JPH04356396A - 金属材のろう付方法 - Google Patents
金属材のろう付方法Info
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- JPH04356396A JPH04356396A JP12998891A JP12998891A JPH04356396A JP H04356396 A JPH04356396 A JP H04356396A JP 12998891 A JP12998891 A JP 12998891A JP 12998891 A JP12998891 A JP 12998891A JP H04356396 A JPH04356396 A JP H04356396A
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Landscapes
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は金属材のろう付方法に
関し、さらに詳しくいえば、自動車用吸気マニホルドや
、熱交換器等の2以上の金属材からなる金属製品を製造
するさいに、2つの金属材を突き合わせ状態でろう付す
る方法に関する。
関し、さらに詳しくいえば、自動車用吸気マニホルドや
、熱交換器等の2以上の金属材からなる金属製品を製造
するさいに、2つの金属材を突き合わせ状態でろう付す
る方法に関する。
【0002】この明細書において、「アルミニウム」と
いう語には、純アルミニウムの他にアルミニウム合金を
含むものとする。また、この明細書において、「穴」と
いう語には、特に断らない限り貫通穴および有底穴の両
者を含むものとする。
いう語には、純アルミニウムの他にアルミニウム合金を
含むものとする。また、この明細書において、「穴」と
いう語には、特に断らない限り貫通穴および有底穴の両
者を含むものとする。
【0003】
【従来の技術】図10に示すように、第1および第2の
2つの金属材(30)(31)を突き合わせ状態でろう
付するにあたり、従来は、両金属材(30)(31)の
突き合わせ面の間に板状のろう材(32)を介在させ、
この状態で図示しない治具により仮止めして行なってい
た。
2つの金属材(30)(31)を突き合わせ状態でろう
付するにあたり、従来は、両金属材(30)(31)の
突き合わせ面の間に板状のろう材(32)を介在させ、
この状態で図示しない治具により仮止めして行なってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の方法
でろう付を行なうと、図11に示すように、ろう材(3
2)が溶融して外部に漏出し、両金属材(30)(31
)の突き合わせ面間の間隔が大幅に小さくなるので、ろ
う付後の金属製品の寸法が、ろう付前の状態よりも小さ
くなり、得られる金属製品の寸法精度が悪くなるという
問題がある。
でろう付を行なうと、図11に示すように、ろう材(3
2)が溶融して外部に漏出し、両金属材(30)(31
)の突き合わせ面間の間隔が大幅に小さくなるので、ろ
う付後の金属製品の寸法が、ろう付前の状態よりも小さ
くなり、得られる金属製品の寸法精度が悪くなるという
問題がある。
【0005】この発明の目的は、上記問題を解決した金
属材のろう付方法を提供することにある。
属材のろう付方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による金属材の
ろう付方法は、2つの金属材を突き合わせ状態でろう付
するにあたり、両金属材の突き合わせ面、それぞれ互い
に対向するように穴を形成し、両金属材間に、両金属材
の穴に嵌まるようにろう材を配置し、この状態で両金属
材をろう付することを特徴とするものである。
ろう付方法は、2つの金属材を突き合わせ状態でろう付
するにあたり、両金属材の突き合わせ面、それぞれ互い
に対向するように穴を形成し、両金属材間に、両金属材
の穴に嵌まるようにろう材を配置し、この状態で両金属
材をろう付することを特徴とするものである。
【0007】上記において、2つの金属材の突き合わせ
面間に、互いに当接して両金属材間の位置決めを行う部
分と、ろう溜め用間隙とを形成しておくのがよい。
面間に、互いに当接して両金属材間の位置決めを行う部
