JPH02227364A - 磁気浮上搬送装置における台車逸脱防止装置 - Google Patents

磁気浮上搬送装置における台車逸脱防止装置

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JPH02227364A
JPH02227364A JP4884889A JP4884889A JPH02227364A JP H02227364 A JPH02227364 A JP H02227364A JP 4884889 A JP4884889 A JP 4884889A JP 4884889 A JP4884889 A JP 4884889A JP H02227364 A JPH02227364 A JP H02227364A
Authority
JP
Japan
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guide
truck
roller
wall
magnet
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Pending
Application number
JP4884889A
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English (en)
Inventor
Toshio Namikata
南方 寿夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02227364A publication Critical patent/JPH02227364A/ja
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  • Non-Mechanical Conveyors (AREA)
  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁気浮上マグネットにより台車を浮上させ
、推力付与手段から与えられた推進力により台車を走行
または停止させて、所望の物品を搬送する磁気浮上搬送
装置における台車の逸脱防止装置に関する。
〔従来の技術〕
磁気浮上搬送装置は、工場の天井などに布設した案内レ
ールに浮上マグネットにより非接触で台車を懸垂し、リ
ニアモータなどの推力付与手段から与えられた推進力に
より台車を走行させて所望の物品を搬送するものである
上記推力付与手段としての地上−次式リニアモータは、
地上側に一次側としてリニアモータのコイル(巻線)を
一定の間隔で設け、車上には二次側として誘導電流を流
すための導体からなるリアクシランプレートを配置して
、地上のコイルに電力を供給して推力を得ている。
上記浮上マグネットは台車の四隅に設けられており、そ
の浮上マグネットと案内レール間で作用させた吸引力に
より、台車の浮上刃や、レールのカーブ部分の走行時に
台車に作用する遠心力に対する案内力を得るようになっ
ている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、浮上マグネットと案内レール間の磁気吸引力だ
けで台車の浮上刃や案内力を得ている構造では、磁気吸
引力の大きさに限界があるために、台車が旋回角の小さ
いカーブを象、速度で走行したり、積載物のがたつき等
による衝撃や浮上マグネットの電源切れなどが生じると
、台車が案内レールから離脱して浮上走行が不可能とな
る問題があった。
また、台車が一旦案内レールから離脱すると、それを復
旧するためには、案内レールと浮上マグネット間の距離
を浮上マグネットの特性から決まる所定距離以下に設定
し、その後電源スィッチを入れて浮上させる必要がある
が、台車を浮上可能な所定位置に設定するには大きな機
械力が必要であり、作業に著しい時間とコストが必要に
なる欠点がある。また、故障した台車を修理のためにス
テーション等に搬送する場合、台車の移動作業に手間と
労力がかかる問題もある。
そこで、この発明は、案内レールからの搬送台車の離脱
を完全に防止でき、かつ台車の復旧や搬送作業を簡単に
なしうる台車逸脱防止装置を提供することを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するため、この発明は、案内レールの
両側面に、搬送台車の走行ラインに沿ってその台車の上
下方向と進行方向に直交する横方向の動きを拘束するガ
イド壁を設け、搬送台車の両側に、上記ガイド壁の内部
に嵌まり込む上下方向のガイドローラを設け、一方のガ
イドローラの端面とガイド壁との距離を他方のガイドロ
ーラとガイド壁との嵌合距離より小さく設定した構造と
したものである。
〔作用〕
上記構造においては、浮上マグネットが案内レールに対
してそのマグネット特性で決まる所定のギャップ距離よ
り逸脱すると、案内レールのガイド壁とガイドローラが
当接して台車のレールからの離脱を防止する。
また、走行不能になった状態で、台車は常にガイドロー
