JPH02224538A - 光分岐挿入装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 光通信方式に関し、 光信号の分岐、挿入を光信号のままで行うことによって
、装置構成を単純化して装置の高速化および小型化を可
能にする光通信方式を提供することを目的とし、 波長多重された光信号入力から所定波°長の光信号を分
岐する分波手段と、該波長多重された光信号中の共通波
長の光信号から抽出された制御情報に応じて挿入光信号
の波長変換を行う波長変換手段と、前記分波手段で分岐
されなかった光信号に波長変換手段の出力光信号を挿入
して波長多重された光信号出力を発生する合波手段とを
備えて構成される。

〔産業上の利用分野〕

本発明は光通信方式に係り、特に光レベルで信号の分岐
、挿入を行うようにした光通信方式に関するものである
。

光通信方式においては、伝送すべき多数の信号を光信号
に変換して、複数のノードを経由して送受することによ
って、各ノード間において通信を行う。

このような光通信方式においては、各ノードにおいて光
信号を一旦電気信号に変換することなく光信号のままで
、分岐、挿入を行い得ることが要望される。

〔従来の技術〕

第３図は従来の光通信方式において各ノードに設けられ
る光分岐・挿入装置の構成例を示したものである。

第３図に示されるように、多数の信号によって時分割多
重化された入力光信号は、光電気変換部（０／Ｅ）１１
において電気信号に変換されて多重分離部１２に加えら
れる。

多重分離部１２においては、光電気変換部１１の出力電
気信号における制御信号（Ｃ）から同期用信号を抽出し
てチャネル（ＣＨ）識別を行い、これによってデータ信
号ＣＤ）における各チャネルのデータを分離して分岐部
１３に入力する。

分岐部１３では制御部１４の制御に基づいて、一部のチ
ャネルのデータを分岐して電気光変換部（ＥｌｏＳ）１
５に入力するとともに、残りのチャネルの信号を挿入部
１６へ送る。

これによって電気光変換部１５では、分岐部１３で分岐
された各チャネルの電気信号を光信号に変換して、発生
した光信号ＣＨ’ａ−ＣＨｄを端末または加入者へ送出
する。

一方、端末または加入者からこのノードで挿入すべき各
チャネルの光信号ＣＨＩ−ＣＨＩＶは、光電気変換部（
０／ＥＳ）１７に加えられて電気信号に変換されて挿入
部１６に入力される。

挿入部１６では制御部１４の制御に基づいて、分岐部１
３から入力された各チャネルのデータに対して、光電気
変換部１７からのデータを指示された位置に挿入して多
重部１８へ送出する。

多重部１８では、挿入部１６から送られた各チャネルの
データを多重化し、データ信号（Ｄ）と制御信号（、Ｃ
）とを作成して電気光変換部（Ｅｌｏ）１９に入力する
。電気光変換部１９では入力電気信号を光信号に変換す
ることによって、多重化された光信号出力を生じる。

この際制御部１４は、多重分離部１２において制御信号
（Ｃ）から抽出された同期用信号および制御用情報に基
づいて、分岐部１３および挿入部１６における上述の分
岐、挿入の処理を制御Ｂする。

〔発明が解決しようとする課題〕

このように従来の光通信方式においては光信号の分岐、
挿入を行う場合には、伝送されてきた光信号を一旦電気
信号に変換してから、分岐、挿入処理を電気信号の状態
でｔ行い、再び光信号に変換して送出することによって
、光信号の分岐、挿入を実現するようにしている。

そのため装置構成が複雑化し、装置の高速化および小型
化が妨げられることを免れないという問題があった。

本発明はこのような従来技術の課題を解決しようとする
ものであって、光通信方式における光信号の分岐、挿入
を光信号のままで行うことによって、装置構成を単純化
して装置の高速化および小型化を可能にする光通信方式
を提供することを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は第１図にその原理的構成を示すように、分波手
段１と、合波手段２と、波長変換手段３とを備えて構成
される。

分波手段１は、波長多重された光信号入力中から、予め
定められた波長の光信号を分岐して出力するものである
。

波長変換手段３は、波長多重された光信号入力中の共通
波長（λＣ）の光信号から抽出された制御情報に応じて
、挿入すべき光信号の波長変換を行って光信号出力を発
生するものである。

