JPH0223018Y2 - - Google Patents

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JPH0223018Y2
JPH0223018Y2 JP1983142724U JP14272483U JPH0223018Y2 JP H0223018 Y2 JPH0223018 Y2 JP H0223018Y2 JP 1983142724 U JP1983142724 U JP 1983142724U JP 14272483 U JP14272483 U JP 14272483U JP H0223018 Y2 JPH0223018 Y2 JP H0223018Y2
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JP
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cord
plug
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clamp
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JP1983142724U
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、先端にプラグが連結されたコードを
容易に処理できるようにしたコード付き電気器具
に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
例えばあたたかい調理物を保温したり、又はパ
ン等を加温する保温器等においては、器具本体に
接続されたコードは、このコードに取付けたコー
ドバンドにより束ねて処理されるようになつてい
る。
しかし、これでは束ねられたコードがぶら下が
るため、器具本体の持ち運びや格納時等におい
て、束ねられたコードが邪魔となり易いという不
便があつた。
また、他の例として、器具本体の底面にプラグ
を着脱自在に嵌込み保持する保持部を設けて、コ
ードを上記底面に突設した4本の脚に巻付けてか
ら、プラグを保持部に嵌込んで、コードを処理す
るようにした電気器具が知られている。
しかし、この場合にはコードの脚への巻付けの
度に、コードの器具本体への接続部等に可成りの
大きさの引張りが加わるため、長い使用の間にコ
ードが断線等を生じ易い。これとともに、コード
を脚に強く巻付けない場合には、コードが容易に
脚より抜ける不具合がある。しかも、コードの脚
に対する巻付け方およびコードの引張り方等の加
減によつて、コード先端のプラグの位置が様々に
異なる。このことから、プラグを保持部に対して
丁度具合よく嵌込むことができず、脚へのコード
の巻き直しを余儀なくされる場合が多々あつた。
〔考案の目的〕
したがつて本考案の目的は、上記従来の諸不具
合をいずれも解消して容易にコードを処理できる
とともに、コード処理した状態での外観が良く、
かつ構造が簡単なコード付き電気器具を提供する
ことにある。
〔考案の概要〕
本考案のコード付き電気器具は、合成樹脂製の
器具本体はその外底面にこの外底面の周部を残し
て取付けられた底蓋を有し、この底蓋の周囲に位
置する上記器具本体の外底面に、上記プラグが着
脱自在に保持されるプラグ保持手段を設けるとと
もに、束ねられた上記コードを着脱自在に保持す
るコード保持手段を夫々設け、上記プラグ保持手
段を、上記器具本体の外底面から一体に突設され
た弾性変形可能で、かつ相互間に上記プラグを挟
持する一対の相対向する板部で形成し、上記コー
ド保持手段を、係合部を有して上記底蓋の周囲に
位置する上記器具本体の外底面に回動自在に取付
けられたとい状のコードクランプと、上記器具本
体の外底面に一体に突設されるとともに上記係合
部が掛脱自在なクランプ受けとから形成し、か
つ、上記コードクランプはその両端に突設された
一対の枢軸を有し、これら枢軸が、上記器具本体
の底蓋縁部が重なる部分に一体に形成されて上記
枢軸が嵌め込まれる一対の枢支溝と、これら枢支
溝の下面開口を塞ぐ上記底蓋とで上記外底面に回
動可能に取付けられていることを特徴とする。
この特徴を有するコード付き電気器具によれ
ば、コードおよびプラグを夫々コード保持手段お
よびプラグ保持手段により器具本体の外底面に保
持して、コード処理を行える。このため、コード
およびプラグが器具本体よりぶら下がることがな
くなり、器具本体の持ち運びや収納等を容易に行
える。そして、コードは束ねられてコード保持手
段により器具本体に保持されるから、コード処理
に当つてこのコードを強く引張る必要がなく、し
たがつてコードの断線を防止できる。これととも
にコードを脚等に巻く必要がないので、コードの
保持が確実であり、しかもコードを束ねて保持す
るから先端のプラグの位置の自由度がきわめて高
く、プラグをプラグ保持手段をなす一対の板部間
に嵌め込むことにより、容易に器具本体の外底面
に保持できるとともに、コードの束ねた部分はと
い状のコードプラグで覆つて、このクランプの係
合部をクランプ受けに掛合させることにより、容
易に器具本体の外底面に保持できる。そして、以
