JPH02225168A - 車両用スリップ制御装置 - Google Patents

車両用スリップ制御装置

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JPH02225168A
JPH02225168A JP4328089A JP4328089A JPH02225168A JP H02225168 A JPH02225168 A JP H02225168A JP 4328089 A JP4328089 A JP 4328089A JP 4328089 A JP4328089 A JP 4328089A JP H02225168 A JPH02225168 A JP H02225168A
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hydraulic pressure
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Hiroyuki Watanabe
裕之 渡辺
Yuji Oishi
祐二 大石
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本発明は車両用スリップ制御装置に関し、さらに詳しく
は車両の制動時のアンチロック制御のみならず、加速時
においても駆動輪と路面との摩擦力を最大に制御する車
両用スリップ制御装置に関する。 [従来の技術J 従来、車両の制動時における車輪のロックを防止し、制
動距離を短くしたり車両のスキッドを防止するアンチロ
ック制御装置が知られている。 このものは、マスターシリンダとホイールシリンダとを
接続する配管系にホイールシリンダの液圧を切換え制御
する切換え制御弁が設けられると共に、この切換え制御
弁を介してホイールシリンダから流出させたブレーキ液
を一時貯蔵する貯蔵室と、貯蔵室のブレーキ液をマスタ
ーシリンダ側の配管に還流するポンプとを備えた循環管
路とが設けられている。そして制動時において、車輪の
スリップ率に応じて切換え制御弁およびポンプの作動を
制御し、ホイールシリンダの液圧を減圧;保持あるいは
増圧することにより、車輪のロックを防止しつつ制動す
るようにしている(特開昭58−202142号参照)
。 また、車両の加速時における車輪と路面とのスリップ率
を最適値に保持し、車輪の駆動力が最大となるように制
御する加速スリップ制御装置が知られている。 [発明が解決しようとする課題] ところが、このようなアンチロック制御装置と加速スリ
ップ制御装置とを別々に組込もうとすると、制御は単純
化されるものの、その構成部品数の増大に伴う重量増や
大型化の問題が生じ、さらにコスト的にも不利なものと
なる。 本発明の目的は、かかる従来の問題に着目し、両装置を
別々に用意することなく有効に共用化をはかり、小型、
軽量、かつ廉価であり、アンチロック制御と加速スリッ
プ制御とを行うことのできる車両用スリップ制御装置を
提供することにある。 [課題を解決するための手段1 上記目的を達成するために、本発明は、第1の圧力源で
あるマスターシリンダと、マスターシリンダと配管でも
って接続されたホイールシリンダと、車輪のスリップを
検出するスリップ検出手段と、第2の圧力源である蓄圧
器と、スリップ検出手段による制動および加速スリップ
検出時にホイールシリンダ液圧の制御を行う切換制御手
段およびホイールシリンダからの流出液を一時貯蔵する
貯蔵室と、貯蔵室の液をマスターシリンダ側の配管に還
流するポンプからなるブレーキ液圧制御手段と、スリッ
プ検出手段による加速スリップ検出時においてマスター
シリンダと切換制御手段との接続を遮断し、蓄圧器を切
換制御手段の入口側と接続すべく切換える液圧源切換手
段と、ポンプの吐出側とマスターシリンダ側の配管との
接続を遮断し、吐出側を蓄圧器に接続する接続切換手段
とを備えたことを特徴とする。 [作 用] 本発明によれば、アンチロック制御時においては、マス
ターシリンダと切換え制御手段とが接続されており、ス
リップ検出手段からの制動スリップ検出に応じてホイー
