JPH0222862A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH0222862A JPH0222862A JP63171039A JP17103988A JPH0222862A JP H0222862 A JPH0222862 A JP H0222862A JP 63171039 A JP63171039 A JP 63171039A JP 17103988 A JP17103988 A JP 17103988A JP H0222862 A JPH0222862 A JP H0222862A
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Landscapes
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
nチャネルMOSFETとpチャネルMOSFETを共
に有する、例えばCMO3集積回路等の製造工程に適用
される半導体装置の製造方法に関し、 製造工程を増やすことなくn−ポケット構造を採用でき
るようにすることを目的とし、少なくとも、ライトリイ
・ドープト・ドレイン(LDD)構造を有するnチャネ
ルMOSFETと、n−ポケット構造を有するpチャネ
ルMOSFETとを1つの共通基板に形成する半導体装
置の製造方法において、前記LDD構造のn−層と前記
n−ポケット構造のn゛層とを同時のイオン注入により
形成することを特徴とする半導体装置の製造方法を含み
構成する。
に有する、例えばCMO3集積回路等の製造工程に適用
される半導体装置の製造方法に関し、 製造工程を増やすことなくn−ポケット構造を採用でき
るようにすることを目的とし、少なくとも、ライトリイ
・ドープト・ドレイン(LDD)構造を有するnチャネ
ルMOSFETと、n−ポケット構造を有するpチャネ
ルMOSFETとを1つの共通基板に形成する半導体装
置の製造方法において、前記LDD構造のn−層と前記
n−ポケット構造のn゛層とを同時のイオン注入により
形成することを特徴とする半導体装置の製造方法を含み
構成する。
本発明は、nチャネルMOSFET、!:pチャネルM
OSFETを共に有する、例えばCMO3集積回路等の
製造工程に適用される半導体装置の製造方法に関する。
OSFETを共に有する、例えばCMO3集積回路等の
製造工程に適用される半導体装置の製造方法に関する。
従来、CMO3集積回路において、そのnチャネルMO
SFET側に耐ホツトキャリア効果の目的で、いわゆる
L D D (Lightly Doped Drai
n)構造を形成したものが知られている。その製造方法
を第3図及び第4図に基づき説明する。なお、第3図は
製造工程の流れを示すフローチャートであり、第4図は
その中の各主要な工程における断面構成図である。
SFET側に耐ホツトキャリア効果の目的で、いわゆる
L D D (Lightly Doped Drai
n)構造を形成したものが知られている。その製造方法
を第3図及び第4図に基づき説明する。なお、第3図は
製造工程の流れを示すフローチャートであり、第4図は
その中の各主要な工程における断面構成図である。
(a、)ゲート酸化工程
ゲート酸化工程に入る前に、まず第4図(a)に示すよ
うに、p型の半導体基Fil中にn型のウェル層2を形
成し、その境界表面部を絶縁層3で互いに分離すること
により、nチャネルMOSFET及びρチャネルMOS
FETのそれぞれの形成領域を設ける。その後に、各チ
ャネルの形成領域に対してチャネルドーズ4を施し、続
いて全面にゲート酸化膜5を形成する。
うに、p型の半導体基Fil中にn型のウェル層2を形
成し、その境界表面部を絶縁層3で互いに分離すること
により、nチャネルMOSFET及びρチャネルMOS
FETのそれぞれの形成領域を設ける。その後に、各チ
ャネルの形成領域に対してチャネルドーズ4を施し、続
いて全面にゲート酸化膜5を形成する。
(a2)ゲート電極形成工程
上記ゲート酸化膜5上に、ポリシリコンもしくはポリサ
イド等からなるゲート電極6を形成する。
イド等からなるゲート電極6を形成する。
