JPH02229668A - 金属材のろう付方法 - Google Patents

金属材のろう付方法

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JPH02229668A
JPH02229668A JP4953889A JP4953889A JPH02229668A JP H02229668 A JPH02229668 A JP H02229668A JP 4953889 A JP4953889 A JP 4953889A JP 4953889 A JP4953889 A JP 4953889A JP H02229668 A JPH02229668 A JP H02229668A
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JP
Japan
Prior art keywords
brazing
brazing material
metal
main pipe
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP4953889A
Other languages
English (en)
Inventor
Kishin Sukimoto
鋤本 己信
Hitoshi Akiyoshi
秋好 鈞
Michio Shiroyama
白山 三智雄
Naoyuki Koga
直行 古賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Altemira Co Ltd
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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Publication date
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は金属材のろう付方法に関し、さらに詳しくい
えば、自動車用吸気マニホルドや、熱交換器等を製造す
るさいに、略水平部分を有する第1金属材と、第1金属
材の略水平部分の端部を差込む孔を有する第2金属材と
を、第1金属材の略水平部分の端部を第2金属材の孔に
差込んだ状態でろう付する方法に関する。
この明細書において、「アルミニウム」という語には、
純アルミニウムの他にアルミニウム合金を含むものとす
る。また、この明細書において、「略水平・」という語
には、完全な水平状態はもちろんのこと、水平から45
度未満傾斜した状態までも含むものとする。
従来の技術 たとえば、第6図に示すように、略水平部分を有する金
属管(20)と、金属管(20)の端部を挿入しうる孔
(21)を有する金属部品(22)とを置ろう方式でろ
う付するにあたり、従来は、金属管(20)の端部を金
属部品(z2)の孔(21)に挿入するとともに、金属
管(20)の金属部品(22)側の端部にワイヤから形
成されたリング状ろう材(23)を嵌め被せて行なって
いた。
発明が解決しようとする課題 ところが、数多くの部材がろう付されることにより製造
された製品では、金属管(20)を略水平に配置せざる
を得ない場合がある。このような場合に従来の方法でろ
う付を行なうと、ろう材(23)が溶融したさいに、接
合予定部位全体のうち最上部を含んで円周方向に所定長
さにわたる部分のろう材が重力によって流れ落ち、第7
図に示すように、金属管(20)の挿入部の外周面と、
孔(21)の周面との間にろう材が侵入しにくく、しか
も金属管(20)の外周面と金属部品(22)の金属管
挿入側端面の接合予定部位における上部に形成されるフ
イレット(24)が小さくなって十分なろう付強度が得
られないという問題があった。
この発明の目的は、上記問題を解決した金属材のろう付
方法を提供することにある。
課題を解決するための手段 この発明による金属材のろう付方法は、略水平部分を有
する第1金属材と、第1金属材の略水平部分の端部を差
込む孔を有する第2金属材とを、第1金属材の略水平部
分の端部を第2金属材の孔に差込んだ状態でろう付する
にあたり、第1金属材の略水平部分における孔への差込
み部分の外周面と、第2金属材における孔の周面との間
にシートから形成されたリング状ろう材を介在させて両
金属材をろう付することを特徴とするものである。
上記において、リング状ろう材としては、全体がろう材
シートから形成されているものおよびプレージングシ一
トから形成されているもののうちいずれを用いてもよい
。プレージングシ一トから形成されているものを用いる
場合、その芯材の肉厚は、通常のプレージングシ一トに
おける芯材の肉厚よりも薄くしておくのがよい。
作   用 この発明の方法によれば、ろう付のさいには、溶融ろう
は、第1金属材の略水平部分における孔への差込み部分
の外周面と、第2金属材における孔の周面との間にとど
まり、その結果溶融ろうの流下が防止される。
実施例 以下、この発明の実施例を、図面を参照して説明する。
この実施例は、この発明の方法を自動車用吸気マニホル
ドの製造に適用したものである。
第3図は、自動車用吸気マニホルドを示す。
吸気マニホルド(1)は、一端が開口するとともに他端
が閉鎖され、かつ周壁に複数の孔(3)が形成されると
ともに各孔(3)の周囲に分岐管接続用筒状突出部(4
)が一体的に設けられたアルミニウム展仲材からなる主
管(20)と、各一端が分岐管接続用筒状外方突出部(
4)に嵌め合せ状態でろう付されたアルミニウム展伸材
からなる複数の分岐管(5)とを備えている。
主管(2)の開口端には、アルミニウム鋳造品からなる
スロットルボディ取付体(8)がろう付されている。ス
ロットルボディ取付体(6)には図示されないスロット
ルボディが取付けられ、これにエアクリーナからの送気
管が接続される。
各分岐管(5)の他端は、1つのアルミニウム鋳物製の
シリンダヘッドへの接続部材(7)にまとめてろう付さ
れている。接続部材(7)を介して各分岐管(5)が図
示しないエンジンのシリンダヘッドに接続される。主管
(2)および分岐管(5)としては、たとえばJ I 
SA6063、JISA6061のようなJ I SA
6000系アルミニウム材からなるものを使用するのが