上のようにしてコードを器具本体の外底面に保持
するから、体裁良くコード処理を行うことができ
る。また、プラグ保持手段をなす一対の板部、お
よびコード保持手段のクランプ受けは、器具本体
と一体であり、そし、コード保持手段のコードク
ランプは、器具本体の底面に取付けられる底蓋を
利用して回動自在に取付けられているから、コー
ド処理の構造が簡単である。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図から第4図を
参照して説明する。
図中1は合成樹脂製の器具本体で、底部には複
数本の脚2が一体に突設されているとともに、金
属製の底蓋3が取付けられている。底蓋3の取付
けは、底部開口に設けた蓋受け突部4とこれから
僅かに離れて設けた舌片5との間に、底蓋3の一
端縁を差込み保持させ、次いで底蓋3の周縁を蓋
受け突部4に重ねた後、底蓋3の他端縁を蓋受け
突部4にねじ6で止めて、行うようになつてい
る。
器具本体1にはステンレス板等からなる加熱皿
7が取付けられている。この加熱皿7の底部中央
には水溜め部8が形成されている。さらに、器具
本体1内には、水溜め部8の裏面に接して平板状
のヒータ装置9が設けられているとともに、サー
モスタツト10および温度ヒユーズ11を取付け
た回路基板12が設けられている。なお、図中1
3はねじ14により器具本体1内に固定した支持
体で、これには上記装置9が移動可能に支持され
ているとともに、この装置9を押上げる板ばね1
3aが取付けられている。また、9aは上記装置
9と一体の基板支持部である。
そして、器具本体1には上記ヒータ装置等9の
電気部品に一端が連結されるコード15が接続さ
れている。このコード15の他端には図示しない
コンセントに差込み接続されるプラグ16が連結
されているとともに、コード15の器具本体1か
らの導出部にはコードプロテクタ17が取付けら
れている。コードプロテクタ17は、上記底部開
口に連なる取付溝部に、底部開口側から差込まれ
て、上記底蓋3により底部開口側への抜出しを防
止されるようにして、器具本体1に支持されてい
る。
上記プラグ16は、器具本体1の外底面に設け
たプラグ保持手段18に、着脱自在に保持される
ようになつている。この保持手段18は、例えば
器具本体1の外底面に一体に突設された板部とし
ての底部開口突縁19、および板部20、並びに
これらの間に設けたテーパ状の一対の突起21に
より形成されている。底部開口突縁19と板部2
0との間隔は、プラグ16の最大幅より僅かに小
さく形成されているとともに、突起21間の間隔
はプラグ16の括れ部の幅より僅かに小さく形成
されている。したがつて、プラグ16はプラグ保
持手段18の弾性変形を伴つて、この手段18に
対し着脱されるものである。
さらに、コード15は器具本体1の外底面に設
けたコード保持手段22に、束ねられて着脱自在
に保持されるようになつている。この保持手段2
2は、器具本体1の外底面に回動自在に取付けた
とい状のコードクランプ23と、上記外底面に一
体に設けられコードクランプ23の係合部23a
が掛合するクランプ受け24とから形成されてい
る。コードクランプ23は器具本体1の外底面と
対向するコ字状部分を有しており、この部分と上
記外底面との間に束ねたコード15を保持するよ
うになつている。コードクランプ23は自身およ
びクランプ受け24の弾性変形によつて、クラン
プ受け24に掛脱自在である。コードクランプ2
3の器具本体1への取付けは、第4図に示したよ
うに上記底部開口の縁に対向して設けた枢支溝2
5に、コードクランプ23に一体に設けた一対の
枢軸26を夫々嵌め込んだ後、上記底蓋3の取付
けにより枢軸26の枢支溝25からの抜けを防止
して、行われている。したがつて、コードクラン
プ23の取付けが簡単である。
また、上記加熱皿7の底部上には金属薄板から
なる被保温物載せ板27が着脱自在に載置されて
いる。この載せ板27は多数の通孔28を有して
いると共に、その上面にパンや温かい調理物等を
載せるようになつている。
さらに、上記器具本体1には透視可能な合成樹
脂等からなる蓋29が着脱自在に被されている。
なお、図中30は器具本体1と一体の取手、31
は両端を器具本体1に枢着したコ字状の持ち運び
用のハンドルである。
以上の構造の保温器は、水溜め部8に少量の水
を入れるとともに、載せ板27上にパン等の被保
温物を載せ、次に蓋29を被せた状態にしてか
ら、コード15を介してヒータ装置9等の電気部
品に通電して、使用される。
そして、この使用後にコード15を処理するに
は、まず第1図に示すようにコード15を適当に
束ねた後、この束ねた部分をコード保持手段22
で器具本体1の外底面に保持する。この場合、コ
ードクランプ23が開いた所へコード15の束ね
られた部位を配置して、コードクランプ23に上
記部位を収めるようにして、このクランプ23を
クランプ受け24に掛合させればよい。次に、コ
ード15の先端のプラグ16をプラグ保持手段1
8により器具本体1の外底面に保持する。この場
合、プラグ16は底部開口突縁19と板部20と
の間および突起21間に嵌込めばよい。以上でコ
ード15の処理が完了される。
なお、コード15およびプラグ16の保持を解
