JPH02231132A - 脱臭化粧シート - Google Patents

脱臭化粧シート

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JPH02231132A
JPH02231132A JP5210989A JP5210989A JPH02231132A JP H02231132 A JPH02231132 A JP H02231132A JP 5210989 A JP5210989 A JP 5210989A JP 5210989 A JP5210989 A JP 5210989A JP H02231132 A JPH02231132 A JP H02231132A
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JP
Japan
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layer
foamed resin
deodorizing
resin layer
gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP5210989A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Nezu
義昭 根津
Taiji Ishii
泰司 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP5210989A priority Critical patent/JPH02231132A/ja
Publication of JPH02231132A publication Critical patent/JPH02231132A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、建築物の壁面仕上げ等に用い墨、脱臭機能
を有する化粧シートに関するものである.〔従来の技術
及び問題点〕 従来、建築物の壁面仕上げ等に用いる脱臭機能を有する
化粧シートには、■脱臭剤を発泡樹脂中に混練させて形
成したもの、■化粧シート表面に脱臭剤層を設けたもの
、■二枚の、最低どちらが一方に通気性を有するシート
の間に、粉末あるいは顆粒状の脱臭剤を挟みこんで形成
したもの、等がある.これら従来の脱臭化粧シートは、
■の場合には脱臭剤が外気と触れにくいため、脱臭機能
が低い、■の場合には脱臭剤層が剥き出しのため、保管
時あるいは使用状態においても、脱臭剤が剥離しやすく
脱臭機能の低下をもたらす、■の場合には加工が複雑で
難しく、コストも高くなる、という欠点をそれぞれ有し
ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
この発明の目的は、建築物の壁面仕上げ材等として用い
られる脱臭化粧シートにおいて、前記従来のものの欠点
を解消し、含有される脱臭剤が外気とよく触れて脱臭機
能が高く、脱臭剤が剥離しないので脱臭機能の低下する
ことがなく、しかも簡単な加工で容易に安いコストで製
造することができ、かつ意匠的にもすぐれた脱臭化粧シ
ートを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、脱臭剤を含有する基村上に通気性を有する
発泡樹脂層を設けたことを特徴とする脱臭化粧シートで
ある。また発泡樹脂層は機械発泡による通気性発泡樹脂
層であり、あるいは発泡表面を有する盛り上げ発泡によ
る通気性発泡樹脂層である.前記基材表面、凹凸発泡表
面を有さない通気性発泡樹脂層表面のうち少なくとも一
面に、柄模様層あるいはべた塗り層を設けたもの、また
は基材表面に柄模様層あるいはべた塗り層、さらに前記
凹凸発泡表面を有さない通気性発泡樹脂層表面に柄模様
層あるいはべたぬり層を設けた通気性シートをラミネー
トした脱臭化粧シートである。
前記基材としては紙、布、アスベスト紙、その他の材料
が用いられ、枝葉状のもの、連続した巻取り状のもの等
がある。防火性能を高めるため難燃処理を施したものが
通常用いられる。
基材に含存する脱臭剤としては化学反応により脱臭する
ものや、中和機能により脱臭するもの、例えばグイムシ
ュー(大日晴化製品)、U−man(ユーマン製品)、
フレッシュシライマツ(白井松新薬製品)等が用いられ
、基材に含浸又は塗布により含有させる。このため脱臭
剤は液体状のものが望ましい。基材に含浸させる場合は
30〜45g/nf程度、塗布する場合は3〜15g/
 rIf程度がよい。
前記通気性発泡樹脂としては発泡樹脂層を通して空気が
、透過しうる性能を有する構造・組成のものを使用する
。特に、望ましいのは、連続気泡、即ち、発泡樹脂層の
片方の表面の開花部から他方の表面の開札部へ連続した
経路を持った細胞状発泡である。これは、化学発泡のも
のも用いることができるが、機械発泡によるものの方が
好ましく、これは起泡剤を熱可塑性樹脂中に混練し、羽
