JPH02229746A - セメント用添加剤 - Google Patents

セメント用添加剤

Info

Publication number
JPH02229746A
JPH02229746A JP5123789A JP5123789A JPH02229746A JP H02229746 A JPH02229746 A JP H02229746A JP 5123789 A JP5123789 A JP 5123789A JP 5123789 A JP5123789 A JP 5123789A JP H02229746 A JPH02229746 A JP H02229746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cement
parts
mixture
additive
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5123789A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Yasumura
安村 二郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Idemitsu Petrochemical Co Ltd filed Critical Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Priority to JP5123789A priority Critical patent/JPH02229746A/ja
Publication of JPH02229746A publication Critical patent/JPH02229746A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はセメント用添加剤に関し、さらに詳しく言う
と,セメント配合物に優れた流動性を付与し、この流動
性を長時間にわたって一定に持続させることができると
共に、たとえばコンクリート等のセメント配合物の硬化
後における機械的強度を高めることのできるセメント用
添加剤に関する. [従来技術および発明が解決しようとする課題]従来,
セメントペースト、モルタルまたはコンクリート等を配
合したセメント配合物においては、セメント粒子の凝集
力が強いので、セメントの硬化に必要な単位水量では作
業性の良いセメント配合物を得ることができなかった.
そこで、セメント配合物の作業性を改善するために、硬
化に必要な単位水量以上の水を使用しなければならなか
った. しかし、単純に水量を増加するだけではセメント配合物
の硬化後における強度の低下を招くので、同一強度を得
るためには単位セメント量を増加させなければならなか
った.ところが,単位セメント量を増加すると、硬化発
熱量が増大するので,ひび割れが発生し易くなるという
不都合があった. また、セメント配合物は、各材料を配合した後,ミキサ
ー車等により打設現場まで運搬されることが多いのであ
るが、輸送距離の遠近や交通渋滞の程度などによって運
搬に要する時間が変動するのが常である.このため,打
設現場においては輸送されるロフト毎にセメント配合物
の流動性が異なることになり、一定の施工性を得ること
が困難な状況であった.さらに、セメント配合物をポン
プで圧送している際に、何らかの事情で圧送を中断し、
その後に再び圧送する場合には,配管中のセメント配合
物の流動性が低下しているので、再開後の圧送圧力を上
昇させなければならない必要が生じたり、あるいは部分
的に配管を閉塞させる等の問題があった. 前述のように、セメント配合物の流勤性を向上させるた
めの最も簡便な手段としては,水の配合量を増大させる
ことであるが,このような水量の増加は施工後のひび割
れや剥落等の原因になることが知られている. したがって、減水効果を有し,セメント粒子の分散性を
向上させ,かつ、好適な流動性を付与すると共にこの流
動性を長時間にわたって一定に持続させることのできる
添加剤が望まれていた.このようなセメント用添加剤と
して従来,ポリスチレンスルホン酸塩(特開昭51−5
25号,同51− 84527号公報等参照)やポリア
クリル酸塩(特開昭49− 1175111号公報,同
81− 141852号公報等参照)が知られている. しかしながら、ポリスチレンスルホン酸塩を使用する場
