JPH02225188A - 自動二輪車の吸気装置 - Google Patents

自動二輪車の吸気装置

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JPH02225188A
JPH02225188A JP1043973A JP4397389A JPH02225188A JP H02225188 A JPH02225188 A JP H02225188A JP 1043973 A JP1043973 A JP 1043973A JP 4397389 A JP4397389 A JP 4397389A JP H02225188 A JPH02225188 A JP H02225188A
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JP
Japan
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cleaner case
intake port
air
air cleaner
air intake
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JP1043973A
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Katsuhiro Nihei
二瓶 克洋
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動二輪車の吸気装置に関し、特に泥、砂埃
、雨水等が侵入するのを防止しなから多量の外気を効率
よく吸入できるようにした吸気口構造の改善に関する。
【従来の技術〕
自動二輪車の吸気装置は、外気をエアクリーナで濾過し
、気化器を通してエンジンに吸入させるための装置であ
る。この場合、自動二輪車の走行等による泥、砂埃、雨
水等がエアクリーナに侵入すると、内部のエレメントが
目詰まり杖態になってその通気抵抗が増加し、その結果
エンジン出力を低下させるという問題がある。そのため
自動二輪車の吸気装置は、エアクリーナケースの吸気口
を大きく形成して外気の導入を容易にし、かつこの大き
な吸気口から砂埃等が侵入するのを防止できるよう構成
する必要がある。
そこでこのような外気の効率的な吸入と砂埃等の侵入を
防止できるようにした自動二輪車の吸気装置として、従
来、例えば特開昭62−299487号公報に記載され
たものがある。これはエアクリーナケースの天壁とシー
トの底壁との間に幅の狭い空間を設け、該空間を車幅方
向外方に連通させるとともに、エアクリーナケースの天
壁に吸気口を上記空間内に開口するように形成したもの
であり、これにより、外気の容易な吸入と砂埃等の侵入
防止を図っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記、従来装置では、多量の外気をより容易に吸入する
には、上述の空間をあまり狭くすることはできず、一方
、この空間を広くすれば外気の吸入は容易化されるが砂
埃の侵入等を防止することはできない、従って、このよ
うな構造では外気の多量吸入と砂埃の侵入防止の両立に
はおのずと限界があり、従ってさらに効果的な吸気口構
造の開発が望まれる。
そこで本発明は、上記従来の要請に応えるためになされ
たもので、砂埃等の侵入をより完全に防止し、かつ多量
の外気を効率良く吸入することのできる自動二輪車の吸
気装置を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、エアクリーナケースの側壁の外方をサイドカ
バーで覆い、後壁付近にリヤフェンダの前端を位置させ
、さらに天壁上方をシートで覆った自動二輪車の吸気装
置において、上記エアクリーナケースの天壁に主吸気口
を形成するとともに、側壁に補助吸気口を形成し、上記
サイドカバーの上記補助吸気口から偏位した位置に外気
導入口を形成したことを特徴としている。
ここで本発明に係る外気導入口は、側面から見て補助吸
気口と重なることのない位置に設けるのであるが、この
場合、補助吸気口から前側に偏位させることがその目的
達成上、より好ましい。
〔作用〕
本発明に係る自動二輪車の吸気装置によれば、エアクリ
ーナケースの天壁とこれの上方に配設されたシートとの
隙間から導入された外気が、この隙間に開口するように
形成された主吸気口から該エアクリーナケース内に吸入
され、さらにサイドカバーの外気導入口から導入された
外気が、エアクリーナケースの側壁に形成された補助吸
気口から吸入される。このように主吸気口及び補助吸気
口の2箇所から吸入されるので、上記天壁とシートとの
隙間を砂埃等の侵入を防止できる程度に狭くしても充分
な量の外気の吸入が可能である。