除するには、いずれを先に外して行つても差支え
ない。
また、上記一実施例は以上のように構成した
が、本考案の実施に当つては、考案の要旨に反し
ない限り、器具本体、コード、プラグ、プラグ保
持手段、コード保持手段等の具体的な構造、形
状、位置等は、上記一実施例に制約されることな
く、種々の態様に構成して実施できるとともに、
本考案は保温器のみにその実施を限られないこと
は勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明した本考案は上記実用新案登録請求の
範囲に記載の構成を要旨とするから、コードを束
ねてコード保持手段により器具本体に保持できる
とともに、コードに連結されたプラグもプラグ保
持手段により器具本体の外底面に保持できる。し
たがつて、本考案によれば、コードを引張つて処
理する必要がなくコードの断線を防心できるとと
もに、プラグの位置の自由度が高まりプラグを容
易に保持でき、しかもコードおよびプラグが器具
本体から外れることも防止できるとともに、これ
らがぶら下がらないために、器具の持ち運びや格
納時等の邪魔となることがない。そして、器具本
体の同一面でコード処理ができるとともに、プラ
グは一対の板部間に押し込むことにより保持で
き、かつ、コードの束ねた部分はコードクランプ
で覆つて、その係合部をクランプ受けに掛合させ
ることで保持できるから、コード処理が容易であ
る。また、一対の板部およびクランプ受けは器具
本体と一体であるとともに、コードクランプの器
具本体への取付けは、器具本体の底板を利用する
から、極めて少ない部品点数によりコード処理が
でき、その構成が簡単であるとともに、処理され
たコードは器具本体の外底面に保持されるので、
コード処理状態での外観が良い等の効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本考案の一実施例を示し、
第1図は分解斜視図、第2図は断面図、第3図は
底面図、第4図はコード保持手段の分解斜視図で
ある。 1……器具本体、15……コード、16……プ
ラグ、18……プラグ保持手段、19……底部開
口突縁、20……板部、21……突起、22……
コード保持手段、23……コードクランプ、24
……クランプ受け、2……脚、3……底蓋、23
a……係合部、25……枢支溝、26……枢軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外底面に脚が突設された合成樹脂製の器具本体
    を備え、この本体に先端にプラグが連結されたコ
    ードを接続したコード付き電気器具において、 上記器具本体はその外底面にこの外底面の周部
    を残して取付けられた底蓋を有し、この底蓋の周
    囲に位置する上記器具本体の外底面に、上記プラ
    グが着脱自在に保持されるプラグ保持手段を設け
    るとともに、束ねられた上記コードを着脱自在に
    保持するコード保持手段を夫々設け、 上記プラグ保持手段を、上記器具本体の外底面
    から一体に突設された弾性変形可能で、かつ相互
    間に上記プラグを挟持する一対の相対向する板部
    で形成し、 上記コード保持手段を、係合部を有して上記底
    蓋の周囲に位置する上記器具本体の外底面に回動
    自在に取付けられたとい状のコードクランプと、
    上記器具本体の外底面に一体に突設されるととも
    に上記係合部が掛脱自在なクランプ受けとから形
    成し、 かつ、上記コードクランプはその両端に突設さ
    れた一対の枢軸を有し、これら枢軸が、上記器具
    本体の底蓋縁部が重なる部分に一体に形成されて
    上記枢軸が嵌め込まれる一対の枢支溝と、これら
    枢支溝の下面開口を塞ぐ上記底蓋とで上記外底面
    に回動可能に取付けられていることを特徴とする
    コード付き電気器具。
JP14272483U 1983-09-14 1983-09-14 コ−ド付き電気器具 Granted JPS6049678U (ja)

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JP14272483U JPS6049678U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 コ−ド付き電気器具

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Publication Number Publication Date
JPS6049678U JPS6049678U (ja) 1985-04-08
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4112358Y1 (ja) * 1964-12-10 1966-06-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4112358Y1 (ja) * 1964-12-10 1966-06-10

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