合は,流動性を付与する点においては、ほぼ満足すべき
水準にあるものの、その流動性を長時間Kわたって一定
に持続させることができないという欠点があった.また
、ポリアクリル酸塩を使用する場合は充分な流動性を付
与することができないという問題があった. この発明は、前記の喜情に基いてなされたものである. すなわち,この発明の目的は,セメント配合物に優れた
流動性を付与し,この流動性を長時間にわたって一定に
持続させることができると共に,たとえばコンクリート
等のセメント配合物の硬化後における機械的強度を高め
ることのできるセメント用添加剤を提供することにある
. [ti記課題を解決するための手段] 前記課題を解決するために,この発明者が鋭意検討を重
ねた結果、特定の重合体の塩と他の特定の重合体の塩と
からなるセメント用添加剤あるいはさらに特定の界面活
性剤を含有するセメント用添加剤、および特定の瓜合体
の塩の混合物と他の特定の重合体の塩とからなるセメン
ト用添加剤あるいはさらに特定の界面活性剤を含有する
セメント用添加剤は,いずれもセメント配合物に流動性
を付与すると共にその流動性を長時間にわたって一定に
持続することが可能であり,しかもセメント配合物の硬
化後における機械的強度を高めることができることを見
い出して,この発明に到達した. 請求項lの発明の構成は、ポリスチレンスルホン酸塩お
よびポリアクリル酸塩からなることを特徴とするセメン
ト用添加剤であり、 請求項2の発明の構成は、さらにノニオン系界面活性剤
および/またはアニオン系界面活性剤を含有する請求項
1に記載のセメント用添加剤であり, 請求項3の発明の構成は、石油の熱分解で得られる残渣
油を蒸留処理して得られる炭素数5〜10の炭化水素混
合物を重合処理し、次いでスルホン化処理および中和処
理して得られるポリスチレンスルホン酸塩を含有する重
合体スルホン酸塩混合物と、ポリアクリル酸塩とからな
ることを特徴とするセメント用添加剤であり, 請求項4の発明の構成は、さらにノニオン系界面活性剤
および/またはアニオン系界面活性剤を含有する請求項
3に記截のセメント用添加剤である. 以rにこの発明をさらに詳細に説明する.(1)請求項
1に記載のセメント用添加剤■成分 請求項1に記載のセメント用添加剤は、ポリスチレンス
ルホン酸塩とポリアクリル酸塩とからなる. ポリスチレンスルホン 塩 この発明のセメント用添加剤の必須成分として用いられ
る前記ポリスチレンスルホン酸塩は、下記に示す一般式
(I); [ただし、式(I)中,XはNa.K,%Ca、N H
 s またはアミノ基のいずれかであり、nは4〜30
0である.] で表わすことができる. 前記式(I)で表わされるポリスチレンスルホン酸塩は
,その数乎均分子量が500〜50,000、好ましく
は1,000〜20,000である.数平均分子量が5
00よりも小さいと、流動性を良好に保持することがで
きなくなることがある.一方, 50,Gooを超える
と,充分な流動性を付与することができなくなることが
ある. 前記式(I)で表わされるポリスチレンスルホン酸塩は
、たとえば、ポリスチレンを常法によりスルホン化した
後、未反応の共重合体を除き、さらに残存する硫酸を通
常のライミングンーデーションにより石膏として除去す
る等の処理を行なうことによって得ることができる. 前記スルホン化において、スルホン化率[スチレン1個
に対して導入されたスルホン基(SO3X)の個数を1
00倍した値]は、通常、30%以上,好ましくは50
%以上である.このスルホン化率が30%未満であると
、充分な流動性を付与することができないことがある. ボIJ 7ム辺m虫 この発明のセメント用添加剤の必須成分として用いられ
る前記ポリアクリル酸塩は、ポリアクリル酸のカルポキ
シル基がアルカリ性物質により中和されているものであ
る.この中和は、ポリアクリル酸中のカルポン酸を完全
に中和するものであっても良いし、また部分的に中和す
るものであっても良い. 前記ポリアクリル酸としては、アクリル酸の単独重合体
、メタクリル酸の単独重合体を挙げることができる. さらに、前記ポリアクリル酸は,たとえば、マレイン酸
、フマル#9 イタコン酸、もしくはこれらのエステル
、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、メタクリル酸エチル,アクリル酸プチル、およ