(a3)酸化工程
上記ゲート電極6上を酸化のための酸化膜で覆う。
(a、)P”イオン注入工程
上記酸化による酸化膜を介し、ゲート電極6中にリンイ
オン(P+)をイオン注入する。これによりゲート電極
6をn型(n゛)化し、低抵抗化を図る。
オン(P+)をイオン注入する。これによりゲート電極
6をn型(n゛)化し、低抵抗化を図る。
(a、)ゲートパターニング工程
フォトリソグラフィ法等を利用して上記ゲート電極6及
びその下のゲート酸化膜5をパターニングし、第4図(
b)に示すように各チャネルに1個ずつゲートを形成す
る。
びその下のゲート酸化膜5をパターニングし、第4図(
b)に示すように各チャネルに1個ずつゲートを形成す
る。
(a、)酸化工程
ゲート電極6上を含む全面に、酸化により酸化膜7を形
成する。
成する。
(a、)nチャネルソース/ドレイン窓開は工程上記酸
化膜7上の全面にレジスト8を塗布した後、第4図(b
)に示すようにnチャネル領域上のレジストだけを除去
して、ソース及びドレイン形成用の窓を開ける。
化膜7上の全面にレジスト8を塗布した後、第4図(b
)に示すようにnチャネル領域上のレジストだけを除去
して、ソース及びドレイン形成用の窓を開ける。
(a!I)P”イオン注入工程
上記窓の開けられたnチャネル領域のソース及びドレイ
ン形成領域に対し、酸化膜7を介してリンイオン(P゛
)を低加速でイオン注入する。これにより、第4図(b
)に示すように、LDD構造のうちのn−層9.10を
比較的浅く形成する。
ン形成領域に対し、酸化膜7を介してリンイオン(P゛
)を低加速でイオン注入する。これにより、第4図(b
)に示すように、LDD構造のうちのn−層9.10を
比較的浅く形成する。
(a、)レジスト剥離工程
pチャネル領域に残っているレジスト8を剥離する。
(a+。)サイドウオール形成工程
酸化膜7を除去した後、pチャネル及びnチャネルの各
ゲートの両側に、第4図(C)に示すようにサイドウオ
ール層11を形成する。
ゲートの両側に、第4図(C)に示すようにサイドウオ
ール層11を形成する。
(a、)酸化工程
上記サイドウオール層11上を含む全面に酸化を施すこ
とにより、酸化膜12を形成する。
とにより、酸化膜12を形成する。
(adz) nチャネルソース/ドレイン窓開は工程上
記酸化膜12上の全面にレジスト13を塗布した後、第
4図(C)に示すようにnチャネル領域上のレジストだ
けを除去して、ソース及びドレイン形成用の窓を開ける
。
記酸化膜12上の全面にレジスト13を塗布した後、第
4図(C)に示すようにnチャネル領域上のレジストだ
けを除去して、ソース及びドレイン形成用の窓を開ける
。
(a+3)As+イオン注入工程
上記窓の開けられたnチャネル領域のソース及びドレイ
ン形成領域に対し、酸化膜12を介してひ素イオン(A
s”)をイオン注入することにより、第4図(C)に示
すようにLDD構造のうちのn゛層14,15をn−層
9,10よりも深くまで形成する。この際、ゲート両側
のサイドウオール層11によりイオン注入領域が制限さ
れることから、n+層14,15間の距離はn−層9,
10間の距離よりも長くなる。これにより、n″層14
゜15及びn−層9,10からなるなだらかなプロファ
イルを有するLDD構造が得られる。
ン形成領域に対し、酸化膜12を介してひ素イオン(A
s”)をイオン注入することにより、第4図(C)に示
すようにLDD構造のうちのn゛層14,15をn−層
9,10よりも深くまで形成する。この際、ゲート両側
のサイドウオール層11によりイオン注入領域が制限さ
れることから、n+層14,15間の距離はn−層9,
10間の距離よりも長くなる。これにより、n″層14
゜15及びn−層9,10からなるなだらかなプロファ
イルを有するLDD構造が得られる。
(3,4)レジスト剥離工程
pチャネル領域に残っているレジスト13を剥離する。
(adz)pチャネルソース/ドレイン窓開は工程今度
は、酸化膜12上の全面にレジス)16を塗布した後、
第4図(d)に示すようにpチャネル領域上のレジスト
だけを除去して、ソース及びドレイン形成用の窓を開け
る。
は、酸化膜12上の全面にレジス)16を塗布した後、