分と、ろう溜め用間隙とを形成しておくのがよい。
【0008】
【作用】2つの金属材の突き合わせ面に、それぞれ互い
に対向するように穴を形成し、両金属材間に、両金属材
の穴に嵌まるようにろう材を配置し、この状態で両金属
材をろう付すると、溶融したろう材が、位置決めされた
両金属材の突き合わせ面間に侵入することにより、両金
属材がろう付される。
に対向するように穴を形成し、両金属材間に、両金属材
の穴に嵌まるようにろう材を配置し、この状態で両金属
材をろう付すると、溶融したろう材が、位置決めされた
両金属材の突き合わせ面間に侵入することにより、両金
属材がろう付される。
【0009】また、2つの金属材の突き合わせ面間に、
互いに当接して両金属材間の位置決めを行う部分と、ろ
う溜め用間隙とを形成しておくと、ろう付時にも両金属
材はの位置決めを行う部分どうしが当接したままの状態
であり、両金属材間の間隔は全く変化しない。そして、
ろう溜め用間隙内に侵入したろう材により両金属材がろ
う付される。
互いに当接して両金属材間の位置決めを行う部分と、ろ
う溜め用間隙とを形成しておくと、ろう付時にも両金属
材はの位置決めを行う部分どうしが当接したままの状態
であり、両金属材間の間隔は全く変化しない。そして、
ろう溜め用間隙内に侵入したろう材により両金属材がろ
う付される。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を、図面を参照して
説明する。以下の説明において、同一物および同一部分
には同一符号を付して説明を省略する。
説明する。以下の説明において、同一物および同一部分
には同一符号を付して説明を省略する。
【0011】この実施例は、この発明の方法を自動車用
吸気マニホルドに適用したものである。
吸気マニホルドに適用したものである。
【0012】図9は、自動車用吸気マニホルドを示す。
吸気マニホルド(1)は、1つの吸気入口(3) およ
び複数の吸気出口(4) を有するアルミニウム鋳物製
または展伸材製プレナムチャンバ(2) と、プレナム
チャンバ(2) の各吸気出口(4) に接続されたア
ルミニウム展伸材製分岐管(5) とを備えている。
び複数の吸気出口(4) を有するアルミニウム鋳物製
または展伸材製プレナムチャンバ(2) と、プレナム
チャンバ(2) の各吸気出口(4) に接続されたア
ルミニウム展伸材製分岐管(5) とを備えている。
【0013】プレナムチャンバ(2) の吸気入口(3
) の周囲には外向きフランジ(6) が形成されてお
り、このフランジ(6) にスロットルバルブを内蔵し
たスロットルボディ(図示略)が取付けられ、これにエ
アクリーナからの送気管が接続されるようになっている
。
) の周囲には外向きフランジ(6) が形成されてお
り、このフランジ(6) にスロットルバルブを内蔵し
たスロットルボディ(図示略)が取付けられ、これにエ
アクリーナからの送気管が接続されるようになっている
。
【0014】各分岐管(5) の他端は、1つのアルミ
ニウム鋳物製または展伸材製のシリンダヘッドへの取付
用フランジ(7) にまとめてろう付されている。取付
用フランジ(7) を介して各分岐管(5) が図示し
ないエンジンのシリンダヘッドに接続されるようになっ
ている。取付用フランジ(7) は、分岐管(5) と
同数の孔(図示略)と、孔の周囲に一体的に設けられた
分岐管接続用筒状突出部(8) とを備えており、各分
岐管(5) の他端が筒状突出部(8) 内に挿入され
た状態でろう付されている。取付用フランジ(7) に
おける各突出部(8) に隣接する部分には燃料噴射装
置の差込み部(9) が形成されている。
ニウム鋳物製または展伸材製のシリンダヘッドへの取付
用フランジ(7) にまとめてろう付されている。取付
用フランジ(7) を介して各分岐管(5) が図示し
ないエンジンのシリンダヘッドに接続されるようになっ
ている。取付用フランジ(7) は、分岐管(5) と
同数の孔(図示略)と、孔の周囲に一体的に設けられた
分岐管接続用筒状突出部(8) とを備えており、各分
岐管(5) の他端が筒状突出部(8) 内に挿入され
た状態でろう付されている。取付用フランジ(7) に
おける各突出部(8) に隣接する部分には燃料噴射装
置の差込み部(9) が形成されている。
【0015】プレナムチャンバ(2) とシリンダヘッ