びメタクリル酸ブチル等のエステル類、アリルアルコー
ル、ビニルエーテル、スチレン,スチレンスルホン酸、
アクリルアミドなどのアクリル酸またはメタクリル酸と
共1合可能な単量体と、アクリル酸またはメタクリル酸
との共重合体であってもよい.前記ポリアクリル酸の分
子量に特に制限はないが,通常は数平均分子量で500
〜1,000,000である. このようなポリアクリル酸は、たとえば溶液重合法、あ
るいは懸濁重合法などでアクリル酸を重合することによ
って製造することができる.このような重合法に用いら
れる溶媒としては、たとえば,水;メタノール、エタノ
ール,1−プロパノール,2〜プロバノール,l−ブタ
ノール,2−ブタ7ール,イソブチルアルコール、し−
ブチルアルコール等のアルコール;n−へキサン,ヘプ
タン、ベンゼン.トルエン、キシレン、エチルベンゼン
等の炭化水素などが挙げられる. アクリル酸の重合は、たとえば、前記溶媒中にアクリル
酸を加え、さらに重合開始剤を添加してラジカル重合を
行なうことにより達成することができる. 前記重合開始剤としては、水溶性およびアルコール可溶
性のラジカル開始剤を好適に使用することが可能であり
,具体的には,過硫酸アンモニウム,過硫酸ナトリウム
,過硫酸カリウム等の過硫酸塩;アゾビスイソブチロニ
トリル、2.2′アゾビスー(2−アミノジプロパン)
二塩酸塩,l,1′−7ゾビスー(1−シアノシクロヘ
キサン) . 1. 1”−7ゾビスー(シクロヘキサ
ンー1一カルポニトリル).2.2′−7ゾビスー(2
.4−ジメチルバレロニトリル)等のアゾ化合物;t−
ブチルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオ
キサイド,ジイソプロビルベンゼンハイドロパーオキサ
イド、2.5−ジメチルヘキサン2.5−ジハイドロパ
ーオキサイド等のハイドロバーオキサイド化合物;アセ
チルパー才キサイド、プロピオニルパーオキサイド、イ
ンブチリルパーオキサイド、オクタノイルパーオキサイ
ド、3,5.5 − }リメチルヘキサノイルパーオキ
サイド,ラウロイルパーオキサイド,ペンゾイルパーオ
キサイド、p−クロロベンゾイルパーオキサイド、2.
4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド等のジアシルバ
ーオキサイド化合物;t−プチルパーオキシアセテート
、t−プチルパーオキシイソブチレート,t−プチルバ
ーオキシ−2−エチルヘキサネート、1−プチルパーオ
キシピパレート、L−ブチルパーオキシベンゾエート,
t−プチルパーオキシフタレート、t−プチルパーオキ
シラウレート等の7ルキルパーエステル化合物などが挙
げられる. また、酸性亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウムなど
の還元剤と濃硫酸との組合せによるレドックス開始剤を
使用することもできる.前記ラジカル重合を行なう際の
重合温度は重合開始剤の種類により異なるが、重合度が
低くなること、および重合時間が短縮されることに鑑み
ると、比較的高温の方が望ましい.具体的には、重合温
度は30〜95℃が好ましい.特に還流下で重合を行な
うことは好ましい. 生成重合体の分子量のコントロールは重合開始剤量、重
合温度,溶媒温度および重合Allm剤(たとえばメル
カブタン類、メタノール、エタノール、インプロパノー
ル、t−ブタノール等の低級アルコール)により行なう
ことが可能である.このようにして得られたポリアクリ
ル酸はさらにアルカリ性物質で中和して用いる. 前記アルカリ性物質としては、一価金属もしくは二価金
属の水酸化物、塩化物、もしくは炭酸塩、またはアンモ
ニア、もしくは有機アミンなどが挙げられる. ■凌比 前記ポリスチレンスルホン酸塩と前記ポリアクリル酸塩
との配合割合については、特に制限はないが、通常は前
記ポリスチレンスルホン酸塩100重陽部に対し、前記
ポリアクリル酸塩lO〜300重量部、好ましくは30
〜100重量部である.(2)請求項2に記載のセメン
ト用添加剤■成分 請求JJi2に記佐のセメント用添加剤は、前記ポリス
チレンスルホンIM塩および前記ポリアクリル#塩と共
に、さらにノニオン系界面活性剤および/またはアニオ
ン系界面活性剤を含有する.ノ二オン系またはアニオン
系 面  剤この発明のセメント用添加剤においては,
