JPH02226252A - 感光性平版印刷版処理装置 - Google Patents

感光性平版印刷版処理装置

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Publication number
JPH02226252A
JPH02226252A JP4714789A JP4714789A JPH02226252A JP H02226252 A JPH02226252 A JP H02226252A JP 4714789 A JP4714789 A JP 4714789A JP 4714789 A JP4714789 A JP 4714789A JP H02226252 A JPH02226252 A JP H02226252A
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JP
Japan
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tank
plate
developer
printing plate
brush
Prior art date
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Pending
Application number
JP4714789A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichiro Kenmochi
剱持 洋一郎
Hideto Yamamoto
秀人 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP4714789A priority Critical patent/JPH02226252A/ja
Publication of JPH02226252A publication Critical patent/JPH02226252A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、画像が焼付けられた感光性平版印刷版(以下
「PS版」という)を現像液が収容された現像槽内で搬
送しながら浸漬して処理する感光性平版印刷版処理装置
に関する。
[従来の技術] 画像が焼付けられたPS版(アルミニウム板やプラスチ
ック板の如き剛性支持体に一方又は両方の面に感光性物
質を塗布したもの)は感光性平版印刷版処理装置へ送ら
れ、現像槽で現像処理され、水洗槽で水洗された後に不
感脂化処理槽でガム液等が塗布される。
上記現像処理では、PS版を現像液が収容された現像槽
内を搬送させて浸漬し現像処理するいわゆるデイツプ現
像方式とPS版を水平に搬送しながらPS版の表面へ現
像液を供給し、ブラシローラ等で擦り、現像する現像方
式とがある。
[発明が解決しようとする課題] ところが、デイツプ現像方式では、特にネガフィルムを
現像する場合、現像が不十分になる傾向がある。またP
S版は、感光性平版印刷版処理装置へ搬送される前工程
で画像が焼付けられる際に、画像が形成されたネガフィ
ルムとPS版との位置合わせのための位置合わせマーク
が、専用のボールペンでPS版上へ描かれる場合がある
この位置合わせマークは、上記水平搬送による現像処理
の場合にはブラシローラによって現像処理時に自動的に
消去されるが、デイツプ現像方式の場合には、現像液中
へ浸漬する溶解現像であるため、ブラシローラがなく、
現像時に自動的に消去することができなかった。このた
め印刷時に印刷汚れの原因となるという問題があった。
そこで、デツプ現像の場合、現像槽内で、現像液中を搬
送されるPS版の表面を擦るため、現像槽内ヘブラシを
配置して固定することが考えられる。ところが現像槽内
ヘブラシを固定してしまうと、ブラシにはPS版の表面
からコスリ取った現像かす等が付着し汚れるので、定期
的に洗浄したり、交換したりする必要があり、ブラシを
交換したり、洗浄するために、現像槽から取外して、洗
浄後に現像槽へ取付けたり、新規のブラシと交換したり
するメンテナンスが面倒であった。
本発明は上記事実を考慮し、デイツプ式現像において、
現像液中を搬送される感光性平版印刷版の表面を簡便な
手段で擦り現像性を向上させることが出来、メンテナン
スが容易となる感光性平版印刷版処理装置を提供するこ
とが目的である。
[課題を解決するための手段] 本発明では、画像が焼付けられた感光性平版印刷版を現
