JPH0222595B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0222595B2 JPH0222595B2 JP59100917A JP10091784A JPH0222595B2 JP H0222595 B2 JPH0222595 B2 JP H0222595B2 JP 59100917 A JP59100917 A JP 59100917A JP 10091784 A JP10091784 A JP 10091784A JP H0222595 B2 JPH0222595 B2 JP H0222595B2
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- JP
- Japan
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- signal
- circuit
- output signal
- rotary head
- head
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- Expired - Lifetime
Links
- 244000145845 chattering Species 0.000 claims description 46
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 19
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 4
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はヘリカルスキヤン方式のビデオテープ
レコーダ(以下、VTRと略称する)に関するも
のである。
レコーダ(以下、VTRと略称する)に関するも
のである。
従来例の構成とその問題点
近年、VTRは、記録時間の長時間化、多機能
化、小型化およびコストダウンの方向で開発がど
んどん進められている。特に多機能化の方向で
は、互いにアジマス角度の異なる2つの主回転ヘ
ツドの近傍にそれぞれアジマス角度の異なる補助
回転ヘツドを設けることにより、画像ぶれのない
フイールドスチル再生や、ノイズバーのない多倍
速再生生を実現する手段が知られている。
化、小型化およびコストダウンの方向で開発がど
んどん進められている。特に多機能化の方向で
は、互いにアジマス角度の異なる2つの主回転ヘ
ツドの近傍にそれぞれアジマス角度の異なる補助
回転ヘツドを設けることにより、画像ぶれのない
フイールドスチル再生や、ノイズバーのない多倍
速再生生を実現する手段が知られている。
さらに多倍速再生において、主回転ヘツドと補
助回転ヘツドの切り換え部において発生するスキ
ユーを検出し、可変遅延線を用いて補正する方法
が提案されている。
助回転ヘツドの切り換え部において発生するスキ
ユーを検出し、可変遅延線を用いて補正する方法
が提案されている。
しかし、切り換え部において切り換え信号がチ
ヤタリングを起こしたりするとスキユー検出回路
が該動作し、スキユーが補正できない。切り換え
信号にチヤタリングを起こさないようにするため
には、切り換え信号検出部においてヒステリシス
を持たせれば良いが、ヒステリシスを持たせるこ
とにより、希望の切り換え位置に対して大きく遅
れてしまい、場合によつては切り換え位置の遅れ
によりノイズバーが発生するという問題点を有し
ている。
ヤタリングを起こしたりするとスキユー検出回路
が該動作し、スキユーが補正できない。切り換え
信号にチヤタリングを起こさないようにするため
には、切り換え信号検出部においてヒステリシス
を持たせれば良いが、ヒステリシスを持たせるこ
とにより、希望の切り換え位置に対して大きく遅
れてしまい、場合によつては切り換え位置の遅れ
によりノイズバーが発生するという問題点を有し
ている。
発明の目的
本発明の目的は、主回転ヘツドおよび補助回転
ヘツドを切り換えてノイズレスの多倍速再生を実
現するビデオテープレコーダにおいて、切り換え
信号の切り換え位置が遅れることなく完全にチヤ
タリングを除去して、良好な再生画を得るビデオ
テープレコーダを提供することである。
ヘツドを切り換えてノイズレスの多倍速再生を実
現するビデオテープレコーダにおいて、切り換え
信号の切り換え位置が遅れることなく完全にチヤ
タリングを除去して、良好な再生画を得るビデオ
テープレコーダを提供することである。
発明の構成
本発明のビデオテープレコーダは、互いにアジ
マス角度の異なる第1および第2の主回転ヘツド
を回転基板の180゜の位置に設け、かつアジマス角
度が前記第1の主回転ヘツドと異なり前記第2の
主回転ヘツドと同一の第3の補助回転ヘツドおよ
び、アジマス角度が前記第2の主回転ヘツドと異
なり前記第1の主回転ヘツドと同一の第4の補助
回転ヘツドを、それぞれ前記第1および第2の主
回転ヘツドの近傍に回転ヘツド基板の180゜の位置
に設け、磁気テープを記録時のテープ走行速度と
は異なつた速度で走行させる時、前記第1および
第2の主回転ヘツドの再生出力信号と前記第3お
よび第4の補助回転ヘツドの再生出力信号をそれ
ぞれエンベロープ検波する第1および第2の検波
手段と、前記第1および第2の検波手段の出力信
号のレベルを比較する比較手段と、前記比較手段
の出力信号により前記主回転ヘツドの再生出力信
号レベルの低下区間を前記補助回転ヘツドの再生
出力信号に置き換えるスイツチ手段と、前記スイ
ツチ手段により得た再生出力信号を可変遅延線に
通し、前記可変遅延線の遅延時間を変化させるこ
とにより、前記置き換え時に発生するスキユーを
検出して除去する制御手段を具備し、かつ前記比
較手段の出力信号をチヤタリング防止手段を介
し、再生水平同期信号に同期をとつて前記スイツ
チ手段に入力するように構成したものであり、こ
れにより、良好な多倍速再生画を得ることができ
るものである。
マス角度の異なる第1および第2の主回転ヘツド
を回転基板の180゜の位置に設け、かつアジマス角
度が前記第1の主回転ヘツドと異なり前記第2の
主回転ヘツドと同一の第3の補助回転ヘツドおよ
び、アジマス角度が前記第2の主回転ヘツドと異
なり前記第1の主回転ヘツドと同一の第4の補助
回転ヘツドを、それぞれ前記第1および第2の主
回転ヘツドの近傍に回転ヘツド基板の180゜の位置
に設け、磁気テープを記録時のテープ走行速度と
は異なつた速度で走行させる時、前記第1および
第2の主回転ヘツドの再生出力信号と前記第3お
よび第4の補助回転ヘツドの再生出力信号をそれ
ぞれエンベロープ検波する第1および第2の検波
手段と、前記第1および第2の検波手段の出力信
号のレベルを比較する比較手段と、前記比較手段
