JPH02232024A - 電気掃除機のキャスター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業との利用分野 本発明は家庭用もしくは業務用の床移動型の走行用キャ
スターの改良に関するものである。

従来の技術 従来の床移Ｊｌ塁電気掃除機のキャスターの構成は第３
図Ｋ示す謙になっていた。すなわち，掃余機本体１の前
方下部に係止部２を設けたキャスター４１ｌＩ３を形成
し．このキャスター！ｗＵ３にボス部４を軸支したキャ
スターケース５に車柚６を介してローラ７を取着したも
のであった。

発明が解決しようとする課題 従来の床移勤型電気滞除機のローラ７の直径は約３０ｆ
ｆが一般的である。そしてこのローラ７でスムーズに乗
り越えられる段差等の障害物の高さｈは１５ｆｌまでが
限界であった。一方、一般家窃において存在する敷居等
の高さは１０〜１５ｆｆｌ＋が多いものの、中には２０
〜３０ｆｆに達する所もあυ、この様な場所を乗り４謔
える時は、本体前方を持ち上げるか，キャスターケース
６の前端をぶつけて強制的に引き上げるしかなかった。

この為、段差を乗り越えるたびに操作がわずらわしく感
じられたり，引っ辰り力が増大して疲れたり，又場合に
よっては敷居等Ｋ傷を生ぜしめたりするという課題を有
していた。

本発明は土記従来の課題を解決したもので，乗り越え能
力を高めたキャスターを提供することを目的とするもの
である。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するためＫ本発明の第１の手段は、キャ
スターケースに上下および前後にずらして２個のローラ
を設けたものである。

さらに第２の手段は，２個のローラ間に弾性を有するベ
ルトをかけたものである。

作用 上記した第１の手段では１個のローラのみの場合に比べ
て，乗シ越えられる段差の高さを倍増することができ．
１１除中に発生する段差乗り越し時のキャスターケース
と段部との衝突を減少させ、スムーズな乗）醜しの機会
を増大させられる。又，第２の手段では異なる高さの段
差に対しても乗り越え抵抗が均一化でき，ベルト材料が
弾性材である為傷付きも防止できる。

実施例 以下，その実施例を図面を参照して説明する。

第１図はその第１の実施例を示し，フテンモータを内蔵
し，集＠猥能を有する帰途根本体１０の前方下部に係止
部１１を設けたキャスター軸１２が値立してあシ，又，
このキャスター慟１２にボス部１３を介してキャスター
ケース１４が回転自在に取付けられている。そして、こ
のキャスターケース１４にはと下および前後方向にずら
して２個の同径のローラ１５．１Ｂがそれぞれ・！！Ｉ
Ｉｌｌ１７，１８を介して嘔設されている。上記油１７
，１８間距離はローラ１５．１８の半径と同じくしてあ
シ，従って，上方ローラ１６の最下端は軸１７の中心と
同じ高さに配してある。

上記構成において，キャスターがスムーズに乗シ，濾え
られる段差の高さの最大値はほぼＨ，となシ、従来の構
戊（主ローラのみの構成）Ｋよる場合の最大値ｈのほぼ
２倍Ｋなる。すなわち，２個のローラ１５．１６の各々
の半径を最大限有効に活用しうる構戎にしている。又ロ
ーラ１５．１６は同一径．同一形状であるので合成樹脂
を同一金型を使って成型，製作してある。さらに下方の
ローラ１６の直径を大きくして（同図に一点鎖着で示す
直径Ｄ，）同等の乗り越え高さＨ，を得るのに比べて、
小さなスペースに収まるので同図に示す斜線部の本体容
積を削減する必要もなく、キャスター全体を小型．軽量
にできる。

第２図はその第２の実施例を示し．上方のローラ１６を
下方ローラ１６よりも小径とし、両ローラ１５．１８間
に合成ゴム等からなる弾性材のベルト１９がかけたもの
である。

上記構成において，上方ローラ１６の最下端と下方ロー
ラ１６の中心との間の高さＨ，を有する段差に対しても
ベルト１９との当接によってスムーズに乗ｂｙ見られる
。そして上方のローラ１６を下方ローラ１６に対して，
車油間距離をその半径より大きくして取り付けられるの
で、より小型，怪量な構成で高い段差を乗り越えること
ができる。

又，当然ながら下方ローラ１６の直径を大きくした喝今
（同図で一点＠線Ｄ２で示す）より小さなスペースに収
めることができ，第１の実施例によるよりもさらに（Ｄ
２〉Ｄ，である）小型，軽量に構成できる。そして種々
の異なる高さの段差に対しても乗り櫨え販抗が均一化で
き．ベルト１９材料は弾吐本で構．戎しているため衝突
時等の傷付きを防ぐ。

発明の効果 以上の説明から明らかなように，本発明だよれば小型，
軽量で段差乗シ越え能力を倍加したキャスターを得られ
，段差等においてもスムーズな操作ができ、楽に決適に
扁除ができる撮になるものである。さらに同一ベルトを
使用することによってよシ小型化が可能になり，より操
作がスムーズになシ、又傷付きも防止できるので多くの
効果を同時に発揮できるものである。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の第１実施例を示す断面図、第２図は第
２実施例を示す断面図，第３図は従来例を示す断面図で
ある。 １ｏ・・・・・・掃除機本体，１４・・・・・・キャス
ターケース，１５．１６・・・・・・ローラ，１９・・
・・・・ベルト。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）掃除機本体の底部にキャスターケースを回転自在
   に設け、このキャスターケースには上下および前後にず
   らして２個のローラを軸支した電気掃除機のキャスター
   。
2. （２）２個のローラ間に弾性を有するベルトをかけてな
   る請求項１記載の電気掃除機のキャスター。