JPH02231569A - 生化学分析キット製造方法 - Google Patents

生化学分析キット製造方法

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Publication number
JPH02231569A
JPH02231569A JP5249589A JP5249589A JPH02231569A JP H02231569 A JPH02231569 A JP H02231569A JP 5249589 A JP5249589 A JP 5249589A JP 5249589 A JP5249589 A JP 5249589A JP H02231569 A JPH02231569 A JP H02231569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wells
drying
microplate
reagent
liquids
Prior art date
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Pending
Application number
JP5249589A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Suzuki
康之 鈴木
Koji Fukazawa
孝二 深沢
Tsukasa Ito
司 伊藤
Kenichiro Okaniwa
憲一郎 岡庭
Shigeru Kobayashi
茂 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP5249589A priority Critical patent/JPH02231569A/ja
Publication of JPH02231569A publication Critical patent/JPH02231569A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は生化学分析キットの製造方法に関し、特に改良
型ユニットドーズタイプ分析キットの製造方法に関する
(発明の背景) 臨床化学の発達に伴い、診断時における臨床検査データ
の重要性は益々増大してさた。
従来このような検査は、大規模病院の中央検査室や独立
の検査センタに検体を集め、各分析項目について多数の
検体を一括して取扱う集中検査方式が主流であった。従
って夜間検査、緊急検査あるいは独自の検査室を設けて
いない小規模医院の検査においては、必要な時に検査デ
ータが揃わないことが多く、診断に支障を生じていた。
このような背景から、近年検査の分散方式の必要が認識
され、緊急検査室や小規模医院の検査施設が増加しつつ
ある。
このような検査室はその性格上、少数検体について多項
目を迅速に測定する必要がある。この場合、従来のよう
な大量処理を前提とするキットを使用すると、溶液の調
製、検量線の作成を各項目について行わなければならず
、その手間と経済性が問題であった。
この問題を解決するため、所謂ユニットドーズタイプの
試薬が供給されるようになってきた。該試薬は、使い捨
ての容器内に1回分の試薬液を分注後、凍結乾燥し、密
封することにより作成されている。
しかし、これら既存のユニットドーズタイプは次のよう
な欠点を有している。
■製造コストが高く、通常検査に比し非常に割高である
■緊急時検査項目の組合せは通常ほぼ一定であるのにか
かわらず、ユーザは毎回必要な項目の試薬を選び出し、
ひとつひとつ開封しなければならない。
■キットの性格上、測定の手間を最小限とするため、上
述使い捨て容器は、測光セルを兼ねることが多く、その
ため専用の測定機が必要である.一般に専用測定機は高
価であり、本来検査数の少ない前記施設に設置すること
は経済的負担が大きい。
■1個づつ試薬が包装されているため、嵩高く、保存に
大きい空間をとる。通常これらの試薬は冷蔵庫内に保菅
する必要があるため、これは大きな欠点となる。
(発明の目的) 本発明の目的は、前記実情に照し、 (1)使用操作が迅速、簡便であり、 (2)多項目、同時分析に適し、 (3)保存性よく、保管に便利でしかもラン二冫グコス
トが廉く、かつ (4)生産性のよい 生化学分析キットの提供にある。
(発明の構成及び作用効果) 前記本発明の目的は、試薬液を充填したデイスペンサを
ロボットに装着し、96穴マイクロプレートもしくはマ
イクロストリッププレートのウェルに所定量の試薬液を
注入し、乾燥、密封することを特徴とする生化学分析キ
ットの製造方法によって達成される。
本発明の目的達成の手段として、近年広く普及し分析測
定装置、分析用器具の量、質共に充実しているエライサ
(ELISA)法分析システムに着目するものである。
本発明においては、生化学分析キットのユニットドーズ
のビッチャの代りに、エライサ法で用いる96穴マイク
ロプレートもしくはマイクロストリッププレートのウェ