の出力信号により前記主回転ヘツドの再生出力信
号レベルの低下区間を前記補助回転ヘツドの再生
出力信号に置き換えるスイツチ手段と、前記スイ
ツチ手段により得た再生出力信号を可変遅延線に
通し、前記可変遅延線の遅延時間を変化させるこ
とにより、前記置き換え時に発生するスキユーを
検出して除去する制御手段を具備し、かつ前記比
較手段の出力信号をチヤタリング防止手段を介
し、再生水平同期信号に同期をとつて前記スイツ
チ手段に入力するように構成したものであり、こ
れにより、良好な多倍速再生画を得ることができ
るものである。
実施例の説明
以下、本発明を図示の実施例に基いて説明す
る。
る。
第1図は回転ヘツド部の構成図であり、第2図
はアジマス記録された磁気テープのトラツクパタ
ーンの例を示している。第1図において、M1は
+6゜のアジマス角を有する主回転ヘツドであり、
S1は−6゜のアジマス角を有する補助回転ヘツド
である。M2は−6゜のアジマス角を有する別の主
回転ヘツドであり、S2は+6゜のアジマス角を有
する別の補助回転ヘツドである。主回転ヘツドM
1とM2とは互いに180゜離れている。補助回転ヘ
ツドS1とS2も互いに180゜離れている。これら
の主回転ヘツドと補助回転ヘツドは、たとえば、
映像信号の2水平同期信号期間に相当する距離だ
け離れて、第1図に示すように、回転デイスク
(またはドラム)3の同一回転平面上に取り付け
られている。回転デイスク3は回転軸4を介し
て、モータ5により、矢印9の方向に1800r.p.m
の回転数で回転せられる。回転デイスク3の回転
位相は、マグネツト13,15および検出ヘツド
14により検出される。磁気テープ6は、ガイド
ポスト7および8に案内され、上記回転デイスク
3の周囲に180゜以上にわたつて巻付けられ、矢印
10の方向に、ピンチローラ11およびキヤプス
タン12でもつて走行せられる。
はアジマス記録された磁気テープのトラツクパタ
ーンの例を示している。第1図において、M1は
+6゜のアジマス角を有する主回転ヘツドであり、
S1は−6゜のアジマス角を有する補助回転ヘツド
である。M2は−6゜のアジマス角を有する別の主
回転ヘツドであり、S2は+6゜のアジマス角を有
する別の補助回転ヘツドである。主回転ヘツドM
1とM2とは互いに180゜離れている。補助回転ヘ
ツドS1とS2も互いに180゜離れている。これら
の主回転ヘツドと補助回転ヘツドは、たとえば、
映像信号の2水平同期信号期間に相当する距離だ
け離れて、第1図に示すように、回転デイスク
(またはドラム)3の同一回転平面上に取り付け
られている。回転デイスク3は回転軸4を介し
て、モータ5により、矢印9の方向に1800r.p.m
の回転数で回転せられる。回転デイスク3の回転
位相は、マグネツト13,15および検出ヘツド
14により検出される。磁気テープ6は、ガイド
ポスト7および8に案内され、上記回転デイスク
3の周囲に180゜以上にわたつて巻付けられ、矢印
10の方向に、ピンチローラ11およびキヤプス
タン12でもつて走行せられる。
上記磁気テープ6の模式的なトラツクパターン
を第2図に示す。第2図において、トラツク9
9,101,103,105,107および10
9は+6゜のアジマス角を有する回転ヘツドで記録
され、トラツク100,102,104,10
6,108および110は−6゜のアジマス角を有
する回転ヘツドで記録されたトラツクである。
を第2図に示す。第2図において、トラツク9
9,101,103,105,107および10
9は+6゜のアジマス角を有する回転ヘツドで記録
され、トラツク100,102,104,10
6,108および110は−6゜のアジマス角を有
する回転ヘツドで記録されたトラツクである。
第2図の各トラツクにおける斜線は水平同期信
号記録位置を示し、その傾斜角はアジマス角を示
している。(磁気テープ6の幅方向の半分は斜線
の記入を省略している。)また隣接トラツクにお
ける斜線のずれは、記録された水平同規信号が、
シリンダのジツタのためにずれていることを示し
ている。なお、第2図は、磁気テープ6が1倍速
(記録時のテープ速度と同じ)で走行している時
のトラツクパターンを示している。それ故、1倍
速再生時、主回転ヘツドM1がフイールド開始点
において、トラツク101の始点を走査したとす
ると、そのフイールド始端においてはトラツク1
01の終点を走査する。高速再生時の一例とし
て、第2図において破線で示すように9倍速再生
時、主回転ヘツドM1がフイールド開始点におい
て、トラツク101の始点を走査したとすると、
そのフイールド終端においてはトラツク109の
終点を走査する。補助ヘツドS1は上記回転ヘツ
ドM1と同一回転平面を有し、主回転ヘツドM1
に近接して(本実施例においては、映像信号の2
水平同期信号期間相当の距離だけ離れて)取付け
られているので、主回転ヘツドM1とほぼ同一の
走査を行なう。このような9倍速再生時におい
て、主回転ヘツドM1は+6゜のアジマス角を有す
るため、第3図Aに示すようなヘツド出力信号を
得る。また補助回転ヘツドS1は−6゜のアジマス
角度を有するため、第3図Bに示すようなヘツド
出力信号を得る。通常、これらのヘツド出力信号
は、搬送波周波数が約3.9MHzであるFM変調され
た輝度信号と、色副搬送波周波数が約629KHzに
低域変換された搬送色信号とから成り立つてい
る。第3図Fに時間スケールを示した。これは、
t0がフイールド開始時刻を示しており、t5がフイ
ールド終端時刻を示している。ここで第3図Aに
示すような高速再生時において、フイールド内に
数本のノイズバー(ヘツド出力信号が零の部分)
が生じる。
号記録位置を示し、その傾斜角はアジマス角を示
している。(磁気テープ6の幅方向の半分は斜線
の記入を省略している。)また隣接トラツクにお
ける斜線のずれは、記録された水平同規信号が、
シリンダのジツタのためにずれていることを示し
ている。なお、第2図は、磁気テープ6が1倍速
(記録時のテープ速度と同じ)で走行している時
のトラツクパターンを示している。それ故、1倍
速再生時、主回転ヘツドM1がフイールド開始点
において、トラツク101の始点を走査したとす
ると、そのフイールド始端においてはトラツク1
01の終点を走査する。高速再生時の一例とし
て、第2図において破線で示すように9倍速再生
時、主回転ヘツドM1がフイールド開始点におい
て、トラツク101の始点を走査したとすると、
そのフイールド終端においてはトラツク109の
終点を走査する。補助ヘツドS1は上記回転ヘツ
ドM1と同一回転平面を有し、主回転ヘツドM1
に近接して(本実施例においては、映像信号の2
水平同期信号期間相当の距離だけ離れて)取付け
られているので、主回転ヘツドM1とほぼ同一の
走査を行なう。このような9倍速再生時におい
