JPH0222770A - 電気系ｃａｄシステムの高速画面表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気系ＣＡＤシステムの高速画面表示方式に関
し、特に既設針の図面の画面表示を、ある特定の場合に
限って高速表示ができるＣＡＤシステムの高速画面表示
方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の画面表示方式は、画面表示のためのデー
タとして、各部品図形・各配線図形等のそれぞれごとに
ベクトル情報（それぞれの図形を縁及び円の集合体と考
えそれらの始点および終点の座標等を全て持っている）
を保存しておき、実際に画面表示を行う際に、個々の部
品・配線等についてそれらのベクトル情報より座標変換
等の処理を行うのが通例となっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の電気ＣＡＬ）システムの高速画面表示方
式は、画面表示用データとして個々の部品等のベクトル
情報を保存していないため、図形の拡大・縮小等の処理
は簡単であるが、現在表示している図形の縮尺を変更す
る度に、−度画面を消去して一個づつ部品等を描いてい
くために表示速度が非常に遅く、図形が複雑（部品数・
配線数が多い場合等）になる程時間がかかり、ＩＣ−Ｌ
８工等の配線等が必然的に多くなるような部品が多い場
合には、表示し終わるまでに１０分近くもかかるという
欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の電気系ＣＡＬ）の高速画面表示方式は、電気系
ＣＡＤシステムの高速画面表示方式において、図形の一
部を拡大表示したとき図形全体の画像データを一時保存
する少くとも１個のサブバッファを含み、前記図形全体
を画面に表示し編集を続行し画面を切換えるときは前記
サブバッファに前記図形全体の一時保存をする一時保存
手段を備えて構成される。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。

第１図に示すように本実施例の構成は、描画データファ
イルｌ−１と、描画チータフアイル制御部１−２と、描
画データバッファｌ−３と、入力装置１−４と、入力制
御部１−５と、データ制御部１−６と、標準画面イメー
ジデータファイルｌ−７と、標準画面イメージデータフ
ァイル制御部１−８と、標準画面用バッファ１−９と、
サブバッファ１−１０〜１−１２と、バッファのポイン
タテーブル１−１３と、画面データ制御部１−１４と、
グラフィックデイスプレィ１−１５とを備えている。

描画チータフアイルｌ−１は各部品・配線等の配置情報
及び描画のためのベクトル情報が登録されているファイ
ルであり、描画データファイル制御部１−２はデータ制
御部１−６から伝達された信号にもとづき描画データを
読出すための各種制御を行なうものであり、描画データ
バッファｌ−３は描画チータフアイルｌ−１から読み出
されたデータを一時的に保存するものである。

入力装置１−４は図形を編集するための指示を入力する
ものであり、入力制御部１−５は入力装置１−４から入
力された信号を識別し、これが適宜各制御部に伝達され
るように制御するものである。

データ制御部１−６は入力制御部１−５よシ伝達された
信号にもとづいて、各制御部へ指示を出したり、各バッ
ファ及びバッファのポインタテーブル１−１３の内容に
対して更新処理等を行うものである。標準画面イメージ
データファイル１−７は基盤全体がグラフィックデイス
プレィに表示されている状態の画像データが登録されて
いるファイルであり、標準画面イメージデータ制御部ｌ
−８はデータ制御部１−６から伝達された信号にもとづ
き描画データを読み出すための各糧制御を行うものであ
り、標準画面用バッファ！−９は標準画面イメージデー
タファイル１−７から読み出されたデータが一時保存さ
れるものである。

サブバッファ１−１０〜１−１２には基盤を拡大表示し
た時などの画像データを一時保存するものであり、これ
らはファイルには退避しない。バッファポインタテーブ
ル１−１３は標準画面用バッファ及び複数個あるサブバ
ッファの格納域を指示する情報・各サブバッファ内デー
タの更新回数・データが実際に入っているサブバッファ
の数を示す情報を管理するテーブルである。画面データ
制御部１−１４は、データ制御部１−６から伝達される
画面表示用のデータ（描画データまたはイメージデータ
を元にグラフィックデイスプレィ１−１５上に図形を表
示するための各種制御を行うものである。

次に本実施例の動作について説明する。

第２図は本発明の一実施例における動作を説明する流れ
図である。まず゛、入力装置１−４からの指示によりシ
ステムか起動された直後のステ、プ２−１で、標準画面
イメージデータファイルｌ　−７と描画データファイル
１−１からそれぞれデータを読み込む。ステップ２−２
では標準画面用バ、ファ１−９に格納されているデータ
を使用して、画面データ制御部１−１４がグラフィック
ナイスプレイ１−１５上に設計基盤全体を表示させる。

ステップ２−４では設計作業を終了するかどうかの判断
を入力装置１−４からの指示ステップ２−３により行い
、作業を終了する場合にはステップ２−６に進み、変更
があったデータのみファイルに登録する。

編集作業を続行する場合にはステップ２−５に進み、画
面を切換える必要があるかどうかを判断する。現在表示
されている画面上で編集作業を行う場合にはステップ２
−３に戻り前述の処理を行い、もし入力装置１−４から
拡大・縮小・回転等の指示があれば切換え後の画面の画
像データかサブバッファに保存されているかどうかの判
断を行い、保存されていればステップ２−２でそのデー
タを使用して画面表示を行う。サブバッファに該当デー
タがない場合には、現在表示されている画面の画像デー
タを新しく確保したサブバッファに格納した後、ステッ
プ２−２に進み、描画データバッファ内のデータより画
面表示を行う。新しくサブバッファを確保できなかった
場合には、更新回数を調べて最も少ないサブバッファを
使用する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、画面表示用データとして
従来から採用されている各部品・配線ごとのベクトル情
報に加えて、画像データを複数両面分持つことにより、
画面の切り換え時、及びシステム起動時の画面表示を高
速に行うことができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
２図は一実施例の動作を説明する流れ図。 １−１・・・・・・描画チータフアイル、ｌ−２゛°゛
°゛°描画データファイル制御部、１−３・・−・・・
描画データバッファ、１−４・・・・・・入力装置、ｌ
−５・・・・・・入力制御部、１−６・・・・・・デー
タ制御部、ｌ−７・・・・・・標準画面イメージチータ
フアイル、１−８・・・・・・標準画面イメージデータ
ファイル制御部、１−９・・・・・・標準画面用バッフ
ァ、１−１０〜１−１２・・・・・・サブバッファ、１
−１３・°°・・°ポインタテーブル、１−１４・・・
・・・画面データ制御部、１−１５・・・・・・グラフ
ィックデイスプレィ。 代理人　弁理士　　内　原　　　晋 第２　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電気系ＣＡＤシステムの高速画面表示方式において、図
   形の一部を拡大表示したとき図形全体の画像データを一
   時保存する少くとも１個のサブバッファを含み、前記図
   形全体を画面に表示し編集を続行し画面を切換えるとき
   は前記サブバッファに前記図形全体の一時保存をする一
   時保存手段を備えて成ることを特徴とする電気系ＣＡＤ
   システムの高速画面表示方式。