JPH02225274A - エレベータ用表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エレベータのかご内やエレベータ乗場等に表
示される表示内容を顧客毎に一斉に変更するエレベータ
用表示装置に関する。

〔従来の技術〕

エレベータのかごには、各階毎の案内を行なう表示部が
設けられているものがある。例えば百貨店のエレベータ
のかご内に設けられている表示器には、各階毎の売場案
内等が順次表示される。このような表示のための表示装
置を図により説明する。第３図は従来のエレベータ用表
示装置のブロック図である６図で、１は機械室等に設置
されたエレベータ端末器である。エレベータ端末器１は
エレベータ制御のためのプログラム等が記憶されたＲＯ
Ｍ　（リード・オンリー・メモリー）１ａ。

ＲＯＭ１ａに記憶されたプログラムに従って所要の演算
、制御を行なうＣＰＵ　（中央処理装置）１ｂ、演算、
制御の結果等を記憶するＲＡＭ　（うンダム・アクセス
・メモリー）１ｃ、およびエレベータ端末器１と外部と
のデータの入出力を行なうｌ１０１ｄで構成されている
。上記ＲＯＭ１ａは、エレベータ制御に必要なプログラ
ムと記憶する制御用記憶部１ａいおよびエレベータのか
ご内の表示部に表示するメツセージを記憶するメツセー
ジ用記憶部１ａ、を有する。２はエレベータのかご、２
ａはかご２内の表示部、３はエレベータの乗場、３ａは
乗場３の適所に設けられた表示部である。上記百貨店の
エレベータの例で述べると、メツセージ用記憶部１ａ、
には、各階毎の売場の案内および百貨店の催物の案内が
記憶されており、エレベータのかと２の表示部２ａには
、催物の案内が常時表示されるとともに、かご２が各階
に到着する前に、当該階の売場案内が表示される。また
乗場３の表示部３ａには催物の案内が常時表示される。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来のエレベータ用表示装置において、表示部２ａ
、３ａに表示されるべき表示は不変ではなく、変更され
るのが通常である１例えば、上記百貨店の例で述べると
、百貨店では売場を変更することがしばしばあり、又、
催物は１例えば、−週間毎に変更したり、一定期間大々
的に行なう。

このため、メツセージ用記憶部１ａ２を記憶されている
メツセージも、当該変更にしたがって変更する必要があ
る。従来、このようなメツセージの変更は、技術者がエ
レベータ端末器１の設置場所に出向き、ＲＯＭ１ａを取
出して営業所や工場に持ち帰り、ＲＯＭ　１　ａのメツ
セージ用記憶部ｌａ、の内容を変更すべきメツセージに
書き換え、再びエレベータ端末器１へ装着するという処
理によりなされていた。しかしながら、このような処理
は多くの時間と手間を要するばかりでなく、専門家でな
ければ行なうことができないという問題があった。さら
に、例えば、同一百貨店の店舗が各地に散在している場
合であって、各店舗同一のメツセージ、例えば「大売出
し０期間１２月１日〜１２月２５日」を表示したい場合
には、それぞれの店舗ごとに、上記の処理を行なわなけ
ればならず、さらに多くの時間と手間を要していた。

本発明の目的は、上記従来技術における課題を解決し、
複数箇所へのメツセージ変更を容易に行なうことができ
るエレベータ用表示装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するために、本発明は、複数顧客のそ
れぞれに所属する複数のエレベータと、これらエレベー
タのかご内又は乗場に設けられた表示部と、前記各エレ
ベータを監視する監視センターと、前記複数のエレベー
タのうちの特定のエレベータを管理するとともに前記監
視センターと電話回線で接続されるエレベータ端末器と
を備えたものにおいて、前記監視センターに設置され前
記顧客のうちの特定顧客の特定のエレベータ端末器を選
択する選択手段と、前記監視センターに設置され１つの
メツセージを選択されたエレベータ端末器に前記電話回
線を介して出力するメツセージ送出手段と、前記エレベ
ータ端末器に設置され前記メツセージを記憶する記憶手
段と、前記エレベータ端末器に設置されこの記憶手段に
記憶されたメツセージを前記表示部に出力するメツセー
ジ出力手段とを設けたことを特徴とする。

