de) 1992-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02232296A (ja) 石炭・水スラリーの製造方法
JPH0344599B2 (ja)
CA1189701A (en) Process for producing high-concentration coal-water slurry
CA1200696A (en) Process for producing high-concentration slurry of coal
JPH05147984A (ja) 高強度セメントの製造方法
JPH04220494A (ja) 高濃度石炭−水スラリーの製造方法
JPH0315957B2 (ja)
JPH04372691A (ja) 高濃度石炭−水スラリ−の製造方法
JPS6240397B2 (ja)
JPH0344597B2 (ja)
JPS62116692A (ja) 微粒高濃度石炭水スラリ−の製造方法および装置
JPS60156795A (ja) 石炭高濃度水スラリ−の製造方法
JPS6230190A (ja) 高濃度石炭・水スラリ−製造システム
JPH0315958B2 (ja)
JPH0552359B2 (ja)
JPS6317990A (ja) 高濃度石炭・水スラリ−の湿式製造方法
JPS61157586A (ja) 高濃度石炭水スラリの製造方法
JPS62158793A (ja) 脱灰高濃度石炭水スラリの製造法
JPH0415277B2 (ja)
JPS6055090A (ja) 石炭−水スラリの製造装置
JPS63172791A (ja) 石炭スラリ−の調製方法
JPS63296850A (ja) 高濃度石炭水スラリ粉砕法
JPH0576986B2 (ja)
JPS6270490A (ja) 高濃度石炭・水スラリ−の製造方法
JPH0469675B2 (ja)