ノニオン系界面活性剤および/またはアニオン系界面活
性剤を含有することにより,セメント配合物の分散性の
向上を図ることができる. 前記ノニオン系界面活性剤としては、たとえばポリエチ
レングリコールアルキルエーテル、ボリエチレングリコ
ールアルキルフェニルエーテル、ポリエチレングリコー
ル脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸アミ
ド、N−ポリエチレングリコールアルキルアミン、ポリ
エチレングリコールンルビタン脂肪酸エステル、ボリプ
ロピレングリコールポリエチレングリコールエーテル、
ポリエチレングリコールなどが挙げられる.これらは、
一種単独で使用してもよいし、二種以上を併用してもよ
い. 前記各種のノニオン系界面活性剤の中でも、ボリエチレ
ングリコール脂肪酸エステル等が好ましい. 前記アニオン系界面活性剤としては、たとえばポリオキ
シエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキ
シエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩,
ポリオキシプロピレンアルキルフェニルエーテル硫酸エ
ステル塩,ポリ才キシエチレンアルキルエーテルリン硫
酸エステル塩、ポリオキシスチレンアルキルフェニルエ
ーテルリン酸エステル塩などが挙げられる.これらは、
一種単独で使用してもよいし、二種以上を併用してもよ
い. 前記各種のア二オン系界面活性剤の中でも、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩が好
ましい. また、この発明においては、前記ノニオン系界面活性剤
およびアニオン系界面活性剤のいずれかを単独で使用し
ても良いし,あるいは両者を併用しても良い. ■砥比 この発明における前記各成分の配合割合については、特
に制限はないが、通常は前記ポリスチレンスルホン酸塩
100重量部に対し、前記ポリアクリル酸塩が10〜3
00重量部、好ましくは30〜100重量部であり、前
記ノニオン系および/またはアニオン系界面活性剤が0
.Ol〜200重量部、好ましくは0.5〜150重量
部である. (3)請求項3に記載のセメント用添加剤■成分 この発明のセメント用添加剤は、石油の熱分解で得られ
る残渣油を蒸留処理して得られる炭素数5〜10の炭化
水素混合物を重合処理し、次いでスルホン化処理および
中和処理して得られるポリスチレンスルホン酸塩を含有
する重合体スルホン酸塩混合物と、ポリアクリル酸塩と
からなる.−   スルホン酸塩 合物 この発明のセメント用添加剤は、重合体スルホン酸塩混
合物を含有する. この重合体スルホン酸塩混合物は、石油の熱分解で得ら
れる残渣油を蒸留処理して得られる炭素数5〜10の炭
化水素混合物を兎合処理し、次いでスルホン化処理およ
び中和処理して得られる重合体混合物である. 前記石油としては特に制限はないが、ナフサ、灯油もし
くは軽油またはこれらの混合物が好ましい.これらは原
油の蒸留によって得られる沸点30〜350℃の石油留
分であり、ナフサについては、軽質ナフサ、重質ナフサ
のいずれでもよい.前記炭化水素混合物は、前記石油を
熱分解して得られる残渣油を蒸留処理することにより得
ることができる. この熱分解の条件は,温度が、通常.  200〜1 
,200℃、好ましくは400〜1,000℃であり、
圧力が、通常,0 〜100kg/cm2.好ましくは
0.5〜50kg/c膳2である. また、上記と同様の条件下で、たとえばシリカ、7ノレ
ミナ、シリカ会アノレミナ、ゼオライト,白金系やパテ
ジウム系などの触媒の存在下に、接触分解を行なっても
良い. 前記熱分解は,通常の熱分解装置、接触分解装置および
水素化分解装n等により行なうことが可能であり、残液
油は、前記装置における精留塔,減圧塔等の塔底から抜
き出すことにより得ることができる. このようにして得られる残渣油(熱分解ガソリン、TC
G)を常法により蒸留処理して炭素数5〜lO、比重0
.9400 〜0.9750、沸点30〜250”Cの
炭化水素混合物を得る.この炭化水素混合物の組成の一
例をt51表に示す. (本頁,以下余白) 炭素数 CI1 第 l 表 炭  化  水  素 シク口ペンタジエン メチルシクロペンタジエン エチルベンゼン、p −, m−キシレン0−キシレン スチレン アリルベンゼン n−プロピルベンゼン l−メチル−3−エチルベンゼン 1−メチル−4−エチルベンゼン 1,3.5−トリメチルベンゼン l−メチル−2−エチルベンゼン、α−メチルスチレン