像液が収容された現像槽内で搬送しながら浸漬して処理
する感光性平版印刷版処理装置であって、現像槽内を搬
送される感光性平版印刷版の表面を擦る摩擦部材を感光
性平版印刷版の搬送路の途中に、着脱可能に配置した構
成としている。
[作用] 上記構成の本発明では、感光性平版印刷版は、現像液が
収容された現像槽内を搬送されて浸漬され、現像処理さ
れる。感光性平版印刷版の表面は、現像槽内の感光性平
版印刷版の搬送路の途中に配置された摩擦手段、例えば
簡便な静止ブラシ等によって擦られて現像性が向上する
と共に感光性平版印刷版上に描かれた、位置合わせ用マ
ーク等が消去され印刷汚れ等がなくなる。
感光性平版印刷版の表面を擦る摩擦手段には、感光性平
版印刷版の表面から擦り取った現像かすか次第に付着す
る。この場合には、現像槽内から摩擦手段を取外して、
洗浄する。この際摩擦手段は現像槽内から着脱可能とな
っているので、このメンテナンス作業が容易となる。
[実施例コ 第1実施例 第1図には本発明に係る感光性平版印刷版処理装置10
の第1実施例が示されている。
感光性平版印刷版処理装置10には、図示しない焼付装
置で画像が焼付けられた感光性平版印刷版(以下PS版
という)12を現像処理するための現像槽14と、この
現像槽14からオーバーフローした現像液を回収するた
めのオーバーフロー液回収槽16と、PS版12に付着
した現像液を水洗する水洗槽18と、PS版12へ不感
脂化処理液を塗布する不感脂化処理槽20とが備られて
いる。
第1図に示されるように現像槽14へのPS版12の挿
入側には一対の搬送ローラ22が配置されている。この
搬送ローラ22に図示しない焼付装置によって画像が焼
付けられたPS版12が挿入される。
現像槽14は上方が開口され、底部中央部が下方に向け
て突出した逆山形状に形成されている。
この現像槽14内には現像液24が収容されている。ま
た現像槽14内には底部に沿ってガイドローラ26.2
8.30.32.34、串型ローラ36及びガイドロー
ラ38.40が配置されている。これらのガイドローラ
26〜40及び串型ローラ36は図示しない一対の側板
間に掛渡され、回転可能に支持されている。また搬送ロ
ーラ22寄りのガイドローラ26の上方にはガイドロー
ラ42が配置されている。さらにガイドローラ28とガ
イドローラ30の間の上方にはガイドローラ44が、ガ
イドローラ32とガイドローラ34の間の上方にはガイ
ドローラ46が、串型ローラ36とガイドローラ38の
間の上方にはガイドローラ48が夫々配置されており、
ガイドローラ26〜40と同様に図示しない一対の側板
に支持されている。またガイドローラ40の上方にはガ
イドローラ50が配置されている。
串型ローラ36のローラ軸36Aは中空のパイプからで
きており、このローラ軸の軸方向に沿って複数の現像液
吐出口が形成されている。これにより串型ローラ36は
28版12をガイドする機能と現像液を吐出する機能と
を備えている。
現像槽14内の底部中央部にはガイドローラ34及び串
型ローラ36の間に一対の搬送ローラ52が配置されて
いる。この搬送ローラ52はガイドローラ26〜40と
同様に側板に支持されており、図示しない駆動手段の駆
動力が伝達されて回転される。
したがって搬送ローラ22に挟持搬送されて現像槽14
内へ挿入された28版12はガイドローラ42とガイド
ローラ26との間を通って、ガイドローラ44とガイド
ローラ28.30の間へ挿入され、ガイドローラ46と
ガイドローラ32.34の間を通って斜めに下降して搬
送ローラ52間へ挿入され、搬送ローラ52間を通過後
は串型ローラ36、ガイドローラ48.38.40に案
内されて斜めに上昇し、ガイドローラ50に案内されて
オーバーフロー液回収槽16へ送り出される。これによ
り28版12は現像液24中へ浸漬されて現像される。
第3図に示されるように、スプレーパイプ58とガイド
ローラ48との間には摩擦手段であるブラシ136が配
置されている。このブラシ136は第2図に示されるよ
うに断面がコ字状で、28版12の幅方向長さと同じ長
さに形成されたブラシ固定プレート138へ、固定され
ている。またブラシ136はブラシ固定プレート138
の長手方向に沿って3列配置されている。ブラシ136
は約0.09+nmのナイロン製の繊維がブラシ固定プ
レート138へ複数本固定されて形成されている。なお
このブラシ136は、感光面を傷付けることなく、現像
性を向上させ版面上から現像かすを擦り取ることが出来
