JP3569934B2 - 自転車用折りたたみペダル - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は自転車用折りたたみペダルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、折りたたみペダルは、駐輪場等の有効な活用をするために、自転車において特に突出したペダルをコンパクトにする目的で多く利用されるようになってきた。特に実公昭62−34877号や実開平5−1689号に開示されたものが一般的である。前者は、ペダル踏板に摺動自在に嵌装されたストッパー軸がスプリングで付勢され、このストッパー軸の先端部に設けた嵌合壁がペダル回動体の先端中央部に形成された嵌合壁受入口に出入り自在に嵌合し固定され、後者はペダル踏板がペダル本体にペダル主軸と垂直方向に配設された摺動ボタンにて軸支されペダル踏板がクランクアーム側より離れる方向に移動したとき、ペダル本体と固定される構造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の構成ではスプリングの力に打ち勝つ力で外側へストッパー軸をつまみ出すとき、このストッパー軸の形状がつまみにくくその操作は困難である。また、ペダル回動体中央部には嵌合壁受入口を有しており、ここからゴミ、砂、水等が浸入するとペダルの性能を低下させる原因になる。
【0004】
後者の場合、摺動ボタンを押しながらペダル踏板をクランクアーム側方向に移動させ、次に回転させる折りたたみ手順のため、操作時走行者が困惑する恐れがある。
【0005】
本発明は上記課題を解決するもので、ペダルの折りたたみ及び組み立て操作を容易にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、ペダル主軸の外周に軸支されたペダル本体と、このペダル本体のほぼ中央部に前記ペダル主軸の軸方向に突出するように固定され、かつ前記ペダル主軸に対するペダル本体の軸支部空間を閉塞するように構成された嵌合体と、前記ペダル本体に垂直方向の軸を介して回転自在に支持されたペダル踏板と、このペダル踏板に対して摺動自在で、かつ回転不能に取り付けられ、ほぼ中央部に形成した嵌合口が前記嵌合体に嵌合するように常時付勢された摺動プレートと、この摺動プレートに設けた取手とを備えた構成である。
【0007】
【作用】
上記構成によればペダルを折りたたむときは、ペダル本体の中央部に固定された嵌合体に嵌合している嵌合口をはずす方向に摺動プレートを取手により移動させると、ペダル踏板は回転自在となりペダル踏板をクランクアームに当接するまで回転させる。
【0008】
また、ペダルを組み立てるときは、摺動プレートを取手により移動させてからペダル踏板を走行位置にし、次に取手から手を放すと摺動プレートは摺動プレートの中央部に形成した嵌合口とペダル本体中央部に固定した嵌合体とが嵌合する方向に付勢されているので、ペダル踏板は固定される。
【0009】
【実施例】
(実施例1)
以下本発明の一実施例を図1、図2、図3及び図4を用いて説明する。
【0010】
図1〜図4において、1はペダル主軸で、このペダル主軸1に回転自在にペダル本体2が固定されている。
【0011】
このペダル本体2には、ペダル主軸1の軸方向と垂直方向に配設する軸4により回転自在にペダル踏板3が軸支されている。5は嵌合体で、ペダル本体2のほぼ中央部に前記ペダル主軸1の軸方向に突出するように設けられている。6は摺動プレートで、ペダル踏板3に摺動自在に取り付けられ、ほぼ中央部に設けた嵌合口7が嵌合体5に嵌合する方向にスプリングにより常時付勢されている。8はペダル踏板3内に配設されるように摺動プレート6に設けたほぼU字状の取手、9はペダル踏板3の先端部に設けた嵌合溝で、ペダル折りたたみ時クランクアーム10と嵌合させることができる。
【0012】
本発明の自転車用折りたたみペダルは前述のとおりの構成であり、以下に述べるように使用する。
【0013】
ペダルを折りたたむときは、まず図3において、取手8により摺動プレート6を嵌合体5と嵌合口7とがはずれる方向に移動させることにより、ペダル踏板3は回転自在となり、図4のように回転させることによりペダルを折りたたむことができる。
【0014】
次に組み立てるときは、取手8を移動させ、ペダル踏板3を走行位置にし取手8から手を放すと、ペダル踏板3は固定され自転車は走行可能となる。
【0015】
(実施例2)
