JP4454327B2 - 二液吐出容器 - Google Patents

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Description

本発明は、毛染液、工業用接着剤、シーリング剤、医療用の接着剤や充填剤等の2種類の内容液を各同量または同一比率で吐出せしめ、吐出後に二液を混合又は反応させるのに好適な二液吐出容器に関する。
従来において、2種の接着剤や歯科用材料等の内容液を所定量吐出させる二液吐出容器としては、例えば、内容液をピストンで押し出す機構を用い、その二軸を主部材で連結し、2本のシリンダー部の全面にこれらを連結する補助部材を取り付けて連結してなる二液吐出容器が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、この特許文献1に記載される二液吐出容器では、二液が反応性のある液体の場合、必要量を吐出後に撹拌して使用する場合には、吐出量を定量吐出させないと未反応の成分が残る可能性があり、二液を定量吐出させて反応等させる吐出容器としては使用性に課題がある。
また、吐出した量が使用者にわかりにくく、内溶液がまだ残っているかその確認にも不便となる課題を有している。
実開昭62−62674号公報(請求の範囲、第1図等)
本発明は、上記従来技術の課題等に鑑み、これを解消しようとするものであり、使用者が必要とする内容液を定量又は同一比率で吐出することができる使用性に優れた二液吐出容器、並びに、吐出した量を使用者が容易に確認することができる二液吐出容器を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記従来技術の課題等について鋭意検討を重ねた結果、二液吐出容器において特定構造となる吐出機構、操作機構等を設けることにより、上記目的の二液吐出容器が得られることを見い出し、本発明を完成するに至ったのである。
すなわち、本発明は、次の(1)及び(2)に存する。
(1) 二本の軸本体に、回転操作部の回転によりピストンを前進させて軸本体内の内容液を吐出する吐出機構を備え、該二本の軸本体を連結固定すると共に、上記回転操作部を帯状のリング部材で連結して同期させたことを特徴とする二液吐出容器。
(2) 前記二本の軸本体を収納するカバー体と、該カバー体の前端部を覆うキャップとを備え、二本の軸本体の一方の軸本体がキャップを外した際に外から見える状態に、カバー体に窓部を設けると共に、キャップを装着した場合はその窓部をキャップの一部で覆うことを特徴とする上記(1)記載の二液吐出容器。
本発明によれば、使用者が必要とする内容液を定量又は同一比率で吐出することができると共に、内溶液の量を使用者がキャップを外した際にカバー体の窓部により容易に確認することができ、しかも、キャップは必ずいつも同じ方向に取るつけることができ、かつ、キャップを外して使用している場合以外はカバー体の窓部は遮蔽された状態となり、使用性に優れた二液吐出容器が提供される。
以下に、本発明の実施形態を図面を参照しながら詳しく説明する。
図1〜図23は、本発明の実施形態の一例を示す二液吐出容器であり、図1は、本発明の実施形態の全体構造を示す部分断面図、図2〜図16は図1のカバー体に収納される吐出機構を備えた吐出容器体を説明する各図面、図17及び図18はカバー体を説明する各図面、図19は、カバー体に収納されるスペーサー部材を説明する各図面、図20は帯状のリング部材の側面図、正面図、図21及び図22はキャップを説明する各図面、図23は二液吐出容器の全体構造、並びに、キャップを取り外した状態を示す図面である。
本実施形態の二液吐出容器Aは、図1に示すように、吐出ノズル21,21を有するカバー体20と、このカバー体20に収納される回転操作の回転によりピストンを前進させて軸本体内の内容液を吐出する吐出機構を備えた吐出容器体1,1と、スペーサー部材30と、カバーケース20の外部となる後方側に配置される上記吐出容器体1,1の回転操作部を同期させる帯状のリング部材40と、保管の際にカバーケース20の前端部を覆うキャップ50とを備えている。以下に、本実施形態の二液吐出容器の各構成要素毎に詳述する。
