JPH02230128A - 液晶表示素子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、表示デバイスに利用するアクティブ素子を有
した液晶表示素子に関するものである。

従来の技術 近年、アクティブ素子を利用した液晶表示デバイスはポ
ケットテレビまたは情報端末として利用されるようにな
ってきた。

以下に従来の液晶表示素子について説明する。

第２図は従来の反射型液晶表示デバイスの断面斜視図で
ある．１は絶縁基板、２はソース電極、３はゲート電極
、４はスイッチング素子、５は画素電極、６は液晶層、
７はブラックマトリックス、８は共通電掻、９は対向絶
縁基板である。

以上のように構成された液晶表示素子について、以下そ
の動作について説明する。

ゲート電極３に電圧が印加されスイッチング素子４がオ
ン状態になるとソース電極２の信号電流が画素電極５へ
と流れる。これにより、画素電極５上部に設けられた液
晶６を駆動させて光をスイッチングし、画素間でコント
ラストを取ることによって画像を得る。通常、画素間の
コン１−ラストを引き立たせるために対向絶縁基板９に
ブラックマトリックス７を設けてある。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、ソース電極に信号が加わり、この電界が
液晶側に加わりブラックマトリックスの下部に位置する
液晶が駆動し、さらに、画素電極側にもこの電界が漏れ
るため画素表示状態に影響を及ぼす。特に、画素の表示
が黒の状態で、かつ、ブラックマトリックス部分の液晶
の状態が白となる場合、光がブラックマトリックスの端
部から画素内に漏れる現象が起こる。これは、画像の、
コントラストの低下をきたすという欠点を有していた。

本発明は上記の問題点を解決するものでディスプレイ画
面のコントラストの低丁を解消することのできる液晶表
示素子を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 この目的を解決するために本発明の液晶表示素子は、対
向基板として、共通電極とブラックマトリンクスの眉間
にこれらを電気的に分離するための絶縁層を有しており
、スイッチング素子群を具備した基板のソース信号線上
に位置する前記ブラックマトリックスの部分を各線ごと
に独立に金属で形成し、ソース電極に加わる信号に比例
した信号が相対するブラックマトリックスの電極に印加
する構成となっている。

作用 この構成によって、ソース電極とこれに相対するブラッ
クマトリックスの電位が等しくなり、ブラックマトリッ
クスの下部に位置する液晶に電圧が印加されることがな
く、ブラックマトリックスの端部から画素電極に光が漏
れることを抑えることができる。したがって、表示にお
けるコントラストの低下を軽減できる。

実施例 以下本発明の一実施例の液晶表示素子について、図面を
参照しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例における液晶表示素子の断面
斜視図である．１１は絶縁基板としてガラス基板、１２
はソース電極、１３はゲート電極、１４はスイッチング
素子として非品質シリコンを用いた薄膜トランジスタ、
１５は画素電極としてインジウム・すず酸化膜（ＩＴＯ
）、１６は液晶層、ｌ７は対向ゲートブラックマトリッ
クス、１８は共通電掻としてＩＴＯ、１９は対向絶縁基
板としてガラス基板、２０は絶縁層としてポリイミド、
２工はソースブラックマトリックス、２２はコンタクト
電極である。

以上のように構成された液晶表示素子について、その動
作は従来例の動作と同様である。

なお、本実施例は透過型の液晶表示素子であるが、本発
明のブラックマトリックスの構成は反射型液晶表示素子
に用いてもよい。

したがって、本実施例によれば、この構成によって、ソ
ース電極とこれに相対するブラックマトリックスの電位
が等しくなり、ブラックマトリックスの下部に位置する
液晶に電圧が印加されることがなく、ブラックマトリッ
クスの端部から画素電極に光が漏れることを抑えること
ができる。したがって、表示におけるコントラストの低
下を軽減できる。

発明の効果 以上のように本発明は液晶表示素子において、，共通電
極と画素電極を囲うブラックマトリ，７クスとこれらの
眉間にこれらを電気的に分離するための絶縁層を有して
いる基板とで構成し、スイッチング素子群を具備した基
板のソース信号線上に位置する前記ブラックマトリック
スの部分を各線ごとに独立に金属で形成し、前記ソース
電極に加わる信号に比例した信号が、相対する前記ブラ
ックマトリックスの電極に印加できるように、適当な抵
抗をもった接続電極を設けることによって、ソース電極
とこれに相対するブラックマトリックスの電位が等しく
なり、ブラックマトリックスの下部に位置する液晶に電
圧が印加されることがなく，、ブラックマトリックスの
端部から画素電極に光が漏れることを抑えることができ
る。したがって、表示におけるコントラストの低下を軽
減できる液晶表示素子を実現できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における液晶表示素子の断面
斜視図、第２図は従来の液晶表示素子における断面斜視
図である。 １７・・・・・・対向ゲートブラックマトリックス、１
８・・・・・・ＩＴＯ、２０・−・・・・ポリイミド、
２１・・・・・・ソースブラックマトリックス、２２・
・・・・・コンタクト電極。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）液晶を表示させるためにマトリックス上に配列さ
   れている画素電極群と、前記画素電極に信号を供給する
   ためのスイッチング素子群とを具備した基板と、液晶を
   介して一定の間隔を有して前記基板と対向し、共通電極
   と前記画素電極を囲うブラックマトリックスと前記共通
   電極と前記ブラックマトリックスの層間にこれらを電気
   的に分離するための絶縁層を有している基板とで構成さ
   れ、前記スイッチング素子群を具備した基板のソース信
   号線上に位置する前記ブラックマトリックスの部分を各
   線ごとに独立に金属で形成し、前記ソース電極に加わる
   信号に比例した信号が、相対する前記ブラックマトリッ
   クスの電極に印加できるように、適当な抵抗をもった接
   続電極を有することを特徴とする液晶表示素子。
2. （２）スイッチング素子が各画素に複数形成されている
   ことを特徴とする請求項（１）記載の液晶表示素子。
3. （３）画素電極群の各表示画素に補助容量が形成されて
   いることを特徴とする請求項（１）記載の液晶表示素子
   。
4. （４）スイッチング素子が薄膜トランジスタ、非線形素
   子、ダイオードで形成されていることを特徴とする請求
   項（１）記載の液晶表示素子。