第4図(d)に示すようにpチャネル領域上のレジスト
だけを除去して、ソース及びドレイン形成用の窓を開け
る。
(a、6)B” (またはBF21イオン注入工程上
記窓の開けられたpチャネル領域のソース及びドレイン
形成領域に対し、酸化膜12を介してホウ素イオン(B
+)またはフッ化ホウ素イオン(BF2゛)をイオン注
入する。これにより、ソース及びドレインとしてのp+
層17,1Bを形成する。
記窓の開けられたpチャネル領域のソース及びドレイン
形成領域に対し、酸化膜12を介してホウ素イオン(B
+)またはフッ化ホウ素イオン(BF2゛)をイオン注
入する。これにより、ソース及びドレインとしてのp+
層17,1Bを形成する。
(a、?)レジスト剥離工程
nチャネル領域に残っているレジスト16を剥離する。
これ以後は、配線バターニング工程等を経て、CMO3
集積回路が完成する。
集積回路が完成する。
以上のように、上記従来の製造方法によれば4つのイオ
ン注入工程a4、as % a13、aoが導入されて
おり、これに伴い、ゲート酸化工程a。
ン注入工程a4、as % a13、aoが導入されて
おり、これに伴い、ゲート酸化工程a。
からレジスト剥離工程altまで全部で17エ程を要し
ている。
ている。
現在のところ、CMO3集積回路を製造するには、上述
した従来の工程が多く用いられている。
した従来の工程が多く用いられている。
ところが、MOSFETの微細化に伴って、pチャネル
側のショートチャネル効果が無視し得なくなってくる。
側のショートチャネル効果が無視し得なくなってくる。
そこで、このショートチャネル効果を緩和するための手
段として、pチャネル側のソース及びドレインの深部に
、基板(もしくはウェル層)と同極性のn型不純物を高
加速でイオン注入してなる、いわゆるn−ポケット構造
を設けることが提案されている。これは、ドレインから
の空乏層の伸びを抑えるという点で、pチャネルの耐シ
ヨートチャネル化に有効である。
段として、pチャネル側のソース及びドレインの深部に
、基板(もしくはウェル層)と同極性のn型不純物を高
加速でイオン注入してなる、いわゆるn−ポケット構造
を設けることが提案されている。これは、ドレインから
の空乏層の伸びを抑えるという点で、pチャネルの耐シ
ヨートチャネル化に有効である。
ところが、pチャネルのソース及びドレイン領域にn型
の不純物を導入しようとすれば、前述したレジスト剥離
工程a、とサイドウオール形成工程a1゜との間に、第
5図に示すような3つの工程す、、b、、b、を新たに
追加しなければならない。これら3つの工程す、〜b、
について、以下に述べる。
の不純物を導入しようとすれば、前述したレジスト剥離
工程a、とサイドウオール形成工程a1゜との間に、第
5図に示すような3つの工程す、、b、、b、を新たに
追加しなければならない。これら3つの工程す、〜b、
について、以下に述べる。
(b+ )pチャネルソース/ドレイン窓開は工程第4
図(ロ)に示したpチャネル側のレジスト8を前記工程
a、によって剥離した後に、続いて酸化膜7上の全面に
レジスト21を塗布し、その後第6図(a)に示すよう
にPチャネル領域上のレジストだけを除去して、窓を開
ける。
図(ロ)に示したpチャネル側のレジスト8を前記工程
a、によって剥離した後に、続いて酸化膜7上の全面に
レジスト21を塗布し、その後第6図(a)に示すよう
にPチャネル領域上のレジストだけを除去して、窓を開
ける。
(bz )P+イオン注入工程
上記窓の開けられたpチャネル領域のソース及びドレイ
ン形成領域に対し、酸化膜7を介してリンイオン(Pl
)を高加速でイオン注入することにより、第6図(a)
に示すようにn°層22,23を比較的源(まで形成す
る。
ン形成領域に対し、酸化膜7を介してリンイオン(Pl
)を高加速でイオン注入することにより、第6図(a)
に示すようにn°層22,23を比較的源(まで形成す
る。
(b3)レジスト剥離工程
nチャネル領域に残っているレジスト21を剥離する。
これ以後は、前述した工程alll〜a+tを同様に行
う。ただしこの場合は、pチャネル領域にn6層22.
