JPH02229602A - 幅圧下プレスの座屈防止押えロール装置 - Google Patents
幅圧下プレスの座屈防止押えロール装置Info
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- JPH02229602A JPH02229602A JP4949989A JP4949989A JPH02229602A JP H02229602 A JPH02229602 A JP H02229602A JP 4949989 A JP4949989 A JP 4949989A JP 4949989 A JP4949989 A JP 4949989A JP H02229602 A JPH02229602 A JP H02229602A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B15/00—Arrangements for performing additional metal-working operations specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B15/0035—Forging or pressing devices as units
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Forging (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
えロール装置に関するものである。
に近接・離反可能な左右一対のプレス金型間の上下位置
に、幅圧下プレスで幅圧下を行うスラブのうち最も狭幅
のスラブの幅寸法よりも短い押えロールを、各一本ずつ
あるいは複数本ずつ配設して、プレス金型によるスラブ
の幅圧下時にスラブを押えロールで上下から押えるよう
にしてスラブの座屈を防止するようにしたものである。
ロール装置では、狭幅のスラブの幅寸法よりも短い押え
ロールを用いてスラブを押えるようにしていたので、広
幅のスラブを大きく幅圧下いわゆる強幅圧下(プレス1
回当りの幅圧下量が3501Ilff1以上)しようと
すると、スラブの幅端部に迄押えロールによる押えが及
ばないためスラブの幅寸法が広くなる程座屈が起こり易
いという問題があった。
ったので以下のような問題が派生していた。
幅寸法にするためには、数種の幅寸法のスラブを幅圧下
前に予め用意するようにしなければならず、そのために
幅寸法の異なるスラブを鋳造するためのモールドが数種
類必要になる。
スラブの肉厚増加はスラブの幅端部のみに起こるので、
後工程でスラブを水平圧延すると、スラブの幅端部に生
じた肉厚増加部分に幅方向及び長手方向の延びが生じる
ため、スラブに幅戻りが生じて幅寸法精度が悪化し、且
つスラブの前後にフィッシュテールと呼ばれる形状不良
部が発生して更に後工程で切断除去すべきスラブ先後端
の量即ちクロップ量が増加して歩留りが悪化する。
ブ内部に形成されたボロシティと呼ばれる空洞部が圧着
されることがないので、スラブの肉質を改善することが
できない。
るいわゆる可逆式の幅圧下プレスにおいては、往方向の
幅、圧下と復方向の幅圧下とでスラブに対するプレス荷
重の重心位置が異なるが、プレス荷重の重心位置が変化
する場合には、一本の押えロールでは対応しきれずに往
復方向のどちらかの場合にスラブに座屈を与えることが
避けられないという問題があった。
を大きく幅圧下することができ、且つ可逆式の幅圧下プ
レスに対して設けた場合にはプレス荷重の重心位置の変
化に対応してスラブを押えることのできる幅圧下プレス
の座屈防止押えロール装置を提供することを目的とする
ものである。
分割された分割押えロールを形成し、幅圧下プレスの互
いに近接・離反可能な一対のプレス金型間に上下一対の
前記分割押えロールをライン方向に対して複数対配設す
ると共に、少くとも上側の前記分割押えロールの各ロー
ル片を別個に昇降可能に支持したことを特徴とする幅圧
下プレスの座屈防止押えロール装置にかかるものである
。
降させて、スラブの幅寸法より内側のロール片の全てに
よりスラブを押えるようにし、且つスラブの幅寸法より
外側のロール片はスラブから待避させておく。
に対応して最適な状態で押えることができるので、強幅
圧下を行うことができる。
により、スラブに対するプレス荷重の重心位置を正確に
押えなくとも、スラブに対する押えが効くようになって
、スラブの座屈が防止され、可逆式の幅圧下プレスのよ
うにプレス荷重の重心位置が往方向と復方向で異なる場
合に対応することができる。
2と上金型3.4を二段に備えて切換使用可能な左右一
対のプレス金型5.6を設けると共に、該プレス金型5
,6を互いに近接離反可能に配設して可逆式の幅圧下プ
レス7を形成する。
線をライン方向と直角方向に向けた上下一対の分割押え
ロール8.9.10をライン方向に対して複数対(第1
図では2対)配設する。
.12.13と、該中押えロールll.l2.13両端
側に位置する端押えロール14〜l9とから成る3本の
ロール片Aで構成され、各中押えロール11.12及び
端押えロール14〜I7は夫々幅圧下プレス7のハウジ
ング20に固定されたシリンダ21〜26のロツド27
〜32の先端に軸受ブラケット33〜38を介して別個
に昇降自在に支持されている。
同様の図示しない分割押えロールがあり、該分割押えロ
ール及び分割押えロール8,9.10は上下対称に使用
するものとする。図中39はスラブを示している。
には、全ての分割押えロール111.9.10(及び分
割押えロール10の下部に位置する図示しない分割押え
ロール;以下記載を省略する)の全ての中押えロール1
1,12.13及び全ての端押えロール14〜l9によ
りスラブ39を押える。
えられるので座屈が防止され、圧下量の大きいいわゆる
強幅圧下を行うことが可能となる。
には、第3図左側の分割押えロール8.9の中押えロー
ル11.12及び端押えロール14〜17によりスラブ
39を押え、且つ第3図右側の分割押えロール10の中
押えロールI3によりスラブ39を押え、端押えロール
18.19をスラブ39から待避させる。
とができ、且つ中幅のスラブ39は幅方向の広い範囲を
押えられるので座屈が防止され、且つ強幅圧下を行うこ
とかできる。
には、全ての分割押えロール8,9.10の中押えロー
ル11.12.13によりスラブ39を押え全ての端押
えロール14〜l9をスラブ39から待避させる。
ができ、且つ狭幅のスラブ39は幅方向の広い範囲を押
えられるので座屈か防止され、且つ強幅圧下を行うこと
かできる。