好ましい。
スロットルボディ取付体(6)は、円筒状で、その一端
に外方突出フランジ(8)が一体的に設けられている。
主管(2)の開口した一端部は、スロットルボディ取付
体(6)の孔(9)内に差込まれてスロットルボディ取
付体(6)にろう付されている。接続部材(7)は、横
長方形状であって4つの孔(図示略)と、孔の周囲に一
体的に設けられた分岐管接続用筒状突出部(10)とを
備えている。突出部(10)の上方には燃料噴射装置の
差込み部(14)が一体的に設けられている。そして、
分岐管(5)は、突出部(lO)内に挿入されて、ろう
付されている。
上記吸気マニホルド(L)は、筒状突出部(4)(10
)が垂直上方を向くように、主管(2)および接続部材
(7)を配置し、生管(2)と分岐管(5)、主管(2
)とスロットルボディ取付体(6)、および分岐管(5
)と接続部材(7)とを同時にろう付することににより
製造される。そして、主管(2)とスロットルボディ取
付体(6)とのろう付に本願発明の方法が適用される。
以下、第1図および第2図を参照して、主管(2)とス
ロットルボデイ取付体(6)とのろう付方法について説
明する。
スロットルボディ取付体(6)の貫通孔(9)における
主管(2)差込み側の端部に段部(l2)を介して径大
部(11)を形成しておいた。主管(2)の開口端部の
外周面に、予めリング状ろう材(13)を嵌めておいた
。リング状ろう材(13)はプレージングシ一トから短
筒状に形成されたものであり、その軸線方向の長さは、
径大部(II)の軸線方向の長さとほぼ等しくなってい
る。ついで、主管(2)の開口端部をろう材(13)と
ともにスロットルボディ取付体(6)の径大部(11)
内に圧入した。また、分岐管(5)および接続部材(7
)も組合わせておき、主管(2)と分岐管(5)の筒状
突出*(4)、および分岐管(5)と接続部材(7)の
筒状突出部(10)との間にもろう材を配置しておいた
。そして、筒状突出部(4) (1o)が垂直上方を向
くような姿勢で、主管(2)、分岐管(5)スロットル
ボディ取付体(6)、および接続部材(7)の組合わせ
体を炉の中に入れ、炉中において、塩素系のフラックス
を使用し、窒素ガス雰囲気または真空雰囲気中で加熱す
ることによって、主管(2)の筒状突出部(4)と分岐
管(5)、主管(2)とスロットルボディ取付体(6)
、および分岐管(5)と接続部材(7)の筒状突出部(
10)とを一括してろう付した。
主管(2)とスロットルボデイ取付体(6)とのろう付
部を調べたところ、主管(2)の差込み部の外周面と、
径大部(11)の周面との間には、全周にわたってほぼ
均一なフイレットが形成されており、その全周に渡って
ろう切れがなく、良好にろう付されていた。
第4図および第5図はリング状ろう材の変形例を示す。
第4図において、プレージングシ一ト製リング状ろう材
(15)には、生管(2)の端面と、段部(l2)との
間に介在させられるような屈曲部(15a)が一体に形
成されている。
このようなリング状ろう材(l5)を用いた場合には、
上記段部(12)と主管(2)の端面との間にもフィレ
ットが形成され、より良好なろう付が得らbる。
第5図において、プレージングシート製リング状ろう材
(l6)には、主管(2)の端面と、段部(l2)との
間に介在させられるような屈曲部(16a)が一体に形
成されているとともに、他端部にはスロットルボディ取
付体(6)の端面に沿う外方屈曲部(18b)が一体に
形成されている。
このようなリング状ろう材(16)を用いた場合には、
上記段部(12)と主管(2)の端面との間、およびス
ロットルボディ取付体(6)の端面と主管(2)の外周
面との間にもフィレットが形成され、より良好なろう付
が得られる。
上記実施例および変形例においては、リング状ろう材は
プレージングシ一ト製であるが、これに限らず、全体が
ろう材シートで形成されていてもよい。
発明の効果 この発明の方法によれば、上述のように、第1金属材の
略水平部分における孔への差込み部分の外周面と、第2
金属材における孔の周面との間にとどまり、その結果溶
融ろうの流下が防止される。したがって、2つの金属材
の接合部における上部にフィレットの小さい部分が発生
するのが防止され、その結果両金属材が強固にろう付さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の実施例1を示し、第1
図は吸気マニホルドにおける主管とスロットルボディ取
付体とをろう付する方法を示す縦断面図、第2図は第1
図の部分拡大図、第3図はこの発明の方法で主管とスロ
ットルボディ取付体とがろう付された吸気マニホルドの
斜視図、第4図はリング状ろう材の変形例を示す第2図
相当の断面図、第5図はリング状ろう材の他の変形例を
示す第2図相当の断面図、第6図は従来例を示す部分縦
断面図、、第7図は従来方法でろう付された2つの金属
材の断面図である。 (2)・・・主!、(8)・・・スロットルボデイ取付
体、(9)・・・孔、(13) (15) (1B)・
・・リング状ろう材。 以  上 特許出願人  昭和アルミニウム株式会社第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 略水平部分を有する第1金属材と、第1金属材の略水平
    部分の端部を差込む孔を有する第2金属材とを、第1金
    属材の略水平部分の端部を第2金属材の孔に差込んだ状
    態でろう付するにあたり、第1金属材の略水平部分にお
    ける孔への差込み部分の外周面と、第2金属材における
    孔の周面との間にシートから形成されたリング状ろう材
    を介在させて両金属材をろう付することを特徴とする金
    属材のろう付方法。
JP4953889A 1989-02-28 1989-02-28 金属材のろう付方法 Pending JPH02229668A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020002582A (ko) * 2000-06-30 2002-01-10 배길훈 자동차용 증발기용 인,아웃파이프 고정장치
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