23が形成されていることから、第4図(C)及び(d
)に示した断面構成の代わりに、第6図(ロ)及び(C
)に示す断面構成となる。特にB” (またはB F
z“)イオン注入工程al&において、第6図(C)
に示すように、上記n゛層22.23がサイドウオール
層11の下方領域を除きp゛層17.18によってオー
バラップされることにより、n−ポケット構造が得られ
ている。
う。ただしこの場合は、pチャネル領域にn6層22.
23が形成されていることから、第4図(C)及び(d
)に示した断面構成の代わりに、第6図(ロ)及び(C
)に示す断面構成となる。特にB” (またはB F
z“)イオン注入工程al&において、第6図(C)
に示すように、上記n゛層22.23がサイドウオール
層11の下方領域を除きp゛層17.18によってオー
バラップされることにより、n−ポケット構造が得られ
ている。
以上に述べたように、pチャネル側にn−ポケット構造
を設けるためには、上記3つの工程b1〜b、を新たに
追加しなければならず、よって製造工程の増加を引き起
こすことになった。
を設けるためには、上記3つの工程b1〜b、を新たに
追加しなければならず、よって製造工程の増加を引き起
こすことになった。
本発明は、上記問題点に鑑み、製造工程を増やすことな
く、n−ポケット構造を採用できるようにすることを目
的とする。
く、n−ポケット構造を採用できるようにすることを目
的とする。
上記課題は、少なくとも、ライトリイ・ドープト・ドレ
イン (LDD)構造を有するnチャネルMOSFET
と、n−ポケット構造を有するpチャネルMOSFET
とを1つの共通基板に形成する半導体装置の製造方法に
おいて、前記LDD構造のn−層と前記n−ポケット構
造のn゛層とを同時のイオン注入により形成することを
特徴とする半導体装置の製造方法によって解決される。
イン (LDD)構造を有するnチャネルMOSFET
と、n−ポケット構造を有するpチャネルMOSFET
とを1つの共通基板に形成する半導体装置の製造方法に
おいて、前記LDD構造のn−層と前記n−ポケット構
造のn゛層とを同時のイオン注入により形成することを
特徴とする半導体装置の製造方法によって解決される。
すなわち、nチャネル側のLDD構造に必要なn−層と
、pチャネル側のn−ポケット構造に必要なn°層とを
同時のイオン注入により形成する。
、pチャネル側のn−ポケット構造に必要なn°層とを
同時のイオン注入により形成する。
nチャネル側とpチャネル側に対して同一不純物を同時
にイオン注入すれば、従来の工程a3及びb2のいずれ
か一方のイオン注入工程を省略できるだけでなく、従来
の工程a7及びblのような各チャネル毎の窓開は工程
や、従来の工程a9及びす、のような各チャネル毎のレ
ジスト剥離工程も不要になる。よって、pチャネルMO
SFETのショートチャネル効果防止策としてのn−ポ
ケット構造を容易に導入できると共に、製造工程の大幅
な短縮化が可能になる。
にイオン注入すれば、従来の工程a3及びb2のいずれ
か一方のイオン注入工程を省略できるだけでなく、従来
の工程a7及びblのような各チャネル毎の窓開は工程
や、従来の工程a9及びす、のような各チャネル毎のレ
ジスト剥離工程も不要になる。よって、pチャネルMO
SFETのショートチャネル効果防止策としてのn−ポ
ケット構造を容易に導入できると共に、製造工程の大幅
な短縮化が可能になる。
(実 施 例〕
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説
明する。
明する。
第1図は本発明の一実施例に係るCMO3集積回路の製
造工程の流れを示すフローチャートであり、第2図はそ
の中の各主要な工程における断面構成図である。
造工程の流れを示すフローチャートであり、第2図はそ
の中の各主要な工程における断面構成図である。
以下、第1図の各工程を順番に説明していく。
(C,)ゲート醇化工程
(C2)ゲート電極形成工程
(C1)酸化工程
(C4)p”イオン注入工程
(C2)ゲートパターニング工程
(c、)酸化工程
上記の工程C9〜c、は第3図に示した従来の工程a、
xabと同じであるため、ここでは説明を省略する。ま
た、第2図(a)は第4図(a)と同じであり、上記ゲ
ート電極形成工程Ctが終了した時点での断面構成を示
している (ct )p”イオン注入工程 上記の工程C8で形成された酸化膜7を介し、nチャネ
ル及びpチャネルの双方のソース及びドレイン形成領域
に対して、リンイオン(P゛)をイオン注入する。この
場合の注入条件は、従来のP゛イオン注入工程a、にお
