JP3001335U - ディジタル屈折計 - Google Patents

ディジタル屈折計

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JP3001335U
JP3001335U JP1994002345U JP234594U JP3001335U JP 3001335 U JP3001335 U JP 3001335U JP 1994002345 U JP1994002345 U JP 1994002345U JP 234594 U JP234594 U JP 234594U JP 3001335 U JP3001335 U JP 3001335U
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慎一 桑原
進 加藤
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株式会社イーエスアイ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 屈折率を正確に、かつ安定して求めることが
出来、特別の高価な設備を必要とせず、オンライン的な
測定が出来るディジタル屈折計を提供する。また、自動
測定も可能である。 【構成】 試料の液状物質11は基準プリズム18と開
閉自在な蓋体20間に挟持され三者が同一温度で一体化
した状態で測定される。光学検出部1の光源ランプ26
からの光線は基準プリズム18上の液状物質11で反射
し、CCD3に入力される。CCDで光電変換されたア
ナログ検出信号は演算検出部2のCPU5に入力され所
定の演算が行われ屈折率が求められ、そのD/A変換さ
れた値が表示される。また、試料の液状物質11等の恒
温源17により温度コントロールされ、その温度は温度
検出部32を介しCPU5に入力され屈折率の温度補正
が行われる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、液状物質の屈折率を高精度に測定する屈折計に係り、特に、アッベ 式のディジタル屈折計に関する。
【0002】
【従来の技術】
食品産業における各種の液状物,薬品産業における各種の液状薬剤や化学分野 における油脂,各種の液剤等の液状物質の物性の把握およびその品質管理には屈 折計が最適である。液状物質が所望の物性を有するものか否かを求めるには液状 物質の成分を分析したり、その比重を求める手段が上げられる。しかしながら、 前者は極めて多くの時間と特殊な高価な設備や技術を必要とする。また、比重は 物性の代用特性を表示するものとしては粗になりすぎる。そのため、現場的で、 かつ比較的正確な物性を迅速に把握することが出来る屈折計が従来より各方面に おいて広く使用されている。また、例えば、複数の液状物質を混合して所望の液 剤等を製作する場合には、その混合工程における各種の液状物質の特性をオンラ イン的に管理する必要がある。このためには屈折計が便利である。更に、定常的 に製作される液剤の品質管理には取り扱いの便利な屈折計が必要である。
【0003】 図5は従来一般に使用されている屈折計の概要構造を示すものである。図示の ように、光学暗箱10aの上面には基準プリズム18aが表面を露出して配設さ れる。また、基準プリズム18aを覆ってカバ部材44が配設される。なお、カ バ部材44は光学暗箱10aに固定され、その基準プリズム18a側には空間部 45が形成される。カバ部材44には恒温源17aに連結する液状物質入口側口 金15aおよび液状物質出口側口金16aが設けられ、これ等の口金15a,1 6aは空間部45に連通する。一方、光学暗箱10a内には光源ランプ26a、 レンズ27a,干渉フィルタ28a、レンズ46,検出部47が収納される。ま た、検出部47からの検出信号から屈折率を求めて表示する測定表示部48が付 設される。以上の構造により、恒温源17aにより所定温度に温度コントロール された液状物質は液状物質入口側口金15aを介してカバ部材44の空間部45 に導入され基準プリズム18aの表面に接触し、液状物質出口側口金16aから 恒温源17a側に戻入されて循環する。光源ランプ26aからの光線はレンズ2 7aを介して基準プリズム18aに入光され、基準プリズム18aの表面に付着 している液状物質11に係合して反射し、基準プリズム18aおよびレンズ46 を介して検出部47側に入力する。この検出信号は測定表示部48側に送られ屈 折率が求められる。一方、図示していないが手動タイプの屈折計も従来より採用 される。このものはその液状物質を基準プリズムとその蓋体間で保持し、光線を 照射し、屈折率を測定して表示するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