て、主回転ヘツドM1は+6゜のアジマス角を有す
るため、第3図Aに示すようなヘツド出力信号を
得る。また補助回転ヘツドS1は−6゜のアジマス
角度を有するため、第3図Bに示すようなヘツド
出力信号を得る。通常、これらのヘツド出力信号
は、搬送波周波数が約3.9MHzであるFM変調され
た輝度信号と、色副搬送波周波数が約629KHzに
低域変換された搬送色信号とから成り立つてい
る。第3図Fに時間スケールを示した。これは、
t0がフイールド開始時刻を示しており、t5がフイ
ールド終端時刻を示している。ここで第3図Aに
示すような高速再生時において、フイールド内に
数本のノイズバー(ヘツド出力信号が零の部分)
が生じる。
これは、主回転ヘツドM1の再生出力信号のレ
ベル低下部分を、第3図Bに示すような補助回転
ヘツドS1の再生出力信号で置き換えることによ
り第3図Cに示すように取り除くことができる。
しかし上記のように主回転ヘツド再生信号と補助
回転ヘツド再生信号を切り換える際には、記録さ
れた水平同期信号のずれが、再生される水平同期
信号の間隔の変化となるため画面上にスキユーが
現われる。
ベル低下部分を、第3図Bに示すような補助回転
ヘツドS1の再生出力信号で置き換えることによ
り第3図Cに示すように取り除くことができる。
しかし上記のように主回転ヘツド再生信号と補助
回転ヘツド再生信号を切り換える際には、記録さ
れた水平同期信号のずれが、再生される水平同期
信号の間隔の変化となるため画面上にスキユーが
現われる。
本発明は、再生映像信号を可変遅延線に通し、
その遅延時間を変化させることにより、上記の水
平同期信号の間隔の変化を補正し、スキユーを取
り除くことである。
その遅延時間を変化させることにより、上記の水
平同期信号の間隔の変化を補正し、スキユーを取
り除くことである。
また第3図A,Bのヘツド出力信号は理想的に
示したものであり、実際は、第4図A,Bに示す
ように、走行系やテープのバタツキ等によりレベ
ル変動を生じたり、再生出力信号に含まれている
H.SYNCの情報(15.734KHz)等の影響を受けて
いる。さらに、近年のVTRは標準モードと長時
間モードの2種類以上の時間モードがあるため、
回転ヘツドのトラツク幅をあまり広くできなくな
り、再生出力信号A,Bの低下してノイズバーと
なる期間も多くなる。そのために主補助ヘツド切
り換え信号Eはチヤタリングを含んだものとな
る。
示したものであり、実際は、第4図A,Bに示す
ように、走行系やテープのバタツキ等によりレベ
ル変動を生じたり、再生出力信号に含まれている
H.SYNCの情報(15.734KHz)等の影響を受けて
いる。さらに、近年のVTRは標準モードと長時
間モードの2種類以上の時間モードがあるため、
回転ヘツドのトラツク幅をあまり広くできなくな
り、再生出力信号A,Bの低下してノイズバーと
なる期間も多くなる。そのために主補助ヘツド切
り換え信号Eはチヤタリングを含んだものとな
る。
前述したように再生出力信号を切り換える際に
スキユーが発生するのであるから、チヤタリング
を含んだ主補助ヘツド切り換え信号Eで切り換え
を行なつたのでは、切り換え部で短時間にスキユ
ーが発生しすぎてスキユーを十分補正できない。
スキユーが発生するのであるから、チヤタリング
を含んだ主補助ヘツド切り換え信号Eで切り換え
を行なつたのでは、切り換え部で短時間にスキユ
ーが発生しすぎてスキユーを十分補正できない。
本発明は、再生出力信号を可変遅延線に通し、
その遅延時間を変化させることにより、水平同期
信号間隔の変化を補正し、発生したスキユーを取
り除くために、主補助ヘツド切り換え信号に生じ
たチヤタリングを防止するものである。
その遅延時間を変化させることにより、水平同期
信号間隔の変化を補正し、発生したスキユーを取
り除くために、主補助ヘツド切り換え信号に生じ
たチヤタリングを防止するものである。
次に本発明の1実施例の構成について第5図を
用いて説明する。第5図において、主回転ヘツド
M1,M2および補助回転ヘツドS1,S2の再
生出力信号はそれぞれ再生増幅器26,27,2
8および29で増幅されてスイツチ21,22に
入力される。スイツチ21,22の可動片は、ヘ
ツドスイツチ信号〔第3図、第4図D〕がHレベ
ルの時はたとえばX側に、Lレベルの時はY側に
接続される。
用いて説明する。第5図において、主回転ヘツド
M1,M2および補助回転ヘツドS1,S2の再
生出力信号はそれぞれ再生増幅器26,27,2
8および29で増幅されてスイツチ21,22に
入力される。スイツチ21,22の可動片は、ヘ
ツドスイツチ信号〔第3図、第4図D〕がHレベ
ルの時はたとえばX側に、Lレベルの時はY側に
接続される。
ここで、ヘツドスイツチ信号は第1図に示した
180゜離れた2つのマグネツト13,15により検
出ヘツド14に得られる出力信号を信号処理部2
0で処理した信号であつて、1フイールドごとに
Hレベル、Lレベルを繰り返す。なお、マグネツ
ト13,15は極性が異なり、シリンダの位相を
180゜毎に検出できるのでフイールドの区別が可能
である。55がヘツドスイツチ信号の入力端子で
ある。
180゜離れた2つのマグネツト13,15により検
出ヘツド14に得られる出力信号を信号処理部2
0で処理した信号であつて、1フイールドごとに
Hレベル、Lレベルを繰り返す。なお、マグネツ
ト13,15は極性が異なり、シリンダの位相を
180゜毎に検出できるのでフイールドの区別が可能
である。55がヘツドスイツチ信号の入力端子で
ある。
今、ヘツドスイツチ信号がHレベルとすると、
主回転ヘツドM1、補助回転ヘツドS1から、た
とえば第4図A,Bにそれぞれ示すような再生出
力が得られる。同様にヘツドスイツチ信号がLレ
ベルの時は、主回転ヘツドM2、補助回転ヘツド
S2から第4図A,Bに示すのと同様ような信号
が得られ、これがスイツチ34およびエンベロー
プ検波回路23,24に入力される。エンベロー
プ検波回路23,24は周知のダイオード検波回
路等で構成されており、この出力信号がコンパレ
ータ25に入力されエンベロープ比較が行なわれ
る。コンパレータ25の出力信号は第4図Eに示
す主・補助ヘツド切換信号であり、チヤタリング
を含んでいる。30がチヤタリング防止回路31
の入力端子であり、コンパレータ25の出力信号
が入力される。チヤタリング防止回路31で主・
補助ヘツド切換信号のチヤタリングを除去し、チ
ヤタリング防止回路31の出力端子32に出力さ
れる。チヤタリングが除去された主・補助ヘツド
切換信号は、D型フリツプフロツプ回路33のD
入力端子に供給される。D型フリツプフロツプ回
路33のC入力端子は、水平同期信号分離回路4
0で得られた水平同期信号が入力されている。D
型フリツプフロツプ33のQ出力端子には、主・