ルシリンダの液圧の減圧。 保持あるいは増圧制御が行われる。 また、加速スリップ制御時においては、液圧源切換手段
の切換え動作により、マスターシリンダと切換え制御手
段との接続が遮断されると共に蓄圧器と切換え制御手段
とが接続される。さらに、接続切換手段によりポンプの
吐出側とマスターシリンダ側の配管との接続が遮断され
ると共に、吐出側か蓄圧器に接続される。従って、蓄圧
器からの圧力が切換え制御手段を介してホイールシリン
ダに供給され、スリップ検出手段からの加速スリップ検
出に応じて、その加圧、保持あるいは減圧制御が行われ
ると共に常時、ポンプによって蓄圧器に液圧を供給する
ことができる。 [実施例] 以下、本発明の実施例を添附図面を参照しつつ説明する
。 第1図は本発明の実施の一形態を示すブロック図である
。 図において、Aはリザーバを備えたマスターシリンダで
あり、ブレーキペダルBの踏込みに応じて液圧を発生す
る。CはマスターシリンダAと配管でもって接続された
ホイールシリンダ、Dは車輪のスリップを検出するスリ
ップ検出手段である。 さらに、Eはブレーキ液圧制御手段であり、スリップ検
出手段りによる制動および加速スリップ検出時、ホイー
ルシリンダCの液圧制御を行う切換制御手段Fと、ホイ
ールシリンダCからの流出液を一時貯蔵する貯蔵室Gと
、貯蔵室Gの液をマスターシリンダA側の配管に還流す
るポンプHとを含んでいる。 Jは蓄圧器、Kはスリップ検出手段りによる加速スリッ
プ検出時において、マスターシリンダAと切換制御手段
Fとの接続を遮断し、蓄圧器Jを切換制御手段Fの入口
側と接続すべく切換える液圧源切換手段であり、Lはポ
ンプHの吐出側とマスターシリンダA側の配管との接続
を遮断し、吐出側を蓄圧器Jに接続する接続切換手段で
ある。 次に、第2図に本発明の一実施例にかかる概略構成図を
示す。 図において、10は第1および第2の液圧発生室を有す
るマスターシリンダであり、ブレーキ液を貯留するりザ
ーバ11を備え、ブレーキペダル12の踏込み量に応じ
て液圧を発生する。 20は各車輪21に備えられたホイールシリンダであり
、以下右前輪21FHのホイールシリンダを20FR,
左前輪21FLのホイールシリンダを20FL、右後輪
218Rおよび左後輪21RLのホイールシリンダをそ
れぞれ20RRおよび20RLと称す。 本実施例においては、後輪21RRおよび21RLが駆
動輪、前輪21FRおよび21FLが従動輪であり、前
後輪には各々車輪の回転数を検出する車輪速度センサ2
2^および22Bが設けられている。 マスターシリンダlOの第1液圧発生室は第1通路31
とこれから分岐する第1分岐通路31Aとを介してそれ
ぞれ左右後輪のホイールシリンダ20RLおよび20R
Rと接続されている。また、マスターシリンダlOの第
2液圧発生室は第2通路32とこれから分岐する第2分
岐通路32^とを介してそれぞれ左右前輪のホイールシ
リンダ20FLおよび20FRと接続されている。 さらに、第1の通路31から分岐して第1の貯蔵室41
が接続される第1の循環通路33と、第2の通路32と
第2の分岐通路32Aとからそれぞれ分岐して第2の貯
蔵室42が接続される第2の循環通路34とが設けられ
ている。 第1の通路31と第1の循環通路33との分岐部近傍に
は駆動輪である後輪のホイールシリンダ20RLおよび
20RRの液圧を制御する切換制御手段としての第1電
磁流入弁51Aおよび第1電磁流出弁52^が、第2通
路32および第2分岐通路32Aと第2の循環通路34
との分岐部近傍には、前輪ホイールシリンダ20FLお
よび20FRのそれぞれの液圧を制御する第2電磁流入
弁51Bおよび第2電磁流出弁52Bと343電磁流入
弁51Cおよび第3電磁流出弁52Gとがそれぞれ設け
られている。 上記第1ないし第3の電磁流入弁51^〜51Gは常開
の2ボ一ト2位置電磁弁、第1ないし第3の電磁流出弁
52A〜52Gは常閉の2ボ一ト2位置電磁弁であり、
後述するコン、トローラ60からの信号により制御され
る。 なお、各電磁流入弁および電磁流出弁をそれぞれ一体化