図6は横軸に温度をとり、縦軸に屈折率を表示したものである。すべての液状 物質の屈折率は図示のように温度変化により大きく変化し、高温になるに従って 屈折率は低下する。図5に示すように液状物質11の温度T4,カバ部材44の 温度T1,光学暗箱10aの温度T2,基準プリズム18aの温度T3等は外気等 の温度変化の影響により変化する。そのため、液状物質11の温度は一定ではな い。例えば、サッカロースのような液状物質の場合、温度が1℃変化すると屈折 率は0.1%変化する。液状物質の特性やその品質管理のためには0.1%程度 のオーダで屈折率を正確に把握することが必要である。従って、前記のように液 状物質11の温度が大気等の影響によって変化する屈折計では液状物質11の屈 折率を測定しても何の意味もない。そこで、従来では屈折計全体を恒温室内に収 納することが必要になり極めて不便であり、かつ設備費用が膨大なものになる問 題点があった。また、手動タイプの屈折計の中にはアッベ式の温度変化のしにく い構造のものもあるが、屈折計を手で握っている内に温度変化が生じ、安定した 測定が出来ない問題点があった。
【0005】 本考案は、以上の問題点を解決するもので、安定で高精度な屈折率の測定が出 来ると共に、恒温室等を使用することなく現場的に使用され、かつ特別な測定技 術を必要としないディジタル屈折計を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、以上の目的を達成するために、液状物質に光を照射すると共に屈折 光をキャッチする光学検出部と、当該検出部からのアナログ信号を基にして当該 物質の屈折率を自動演算してディジタル表示する演算操作部とを有する屈折計で あって、前記光学検出部は、前記液状物質を露出表面上に保持すべく光学暗箱の 上面側に固定される基準プリズムと、当該プリズム上に保持された前記液状物質 に着離可能に接触する当接部を有し前記光学暗箱側に開閉自在に支持される蓋体 と、前記光学暗箱内に収納される光源部と、当該光源部から前記液状物質に照射 される光線をCCD側に送る光学系を備えるものからなり、前記演算検出部は、 前記CCDからの検出信号をA/D変換し前記液状物質の屈折率を演算するCP Uと、前記液状物質の温度を検出して前記CPU側に入力する温度検出部と、前 記CPUに係合するROM,RAMおよび操作部と、CPUの演算値をA/D変 換して表示する表示部とを備えてなるディジタル屈折計を構成するものである。 更に、具体的には前記基準プリズムの近傍には、当該プリズムおよび前記蓋体を 一定温度に保持する恒温機構が付設され、前記蓋体の液状物質との当接部が補助 プリズムから形成されることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
基準プリズムの露出表面に被測定物である液状物質が配設される。光学暗箱に 開閉自在に支持されている蓋体を閉止し、蓋体の当接部を液状物質に接触させる 。それにより、液状物質は基準プリズムと蓋体の当接部間で挟持される。アッベ の理論によりこの状態において液状物質と基準プリズムおよび蓋体は同一温度に なり全体として一体的に温度変化する。そのため、蓋体又は基準プリズムの温度 を測定することにより液状物質の温度を正確に知ることが出来る。ある一定温度 状態にある液状物質に光源部から光線を照射すると光学系を介してCCDに屈折 光が入力される。また、温度検出部を蓋体又は基準プリズムに係合させることに より温度の検出信号が発生する。前記CCDおよび温度検出部からの検出信号は CPU内に入力される。CPUにはROM,RAM,E2pROMが係合し、前 記検出信号を基にして屈折率が演算される。この演算された屈折率は表示部によ り表示される。温度変化が生じてもその時における温度がCPU側に直接入力さ れ温度補正が行われるため常に一定で、かつ高精度な屈折率を求めることが出来 る。また、恒温機構を用いて基準プリズム近傍の温度コントロールをすることに より液状物質の温度変化の幅が狭くなり、更に高精度な測定が可能になる。また 、蓋体の当接部に補助プリズムを用いることにより、蓋体と基準プリズムとの密 接性が向上し、更に高精度な測定をすることが出来る。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。図1は本考案の一実施例の 光学検出計を示す構成図、図2は液状物質の屈折率の演算,表示を行う演算操作 部のブロック図、図3は本実施例の光学検出部の側面形状を示す側面図、図4は 図3の上面図、図5は従来の屈折計の構成図、図6は温度と屈折率との関係を示 す線図である。
【0009】 図1および図2に示すように、ディジタル屈折計は大別して光学検出部1と演 算検出部2からなる。光学検出部1は被測定物である液状物質の屈折光をCCD 3を介してアナログ検出信号として発するものであり、演算検出部2は前記アナ ログ検出信号の入力部4とこの入力信号を基にして屈折率を演算するCPU5と その演算値をディジタル表示する表示部6等を有するものからなる。
【0010】 まず、図1乃至図3により光学検出部1の詳細構造を説明する。筐体7にはO リング8を介して試料受け台9が固定される。試料受け台9の下方には密閉箱体 状の光学暗箱10が連結される。試料受け台9には試料である液状物質11の溜 る受け面12と液だまり部13が形成される。また、試料受け台9の内部には液 だまり部13側に連通する通路14が形成される。液状物質入口用口金15およ び液状物質出口用口金16は通路14に連通して試料受け台9上に設けられ、恒 温源17に連結する。液状物質11は試料として受け面12上に供給されると共 に恒温源17から通路14を介して循環供給される。なお、恒温源17等からな る恒温機構は液状物質11の温度を一定値に保持するためのものである。
