JPH09788A - 天日乾燥用カバー - Google Patents

天日乾燥用カバー

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Publication number
JPH09788A
JPH09788A JP15171595A JP15171595A JPH09788A JP H09788 A JPH09788 A JP H09788A JP 15171595 A JP15171595 A JP 15171595A JP 15171595 A JP15171595 A JP 15171595A JP H09788 A JPH09788 A JP H09788A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
shoes
dried
sun
sundrying
Prior art date
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Pending
Application number
JP15171595A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nakamoto
高志 中本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakamoto Packs Co Ltd
Original Assignee
Nakamoto Packs Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakamoto Packs Co Ltd filed Critical Nakamoto Packs Co Ltd
Priority to JP15171595A priority Critical patent/JPH09788A/ja
Publication of JPH09788A publication Critical patent/JPH09788A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】靴や衣服など陰干しの必要があるものの乾燥
を、生地の傷みや色あせ、あるいは型崩れなどを生じる
こと無く、天日下で速やかに行えるようにする。また花
粉や人体に有害な塵埃などの侵入を防止し、寝具などの
乾燥が衛生的になされるようにする。さらに雨の侵入を
防止し、雨の心配をすることなく、洗濯物などが干せる
ようにする。 【構成】網状の極めて細いポリオレフィン系の繊維から
成り、防水性と通気性を兼ね備えた長繊維不織布を袋状
にして天日乾燥用カバー1を製作した。そして、この天
日乾燥用カバー1を、ベランダなど置かれた靴収納ラッ
ク4などに被せることにより、収納された靴5などを直
射日光に曝すことなく、その乾燥を速やかに行えること
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋外で靴や衣服あるい
は布団などを乾燥させる際に用いられる天日乾燥用カバ
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、濡れた靴や衣服は、直射日光に曝
して乾燥させると、傷んだり、色あせしたりする虞れが
あったので、陰干しにしていた。
【0003】また布団は、直接屋外に干すか、あるいは
特開平2−95400号公報に示されているようにビニ
ールと通気性のある生地で形成した専用の布団袋を用い
て干すということが行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】濡れた靴や衣服を陰干
しした場合は、乾燥に時間がかかり、また通常このよう
な陰干しは屋内で行われるため、目障りであると共に、
生活スペースを長期にわたって占有する虞れがあると共
に、場合によっては屋内が湿っぽくなり、屋内に居る者
に不快感を与えるという問題点を有していた。
【0005】また布団のように日干しをするものは、直
接干すと、紫外線による殺菌効果が得られるものの塵や
埃が付着し易く、この中にはアスベストなどの有害物質
が含まれている虞れがあり、また季節によっては花粉症
の原因となる花粉が付着する虞れもあり、健康衛生面で
問題があった。また不意の雨で布団を濡らしてしまう虞
れもあった。
【0006】また特開平2−95400号公報に示され
るようにビニールと通気性のある生地で形成した布団袋
で布団を覆ったうえで日干しをした場合は、袋内の温度
が上昇し、ある程度のダニの死滅効果が得られると共
に、防汚効果も得られるが、細かな塵の侵入までは防げ
ず、直径が35μ程度の杉花粉などは容易に内部に侵入
して布団に付着するという問題点があった。さらにこの
布団袋は、表面はビニールで形成されているが、側面が
通気性を有する生地のためここから雨水がしみ込み、や
はり雨にあたると部分的に布団を濡らしてしまうという
問題点があった。
【0007】本発明は、これらの問題点の解決を課題と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記の課題
を解決するために多分岐した網状の極めて細いポリオレ
フィン系の繊維で構成され、防水性と通気性を兼ね備え
た長繊維不織布を袋状に形成し、これで屋外に配された
被乾燥物を覆うこととした。
【0009】
【作用】多分岐した網状の極めて細いポリオレフィン系
の繊維で構成された長繊維不織布は、雨水や花粉、ある
いはアスベストなどの細かい塵埃の侵入を防止するにも
かかわらず、通気性を有し、内部の湿気を外部に排出す
るように作用する。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示す靴用の天日乾
燥用カバーの斜視図である。図示したようにこの天日乾
燥用カバー1は、複数の靴5を収納保持する靴収納ラッ
ク4を覆うように下端を開放した袋状に形成されたもの
であり、前面1bにはその着脱が容易に行えるように開
閉可能なファスナー部1aを設けている。この天日乾燥
用カバー1は、靴収納ラック4をこの靴収納ラック4に
収納された靴5と共に覆い、ベランダなどの日の当たる
場所に配置されて使用されるものである。
【0011】ここにおいて本発明では、この天日乾燥用
カバー1を、防水性並びに通気性を有する長繊維不織布
(例えば、ルクサー(商品名))で形成している。この
長繊維不織布は、エチレン、プロピレン、ブタジエン、
イソプレンなどのオレフィンあるいはジオレフィンを重
合または共重合したポリオレフィン系の重合体を高温高
圧下で溶媒に溶解させ、この溶液を細いノズルから噴出
させて繊維を形成し、この繊維を分散してシート状にし
たものを熱圧着して形成している。このことにより、繊
維が連続網状で多分岐した状態で配列され、通気性と防
水性を兼ね備えた優れた特性が得られる。またこの長繊
維不織布は、およそ3μ以下のものしか通過できないの
で、多くの塵埃やバクテリア、あるいは花粉(杉花粉は
約35μ)は、遮蔽される。