、耐薬品性に優れ、かつ位置合わせ用マーク等も完全に
消去することが出来るものであればいかなる材質であっ
ても良い。
ブラシ固定プレート138には長手方向両端部に支持ブ
ラケット140が取付けられている。支持ブラケット1
40は一方の端部が断面コ字状のブラケット142が固
定されており、スプレーパイプ58が挿入される挿入部
144が形成されている。
また他方の端部は上方へ向けて屈曲された後に先端部が
下方へ向けて斜めに折曲られている。また端部には弾性
プレート146が取付けられており、ガイドローラ48
の回転軸48Aが挿入される挿入部148が形成されて
いる。弾性プレート146の端部はカギ形に形成されて
おり、挿入部148ヘガイドローラ48の回転軸48A
が挿入されると弾性プレート146の弾性力で回転軸4
8Aを抱え込む、いわゆるスナップアクションとなって
いる。これによりブラシ136はスプレーパイプ58と
ガイドローラ48との間に固定される。この状態ではブ
ラシ136の先端部分は、28版12の搬送路より下方
に位置しており、搬送される28版12の上面をこすり
、現像効果を向上している。
現像槽14の28版12の搬送方向下流側側壁は現像槽
14の外側へ向けて屈曲されて屈曲部が形成されており
、この屈曲部の上下方向の高さは28版12の搬送方向
上流側の側壁よりも低くなっている。このため現像槽1
4内の現像液24がオーバーフロー液回収槽16へオー
バーフローする。
現像槽14の底部には管路54の一端が連通されている
。管路54の途中には循環ポンプ56が配置されており
、他端は現像槽14内の串型ローラ36及びスプレーパ
イプ58と連通している。
これにより現像槽14内の現像液24が循環される。
またオーバーフロー液回収槽16の底部には管路60の
一端が開口しており、途中にポンプ62を介して現像槽
14の上方に開口している。これによりオーバーフロー
液回収槽16内へオーバーフローして回収された現像液
24が現像槽14内へ戻される。
また現像槽14内へは現像液補充タンク64と連通され
た管路66が、開口されている。この管路66の途中に
はポンプ68が配置されている。
さらに現像槽14へは給水タンク65と連通された管路
67が開口されていて、この管路67の途中には給水ポ
ンプ69が配置されている。これにより現像液補充クン
クロ4内の現像補充液(原液)と給水タンク65の水が
所定の割合で混合するように供給される。
また現像槽14及び回収槽16の底部には排液管路55
.61が開口され、さらに排液タンク57に連通されて
いて、この排液管路55.61の途中にはバルブ55A
、61Aが配置されている。
これらのポンプ62.68、循環ポンプ56は感光性平
版印刷版処理装置10に備えられた制御部70へ接続さ
れている。
また搬送ローラ22の挿入側には検出器72が配置され
ており、PS版12の感光性平版印刷版処理機10への
挿入状態を検出すると共にPS版12の面積を検出する
。この検出器72は制御部70へ接続されている。
また管路54の途中には疲労度検出器74が配置されて
おり、現像液の疲労度を現像液の電気伝導度を検出する
ことにより測定する。この疲労度検出器74も制御部7
0へ接続されている。
第1図に示されるようにオーバーフロー液回収槽16と
水洗槽18との隣接する側壁上部には一対の搬送ローラ
76が配置されている。この搬送ローラ76は図示しな
い一対の側板に支持されており、図示しない駆動手段の
駆動力が伝速されて回転する。搬送ローラ76の下方に
位置するローラにはオーバーフロー液回収槽16内に回
収ローラ78、水洗槽18内に回収ローラ80が当接配
置されている。これによりPS版12によって持出され
て搬送ローラ76へ付着した現像液24をオーバーフロ
ー液回収槽16内へ回収する。
水洗槽18内にはPS版12の搬送方向下流側に一対の
搬送ローラ82が配置されている。この搬送ローラ82
も搬送ローラ76と同様に支持されており、同様に駆動
される。
したがって現像槽14から送り出されたPS版12は搬
送ローラ76に挟持搬送されて、水洗槽18の搬送ロー
ラ対82間へ挿入され、不感脂化処理槽20へと送り出
される。
搬送ローラ76と搬送ローラ82の間には一対の串型ロ
ーラ84.86が配置されている。串型ローラ84.8
6は軸方向に沿って複数の吐出口が等間隔に設けられた
パイプの外周に、ガイドローラ84A、86Aが回転自
在に取付けられており、PS版12を案内すると共に水
洗水を吐出口から吐出する。これらの串型ローラ84.
