JPH0222278A - アルテアンヌイン関連1,2,4―トリオキサン類 - Google Patents

アルテアンヌイン関連1,2,4―トリオキサン類

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JPH0222278A
JPH0222278A JP1080216A JP8021689A JPH0222278A JP H0222278 A JPH0222278 A JP H0222278A JP 1080216 A JP1080216 A JP 1080216A JP 8021689 A JP8021689 A JP 8021689A JP H0222278 A JPH0222278 A JP H0222278A
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desoxyarteannuin
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JP1080216A
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Charles William Jefford
チャールズ・ウイリアム・ジェフォード
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Oxaco SA
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Oxaco SA
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D493/00Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system
    • C07D493/02Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D493/10Spiro-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P33/00Antiparasitic agents
    • A61P33/10Anthelmintics

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、アルテアンヌイン関連1.2.4トリオキ
サン類の新規製造方法、上記誘導体そのものおよび上記
誘導体の医薬用途に関するものである。
[従来の技術] アルテアンヌイン(A rteannujn)は、キン
グハオス(Q inghaosu)の名でも知られる、
プラスモデイウム・ファルシパルム(Plasmodi
um falciparum)のクロロキン耐性株に対
して有効な抗マラリア剤である。この物質は、かん木で
あるアルテミンア・アンヌア(Artemisia  
annuaL)から分離されたもので〔例えばサイエン
ス(S cience) 228巻1049頁参照〕下
記構造を有する。
この物質の合成は困難で、商業生産ができない。
[発明の構成コ この発明は、一連の有用なアルテアンヌイン誘導体の合
成を可能にする新規方法を提供するものである。引用の
便宜上、この発明のアルテアンヌイン誘導体を、下記構
造式 で定義される「セコ−デスオキシアルテアンヌイン」母
核化合物の誘導体として命名する。
この発明の方法は、1重項酸素を使用する2−オキサビ
シクロ[4,4,0]デカ−1,8a−エン化合物の光
酸化、および通常反応液中で(in  5itu)行な
うカルボニル化合物R1R2C=(L!:の反応による
、2位がR1およびR1で置換されたセコ−デスオキシ
アルテアンヌイン誘導体の生成を包含する。この方法は
広範な適用性を有する。例えば、2位置換基(複数も可
)の性質は限定的なものではない。さらに、出発原料の
2−オキサビシクロ[4、=1 、0 ]]デカー1.
8a−エン化合物は置換されていてもよく、その場合2
位は別として他の位置が対応して置換されているセコ−
デスオキシアルテアンヌイン類を生ずる。
さらに、この発明は、新規合成経路で製造可能な化合物
、すなわち2位がR1とR2で置換されたセコ−デスオ
キシアルテアンヌインを提供する。
2位がR1とR1で置換されたセコ−デスオキシアルテ
アンヌイン誘導体は、1,2.4−トリオキサン縮合誘
導体の新規な群を表わし、その代表的化合物は抗マラリ
ア活性を含む(これに限定されるのではない)興味ある
医薬活性を示す。
「好ましい態様J この発明の方法の第1工程は、1重項酸素を用いた2−
オキサビシクロ[4,4,0コデカ−1,8a工ン化合
物の光酸化を含む。母体化合物2−オキサビシクロ[4
,4,0]デカ−1,8a−エン自体は、式 ンメインを生成すべく置換されていることができる。例
えば、原料2−オキサビシクロ[4,4,0]デカ−1
,8a−エン化合物は、式 で示される4、7−シメチルー2−オキサビシクロ[4
,4,0]デカ−1,8a−エンであり得る。
光酸化は、例えば増感剤としてメチレンブルーをさらに
含むメチレンクロリド性反応混合物溶液の照射により発
生した1重項酸素を用いて、0℃以下、代表的には一7