【0012】従って、この長繊維不織布で図2に示すよ
うに布団袋2を形成し、布団6をこの中に入れて日干し
をすれば、内部が高温となり、布団6内に棲息している
ダニを殺せると共に、外部からのアスベストや花粉など
人体に有害な物質の侵入を殆ど阻止でき、衛生面での向
上がはかられることとなる。しかもこの長繊維不織布
は、防水性を有しているので、例え雨にさらされても内
部の布団6が濡れることは無い。
【0013】なお、図2に示したように裏側2bの中央
に布団6の出し入れ用のファスナー部2aを設け、この
ファスナー部2aを下側にして干すこととすれば、この
箇所からの雨水の侵入が防止できることとなり、望まし
い 図3は、衣類カバーを上記長繊維不織布で形成した本発
明の他の実施例を示している。
【0014】多くの衣類は、日焼けによる繊維の傷みや
色あせ、あるいは型崩れを防止するために陰干しをする
ことが推奨されている。しかし、陰干しの場合は、乾燥
に長時間を要し、長期にわたって室内に衣類を吊すこと
となり、目障りであるばかりか、場合によっては室内が
湿っぽくなり、居住者に不快感を与えるという問題点が
あった。
【0015】そこで、洗濯あるいは雨などにあたって湿
った衣服7にこの天日乾燥用カバー3を被せ、ベランダ
などに吊っておけば、目障りになることも無く、速やか
に乾燥が行われる。しかも直射日光に当たっても衣服7
は、この天日乾燥用カバー3で覆われているので、日焼
けによる繊維の傷みや色あせなどが生じることがなく、
また雨にあたっても濡れることがない。
【0016】図4は、本発明のさらに他の実施例を示
し、この場合は、放射状に設けられた多数の支持腕10
bにおしめなどの洗濯物11を掛けるようにした物干し
具10を覆えるように天日乾燥用カバー1を円筒形に形
成している。
【0017】このように本発明の天日乾燥用カバーは、
靴や衣類、寝具などの被乾燥物を干す際にこれらを覆っ
て使用されるものである。またこのカバーは、通気性と
防水性を有しているので、小鳥かごの覆いとしても利用
でき、あるいはまたベランダに設置されたエアコン室外
機のカバーとして用いても良い。
【0018】なお、図2において符号2cは、布団6の
脱落を防止するための留め具、図3において符号3a
は、ハンガー8の吊金具8aを通すための通孔、図4に
おいて符号9aは、物干し具10の吊金具10aを通す
ための通孔を示す。なお上記留め具2cは、単なる紐状
のものであっても良い。
【0019】また上記実施例は、いずれも一側が開放さ
れた袋状のものを示したが、この開放部分にもファスナ
ー部を設け、完全な密閉袋状になるようにしても良い。
【0020】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の天日乾燥用カバ
ーは、防水性と通気性を有する長繊維不織布で形成され
ているので、乾燥させたい物品に被せるだけで、雨や埃
から内部のものを保護し、屋外で速やかにその乾燥を行
う。よって、従来陰干ししなくてはならなかったものを
ベランダ等を利用して干せるので、邪魔になったり、目
障りになったりすることがない。
【0021】またこの天日乾燥用カバーは、通気性を有
するものの花粉やアスベストを含む塵埃などの侵入が阻
止できるので、寝具の乾燥などに用いた場合には、その
健康衛生面での向上もはかられることとなる。
【0022】また上述の通り、この天日乾燥用カバー
は、防水性を有しているので、雨の心配をすることな
く、必要なものを干すことができ、取扱性、利便性に優
れるという多くの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の第二実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明の第三実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明の第四実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 靴用の天日乾燥用カバー 2 布団用の天日乾燥用カバー 3 衣服用の天日乾燥用カバー 9 洗濯物用の天日乾燥用カバー 1a,2a ファスナー部 3a,9a 通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋外に配置された被乾燥物を覆うことに
    より、その乾燥を促進させるものであり、多分岐した網
    状の極めて細いポリオレフィン系の繊維で構成され、防
    水性と通気性を兼ね備えた長繊維不織布が袋状に形成さ
    れたことを特徴とする天日乾燥用カバー。
JP15171595A 1995-06-19 1995-06-19 天日乾燥用カバー Pending JPH09788A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15171595A JPH09788A (ja) 1995-06-19 1995-06-19 天日乾燥用カバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15171595A JPH09788A (ja) 1995-06-19 1995-06-19 天日乾燥用カバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09788A true JPH09788A (ja) 1997-01-07

Family

ID=15524705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15171595A Pending JPH09788A (ja) 1995-06-19 1995-06-19 天日乾燥用カバー

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JP (1) JPH09788A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2443385A (en) * 2006-11-02 2008-05-07 James Mcgrath Enclosed outdoor clothes drying frame
JP2008295981A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Hiroko Kishiji 日焼け防止カバー
JP2010144269A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Koji Ikeda 洗濯物干しカバー
KR200475911Y1 (ko) * 2013-02-22 2015-01-13 김영호 식기 건조망용 위생덮개
JP2017012470A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 裕憲 松井 裏干しハンガー

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