JPH02224411A - 差動増幅器 - Google Patents

差動増幅器

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JPH02224411A
JPH02224411A JP4494089A JP4494089A JPH02224411A JP H02224411 A JPH02224411 A JP H02224411A JP 4494089 A JP4494089 A JP 4494089A JP 4494089 A JP4494089 A JP 4494089A JP H02224411 A JPH02224411 A JP H02224411A
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JP
Japan
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transistor
emitter
current
base
voltage
Prior art date
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Pending
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JP4494089A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Nakamura
哲夫 中村
Fumihiko Horigome
堀篭 文彦
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はバイポーラトランジスタを用いた差動増幅器に
関する。
背景技術 差動増幅器の従来例を第3図に示す。この従来の差動増
幅器においては、差動対をなすNPN型のトランジスタ
1.2が設けられており、トランジスタ2のベースとア
ースとの間に所定の基準電圧V「が印加されている。ま
たトランジスタ1゜2のベース間に入力信号Viが供給
される。トランジスタ2のコレクタには電源電圧Vcc
が直接供給され、トランジスタ1のコレクタには電源電
圧Vccが抵抗3を介して供給される。トランジスタ1
のエミッタは抵抗4を介して、またトランジスタ2のエ
ミッタは抵抗5を介して定電流源6に各々接続されてい
る。抵抗4及び抵抗5は互いに等しい抵抗値である。ト
ランジスタ1のコレクタ電圧が出力電圧Voutとなる
かかる差動増幅器においては、入力信号Viによるトラ
ンジスタ1,2の各ベース電流は極めて小さく無視でき
るとすると、入力信号Viに応じてトランジスタ1のコ
レクタ・エミッタ間には電流11が流れ、またトランジ
スタ2のコレクタ・エミッタ間には電流I2が流れる。
この電流11゜I2は定電流源6を流れるので、電流!
、、12の和II +I2は定電流源6の電流!0に常
に等しくなる。入力信号Viが増大するに従って電流1
1は増大し、電流I2は減少する。入力信号Viが電圧
Vrに等しいときIt −12−10/2となる。
ところで、入力信号VLは次の如く表わすことができる
。なお、抵抗4,5の抵抗値をRとし、トランジスタ1
のエミッタ・ベース間電圧をVbe1 とし、トランジ
スタ2のエミッタ・ベース間電圧をV be2とする。
V i =(h R+Vbe+ )  (12R+Vb
e2 )・・・(1) エミッタ・ベース間電圧Vbe1は電流工1と次のよう
な関係を有する。
11−Is (expVbe+ / VT−1)   
 −(2)ここで、Isはトランジスタの飽和電流であ
り、VTはkT/qである。kはボルツマン定数、Tは
絶対温度、qは電子の電荷である。
よって、エミッタ・ベース間電圧Vbe+は式%式% となる。同様に、エミッタ・ベース間電圧V be2は
、 Vbe2−VT In(12/Is)        
 −(4)となる。式(3)、(4)から入力信号Vi
は、V i =(1+ R+VT In(It /l5
)1− (12R+VT In(Iz /l5)1=(
1+ −12) R+Vv In(1+ /h ) −
(5)の如く表わされる。
かかる式(5)と11 +12−10との関係から電流
II、12を求めることができる。しかしながら、式(
5)から分かるようにVT In(1+ /+2 )と
いう非直線部分が存在するので、従来の差動増幅器の伝
達特性は非直線な特性となっていた。
発明の概要 そこで、本発明の目的は非直線な伝達特性の改善を図っ
た差動増幅器を提供することである。
本発明の差動増幅器は、各々がベースを入力端とするバ
イポーラ型の第1及び第2トランジスタのコレクタ・エ
ミッタ間電流路を含む第1及び第2電流路と、第1及び
第2トランジスタのベース間に入力信号に応じた電圧を
供給する入力手段と、第1及び第2電流路に相補的に変
化する電流を供給する定電流供給手段とを含む差動増幅
器であって、特徴とするところは第1トランジスタの順
方向の接合電圧に相当する第1帰還電圧を第2トランジ
スタのエミッタ又はベースに印加し第2トランジスタの
順方向の接合電圧に相当する第2帰還電圧を第1トラン