8℃付近で行なイっれる。メチレンブルーは、この発明
において、他の増感剤例えばローズベンガルに比較して
f11点をもたらす。
この発明において、光酸化反応の生成物は式%式% 前述のように、原料化合物は、2位以外の位置に対応置
換基を有するセコーデスオキシアルテアで示されるタイ
プの化合物と考えられるが、通常は単離されない。光酸
化反応生成物は、式R’R”=Oで示されるアルデヒド
、ケトンまたはその誘導体と、通常触媒の存在下に処理
する。この縮合は、トリフルオロメタンスルホン酸トリ
メチルシリル(TMSOTf)または他のシリルスルホ
ナート類のような触媒の存在下、連続冷却下に実施され
る。単に説明として例示すると、R1およびR1は水素
、アルキル、アリールもしくは官能基(複数)であるか
、またはR1とR2がそれらが結合している炭素と共に
脂環式基を表わし得る。
したがって、この発明の好ましい態様として、−最大(
1) [式中、R1およびR2は水素、アルキル、アリールも
しくは官能基であり得、またはR1およびR″はそれら
が結合している炭素と共に脂環式基であり得る。但し、
抗マラリア活性のためには、R1およびR1は共に水素
であってはならないと思われるコ で示される化合物を提供する。このような化合物は、出
発原料として(−)イソプレゴールを用い、この発明の
方法にしたがって容易に製造され、6位および/または
9位メチル置換基を欠く化合物および他の位置で置換さ
れた化合物は他の出発原料を適当に選択して製造するこ
とができる。
基R1およびR2は同一または異なるアルキル基、特に
炭素原子数1−7、好ましくはl−4のアルキル基、特
にメチル、エチルまたはn−ブチルであり得、これらは
所望により例えば1側辺」二のアリール基、例えばフェ
ニル、または官能基(複数も可)で置換されていてもよ
い。官能基で置換されたアルキル基の例には、式CnH
2nX [ここで、nはl−7、Xはメトキシのような
アルコキシ基、ヒドロキシ基、塩素またはふっ素のよう
なハロゲン原子、エステル化されているかもしくはナト
リウム塩、アンモニウム塩のような塩の形をとっていて
もよいカルボキシ基、ジエチルアミノのような所望によ
りアルキル置換されていてもよいアミノ基、アルコキシ
カルボニル基、ペルオキシド基、(所望によりキラルで
あり得るオキシカルボニル、オキシカルボニルオキシも
しくはオキシアルキルカルボニルオキシエステルのよう
な)エステル、(オキシアルキルカルボン酸のような)
カルボン酸、ケトン、イミン、ヒドラゾン、アミノ酸、
スルホナート基、ペプチド残基、グリコジル基、ホスホ
リル基、ジポスフェニル基、またはホスファート基が含
まれる。
記号R1およびR1は同一または異なるアリール基を表
わすこともでき、これらは複素環式アリール基、例えば
1または2個の酸素、硫黄もしくは窒素原子を有する5
または6員環であり得る。このようなアリール基の例に
は、フェニル、p−トリル、ナフチルまたはピリジル基
が含まれる。アリール基は置換されていてもよく、置換
基には例えば1個またはそれ以上のメチルのようなアル
キル基、またはアルキルに対するらのとして前述した置
換基が含まれる。
R1およびR2は同一または異なる官能基であり得、そ
の例には前述の基Xが含まれる。
R1およびR″はそれらが結合している炭素原子と共に
、所望によりoSs、s=o、s (=o)tまたはN
Hで中断されていてもよく、所望により例えばアルキル
に対するものとして例示した置換基で置換されていても
よい脂環式基、特に所望によりOまたはSで中断されて
いてもよく、所望によりヒドロキシまたはメチルで置換
されていてもよい炭素原子数3−7のシクロアルカン、
特にシクロペンタン、シクロヘキサンまたはオキソラン
基を形成することができる。
この発明は、式(Hの化合物のラセミ混合物、およびそ
の一方または他方のエナンチオマー形を含む。一般に、
この発明の好ましい化合物はアルテアンヌインと同一の
3環コンホメーシヨンを存する。
セコ−デスオキシアルテアンヌイン環系における別の置
換も可能である。例えば、5位に、代表的にはR1基の
定義と同様な置換基が存在し得る。
好ましい化合物はアルテアンヌインの10−オキソ基を
欠くが、IO−オキソ基を有する化合物の合成を妨げる
しのではない。
この発明の新規化合物はアルテアンヌインの構成に類似
している。代表的化合物は特に抗マラリア剤として有効
であり、クロロキンまたはメフロキンより活性が大きく
、アルテアンヌインと同等である。例えば、アンティマ
イクロバイオティック・エージエンツ・アンド・ケモセ
ラヒ−(Antimicrob、 Agents  C
hemother、 )16巻710頁(1979年)
の試験法では、プラスモデイウム・ファルシパルム(P
 lasmodium  ralciparuo+)の
クロロキン耐性インドシナV/−2クローンに対するト
リオキサン類:2.2,6.9−テトラメチルーセコ−
デスオキシアルテアンヌインおよび6.9ジメチルーセ
コ−デスオキシアルテアンヌイン2−スピロシクロペン
タンのIC5゜値は6.12および1 、96 n9I
RQである。対照として用いたアルテアンヌイン、クロ
ロキンおよびキニンは、それぞれIC5゜値0.78.
