JPH02223360A - かご形回転子の製造方法 - Google Patents

かご形回転子の製造方法

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JPH02223360A
JPH02223360A JP4431689A JP4431689A JPH02223360A JP H02223360 A JPH02223360 A JP H02223360A JP 4431689 A JP4431689 A JP 4431689A JP 4431689 A JP4431689 A JP 4431689A JP H02223360 A JPH02223360 A JP H02223360A
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JP
Japan
Prior art keywords
conductor material
rotor core
slot
rotor
heating ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP4431689A
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English (en)
Inventor
Takashi Kawaguchi
孝 川口
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、かご形回転子の製造方法に係り、特に回転
子鉄心に溶融した導体材料を加圧充填して回転子導体を
形成する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図a、bは鋳込前のかご形回転子を示すもので、a
は一部を切欠いて断面を表す正面図、bは平面図である
。第2図において、1は回転子鉄心であり、laは円形
状鋼板、1bは回転軸挿入部、lcは半閉スロット、l
dはスリット部である。従来この回転子は円形状鋼板1
aを必要枚数積層し、スロットlcにアルミニウムダイ
カストにより導体材料を形成した後、回転軸を装入して
製造される。
第3図は例えば特開昭48−50204に示された回転
子の製造方法を示す断面図であり、図において、1は回
転子鉄心、11はそのスロットlcに充填された導体材
料、12は外方の固定具、!3はその内面に嵌め込まれ
る円筒体である。又第4図は回転子鉄心1の要部拡大図
で、lcはスロット、ldはスリット部である。
次に動作について説明する。先ず第4図に示すような半
閉スロットを打抜いた円形状鋼板を積層し、回転子鉄心
1を構成する0次にそのスリット部1dと、円筒体13
の内側に設けられた断面三角形状の段部13aとが嵌合
するように、回転子鉄心1の周りに円筒体13を装着し
て、スリット部1dを閉寒した後、更にその外周を2つ
割りの固定具12により取り囲んで回転子鉄心1及び円
筒体13を固定する。しかる後、回転子鉄心1の側面よ
り溶解したアルミニウムを注湯し、かご形回転子の導体
11を鋳込む、なお、アルミニウム凝固後は、上記固定
具12、円筒体13を取り除くことにより、かご形回転
子が得られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の製造方法は、以上のように半閉スロットのスリ°
ット部を円筒体内側に設けられた段部により閉塞するよ
うにしているので、スロット数の変更に対してはその都
度円筒体を取り替える必要があり、又導体材料充填時の
内部圧力により、2つ割りの固定具の接合部が開いて、
充填不良につながるおそれがあるという問題があった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、スロット数に関係なくスリット部の閉塞ができ
るとともに、導体材料充填時の内部圧力による固定具の
開きをなくし、かつ導体材料充填時のスロット部での湯
温低下による先行凝固を防止することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るかご形回転子の製造方法は、スロット内
に溶融材料を充填する際、積層された回転子鉄心の周り
に、そのスロットのスリット部を閉塞するとともに、回
転子鉄心の予熱、保温を行う、温度制御可能の加熱リン
グを装着するようにしたものである。
〔作用〕
この発明におけるかご形回転子の製造方法は、加熱リン
グの内面でスロットのスリット部を閉塞し、なおかつ温
度制御ユニットで予熱、保温を行う。
〔実施例〕
以下この発明の一実施例を第1図について説明する。第
1図aは断面図、第1図すは第1図aに示した加熱リン
グの平面図である。第1図aにおいて、1は仮軸2に積
層された回転子鉄心、3は下金型、3aは先端エンドリ
ング形成部、3bはゲート部である。4はスリーブ、4
aはこのスリーブ4と加圧プランジャー5によって形成
される湯溜り部、6は加熱リング、7はこの加熱リング
に装着されたヒーター、8はり^ド線、9は上金型、9
aは後端エンドリング形成部である0次に第1図すにお
いて、14は加熱リング6に装着された温度センサーで
、ヒーター7とともにリード線8によって温度制御ユニ
ット15に接続される。なお6aは2つ割りの加熱リン
グ6の継ぎ目を閉鎖する塞ぎ板、6bは段部6Cと係合
して加熱リング6の開きを止める継ぎ板である。
次にその動作を説明する。まず仮軸2に必要枚数積層さ
れた回転子鉄心1の周りに加熱リング6を装着し、これ
をヒーター7、温度制御ユニット15によって予熱、保
温しておく、この時加熱リング6の高さは回転子鉄心1
の積層高さに揃えておくものとする0次いで、スリーブ
4の湯溜り部4aに溶融した導体材料!lを注ぎ込み、
下金型3を所定の位置に置き、この下金型3の上に、仮
軸2に積層されかつ加熱リング6を装着した回転子鉄心
1を載せ、次いで上金型9を下降させて回転子鉄心1を
加圧する。この状態で加圧プランジャー5を上昇させる
と、溶融導体材料11は下金型のゲート3b、先端エン
ドリング形成部3a、及び鉄心のスロットICを通り、
上金型の後端エンドリング形成部9aに到達する。この
時半閉スロットのスリット部1dは加熱リング6及び塞
ぎ板6a、継ぎ板6bによって完全に閉塞されており、
溶融導体材料が吹き出すことはない、なおかつ、回転子
鉄心1は加熱リング6によって予熱、保温されており、
溶融導体材料がスロットlcを通過する際にも、溶融温
度の低下は少なく、スロットlcにおける溶融導体材料
の先行凝固を防止する。
なお上記実施例では、半閉スロットを有する回転子鉄心
に使用する例で説明したが、全閉スロットを有する回転
子鉄心の予熱、保温のみを目的として使用することもで
きる。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、回転子鉄心のスリット
部を加熱リング内面によって閉塞し、なおかつ回転子鉄
心の予熱、保温をするようにしたので、充填時における
溶融導体材料の吹き出し、及びスロットでの先行凝固が
なく、このため比較的低速で溶融導体材料の充填ができ
るようになり、従って巣のない健全な導体材料が得られ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による製造方法を示すもの
で、aは断面図、bは加熱リングの構成を示す平面図で
ある。第2図は半閉スロットを有する回転子鉄心を示す
もので、aは一部切欠の正面図、bは平面図、第3図は
従来の回転子の製造方法を示す断面図、第4図は回転子
鉄心の要部拡大図である。 図中、1は回転子鉄心、2は仮軸、3は下金型、4はス
リーブ、5はプランジャー 6は加熱リング、7はヒー
ター、8はリード線、9は上金型、11は導体材料、1
4は温度センサー、15は温度制御ユニットである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 円形状鋼板を積層して形成され、積層方向に貫通するス
    リット付きスロットを有する回転子鉄心と、上記スロッ
    ト内に充填される導体材料と、上記回転子鉄心の両端面
    に形成され、上記導体材料に接続されるエンドリングを
    備えたかご形回転子の製造方法において、上記溶融導体
    材料を充填する際、予め上記回転子鉄心の周りに、回転
    子鉄心のスロットのスリット部を閉塞するとともに、回
    転子鉄心の予熱保温を行う、温度制御可能の加熱リング
    を装着することを特徴とするかご形回転子の製造方法。
JP4431689A 1989-02-23 1989-02-23 かご形回転子の製造方法 Pending JPH02223360A (ja)

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JPH02223360A true JPH02223360A (ja) 1990-09-05

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