合波手段２は、分波手段１で分岐されなかった残りの光
信号に対して波長変換手段３の出力光信号を挿入して、
波長多重された光信号出力を発生するものである。

〔作用〕

各ノードには分岐すべき波長が予め固定的に割り当て、
られていて、分波手段１は、波長多重された光信号入力
中から所定波長の光信号を分岐して端末または加入者等
へ出力するとともに、残りの光信号を合波手段２へ送る
。

一方、波長多重された光信号には制御情報を搬送する共
通波長の光信号が含まれているので、この制御情報を抽
出して波長変換手段３に与える。

波長変換手段３では、そのノードで挿入すべき光信号を
、与えられた制御情報に応じて波長変換して出力する。

合波手段２では、分波手段１で分岐されなかった残りの
光信号に対して波長変換手段３の出力光信号を挿入して
、このノードの出力となる波長多重された光信号出力を
発生する。

このように光信号の分岐、挿入処理を分波手段と合波手
段および波長変換手段を用いて波長領域で行い、波長変
換の制御を共通波長で行うようにしたので、光のままで
光信号の分岐、挿入を行うことができ、従って装置構成
が単純化され、装置の高速化および小型化が可能となる
。

〔実施例〕

第２図は本発明の一実施例の構成を示したものであって
、各ノードに設けられる光分岐・挿入装置の構成例を示
したものである。１はＮ　（Ｎは任意の整数）波長分波
器、２はＮ波長合波器を示し、３は波長変換器である。

また４は制御部を示している。

第２図において、光信号入力は各チャネル１〜Ｎに対応
してそれぞれ波長λ１〜λ８の各光信号を波長多重した
信号からなっている。いま各ノードにおいて、分岐すべ
き光信号の波長を予め固定的に割り当てられているもの
とする。Ｎ波長分波器１は定められたチャネルに対応す
る波長の光信号λａ〜λｄを分離して、図示されない端
末または加入者へ送出し、残りのチャネルの光をＮ波長
合波器２へ送る。

波長変換器３は制御部４からの制御に基づいて、図示さ
れない端末または加入者からのこのノードで挿入すべき
光信号入力の波長を変換して、それぞれのチャネルに対
応する波長λ１〜λ１ｖの光信号を発生する。

Ｎ波長合波器２はＮ波長分波器１から送られた各チャネ
ルに対応する波長の光信号と、波長変換器３からの波長
λ１〜λＩＶの光信号とを合波することによって、波長
多重された光信号出力を生じる。

制御部４は、Ｎ波長分波器１において光信号入力から分
離された波長λＣの光信号から抽出された制御用情報に
よって波長変換器３を制御し、これによって、波長変換
器３において挿入すべき入力光信号を所定の波長に変換
する。この制御は低速で行うことができる。波長λＣの
光信号は各ノードに対する共通波長の信号であって、各
チャネルの光信号とともに波長多重化されて順次各ノー
ドへ送られ、それぞれのノードにおける波長変換の制御
に用いられる。

このように本発明の光通信方式では、各チャネルの光信
号の分岐、挿入は、異なる波長の光信号の分波と合波に
よって行われるので、ビット同期やフレーム同期等の処
理が不要であり、装置構成が簡単になる。

またこの際波長多重される各チャネルの光信号のデータ
速度は、低速（すなわち端末または加入者側で必要とす
る速度）でよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明の光通信方式では、波長多重
した光信号を用い、光信号のままで分岐。

挿入の処理を行うようにしたので、装置構成が簡単化さ
れ、装置の高速化および小型化が可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理的構成を示す図、第２図は本発明
の一実施例の構成を示す図、第３図は従来の光通信方式
を示す図である。 Ｎ波長分波器 −Ｎ波長合波器 波長変換器 制御部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 波長多重された光信号入力から所定波長の光信号を分岐
   する分波手段（１）と、 該波長多重された光信号中の共通波長の光信号から抽出
   された制御情報に応じて挿入光信号の波長変換を行う波
   長変換手段（３）と、 前記分波手段（１）で分岐されなかった光信号に波長変
   換手段（３）の出力光信号を挿入して波長多重された光
   信号出力を発生する合波手段（２）とを備えてなること
   を特徴とする光通信方式。