ルを充当する。
前記プレートを、第1図に例示したような3軸ロボ,ト
に必要本数のデイスペンサを装着した分注装置に載置し
、試薬液の所定量をプレートの各ウェルに小別け注入す
る。この際ウェルの直径は6.4−■、容量0−35m
+1程度であり、試薬の分注には充分な精度を要する. 精貞のよいディスペンサとしてはモーノポンプを用いた
モーノディスペンサ(例えばモー.ノ7”{スペンサ;
兵神装備製)或は圧力制御デイスベンサ(例えば圧力制
御デイスペンサ:岩下エンジニアリング製)等が用いら
れる。また分注ノズルは定量精度或は液垂れ誤差を避け
るため細いことが好ましい。
ウェルのセットは、分析目的別に最も有用な最頻出分析
項目組合せを選んで試薬液種、ウェル数にセットしてお
くと使用に便である。一セット毎のマイクロストリップ
プレートにしておいてもよい。
前記のようにウェルに分注された試薬液は次いで乾燥に
かけられる。乾燥温度は40℃以下であり、低温である
程好ましい。最も好ましくは凍結乾燥であって、凍結し
た試薬液塊は減圧下、水その他の昇華性成分を除去する
昇華乾燥が行われる。
完全乾燥後、種別を明記したシールを、均等高さに揃っ
ているウェル上端縁に接着して密封される。
シール材は防湿性の可撓性フィルムが好ましく、金属箔
、紙等をラミネートしていてもよい。また分別使用に備
えてミシン目等を入れておくことが好ましい。
使用に際してはシールを剥し、検液を注入し、均一化し
、必要ならばインキュベーシッンに入れる等の分析手順
を経て、マイクロプレートリーグ(例えばEIAマイク
ロプレートリーグモデルEL−310:バイオテック社
製)で光学的に読取られる。測定波長は一般的には可視
光である。
本発明により作成された試薬キットは次のような種々の
利点を有する。
■EL I SA法の普及に伴ない、マイクロプレート
光度計をはじめとする周辺機器は安価に大量に供給され
ている。多くのユーザは既にマイクロプレート光度計を
所有しているし、新規に購入しても前述のユニットドー
ズ専用機よりもはるかに安価である。
■試薬1回分の製造コスト・包装コストが安価である。
■保存に場所をとらない。
■マイクロプレートの各ウェルに異なる試薬を分注する
ことが容易であり、複数項目のセット検査用のキットを
供給することができる。
■通常の分光セルと比ベウェルの体積が小さくかつ上面
の開口面積が広いので乾燥が容易である。
■上面全体をシールすることにより、きわめて容易に密
封でき、ユーザは必要な部分のみシールをはがして使用
することが可能である。
■一列ごとに取り外し可能な所謂マイクロストリッププ
レートを用いれば、少数の試薬も供給可能であり、ユー
ザは分析対象により測定項目を組合せて使用することが
できる。
例えば緊急検査の組合せキットとしては、GOT,GP
T%LDH,BVN,T−Bitが挙げられる。
これらには、成分の安定化と乾燥粉末飛散防止のため、
5%ほど蔗糖を加えておくと良い。
反応後に添加する溶液がある場合は、別に滴下注入に便
利な小瓶(例えば目薬瓶の形態)に入れて供給すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いうる試薬液の分注装置の概要斜視
図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 試薬液を充填したディスペンサをロボットに装着し、9
    6穴マイクロプレートもしくはマイクロストリッププレ
    ートのウェルに所定量の試薬液を注入し、乾燥、密封す
    ることを特徴とする生化学分析キットの製造方法。
JP5249589A 1989-03-03 1989-03-03 生化学分析キット製造方法 Pending JPH02231569A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000028619A (ja) * 1997-08-01 2000-01-28 Ortho Clinical Diagnostics Inc 異なる内容物のキャリオーバーを防止するための方法及び装置
JP2008519968A (ja) * 2004-11-11 2008-06-12 オルゲンテック・ディアグノスティカ・ゲーエムベーハー 完全に自動化された様式で個々のイムノアッセイを実施するための装置
JP2016205850A (ja) * 2015-04-16 2016-12-08 大日本印刷株式会社 試薬入りマイクロプレートおよびその製造方法
JP2019060895A (ja) * 2018-12-14 2019-04-18 大日本印刷株式会社 試薬入りマイクロプレートおよびその製造方法
JP2020165992A (ja) * 2020-06-26 2020-10-08 大日本印刷株式会社 試薬入りマイクロプレートおよびその製造方法

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