この実施形態における各吐出容器体1は、図2(a)及び(b)に示すように、中空円筒状となり、内部に内容液、この形態では、歯科用粘性材料Lを貯留する軸本体部2と、前記内容液Lを軸本体部2の前方開口部へと回転操作部の回転により押圧して内溶液を吐出させる吐出機構4とを備え、前記吐出機構4は、後述する固定筒状体11と、繰出体12と、ねじ棒13と、ピストン14とを備えたものとなっている。
そして、前記軸本体部2は、図3〜図6に示すような形状、構造となっている。すなわち、軸本体部2は筒状に形成されており、その先方部には小径部2aが形成されている。また、この軸本体2の先方部となる小径部2aの前方は、吐出開口部2a1となっており、その周面には、カバー体20に収納する際に定位置に収納させるための凸型の取り付け部2a2が1ヶ所または複数形成されている。
前記本体部2の後方部内周面には、図3及び図4に示すように、凸部2bが複数本形成されている。各凸部2bは、図5に示すように、後方から前方にかけて緩やかに内方へと立ち上がる緩斜面2b1と、この緩斜面2b1に連続する平坦面2b2と、この平坦部2b2から直角に近い急峻な角度で外方へと立ち下がる急斜面2b3とからなり、ここに固定筒状体11が圧入係止されるようになっている。
また、図4のA−A線拡大図である図6に示すように、前記本体部2の内周面には、その後端部から前記凸部2bの前方にかけて長手方向に延出する突条2cが形成されている。
また、前記固定筒状体は、図7〜図11に示すような形状に形成されている。
すなわち、固定筒状体11の前半部外周には、前記本体部2の凹凸部2bに圧入嵌合可能な複数本の凸部11bが形成されている。この凸部11bは、前記本体部2の凸部2bとは逆に、前方から後方にかけて内方へと突出するよう緩やかに傾斜する緩斜面11b1と、この緩斜面11b1の頂部に連続する平坦部11b2と、この平坦部11b2から内方へと略直角に近い角度で急峻に立ち下がる急斜面11b3とからなり、その急斜面11b3は前記本体部2の前記凸部11bの急斜面2b3に当接し、本体部2からの抜脱が阻止されている。
また、固定筒状体11の前端部は、前記凸部の形成された外筒部11aの内方に内筒部11cが形成されて二重筒構造をなしており(図7(b)参照)、内筒部11cの内面には、図8(a)に示すように、雌ねじ部11dが形成されている。さらに固定筒状体11の中間部内面には図8(b)及び図10に示すように横断面鋸刃状をなす多数のカム溝11eが形成されている。
前記固定筒状体11の後半部は、図8(b)及び図11に示すように、上下に対向して形成された一対のスリット11fにより弧面形状をなす一対の脚部11g,11hによって二股状に形成されており、各脚部11g,11hの後端部外面には外方へと突出する弧状の鍔部11iが形成されると共に、各脚部11g,11hの内面には円弧状の嵌合突起11g1,11h1が突設され、この嵌合突起11g1,11h1が前記本体部2の後端面に当接している。また、固定筒状体11の外周部には、前記各スリット11fの最奥部から前端部にかけて回転係止溝11jが刻設されており、この回転係止溝11jに前記本体部2の突条2cが嵌合している。なお、この回転係止溝11jの前方部11j1は所定の角度をもって前方に拡開している。
このように、この固定筒状体11は、その急斜面11b3と本体部2の急斜面2b3との係合によって本体部2に対する後方への移動を阻止され、突条2cと回転係止溝11jとの係合により本体部2に対する回転を阻止され、鍔部11jと本体部2の後端との当接により本体部2に対する前方への移動を阻止されるようになっており、これによって本体部2に確固に固定されている。
また、図12〜図15は、前記繰出体12を示す図である。
