JPH02225240A - 紙葉類の搬送制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は紙葉類の搬送制御方式に関し、特に紙幣処理装
置における紙葉類の搬送制御方式に関する。

［従来の技術］ 従来、この種の紙葉類の搬送処理は、多段階に変速ｉ１
（能な搬送駆動部と、くり出しローラ、ゲートローラ、
くり出し駆動モータ及び送り州を制御するセンサで構成
される！Ａｆ１ｍ機構とを有する紙葉類処理機により、
一定の駆動で等間隔な制御を行なっていた。

［発明が解決しようとする課題］ 」二記従来の紙葉類の処理にあっては、無人化機器とし
て環境条件の悪いところに設置されるケースが多く、冬
場は低温、夏場は高温多湿にさらされ機器として安定稼
動させるのに困難な状況にあった。

また、紙幣を扱う場合、折れ、曲りなどの流通ぐせもあ
り、計数処理上、全てのケースでの一律な制御をしてい
たのではトラブルを招くことになり柔軟な対応ができな
いという欠点があった。

［課題を解決するための手段１ 本発明は、上記課題を解決するためになしたもので、そ
の解決手段として本発明は、多段階に変速可能な搬送駆
動部と、くり出しローラ、ゲートローラ、くり出し駆動
モータ及び送り量を制御するセンサで構成される！Ａ１
１１機構とを有する紙葉類処理機において、外部状況や
紙葉類の搬送状況を監視し、状況に応じて紙葉類の剥離
速度や搬送速度を変化させる制御をする紙幣処理機コン
トローラを有する構成としている。

［実施例］ 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発１１を採用した紙幣処理装置の一例を示す
。

第１図の構成は２つの一時スタ、り兼用接客部１、　ａ
　、　１　ｂ、表裏そろえスタック部２、紙幣判定部３
．２つの人出金柑の金庫４ａ、４ｂ、１つの収納専用の
金庫５．４１！送駆動部６．４箇所の搬送切換えロータ
リーゲート部７ａ、７ｂ、７ｃ。

７ｄと、図示しないが装と全体の制御を行なう制御部と
電源部が主な構成である。

第１図により紙幣処理の一例である入金処理について以
下に述べる。接客部１ａに入金する紙幣を投入すると、
′Ａｓ機構１１の作用により堆桔投入された紙幣が１枚
ずつ剥離され搬送パスを通り判定部３を通過する。

紙幣判定部３では投入された紙幣の大きさ、印刷パター
ンをもとに金種や真偽の判定を行なう。

その後正しく判定されたものは、表欠そろえスタック部
２にスタックされる。

表裏そろえスタック部２はスタックのためのノ々スが上
下２箇所あり、表と裏にロータリーゲート７ａで分離さ
れスタック動作を行なう、これが入金動作の一時′ｒ１
定で、その後、表裏そろえスタック部２より３つの金庫
４ａ、４ｂ、５へ目的に応じ１枚ずつ収納される。

次に出金動作は先はど入金時収納されたもの、あるいは
動作開始にセントされた紙幣が例えば−Ｌ段の金庫４ａ
が万円、Ｆ段の金庫４ｂが千円とすれば万円券何枚、千
円券何枚という指示により１枚ずつくり出され搬送路を
通り一時スタック兼用接客部１ａに送られる。

第２図は紙幣を１枚ずつ′Ａ離し搬送路へ送出する剥離
機構１１の概略図である。くり出しローラ２１は図のご
とく全周面形のついたゴムローラであり、駆動モータ２
２にベルトで接続されている。くり出される紙幣束２３
は押え板２４とスプリング２５で構成される紙幣押え機
構で常にくり出しローラ２１側に押えつけられている。

ピックローラ２６にゲートローラ２７は２枚送りを防止
するための隙間に設定されており、またくり出しローラ
２１とピックローラ２６は同一方向に回転するようにベ
ルトで連結されている０紙幣の送り制御はフォトセンサ
２８で先端の検出を行なう。

まず、くり出し駆動モータ２２が、例えばステ、プモー
タの場合、徐々に加速されながら時計方向に回転し始め
るとくり出しローラ２１も同期し回転し始める。先端の
紙幣はくり出しローラ２１の摩擦力により後続のものと
はがされ１枚のみがゲートローラ２７の方向へ送られる
。この時最高速度になるようにされており、先端がやが
てフォトセンサ２８にさしかかると減速制御を行なうこ
とで完了する。フィードローラ２９は搬送路の駆動につ
なげられており、上のな速度で搬送を行なうことができ
る。

次に、第３図において速度コントロールについてブロッ
ク図を用いて説明する。

紙幣処理機コントローラ３１は外部環境温度人力３２や
紙幣搬送エラー検知機構３３が検出されるとただちに速
度補正制御を行なうため、くり出し駆動モータコントロ
ーラ３４やメイン搬送コントローラ３５に指示を出す。

例えば温度入力が５°Ｃ以下になると紙幣処理機コント
ローラ３０よくり出し駆動モータコントローラ２４に対
しくり出し駆動モータ２２が低速プロフィール３６のプ
ロフィールの選択を行なうようにくり出し駆動モータ２
２の低速度制御を行なう。またメイン搬送コントローラ
３５は低速クラ−２チ３９を接続してメインモータＤＲ
Ｖ４２を働かせ、メイン搬送をくり出し駆動モータ２２
と同期させて搬送系全体を低速で駆動させる。温度がト
るごとに中速、高速と紙幣処理機コントローラが変化し
た指示を出す。

紙幣搬送エラー３３については、トラブルの回数、例え
ばジャムの発生後やニヤフィードくり出しの多発時にフ
ィードパンク信号を利用し、温度変化と同様にスピード
対応が行なえる。

［発ＩＩの効果］ 以ｌ、説明したように本発明の紙葉類の搬送制御力式は
、多段階に変速Ｉ０疵な搬送駆動部と、くり出しローラ
、ゲートローラ、くり出し駆動モータ及び送りｊｔを制
御するセンサで構成される剥離機構とを有する紙葉類処
理機において、外部状況や紙葉類の搬送状況を監視し、
状況に応じて紙葉類の剥謬速度や搬送速度を変化させる
制御をする紙幣処理機コントローラを有するものとした
ため、状況に応じスピードコントロールを行なうことで
装ｚノの信頼度の安全係数を増加させることが可能であ
り、安定した装置の稼動を期待できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を採用した紙幣処理装置の一実施例を示
す概略図、第２図はそのくり出し機構の側面図、第３図
は速度補正処理のブロック図である。 ６・搬送駆動部 １１：剥曙機構 ２１：くり出しローラ ２２：くり出し駆動モータ ２７、ゲートローラ ２８・フォトセンサ 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 多段階に変速可能な搬送駆動部と、くり出しローラ、ゲ
   ートローラ、くり出し駆動モータ及び送り量を制御する
   センサで構成される剥離機構とを有する紙葉類処理機に
   おいて、外部状況や紙葉類の搬送状況を監視し、状況に
   応じて紙葉類の剥離速度や搬送速度を変化させる制御を
   する紙幣処理機コントローラを有することを特徴とする
   紙葉類の搬送制御方式。