して3ボ一ト3位置電磁弁として構成してもよいことは
もちろんである。 次に、70Aおよび70Bはモータ71によって駆動さ
れる、例えばプランジャ型の第1および第2のポンプで
あり、それぞれ第1および第2の循環通路33および3
4に介設され、第1のポンプ7QAの吐出側は常開の第
2の2位置電磁弁54と第1のチエツクバルブ72^を
介してマスターシリンダ10と接続された第1通路31
と、第2ポンプの吐出側は第2のチエツクバルブ72B
を介して第2通路32とそれぞれ接続されている。さら
に、それぞれの第1および第2のチエツクバルブ72^
および72Bの上流側には第1および第2のダンパー7
3^および73Bが接続されている。 また、モータ71もコントローラ60からの信号により
制御される。 さらに、53は第1通路31において第1の循環通路3
3の合流点よりマスターシリンダ10側に配設され、連
通を断接するための常開の第1の2位置電磁弁である。 さらに、第1のポンプ70^の吐出側は、第2の2位置
電磁弁54および第1のチエツクバルブ72Aをバイパ
スするバイパス通路36にも接続されており、バイパス
通路36の途中には常閉の第3の2位置電磁弁55およ
び常閉の第4の2位置電磁弁56が介設されている。そ
して、これら第3および第4の2位置電磁弁55および
56の間には蓄圧器80と圧力検出器81とが設けられ
ている。 コントローラ60はマイクロコンピュータにより構成さ
れ、第3図に示すように、車輪速度センサ22Aおよび
22Bおよび圧力検出器81にて検出されたデータを制
御プログラムに従って、人力および演算し、第1ないし
第3の電磁流入弁51A〜51G 、電磁流出弁52^
〜52C1第1ないし第4の2位置電磁弁53〜56お
よびモータ71を駆動制御するための処理を行うCPI
I61と、制御プログラムや基準データが格納されたR
OM62と、上記各センサや演算制御に必要なデータが
一時的に記憶される8^M63と、波形整形回路や各セ
ンサの出力信号をCPII61に選択的に出力するマル
チプレクサ等を備えた入力部64と、各負荷をCPU6
1からの制御信号に従って駆動する駆動回路を備えた出
力部65と、各部を結ぶパスライン66とを備えている
。 次に、上記構成になる本実施例の動作を説明する。 (1)通常ブレーキ動作時 アンチロック制御および加速時スリップ制御が行われな
い通常ブレーキ動作時においては、第1ないし第3の電
磁流入弁51A〜51Gは開、第1ないし第3の電磁流
出弁52八〜52Cは閉の状態にある。そして、第1の
2位置電磁弁53も第2図に示す位置にあり、マスター
シリンダlOと駆動輪である後輪のホイールシリンダ2
0RRおよび20RLと、従動輪である前輪のホイール
シリンダ20FRおよび20FLとが連通されると共に
第4の2位置電磁弁56が閉とされ、液圧の漏洩が防止
されている。 従って、ブレーキペダル12が踏込まれると、第1液圧
発生室の液圧は第1通路31および第1分岐通路31^
を介してそれぞれ後輪のホイールシリンダ20RLおよ
び20RRに、また第2液圧発生室の液圧は第2通路3
2および第2分岐通路32^を介してそれぞれ前輪のホ
イールシリンダ20FLおよび20FRに、それぞれ独
立性を保って及ぼされる。 このとき、第1通路31および第2通路32の液圧はそ
れぞれ第1および第2のチエツクバルブ72Aおよび7
2Bでもって他の配管への流動が阻止されるから圧力逃
げが生ずることなく液圧剛性が高く保たれる。 (2)アンチロック制御時 アンチロック制御は左および右前輪と後輪とが各々独立
して行われる0前後輪共同様の制御であるから代表的に
後輪につき説明する。 ブレーキペダル12を踏込んだブレーキ動作時に、車輪
速度センサ22^および22Bからの入力に基づくコン
トローラBOでの判断の結果、アンチロック制御を行う
必要があるとされたときには、コントローラ60は第1
電磁流入弁51^を閉とし、第1電磁流出弁52^を開
として、後輪のホイールシリンダ20RLおよび20R
Rのブレーキ液を第1貯蔵室41に抜き減圧する。 そして、後輪のホイールシリンダ20RLおよび20R