また、上記補助吸気口は、サイドカバー及びリヤフェン
ダで囲まれた空間内に開口しているので、略シールされ
ていることとなり、従って砂埃等がこの補助吸気口から
吸入されることはほとんどない、そしてこの補助吸気口
のシール機構は、従来から備えられているサイドカバー
に開口をその位置を工夫して形成するだけでよく、特別
の構造は不要であり、従ってコスト高になることもない
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第4図は、本発明の一実施例による自動二
輪車の吸気装置を説明するための図である。
図において、1は本実施例装置が採用された自動二輪車
であり、該自動二輪車1の車体フレーム2はヘッドバイ
ブ2aから後方に延びるメインパイプ2eの後端にリヤ
アームブラケット2bを固定し、該リヤアームブラケッ
ト2bと上記メインパイプ2eのヘッドバイブ2aとの
接続部付近とをダウンチューブ2fで連結してなるいわ
ゆるダブルクレードル型のものであり、またメインパイ
プ2eの略中夫には後方に延びるシートレール2Cの前
端が固定され、該シートレール2cと、上記リヤアーム
ブラケット2bとはバックステー2dで連結されている
上記ヘッドバイブ2aによって下端で前輪3を軸支する
前フオーク4が左、右に回動自在に軸支されており、該
前フオーク4の上端には操向ハンドル5が固定されてい
る。また、上記リヤアームブラケット2bによって、後
端で後端6を軸支するリヤアーム7が上下に揺動自在に
枢支されている。なお、21はリヤアーム7と車体フレ
ーム2との間に設けられた後端懸架装置である。
また、上記車体フレーム2の前側上部には燃料タンク8
が搭載され、該タンク8の後側から上記シートレール2
C上にかけて鞍型のシート9が搭載されており、さらに
該シートの後方には上記後端6の上方を覆うリヤフェン
ダ20が配設されている。さらに上記燃料タンク8の下
側左右部分は前サイドカバー10で覆われ、上記シート
9の下方部分は左、右一対の後サイドカバー11で覆わ
れている。
また、上記車体フレーム2によってエンジンユニット1
2が懸架支持されている。このエンジンユニット12は
クランク軸、及び変速装置を内蔵するクランクケース1
3の上面にシリンダボディ14、シリンダヘッド15を
積層した構造となっている。上記シリンダボディ14の
前側には排気管16が接続されており、該排気管16は
車両の右側上部を通って車両後端まで延びている。
さらにまた、上記シリンダボディ14の後壁には気化器
17が接続されており、該気化器17にはクリーナジツ
イント1日を介してエアクリーナケース19が接続され
ている。このエアクリーナケース19は樹脂製の箱状の
もので、上記シートレール2C,バックステー2d、及
びメインパイプ2eで囲まれた三角形状の空間内に位置
している。そして該エアクリーナケース19の天壁19
aの上方は、上述のシート9の底壁9aで覆われており
、また該天壁19aの前、後、及び左、右には、上記底
板9aに形成されたリブ9b、9c、及び該シート9の
側壁下部が位置しており、これにより天壁19aとシー
ト9の底板9a等とで上下隙間の狭い空間Aが形成され
ている。そして上記天壁19aには、該空間A内に開口
するように主吸気口19bが形成されている。この主吸
気口19bから内部を覗くとエレメント196が露出し
ており、このエレメント19eはエアクリーナケース1
9の上記キャプジ四インド18との接続開口を覆うよう
に配設されている。
そして上記エアクリーナケース19の左側壁19Cには
補助吸気口19dが形成されている。この補助吸気口1
9dは上述のサイドカバー11で覆われた部分に位置し
ており、さらにこのサイドカバー11の、上記補助吸気
口19dより若干前側に偏位した位置に外気導入口11
aが形成されている。この外気導入口11aの後縁部分
は内方に折り曲げられており、これにより該外気導入口
ttaは車両の後方を指向している。また、上述のリヤ
フェンダ20の前端部20aは上記エアクリーナケース
19の後壁19fまで延びている。
そして該前端部20aの左、右側縁は上記左、右のサイ
ドカバー11に近接しており、さらにこのサイドカバー
11の該近接部にはリブllbが一体形成されている。
これにより上述の補助吸気口19dは、該左側壁19C
,サイドカバー11及びリヤフェンダ20の前端部20
aで構成された空間B内に開口している。
次に、本実施例の作用効果について説明する。
本実施例の吸気装置においては、外気が車両前。
後から上記左、右のシートレール2c間で、かつ上記リ
ブ9b、9cの下側を通って上記空間A内に導入され、
ここから主吸気口19bを通ってエアクリーナケース1
9内に吸入され、エレメント19eで濾過された後、気
化器17を通ってエンジンに吸入される。また、外気が