根部が遊足運動により、各材料の撹拌、混合分敗を行な
うプラネタリーミキサーあるいはペーストゾルに空気を
定量混合させ均一な気泡を連続的に作る発泡機等の泡立
て器により撹拌して発泡させた空気泡を保持しているも
ので、化学発泡によるものに比べ多くの気泡が存在し、
尚且つ、隣接する気泡間の壁面に両気泡を連結する開孔
が存在するという特徴を有する。
前記通気性発泡梼脂として用いられる樹脂としては、汎
用性が高いことから主としてポリ塩化ビニル樹脂が用い
られるが、他の発泡性樹脂、例えば、アクリル樹脂、ポ
リウレタン樹脂等を用いるともできる.これらの樹脂に
適宜充填剤、可塑剤、熱安定剤等を適宜に配合する. 基材表面に発泡樹脂層を設ける方法は、ナイフコーター
の他、コンマコーター等従来公知のコーターを用いて、
厚さ500〜1000μに塗布する.盛り上げ発泡はミ
ルクスリーン版や深彫のグラビア版で高発泡ペーストゾ
ルを基材に印刷して加熱発泡させるもので、出来上がっ
た発泡層は、極端に厚い凸部と、極端に薄い、ほとんど
スキン層のみの凹部とが形成されている. 前記基材表面、発泡樹脂層表面、及び通気性シート表面
に柄模様層あるいはべた塗り層を設ける方法としては、
印刷、塗布、その他従来公知の適宜方法を用いることが
できるが、樹脂含浸特性を考慮すると、塗布量の少ない
グラビア印刷法を用いるのが有利である。
機械発泡による発泡樹脂層表面にラミネートされる通気
性シートは、表面の意匠性を向上させるためのものであ
って、発泡樹脂表面への熱ラミネ−ト及び後にエンボス
加工することを考慮すると、不織布、特に熱可塑性樹脂
とパルブとの混紗物であることが好ましいが、パルプ繊
維、無機質繊維、ポリエチレン、ボリプロビレン、塩化
ビニル、和紙等の紙、その他でもよい。厚み、大きさは
特にこだわらないが、20〜10g/rd<らいが好ま
しい。
通気性シートを熱融着、ドライラミネート、ウェットラ
ミネート等の手法によりラミネートさせる.但し、熱融
着の場合には、必要以上の熱圧を加えて、気泡の消失や
連続気泡の独立気泡化が起こらないよう加工条件を選ぶ
必要があり、発泡樹脂層の加熱温度は樹脂の溶融温度以
下とする.又、ウエットラミネート、ドライラミネート
の場合には、接着剤層が通気性を遮蔽しないように接着
剤を前面塗工せず、点状等のパターンで部分的に塗工し
たり、あるいは、接着剤を機械的に攪拌したり、発泡剤
を添加したりして、接着剤層が連続気泡を含有するよう
にしたりすることが必要である.又通気性シートに印刷
模様を施す場合には、あらかじめ、印刷模様を施してお
いた通気性シートをラミネートさせる。
エンボス加工により凹凸をつける場合は、通気性シート
をラミネートさせた後に公知の方法にて熱エンポス加工
する。この場合、熱圧で気泡が消失したり、連続気泡が
独立気泡化することのないように、熱圧の条件を選ぶ必
要がある。発泡樹脂層の加熱度は樹脂の溶融温度以下と
する必要がある。
〔作 用〕
この発明の脱臭化粧シートは、脱臭剤を含有する基村上
に通気性の発泡樹脂層を設けたので、脱臭剤の外気との
接触が良好で、脱臭剤の剥離の恐れもなく、加工も容易
である。又、盛り上げ発泡には基材表面、機械発泡、連
泡を有する化学発泡には通気性発泡樹脂層表面に柄模様
層あるいはべた塗り層を設け、さらに、機械発泡、化学
発泡の場合には通気性シートのラミネートや、エンボス
加工を施せば、意匠的にもすぐれたものが得.られる。
〔実施例〕
以下にこの発明の脱臭化粧シートに関する実施例につい
て詳述する。
[実施例l] まず、難燃紙70NRD(興人)に、脱臭剤としてグイ
ムシュー0−300(大日精化)を10g/+rf塗布
し、基材1を構成する。前記基材1上に、機械発泡によ
る発泡層2を設ける。レジンペーストの配合は以下の通
りである。
重量部 ポリ塩化ビニルレジン131A (日本ゼオン)70充
填剤 ホワイトンーH 起泡剤 SH1250(東レ シリコーン)   4熱
安定剤 MARK666(7デカ・アーガス)2以上の
各材料のうちDOP20重量部、SH12504重量部
を除くすべてを混合し、均一になるまで撹拌する。均一
になったら残りのDOPを加え、さらにSH1250を
加えて、15分間攪拌し起泡させる。このようにしてで
きた塩ビペーストゾルを前記基村上にナイフコーターに
より800μ厚さに塗布し発泡層を形成する。次いで、
発泡樹脂層表面に、グラビア印刷により柄模様層あるい
はべた塗り層を設け、次いで発泡樹脂層表面に、グラビ
ア印刷により柄模様層あるいはべた塗り層を設けた30
g/ rdの塩ビパルプ混紗不織布をラミネートする.
さらに不織布上にエンボス加工を施す。
[実施例2] 実施例1の場合と同様の基材1上に、盛り上げ発泡によ
る発泡樹脂層2゜を設ける。レジンペーストの配合は以
下の通りである。
重量部 ポリ塩化ビニルレジンR731(T O S O H)
  100発泡剤 AZS    (大塚化学)   
  5可塑剤 DOP              5