ラを介して案内レールに懸架され、浮上マグネットと案
内レールの間は浮上可能な距離に維持されるので、後は
電源スィッチを入れるだけで台車を正常な浮上状態に復
帰させることができる。また、故障した台車を修理ステ
ーション等へ移動させるには、ガイドローラをガイド壁
に沿って回転させて行なう。このようにローラの回転を
利用できるので小さな力で台車の搬送が行なえる。
〔実施例〕
図面に示す実施例において、1は工場の天井などに適当
間隔に配置したブラケットで、このブラケット1の下面
に強磁性体からなる左右平行の案内レール2.2が固定
されている。
この案内レール2.2の外側の両側面には、台車の走行
ラインに沿ってそれぞれガイドローラ10.10が嵌ま
り込むガイド壁3.3が形成されている。このガイド壁
3.3は、第1図に示すように左右外側に開放したコ字
形をしており、ガイドローラ10.10の上下位置に対
向する上下のガイド面3a、3bと、ガイドローラ10
.10の端面に対向する横ガイド面3Cとから構成され
ている。
搬送台車Aは、上面の前後位置に旋回台4を介して水平
方向に旋回自在な梁5.5を備えており、その各梁5.
5の両端上面に浮上マグネットユニットが配置されてい
る。
この各浮上マグネットユニットは、梁5の両端上に固定
した支持台6上にそれぞれ浮上マグネット7を設けて成
り、この浮上マグネット7は案内レール2.2の下部に
配置され、一定のギャップを保って非接触で懸架される
ようになっている。
上記のギャップを一定に保つ方法は、各マグネット7の
近傍にそれぞれギャップセンサを設け、このギャップセ
ンサの検出信号にもとづいて各マグネットの励磁コイル
の励磁電流を加減する方法で行われる。すなわち、ギャ
ップセンサからの出力信号を制御装置によって演算処理
し、さらに、この制御装置の出力を増幅器に送ってコイ
ルへの励磁電流を加減し、この励磁電流制御によって浮
上させ、マグネット7と案内レール2とのギャップを常
に所定の範囲から逸脱しないように保っている。
また、各梁5.5の両端部には、それぞれ支持台8が固
定され、その各支持台8の先端に横軸9を介して上下方
向のガイドローラ10が回転可能に取付けられている。
このガイドローラ10は、台車Aを案内レール2に懸架
した状態でガイド壁3の内部に嵌め込まれる。
上記のガイドローラ10とガイド壁3の上下のガイド面
3a、3bとは、浮上マグネット7に励磁電流を流した
とき、浮上動作が可能な間隔が保たれるように設定され
る。また、ガイドローラ10の各ガイド壁3に対する左
右方向の間隔は、方のガイドローラ10の端面が横ガイ
ド面3Cに当接したとき、他方のガイドローラ10が他
方のガイド壁3の上下のガイド面3a、3C端部より外
側に逸脱しない範囲に設定されている。すなわち、上記
各ガイドローラ10は、案内レール2.2と浮上マグネ
ット7間のギャップが正常な範囲内にあり、レール2と
マグネット7の横方向の位置関係が許容箱内にあるとき
はガイド面3a、3b、3Cに接触せず、自由に挿通ず
る。
一方、台車Aの上部両側の中央部には支持台11が固定
され、この支持台11の上部外側にストッパブロック1
2が固定されている。
このストッパブロック12は、第3図及び第4図に示す
ように外側に縦向きの■溝13を備え、台車Aの走行経
路の所定の位置の両側には、上記ストッパブロック12
のV溝13に係脱するローラ14を先端に有する係上部
材15が配置してあり、台車Aが停止すると、ローラ1
4がストッパブロック12の■溝13に係合して台車A
を固定する。
また、搬送台車Aの下面には、前後に一対のワーク支持
アーム16.16が取付けられている。
この両支持アーム16.16は、台車Aの下面前後の軸
受に回動自在に支持せしめた水平の軸17を支点として
前後に揺動するもので、下端にそれぞれ保合部18を有
し、バネ19により内方への回転力を付与されており、
かつ、内面にはスポンジゴムなどからなる緩衝パッド2
0を存している。
上記ワーク支持アーム16の操作は、台車Aの走行系路
の所定の位置に配置した操作部材31によって行なわれ
る。すなわち、第4図の矢印a、bのように動く操作部
材21で開かれた両アーム16.16間にワークが入り
、その後第4図矢印Cのように操作部材21が後退する
ことにより、両アーム16.16が閉じて保合部18で
ワークを保持する。
前記ブラケット1の下部には、リニアモータの一次側と
してのコイル22が、第1図に示すように台車Aの走行
経路に沿って所定の間隔で多数配置されており、台車A
の上側中央には、リニアモータの二次側となるリアクシ
ョンプレート23が固定されている。
つぎに、上記実施例の作用について説明する。
搬送台車Aは、各浮上マグネット7の励磁コイルの励磁
により浮上状態となり、−次側のコイル22と台車Aの
二次側のリアクションプレート23からなるリニアモー
タの作用により走行する。
この走行中、台車Aに吸引力以上の力が作用し、案内レ
ール2.2と浮上マグネット7間のギャップが限界値よ