Rの液圧を保持するときには第1電磁流入弁51^を閉
のまま第1電磁流出弁52^をも閉とする。 また、再増圧のときには、モータ71を駆動し、第1の
ポンプ70^によって、第1貯蔵室41に貯蔵されたブ
レーキ液を吸い上げ、加圧しつつ開状態にある第2の2
位置電磁弁54および第1のチエツクバルブ72Aを介
して第1通路31に戻す。このとき、第1電磁流入弁5
1^は開状態にあり、後輪のホイールシリンダ20RL
および20RRが再増圧される。 かくて、上記の動作が繰返されアンチロック制御が行わ
れる。 (3)加速時スリップ制御 次に、加速時のスリップ制御につき、その制御手順の一
例を第4図のフローチャートに基づぎ説明する。 本フローチャートに示す制御手順は不図示のオペレーシ
ョンシステムにより定時間(例えば20m5)毎に起動
される。 イブニツションキースイッチがオンとされ制御がスター
トすると、まず、ステップ51で蓄圧器80に蓄圧する
ために常開の第1電磁流出弁52^、常開の第2の2位
置電磁弁54および常閉の第3の2位置電磁弁55を夫
々オンとし、次いでステップS2において第1ポンプ7
0Aを作動させる。すると、第1のポンプ70^はマス
ターシリンダ10から第1の2位置電磁弁53、第1電
磁流入弁51Aおよび第1電磁流出弁52Aを介してブ
レーキ液を吸入し、開状態にある第3の2位置電磁弁5
5を介して蓄圧器80に吐出し蓄圧を行う。 そして、ステップS3において、蓄圧器80の圧力Pが
設定圧Pa以上であるか否かを圧力検出器81の出力値
に基づき判断し設定値Paになる迄待つ。設定値Paに
なるとステップS4で第1ポンプ70^の作動を停止し
、ステップS5で上述のステップS2と逆に第1電磁流
出弁52A1第2の2位置電磁弁54および第3の2位
置電磁弁55を夫々オフとし、通常ブレーキ可能状態へ
と戻す。 次に、ステップ511で右前輪回転数Vflと左前輪回
転数Vf2を車輪速度センサ22^の出力値として読み
取り、ステップS12で前輪平均回転数Vfをvf= 
Vfl+Vf2 として算出する。 次いで、ステップ513で後輪平均回転数νrを車輪速
度センサ22Bの出力値として読み取り、ステップ51
4で前輪平均回転数vfと後輪平均回転数V「からスリ
ップ率Sを 5=Vr−Vf V「 として算出する。 ステップ520では、ブレーキ動作中であるか否かを不
図示のペダルスイッチの出力信号により判断する。動作
中であれば、ステップ521に進み、蓄圧器80の圧力
Pが設定圧Pa以上であるか否か判断し、以上の場合に
はステップS22に進み、この加速スリップ制御ルーチ
ン内部の設定を通常ブレーキ動作状態であるフラグO、
カウンタ0状態にセットする。そして、同時に、第1の
2位置電磁弁53.第2の2位置電磁弁54.第3の2
位置電磁弁55および第4の2位置電磁弁56がオフ状
態、および第1電磁流入弁51^および第1電磁流出弁
52^がオフ状態、すなわち通常ブレーキ状態とし、ス
テップS23で第1ポンプ7OAの作動を停止し他のル
ーチンへ進む、このとき第1ないし第3電磁流入弁51
^〜51Gおよび第1ないし第3電磁流出弁52^〜5
2Gはオフ、つまり、マスターシリンダ10と各ホイー
ルシリンダ20とは連通状態である。 また、ステップ521において蓄圧器80の圧力Pが設
定値Paより小さければ、ステップS24に進み同じく
通常ブレーキ動作状態であるフラグO,カウンタ0状態
にセットし、ステップS25で常開の第1の2位置電磁
弁53および常閉の第4の2位置電磁弁5Bをオフ、常
開の第2の2位置電磁弁54および常閉の第3の2位置
電磁弁55をオンとし、ステップS26で第1ポンプ7
0^を作動させ第1貯蔵室41内のブレーキ液を蓄圧器
80に蓄圧するようにして他のルーチンに進む。 一方、上述のステップS20でブレーキ動作中でなけれ
ば、ステップ530に進み、スリップ率Sがあらかじめ
定めたスリップ率制御上限値Saより大であるか否かが
判断される。  S>Saであれば、つまり大きな加速