シスーβ−メチルスチレン m−ビニルトルエン 1,2.4−トリメチルベンゼン,β−ビニルトルエン
1,2.3−}−リメチルベンゼン, トランスーβ−メチルスチレン インデン,ジシクロペンタジエン インデン メチルインデン ナフタリン β−メチルナフタリン α−メチルナフタリン 組  成 (重量%) 0.3〜0.5 0.1〜0.2 2.0〜7.0 +.0〜3.2 1.3〜6.5 0.5〜1.0 0,6〜1.5 2.5〜4.0 1.0〜1.5 1.2〜2.0 2.0〜2.5 0.5〜!.0 2.2−3.5 4.0〜5.5 1.8〜2.5 3.0〜7.0 6.0〜8.0 2.0〜7.0 5.5〜8.5 0.5〜1.5 0.3〜1.0 +iiI記重合処理は、IlO記炭化水素混合物を、温
度70〜250℃、好ましくは 130〜 130℃で
0.5〜lO時間、好ましくは1〜5時間かけて重合反
応させることにより達成することができる.また、この
とき、必要に応じてベンゼン,トルエン,キシレン、石
油系芳香族溶剤(沸点範囲140〜230℃),アセト
ン、メチルエチルケトン、四塩化炭素などの溶媒を用い
たり、アゾビスイソブチロニトリル、ペンゾイルパーオ
キサイド、t−プチルクミルパーオキサイド、ジーt−
プチルパーオキサイドなどの有機過酸化物を重合開始剤
として使用することもできる. 前記重合処理を行なうことにより、数平均分子量が10
0〜30,000である重合体の混合物を得る.前記ス
ルホン化処理は,前述のようにして得られる重合体の混
合物100重量部当り,スルホン化剤をlO〜500重
量部、好ましくは20〜300重量部添加し、温度0−
150℃,好ましくは30−130℃で0.1〜10時
間、好ましくは0.5〜5時間かけて反応させることに
より、達成することができる.使用に供される而記スル
ホン化剤としては、たとえば硫酸、発煙硫酸、クロル硫
酸,無水硫酸などを挙げることかでさる. 前記スルホン化処理を行なうことにより、共重合体スル
ホン酸混合物を得る. 次いで、この重合体スルホン酸混合物を中和処理して重
合体スルホン酸塩混合物を得る.前記中和処理は,たと
えばナトリウム、カリウム、カルシウム等の水酸化物、
炭酸塩,重度酸塩、アンモニア、アミン等の中和処理剤
を用いて、温度30〜 100℃、好ましくは50〜9
0℃で,0.1〜5時間、好ましくは0.5〜3時間か
けて処理することにより達成することができる.■量比 前記ポリスチレンスルホン酸塩と前記ポリアクリル酸塩
との配合割合については、特に制限はないが、通常は前
記ポリスチレンスルホン酸kJl100重量部に対し、
前記ポリアクリル酸塩lO〜300重量部、好ましくは
30〜100重量部である.(4)請求項4に記載のセ
メント用添加剤■成分 請求項4に記載のセメント用添加剤は、前記重合体スル
ホン酸塩混合物および前記ポリアクリル酸塩と共に、さ
らにノ二オン系界面活性剤および/またはアニオン系界
面活性剤を含有する.ボリアクリル酸塩 この発明のセメント用添加剤における前記ポリアクリル
酸塩は、請求項lに記載のセメント用添加剤において詳
述したポリアクリル酸塩と同様である. ノニオン系またはアニオン系 面 この発明のセメント用添加剤における前記ノニオン系界
面活性剤またはアニオン系界面活性剤は、請求項2に記
載のセメント用添加剤において詳述し九ノ二オン系界面
活性剤またはアニオン系界面活性剤と同様である. ■竹比 この発明における前記各成分の配合割合については、特
に制限はないが、通常は前記ポリスチレンスルホン酸塩
混合物100重量部に対し、前記ポリアクリル酸塩がl
O〜300重量部,好ましくは30〜+00 1NL部
であり、前記ノニオン系および/またはアニオン系界面
活性剤が0.01〜200重量部、好ましくは0.5〜
150重量部である.(5)セメント配合物 請求項エないし請求項4のいずれかに記載のセメント用
添加剤が配合されるセメント配合物としては、たとえば
セメントに骨材、混和剤等を適宜に配合してなる公知の
セメントペースト、モルタル、コンクリートなどが挙げ
られる. 前記セメントとしては,たとえば、普通ボルトランドセ
メント、早強ボルトランドセメント、白色ボルトランド