〔作用〕

顧客から、その顧客に所属するエレベータのエレベータ
端末器のうちの特定のもののかご内又は乗場の表示部に
同一のメツセージを表示する依頼を受けたとき、監視セ
ンターのオペレーターは、選択手段により当該顧客から
指定されたエレベータ端末器を選択し、メツセージ送出
手段により電話回線を介して当該メツセージを送出する
。エレベータ端末器は、送られてきたメツセージを一旦
記憶手段に記憶し、メツセージ出力手段によりこれを表
示部に出力し表示する。

〔実施例〕 以下１本発明を図示の実施例に基づいて説明する。

第１図は２本発明の実施例に係るエレベータ用表示装置
のブロック図である０図で、第３図に示す部分と同一部
分には同一符号が付しである。４は公知の遠隔監視シス
テムにより管轄する多数のエレベータを監視する監視セ
ンターである。監視センター４は、オペレーターが操作
するキーボード４ａ、種々の表示を行なう表示部４ｂ、
所要の演算、制御を行なうＣＰＵ　（中央処理装置）４
ｃ、所要のデータを記憶するＲＡＭ　（ランダム・アク
セス・メモリー）４ｄ、入出力部（Ｉｌｏ）４ｅ等で構
成されている。Ａ１は、ある建造物内のエレベータを制
御するとともに電話回線５を介して監視センター４との
間で信号の授受を行なうエレベータ端末器を示す。エレ
ベータ端末器へ〇は、データを読み取る読取部６．エレ
ベータ端末器Ａ１の動作の制御を行なうＣＰＵ　（中央
処理装置）７、所要のデータを記憶するＲＡＭ８．入出
力部（Ｉｌｏ）９．ＣＰＵ７の動作手順等を記憶する制
御用記憶部１０．カナ文字、ローマ字を漢字に変換する
プログラムが記憶された編集用記憶部１１を備えている
。Ａ工〜Ａｎ・・・・・・、Ｚはすべて上記と同一構成
のエレベータ端末器であり、異なる建造物にそれぞれ設
置されている。なお、エレベータのかと２およびエレベ
ータの乗場３は、１つずつ図示されているのみであるが
、これらが複数あるのは明らかである。ここでＡ１〜Ａ
ｎは。

Ａ百貨店の各地の店舗に設置されたエレベータ端末器で
ある０次に本実施例の動作を第２図に示すフローチャー
トを参照しながら説明する。今、Ａ百貨店のすべての店
舗のエレベータのかと２および乗場３の表示部２ａ、３
ａの表示を、現在の表示内容「いらつしゃいませ。ＯＯ
店パノから、１９８８年１２月１日〜１２月２５日の期
間は［大売出し。期間１２月１日〜１２月２５日」の表
示内容に変更し、又、１９８９年１月１日〜１月１５日
の期間は「迎春１９８９年」の表示内容に変更する要求
があったとする。この要求を受けた営業員等は、所属す
る営業所を介してこれを監視センター４に報告する。監
視センター４のオペレーターは、この報告を受領し、キ
ーボード４ａによりＡ百貨店の各店舗のコード、上記メ
ツセージ内容、および表示期間をＲＡＭ４ｄに記憶させ
る（第２図に示す手順ＳＬ）。次にＣＰＵ４Ｃは前記コ
ードに基づいて各店舗のエレベータ端末器の電話番号を
自動ダイヤルして電話回線５を接続する（手順Ｓ２）、
電話回線が接続されると、今度はＲＡＭ４ｄに記憶され
たメツセージ内容および表示期間を電話回線５を介して
当該エレベータ端末器に伝送する（手順Ｓ３）、エレベ
ータ端末器は、伝送されたメツセージ内容および表示期
間をＲＡＭ８に記憶しておく（手順Ｓ４）。以後、ＣＰ
Ｕ７は、記憶された表示期間に基づいて表示期日が到着
したか否かを常時チエツクする（手順５５）１以上の動
作は、各エレベータ端末器Ａ。