ける注入条件と同じにする。これにより、第2図ら)に
示すように、nチャネル側ではLDD構造のうちのn−
層9. 10が比較的浅く形成され、これと同時に、p
チャネル側ではn−ポケット構造となるn°層22゜2
3が同様な深さまで形成される。
xabと同じであるため、ここでは説明を省略する。ま
た、第2図(a)は第4図(a)と同じであり、上記ゲ
ート電極形成工程Ctが終了した時点での断面構成を示
している (ct )p”イオン注入工程 上記の工程C8で形成された酸化膜7を介し、nチャネ
ル及びpチャネルの双方のソース及びドレイン形成領域
に対して、リンイオン(P゛)をイオン注入する。この
場合の注入条件は、従来のP゛イオン注入工程a、にお
ける注入条件と同じにする。これにより、第2図ら)に
示すように、nチャネル側ではLDD構造のうちのn−
層9. 10が比較的浅く形成され、これと同時に、p
チャネル側ではn−ポケット構造となるn°層22゜2
3が同様な深さまで形成される。
(0日)アニール工程
上記のP゛イオン注入後、例えば900°Cl2O分程
度のアニールを加える。これにより、n−層9゜10中
の不純物を拡散させ、例えば0.2μ繭程度の拡散層深
さにする。
度のアニールを加える。これにより、n−層9゜10中
の不純物を拡散させ、例えば0.2μ繭程度の拡散層深
さにする。
(C9)サイドウオール形成工程
(c、、)酸化工程
(c++)nチャネルソース/ドレイン窓開は工程(c
tz)As゛イオン注入工程 (C,3)レジスト剥離工程 (CI4) Pチャネルソース/ドレイン窓開は工程(
cps) B” (またはBFz”)イオン注入工程
(C0)レジスト剥離工程 上記の工程C9〜c0は第3図に示した従来の工程a、
。〜al’lと同じであるため、ここでは説明を省略す
る。第2図(C)は第6図(b)と同じであって、上記
As”イオン注入工程CI2が終了した時点での断面構
成を示しており、そのnチャネル側にはn−層9.10
及びn″″層14.15からなるLDD構造が得られて
いる。
tz)As゛イオン注入工程 (C,3)レジスト剥離工程 (CI4) Pチャネルソース/ドレイン窓開は工程(
cps) B” (またはBFz”)イオン注入工程
(C0)レジスト剥離工程 上記の工程C9〜c0は第3図に示した従来の工程a、
。〜al’lと同じであるため、ここでは説明を省略す
る。第2図(C)は第6図(b)と同じであって、上記
As”イオン注入工程CI2が終了した時点での断面構
成を示しており、そのnチャネル側にはn−層9.10
及びn″″層14.15からなるLDD構造が得られて
いる。
ただし、B″″イオン注入工程CISにおいては、これ
によって得られるPI層17.18の深さがn°層22
.23よりも浅くなるように、注入条件を決めておく。
によって得られるPI層17.18の深さがn°層22
.23よりも浅くなるように、注入条件を決めておく。
例えば、10KeVでB” (もしくはBFz”)を
イオン注入する。そして、その後の熱処理はホウ素イオ
ンB゛の拡散を防ぐために、最高温度例えば850℃程
度(あるいは、ランプアニール950 ”C510秒程
度)に抑える。これにより、第2図(d)に示すように
、pチャネル側のp゛層17.18の深部にはn0層2
2.23からなるn−ポケット構造が形成される。なお
、同図中の丸印で囲まれた部分は、第2図(a)に示し
たチャネルドーズ4によってホウ素イオンB+が注入さ
れているため、リンイオンP“の補償効果によってp型
化されている。
イオン注入する。そして、その後の熱処理はホウ素イオ
ンB゛の拡散を防ぐために、最高温度例えば850℃程
度(あるいは、ランプアニール950 ”C510秒程
度)に抑える。これにより、第2図(d)に示すように
、pチャネル側のp゛層17.18の深部にはn0層2
2.23からなるn−ポケット構造が形成される。なお
、同図中の丸印で囲まれた部分は、第2図(a)に示し
たチャネルドーズ4によってホウ素イオンB+が注入さ
れているため、リンイオンP“の補償効果によってp型
化されている。
本実施例によれば、nチャネル側のLDD構造に必要な
n−層9.10と、pチャネル側のn−ポケット構造に
必要なnI層22.23とを同時のイオン注入工程によ
り形成するので、従来のイオン注入工程a、及びb2の
いずれか一方を省くことができると共に、従来の各チャ
ネル毎の窓開は工程a、及びす、やレジスト剥離工程a
9及びす、をも省くことができる。すなわち、ゲート酸
化工程c1からレジスト剥離工程CI&まで、全部で1
6エ程だけで済む。これは、従来においてn−ポケット
構造を形成するための3つの工程す。