40.2および30゜17ng/z(lを示した。それ
故、この発明の化合物は、アルテアンヌインに近似し、
従来の抗マラリア剤より優れた活性を示す。
さらに、他のデータによると、この発明の化合物は、原
虫およびネマトーダ寄生虫を含めて、船釣殺寄生虫活性
を有し、例えばトキソプラズマ症、ニューモシスチス症
、リーシュマニア症および回旋糸状虫症(オンコセルシ
ア症)の処置における使用が可能である。特に、この発
明の化合物は、免疫妥協患者の処置に有用である。
それ故、この発明は、この発明の化合物と医薬上許容さ
れる担体を含む医薬組成物を提供する。
この発明の化合物類は、死にひんしている患者に与えら
れるべき大用量を許容されるほどの低毒性を典型的に有
している。例えば、化合物類は油中懸濁物として製剤化
し得、これを単独投与として筋肉内投与し得る。非経口
的投与用の製剤も使用し得るが、この発明の範囲には、
化合物類を経口投与用の製剤として製造することも含ま
れる。
一般にこの発明の化合物類の製剤化は製薬者に可能な常
とうの技術に基づいている。予防処置としては錠剤が特
に好適である。この目的のため・化合物類の幾つかの修
飾、例えばヒドロキシ、カルボシキ、アミノまたは他の
官能的置換基の包含によって水溶性を増加することが望
ましい場合がある。適切な修飾法は、常用の実験によっ
て達成され得る。実際、この発明の利点は、多数の異な
った化合物類が1つの合成経路で得られることにある。
出発化合物2−オキサビシクロ[4,4,0]デカ−1
,8a−エンは2−オキサビシクロ[4,4゜0]デカ
ン−1−オンから容易に製造し得、これは2−エチレニ
ルシクロへキシルカルボン酸から製造し得る。例えば式
: の(−)イソプレゴールは、そのパラ−トルエンスルホ
ン酸を経て既知2−(イソプロペニル)−5メチルシク
ロへキシルカルボン酸 に変換し得る。酸化的ヒドロホウ素化は、ラクトン を生成し、これを還元してラクトール とし、ついで脱水し、所望の出発原料である上述の式の
4,7−シメチルー2−オキサビシクロ[4゜4.0]
デカ−1,8a−エンに導き得る。
これらの修飾法の内で出発材料のキラル性を変化するも
のはなく、それ故化合物は、アルテアンメイン中のもの
と同様の中心である3つのキラル中心を有する。
例えば、置換基を2および5位で架橋するための、例え
ばカルベンまたはラジカル挿入技術を使用する鎖形成を
包含し得る、2−置換セコ−デスオキシアルテアンヌイ
ンの誘導が行なわれ得る。
所望により、ケトンR1R2C=Oは脂環式および/ま
たは純粋な光学異性体であり得る。(−)ショウノウ、
カルボン(carvone)、プレボン(pu xeg
one)またはメントンのようなキラル性ケトン類の使
用は、キラル性生成物の立体特異的合成を可能にし得る
[実施例] この発明を、新規化合物類の合成のための以下の実施例
によって説明する。
実施例! (+)−4(R)、 7 (R)−ジメチル−2−オキ
サ4−4 a(S )、 8 a(R)−ビシクロ[4
,4,0]デカン−1−オンの製造 2−(イソプロペニル)−5−メチルシクロへキシルカ
ルボン酸(1,95g110.7ミリモル)[テトラヒ
ドロフラン(100ミリリツトル)中の(−)イソプレ
ゴールから公知方法で製造した]の溶液に、窒素雰囲気
下で9−ボラビシクロ[3,3゜1]ノナン(98BN
)を滴加した。24時間撹拌後、水酸化ナトリウム(6
N、10ミリリツトル)を少量ずつ加え、続いて過酸化
水素(30%、10ミリリツトル)をゆっくり加えた。
混合物を50℃で1.5時間撹拌し、エチルエーテルを
用いて希釈した。有機層を希釈食塩水を用いて2度洗浄
した。次に、水層を合わせ、酸性化してからエチルエー