を座屈を生じることなく強幅圧下することか可能となる
。
ラブ39の幅寸法の範囲が広がるので、予め用意すべき
スラブ39の幅寸法の種類が削減され、その結果スラブ
39を鋳造するためのモールドの数も減少することがで
きて、モールドに掛る設備費やモールドの交換時間等を
削減することができ、生産性を大幅に向上することがで
きる。
レスに伴うスラブ39の肉厚増加がスラブ39の幅方向
中央部まで及ぶので、後工程でスラブ39を水平圧延し
た場合に、スラブ39の幅戻りやスラブ39先後端のフ
ィッシュテール等の形状不良部の発生が防止され、結果
として水平圧延後のスラブ39の幅寸法精度が向上し、
且つスラブ39先後端のクロツブ量(形状不良等に対す
る切断除去する量)が減少して歩留りが向上する。
鋳造時にスラブ39内部に形成されたボロシティと呼ば
れる空洞部が圧着されるので、スラブ39の肉質が改善
され良好となる。
図矢印a方向に送りながら上金型3.4で幅圧下を行っ
たときのプレス荷重の重心位置は線イとなり、スラブ3
9を第1図矢印b方向に送りながら下金型1.2で幅圧
下を行ったときのプレス荷重・の重心位置は線ロとなっ
て、矢印a方向とb方向のプレスではプレス荷重の重心
位置イ、口が異なるが、複数本の分割押えロール11,
12.13でスラブ39上のプレス荷重の重心位置(イ
、口)近傍を押えるようにしているので、プレス荷重の
重心位置イ、口を分割押えロール11,12.13で正
確に押えていなくともスラブ39に対する押えが効くた
め、スラブ39の座屈を防止することができる。
、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、分割押
えロールのライン方向の設置数は2対以上とし得ること
、分割押えロールの板幅方向への分割数は2本以上とし
得ること、幅圧下プレスに応じて上側の分割押えロール
のみ昇降可能としても上下の分割押えロールの両方とも
昇降可能としても良いこと、その他本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
押えロール装置によれば、下記の如き種々の優れた効果
を奏し得る。
ることができるので、広幅から狭幅までのスラブに対応
してそれぞれにつき最適な状態で押えることができるた
め、強幅圧下を行うことが可能となる。
1枚のスラブをプレスして得られるスラブの幅寸法の範
囲が広がり、予め用意すべきスラブの幅寸法の種類を削
減することができる。又その結果、スラブを鋳造するた
めのモールドの数が減少して、モールドの設備費やモー
ルド交換時間が削減できるので生産性を向上することが
できる。
肉厚増加がスラブの幅方向中央部まで及ぶので、後工程
でスラブを水平圧延した場合に、スラブの幅戻りやスラ
ブ先後端のフィッシュテール等の発生が防止され、結果
として水平圧延後のスラブの幅寸法精度を向上すること
ができ、且つスラブ先後端のクロツプ量が減少して歩留
りを向上することかできる。
鋳造時にスラブ内部に形成されたボロシティを圧着して
スラブの内部品質を向上することができる。
レス荷重の重心位置を正確に押えなくともスラブに対す
る押えが効くため、可逆式の幅圧下プレスに対してスラ
ブの座屈を防止することができる。
■−■矢視図、第3図は本発明の一実施例の中幅のスラ
ブに対する使用図、第4図は本発明の一実施例の狭幅の
スラブに対する使用図である。 図中5.6はプレス金型、7は幅圧下プレス、8,9.
10は分割押えロール、39はスラブ、Aはロール片を
示す。 第1図
Claims (1)
- 1)板幅方向に対し少くとも2本以上のロール片に分割
された分割押えロールを形成し、幅圧下プレスの互いに
近接・離反可能な一対のプレス金型間に上下一対の前記
分割押えロールをライン方向に対して複数対配設すると
共に、少くとも上側の前記分割押えロールの各ロール片
を別個に昇降可能に支持したことを特徴とする幅圧下プ
レスの座屈防止押えロール装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP1049499A JP2707683B2 (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | 幅圧下プレスの座屈防止押えロール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP2707683B2 JP2707683B2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=12832834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1049499A Expired - Fee Related JP2707683B2 (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | 幅圧下プレスの座屈防止押えロール装置 |
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Country | Link |
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Families Citing this family (1)
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62124044A (ja) * | 1985-11-22 | 1987-06-05 | Kawasaki Steel Corp | 熱間スラブの幅圧下プレス方法及び装置 |
JPS62127340A (ja) * | 1985-11-26 | 1987-06-09 | Hitachi Chem Co Ltd | フエノ−ル樹脂成形材料 |
-
1989
- 1989-03-01 JP JP1049499A patent/JP2707683B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPS62124044A (ja) * | 1985-11-22 | 1987-06-05 | Kawasaki Steel Corp | 熱間スラブの幅圧下プレス方法及び装置 |
JPS62127340A (ja) * | 1985-11-26 | 1987-06-09 | Hitachi Chem Co Ltd | フエノ−ル樹脂成形材料 |
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