ドへの取付用フランジ(7) との間に、横断面方形の
アルミニウム製形材からなるステー(10)が配置され
、一端がプレナムチャンバ(2) に一体に形成された
接続部(2a)に、他端が取付用フランジ(7) に一
体に形成された接続部(7a)にそれぞれろう付されて
いる。
ドへの取付用フランジ(7) との間に、横断面方形の
アルミニウム製形材からなるステー(10)が配置され
、一端がプレナムチャンバ(2) に一体に形成された
接続部(2a)に、他端が取付用フランジ(7) に一
体に形成された接続部(7a)にそれぞれろう付されて
いる。
【0016】このような構成において、プレナムチャン
バ(2) の外向きフランジ(6) に大きな加速度が
加わった場合にも、ステー(10)の働きによりプレナ
ムチャンバ(2) に振動が発生するのが抑制される。
バ(2) の外向きフランジ(6) に大きな加速度が
加わった場合にも、ステー(10)の働きによりプレナ
ムチャンバ(2) に振動が発生するのが抑制される。
【0017】そして、ステー(10)と、プレナムチャ
ンバ(2) の接続部(2a)および取付用フランジ(
7) の接続部(7a)とのろう付にこの発明の方法が
適用される。
ンバ(2) の接続部(2a)および取付用フランジ(
7) の接続部(7a)とのろう付にこの発明の方法が
適用される。
【0018】以下、図1〜図3を参照して、ステー(1
0)と、プレナムチャンバ(2) の接続部(2a)お
よび取付用フランジ(7) の接続部(7a)とのろう
付方法について説明する。
0)と、プレナムチャンバ(2) の接続部(2a)お
よび取付用フランジ(7) の接続部(7a)とのろう
付方法について説明する。
【0019】ステー(10)に長さ方向に伸びる横断面
方形の貫通穴(11)を形成しておく。また、プレナム
チャンバ(2) の接続部(2a)および取付用フラン
ジ(7) の接続部(7a)におけるステー(10)の
両端面を突き合わせる面の貫通穴(11)と一致した位
置に、それぞれ有底穴(12)(13)を形成しておく
。ついで、ステー(10)の貫通穴(11)に、角棒状
のろう材(14)を通し、その両端をステー(10)の
両端から突出させる。たとえば、ステー(10)の一辺
の長さを20mm程度にした場合、ろう材(14)の一
辺の長さは3mm程度とすることが好ましい。そして、
ろう材(14)の突出端部を両接続部(2a)(7a)
の有底穴(12)(13)に差し込む(図3参照)。こ
の状態で、図示しない治具によりプレナムチャンバ(2
) 、取付用フランジ(7) およびステー(10)の
仮止めを行う。両接続部(2a)(7a)およびステー
(10)の突き合わせ面には、加工の都合上、微小な凹
凸が存在しているので、これらの突き合わせ面どうしを
突き合わせたさいに、その間に微小なろう溜め用間隙が
存在する。これと同時に、プレナムチャンバ(2) と
分岐管(5) 、および分岐管(5) と取付用フラン
ジ(7) の筒状突出部(8) も組み合わせておき、
適当な位置にろう材を配置しておく。
方形の貫通穴(11)を形成しておく。また、プレナム
チャンバ(2) の接続部(2a)および取付用フラン
ジ(7) の接続部(7a)におけるステー(10)の
両端面を突き合わせる面の貫通穴(11)と一致した位
置に、それぞれ有底穴(12)(13)を形成しておく
。ついで、ステー(10)の貫通穴(11)に、角棒状
のろう材(14)を通し、その両端をステー(10)の
両端から突出させる。たとえば、ステー(10)の一辺
の長さを20mm程度にした場合、ろう材(14)の一
辺の長さは3mm程度とすることが好ましい。そして、
ろう材(14)の突出端部を両接続部(2a)(7a)
の有底穴(12)(13)に差し込む(図3参照)。こ
の状態で、図示しない治具によりプレナムチャンバ(2
) 、取付用フランジ(7) およびステー(10)の
仮止めを行う。両接続部(2a)(7a)およびステー
(10)の突き合わせ面には、加工の都合上、微小な凹
凸が存在しているので、これらの突き合わせ面どうしを
突き合わせたさいに、その間に微小なろう溜め用間隙が
存在する。これと同時に、プレナムチャンバ(2) と
分岐管(5) 、および分岐管(5) と取付用フラン
ジ(7) の筒状突出部(8) も組み合わせておき、
