JPH0222912Y2 - - Google Patents

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JPH0222912Y2
JPH0222912Y2 JP16231588U JP16231588U JPH0222912Y2 JP H0222912 Y2 JPH0222912 Y2 JP H0222912Y2 JP 16231588 U JP16231588 U JP 16231588U JP 16231588 U JP16231588 U JP 16231588U JP H0222912 Y2 JPH0222912 Y2 JP H0222912Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動二輪車のハンドルグリツプの近傍
に設けられ、運転操作上の各種スイツチの操作を
それぞれの操作をより正確にかつ容易に行えるよ
うにした自動二輪車のハンドルスイツチを提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成すべく、ハンドルグリ
ツプの近傍に設けられ、第1操作部の操作面が凹
球面の一部を含むように形成され、該操作面の法
線方向の押し操作により作動する第1操作スイツ
チと、該第1操作スイツチの操作面の略中心位置
の回りに回動自在な第2操作部の所定範囲の回動
により作動すると共に、該第2操作部を前記第1
操作スイツチの第1操作部と略突出高さが等しく
なるように、かつ、前記第1操作部から垂下する
ように設けている第2操作スイツチと、前記第2
操作部近傍に形成される凹陥部とを備えたことを
特徴とする。
(作用) 第1操作スイツチは第1操作部の操作面を運転
者の1本の操作指により押圧することにより作動
できるが、この場合、該操作面は凹球面状をなす
ので、操作指の復面によくなじみ易い。一方、第
2操作スイツチは、その第2操作部近傍には凹陥
部が形成されているから、第2操作部を操作指の
感触のみで容易に探すことができ、また凹陥部の
形成及び第1操作部からの第2操作部の垂下によ
り第1操作部に対する感触のみによる識別が容易
であり、第2操作部の所定範囲の回動には何等支
障を与えない。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案に係る自動二輪車のハンドルス
イツチを示すものであり、ハンドルパイプ1の端
部に取付けられるハンドルグリツプ2の近傍には
スイツチハウジング3が設けられている。
そして、このスイツチハウジング3の手前側
(運転者と対向する側)の面の略中央部にはスタ
ータスイツチ4(第1操作スイツチ)、前照灯又
はスモールライトの点滅スイツチ5(第2操作ス
イツチ)がそれぞれ設けられている。このスター
タスイツチ4はスプリング復帰式で構成され、そ
の平面円板状の操作部4A(第1操作部)の上方
の凹球面S(第2図参照)に沿う操作面4aを該
操作面4aの法線方向に沿つて押し込むとエンジ
ンが始動する。
また、スタータスイツチ4の操作部4Aには左
右方向を境界として上半分に対し下半分が陥没す
るように段差d(第1図参照)を有する凹陥部4
Bが設けられ、この操作部4Aから垂下するよう
に点滅スイツチ5の短片棒状の操作部5A(第2
操作部)が設けられる。該操作部5Aの基端部5
bが操作部4Aの操作面4aの下方に位置してい
る。また、前記第1操作部4Aと第2操作部5と
は突出高さが略等しく設定され、すなわち、第2
図により理解できるように、操作面4aと操作面
5aとは略同一平面上にある。そして、操作部5
Aは操作部4Aの中心の回りに所定範囲で回動自
在に取付けられている。
これにより、例えば、操作部5Aを左方に所定
範囲だけ回動させると、前照灯が点灯し、右方の
元の位置に戻すと前照灯が消える。
この場合、段差dの凹陥部4Bの形成により、
操作部4Aと操作部5Aとの指感触のみによる識
別は極めて容易であり、しかも、指がかりがある
ため該操作部5Aの回動が行ない易い。また該操
作部5Aが回動されていてもスタータスイツチ4
の操作面4aの押圧操作を妨げることはない。さ
らに、操作部5Aの回動操作は操作部4Aの押圧
操作とは全く異なる運動方向であるのでスタータ
スイツチ4の操作に影響を与えることはない。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、ハンドルグリツ
プの近傍に設けられ、第1操作部の操作面が凹球
面の一部を含むように形成され、該操作面の法線
方向の押し操作により作動する第1操作スイツチ
と、該第1操作スイツチの操作面の略中心位置の
回りに回動自在な第2操作部の所定範囲の回動に
より作動すると共に、該第2操作部を前記第1操
作スイツチの第1操作部と略突出高さが等しくな
るように、かつ、前記第1操作部から垂下するよ
うに設けている第2操作スイツチと、前記第2操
作部近傍に形成される凹陥部とを備える構成とし
たので、二種の操作スイツチをハンドルグリツプ
近傍の略同一部位に取付けスペースを犠牲にする
ことなく取付ることができ、しかも、第2操作部
近傍には凹陥部が形成されていることから、第2
操作部を操作指の感触のみで容易に探すことがで
き、また、凹陥部の形成及び第1操作部からの第
2操作部の垂下により第1操作部に対する感触の
みによる識別が容易であり、第2操作部の所定範
囲の回動には何等支障を与えない。換言すれば、
両操作スイツチの選択を互いに独立かつ正確に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す要部斜視
図、第2図は第1図の−に沿う断面図、第3
図は第1図の−に沿う側面図、第4図及び第
5図は従来の操作スイツチを説明するための斜視
図である。 2……ハンドルグリツプ、4……スタータスイ
ツチ(第1操作スイツチ)、4A……第1操作部、
4a……操作面、5……点滅スイツチ(第2操作
スイツチ)、5A……第2操作部、S……凹球面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハンドルグリツプの近傍に設けられ、第1操作
    部の操作面が凹球面の一部を含むように形成さ
    れ、該操作面の法線方向の押し操作により作動す
    る第1操作スイツチと、該第1操作スイツチの操
    作面の略中心位置の回りに回動自在な第2操作部
    の所定範囲の回動により作動すると共に、該第2
    操作部を前記第1操作スイツチの第1操作部と略
    突出高さが等しくなるように、かつ、前記第1操
    作部から垂下するように設けている第2操作スイ
    ツチと、前記第2操作部近傍に形成される凹陥部
    とを備えたことを特徴とする自動二輪車のハンド
    ルスイツチ。
JP16231588U 1988-12-13 1988-12-13 Expired JPH0222912Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16231588U JPH0222912Y2 (ja) 1988-12-13 1988-12-13

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JP16231588U JPH0222912Y2 (ja) 1988-12-13 1988-12-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01148624U JPH01148624U (ja) 1989-10-16
JPH0222912Y2 true JPH0222912Y2 (ja) 1990-06-21

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