サイドカバー11の外気導入口11aから上記空間B内
にも導入され、ここから補助吸気口11dを通ってエア
クリーナケース19内に吸入され、上述と同様に濾過さ
れた後エンジンに吸入される。
このように、本実施例の吸気装置では、エアクリーナケ
ース19とシート9との間の空間Aに導入された外気が
主吸気口19bを通ってエアクリーナケース19内に吸
入されるとともに、サイドカバー11の外気導入口11
aを通って空間Bに導入された外気がエアクリーナケー
ス19の補助吸気口19dを通うで吸入されることとな
る。従って、主吸気口19bに加えて補助吸気口19d
を形成した分だけ吸気開口面積が大きくなり、それだけ
多量の外気を効率良く吸入できる。
一方、上述のように、開口面積を大きくすればそれだけ
砂埃等の侵入の恐れが大きくなるわけであるが、本実施
例の主吸気口19bはエアクリーナケース19の天壁1
9a、シート9の底板9a。
リブ9b、9c及び側壁で囲まれた空間A内に位置して
おり、しかも上述の吸気開口面積が大きくなって吸気抵
抗が小さくなった分だけ該空間Aの上下隙間を狭くする
ことができ、それだけ砂埃等の侵入防止効果が大きくな
る。
また、上記補助吸気口19dは、エアクリーナケース1
9の側壁19c、サイドカバー11.及びリヤフェンダ
20とで、特別のシール構造を設けることなくシール可
能に形成された空間B内に開口しているので、この補助
吸気口19dから泥水等が侵入することはほとんどない
、さらに、外気導入口11aは補助吸気口11aより前
側に位置しているとともに、後方を指向して開口してお
り、しかも車両の高い位置にあるので、この点からも泥
水等の侵入防止上有利である。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明に係る自動二輪車の吸気装置によ
れば、エアクリーナケースの側壁外方をサイドカバーで
覆うとともに、該側壁に補助吸気口を形成し、上記サイ
ドカバーの上記補助吸気口と偏位した位置に外気導入口
を形成したので、エアクリーナケースの吸気口面積が大
きくなり、それだけ外気の導入が容易となってエンジン
出力の向上に寄与できる効果があり、また、この補助吸
気口はサイドカバー等で覆われていることから特別のシ
ール機構を設けることなく略シールされており、泥水等
の侵入を確実に防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、本発明の一実施例による自動二
輪車の吸気装置を説明するための図であり、第1図はそ
の一部断面側面図、第2図はその平面図、第3図は第1
図のm−rnm断面図、第4図は本実施例装置が採用さ
れた自動二輪車の左側面図である。 図において、lは自動二輪車、6は後輪、9はシート、
11はサイドカバー、11aは外気導入口、19はエア
クリーナケース、19aは天壁、19bは主吸気口、1
9Cは側壁、19dは補助吸気口、19f後壁、20は
リヤフェンダ、20aは前端である。 特許出願人 ヤマハ発動機株式会社 代理人 弁理士  下 市  努 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エアクリーナケースの側壁の外方をサイドカバー
    で覆うとともに、後輪上方を覆うリヤフェンダの前端を
    上記エアクリーナケースの後壁付近まで延長し、さらに
    該エアクリーナケースの上方を覆うようにシートを配設
    した自動二輪車の吸気装置において、上記エアクリーナ
    ケースの天壁に主吸気口を形成するとともに、側壁に補
    助吸気口を形成し、上記サイドカバーの上記補助吸気口
    から偏位した位置に外気導入口を形成したことを特徴と
    する自動二輪車の吸気装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006273324A (ja) * 2006-05-15 2006-10-12 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車の吸気構造
JP2013189171A (ja) * 2012-03-15 2013-09-26 Honda Motor Co Ltd 鞍乗型車両の吸気構造

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JPS5929315U (ja) * 1982-08-19 1984-02-23 本田技研工業株式会社 自動二輪車のエア−クリ−ナ−ケ−ス
JPS5975550U (ja) * 1982-11-13 1984-05-22 スズキ株式会社 自動2輪車のエンジンエアクリ−ナ

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