テルを用いて抽出した。歩積のp−トルエンスルホン酸
(TSOH,H2O)の結晶と共に、エーテル化溶液を
一夜撹拌した。濃縮して得られた粗製油状物のシリガゲ
ルクロマトグラフィーによって、所望の化合物を無色油
状物として得、その油状物は放置中に結晶を形成した(
1.87g、95%)、融点48〜50℃。
H−NMR(CDC1,)δ: 4J5(d、d、J= 11.4.2Hz、IH)。
4.08(d、d、J=11,3.8Hz、IH)。
2.30(d、m、J=13Hz、lH)。
2.17(d、t、J= 12.3.5Hz、IH)。
2.02(m、 IH)。
1.75(d、m、IH)。
1.67(m、2H)。
1.40(m、Itl) 1.26(d、q、J=13,3.8Hz、IH)。
1.0〜0.85(I!+、2B)。
0.99(d、J=7.5Hz、311)。
0.91(dj=6.5Hz、3H) 実施例2 4 (R)、 7 (R)−ジメチル−2−オキサ−4
a(S)ビシクロ[4,4,0コデカ−1,8a−エン
トルエン(100jf12)中に(+)−4(R)、 
7 (1’()ジメチル−2−オキサ−4a(S )、
 8 a(R)−ビシクロ[4,4,0コデカン−1−
オンCC500x、2.75ミリモル)を含む溶液を蒸
留により90屑(!に減量し、ついで−70℃に冷却し
た。水素化ジイソブチルアルミニウム(DIBALXヘ
キサン中IM、6.8xf2.2.5当量)を窒素気流
中で滴下した。TLCによると、反応は通常2時間で完
了した。得られる混合物を氷・硫酸(2N)に注入し、
エチルエーテルで抽出した。乾燥(NatS 04)お
よび濃縮して残留物を得、これをベンゼン(100好)
に溶解した。溶液をT s OH−Ht O(hルエン
スルホン酸I水化物、15肩9)と共に加熱還流して水
を共沸除去した。この工程の完了(TLCによる、3時
間)後、溶液を冷却し、シリカゲル(10y)のカラム
に通した。濃縮して純生成物を無色油状物として得、こ
れは放置すると固化したC442N、97%)。分析用
試料はシタートパス蒸留(40℃/ 0 、02 mm
HIJ)で得た。mp3537℃。
HNMR(CDC13)δ: 6.2(m、IH) 3.72(d、d、J=IO,3Hz、IH)3.52
(d、d J=10.8.5Hz、IH)2.07(m
、3H) 1.95(m、IH) 1.77(m、 11() 1.68(m、IH) 1.50(t、m、J=11Hz、IH)1.34(m
、IH) 1.13−0.85(m、3H) 0.87(dj=4.5Hz、6H)。
実施例3 2.6.9−トリメチルーセコ−デスオキシアルテアン
ヌイン 新たに蒸留したアセトアルデヒド(25112)中に4
 (R)、 7 (R)−ジメチル−2−オキサ−4a
(S)−ビシクロ[4,4,0]デカ−1,8a−エン
(80x7.0.48ミリモル)およびローズベンガル
(5mg)を含む溶液に、−78℃で照射下に酸素を4
時間流した。照射はUVカットオフ・フィルター(〉4
18r+m)を通した500WシルバニアFFXハロゲ
ン・タングステン、・フィラメント・ランプで行なった
。反応の進行をTLCで追跡した。反応液を濃縮し、生
成する残留物をジクロルメタン(2酎)、ペンタン(2
x12)で希釈し、ろ過した。ろ液を濃縮して粗生成物
を得、これをシリカゲルでクロマトグラフィー(溶離液
=ヘキサン:酢酸エチル=20:I)に付して、他の生
成物と共に、目的生成物;2−異性体の分離不能な12
:1混合物を得た。
主異性体の’HNMR(CD CIg)δ:5.93(
q、J=5Hz、IH) 4.97(s、IH) 3.68(d、d、d、J=11.4Hz、IH)3.