り越えると、ガイドローラ10がガイド壁3のガイド面
3a、3b、3cに当接し、台車Aの案内レール2.2
からの離脱を防止する。
なお、上記の場合、ギヤツブが限界値を越えギャップセ
ンサがそれを検知すると、浮上マグネット7への励磁電
流が遮断され、台車Aは自動的に走行不能状態となる。
また、浮上マグネット7が電源切れや着地状態になるこ
とにより、マグネット7と案内レール2との間で吸引力
が作用しない場合、ガイドローラ10がガイド壁3のガ
イド面3bに当接し、台車Aの落下を防止する。
上記の場合、いずれも台車Aはガイドローラ10により
案内レール2に懸架されて、案内レール2と浮上マグネ
ット7間の距離は常に励磁コイルによる浮上可能な範囲
内に保たれるので、台車をもとの状態に復旧させるには
、浮上マグネットの電源スィッチを入れて励磁コイルに
励磁電流を供給するだけで簡単に行なうことができる。
また、案内レール2の途中で故障などで台車Aが停止し
た場合は、ガイド壁3上をガイドローラ10を転がして
移動させることができる。このため、小さな力で台車A
を、修理ステージタン等に搬送させることが可能になり
、修理作業が簡単に行なえる。
〔発明の効果〕
この発明は、以上のように構成したことにより次のよう
な効果がある。
(1)案内レールと浮上マグネシト間のギャップが限界
値から越えるとガイドローラとガイド溝が当接して台車
の動きを止めるようにしたので、台車の案内レールから
の逸脱事故を完全防止することができる。
(2)  浮上マグネットと案内レール間の距離が常に
磁気浮上刃の範囲内に保持されるので、台車の復旧は、
従来のように台車を浮上可能な距離に設定する必要がな
く、浮上マグネットに電源を入れるだけで簡単に行なう
ことができる。
(3)修理のため台車を移動させる場合、ガイドローラ
をガイド壁に転がすことにより行なうことができるので
、移動作業が容易になる。
(4)案内レールの両側面をガイド壁に利用したので、
構造が簡単になり、軌道寸法をコンパクトにできる利点
がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明を実施した磁気浮上搬送装置の一例を
示す一部縦断正面図、第2図は同上の一部縦断側面図、
第3図は同じく一部切欠平面図、第4図は台車の一例を
示す斜視図である。 2.2・・・・・・案内レール、3・・・・・・ガイド
壁、3a、3b、3c・・・・・・ガイド面、7・・・
・・・浮上マグネット、8・・・・・・支持台、9・・
・・・・横軸、      10・・・・・・ガイドロ
ーラ、A・・・・・・搬送台車。 特許出願人 住友電気工業株式会社 同 代理人 鎌 田 文 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁気浮上搬送装置における案内レールの両側面に
    、搬送台車の走行ラインに沿ってその台車の上下方向と
    進行方向に直交する横方向の動きを拘束するガイド壁を
    設け、搬送台車の両側に、上記ガイド壁の内部に嵌まり
    込む上下方向のガイドローラを設け、一方のガイドロー
    ラの端面とガイド壁との距離を他方のガイドローラとガ
    イド壁との嵌合距離より小さく設定したことを特徴とす
    る磁気浮上搬送装置における台車逸脱防止装置。
JP4884889A 1989-03-01 1989-03-01 磁気浮上搬送装置における台車逸脱防止装置 Pending JPH02227364A (ja)

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JP4884889A JPH02227364A (ja) 1989-03-01 1989-03-01 磁気浮上搬送装置における台車逸脱防止装置

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JP4884889A JPH02227364A (ja) 1989-03-01 1989-03-01 磁気浮上搬送装置における台車逸脱防止装置

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JP4884889A Pending JPH02227364A (ja) 1989-03-01 1989-03-01 磁気浮上搬送装置における台車逸脱防止装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62272806A (ja) * 1986-05-20 1987-11-27 Fujitsu Ltd 走行制御システム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62272806A (ja) * 1986-05-20 1987-11-27 Fujitsu Ltd 走行制御システム

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