00−130    (三菱化成ビニル)  1以上の
材料をよく混合し、深彫のグラビア版にて高発泡ペース
トゾルを基材上に印刷し、210゜C,50秒間加熱し
発泡させる。このようにしてできた発泡樹脂は、発泡に
よる盛り上がり部分の厚さが1200μ,薄い部分はほ
とんどスキン層のみに形成されている。
〔発明の効果] 以上述べたように、この発明の脱臭化粧シートは、脱臭
剤を含有する基材上に通気性の発泡樹脂層を設けたので
、脱臭剤の外気との接触が良好で、脱臭剤の剥離の恐れ
もなく、加工も容易である。
又、この発明の脱臭化粧シートのように、脱臭剤を含有
する基材上に通気性発泡樹脂層として、機械発泡又は連
泡を存する化学発泡による発泡樹脂層、あるいは盛り上
げ発泡による発泡樹脂層を設けた場合には、機械発泡又
は連泡を有する化学発泡のものは気泡が多く存在するの
で透気性がよく、従って基材中の脱臭剤がよく外気と触
れることができ、高い脱臭効果が得られる。さらに機械
発泡、連泡を有する化学発泡の場合には、通気性発泡樹
脂層表面に柄模様層あるいはべた塗り層を設けた場合、
柄模様層あるいはべた塗り層を有する不織布をラミネー
トした場合、エンボス加工を施した場合、及び盛り上げ
発泡の場合には基材表面への柄印刷、又はべた塗り層を
設ける他にその表面の凹凸自体によっても、高い意匠効
果を得ることができる.そして加工も簡単でコストも低
いという経済上の効果も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は基村上に凹凸発泡表面を有さない発泡樹脂層を
設けた脱臭化粧シートの断面図一第2図は基材上に凹凸
発泡表面を有する発泡樹脂層を設けた脱臭化粧シートの
断面図、第3図■,■は基材表面に柄模様層を設けたも
のの断面図、第4図は発泡樹脂層表面に柄模様層を設け
たものの断面図、第5図は発泡樹脂層上に通気性シート
をラミネートしたものの断面図、第6図は通気性シート
表面に柄模様層を設けたものの断面図、第7図はエンボ
ス加工を施したものの断面説明図である。 1・・・基材、2,2“・・・発泡樹脂層、3・・・模
様層、4・・・通気性シート、5・・・エンボス加工部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、脱臭剤を含有する基材上に通気性発泡樹脂層を設け
    たことを特徴とする脱臭化粧シート。 2、通気性発泡樹脂が機械発泡による発泡樹脂であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の脱臭化粧シート。 3、基材表面、発泡樹脂層表面のうち少なくとも一面に
    、柄模様層あるいはべた塗り層を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の脱臭化粧シート。 4、発泡樹脂層表面に、柄模様層あるいはべた塗り層を
    設けた通気性シートをラミネートしたことを特徴とする
    請求項3記載の脱臭化粧シート。
JP5210989A 1989-03-06 1989-03-06 脱臭化粧シート Pending JPH02231132A (ja)

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JP5210989A JPH02231132A (ja) 1989-03-06 1989-03-06 脱臭化粧シート

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JP (1) JPH02231132A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0564550A (ja) * 1991-01-25 1993-03-19 Snow Brand Milk Prod Co Ltd ホエー蛋白質含有溶液、それを用いたホエー蛋白質ゲル化物、ホエー蛋白質粉末及び加工食品
JPH0622262U (ja) * 1992-08-10 1994-03-22 日本フィルム株式会社 クリーニング済衣服用カバー
JP2000117868A (ja) * 1998-10-19 2000-04-25 Toppan Printing Co Ltd 化粧フォームシート

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0564550A (ja) * 1991-01-25 1993-03-19 Snow Brand Milk Prod Co Ltd ホエー蛋白質含有溶液、それを用いたホエー蛋白質ゲル化物、ホエー蛋白質粉末及び加工食品
JPH0622262U (ja) * 1992-08-10 1994-03-22 日本フィルム株式会社 クリーニング済衣服用カバー
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