スリップが生じていれば、ステップ531でフラグを1
にセットし、ステップS32でカウンタを0にリセット
する。そして、ステップ534で常開の第1の2位置電
磁弁53.常開の第2の2位置電磁弁54および常閉の
第4の2位置電磁弁56をオンとする。すると、マスタ
ーシリンダlOと第1電磁流入弁51Aとの連通が遮断
されると共に、第1のポンプ70^から第1のダンパー
73Aへの通路が遮断される。さらに、ステップ535
で常開の第1電磁流入弁51A 、常閉の第1電磁流出
弁52Aおよび第3の2位置電磁弁55をオフとし、蓄
圧器80と駆動輪である後輪のホイールシリンダ20R
Lおよび20RRとを連通させ、ホイールシリンダ圧力
を上昇させる。 一方、ステップ530でS> Saでなければ、つまり
加速時のスリップ率Sが制御上限値Saを越えていなけ
れば、ステップ54Gに進み、フラグが1にセットされ
ているか否かが判定される。 フラグが1にセットされていれば、ステップ550に進
み、スリップ率Sがスリップ率制御下限値sbより大き
いか否かが判定される。 s> sbであれば、ステップS51に進み、第1電磁
流入弁51^をオンとし、第1電磁流出弁52^および
第4の2位置電磁弁56をオフとする。このとき、第1
の2位置電磁弁53、第2の2位置電磁弁54はオン、
第3の2位置電磁弁はオフであり、共に閉状態にある。 これによりホイールシリンダ20RLおよび20RRの
圧力が駆動力が最大となる所定のスリップ率範囲に保持
される。 また、ステップS50でs> sbでなければ、すなわ
ち加速スリップ率Sが充分に小さいときは、ステップ5
60へ進み、カウンタのカウント値が所定値Nになった
か否かが判定される。カウント値が所定値Nに至ってい
なければ、ステップS61でカウンタに1を加え、ステ
ップS62に進み、第1電磁流入弁51A 、第1電磁
流出弁52A、第2および第3の2位置電磁弁54およ
び55を共にオンとする。さら釘、ステップS63で第
1ポンプ70^を作動させる。これによりホイールシリ
ンダ20RLおよび20RRのブレーキ液を第1貯蔵室
41に流出させ減圧し、さらに、このブレーキ液を第1
のポンプ70^で吸入し、開状態にあるN3の2位置電
磁弁55を介して蓄圧器80を蓄圧する。 また、ステップS60でカウント値が所定値N(例えば
N−3)であれば、つまり充分減圧が行われ、加速スリ
ップ状態が終了したと判断されると、ステップ564に
進み、フラグを0にセットし、また、ステップS65で
カウンタをOにリセットする。 そして、ステップS[i6で第1の2位置電磁弁53、
第4の2位置電磁弁56、第1電磁流入弁51Aおよび
第1電磁流出弁52^を共にオフとしくこのとき第2の
2位置電磁弁54および第3の2位置電磁弁55は共に
閉状態にある。)、マスターシリンダlOとホイールシ
リンダ20RLおよび20RRとを連通させ、通常ブレ
ーキ作動可能状態とする。 さらに、ステップ540においてフラグが1でない場合
には、ステップ571に進み蓄圧器80の圧力Pが設定
圧Pa以上であるか否かが判断され、小さいときにはス
テップS72で第1電磁流出弁52^、第2の2位置電
磁弁54および第3の2位置電磁弁55を夫々オンとし
、ステップ573で第1ポンプ?OAを作動させて、蓄
圧器80の蓄圧を行う。 また、設定圧Pa以上であれば、ステップ574で第1
ポンプAの作動を停止して、ステップS75に進み、第
1電磁流出弁52^、第2の2位置電磁弁54および第
3の2位置電磁弁55を夫々オフとして通常ブレーキ作
動可能状態とする。 なお、本実施例においてはホイールシリンダの液圧を制
御するのに電磁流入弁および電磁流出弁の組合わせによ
って行う例を示したが、これは前述のように3ボ一ト3
位置電“磁弁等を1個用いて同様の制御を行うこと、お
よび第1および第4の2位置電磁弁も1個の3ボ一ト2
位置切換弁で構成し得ることはいうまでもない。 また、本実施例は後輪駆動車の場合につき説明したが、
前輪駆動車あるいは4輪駆動車であっても、要するに駆
動輪のホイールシリンダ液圧を制御するようにして加速