n−層9.10と、pチャネル側のn−ポケット構造に
必要なnI層22.23とを同時のイオン注入工程によ
り形成するので、従来のイオン注入工程a、及びb2の
いずれか一方を省くことができると共に、従来の各チャ
ネル毎の窓開は工程a、及びす、やレジスト剥離工程a
9及びす、をも省くことができる。すなわち、ゲート酸
化工程c1からレジスト剥離工程CI&まで、全部で1
6エ程だけで済む。これは、従来においてn−ポケット
構造を形成するための3つの工程す。
〜b3を含んだ20の工程(” I −” I’?+
bl 〜bt)と比べて4工程も少なく、しかも上記
3つの工程す、〜b、を含まない17の工程a1〜a、
7と比べてもl工程少ない。このように、本実施例によ
れば、n−ポケット構造を採用したにもかかわらず、製
造工程の大幅な短縮化を図ることができる。
bl 〜bt)と比べて4工程も少なく、しかも上記
3つの工程す、〜b、を含まない17の工程a1〜a、
7と比べてもl工程少ない。このように、本実施例によ
れば、n−ポケット構造を採用したにもかかわらず、製
造工程の大幅な短縮化を図ることができる。
また、nチャネル側のn−層9.lOとpチャネル側の
n″F!22.23とを同時形成するにおいては、これ
らの各拡散層深さに対する要求が異なっており、つまり
、n−1!9.1oは比較的浅く、一方n゛層22,2
3は深部に形成されなければならないという要求が生じ
るが、本実施例ではこの要求を満足している。すなわち
、P°イオン注入工程C1及びその後のアニール工程C
,、並びにB” (またはBFR”)イオン注入工程
CISにおいて、前述した注入条件及び熱処理条件を満
たすことにより、第2図(ロ)に示したように適切なプ
ロファイルを持つLDD構造及びn−ポケット構造を実
現することができる。ただし、上記注入条件及び熱処理
条件は、前述した数値に限定されるものではない。
n″F!22.23とを同時形成するにおいては、これ
らの各拡散層深さに対する要求が異なっており、つまり
、n−1!9.1oは比較的浅く、一方n゛層22,2
3は深部に形成されなければならないという要求が生じ
るが、本実施例ではこの要求を満足している。すなわち
、P°イオン注入工程C1及びその後のアニール工程C
,、並びにB” (またはBFR”)イオン注入工程
CISにおいて、前述した注入条件及び熱処理条件を満
たすことにより、第2図(ロ)に示したように適切なプ
ロファイルを持つLDD構造及びn−ポケット構造を実
現することができる。ただし、上記注入条件及び熱処理
条件は、前述した数値に限定されるものではない。
なお、上記実施例は、CMO3集積回路を製造する場合
について述べたが、これに限らず、本発明は少なくとも
nチャネル及びpチャネルのMOSFETを1つの共通
基板に有する各種の半導体装置の製造に適用できる。
について述べたが、これに限らず、本発明は少なくとも
nチャネル及びpチャネルのMOSFETを1つの共通
基板に有する各種の半導体装置の製造に適用できる。
〔発明の効果]
以上説明したしように、本発明によれば、pチャネルM
OS F ETのショートチャネル効果防止策としての
n−ポケット構造を容易に導入できると共に、製造工程
の大幅な短縮化を実現することができる。
OS F ETのショートチャネル効果防止策としての
n−ポケット構造を容易に導入できると共に、製造工程
の大幅な短縮化を実現することができる。
第1図は本発明の一実施例に係るCMO3集積回路の製
造工程の流れを示すフローチャート、第2図(a)〜(
ロ)は第1図中の各主要な工程における断面構成図、 第3図はCMO3集積回路の従来の製造工程の流れを示
すフローチャート、 第4図(a)〜(d)は第3図中の各主要な工程におけ
る断面構成図、 第5図はn−ポケット構造の導入に伴って追加される従
来の製造工程の流れを示すフローチャート、 第6図(a)〜(C)は第5回の製造工程を追加した場
合の各主要な工程における断面構成図である。 9.10−・n−層(LDD構造)、 14.15・=n”層(LDD構造)、17.18・・
・20層、 22.23・・・n″″11(n−ポケット構造)。
造工程の流れを示すフローチャート、第2図(a)〜(
ロ)は第1図中の各主要な工程における断面構成図、 第3図はCMO3集積回路の従来の製造工程の流れを示
すフローチャート、 第4図(a)〜(d)は第3図中の各主要な工程におけ
る断面構成図、 第5図はn−ポケット構造の導入に伴って追加される従
来の製造工程の流れを示すフローチャート、 第6図(a)〜(C)は第5回の製造工程を追加した場