86との間をPS版12が通過する際に水洗水で水洗さ
れる。
第1図に示されるように水洗槽18の底部には管路88
の一端が開口しており、他端は串型ローラ84.86と
連通されている。また管路88の途中にはポンプ90が
配置されており、水洗槽18内の水洗水を串型ローラ8
4.86へ供給する。
また水洗槽18内には管路94の一端が水洗槽18の一
方の側壁近傍に開口している。管路94の途中にはポン
プ96が配置されており、管路94の他端は補充水が収
容された補充タンク100と連通されている。これによ
り、ポンプ96によって水洗槽18内へ水洗水が補充さ
れる。
また水洗槽18内には底部を貫通して管路102の一端
が開口している。管路102の他端は図示しない回収槽
と連通されており、オーバーフローした水洗水が回収さ
れる。
管路102の水洗槽18内の位置は管路94の水洗槽1
8内への開口位置とPS版12の幅方向反対側に位置し
ており、ポンプ96によって水洗槽18内へ供給された
水洗水が管路102からすぐに回収槽へ排出されないよ
うに配置されている。
また管路102の先端部にはL字状のエルボ104が取
付けられており、開口部が水平方向に向けて開口し、エ
ルボ104の開口高さによって水洗槽18内の水洗水の
液面高さが決められている。
このエルボ104は、弾性を有するゴム、プラスチック
で成型されており、管路102の上端部へ容易に嵌挿で
き、かつ、その嵌挿位置を調節することにより、容易に
液面レベルを調節できる。このエルボ104は、金属又
は硬質プラスチックでもよく、管路102の上端部に設
けられたねじと螺合させるようにしてもよい。これによ
り水洗槽18内の水洗水がオーバーフローする。また水
平方向へ向けて開口しているので串形ローラ84.86
から吐出される水洗水が直接管路102を通り排出され
ることがない。
またエルボ104を高さ方向に上下することによって水
洗槽18内の水洗水の液面高さを変えることができる。
これにより水洗槽18内の水洗水の量を調節することが
できる。
第1図に示されるように不感脂化処理槽20には一対の
搬送ローラ92が配置されている。この搬送ローラ92
へは図示しない駆動手段の駆動力が伝達されて回転され
る。
また搬送ローラ92と搬送ローラ82との間で搬送路の
上方にはガム液吐出用パイプ98が、また搬送路の下方
にはPS版12の下面を支持して搬送ローラ92に案内
しガム液を吐出するガム液吐出用串型ローラ99が掛は
渡されている。ガム液吐出用パイプ98及びガム液吐出
用串型ローラ99には軸方向に沿って複数の吐出口が設
けられており、ガム液吐出用パイプ98へ供給されたガ
ム液がPS版12上へ吐出される。ガム液吐出用パイプ
98及びガム液吐出用串型ローラ99は管路106と連
通されている。管路106は途中にポンプ108を介し
て不感脂化処理槽20の底部を貫通して不感脂化処理槽
20内と連通している。
このためポンプ108によってガム液吐出用パイプ98
、ガム液吐出用串型ローラ99ヘガム液が供給される。
ポンプ108.90.96は制御部70へ接続され、そ
の作動が制御される。
また不感脂化処理20には補充液タンク135と連通さ
れた管路103が開口されていて、この管路103の途
中には補充液ポンプ135Aが配置されている。さらに
不感脂化処理槽20には給水クンクロ5と連通された管
路93が開口されていて、この管路93のと途中には給
水ポンプ93Aが配置されている。
これにより不感脂化処理液補充液タンク135内のガム
液(原液)と給水タンク65内の水とが一定の割合で不
感脂化処理槽20内へ供給される次に本第1実施例の作
用にって説明する。
現像槽14内へは搬送ローラ22によって挟持搬送され
たPS版12がガイドローラ42.26に案内されて送
り込まれる。現像槽14内に送り込まれたPS版12は
ガイドローラ44.28.30.46.32.34に案
内されて下降して現像槽14の底部中央部へ送られ、搬
送ローラ52へ挿入される。搬送ローラ52によって挟
持搬送されたPS版12は串型ローラ36及びガイドロ
ーラ48.38.40.50に案内されて上昇し現像槽
14内から送り出される。
搬送ローラ52から送り出されてスプレーパイプ58、
ガイドローラ48間を通過する際は、ブラシ136によ
って上面が擦られ、現像が促進される。またこのブラシ
136によって、PS版12上に描かれた位置合わせ用
マーク等も同時に消去される。これにより印刷時に印刷
汚れがなくなり良好な印刷が行われる。
現像槽14内の現像液24は管路54から循環ポンプ5
6によって現像槽14へ循環される。現像液補充タンク
64から管路66を介して現像槽14内へ供給された現
像液24はPS版12の搬送方向下流側の側壁をオーバ
ーフローしてオーバーフロー液回収槽16内へ回収され
、管路60を通ってポンプ62にて現像槽14内へ送ら