〜Ａｎ毎に実行される０表示期日（１２月１日）になっ
たとき、ＣＰＵ７は各店舗の表示部２ａ。

３ａにＲＡＭ８に記憶されているメツセージ内容「大売
出し１期間１２月１日〜１２月２５日」を「いらつしゃ
いませ、００店へ」に代えて表示する（手順Ｓ６）、以
降、ＣＰＵ７は表示期日が終了したか否かをＲＡＭ８に
記憶された期間に基づいて常時チエツクする（手順Ｓ７
）。１２月２５日が経過し表示期日が終了したと判断さ
れると。

ＣＰＵ７は再び元の表示「いらつしゃいませ。

００店へ」各表示部２ａ、３ａに表示する（手順Ｓ８）
。なお、表示「大売出し。期間１２月１日〜１２月２５
日」は、データとして「カナ文字」「ローマ字」でＲＡ
Ｍ８に記憶されても表示部２ａ、３ａに表示する場合に
は、編集用記憶部１１により「漢字、ひらがな」による
表示に変更されることになる。次に、ＲＡＭ８に別の表
示変更要求があるか否かをチエツクしく手順Ｓ９）この
場合は、「迎春。１９８９年」の表示要求があるので、
処理は手順Ｓ５に戻り、以下手順８５〜Ｓ８の処理によ
り、１９８９年１月１日〜１月１５日の間、各表示部２
ａ、３ａに［迎春、１９８９年Ｊが表示されることにな
る。

このように本実施例では、監視センターからＡ百貨店の
各エレベータ端末器に表示期間を伝送し各エレベータ端
末器により表示変更を行なうようにしたので、保守員が
Ａ百貨店の各地の店舗に出向き、エレベータ端末器のＲ
ＯＭを取出して表示内容を変更し、再びこれをエレベー
タ端末器に収納するという多大な時間と手間を省くこと
ができ。

多数の表示を容易に変更することができる。なお、上記
実施例の説明ではＡ百貨店の前店舗の表示変更を例示し
て説明したが、前店舗に限ることはなく、ある地域の店
舗のみを対象とすることもできる。又、対象は百貨店に
限ることはなく、多くの建造物に分散する種々の業種の
ものに適用できるのは明らかである。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明によれば監視センターより電
話回線を介して複数のエレベータ端末器に所要の表示内
容を記憶させ、これを表示手段により表示部に表示する
ようにしたので、表示部の表示内容の変更を何等時間と
手間を要することなく容易に行なうことができる。又、
同時に同一顧客の各建造物の表示を容易に変えることが
できるので顧客要求の対応が容易にできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係るエレベータ用表示装置の
ブロック図、第２図は本発明の実施例の動作を示すフロ
ーチャート、第３図は従来のエレベータ用表示装置のブ
ロック図である。 ２・・・エレベータかと、２ａ・・・エレベータかご白
表示部、３・・・エレベータ乗場、３ａ・・・エレベー
タ乗場表示部、４・・・監視センター、４ｃ・・・ＣＰ
Ｕ、４ｄ−ＲＡＭ、４ｅ−１１０，５−電話回線、Ａｉ
、Ａｎ、Ｚ・・・エレベータ端末器、６・・・エレベー
タ端末器読取部、７・・・ＣＰＵ、８・・・Ｉｌｏ、１
０．１１・・・ＲＯＭ。 第 ２図 鶴 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数顧客のそれぞれに所属する複数のエレベータ
   と、これらエレベータのかご内又は乗場に設けられた表
   示部と、前記各エレベータを監視する監視センターと、
   前記複数のエレベータのうちの特定のエレベータを管理
   するとともに前記監視センターと電話回線で接続される
   エレベータ端末器とを備えたものにおいて、前記監視セ
   ンターに設置され前記顧客のうちの特定の顧客の特定の
   エレベータ端末器を選択する選択手段と、前記監視セン
   ターに設置され１つのメッセージを選択されたエレベー
   タ端末器に前記電話回線を介して出力するメッセージ送
   出手段と、前記エレベータ端末器に設置され前記メッセ
   ージを記憶する記憶手段と、前記エレベータ端末器に設
   置されこの記憶手段に記憶されたメッセージを前記表示
   部に出力するメッセージ出力手段とを設けたことを特徴
   とするエレベータ用表示装置。