補助ヘツド切換信号を水平同期信号に同期をとつ
た信号が出力され、スイツチ34の制御信号とな
る。スイツチ34の可動片は、たとえば、D型フ
リツプフロツプ33の出力信号がHレベルの時は
Y側、Lレベルの時はX側に接続されるようにす
れば、スイツチ34の出力端には第4図Cに示す
再生出力信号が得られる。このノイズバーのない
再生出力信号をスキユー補正回路36を通して映
像信号復調回路38によりスキユーやノイズバー
のない再生映像信号が得られる。35はスキユー
補正回路36の入力端子であり、37はスキユー
補正回路36の出力端子である。39は再生映像
信号出力端子であり、再生映像信号は水平同期信
号分離回路40に入力されている。
主回転ヘツドM1、補助回転ヘツドS1から、た
とえば第4図A,Bにそれぞれ示すような再生出
力が得られる。同様にヘツドスイツチ信号がLレ
ベルの時は、主回転ヘツドM2、補助回転ヘツド
S2から第4図A,Bに示すのと同様ような信号
が得られ、これがスイツチ34およびエンベロー
プ検波回路23,24に入力される。エンベロー
プ検波回路23,24は周知のダイオード検波回
路等で構成されており、この出力信号がコンパレ
ータ25に入力されエンベロープ比較が行なわれ
る。コンパレータ25の出力信号は第4図Eに示
す主・補助ヘツド切換信号であり、チヤタリング
を含んでいる。30がチヤタリング防止回路31
の入力端子であり、コンパレータ25の出力信号
が入力される。チヤタリング防止回路31で主・
補助ヘツド切換信号のチヤタリングを除去し、チ
ヤタリング防止回路31の出力端子32に出力さ
れる。チヤタリングが除去された主・補助ヘツド
切換信号は、D型フリツプフロツプ回路33のD
入力端子に供給される。D型フリツプフロツプ回
路33のC入力端子は、水平同期信号分離回路4
0で得られた水平同期信号が入力されている。D
型フリツプフロツプ33のQ出力端子には、主・
補助ヘツド切換信号を水平同期信号に同期をとつ
た信号が出力され、スイツチ34の制御信号とな
る。スイツチ34の可動片は、たとえば、D型フ
リツプフロツプ33の出力信号がHレベルの時は
Y側、Lレベルの時はX側に接続されるようにす
れば、スイツチ34の出力端には第4図Cに示す
再生出力信号が得られる。このノイズバーのない
再生出力信号をスキユー補正回路36を通して映
像信号復調回路38によりスキユーやノイズバー
のない再生映像信号が得られる。35はスキユー
補正回路36の入力端子であり、37はスキユー
補正回路36の出力端子である。39は再生映像
信号出力端子であり、再生映像信号は水平同期信
号分離回路40に入力されている。
次にスキユーの補正方法について第6図および
第7図を用いて説明する。
第7図を用いて説明する。
スキユーは前記のように水平同期信号の間隔が
変化することにより生ずるから、再生出力信号を
遅延線に通し、遅延時間を切り換え、間隔を補正
することにより取り除くことができる。そのため
には間隔の変化を検出し誤差信号を得なければな
らない。誤差信号は位相比較器、ローパスフイル
タ、電圧制御型発振器(以下、VCOと略称する)
より成る閉ループ回路より次のようにして得る。
変化することにより生ずるから、再生出力信号を
遅延線に通し、遅延時間を切り換え、間隔を補正
することにより取り除くことができる。そのため
には間隔の変化を検出し誤差信号を得なければな
らない。誤差信号は位相比較器、ローパスフイル
タ、電圧制御型発振器(以下、VCOと略称する)
より成る閉ループ回路より次のようにして得る。
第5図のスキユー補正回路36の入力端子35
に得られるノイズバーのない再生出力信号を第6
図の映像信号復調回路90により再生映像信号に
復調し、水平同期信号分離回路87を通し、水平
同期信号を取り出し、位相比較器47に入力す
る。位相比較器47に入力された水平同期信号
は、VCO42の出力と位相を比較される。位相
差は誤差信号電圧となつて位相比較器47の出力
端子に現われる。この出力はローパスフイルタ4
3を経てVCO42の発振周波数を制御する。従
つて誤差電圧は、たとえば第6図Aに示すような
波形となり、誤差の情報はその尖頭値に現われ
る。
に得られるノイズバーのない再生出力信号を第6
図の映像信号復調回路90により再生映像信号に
復調し、水平同期信号分離回路87を通し、水平
同期信号を取り出し、位相比較器47に入力す
る。位相比較器47に入力された水平同期信号
は、VCO42の出力と位相を比較される。位相
差は誤差信号電圧となつて位相比較器47の出力
端子に現われる。この出力はローパスフイルタ4
3を経てVCO42の発振周波数を制御する。従
つて誤差電圧は、たとえば第6図Aに示すような
波形となり、誤差の情報はその尖頭値に現われ
る。
このようにして得られた誤差信号電圧をサンプ
ルホールド回路50,51で構成される演算回路
60に入力し、電圧制御型発振器を動作させる信
号を得る。上記演算回路60の動作を次に説明す
る。
ルホールド回路50,51で構成される演算回路
60に入力し、電圧制御型発振器を動作させる信
号を得る。上記演算回路60の動作を次に説明す
る。
CCD遅延線71は主回転ヘツドM1,M2と
補助回転ヘツドS1,S2を切り換えた時に位相
比較器47より得られた誤差信号電圧に応じて、
その時の遅延時間を増減させるように制御する。
従つて演算回路60は誤差信号電圧の尖頭値を、
誤差信号電圧が現われる直前の演算回路60の出
力値に加え、それを新たな出力値とするように演
算を行う必要がある。実際の動作は次のように行
う。
補助回転ヘツドS1,S2を切り換えた時に位相
比較器47より得られた誤差信号電圧に応じて、
その時の遅延時間を増減させるように制御する。
従つて演算回路60は誤差信号電圧の尖頭値を、
誤差信号電圧が現われる直前の演算回路60の出
力値に加え、それを新たな出力値とするように演
算を行う必要がある。実際の動作は次のように行
う。
位相比較器47の出力に得られた誤差信号電圧
は、サンプルホールド回路51の出力と加算され
てタイミング信号発生回路39より出力されるサ
ンプルパルスによりサンプルホールド回路50に
記憶される。この時、サンプルホールド回路51
にはサンプルパルスが入力されず、出力値は変化
しない。次にタイミング信号発生回路39よりサ
ンプルパルスがサンプルホールド回路51に送ら
れ、サンプルホールド回路51に記憶され、その
値が出力される。このようにして誤差信号電圧が
次々と積算されてサンプルホールド回路51の出
力に現われる。また、2つのサンプルホールド回
路50,51は垂直同期信号を入力端子52に入
力してリセツトを行い、誤差信号電圧が積算され
て回路が飽和するのを防ぐ。
は、サンプルホールド回路51の出力と加算され
てタイミング信号発生回路39より出力されるサ