この繰出体12は、前記本体部2の内方に挿入される円筒状の突出部12aと、前記本体部2内に挿入される円筒状の挿入部12bとを一体に形成したものとなっており、前記突出部12aには、環状の鍔部12cが形成され、この鍔部12cの周面には凹弧面12c1が形成されている。そして、前記挿入部12bの前端面には、円弧部分12h1と直線部分12h2とを有する挿通孔12hが形成されると共に、挿入部12bの前方部周面にはコ字状のスリット12dが形成されており、このスリット12dによって囲繞される部分が片持ちばね状の弾性片12eとなっている。
この弾性片12eの先端部には、図14及び図15に示すように外方へと突出する鋭角に屈曲した断面形状をなすカム部12fが形成されており、このカム部12fは前記カム溝11eに係合している。また、前記挿入部12bの後方部には、環状の嵌合凹部12iが形成されており、この嵌合凹部12iは前記固定筒状体11の脚部11g,11hに突設した嵌合突起11g1,11g2に嵌合している。このため、繰出体12は固定筒状体11に対して前後方向への移動を阻止され、回動は可能となっている。
また、前記繰出体12の突出部12aの後端における外周面には、180度の間隔をもって断面3角形状の係止突起12jが形成されている。そして、この繰出体12の外周面には、図16に示すような円筒状の天冠16が嵌着されている。この天冠16はその内面の前端部近傍に環状突起16aが形成されており、この環状突起16aが前記繰出体12の鍔部12cの凹弧面12c1に嵌合し、繰出体12からの抜脱を防止するようになっている。さらに、天冠16の内周面には横断面三角形状をなす係止突起16bが所定の間隔を介して多数形成されており、各係止突起16bの間には前記繰出体12の係止突起12jが挿入され、両係止突起12jと16bとの当接によって天冠16と繰出体12とが略一体的に回動するようになっている。また、天冠16の外周面には、帯状のリング部材40の装着を確実にすると共に、外れを防止するための溝部16cが形成されている。なお、この実施の形態においては、天冠16と繰出体12の突出部12aとによって回転操作部が構成されている。
そして、前記繰出体12の前面部に形成された異形の挿通孔12hには、これと略同形の異形断面を有するねじ棒13が挿入されている。このねじ棒13は、円弧状の面に形成された雄ねじ部13aと、両雄ねじ部13aの間に形成された平面部13bとを有し、前記挿通孔12hに、長手方向への移動が可能であり、かつ回動が不能となるよう挿入されている。また、このねじ棒13の先端部には、ピストン14が嵌着されている。このピストン14は、前記本体部2の内面に液密状態を維持しつつ摺動可能に設けられている。
上記構成を有する吐出容器体1を組み立てる場合には、まず、本体部2の外方において内容液吐出機構4の組み立てを次のようにして行う。
すなわち、固定筒状体11の雌ねじ部11dにねじ棒13を所定の位置まで螺合させ、雌ねじ部11dより前方に突出させた先端部にピストン14を圧入固定する。次いで、固定筒状体11より後方に突出するねじ棒13を挿通孔12hに挿通させながら繰出体12を固定筒状体11の内方に圧入して行き、最終的に固定筒状体11の各脚部11g,11hに突設されている嵌合突起11g1,11h1に嵌合溝を嵌合させる。この後、天冠16を繰出体12の突出部12aの外周を覆うよう嵌合させ、天冠16の環状突起16bを繰出体12の鍔部12cの凹弧面12c1に嵌合させて天冠16を繰出体12に固定する。これにより、吐出機構4の組み立てが完了する。
この後、本体部2の後端部に形成される開口部から前記ユニット化した吐出機構4を、その前端部に設けられているピストン14から順次挿入させて行き、固定筒状体11の回転係止溝11jに本体部2の突条2cを嵌合させると共に、固定筒状体11の凸部11bを本体部2の内面の凸部2bに係合させ、固定筒状体11が本体部2内に完全に挿入された時点で、天冠16の前方の開口部端縁が本体部2の後方の開口部端縁に当接し、これにより、本体部2への塗布液押圧機構4の挿入作業は完了する。