合の各主要な工程における断面構成図である。 9.10−・n−層(LDD構造)、 14.15・=n”層(LDD構造)、17.18・・
・20層、 22.23・・・n″″11(n−ポケット構造)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 少なくとも、ライトリイ・ドープト・ドレイン(LDD
)構造を有するnチャネルMOSFETと、n−ポケッ
ト構造を有するpチャネルMOSFETとを1つの共通
基板に形成する半導体装置の製造方法において、 前記LDD構造のn^−層(9、10)と前記n−ポケ
ット構造のn^+層(22、23)とを同時のイオン注
入により形成することを特徴とする半導体装置の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63171039A JPH0222862A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63171039A JPH0222862A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0222862A true JPH0222862A (ja) | 1990-01-25 |
Family
ID=15915956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63171039A Pending JPH0222862A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0222862A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0427132A (ja) * | 1990-05-22 | 1992-01-30 | Matsushita Electron Corp | 半導体装置の製造方法 |
EP0595484A1 (en) * | 1992-10-22 | 1994-05-04 | National Semiconductor Corporation | NMOS LDD PMOS HALO IC process for CMOS transistors |
EP0631302A2 (en) * | 1993-06-22 | 1994-12-28 | Motorola, Inc. | Method of manufacturing a p-channel MOSFET |
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JPH08195444A (ja) * | 1995-01-12 | 1996-07-30 | Nec Corp | Mos型半導体装置の製造方法 |
US5614432A (en) * | 1994-04-23 | 1997-03-25 | Nec Corporation | Method for manufacturing LDD type MIS device |
US5796145A (en) * | 1993-12-13 | 1998-08-18 | Nec Corporation | Semiconductor device composed of MOSFET having threshold voltage control section |
US8415215B2 (en) | 2010-08-20 | 2013-04-09 | Fujitsu Semiconductor Limited | Method of manufacturing semiconductor device with multiple implantation steps |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6184051A (ja) * | 1984-10-02 | 1986-04-28 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体素子 |
JPS62217666A (ja) * | 1986-03-18 | 1987-09-25 | Nippon Denso Co Ltd | Misトランジスタ |
-
1988
- 1988-07-11 JP JP63171039A patent/JPH0222862A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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