55(d、d、J=11.11Hz、IH)2.79(
d、d、d、J=13.4.2Hz、IH)2.35(
m、IH) 1.75(m、 I H) 1.55−1.33(m、3H) 1.21(d、J=5Hz、3H) 1.02(d、d、J=13.13Hz、IH)0.9
8−0.82(IIl、IH) 0.90(d、J=6.5Hz、3H)0.67(d、
J=7Hz、IH)。
実施例4 2.2,6.9−テトラメチルーセコ−デスオキシアル
テアンヌイン 乾燥ジクロロメタン(25肩12)中に4 (R)、 
7 (R)−ジメチル−2−オキサ−4a(S)−ビシ
クロ[44、O]デカ−1,8a−T−ン(52y、0
.31ミリモル)およびメチレンブルー(5o)を含む
溶液を=78℃に冷却し、照射下に酸素を2.5時間流
した。つぎに、アセトン(1m(1)を滴下し、さらに
トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル(0,
065mのを滴下した。混合物を30分間撹拌後、トリ
エチルアミン(0,5村)を加えた。生成する溶液を水
に注ぎ、ジクロロメタン(2Off□で希釈した。有機
層を水洗(3回、10x(2)L、、乾燥(N at 
S O4) した。濃縮後、残留物をシリカゲルカラム
(溶離剤=ヘキサン:酢酸エチル=9:1)で精製し、
目的とするトリオキサン(47xg、59%)を無色結
晶として得た。rap77−78℃(ペンタン)。
H−NMR(CDCI、)δ: 4 、95 (s、 I H) 3.63(d、d、d、J=11.4゜5 、 I H
z、IH)3.43(d、d、J=11.11Hz、I
H)2.67(d、d、d、J=13.5,3.5.2
Hz。
IH) 2.34(m、IH) 、73(s、3H) 、72−1.55(m、3H) 、45−1.26(m、2H) 、29(s、3H) 03(d、d、J=13.13Hz、IH)0.95−
0.78(m、IH) 0.90(d、J =6.5Hz、3H)0.68(d
、J=7Hz、3H)。
MS  m/e: 238(M“)、191,167、(100%)。
149.123,109,95,81,69゜55゜ 構造はX線で決定した。本島はアルテアンヌインの対応
部分と同一の絶対立体配置を有していた。
実施例5 6.9−ジメチルーセコ−デスオキシアルテアンヌイン
ー2−スピロシクロベンクン ジクロルメタン(5011□中に4 (R)、 7 (
R)ジメチル−2−オキサ−4a(S)−ビシクロ[4
゜4.0]デカ−1,8a−エン(16、I00+Ii
l、0゜6ミリモル)を含みさらにメチレンブルー(7
M9)を含む溶液を冷却し、照射下に酸素を3時間流し
た。シクロペンタノン(1,37Iσ、過剰)を徐々に
加え、ついでトリフルオロメタンスルホン酸トリメチル
シリル(0,2xf2)を加えた。生成する溶液を同温
度で30分間μ拌した。トリエチルアミン(1x+2)
を加え、溶液を水に注ぎ、混合物をジクロルメタンで希
釈した。有機層を水洗(3回、20肩ρ)し、乾燥(N
aeSO4)シた。濃縮後、粗生成物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(溶離剤=ヘキサン:酢酸エチル
=30:1)で精製し、目的とするトリオキサン(10
4m9.6f%)を無色結晶として得た。冷ペンタンか
ら再結晶して分析試料を得た。mp83−85℃ ’H−NMR,(CDC13)δ: 4.94 (s、 I H) 3.63(d、d、d、J=I3,5.IHz、IH)
3.44(d、d、J=I3,13Hz、ll4)2.
7 5(d、d、d、J=  1 4.4.2Hz、I
H)2.64 (m、 I H) 2.32(m、IH) 1.94−1.50(m、l0H) 1.45−1.25(m、2H) 1.02(d、d、J=13.13Hz、IH)0.9
4−0.80(+、IH) 0.90(d、J=6.5Hz、3H)0.67(d、
J=7Hz、3H) MS  m/e: 166(−0,、−シクロペンタノン)、137 。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1重項酸素を使用して2−オキサビシクロ[4.
    4.0]デカ−1,8a−エン化合物を光酸化し、カル
    ボニル化合物R^1R^2C=Oと反応させて、2位が
    R^1およびR^2で置換されたセコ−デスオキシアル
    テアンヌイン誘導体を得ることを含む、2−置換セコ−
    デスオキシアルテアンヌインの製造方法。
  2. (2)光酸化をメチレンクロリド中で増感剤としてメチ
    レンブルを使用して行なう、請求項1記載の方法。
  3. (3)2位に1個または2個の置換基を有するセコ−デ
    スオキシアルテアンヌイン誘導体。
  4. (4)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1、およびR^2は水素、アルキル、アリ
    ールもしくは官能基であるか、またはR^1およびR^
    2はそれらが結合している炭素と一緒になって脂環式環
    を示す。但し、R^1およびR^2は共に水素ではない
    ] で示される化合物。
  5. (5)2−置換セコ−デスオキシアルテアンヌイン誘導
    体を医薬的に許容される担体と共に含む医薬組成物。
JP1080216A 1988-03-30 1989-03-30 アルテアンヌイン関連1,2,4―トリオキサン類 Pending JPH0222278A (ja)

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