【0011】 基準プリズム18はその上面を受け面12と一致する位置に露出して試料受け 台9内に固定される。この露出表面19は試料である液状物質11の添付面に相 当する。すなわち、試料である液状物質11は基準プリズムの露出表面19上に 搭載されて配置される。
【0012】 蓋体20は蓋板21,支持台22,取手23および当接部である補助プリズム 24等からなる。支持台22は試料受け台9上に立設して配置され、その上端に は蓋板21の基端部が蝶番25を介して回動自在に連結される。蓋板21の光端 側には補助プリズム24が固定され、その途中には蓋板21を開閉するための取 手23が連結される。なお、本実施例では補助プリズム24は乱反射ガラスから 形成される。蓋板21は閉止状態において補助プリズム24の全面が基準プリズ ム18の露出表面19と当接可能な位置にくるように形成される。すなわち、蓋 板21の閉止状態において液状物質11は基準プリズム18の露出表面19と補 助プリズム24との両者に挟持され、三者は全面接触状態に保持される。
【0013】 光学暗箱10内には光源ランプ26、コンデンサレンズ27、干渉フィルタ2 8、対物レンズ29、表面鏡30およびCCD3等の光学系が収納される。光源 ランプ26からの光線31は図1に示す径路を介してCCD3側に入光される。 CCD3は入光光線に対応するアナログ検出信号を発送する。
【0014】 次に、図2により演算検出部2の概要構成を説明する。演算検出部2は大別し て温度検出部32、入力部4、CPU5、ROM,RAM等の記憶部33、操作 部34および表示部6等からなる。
【0015】 図2に示すように光学検出部1の基準プリズム18には感温素子35が当接係 合して配設される。この感温素子35は温度検出部32と連結する。後に詳説す るが、以上の構造により感温素子35は試料である液状物質11の温度を検出す る。
【0016】 入力部4は、CCD3と温度検出部32と連結する入力ポート36(PPI) と、それ等からのアナログ検出信号をA/D変換するA/D変換器37等からな る。
【0017】 CPU5はA/D変換器37からのディジタル信号を基にして検出温度におけ る試料の液状物質の屈折率を演算する回路が形成されるものである。このソフト ウエアの説明は省略するが明暗の境界曲線を基にした複雑な理論式等により求め られるものである。
【0018】 記憶部33は本実施例ではROM38,RAM39およびE2pROM40等 からなり、CPU5に連結し必要なデータを送る。なお、これ等の説明も省略す る。
【0019】 操作部34はCPU5を操作するもので各スイッチ類およびディジタルスイッ チ類等からなる。
【0020】 表示部6はCPU5で演算した屈折率のディジタル値をD/A変換して表示す るもので出力ポート41(PPI)D/A変換器42およびCRT43等からな る。
【0021】 次に、本実施例の作用を説明する。蓋体20の蓋板21を開放し、基準プリズ ム18の露出表面19上に試料の液状物質11を適量だけ垂らす。次に、蓋板2 1を回動し閉止する。液状物質11は蓋板21の補助プリズム24と基準プリズ ム18の露出表面19間で挟持される。アッベの法則にもあるように、部材が隙 間なく密に一体化すると一体化された部材はすべて同一温度に保持される。この 事から補助プリズム24と試料の液状物質11と基準プリズム18とはすべて同 一の温度になる。従って、例えば基準プリズム18の温度を感温素子35により 測定することにより、その瞬間における試料の温度をオンラインで検知すること が出来る。また、基準プリズム18等を保持する試料受け台9は恒温源17から 液状物質入口用口金15,通路14,液状物質出口用口金16を介して循環する 恒温の液状物質11により一定温度に保持されるため試料の液状物質11の温度 変化を極力低く抑えることが出来る。
【0022】 図1に示すように、光源ランプ26からの光線31はコンデンサレンズ27お よび干渉フィルタ28を介して基準プリズム18に照射され、基準プリズム18 で屈折し試料の液状物質11に当たり補助プリズム24の乱反射プリズムで反射 する。反射光線は基準プリズム18で屈折し対物レンズ29および表面鏡30を 介してCCD3に入光される。CCD3は入光線を光電変換し、アナログ検出信 号にする。このアナログ検出信号は入力ポート(PPI)36に入る。一方、基 準プリズム18に係合して配設された感温素子35からの温度検出値のアナログ 検出信号は温度検出部32を介して入力ポート36に入力される。これ等のアナ ログ検出信号はA/D変換器37でディジタル信号に変換され、CPU5に入力 される。
【0023】 CPU5には前記したように記憶部33および操作部34が連結し、各種の記 憶データおよび操作データが入力される。CPU5はこれ等のデータと前記のデ ィジタル信号を基にして所定の演算を行い屈折率を求める。
【0024】 CPU5で演算された屈折率のディジタル信号は表示部6に送られ出力ポート 41(PPI)を介しD/A変換器42でアナログ信号に変換されて出力される 。CRT43は屈折率を表示する。
【0025】 測定中に試料の液状物質11の温度が変化した場合には、前記したようにその 温度が感温素子35および温度検出部32により検出され、その値がCPUに入 力される。CPUは温度補正を行い正確な屈折率を求めることが出来る。