セメント等のボルトランドセメント:高炉セメント、シ
リカセメント、フライアッシュセメント等の混合セメン
ト;アルミナセメント、1彫張セメント等の特殊セメン
トなどを挙げることかでさる. 萌記骨材としては、たとえば、砂、砂利、砕砂、砕石、
軽石、火山灰,膨張スラグ、石炭ガラなどを挙げること
ができる. 前記混和剤としては、たとえば、AE剤、減水剤,遅延
剤、硬化促進剤、空気連行剤、空気連行減水剤、セメン
ト粒子分散剤、防凍剤、防食剤、耐摩耗性賦与剤、防水
剤、膨張剤、起泡剤、発泡剤,着色剤などを挙げること
ができる.(6)添加量 前記セメント配合物に添加される請求項lないし請求項
4のいずれかに記載のセメント用添加剤の添加量につい
ては、特に制限はないが,セメントに対して固形分換算
で0.01〜1.00重量%、好ましくは0.05〜0
.70重量%が適当である.(7)その他 請求項1に記載のセメント用添加剤は、前記ボリスチレ
ンスルホン酸塩および前記ポリアクリルa塩からなり、
請求項2に記載のセメント用添加剤は、前記ポリスチレ
ンスルホン酸塩、前記ポリアクリル酸塩および前記ノニ
オン系および/またはアニオン系界面活性剤からなり,
請求項3に記載のセメント用添加剤は,前記重合体スル
ホン酸塩混合物および前記ポリアクリル酸塩からなり、
請求項4に記載のセメント用添加剤は、前記重合体スル
ホン酸塩混合物,前記ポリアクリル酸塩および前記ノニ
オン系および/またはアニオン系界而活性剤からなるも
のであるが、請求項エないし請求項4に記載のセメント
用添加剤は、いずれもその保有する効果を大きく損わな
い限り,既知の他の流動化改良剤、たとえばナフタリン
スルホン酸ホルマリン縮合物の塩、メラミンスルホン酸
ホルマリン縮合物の塩,リグニンスルホン酸の塩などと
適宜に組合せて用いることができる.さらに、必要に応
じて他の添加剤,例えば減水剤、遅延剤、硬化促進剤、
空気連行剤、空気連行減水剤、セメント粒子分散剤など
を適宜加えることもできる. [実施例] 次にこの発明の実施例および比較例を示し、この発明に
ついてさらに具体的に説明する.(実施例1〜9および
比較例1〜5) 製造例1(ポリスチレンスルホン酸塩の製造)攪拌機、
滴下用濾斗,還流冷却器、温度計を備えたフラスコに芳
香族系高沸点溶剤[「イプゾール150J .出光石油
化学■製]  200gを仕込み、フラスコ内部を75
〜 180℃に保ち、スチレン90gおよびジーt−プ
チルパーオキサイド3gの混合液を攪拌下に滴下濾斗か
ら2時間かけて滴下した. 滴下後、さらに攪拌しながら1時間かけて重合反応を行
ない、ポリスチレン(数モ均分子量2,600 )を得
た. 次に、内容8&1文のセパラブルフラスコにジクロルエ
タン500gを取り、得られたポリスチレン50gを入
れて攪拌しながら溶解した.次いで、反応温度を25〜
30℃に調整しながら無水硫酸40 gを1時間かけて
加え、その後、1時間かけて反応させることによりポリ
スチレンのスルホン化を行なった. 反応終了後、反応物に水を加えてスルホン化ポリスチレ
ンを抽出し、濾過した. 次いで,濾液に水酸化ナトリウム水溶液を加えて中和す
ることによりポリスチレンスルホン酸塩(ナトリウム塩
)の水溶液を得た. 生成物のスルホン化率は、核磁気共鳴スペクトル(IL
MMR)の測定によると、82%であった.いたほかは
、前記IM造例lと同様にしてスルホン化率78%のポ
リスチレンスルホン酸塩(数平均分子1i3,100 
)を含有する重合体スルホン酸塩混合物を得た. (本頁、以下余白) 前記製造例lにおいて、スチレンに代えて、ナフサを熱
分解した際の残渣油(熱分解ガソリン、TCG)を蒸留
して得られた炭素数5〜10の炭化水素混合物(組成は
第2表に示す) 100 gおよびジーt−プチルパー
オキサイド0.7gの混合液を用炭素数 CI+ 第2表 組  成 炭  化  水  素 (重量%)寥 シク口ペンタジエン メチルシクロペンタシエン エチルベンゼン, p −. m−キシレン0−キシレ
ン スチレン アリルベンゼン n−プロピルベンゼン l−メチル−3−エチルベンゼン 1−メチル−4−エチルベンゼン 1.3.5−}リメチルベンゼン l−メチル−2−エチルベンゼン、α−メチルスチレン
シスーβ−メチルスチレン m−ビニルトルエン 1,2.4−トリメチルベンゼン、β−ビニルトルエン