ンプルパルスによりサンプルホールド回路50に
記憶される。この時、サンプルホールド回路51
にはサンプルパルスが入力されず、出力値は変化
しない。次にタイミング信号発生回路39よりサ
ンプルパルスがサンプルホールド回路51に送ら
れ、サンプルホールド回路51に記憶され、その
値が出力される。このようにして誤差信号電圧が
次々と積算されてサンプルホールド回路51の出
力に現われる。また、2つのサンプルホールド回
路50,51は垂直同期信号を入力端子52に入
力してリセツトを行い、誤差信号電圧が積算され
て回路が飽和するのを防ぐ。
以上のようにして得られた演算回路60の出力
を電圧制御型発振器70に加え発振周波数を変え
ることにより、CCD遅延線71の遅延時間を可
変して、発生したスキユーを補正することができ
る。
を電圧制御型発振器70に加え発振周波数を変え
ることにより、CCD遅延線71の遅延時間を可
変して、発生したスキユーを補正することができ
る。
以上のように水平同期信号の間隔変化を検出
し、遅延線によつて間隔を整えるのであるが、検
出から遅延線を切り換えるまでには処理時間を要
する。従つて、その期間の信号は水平同期信号の
間隔が補正されていないので、1水平同期信号間
(以下、1Hと称す)前の信号と次のように置き
換える。タイミング信号発生回路39から補正処
理を行う間、Hレベルとなる信号が第6図のスイ
ツチ83に送られ、その時、可動片がX側に接続
される。その結果、補正処理を行う間は1H遅延
線を経た信号、すなわち1H前の信号に置きかえ
られ、それがスキユー補正回路36の出力端子3
7に得られる。
し、遅延線によつて間隔を整えるのであるが、検
出から遅延線を切り換えるまでには処理時間を要
する。従つて、その期間の信号は水平同期信号の
間隔が補正されていないので、1水平同期信号間
(以下、1Hと称す)前の信号と次のように置き
換える。タイミング信号発生回路39から補正処
理を行う間、Hレベルとなる信号が第6図のスイ
ツチ83に送られ、その時、可動片がX側に接続
される。その結果、補正処理を行う間は1H遅延
線を経た信号、すなわち1H前の信号に置きかえ
られ、それがスキユー補正回路36の出力端子3
7に得られる。
このようにして高速再生時にノイズバーがな
く、しかも主回転ヘツド、補助回転ヘツドを切り
換える際にスキユーのない再生画面を得ることが
できる。
く、しかも主回転ヘツド、補助回転ヘツドを切り
換える際にスキユーのない再生画面を得ることが
できる。
逆転高速再生時においては、主回転ヘツドM
1,M2および補助回転ヘツドS1,S2の磁気
テープ6に対する走査軌跡は前述した説明と異る
が、第3図AおよびBに示すような主回転ヘツド
M1,M2の出力信号および補助回転ヘツドS
1,S2の出力信号と同等な(すなわち、最大出
力レベルを示す点の時刻と最小出力レベルを示す
点の時刻とがほぼ一致する)関係を有するため、
第5図に示した回路構成により高速再生時と同等
の効果が得られる。
1,M2および補助回転ヘツドS1,S2の磁気
テープ6に対する走査軌跡は前述した説明と異る
が、第3図AおよびBに示すような主回転ヘツド
M1,M2の出力信号および補助回転ヘツドS
1,S2の出力信号と同等な(すなわち、最大出
力レベルを示す点の時刻と最小出力レベルを示す
点の時刻とがほぼ一致する)関係を有するため、
第5図に示した回路構成により高速再生時と同等
の効果が得られる。
ここで、タイミング信号発生回路39は、たと
えば単安定マルチバイブレータにより構成する。
タイミング回路39にはヘツドスイツチ信号55
と水平同期信号を入力し、それを基準にしてサン
プルパルス、主補助ヘツド切り換え信号、1H遅
延線切り換え信号を作る。
えば単安定マルチバイブレータにより構成する。
タイミング回路39にはヘツドスイツチ信号55
と水平同期信号を入力し、それを基準にしてサン
プルパルス、主補助ヘツド切り換え信号、1H遅
延線切り換え信号を作る。
以上の説明から明らかなように、主・補助ヘツ
ド切換え信号にチヤタリングがあつた場合は、チ
ヤタリングの幅にもよるがスキユーが十分補正で
きない。
ド切換え信号にチヤタリングがあつた場合は、チ
ヤタリングの幅にもよるがスキユーが十分補正で
きない。
次に上記スキユー補正を十分に行なわせるため
のチヤタリング防止回路の一実施例について、第
8図、第9図を用いて説明する。第8図はチヤタ
リング防止のためのロジツク部であり、第9図は
第8図の要部波形図である。
のチヤタリング防止回路の一実施例について、第
8図、第9図を用いて説明する。第8図はチヤタ
リング防止のためのロジツク部であり、第9図は
第8図の要部波形図である。
第8図は、ANDゲート回路111,112,
113とインバータ回路114とNANDゲート
回路115,116,117,118,119,
122,123,124,126,127,12
8および129とD型フリツプフロツプ回路13
1,132,133で構成されており、30がチ
ヤタリング防止回路の入力端子であり、32が出
力端子である。
113とインバータ回路114とNANDゲート
回路115,116,117,118,119,
122,123,124,126,127,12
8および129とD型フリツプフロツプ回路13
1,132,133で構成されており、30がチ
ヤタリング防止回路の入力端子であり、32が出
力端子である。
NANDゲート回路115と116でR−Sフ
リツプフロツプ回路を構成しており、以下同様に
117と118,119と120,123と12
4および127と128でそれぞれR−Sフリツ
プフロツプ回路を構成している。
リツプフロツプ回路を構成しており、以下同様に
117と118,119と120,123と12
4および127と128でそれぞれR−Sフリツ
プフロツプ回路を構成している。
D型フリツプフロツプ回路131,132,1
33でカウンターを構成しており、カウンターの
クロツク信号は、たとえば水平同期信号や第6図
に示す水平同期信号周期の電圧制御型発振器42
の出力信号を用い、125がクロツク信号の入力
端子である。D型フリツプフロツプ回路131,
132,133の各リセツト端子には、ANDゲ
ート回路113の出力信号が入力されており、
ANDゲート回路113の出力信号がHレベルの
時はカウンター動作を禁止し、Lレベルの時はカ
ウンタ動作を行なうよう構成されている。
33でカウンターを構成しており、カウンターの
クロツク信号は、たとえば水平同期信号や第6図
に示す水平同期信号周期の電圧制御型発振器42
の出力信号を用い、125がクロツク信号の入力
端子である。D型フリツプフロツプ回路131,
132,133の各リセツト端子には、ANDゲ
ート回路113の出力信号が入力されており、
ANDゲート回路113の出力信号がHレベルの