れる。
これによりPS版12は現像槽14内の現像液24へ浸
漬されて現像処理される。
また現像液24の処理による疲労は、PS版12の画像
部の面積と非画像部の面積によって変動する(画像部の
面積が大きければ、現像液の疲労が大きくなる)ので、
疲労度検出器74によって現像液24の伝導度が検出さ
れる。この結果に基づいて制御部70でポンプ68の作
動時間が演算され、現像疲労度に応じた補充量を供給す
るべくポンプ68が作動される。しかしながら、疲労度
検出器74にPS版12の溶解析出物、現像液成分の析
出物等が付着して、疲労度検出器74による電気伝導度
の検出値に異常が発生する場合があるので、検出器72
によって検出されるPS版の挿入面積と、電気伝導度に
よる処理液の疲労度の値の差が異常値を示した場合は、
警報を発生するか、あるいは、以下に述べるように、P
S版の挿入面積に基づく補充方式に、自動又は手動で切
替えられる。
すなわち検出器72によって、挿入されるPS版120
面積を検出し、この検出結果に基づいて制御部70でポ
ンプ68の作動時間が演算され、25版12の面積に応
じた補充量を供給すべくポンプ68が作動されて行われ
る。
現像槽14内から送り出された25版12は搬送ローラ
76へ挿入され、挟持搬送される。この搬送によって2
5版12の付着している現像液24が搬送ローラ76に
よって絞り取られ液切れされる。この絞り取られた現像
液24は搬送ローラ76のうちの下方に位置するローラ
の表面を伝わり回収ローラ78によってオーバーフロー
液回収槽16内へ回収される。オーバーフロー液回収槽
16内へ回収された現像液24は管路60を通ってポン
プ62により現像槽14内へ送られる。
搬送ローラ76によって挟持搬送される25版12は搬
送ローラ82へ挿入され、挟持される。
この搬送の途中で串型ローラ84.86から水洗水がP
S版12上へ吐出される。これにより25版12の表面
に付着している現像液24や剥離した感光膜、処理液中
の成分析出物などが除去される。水洗後の水洗水は水洗
槽18内へ回収される。
水洗槽18へはポンプ96によって補充タンク100か
ら管路94を通って新規の水洗水が補充される。この補
充は感光性平版印刷版12の処理量によって制御部70
が補充量を演算し、これに基づいてポンプ96が作動さ
れる。
水洗槽18内の水洗水の液面はエルボ104の開口の水
洗槽18の底壁からの高さ寸法によって決められており
、水洗水はエルボ104の開口からオーバーフローして
管路102を通って回収槽へ排出される。
この場合エルボ104は管路94の開口位置と離れた位
置に配置されているので、管路94で供給され、補充さ
れる新規の水洗水が直ちに排出されることがなく、水洗
槽18内へ充分拡散される。
これにより必要以上に水洗水を排出させることがなく補
充効率を低下させることがない。
搬送ローラ92から送り出された25版12は不感脂化
処理槽あるいは図示しないガム液塗布装置や乾燥装置等
の次工程へ送られる。
次にブラシ136の脱着について説明する。
スプレーパイプ58とガイドローラ48との間にブラシ
136を取付けるには、先ず挿入部144内へスプレー
パイプ58を挿入した後に第3図矢印B方向へ回転させ
、挿入部148内へガイドローラ48の回転軸を挿入す
る。このときスナップアクションになっているので、支
持ブラケット14’0の先端部を指(図示せず)等で下
方へ押圧すれば、弾性プレート146が変形して、挿入
部148内へ回転軸48Aを挿入することが出来る。
回転軸48Aが挿入された後には弾性プレート146は
支持ブラケット140の先端部分とで回転軸を抱え込ん
でブラシ136をスプレーパイプ58とガイドローラと
の間、に固定する。
この状態から、ブラシ136を洗浄するため取外す場合
には、支持ブラケット140の先端部を上方へ持ち上げ
て、スプレーパイプ58を中心に矢印B方向と反対方向
へ回転させ、弾性プレート146を変形させて、挿入部
148内から回転軸を抜き出す。次に支持ブラケット1
40を斜め上方へ引き上げて、挿入部144内からスプ
レーパイプ58を抜き出す。これによりブラシ136を
取外すことが出来る。
このように本実施例では、ブラシ136を容易に現像槽
14内から取外すことが出来るので、メンテナンスが容
易となる。
第2実施例 次に本発明の第2実施例について説明する。
なお、第1実施例と同様な部分については同符号を付し
て説明を省略する。
第4図に示されるように、ブラシ136がブラシ固定プ
レート150へ、長平方向に沿って2列固定されている
。このブラシ固定プレート150の長手方向両端部には
一対の支持ブラケット152が取付けられている。一対
の支持ブラケット152の25版12の搬送方向上流側
の端部はL字状のブラシ固定プレート154が固定され
ている。
このブラシ固定プレート154と支持ブラケットの中間