時のスリップ制御を行うことができる。 [発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、マス
ターシリンダとホイールシリンダとを接続する配管系に
ホイールシリンダ液圧の制御を行う切換制御手段と還流
ポンプとを含むアンチロック制御のためのブレーキ液圧
制御手段を用いて、加速スリップ制御時はマスターシリ
ンダと切換制御手段との接続を遮断し、蓄圧器と切換制
御手段の入口側とを接続する液圧源切換手段と、ポンプ
の吐出側とマスターシリンダ側の配管の接続を遮断し吐
出側を蓄圧器に接続する接続切換手段とを設けたので、
ブレーキ作動中にも蓄圧器への蓄圧が可能となり、車両
の発進・停止を繰り返すような場合にスリップ制御の応
答性が向上すると共に、アンチロック制御装置と加速ス
リップ制御装置とを別々に用意することなく、小型、軽
量で廉価な車両用スリップ制御装置を得ることかできる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施の一形態を示すブロック構成図、 第2図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第3図は
コントローラの一例を示すブロック図、 第4図は本実施例の制御手順の一例を示すフローチャー
トである。 ^、10・・・マスターシリンダ、 Cl2O・・・ホイールシリンダ、 D・・・スリップ検出手段、 E・・・ブレーキ°液圧制御手段、 F・・・切換制御手段、 G、41.42−・・貯蔵室、 )、70・・・ポンプ、 J・・・蓄圧器、 に・・・液圧源切換手段、 L・・・接続切換手段、 22・・・車輪速度センサ、 31・・・第1通路、 32・・・第2通路、 33・・・N1循環通路、 34・・・第2循環通路、 3B・・・バイパス通路、 51・・・電磁流入弁、 52・・・電磁流出弁、 53・・・第1の2位置電磁弁、 54・・・N2の2位置電磁弁、 55・・・第3の2位置電磁弁、 56・・・第4の2位置電磁弁、 60・・・コントローラ。 木蔭明f)莢丁えの一形態、をホすブロック図第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)第1の圧力源であるマスターシリンダと、該マスタ
    ーシリンダと配管でもって接続されたホィールシリンダ
    と、 車輪のスリップを検出するスリップ検出手段と、 第2の圧力源である蓄圧器と 前記スリップ検出手段による制動および加速スリップ検
    出時、前記ホィールシリンダ液圧の制御を行う切換制御
    手段と、ホィールシリンダからの流出液を一時貯蔵する
    貯蔵室と、該貯蔵室の液を前記マスターシリンダ側の配
    管に還流するポンプと、を含むブレーキ液圧制御手段と
    、 前記スリップ検出手段による加速スリップ検出時に前記
    マスターシリンダと前記切換制御手段との接続を遮断し
    、前記蓄圧器を前記切換制御手段の入口側と接続すべく
    切換える液圧源切換手段と、 前記ポンプの吐出側と前記マスターシリンダ側の配管と
    の接続を遮断し、吐出側を前記蓄圧器に接続する接続切
    換手段と、 を備えたことを特徴とする車両用スリップ制御装置。
JP1043280A 1989-02-27 1989-02-27 車両用スリップ制御装置 Expired - Lifetime JP2934251B2 (ja)

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JPH0471371U (ja) * 1990-11-02 1992-06-24

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6317156A (ja) * 1986-07-08 1988-01-25 Toyota Motor Corp 自動車のブレ−キ用液圧源装置

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