ジスタのエミッタ又はベースに印加する帰還手段を有す
ることである。
実施例 以下、本発明の実施例を第1図及び第2図を参照しつつ
詳細に説明する。
第1図に示した差動増幅器においては、第3図に示した
ものに加えてNPN型のトランジスタ7゜8が設けられ
ている。トランジスタ7のコレクタはトランジスタ1の
エミッタに接続されると共にトランジスタ8のベースに
接続されている。トランジスタ8のコレクタはトランジ
スタ2のエミッタに接続されると共にトランジスタ7の
ベースに接続されている。トランジスタ7のエミッタは
抵抗4を介して、またトランジスタ8のエミッタは抵抗
5を介して定電流源6に各々接続されている。
その他の構成は第3図に示した従来の差動増幅器と同様
である。
かかる本発明による差動増幅器においては、トランジス
タ7のベースにはトランジスタ2のエミッタ電圧が印加
され、トランジスタ1のコレクタ・エミッタ間を流れる
電流11がトランジスタ7のコレクタ・エミッタ間にも
流れる。トランジスタ8のベースにはトランジスタ1の
エミッタ電圧が印加され、トランジスタ2のコレクタ番
エミッタ間を流れる電流I2がトランジスタ8のコレク
タ・エミッタ間にも流れる。電流II、12の和は常に
定電流源6の電流10に等しくなり、入力信号Vtが増
大するに従って電流11は増大し、電流■2は減少する
入力信号Viは次の如く表わすことができる。
なお、トランジスタ7のエミッタ・ベース間電圧をV 
beyとし、トランジスタ8のエミッターベース間電圧
をV besとする。
V i =(1+ R+Vbe+ +Vbe5 )−(
12R+Vbez  +Vbey  )       
   −(6)トランジスタ1,2,7.8が同一特性
であるとすると、トランジスタ7のエミッタ・ベース間
電圧をV beyは、 Vbey =Vv In(1+ /Is)      
   −(7)となる。同様に、エミッタ・ベース間電
圧V begは、 Vbe5−VT In(12/Is)        
 −(8)となる。式(3) 、 (4) 、 (7)
 、 (8)から入力信号v t ハ、V i = 1
11 R+VT In(1+ /I8)+VT In(
12/l5))−(12R+VT In(lx /Is
)+VT In(It /l5)1=(It −1x 
) R・・・(9)の如く表わされる。よって、II 
+12−10であるので、式(9)から電流II+  
12は、Is = (1/2)(Io +Vi/R) 
  −(1G)12−(1/2) (Io  Vi/R
)   −(11)となり、差動増幅器の伝達特性は直
線的な特性となる。
第2図は本発明の他の実施例を示している。この差動増
幅器においては、第1図に示したものに加えてNPN型
のトランジスタ9〜12、電流1oの定電流源13〜1
5及び抵抗値Rの抵抗16.17が設けられている。ト
ランジスタ9のベースはトランジスタ1のベースに接続
され、コレクタは電圧Vccの供給ラインに接続され、
またエミッタはトランジスタ8のベース及び定電流源1
3に接続されている。トランジスタ10のベースはトラ
ンジスタ2のベースに接続され、コレクタは電圧vcc
の供給ラインに接続され、またエミッタはトランジスタ
7のベース及び定電流源14に接続されている。トラン
ジスタ11のベースはトランジスタ1のエミッタとトラ
ンジスタ7のコレクタとの接続ラインに接続され、コレ
クタは抵抗3を介して電圧Vccの供給ラインに接続さ
れ、またエミッタは抵抗16を定電流R,15に接続さ
れている。同様に、トランジスタ12のベースはトラン
ジスタ2のエミッタとトランジスタ8のコレクタとの接
続ラインに接続され、コレクタは電圧vCCの供給ライ
ンに接続され、またエミッタは抵抗17を定電流源15
に接続されている。トランジスタ11のコレクタ電圧が
出力電圧Voutとなる。その他の構成は第1図に示し
た差動増幅器と同様である。
かかる構成の本発明による差動増幅器においては、トラ
ンジスタ7のベースにはトランジスタ10のエミッタ電
圧Vcが印加され、トランジスタ1のコレクタ・エミッ
タ間を流れる電流1.がトランジスタ7のコレクタ・エ
ミッタ間にも流れる。
トランジスタ8のベースにはトランジスタ9のエミッタ
電圧Voが印加され、トランジスタ2のコレクタ・エミ
ッタ間を流れる電流!2がトランジスタ8のコレクタ・
エミッタ間にも流れる。また、トランジスタ11のベー
スにはトランジスタ1のエミッタ電圧V9が印加され、
トランジスタ12のベースにはトランジスタ2のエミッ
タ電圧vAが印加される。トランジスタ11.12、抵
抗16.17及び定電流源はVs−vAを入力信号とす
る差動増幅回路を構成する。トランジスタ11のコレク
タ・エミッタ間に流れる電流1.1とトランジスタ12
のコレクタ・エミッタ間に流れる電流12/との和は定
電流源15によって電流1、に等しくなる。
トランジスタ1のエミッタ電圧v8とトランジスタ2の
エミッタ電圧vAとの差電圧はVB−VA=Vi−V7
1n(It/12)   −(12)となり、入力電圧
Viは各トランジスタの特性が等しいとするとトランジ
スタ9のエミッタ電圧VOとトランジスタ10のエミッ