適当な位置にろう材を配置しておく。
【0020】その後、これらの組み合わせ体を炉の中に
入れ、炉中においてたとえば塩素系フラックスを使用し
、窒素ガス雰囲気中または大気雰囲気中で加熱する。 すると、プレナムチャンバ(2) の接続部(2a)と
ステー(10)、および取付用フランジ(7)の接続部
(7a)とステー(10)、プレナムチャンバ(2)
と分岐管(5) 、および分岐管(5) と取付用フラ
ンジ(7) の筒状突出部(8) がそれぞれ同時にろ
う付される。両接続部(2a)(7a)とステー(10
)とのろう付部においては、溶融したろう材は、突き合
わせ面間に存在するろう溜め用間隙内に侵入するので、
両接続部(2a)(7a)とステー(10)との間隔は
、ろう付前の状態からほとんど変化しない。したがって
、ろう付後の金属製品の寸法精度が向上する。
入れ、炉中においてたとえば塩素系フラックスを使用し
、窒素ガス雰囲気中または大気雰囲気中で加熱する。 すると、プレナムチャンバ(2) の接続部(2a)と
ステー(10)、および取付用フランジ(7)の接続部
(7a)とステー(10)、プレナムチャンバ(2)
と分岐管(5) 、および分岐管(5) と取付用フラ
ンジ(7) の筒状突出部(8) がそれぞれ同時にろ
う付される。両接続部(2a)(7a)とステー(10
)とのろう付部においては、溶融したろう材は、突き合
わせ面間に存在するろう溜め用間隙内に侵入するので、
両接続部(2a)(7a)とステー(10)との間隔は
、ろう付前の状態からほとんど変化しない。したがって
、ろう付後の金属製品の寸法精度が向上する。
【0021】図4はステーの変形例を示す。図4におい
て、ステー(15)は横断面円形のアルミニウム形材か
らなり、横断面円形の貫通穴(11)が形成されるとと
もに貫通穴(11)に横断面円形のろう材(14)が通
されている。たとえば、ステー(15)の外径を20m
m程度にした場合、ろう材(14)の直径は3mm程度
にすることが好ましい。
て、ステー(15)は横断面円形のアルミニウム形材か
らなり、横断面円形の貫通穴(11)が形成されるとと
もに貫通穴(11)に横断面円形のろう材(14)が通
されている。たとえば、ステー(15)の外径を20m
m程度にした場合、ろう材(14)の直径は3mm程度
にすることが好ましい。
【0022】図5はこの発明の他の実施例を示す。図5
において、ステー(10)には貫通穴(11)は形成さ
れておらず、その両端面における有底穴(12)(13
)と一致した位置に、それぞれ有底穴(16)(17)
を形成しておく。ついで、ステー(10)とプレナムチ
ャンバ(2) の接続部(2a)との間、およびステー
(10)と取付用フランジ(7) の接続部(7a)と
の間に、それぞれろう材(18)(19)を配置して有
底穴(12)(13)(16)(17)に嵌め込んでお
く。そして、その後は上記実施例と同様にしてろう付を
行う。
において、ステー(10)には貫通穴(11)は形成さ
れておらず、その両端面における有底穴(12)(13
)と一致した位置に、それぞれ有底穴(16)(17)
を形成しておく。ついで、ステー(10)とプレナムチ
ャンバ(2) の接続部(2a)との間、およびステー
(10)と取付用フランジ(7) の接続部(7a)と
の間に、それぞれろう材(18)(19)を配置して有
底穴(12)(13)(16)(17)に嵌め込んでお
く。そして、その後は上記実施例と同様にしてろう付を
行う。
【0023】図6〜図8はこの発明のさらに他の実施例
を示す。図6〜図8において、プレナムチャンバ(2)
の接続部(2a)の端面、およびステー(10)の上
端面に、それぞれ複数の凸条(20)(22)と凹溝(
21)(23)とを交互に形成しておく。図7に示すよ
うに、接続部(2a)の端面の凸条(20)および凹溝
(21)と、ステー(10)の上端面の凸条(22)お
よび凹溝(23)とは、その向きが互いに直角をなすよ
うにしておく。また、取付用フランジ(7) の接続部
(7a)の端面、およびステー(10)の下端面にもこ
れと同様な凸条(20)(22)および凹溝(21)(
23)を形成しておく。凸条(20)(22)の高さお
よび凹溝(21)(23)の深さは、たとえばそれぞれ
0.1mm程度で十分である。そして、上記実施例と同
様にして治具で仮止めし、ろう付を行う。仮止め状態に