1,2.3−1−リメチルベンゼン トランスーβ−メチルスチレン インデン,ジシクロペンタジエン インデン メチルインデン ナフタリン β−メチルナフタリン α−メチルナフタリン 本残余は確認不1’I iLの炭化木素群である.造例
3(ポリアクリル酸塩の製 ) 2文ガラス製反応容器中に50重量%イソプロビルアル
コール水溶液5QQ i量部を採り,攪拌下に窒素置換
を行なって内温を80℃にした.次に、50重量%アク
リル酸水溶液400m量部を4時間かけて滴下した.ま
た、同時に3重量%のい過硫酸カリウム270重量部を
4.5時間かけて滴下することにより、重合反応を行な
った.重合終了後、イソブロビルアルコールを除去シて
から, 40重量%水酸化ナトリウム270重量部を加
えて中和処理を行なった. 次いで、濃度調整を行ない、固形分濃度30ii量%,
粘度30センチボイズ(25℃)のポリアクリル酸ナト
リウム水溶液850重量部を得た.4(ポリアクリル酸
 の 前記製造例3において、アクリル酸に代えてメタクリル
酸を用いたほかは,前記製造例3と同様にして重合反応
を行なった. 重合終了後、イソプロビルアルコールを除去してから、
40重量%水酸化ナトリウム230重量部を加えて中和
処理を行なった. 次いで,濃度調整を行ない、固形分濃度30重量%,粘
度30センチポイズ(25℃)のポリメタクリル酸ナト
リウム水溶液830重量部を得た.セメント配  の混
練法 内容量801の強制混線ミキサーを用いて以下に示す練
混方法1.2によって第3表に示す割合で配合してコン
クリート組成物30J1を製造し、評価に供した. 結果を第3表に示す. く混練方法2〉 セメント用添加剤を水に溶解した後,第3表に示す量の
セメント、砂、小石,および水を加え、20℃にて2分
間かけて混練することによりコンクリート組成物を調製
した. (本頁,以下余白) く混練方法1〉 空気連行減水剤を水に溶解した後,第3表に示す量のセ
メント、砂、小石および水を加え、20℃にて1分間か
けて混練した.その後、第3表に示すセメント用添加剤
を加え、さらに30秒間かけて混練することによりコン
クリート組成物を調製した. 寥ト・・徳山vv達■製,ft通ボルトランドセメント
本2・・・四国大三島長浜産,表乾比重2.52、粗粒
率2.34 客3・・・周防花岡産砕石、表乾比重2.70、粗粒率
8.48 .最大寸法2(lam本4・・・ボゾリス物
産■製、空気連行減水剤ボソリスNo70(リグニンス
ルホン酸ナトリウム) 本5・・・セメント重量に対する固形分重量%で表示本
8・・・ポリオキシエチレンモノラウレートC目Hz3
COOCCH2CH20)3oH京7・・・ポリオキシ
エチレンノニルフェニルエーテル硫酸ナトリウム t8・・・JIS A −1128に準拠t9・・・J
IS A − 1101に準拠110・・・JIS A
 − 1108に準拠(硬化後の圧縮強度)[発明の効
果] (1)  請求項lの発明によると、ポリスチレンスル
ホン酸塩およびポリアクリル酸塩からなるので、セメン
ト配合物に優れた流動性を付与することができるととも
に、この流動性を長時間にわたって一定に持続させるこ
とが可能であり,しかも、たとえばコンクリート等のセ
メント配合物の硬化後における機械的強度を高めること
のできる工業的に有用なセメント用添加剤を提供するこ
とができる. (2)  請求項2の発明によると、さらにノニオン系
界面活性剤および/またはアニオン系界面活性剤を含有
するので、セメント配合物の分散性がさらに向上した請
求項1に記載のセメント用添加剤を提供することができ
る. (3)  請求項3の発明によると、石油の熱分解で得
られる残渣油を蒸留処理して得られる炭素数5〜lOの
炭化水素混合物を重合処理し、次いでスルホン化処理お
よび中和第理して得られるポリスチレンスルホン酸塩を
含有する重合体スルホン酸塩混合物と、ポリアクリル酸
塩とからなるので、セメント配合物に優れた流動性を付
与することかでぎるとともに,この流動性を長時間にわ
たって一定に持続させることが可能であり、しかも,た
とえばコンクリート等のセメント配合物の硬化後におけ
る機械的強度を高めることのできる工業的に有用なセメ
ント用添加剤を提供することができる. (4)  請求項4の発明によると、さらにノニオン系
界而活性剤および/またはアニオン系界面活性剤を含有
するので、セメント配合物の分散性がさらに向上した請
求項3に記載のセメント用添加剤を提供することができ
る.