時はカウンター動作を禁止し、Lレベルの時はカ
ウンタ動作を行なうよう構成されている。
次にこのように構成された第8図のチヤタリン
グ防止回路の動作について第9図a乃至qに示す
信号波形図を用いて説明する。
グ防止回路の動作について第9図a乃至qに示す
信号波形図を用いて説明する。
チヤタリング防止回路の入力端子30にチヤタ
リングを含んだ入力信号aが入力される。この入
力信号はANDゲート回路111に入力される。
ANDゲート回路111もう一方の入力信号には、
NANDゲート回路123の出力信号jが入力さ
れており、今、LレベルからHレベルに変わる時
を説明すると、ANDゲート回路111の出力に
はチヤタリングを含んだそのままの信号bが出力
される。この時、NANDゲート回路115,1
16で構成されているR−Sフリツプ回路の出力
信号CはすべにセツトされているためHレベルの
まま変化しない。ANDゲート回路111と
NANDゲート回路116の出力信号b,cが入
力されているNANDゲート回路121の出力信
号dは信号bに反転したものとなる。
リングを含んだ入力信号aが入力される。この入
力信号はANDゲート回路111に入力される。
ANDゲート回路111もう一方の入力信号には、
NANDゲート回路123の出力信号jが入力さ
れており、今、LレベルからHレベルに変わる時
を説明すると、ANDゲート回路111の出力に
はチヤタリングを含んだそのままの信号bが出力
される。この時、NANDゲート回路115,1
16で構成されているR−Sフリツプ回路の出力
信号CはすべにセツトされているためHレベルの
まま変化しない。ANDゲート回路111と
NANDゲート回路116の出力信号b,cが入
力されているNANDゲート回路121の出力信
号dは信号bに反転したものとなる。
NANDゲート回路121の出力信号dがHレ
ベルからLレベルに変わることによりNANDゲ
ート回路117,118で構成されているR−S
フリツプフロツプ回路がセツトされ、NANDゲ
ート回路117の出力信号eはHレベルからLレ
ベルに変わる。この出力信号eはANDゲート回
路113に入力されており、ANDゲート回路1
13の出力信号pもHレベルからLレベルとな
り、Dフリツプフロツプ回路131,132,1
33で構成されているカウンター回路がカウンタ
ー動作を開始する。クロツク信号入力端子125
の入力クロツク信号がkであり、カウンター動作
を開始することによりDフリツプフロツプ回路1
31,132,133のQ出力信号はそれぞれ
l,m,nに示すようになり、Q出力信号のmと
nをNANDゲート回路129に入力することに
よりクロツク信号kが5カウントされると、
NANDゲート回路129にHレベルからLレベ
ルに変わる出力信号oを得る。NANDゲート回
路129の出力信号oはNANDゲート回路11
5に入力され、結果としてNANDゲート回路1
16の出力信号cはHレベルからLレベルとな
り、NANDゲート回路117の出力信号eはL
レベルからHレベルになる、ANDゲート回路1
13の出力信号もLレベルからHレベルとなり、
Dフリツプフロツプ回路131,132,133
は再びすべてリセツトされる。
ベルからLレベルに変わることによりNANDゲ
ート回路117,118で構成されているR−S
フリツプフロツプ回路がセツトされ、NANDゲ
ート回路117の出力信号eはHレベルからLレ
ベルに変わる。この出力信号eはANDゲート回
路113に入力されており、ANDゲート回路1
13の出力信号pもHレベルからLレベルとな
り、Dフリツプフロツプ回路131,132,1
33で構成されているカウンター回路がカウンタ
ー動作を開始する。クロツク信号入力端子125
の入力クロツク信号がkであり、カウンター動作
を開始することによりDフリツプフロツプ回路1
31,132,133のQ出力信号はそれぞれ
l,m,nに示すようになり、Q出力信号のmと
nをNANDゲート回路129に入力することに
よりクロツク信号kが5カウントされると、
NANDゲート回路129にHレベルからLレベ
ルに変わる出力信号oを得る。NANDゲート回
路129の出力信号oはNANDゲート回路11
5に入力され、結果としてNANDゲート回路1
16の出力信号cはHレベルからLレベルとな
り、NANDゲート回路117の出力信号eはL
レベルからHレベルになる、ANDゲート回路1
13の出力信号もLレベルからHレベルとなり、
Dフリツプフロツプ回路131,132,133
は再びすべてリセツトされる。
一方、NANDゲート回路117の出力信号e
はNANDゲート回路128およびANDゲート回
路112に入力されており、NANDゲート回路
127,128で構成されるR−Sフリツプフロ
ツプはセツトされてチヤタリング防止回路の出力
端子32にチヤタリングが除かれた出力信号qを
得る。
はNANDゲート回路128およびANDゲート回
路112に入力されており、NANDゲート回路
127,128で構成されるR−Sフリツプフロ
ツプはセツトされてチヤタリング防止回路の出力
端子32にチヤタリングが除かれた出力信号qを
得る。
ANDゲート回路112のもう一方の入力端子
には入力信号aがインバータ回路114で反転さ
れた信号fが入力されているが、その出力信号q
には、チヤタリング成分が除かれているため、
NANDゲート回路119,120および123,
124で構成されているR−Sフリツプフロツプ
は何ら変化しない。このように、LレベルからH
レベルの変化によつて出力信号もすぐLレベルか
らHレベルに変えると共にカウンターを動作させ
て設定した期間だけチヤタリングに相当する信号
変化受けつけないようにしてチヤタリング信号を
除去している。
には入力信号aがインバータ回路114で反転さ
れた信号fが入力されているが、その出力信号q
には、チヤタリング成分が除かれているため、
NANDゲート回路119,120および123,
124で構成されているR−Sフリツプフロツプ
は何ら変化しない。このように、LレベルからH
レベルの変化によつて出力信号もすぐLレベルか
らHレベルに変えると共にカウンターを動作させ
て設定した期間だけチヤタリングに相当する信号
変化受けつけないようにしてチヤタリング信号を
除去している。
なお、HレベルからLレベルの変化も入力信号
aをインバータ回路114で反転して、Lレベル
からHレベルの変化にしているため、前述の説明
と同様の動作で行なわれる。NANDゲート回路
120の出力信号もh、NANDゲート回路12
2の出力信号i、NANDゲート回路123の出
力信号をjにそれぞれ示す。
aをインバータ回路114で反転して、Lレベル
からHレベルの変化にしているため、前述の説明
と同様の動作で行なわれる。NANDゲート回路