おいて、凸条(20)(22)の先端どうしが当接して
いる。
を示す。図6〜図8において、プレナムチャンバ(2)
の接続部(2a)の端面、およびステー(10)の上
端面に、それぞれ複数の凸条(20)(22)と凹溝(
21)(23)とを交互に形成しておく。図7に示すよ
うに、接続部(2a)の端面の凸条(20)および凹溝
(21)と、ステー(10)の上端面の凸条(22)お
よび凹溝(23)とは、その向きが互いに直角をなすよ
うにしておく。また、取付用フランジ(7) の接続部
(7a)の端面、およびステー(10)の下端面にもこ
れと同様な凸条(20)(22)および凹溝(21)(
23)を形成しておく。凸条(20)(22)の高さお
よび凹溝(21)(23)の深さは、たとえばそれぞれ
0.1mm程度で十分である。そして、上記実施例と同
様にして治具で仮止めし、ろう付を行う。仮止め状態に
おいて、凸条(20)(22)の先端どうしが当接して
いる。
【0024】図8に示すように、溶融したろう材(14
)は凹溝(21)(23)内に侵入し、これによって両
接続部(2a)(7a)とステー(10)とがろう付さ
れるので、両接続部(2a)(7a)とステー(10)
との間隔は全く変化しない。したがって、ろう付後の金
属製品の寸法精度が一層向上する。
)は凹溝(21)(23)内に侵入し、これによって両
接続部(2a)(7a)とステー(10)とがろう付さ
れるので、両接続部(2a)(7a)とステー(10)
との間隔は全く変化しない。したがって、ろう付後の金
属製品の寸法精度が一層向上する。
【0025】上記においては、この発明の方法が、自動
車用吸気マニホルドのプレナムチャンバ(2) の接続
部(2a)および取付用フランジ(7) の接続部(7
a)とステーとのろう付に適用されているが、これに限
るものではない。
車用吸気マニホルドのプレナムチャンバ(2) の接続
部(2a)および取付用フランジ(7) の接続部(7
a)とステーとのろう付に適用されているが、これに限
るものではない。
【0026】
【発明の効果】この発明の方法によれば、上述のように
して、溶融したろう材が両金属材の突き合わせ面に侵入
することにより、両金属材がろう付されるので、。両金
属材の間隔はほとんど変化しない。したがって、ろう付
後の金属製品の寸法精度が向上する。
して、溶融したろう材が両金属材の突き合わせ面に侵入
することにより、両金属材がろう付されるので、。両金
属材の間隔はほとんど変化しない。したがって、ろう付
後の金属製品の寸法精度が向上する。
【0027】特に、2つの金属材の突き合わせ面間に、
互いに当接して両金属材間の位置決めを行う部分と、ろ
う溜め用間隙とを形成しておくと、ろう付時にも両金属
材間の間隔は全く変化しない。したがって、ろう付後の
金属製品の寸法精度が一層向上する。
互いに当接して両金属材間の位置決めを行う部分と、ろ
う溜め用間隙とを形成しておくと、ろう付時にも両金属
材間の間隔は全く変化しない。したがって、ろう付後の
金属製品の寸法精度が一層向上する。
【図1】この発明の実施例を示し、吸気マニホルドのプ
レナムチャンバおよびシリンダヘッドへの取付用フラン
ジとステーのろう付前の状態を示す分解断面図である。
レナムチャンバおよびシリンダヘッドへの取付用フラン
ジとステーのろう付前の状態を示す分解断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】吸気マニホルドのプレナムチャンバおよびシリ
ンダヘッドへの取付用フランジとステーのろう付前の状
態を示す断面図である。
ンダヘッドへの取付用フランジとステーのろう付前の状
態を示す断面図である。
【図4】ステーの変形例を示す図2相当の断面図である
。
。
【図5】この発明の他の実施例を示す図3相当の断面図
である。
である。
【図6】この発明のさらに他の実施例を示す図1相当の
断面図である。
断面図である。
【図7】図6の部分拡大斜視図である。
【図8】同じくろう付後の状態を示す拡大断面図である
。
。
【図9】吸気マニホルドを示す斜視図である。
【図10】従来方法を示すろう付前の状態の断面図であ
る。
る。
【図11】図10に示す従来方法によるろう付後の断面
図である。
図である。
2a 接続部
7a 接続部
10 ステー
11 貫通穴
12 有底穴