タ電圧Vcとの差電圧となるので、 Vi=VO−V( −112R+VT In(12/l5)) −11+ 
R+VT In(1+ /l5)) −R(12−It ) +VT In(12/It )
 −(13)なる関係が成立する。この式(12)、(
13)により、Vs −VA −R(12−I + )
 +2VT In(12/It )・・・(14) の如く表わすことができる。
また、トランジスタ11.12においては、VB −V
A −11’ R十VT In(1+ ’ /l5)−
12’  R+VT  In(12’  /l5)=R
(1+ ’   I2’ ) +VT In(It ’ /12 ’ )   −(1
5)なる関係が成立する。よって、式(12)、(15
)により、 Vi−Vvln(1+ /I2) −R(It  ’ 
−12’ )十V71n(1+ ’ /+2 ’ )で
あるので、 Vi −R(1+ ’  12 ’ )+VT 1n(
11・It ’ /+2 ・12 ’ )・・・(16
) となる。
式(13)においてVi>Qならば、必ず、12>11
となる。また、式(14)において+2 >xiならば
、必ず、VB −VA >Oとなる。更に、式(1%式
% となる。従って、式(15) 、 (1B)を比較する
と、In(1+ ・It ’/12.12 ’) I<
1In(II/12)lが成立するので式(16)にお
けるVT In(It  ・It ’ /+2  ・1
2 ’ )の非直線部分は従来より小さくなる。I、/
12−12 ’ /I、7と設定することによりこの非
直線部分は消去されて式(9)と同一式となる。
発明の効果 以上の如く、本発明の差動増幅器においては、差動対を
形成する各トランジスタの順方向接合電圧に相当する電
圧を対するトランジスタのエミッタ又はベースに印加す
るので、トランジスタ各々に対して順方向接合電圧を打
ち消すように相互に電流負帰還が施され、差動増幅器に
おける非直線性な伝達特性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す回路図、第2図は本発明
の他の実施例を示す回路図、第3図は従来の差動増幅器
を示す回路図である。 主要部分の符号の説明 1.2.7〜12・・・トランジスタ 6.13〜15・・・定電流源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各々がベースを入力端とするバイポーラ型の第1
    及び第2トランジスタのコレクタ・エミッタ間電流路を
    含む第1及び第2電流路と、前記ベース間に入力信号に
    応じた電圧を供給する入力手段と、前記第1及び第2電
    流路に相補的に変化する電流を供給する定電流供給手段
    とを含む差動増幅器であって、前記第1トランジスタの
    順方向の接合電圧に相当する第1帰還電圧を前記第2ト
    ランジスタのエミッタ又はベースに印加し前記第2トラ
    ンジスタの順方向の接合電圧に相当する第2帰還電圧を
    前記第1トランジスタのエミッタ又はベースに印加する
    帰還手段を有することを特徴とする差動増幅器。
  2. (2)前記帰還手段は前記第1及び第2電流路に各々の
    コレクタ・エミッタ間電流路が挿入されたバイポーラ型
    の第3及び第4トランジスタと、前記第3及び第4トラ
    ンジスタのベース電位を前記第2及び第1トランジスタ
    のエミッタに供給する電流路とからなること特徴とする
    請求項1記載の差動増幅器。
  3. (3)前記帰還手段はバイポーラ型の第3及び第4トラ
    ンジスタと、前記第1及び第2電流路に応じた電流を前
    記第3及び第4トランジスタのコレクタ・エミッタ間に
    流す電流供給手段と、前記第3及び第4トランジスタの
    ベース電位を前記第1及び第2トランジスタのベースに
    供給する手段とからなることを特徴とする請求項1記載
    の差動増幅器。
  4. (4)前記第1及び第2トランジスタ各々はダーリント
    ン接続された1対のトランジスタからなることを特徴と
    する請求項2記載の差動増幅器。
JP4494089A 1989-02-23 1989-02-23 差動増幅器 Pending JPH02224411A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002524900A (ja) * 1998-08-27 2002-08-06 マキシム・インテグレイテッド・プロダクツ・インコーポレイテッド トランスコンダクタンス補償によるゲイン線形性を有する差動増幅器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002524900A (ja) * 1998-08-27 2002-08-06 マキシム・インテグレイテッド・プロダクツ・インコーポレイテッド トランスコンダクタンス補償によるゲイン線形性を有する差動増幅器

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