部は口字状に形成されて、挿入部156となっている。
挿入部156内には下方に向けて弾性プレート160が
取付けられている。この弾性プレート160の先端部は
屈曲されており、挿入部156内へ挿入されるスプレー
パイプ58を弾性力で固定する。ブラシ固定プレート1
54には長手方向に沿ってブラシ136が1列固定され
ている。
また支持ブラケット152の23版12の搬送方向下流
側の端部は下方に向けて折り曲げられた後にさらに略直
角に屈曲されている。この端部には断面がL字状のプレ
ート158が固定されており全体形状が口字状に形成さ
れて、挿入部162となっている。この挿入部162内
にはガイドローラ48の回転軸48Aが挿入される。
したがって、第2実施例ではスプレーパイプ58によっ
て現像液が吹きつけられる前に、上流側のブラシ136
で23版12の上面を擦り、現像かずを除去した後に、
現像液が吹きつけられ、後流側のブラシ136によって
再度擦られて、現像が促進されると共に、位置合わせマ
ーク等がPS版12上から確実に消去される。
またブラシ136を搬送ローラ52とガイドロラ48と
の間に配置するには、先ず挿入部162内へガイドロー
ラ48の回転軸48Aを挿入した後、支持ブラケット1
52を第4図矢印C方向へ回転させ、挿入部156内へ
スプレーパイプ58を挿入する。このとき弾性プレート
160を変形させて挿入部156内へ挿入する。弾性プ
レート160の弾性力でスプレーパイプ58へ固定され
る。これによりブラシ136は現像11i14内へ固定
される。
この状態から、136を取外す場合には、第4図に示さ
れるように、指等によって、支持ブラケット152の先
端部分を回転軸48Aを中心に上方へ引き上げて回転さ
せ、挿入部156内からスプレーパイプ58を抜き出す
。次いで支持ブラケット154を上方へ引き上げて、挿
入部162内から回転軸48Aを抜き出す。これによっ
てブラシ136を現像槽14内から容易に取外すことが
出来、メンテナンスが容易となる。
なお上記第1、第2実施例では、23版12の搬送路の
上方にブラシ136を配置した例を示したが、これは版
面が上面側にある場合であり、版面が下方側にある場合
には下方へブラシ136を配置してもよく、さらに両面
に版面がある場合には搬送路の上下に配置してもよい。
またブラシ136が配置される位置は、現像槽14内の
搬送路の上流側であっても良く、下流側であっても良い
が、現像促進の効果を考慮すると下流側に配置した方が
好ましい。
さらに本実施例では、ブラシ136をスプレーパイプ5
8とガイドローラ48へ取付けたが、これに限らず、ガ
イドローラ48等を支持している側板へ脱着可能に取付
けても良く、現像槽14の側壁へ脱着可能に取付けても
良い。
また本実施例では、摩擦部材としてブラシ136を用い
た例を示したが、ブラシ136に限らす23版12の表
面を傷つけることなく現像かす及び「トンボ」を消すこ
とが出来るもの、例えばローラ等であっても良い。
また本実施例では、ブラシ136を固定しているが、ブ
ラシローラによって回転させながら23版12の表面を
擦っても良い。
[発明の効果コ 以上に説明したように本発明では、現像槽内を搬送され
る感光性平版印刷版の表面を擦る摩擦部材を感光性平版
印刷版の搬送路の途中に着脱可能に配置したので、現像
液中を搬送される感光性平版印刷版の表面を擦ることに
より現像を促進することが出来ると共に、摩擦部材のメ
ンテナンスが容易となるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された感光性平版印刷版処理装置
の第1実施例を示す概略構成図、第2図はブラシとブラ
シを現像槽内へ固定するための部材を示す斜視図、第3
図は第1図の一部を拡大してブラシが現像内へ取付けら
れた状態をしめす断面図、第4図は第2実施例を示す第
3図に対応した断面図である。 10・・・感光性平版印刷版処理装置、12・・・PS
版、 14・・・現像槽、 48・・・ガイドローラ、 58・・・スプレーパイプ、 136・ ・・ブラシ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像が焼付けられた感光性平版印刷版を現像液が
    収容された現像槽内で搬送しながら浸漬して処理する感
    光性平版印刷版処理装置であって、現像槽内を搬送され
    る感光性平版印刷版の表面を擦る摩擦部材を感光性平版
    印刷版の搬送路の途中に、着脱可能に配置したことを特
    徴とする感光性平版印刷版処理装置。
JP4714789A 1989-02-28 1989-02-28 感光性平版印刷版処理装置 Pending JPH02226252A (ja)

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