13 有底穴
14 ろう材
15 ステー
16 有底穴
17 有底穴
18 ろう材
19 ろう材
Claims (2)
- 【請求項1】 2つの金属材を突き合わせ状態でろう
付するにあたり、2つの金属材の突き合わせ面に、それ
ぞれ互いに対向するように穴を形成し、両金属材間に、
両金属材の穴に嵌まるようにろう材を配置し、この状態
で両金属材をろう付することを特徴とする金属材のろう
付方法。 - 【請求項2】 2つの金属材の突き合わせ面間に、互
いに当接して両金属材間の位置決めを行う部分と、ろう
溜め用間隙とを形成しておく請求項1記載の金属材のろ
う付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12998891A JPH04356396A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 金属材のろう付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12998891A JPH04356396A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 金属材のろう付方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04356396A true JPH04356396A (ja) | 1992-12-10 |
Family
ID=15023380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12998891A Withdrawn JPH04356396A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 金属材のろう付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04356396A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19949905A1 (de) * | 1999-10-16 | 2001-06-13 | Textron Verbindungstechnik | Verfahren zum thermischen Fügen von zwei Bauteilen zu einem Bauelement sowie Bauelemente hergestellt nach diesem Verfahren |
WO2010106616A1 (ja) * | 2009-03-16 | 2010-09-23 | トヨタ自動車株式会社 | ロウ付け接合構造体 |
JP2011115849A (ja) * | 2009-08-17 | 2011-06-16 | Suguro Tekko:Kk | 薄肉有底円筒金属部材およびその製造方法 |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP12998891A patent/JPH04356396A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19949905A1 (de) * | 1999-10-16 | 2001-06-13 | Textron Verbindungstechnik | Verfahren zum thermischen Fügen von zwei Bauteilen zu einem Bauelement sowie Bauelemente hergestellt nach diesem Verfahren |
WO2010106616A1 (ja) * | 2009-03-16 | 2010-09-23 | トヨタ自動車株式会社 | ロウ付け接合構造体 |
JP2011115849A (ja) * | 2009-08-17 | 2011-06-16 | Suguro Tekko:Kk | 薄肉有底円筒金属部材およびその製造方法 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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