なお、この形態における回転係止溝11jの前端部はある程度の幅をもって拡開しており、その幅内に突条2cが挿入されるよう両者の位置を設定すれば、固定筒状体11を挿入することで、突条2cが係止溝11jの前方部に案内されて係止溝11j内に確実に挿入される。また、固定筒状体11にはスリット11fが形成されており、これによって周壁部分に可撓性をもたせるようになっているため、軸本体部2への圧入を容易に行うことができる。
また、この吐出容器体1においては、回転操作部となる天冠16、本体部2の各々の外径が同一寸法に形成されているため、先端から後端にかけて連続した比較的小径の円筒面を有するスマートな外観を呈するものとなっている。また、この吐出容器1の形態においては、吐出機構4をなす全ての構成部材を軸本体部2の後方開口部から挿入することで容易に本体部2に組み込むことができるため、作業が容易になり、しかも吐出機構4は、予め本体部2外で組み立ててユニット化することができる。
図17及び図18は、上述の構成の吐出容器体1,1の軸本体2,2を収納して連結固定すると共に、先端に有する内容液吐出用のノズルを備えたカバー体20を説明する各図面である。
カバー体20は、図1、図17(a)及び(b)に示すように、ラインXを境目にして上カバー半体20aと下カバー半体20bとで取付・分割自在とすることも可能である。そして、このカバー体20内に吐出容器体1,1の軸本体2,2及びスペーサー部材30が収納される構造となっている。
このカバー体20の前端部には、図17及び図18に示すように、内容液吐出用のノズル21,21が形成され、後方部は、開口部22となっている。また、カバー体20の前方内部には、吐出容器体1,1の軸本体2の前方部の小径部2a及びスペーサー部材30を収納する収納室23となっている。この収納室23には、軸本体2の小径部2aの周面に形成された凸型の取り付け部2a2沿う凹型の取り付け部24が形成されて、軸本体2をカバー体20内に収納する際に定位置に収納させる構造となっている。
また、このカバー体20の前方部のいずれか一方の隅部には、二本の軸本体2の一方の軸本体2を視認するための切り欠きからなる窓部25が形成されている。
図19(a)〜(f)は、カバー体20の収納室23に収納させるスペーサー部材30を示す各図面である。
このスペーサー部材30は、図19(a)〜(f)に示すように、各吐出容器体1の各軸本体2の先端開口部2a1から吐出される内溶液を導く液導入孔31と該液導入孔31に連通する液吐出孔32を有する栓状部材33が連結した形状となっている。また、各栓状部材33の外側周面部33aは、軸本体2の前方部の小径部2aを取り付ける取付部34となっている。
図20(a)及び(b)は、帯状のリング部材の側面図と正面図である。
この帯状のリング部材40は、図1に示されるように、2本の軸本体2,2の回転操作部の回転が完全に同期するように、リング部材の材質を回転操作部に対して滑りがなく、かつ、適当な締め付け力のある材質からなるものであり、例えば、NBR、EPM、EPDM、シリコンゴム、フッ素ゴム、塩ビゴム、ポリスチレン系エラストマー、ポリオレフィン系エラストマーなどの弾性及び耐久性のあるゴム材料、本実施形態では、NBRから構成されている。
図21及び図22はカバー体20の前端部を覆うキャップ50を説明する各図面である。キャップ50には、内部中央に隔壁部51を有すると共に、前端内面部にカバー体20に装着した場合に、カバー体20の先端ノズル21,21をシールするノズル栓体52を有する筒状のシール部53,53が形成されている。また、キャップ50の長手方向下方部の何れか一方には、カバー体20に装着した場合に、カバー体20の窓部25を覆う覆い体54が連設されている。
このように構成される上述の吐出容器体1,1、カバー体20、スペーサー部材30、帯状のリング部材40、キャップ50を用いて本実施形態の二液吐出容器の組み立てを以下に説明する。