【0026】 本考案における屈折計は、例えば食品関係では糖液,ジュース,ソフトドリン ク,酒類,醤油,食用油,乳製品,液体調味料、添加物等に適用され、薬品関係 では、リンゲルおよび生理的食塩水等の薬液,液剤,ドリンク剤,香料等に適用 される。また、油脂関係では水素添化物、活性界面剤等に適用され、化学関係で は各種化学薬品,無機塩,有機塩,ニカワ,液状ゴム,メッキ液,製紙用薬剤, 感光剤,漂白剤,マシン油,バッテリ液,クーラント,石油化学製品有機溶媒等 に適用される。勿論、その他の液状物質にも適用される。
【0027】 本考案の実施例では試料の注入,排出,洗浄を半自動で行っているが、コンピ ュータ制御による自動制御を行うようにしてもよい。また、各光学系の結露防止 のため結露防止装置を付設してもよい。また、光学検出部1と演算検出部2は別 体のものでも一体的構造のものでもよい。また、1つの演算検出部2に対し複数 台の光学検出部1を設けるものでもよい。
【0028】
【考案の効果】
本考案によれば、次のような顕著な効果を奏する。 1)試料の液状物質が基準プリズムと蓋体により挟持されるため、これ等が常 に同一温度に保持される。そのため、例えば基準プリズムの温度を検出すること により液状物質の温度がオンライン的に検出される。以上により、高精度の屈折 率の測定が出来る。 2)恒温源からの一定温度の液状物質を基準プリズム等のまわりに循環させる ことにより、試料の温度変化を極力低く抑えることが出来る。これにより、高精 度な測定が出来る。 3)従来技術のように、試料の温度コントロールのために複雑で、かつ高価な 装置,設備を使用する必要がなく、比較的安価に実施出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の光学検出部の構成図。
【図2】本実施例の演算操作部の構成図。
【図3】光学検出部の側面図。
【図4】光学検出部の上面図。
【図5】従来の屈折計の光学検出部の概要構成図。
【図6】温度と屈折率との関係を示す線図。
【符号の説明】
1 光学検出部 2 演算検出部 3 CCD 4 入力部 5 CPU 6 表示部 7 筺体 8 Oリング 9 試料受け台 10 光学暗箱 11 液状物質 12 受け面 13 液だまり部 14 通路 15 液状物質入口用口金 16 液状物質出口用口金 17 恒温源 18 基準プリズム 19 露出表面 20 蓋体 21 蓋板 22 支持台 23 取手 24 補助プリズム 25 蝶番 26 光源ランプ 27 コンデンサレンズ 28 干渉フィルタ 29 対物レンズ 30 表面鏡 31 光線 32 温度検出部 33 記憶部 34 操作部 35 感温素子 36 入力ポート(PPI) 37 A/D変換器 38 ROM 39 RAM 40 E2pROM 41 出力ポート(PPI) 42 D/A変換器 43 CRT

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状物質に光を照射すると共に屈折光を
    キャッチする光学検出部と、当該検出部からのアナログ
    信号を基にして当該物質の屈折率を自動演算してディジ
    タル表示する演算操作部とを有する屈折計であって、前
    記光学検出部は、前記液状物質を露出表面上に保持すべ
    く光学暗箱の上面側に固定される基準プリズムと、当該
    プリズム上に保持された前記液状物質に着離可能に接触
    する当接部を有し前記光学暗箱側に開閉自在に支持され
    る蓋体と、前記光学暗箱内に収納される光源部と、当該
    光源部から前記液状物質に照射される光線をCCD側に
    送る光学系を備えるものからなり、前記演算検出部は、
    前記CCDからの検出信号をA/D変換し前記液状物質
    の屈折率を演算するCPUと、前記液状物質の温度を検
    出して前記CPU側に入力する温度検出部と、前記CP
    Uに係合するROM,RAMおよび操作部と、CPUの
    演算値をA/D変換して表示する表示部とを備えること
    を特徴とするディジタル屈折計。
  2. 【請求項2】 前記基準プリズムの近傍には、当該プリ
    ズムおよび前記蓋体を一定温度に保持する恒温機構が付
    設されてなる請求項1のディジタル屈折計。
  3. 【請求項3】 前記蓋体の液状物質との当接部が補助プ
    リズムから形成されてなる請求項1のディジタル屈折
    計。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010164382A (ja) * 2009-01-14 2010-07-29 Kyoto Electron Mfg Co Ltd 屈折率測定装置
JP2011007787A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Mettler-Toledo Ag 屈折計
JP2014130030A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Omega:Kk 液体の性状の評価方法

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