図5は本発明の第2の実施例を示しており、この実施例ではスプリング11により、嵌合口7が嵌合体5に嵌合する方向に摺動プレート6を常時付勢し、そしてネジを有したほぼ半球状の取手12をペダル踏板3の側面に設けた長穴3aを介して摺動プレート6の側面に設けたネジ穴にネジ止めしたものである。このほぼ半球状の取手12を指で移動させることにより、摺動プレート6も移動し、容易にペダルの組み立て及び折りたたみ操作が行える。
【0016】
本実施例において、ほぼ半球状の取手12の代わりに、図6に示すようなリフレクター機能を有するほぼ長方形状の取手13を用いてもよい。
以上説明したように実施例1,2においては、ペダル主軸1の外周に軸支されたペダル本体2と、このペダル本体2のほぼ中央部に前記ペダル主軸1の軸方向に突出するように固定され、かつ前記ペダル主軸1に対するペダル本体2の軸支部空間を閉塞するように構成された嵌合体5と、前記ペダル本体2に垂直方向の軸4を介して回転自在に支持されたペダル踏板3と、このペダル踏板3に対して摺動自在で、かつ回転不能に取り付けられ、ほぼ中央部に形成した嵌合口7が前記嵌合体5に嵌合するように常時付勢された摺動プレート6と、この摺動プレート6に設けた取手8,12,13とを備えたもので、ペダルの折りたたみが簡単に、かつ容易に行なえるとともに、従来の課題であった軸支部空間へのゴミ、砂、水等の侵入も防止できるものである。
さらに、摺動プレート6がペダル踏板3に対して摺動自在で、かつ回転不能に取り付けられているため、通常時、すなわち、ペダルをこいでいる状態でペダル主軸1に対してこのペダルが相対的に回転しているとき、ペダル踏板3と摺動プレート6とは完全に同期して実質一体化されるところから、例えばスカートの裾などが巻き込まれるようなことがなく、折りたたみペダルとしての安全性を高めることができる。
【0017】
【発明の効果】
以上のように本発明の自転車用折りたたみペダルは、ペダル踏板に摺動自在に取り付けた摺動プレートのほぼ中央部に形成した嵌合口とペダル本体のほぼ中央部に固定した嵌合体が嵌合することによりペダルは組み立てられ、はずすことにより折りたたむことができるため、摺動プレートに固定した取手によりその操作は容易に行うことができる。
しかも、ペダルをこいでいる状態でペダル主軸1に対してこのペダルが相対的に回転しているとき、ペダル踏板3と摺動プレート6とは完全に同期して実質一体化されるところから、例えばスカートの裾などが巻き込まれるようなことがなく、折りたたみペダルとしての安全性を高めることができる。
【0018】
また、ペダルを折りたたんだ状態ではペダル踏板にクランクアームと嵌合することができる嵌合溝を設けたため、折りたたみ時ペダルは回転することなく安定に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における自転車用折りたたみペダルの断面図
【図2】同自転車用折りたたみペダルの分解斜視図
【図3】同自転車用折りたたみペダルの操作説明のための斜視図
【図4】同自転車用折りたたみペダルの折りたたみ状態を示す斜視図
【図5】本発明の第2の実施例における自転車用折りたたみペダルの断面図
【図6】リフレクターの機能を有する取手の斜視図
【符号の説明】
1 ペダル主軸
2 ペダル本体
3 ペダル踏板
5 嵌合体
6 摺動プレート
7 嵌合口
8,12,13 取手
9 嵌合溝
10 クランクアーム
11 スプリング

Claims (5)

  1. ペダル主軸の外周に軸支されたペダル本体と、このペダル本体のほぼ中央部に前記ペダル主軸の軸方向に突出するように固定され、かつ前記ペダル主軸に対するペダル本体の軸支部空間を閉塞するように構成された嵌合体と、前記ペダル本体に垂直方向の軸を介して回転自在に支持されたペダル踏板と、このペダル踏板に対して摺動自在で、かつ回転不能に取り付けられ、ほぼ中央部に形成した嵌合口が前記嵌合体に嵌合するように常時付勢された摺動プレートと、この摺動プレートに設けた取手とを備えた自転車用折りたたみペダル。
  2. ペダル踏板の先端部に嵌合溝を設け、ペダル折りたたみ時、前記嵌合溝をクランクアームに嵌合するようにし構成したことを特徴とする請求項1記載の自転車用折りたたみペダル。
  3. ペダル踏板の側面に設けた長穴を通ってこのペダル踏板外側方に臨むほぼ半球状の取手を摺動プレートの側方から突設した請求項1記載の自転車用折りたたみペダル。
  4. ペダル踏板の側面に設けた長穴を通ってこのペダル踏板外側方に臨むリフレクターの機能を有するほぼ長方形の取手を摺動プレートの側方から突設した請求項1記載の自転車用折りたたみペダル。
  5. ペダル踏板内に位置するごとく摺動プレートに取手を設けた請求項1記載の自転車用折りたたみペダル。
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