120の出力信号もh、NANDゲート回路12
2の出力信号i、NANDゲート回路123の出
力信号をjにそれぞれ示す。
以上のように本実施例によれば、信号切り換え
が遅れることなく完全にチヤタリングを除去する
ことができる。
が遅れることなく完全にチヤタリングを除去する
ことができる。
次に本発明の他の実施例を第10図に示す。第
10図は第5図および第8図のチヤタリング防止
回路31の入力側に積分器とコンパレータを設け
たものである。
10図は第5図および第8図のチヤタリング防止
回路31の入力側に積分器とコンパレータを設け
たものである。
第10図において、30がチヤタリング防止回
路の入力端子であり、抵抗150およびコンデン
サ151で構成される積分回路を通してコンパレ
ータの端子に入力される。コンパレータの端
子には抵抗152、抵抗153により抵抗分割さ
れた電圧が入力されている。160が電源端子で
ある。コンパレータ154の出力信号が前述のチ
ヤタリング防止回路31に入力され、チヤタリン
グが除去されて出力端子32に出力される。
路の入力端子であり、抵抗150およびコンデン
サ151で構成される積分回路を通してコンパレ
ータの端子に入力される。コンパレータの端
子には抵抗152、抵抗153により抵抗分割さ
れた電圧が入力されている。160が電源端子で
ある。コンパレータ154の出力信号が前述のチ
ヤタリング防止回路31に入力され、チヤタリン
グが除去されて出力端子32に出力される。
次に本発明の動作について第11図a乃至dに
示す信号波形図とともに説明する。aが入力端子
30に入力される入力波形の一例であり、細いパ
ルスおよびチヤタリングを含んでいる。前述した
ように切り換えの遅れなくチヤタリングを除去す
るように構成しているため、入力信号aの細いパ
ルスのところで信号が切り換わつてしまう。入力
信号aを抵抗150とコンデンサ151で構成さ
れる積分回路を通すことによりbの波形となる。
波形bと抵抗152と抵抗153で設定されるス
レツシユ電圧を比較することにより、コンパレー
タ154の出力には細いパルスが除去されたcの
波形が得られる。cの波形を前述のチヤタリング
防止回路31に通すことにより、出力端子32に
細いパルスでは切り換わらずチヤタリングの除去
された波形dを得ることができる。
示す信号波形図とともに説明する。aが入力端子
30に入力される入力波形の一例であり、細いパ
ルスおよびチヤタリングを含んでいる。前述した
ように切り換えの遅れなくチヤタリングを除去す
るように構成しているため、入力信号aの細いパ
ルスのところで信号が切り換わつてしまう。入力
信号aを抵抗150とコンデンサ151で構成さ
れる積分回路を通すことによりbの波形となる。
波形bと抵抗152と抵抗153で設定されるス
レツシユ電圧を比較することにより、コンパレー
タ154の出力には細いパルスが除去されたcの
波形が得られる。cの波形を前述のチヤタリング
防止回路31に通すことにより、出力端子32に
細いパルスでは切り換わらずチヤタリングの除去
された波形dを得ることができる。
なお、本実施例のチヤタリング防止回路は、ゲ
ート回路、フリツプフロツプ回路、カウンター回
路で構成したが、これに限定されるものではな
く、信号切り換えの遅れがない、あるいは非常に
少なくチヤタリングを除去できる構成であれば何
でも良い。例えば、リトリガブルモノマルチバイ
ブレータを用いることができる。
ート回路、フリツプフロツプ回路、カウンター回
路で構成したが、これに限定されるものではな
く、信号切り換えの遅れがない、あるいは非常に
少なくチヤタリングを除去できる構成であれば何
でも良い。例えば、リトリガブルモノマルチバイ
ブレータを用いることができる。
発明の効果
以上の説明から明らかなように、本発明は、互
いにアジマス角度の異なる2つの主回転ヘツドの
近傍にそれぞれアジマス角度の異なる補助回転ヘ
ツドを設け、多倍速再生時主回転ヘツドの再生信
号の低下した期間を補助回転ヘツドで補うよう切
り換えを行ない、切り換え部に発生するスキユー
を検出し可変遅延線を用いて補正することによ
り、ノイズバーおよびスキユーのない多倍速再生
画を得るよう構成されたヘリカルスキヤン型のビ
デオテープレコーダであつて、切り換え信号がチ
ヤタリングを持つことにより、スキユー補正が十
分できないという問題に対して、切り換え位置を
遅らせることなくチヤタリングを除去し、また、
切り換え位置を水平同期信号にタイミングを取る
ことにより、切り換え位置が画面に現われること
なく、良好な多倍速再生を得ることができるもの
である。さらに積分回路とコンパレータを追加す
ることにより、細いパルスを効果的に除去するこ
とができ、その工業的価値は非常に大きいものが
ある。
いにアジマス角度の異なる2つの主回転ヘツドの
近傍にそれぞれアジマス角度の異なる補助回転ヘ
ツドを設け、多倍速再生時主回転ヘツドの再生信
号の低下した期間を補助回転ヘツドで補うよう切
り換えを行ない、切り換え部に発生するスキユー
を検出し可変遅延線を用いて補正することによ
り、ノイズバーおよびスキユーのない多倍速再生
画を得るよう構成されたヘリカルスキヤン型のビ
デオテープレコーダであつて、切り換え信号がチ
ヤタリングを持つことにより、スキユー補正が十
分できないという問題に対して、切り換え位置を
遅らせることなくチヤタリングを除去し、また、
切り換え位置を水平同期信号にタイミングを取る
ことにより、切り換え位置が画面に現われること
なく、良好な多倍速再生を得ることができるもの
である。さらに積分回路とコンパレータを追加す
ることにより、細いパルスを効果的に除去するこ
とができ、その工業的価値は非常に大きいものが
ある。
第1図は本発明の一実施例の要部構成図、第2
図はアジマス記録された磁気テープのトラツクパ
ターンの一例を示した図、第3図および第4図は
本発明の実施例における信号のタイムチヤート、
第5図は本発明の一実施例のブロツク図、第6図
は本発明で使用し得るスキユー補正回路の一例の
ブロツク図、第7図は第6図における演算回路の
入力信号と出力信号の一例を示した波形図、第8
図は本発明で使用し得るチヤタリング防止回路の
一例の回路図、第9図は第8図の要部信号波形
図、第10図は本発明で使用し得るチヤタリング
防止回路の他の例の回路図、第11図は第10図
における信号波形図である。 M1,M2……主回路ヘツド、S1,S2……
補助回転ヘツド、6……磁気テープ、21,2
2,34……スイツチ回路、23,24……エン
ベロープ検波回路、25……コンパレータ、31
……チヤタリング防止回路、36……スキユー補
正回路、38,90……映像信号復調回路、4
0,87……水平同期信号分離回路、42……電
圧制御型発振器、43……ローパスフイルタ、4
7……位相比較器、60……演算回路、70……