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリスチレンスルホン酸塩およびポリアクリル酸
    塩からなることを特徴とするセメント用添加剤。
  2. (2)さらにノニオン系界面活性剤および/またはアニ
    オン系界面活性剤を含有する請求項1に記載のセメント
    用添加剤。
  3. (3)石油の熱分解で得られる残渣油を蒸留処理して得
    られる炭素数5〜10の炭化水素混合物を重合処理し、
    次いでスルホン化処理および中和処理して得られるポリ
    スチレンスルホン酸塩を含有する重合体スルホン酸塩混
    合物と、ポリアクリル酸塩とからなることを特徴とする
    セメント用添加剤。
  4. (4)さらにノニオン系系界面活性剤および/またはア
    ニオン系界面活性剤を含有する請求項3に記載のセメン
    ト用添加剤。
JP5123789A 1989-03-03 1989-03-03 セメント用添加剤 Pending JPH02229746A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5123789A JPH02229746A (ja) 1989-03-03 1989-03-03 セメント用添加剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5123789A JPH02229746A (ja) 1989-03-03 1989-03-03 セメント用添加剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02229746A true JPH02229746A (ja) 1990-09-12

Family

ID=12881340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5123789A Pending JPH02229746A (ja) 1989-03-03 1989-03-03 セメント用添加剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02229746A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100484725B1 (ko) * 2002-06-28 2005-04-20 주식회사 엘지화학 고성능 감수효과를 가진 시멘트 혼화제 및 그의 제조방법과 이를 포함하는 시멘트 조성물

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100484725B1 (ko) * 2002-06-28 2005-04-20 주식회사 엘지화학 고성능 감수효과를 가진 시멘트 혼화제 및 그의 제조방법과 이를 포함하는 시멘트 조성물

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5874552A (ja) セメント分散剤
JPH06206750A (ja) セメント用分散剤
JPH01145358A (ja) セメント分散剤
JP2017186232A (ja) 水硬性材料用減水剤の製造方法
JP2018024573A (ja) ポリカルボン酸系共重合体と消泡剤とを含む無機粒子用添加剤、セメント用添加剤、およびセメント組成物
JPH0118028B2 (ja)
JPH04175254A (ja) 流動性低下防止型セメント分散剤
JP2001302307A (ja) セメント添加剤およびそれを用いたコンクリート組成物
JPH02229746A (ja) セメント用添加剤
JP2017186233A (ja) 水硬性材料用分散保持剤の製造方法
JPH02225355A (ja) セメント用添加剤
JP2001089212A (ja) セメント混和液剤およびその製造方法
JPS623060A (ja) セメント添加剤
JPH01246166A (ja) セメント用添加剤
JPS6230648A (ja) セメント用分散剤
JP2794023B2 (ja) セメント用添加剤
JPH03199148A (ja) セメント分散組成物
JP7021004B2 (ja) ポリカルボン酸系共重合体およびその製造方法、並びにこれを用いた無機粒子用添加剤およびセメント組成物
JPH07286011A (ja) 新規共重合体、水硬性組成物及びその硬化体
JP2023059539A (ja) ポゾラン反応性物質または潜在水硬性物質を含む組成物用の分散剤
JPS6217055A (ja) セメント添加剤
JPH02212343A (ja) セメント用添加剤
JP6419507B2 (ja) 無機粉体用添加剤
JPS58156560A (ja) スラリ−組成物
CN117003959A (zh) 一种丙烯酸高效减水剂及其制备方法