まず、吐出容器体1,1の軸本体2,2の先端となる小径部2aに、スペーサー部材30を取り付けて固定する。スペーサー部材30の各栓状部材33の外側周面部は、小径部2aの嵌合用の取付部34となっているので簡単に固定できる。なお、このユニットをカートリッジとして使用することもできる。
このスペーサー部材30を固定した吐出容器体1,1の軸本体2,2を、図1に示すようにカバー体20に収納する。この際に、カバー体20の収納室23には、軸本体2の小径部2aの周面に形成された凸型の取り付け部2a2沿う凹型の取り付け部24が形成されているので、容易に、スペーサー部材30を固定した軸本体2,2をカバー体20内の定位置に密着して収納することができる。これにより、吐出容器体1,1の軸本体2,2から吐出される内容液は、スペーサー部材30の液導入孔31、及びこれに連通する液吐出孔32、液吐出孔32に嵌合するカバー体20のノズル21,21へと導入されて吐出されるものとなる。
また、上記収納後、カバー体20の外部となる後方側に配置される上記吐出容器体1,1の回転操作部となる天冠16,16には、該天冠16,16を同期させる帯状のリング部材40を取り付ける。
更に、上記収納、取り付け状態でとなるカバー体20の前端部に上記構成のキャップ50を装着することにより、図23(a)及び(b)に示される構成の二液吐出容器Aが組み立てられることとなる。
本実施形態では、カバー体20に収納された二本の軸本体2,2の一方の軸本体2がキャップ50を外した際に、図23(a)に示されるように、カバー体20の窓部25が外から視認できる(見える)状態であるので、軸本体2を視認性のある材質で構成されたものであれば、内容液の量、ピストンの位置を容易に確認することができる。
特に、二液吐出容器に用いる内容液(二液)は、混合した場合に反応硬化するような内容液は光に対しても反応し、徐々に硬化するタイプのものが多く、また、二液のうち一方は光に対して敏感であり、もう一方は敏感でない場合が多いものである。この場合、ピストン位置を目視でき、かつ、内容液を保護するために、光に敏感な内容液を充填した軸本体の成形色は黒等の隠蔽力の強いものとし、かつ、カバー体20の窓部を形成していない方に収納する。もう一方の内容液の軸本体2の成形色はピストンが目視(視認)できる程度の濃さの成形色に着色し、カバー体20の窓部25を形成した側に収納することが好ましい。また、ピストンにも濃い色相の色を着色することにより、よりピストン位置が目視で確認し易くなる。
また、本実施形態では、キャップ50の長手方向には、覆い体54が形成されているので、キャップ50をカバー体20に装着した場合、キャップ50の覆い体54がカバー体20の窓部25を覆い光を遮るので、キャップを外して使用している場合以外は、完全に遮蔽された状態となっている。
更に、このキャップの内部には、カバー体20のノズル孔21の内部、外部に密着し乾燥を防ぐが、キャップ50のシール体53の周りには、内容液が付着している。この状態でキャップ50を反対にしてカバー体20に取り付けると、カバー体20のノズル孔21で二液が混合されて反応し固化するので、キャップは必ずいつも同じ方向で取り付けなければならない。その方向性を決める上でも、キャップ50の覆い体54とカバー体20の窓部25の装着は有効である。
このように組立、構成される本第1実施形態の吐出容器Aは、図1等に示すように、キャップ50を取り外して、同期機構部となる帯状のリング部材40を回転させると、該吐出容器体1,1の各回転操作部(天冠)16、16が同期して回転することにより、吐出容器体1,1の軸本体2,2の先端部となる開口部2a1,2a1から吐出される内容液は、スペーサー部材30の液導入孔31、及びこれに連通する液吐出孔32、液吐出孔32に嵌合するカバー体20の吐出口となるノズル21,21へ各同量または同一比率で吐出させる形態となるものである。