電圧制御型発振器、71……CCD遅延線、11
1,112,113……ANDゲート回路、11
4……インバータ回路、115,116,11
7,118,119,120,122,123,
124,126,127,128,129……
NANDゲート回路、131,132,133…
…D型フリツプフロツプ回路、150,152,
153……抵抗、151……コンデンサ、154
……コンパレータ。
図はアジマス記録された磁気テープのトラツクパ
ターンの一例を示した図、第3図および第4図は
本発明の実施例における信号のタイムチヤート、
第5図は本発明の一実施例のブロツク図、第6図
は本発明で使用し得るスキユー補正回路の一例の
ブロツク図、第7図は第6図における演算回路の
入力信号と出力信号の一例を示した波形図、第8
図は本発明で使用し得るチヤタリング防止回路の
一例の回路図、第9図は第8図の要部信号波形
図、第10図は本発明で使用し得るチヤタリング
防止回路の他の例の回路図、第11図は第10図
における信号波形図である。 M1,M2……主回路ヘツド、S1,S2……
補助回転ヘツド、6……磁気テープ、21,2
2,34……スイツチ回路、23,24……エン
ベロープ検波回路、25……コンパレータ、31
……チヤタリング防止回路、36……スキユー補
正回路、38,90……映像信号復調回路、4
0,87……水平同期信号分離回路、42……電
圧制御型発振器、43……ローパスフイルタ、4
7……位相比較器、60……演算回路、70……
電圧制御型発振器、71……CCD遅延線、11
1,112,113……ANDゲート回路、11
4……インバータ回路、115,116,11
7,118,119,120,122,123,
124,126,127,128,129……
NANDゲート回路、131,132,133…
…D型フリツプフロツプ回路、150,152,
153……抵抗、151……コンデンサ、154
……コンパレータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 互いにアジマス角度の異なる第1および第2
の主回路ヘツドを回転基板の180゜の位置に設け、
かつアジマス角度が前記第1の主回転ヘツドと異
なり前記第2の主回転ヘツドと同一の第3の補助
回転ヘツド、およびアジマス角度が前記第2の主
回転ヘツドと異なり前記第1の主回転ヘツドと同
一の第4の補助回転ヘツドを、それぞれ前記第1
および第2の主回転ヘツドの近傍に回転ヘツド基
板の180゜の位置に設け、磁気テープを記録時のテ
ープ走行速度とは異なつた速度で走行させる時、
前記第1および第2の主回転ヘツドの再生出力信
号と前記第3および第4の補助回転ヘツドの再生
出力信号をそれぞれエンベロープ検波する第1お
よび第2の検波手段と、前記第1および第2の検
波手段の出力信号のレベルを比較する比較手段
と、前記比較手段の出力信号により前記主回転ヘ
ツドの再生出力信号レベルの低下区間を、前記補
助回転ヘツドの再生出力信号に置き換えるスイツ
チ手段と、前記スイツチ手段により得た再生出力
信号を可変遅延線に通し、前記可変遅延線の遅延
時間を変化させることにより、前記置き換え時に
発生するスキユーを検出して除去する制御手段を
具備し、かつ前記比較手段の出力信号をチヤタリ
ング防止手段を介し、再生水平同期信号に同期を
とつて前記スイツチ手段に入力するように構成し
たことを特徴とするビデオテープレコーダ。 2 チヤタリング防止手段はゲート回路とカウン
ター回路とフリツプフロツプ回路を含めてなり、
比較手段の出力信号反転を受けて、前記フリツプ
フロツプ回路を動作させると共に前記カウンター
回路を動作させて一定の期間のパルスを作り、前
記ゲート回路によりチヤタリングを防止するよう
に構成したことを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載のビデオテープレコーダ。 3 チヤタリング防止手段は、その入力側に積分
器とコンパレータを有することを特徴とする特許
請求の範囲第1項または第2項記載のビデオテー
プレコーダ。 4 制御手段は、位相比較器と電圧制御型発振器
およびローパスフイルタを含めてなる帰還ループ
回路を具備し、前記位相比較器には再生水平同期
信号が入力され、前記位相比較器の出力信号をス
キユー量として検出するように構成されているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のビデ
オテープレコーダ。 5 比較手段にヒステリシスを持たせないことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載のビデオテ
ープレコーダ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59100917A JPS60245381A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | ビデオテ−プレコ−ダ |
KR1019850003415A KR900003596B1 (ko) | 1984-05-18 | 1985-05-18 | 비데오테이프 레코오더 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59100917A JPS60245381A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | ビデオテ−プレコ−ダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60245381A JPS60245381A (ja) | 1985-12-05 |
JPH0222595B2 true JPH0222595B2 (ja) | 1990-05-21 |
Family
ID=14286689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59100917A Granted JPS60245381A (ja) | 1984-05-18 | 1984-05-18 | ビデオテ−プレコ−ダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60245381A (ja) |
-
1984
- 1984-05-18 JP JP59100917A patent/JPS60245381A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60245381A (ja) | 1985-12-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |