JPH02225995A - 敷物の調湿乾燥法 - Google Patents

敷物の調湿乾燥法

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Publication number
JPH02225995A
JPH02225995A JP4687889A JP4687889A JPH02225995A JP H02225995 A JPH02225995 A JP H02225995A JP 4687889 A JP4687889 A JP 4687889A JP 4687889 A JP4687889 A JP 4687889A JP H02225995 A JPH02225995 A JP H02225995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carpet
silica gel
tatami
gel particles
drying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4687889A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Shibata
孝次 柴田
Katsumi Ishizaka
勝實 石坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJI DEBUISON KAGAKU KK
Fuji-Davison Chemical Ltd
Original Assignee
FUJI DEBUISON KAGAKU KK
Fuji-Davison Chemical Ltd
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Publication date
Application filed by FUJI DEBUISON KAGAKU KK, Fuji-Davison Chemical Ltd filed Critical FUJI DEBUISON KAGAKU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は畳又はじゅうたん等の敷物の調湿乾燥法に関す
るものである。
[′従来技術] 近年、マンションなどのコンクリート系高層ビルが増大
しているが、これら高層ビル内の和室にある畳が吸湿し
た場合、適当な乾燥法がなかった。
コンクリート系高層ビルの場合、通常、室内の通気性が
少ない上、結露による吸湿もおり、畳の含水量が増大し
やすい傾向にある。畳の含水量が増えると、初期のうち
は、表面の感触が悪くなり滑り性が低下するだけである
が、長期間に亘ると、ダニ及び各種雑菌の発生原因とな
り、次第に、これらの温床となる危険性がある。そして
、この問題はじゅうたんについても同様のことである。
従って、高層ビル内の畳又はじゅうたんは定期的に乾燥
するのが望ましい。しかし、これらの乾燥法としては、
従来から、屋外で半日〜1日位、日に当て自然乾燥する
のが最も好ましいが、高層ビルにおいては、乾燥スペー
スもなく、思うように畳の乾燥をすることができない。
また、熱風乾燥機などにより強制乾燥する方法もあるが
、この方法も屋外の乾燥機まで運ぶ手間がかかり、更に
、乾燥経費が高い。
[発明の課題と解決手段] 本発明者等は上記実情に鑑み、マンションなどの高層ビ
ル内の敷物を簡単に、しかも、日常生活に支障を与える
ことなく、効果的に乾燥する方法について検討した結果
、シリカゲル粒子を利用して調湿乾燥することにより、
敷物を移動しなくても、そのままの状態で効率的に調湿
乾燥できることを見い出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明の要旨は、敷物の上に粒径5〜200
メツシュのシリカゲル粒子を1畳当り0゜5〜3Klの
割合で分散させ、その上にカバーシートを被覆するとと
もに、該シートの周囲を固定することにより、10時間
以上、シリカゲル粒子を密封状態とすることを特徴とす
る敷物の調湿乾燥法に存する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明では畳又はじゅうたん等の敷物の上に、シリカゲ
ル粒子を分散させるが、ここで用いるシリカゲルとして
は、通常、A型シリカゲル又はB型シ゛リカゲルであり
、例えば、含水量が2%以下のものである。また、この
シリカゲル粒子の粒径は5〜200メツシュ、好ましく
は10〜40メツシュであり、この粒径があまり大きい
場合には、乾燥効率が悪く、逆に、あまり小さい場合に
は、畳やじゅうたんの目にシリカゲル粒子が侵入し、後
からの電気掃除機などでの除去が面倒になるので好まし
くない。
シリカゲル粒子の散布量は1畳当り、0.5〜3Ky、
好ましくは1〜2Kgである。この使用量が少な過ぎる
と、畳又はじゅうたんの奥まで→−分に乾燥することが
できず、また、あまり多過ぎても乾燥効果に変りはない
ので経済的に不利である。
本発明では散布したシリカゲル粒子をカバーシートで被
覆するが、このカバーシートとしては、通常、合成樹脂
フィルムが利用される。このフィルムとしては、ある程
度の密封性のあるものであれば特に限定されず、例えば
、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポ
リエステル、ポリアミドなどのフィルムが挙げられる。
このフィルムの大きさは、通常、処理面積に合せて、1
畳サイズ、4.5畳サイズ、6畳サイズ、8畳サイズな
どである。このフィルムの周囲は固定し内側を密封状態
とする必要がある。この周囲の固定方法は、通常、カバ
ーシート1の周囲に剛性のある挿入部2を設け、この挿
入部2を畳3に沿って立方向く垂直方向〉に挿入する方
法が便利である。
この際の挿入部は厚手の合成樹脂又は厚紙などで構成さ
れ、フィルムの周囲に沿って溶着又は縫製などにより取
付けられる。また、乾燥しようとする畳又はじゅうたん
の周辺に両面テープを貼り、この両面テープに合せてカ
バーシートを積層する方法でもよい。
このようにして、密封状態とした優、室温下で、10時
間以上、好ましくは15時間以上、通常、7〜3日間の
乾燥処理を行なう。この処理時間は長い方が望ましく、
前記時間よりも短かい場合には、十分な調湿乾燥を行な
うことができない。この乾燥処理中は、カバーシートを
破損しない限り、カバーシート上で通常の日常生活を送
ることができる・。
乾燥処理が終了した後は、カバーシートを外し、次いで
、電気掃除機などによりシリカゲル粒子を吸引除去する
。このようにして、調湿乾燥された畳又はじゅうたんを
得ることができる。
[発明の効果] 本発明によれば、湿気の多い敷物を損傷することなく、
簡単に調湿乾燥することができる。しかも、乾燥途中、
カバーシート上での日常生活も可能であるので好ましい
。更に、本発明の乾燥により、散物中に存在するダニや
雑菌を殺菌する効果する。
従って、本発明方法は特に、高層ビル内および木造家屋
の畳又はじゅうたん、更に、旅館、料亭、茶室などの営
業用の和室における畳の乾燥法として適したものである
[実施例] 次に、本発明を実施例により更に具体的に説明する。
実施例1 吸湿した6畳の広さの畳上に、A型シリカゲル粒子(商
品名フジホームゲル、粒径5〜10メツシュ>10にJ
を均一に散布した後、畳の周囲に両面テープを貼り、こ
の上に、6畳サイズに予め、調製したポリエチレンフィ
ルム(厚さ0.1JIIl>を被覆し、畳上が密封状態
となるように周囲を密着し、室温下で3日間、乾燥処理
を行なった。
その優、ポリエチレンフィルムを外し、シリカゲル粒子
を集めた後、電気掃除機できれいに吸引除去した。
この処理後の畳の表面は滑り性が非常によく感触の良好
なものであった。また、回収したシリカゲル粒子の総重
量は12Kgであり、2Kgの水分を吸着していた。又
チャタテ虫の死骸も見つかった。
実施例2 吸湿した8畳サイズのじゅうたん(毛100%、中国製
高級品)上に、B型シリカゲル粒子(商品名フジホーム
ゲルTO,粒径5〜10メツシュ>8Kgを均一に散布
した後、じゅうたんの周囲に両面テープを貼り、この上
に、8畳サイズに予め調製したポリエチレンフィルムを
被覆し、じゅうたん表面が密封状態となるように周囲を
密着し、室温下で2日間、乾燥処理を行なった。
その後、実施例1と同様に処理したところ、じゅうたん
表面の感触は良好となり、また、回収したシリカゲル粒
子の総重量は8.8Kyであり、800gの水分を吸着
していた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の1例を示す斜視図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)敷物の上に粒径5〜200メッシュのシリカゲル
    粒子を1畳当り、0.5〜3Kgの割合で分散させ、そ
    の上にカバーシートを被覆するとともに、該シートの周
    囲を固定することにより、10時間以上、シリカゲル粒
    子を密封状態とすることを特徴とする敷物の調湿乾燥法
JP4687889A 1989-02-28 1989-02-28 敷物の調湿乾燥法 Pending JPH02225995A (ja)

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JP4687889A JPH02225995A (ja) 1989-02-28 1989-02-28 敷物の調湿乾燥法

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6247889B2 (ja) * 1984-06-20 1987-10-09 Toshiba Chem Prod

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6247889B2 (ja) * 1984-06-20 1987-10-09 Toshiba Chem Prod

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