すなわち、各該吐出容器体1の各軸本体部2より後方に位置する各回転操作部となる天冠16は各回転操作部16を同期させて回転させる同期機構部となるリング部材40を一定方向へと回転させることにより各本体部2内の内容液を開口部2a1に供給することができる。以下、一つの吐出容器体1の説明で吐出容器体(2つの)内容液の吐出等を説明する。
図1等に示すように、本体部2に対して同期機構部となるリング部材40を回転させると、連動する天冠16の回転に伴って繰出体12が同方向へと回転し、さらにこの繰出体12の異形の挿通孔12hに挿入されているねじ棒13も共に回転する。このねじ棒13の雄ねじ部13aは前記固定筒状体11の雌ねじ部11dに螺合しているため、この螺合によってねじ棒13は時計方向へと回転しつつ前方へと移動する。その結果、ねじ棒13の前端部に連結されているピストン14は前方へと移動し、これにより、開口部2a1より内溶液が吐出されて、液導入孔31、液吐出孔32、ノズル21へと導入されて吐出されるものとなる。
また、上記繰出体12は、同期機構部となるリング部材40の回転により、これと連動する天冠16による回転操作において、弾性片12eの先端部に形成されたカム部12fが本体部2に形成されている鋸刃状のカム溝11eに常時圧接するようになっており、天冠16による回転操作時には、カム部12fがカム溝11eの傾斜面の後端部に乗り上げた後、次の傾斜面の前端部に落下して当接するという動作を所定の回転ピッチ毎に繰り返す。この際、弾性片の弾性力は増大、解放を繰り返すため、これが操作者にはクリック感として伝わると共に、解放時にカム部12fと傾斜面11e1の前端部との当接によってクリック音が発生する。
このため、このクリック感またはクリック音の数によって操作者は、天冠の回転角度、つまり内容液Lの供給量を認識することができ、供給量の調整を容易に行い得るようになっている。また、この同期機構部となるリング部材40及びこれと連動する天冠の回転が途中であっても吐出容器の外観は変わらないものとなっている。
更に、前記傾斜面11e1の前端部は曲面(Rを付けている)に形成しているので、天冠16の回転操作において、カム部12fが傾斜面11e1の前端部から中央部に乗り上げるときにスムースな乗り上げ感が得られる。
更にまた、前記弾性片12eのカム部12fは、常に前記カム溝11eの固定筒状体11の係止面11e2に当接しているため、回転操作において、天冠16を反対方向へと回転させたようとしても、カム部12fと係止面11e2との当接によって反対方向への回転は阻止される。このため、ねじ棒13が反対方向へと回転することもなくなり、ねじ棒13及びピストン14が後方へと移動することもない。
従って、一旦外部空間へと吐出された内容液Lが再びノズル21内へと逆流することはなく、本体2内への雑菌などの混入を防止することができる。なお、係止面11e2には、ほぼ直線的に立ち上がっているため、反対方向への回転させようとしたときには、カム部12fは係止面11e2に確実に引っ掛かり、しっかりした回転阻止感が得られる。
また、前記繰出体12は本体部2とは直接的に嵌合せず、本体部2内に固定される固定筒状体11の環状の嵌合突起11g1,11g2と嵌合するものとなっている。このため、固定筒状体11と繰出体12との嵌合構造を必要とする強度に応じて自在に設定することができ、しかも本体部2の形状、構造にはなんら影響を与えることがない。従って、本体部2は軽量化を図る上で薄肉構造をなすものを用いることができ、素材としてもポリプロピレンなどの安価で視認性(透明又は半透明)、柔軟性を有するものを使用することができる。また、固定筒状体11においては、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)、ポリカーボネート、ポリアセタール、PBT(ポリブチレン・テレフタレート)などの硬度が高い物質を使用して比較的大きな突出量の嵌合凸部11g1,11h1を形成し、繰出体12としても前記嵌合凸部11g1,11h1に嵌合する比較的深い嵌合凹部12iを形成することで、固定筒状体11と繰出体12とを確固に嵌合させることができ、液体塗布具1の強度を十分に得ることができる。この場合、固定筒状体11には嵌合凸部11g1,11h1の形成位置においてヒケが発生する可能性もがあるが、固定筒状体11は外部に表出するものではないため、ここに生じるヒケが外観的に問題になることはない。なお、繰り出し体12の材質としては、バネ弾性、耐クリープ性、耐疲労特性の面から、ポリアセタールが最も望ましい。
