JPH0222306Y2 - - Google Patents

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JPH0222306Y2
JPH0222306Y2 JP1983185446U JP18544683U JPH0222306Y2 JP H0222306 Y2 JPH0222306 Y2 JP H0222306Y2 JP 1983185446 U JP1983185446 U JP 1983185446U JP 18544683 U JP18544683 U JP 18544683U JP H0222306 Y2 JPH0222306 Y2 JP H0222306Y2
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JP
Japan
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main body
sealing plug
rib
circumferential rib
circumferential
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JP1983185446U
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JPS6094983U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、万年筆や化粧具などに使用されるイ
ンキカートリツジに関する。
添付第1図は従来のインキカートリツジの一例
を示す。参照符号1はインキを収納する本体、2
は本体先方に設けられた差込口、3は使用時突き
破られる封止膜であり、これらは薄肉の合成樹脂
によつて一体に成形されている。また、4は、こ
の本体1に対して固着された封止栓である。ま
た、第2図に示したように、5は封止栓4の位置
決め用の係止部である。
このようなインキカートリツジにおいて、従
来、本体1と封止栓4との間からのインキ漏れが
往々にして生じていた。
両部材間の固着が十分になされていないことが
その原因の一つであり、特に、一般的には良好な
固着ができるはずの溶着、例えば、超音波溶着や
熱溶着によつて本体1と封止栓4とを固着すると
き、しばしば上記インキ漏れを生じる。インキを
収納した本体1に封止栓4を固着するとき、微視
的であつても、溶着するところにインキが飛散な
どしていると、部分的に部品材料の溶融が不十分
になるためと思料される。また、本体1の可撓性
も一因していると思料される。即ち、本体1の可
撓性により、例えば第1図における矢印A方向の
力が加えられると、本体1内部の圧力が高くな
り、また、この本体1の変形自体が、封止栓4と
の間に〓間を作る力を及ぼすと考えられる。
本考案は上述した点に鑑みなされたもので、先
方に差込口を有しまた使用時突き破られる封止膜
を一体に有する薄肉の合成樹脂よりなる本体の後
部に、別部材よりなる封止栓を溶着により固着し
てなるインキカートリツジにおいて、前記封止栓
の前面外縁部に周状リブを形成し、前記本体の後
部内壁に内方突出させて形成した前記封止栓に対
する係止部の内方突出縁部を、前記周状リブの前
端が突出状態となるように、かつ、前記本体と前
記封止栓との溶着による固着がなされる面より前
方で、前記周状リブの外壁に周状に当接させてな
ることを特徴とするインキカートリツジを要旨と
する。以下、実施例によつて説明する。
第3図は、第2図に相当する本考案の一実施例
を示すが、第2図との相違点は封止栓4に形成し
たリブ6にある。このリブ6は封止栓4の前面に
周状となるよう形成されたものであり、その外壁
は、リブ6の前端(図面では左端)を突出状態と
するよう、本例のものでは基部6aから中間部に
到る範囲で、本体1の後部内壁に内方突出させて
形成した係止部5の内方突出縁部と周状に当接し
ている。
また、第4図は別の一実施例を示すもので、第
3図との違いは、本体1に形成した係止部5を後
方に拡開するテーパー面を有するものとしたとこ
ろにあるが、この例は、封止栓4に形成したリブ
6の外壁基部が6a′の位置であるとしても、6
a″の位置であるとしても構わないことを示すもの
でもあり、従つて、リブ6の形状は任意である。
上述例示したように、本考案のインキカートリ
ツジは、先方に差込口を有しまた使用時突き破ら
れる封止膜を一体に有する薄肉の合成樹脂よりな
る本体の後部に、別部材よりなる封止栓を溶着に
より固着してなるインキカートリツジにおいて、
封止栓の前面外縁部に周状リブを形成し、本体の
後部内壁に内方突出させて形成した封止栓に対す
る係止部の内方突出縁部を、周状リブの前端が突
出状態となるように、かつ、本体と封止栓との溶
着による固着がなされる面より前方で、周状リブ
の外壁に周状に当接させてなるので、溶着による
固着がなされる面より前方における係止部の内方
突出縁部と周状リブとの周状の当接により、固着
部へのインキの飛散などを防止でき、また、突出
状態にある周状リブの前端部により、このインキ
飛散などをより確実に防止でき、更に、係止部の
内方突出縁部がリブと当接することにより、この
当接部における可撓性が発揮されるので、また、
これに加えて、封止栓自体の強度の向上もなされ
るので、本体が変形して封止栓との間に〓間を作
る力を及ぼすことも抑制できる。これらのことか
ら溶着による優れた固着性を有効に発揮でき、き
わめてインキ漏れの生じ難いものたり得る。
【図面の簡単な説明】
第1図はインキカートリツジの従来例を示す縦
断面図、第2図は第1図B部の拡大図、第3図は
第2図に相当して描かれた本考案の一実施例を示
す要部縦断面図、第4図は同じく第2図に相当し
て描かれた本考案の別の実施例を示す要部縦断面
図である。 1……本体、2……差込口、3……封止膜、4
……封止栓、5……係止部、6……リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先方に差込口を有しまた使用時突き破られる封
    止膜を一体に有する薄肉の合成樹脂よりなる本体
    の後部に、別部材よりなる封止栓を溶着により固
    着してなるインキカートリツジにおいて、前記封
    止栓の前面外縁部に周状リブを形成し、前記本体
    の後部内壁に内方突出させて形成した前記封止栓
    に対する係止部の内方突出縁部を、前記周状リブ
    の前端が突出状態となるように、かつ、前記本体
    と前記封止栓との溶着による固着がなされる面よ
    り前方で、前記周状リブの外壁に周状に当接させ
    てなることを特徴とするインキカートリツジ。
JP18544683U 1983-11-30 1983-11-30 インキカ−トリツジ Granted JPS6094983U (ja)

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JP18544683U JPS6094983U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 インキカ−トリツジ

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JP18544683U JPS6094983U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 インキカ−トリツジ

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JPS6094983U JPS6094983U (ja) 1985-06-28
JPH0222306Y2 true JPH0222306Y2 (ja) 1990-06-15

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ID=30400821

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JP18544683U Granted JPS6094983U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 インキカ−トリツジ

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS475648U (ja) * 1971-02-13 1972-09-19
JPS5612064U (ja) * 1979-07-07 1981-02-02
JPS5631411U (ja) * 1979-04-30 1981-03-27

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5923028Y2 (ja) * 1981-04-28 1984-07-09 小川化工株式会社 筆記具用軸

Patent Citations (3)

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JPS6094983U (ja) 1985-06-28

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