JPH022314Y2 - - Google Patents

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JPH022314Y2
JPH022314Y2 JP1982038995U JP3899582U JPH022314Y2 JP H022314 Y2 JPH022314 Y2 JP H022314Y2 JP 1982038995 U JP1982038995 U JP 1982038995U JP 3899582 U JP3899582 U JP 3899582U JP H022314 Y2 JPH022314 Y2 JP H022314Y2
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JP
Japan
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shaft
bearing
sealing
pulsator
bearing metal
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JP1982038995U
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JPS58140323U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は洗たく機の洗たく槽内に突出する、パ
ルセータ取付用シヤフトの軸受部のシール構造に
関する。
従来、洗たく槽内にパルセータ取付部を突出し
たシヤフトの軸受部は槽内の水が浸入しないよう
に第1図に示す如きシール構造を施こしていた。
第1図において、1は端部にパルセータ2を固
定したシヤフトで、軸受ホルダ3に回転自在に挿
通されている。4は軸受ホルダ3の端部に形成さ
れた径大部で、その外周部に平面部5が形成され
ている。6は平面部5の補強リブである。7は軸
受ホルダ3とシヤフト1との間に挿入された軸受
メタルである。8はゴム、樹脂等から成るシール
用弾性材でシヤフト1との間に圧入されている。
9はシヤフトに形成された位置決め用突部であ
る。
上述のようなシール構造によれば、シール材8
は径大部4側に固定され、シヤフト1がシール材
8に対して回転することになる。従つてシールの
良・不良はシヤフト1と軸受メタル7との同軸度
シヤフト1表面の粗さ等に関係し、シールを完全
にするためには加工精度、寸法精度の精密さが要
求されるので、加工コストが高くつくという問題
点があつた。
本考案は上記欠点を除去するために成されたも
ので、シヤフトとシール用弾性材との摺接をなく
し、シヤフトの加工精度等が少々粗くても、シー
ルが充分行えるようにしたものである。以下、本
考案の一実施例を第2図に従つて説明する。第2
図において、10は軸受ホルダでその端部に軸受
メタル11が圧入されている。この軸受メタル1
1の鍔部11aは軸受ホルダ10の端面10aと
面一となつている。12はシヤフト1に圧挿入し
たシール用弾性材で、頭部12aがパルセータ2
の下部凹部13に嵌合固定されると共に、スカー
ト部12bの下端が上記軸受メタル11の鍔部1
1a表面に弾接されている。従つて、上記シール
用弾性材12はシヤフト1に実質的に固定されシ
ヤフト1の回転に追随するから、軸受ホルダ10
のシールはスカース部12bと軸受メタル11の
鍔部11aとの接触部で行なわれることになる。
この場合、スカート部12bを軸受ホルダ10の
端面に弾接させずに軸受メタル11の鍔部11a
に弾接させているが、これはシール効果を高める
ためである。即ち、洗たく機における軸受ホルダ
10は一般的にダイカストが多く、ダイカストの
場合にはどうしても表面の仕上げ精度が低くなる
のに対し、軸受メタル11の場合には元来表面の
仕上げ精度が高くなつている為、スカート部12
bを軸受ホルダ10の端面10aに弾接させてシ
ールを行なうものに比べ、軸受メタル11の鍔部
11aに弾接させてシール材する方がより高いシ
ール効果を得ることができる。
又、シール用弾性材12の頭部12aをシヤフ
ト1とパルセータ2間で固定している為、シヤフ
ト1表面の粗さに関係なく頭部12aとシヤフト
1、パルセータ2間のシールも確実に行なわれ
る。
叙上のように、本考案パルセータ取付用シヤフ
トのシール構造によれば、シヤフトとシール用弾
性材とが相対的に摺接しないので、シヤフトと軸
受ホルダとの同軸度やシヤフト表面の粗さがシー
ルに関係せず、シヤフトの寸法精度や加工精度を
緩和することができ、従つてコストダウンを計る
ことができる。しかも、シール用弾性材の頭部を
シヤフトとパルセータ間で固定してスカート部を
元々表面仕上げ精度の高い軸受メタルの鍔部に弾
接させたことにより、シール用弾性材とシヤフ
ト・パルセータ間及びシール用弾性材と軸受ホル
ダ間のシール効果を共に高めることができ、実用
上優れたシール構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来におけるシール構造を示す要部断
面図、第2図は本考案の実施例におけるシール構
造を示す要部断面図である。 1……シヤフト、2……パルセータ、10……
軸受ホルダ、11……軸受メタル、11a……鍔
部、12……シール用弾性材、12a……頭部、
12b……スカート部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 洗濯槽内に突出するパルセータ取付用シヤフト
    の軸受部のシール構造において、 軸受ホルダに軸受メタルを圧入保持させ、この
    軸受メタルにパルセータ取付用のシヤフトを回転
    自在に挿通し、 この軸受メタルの一端に上記軸受ホルダの端面
    と面一となる鍔部を形成するする一方、頭部と裾
    広がりのスカート部を有するシール用弾性材を備
    え、このシール用弾性材の頭部をシヤフトとパル
    セータ間で固定してスカート部の下端を軸受メタ
    ルの鍔部に弾接させたことを特徴とする洗たく機
    における軸受部のシール構造。
JP3899582U 1982-03-18 1982-03-18 洗たく機における軸受部のシール構造 Granted JPS58140323U (ja)

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JPS58140323U JPS58140323U (ja) 1983-09-21
JPH022314Y2 true JPH022314Y2 (ja) 1990-01-19

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4844987A (ja) * 1971-10-06 1973-06-27

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5721672Y2 (ja) * 1978-01-25 1982-05-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4844987A (ja) * 1971-10-06 1973-06-27

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JPS58140323U (ja) 1983-09-21

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