なお、本実施形態で用いる吐出容器体1は、本体部内に貯留された内容液を先へと押圧する吐出機構における回転操作部を本体部とは直接的に嵌合させず、本体部内に挿入される固定筒状体の環状の嵌合部分と嵌合させるようにしたため、本体部の形状、構造に拘わりなく固定筒状体と回転操作部との嵌合構造を必要とする強度に応じて自在に設定することができる。
さらに、吐出機構は、固定筒状体、繰出体、ねじ棒及びピストンなどの各構成部材を、全て軸体後方から挿入することが可能であるため、極めて容易に組み立てを行うことができる。従って、例えば、各構成部材を軸体の外部で予め組み立てておき、そのユニット化した液体押圧機構を軸体の後部から同時に挿入するようにすることも可能であり、組立工程の効率化を図ることができると共に、本体部の先端形状をピストンなどに拘わりなく設定することができ、設計の自由度も大幅に向上することとなる。
このように構成される本第1実施形態の吐出容器は、図1等に示すように、同期機構部となる帯状のリング部材40を回転させることで、これと連動する吐出容器体1,1の各回転操作部(天冠16,16)を回転させることにより、各吐出容器体1,1から内容液をノズル21から各少量、一定量または同一比率で吐出させることができものとなる。
また、スペーサー部材30を固定した吐出容器体1,1は、カートリッジ型であるので、使用後、交換する場合は、帯状のリング部材40を外して、新しいスペーサー部材30を固定した吐出容器体1,1に代えて帯状のリング部材40を取り付けることにより、容易に交換することができる。
図24〜図26は、本発明に係る二液吐出容器の実施形態の他例を示す各図面であり、
図24は全体構造を示す部分断面図、図25は、この実施形態に用いたスペーサー部材の斜視図、図26(a)及び(b)は、この実施形態に用いた帯状のリング部材の側面図とその正面図である。なお、上記第1実施形態の二液吐出容器Aと同様の構成は同一符号を付けてその説明を省略する。
この実施形態の二液吐出容器Bは、カバー体20の収納室23に収納させるスペーサー部材30の流入口となる液導入孔31の壁面にテーパーを設けてロート状31aとした点、及び/又は帯状のリング部材40の長手方向に突状部41,41…を設けた点でのみ、上記第1実施形態の二液吐出容器Aと相違するものである。
この実施形態の二液吐出容器Bでは、記液導入孔31の壁面にテーパーを設けてロート状31aとすることにより、内溶液中の気泡が充填時や液の吐出時に更に容易に排出可能とするものであり、また、帯状のリング部材40の長手方向に突状部41,41…を設けることにより、回転時のまわり止めとなり使用性を更に向上させるものであり、その他は上記第1実施形態の二液吐出容器Aと同様に使用等に供されるものである。
図27は、本発明に係る二液吐出容器の実施形態の他例を示す部分断面図である。
この実施形態の二液吐出容器Cは、帯状のリング部材40の長手方向に突状部41,41…及び/又は突状部41,41の中央部(真ん中)に目盛り用基準線42,42…を設けると共に、カバー体20の後側の表面部にマーク部25を設けた点でのみ、上記第1実施形態の二液吐出容器Aと相違し、同様に使用等に供されるものである。
この実施形態の二液吐出容器Cにおいて、帯状のリング部材40が1回転(360度)することにより、内溶液が先端ノズル21,21から各80ml吐出するものであれば、例えば、マーク部25を基準(液吐出なし、吐出量0ml)にし対向する突状部41もマーク部25に合わせ、リング部材40を回転させて次の突状部41に合わせると10mlの内容液が吐出するものであり、マーク部25を基準にして突状部41を8回合わせることにより1回転(360度)する。なお、この実施形態では、最初の基準線42に合わせると5mlの吐出量となる。
この実施形態の二液吐出容器Cでは、上記目盛り用の突状部41及び/又は基準腺42、マーク部25を印刷等により表示することにより、クリック感による吐出液量の確認にのみでなく、吐出液量も容易に確認することができるものとなる。
本発明では、上記各実施形態において、内溶液Lとして歯科用の粘性材料(2液反応型の内容液)を用いたが、毛染剤、接着剤、シーリング剤等に用いられる2液型(3液型)の液状、粘性材料等であってもよいものである。
本発明に係る二液吐出容器の実施形態の一例(全体構造)を示す部分断面図である。 (a)は図1の実施形態の二液吐出容器に用いる吐出容器体の全体構造を示す斜視図、(b)は(a)に示した吐出容器体の前半部を示す縦断側面図である。 図1(b)に示した吐出容器体の後半部を示す縦断側面図である。 図2に示した吐出容器体本体部の縦断側面図である。 図4に示したもののB部拡大図である。 図4に示したもののA−A線縦断図である。 図3における固定筒状体を示す図であり、(a)は平面図、(b)は同図(a)の正面図である。 (a)は図7に示したものの縦断側面図、(b)は図7に示したものの背面図である。 図8のC部拡大図である。 図8(a)のA−A線断面図である。 図8(a)のB−B線断面図である。 図3に示した繰出体の形状を示す図で、(a)は側面図、(b)はの正面図、(c)は背面図、(d)は底面図である。 図12(a)に示したものの縦断側面図である。 図12(a)におけるA−A線断面図である。 図12(a)に示したもののB−B線断面図である。 (a)は図3に示す天冠(回転操作部)の拡大縦断側面図、(b)は(a)の正面図である。 (a)はカバー体を平面態様で示す部分縦断面図、(b)はカバー体を側面態様で示す部分縦断面図である。 (a)はカバー体を左側面図、(b)はカバー体の右側面図である。 (a)〜(f)は、スペーサー部材を説明する図面であり、順次、左側面図、部分縦断面図、右側面図、正面斜視図、部分側面図、背面斜視図である。 (a)は帯状のリング部材の側面図、(b)はその正面図である。 (a)はキャップの平面態様で示す部分縦断面図、(b)はキャップを側面態様で示す部分縦断面図である。 (a)はキャップの背面斜視図、(b)は左側面図、(c)は右側面図である。 (a)は二液吐出容器からキャップを取り外した状態を示す斜視図、(b)はキャップを装着した状態を示す斜視図である。 本発明に係る二液吐出容器の実施形態の他例(全体構造)を示す部分断面図である。 図24に用いたスペーサー部材の斜視図である。 図24に用いた帯状のリング部材であり、(a)はその側面図、(b)はその正面図である。 本発明に係る二液吐出容器の実施形態の他例(部分構造)を示す部分平面図である。
符号の説明
L 内溶液
A 二液吐出容器
1 吐出容器体
2 軸本体
16 天冠(回転操作部)
20 カバー体
21 吐出ノズル
30 スペーサー部材
40 帯状のリング部材
50 キャップ

Claims (1)

  1. 二本の軸本体に、回転操作部の回転によりピストンを前進させて軸本体内の二種類の混合又は反応する内容液を吐出する吐出機構を備え、該二本の軸本体を連結固定すると共に、上記回転操作部を帯状のリング部材で連結して同期させ、かつ前記二本の軸本体を収納し内溶液を吐出する各々のノズルを有するカバー体と、該カバー体の前端部を覆うキャップとを備え、二本の軸本体の一方の軸本体がキャップを外した際に外から見える状態に、カバー体に内溶液の量を視認できる窓部を設けると共に、キャップを装着した場合はその窓部をキャップの一部で覆い、カバー体の各々のノズルをシールするシール部を形成したことを特徴とする二液吐出容器。
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