JPH0222260Y2 - - Google Patents

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JPH0222260Y2
JPH0222260Y2 JP16893181U JP16893181U JPH0222260Y2 JP H0222260 Y2 JPH0222260 Y2 JP H0222260Y2 JP 16893181 U JP16893181 U JP 16893181U JP 16893181 U JP16893181 U JP 16893181U JP H0222260 Y2 JPH0222260 Y2 JP H0222260Y2
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JP
Japan
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mold
lower mold
ejector pin
platen
heating element
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JP16893181U
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JPS5874514U (ja
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は樹脂モールド装置に関し、特に下部金型
部分の分解、組立ての容易化を計ることを目的と
するものである。
一般にこの種樹脂モールド装置は例えば第1図
に示すように構成されている。即ち、ベツドAに
は複数のシリンダBが立設されており、それのロ
ツド先端にはプラテンCがガイドロツドDによつ
て案内されるように固定されている。このプラテ
ンCの上面にはバツクアツププレートEが固定さ
れており、これより延びる支柱の上端にヒータを
内蔵した加熱体Fが固定されている。又、この加
熱体Fには金型支持体Gを介して下部金型Hが固
定されている。加熱体F、金型支持体G、下部金
型Hにはそれぞれに共通する貫通孔が形成されて
おり、エジエクタピンKがシリンダBによるプラ
テンCの動きに関連して上下動するように挿入さ
れている。エジエクタピンKの下端部はバツクア
ツププレートEと加熱体Fとの間に位置する2枚
のプレートによつて挾持されており、スプリング
によつて常時下方に押し付けられている。又、こ
のプレートはシリンダBによるプラテンCの動き
に関連して、ベツドAより延び、かつプラテン
C、バツクアツププレートEを貫通するエジエク
タロツドMの上端によつて突き上げられるように
構成されている。一方、ガイドロツドDの上端に
はプレートが固定されており、これの下面には加
熱体、金型支持体、上部金型Nが固定されてい
る。
この装置による半導体装置の樹脂モールドは例
えば次のようにして行われる。即ち、まず、半導
体素子をマウントしたリードフレームを下部金型
Hの上面に、半導体素子がキヤビテイ部に位置す
るように載置する。そして、シリンダBを動作さ
せると、ロツドによりプラテンC、加熱体F、金
型支持体G、下部金型Hが一体となつて上昇する
と共に、リードフレームは下部金型Hと上部金型
Nとによつて挾持される。この状態において、エ
ジエクタピンKの上端部はキヤビテイ部の内壁面
とほぼ面一になる位置に停止し、キヤビテイ部に
開口する貫通孔を閉塞している。次に、キヤビテ
イ部に溶融状態の樹脂材を注入し、硬化させる。
然る後、シリンダBを動作させ、プラテンCを図
示点線位置まで下降させると、エジエクタロツド
Mの上端にてバツクアツププレートEと加熱体F
との間に位置するプレートを突き上げる結果、エ
ジエクタピンKも同様に突き上げられる。従つ
て、キヤビテイ部のモールド樹脂はエジエクタピ
ンKの上端部によつて突き上げられ、キヤビテイ
部より取り出される。そして、さらにプラテンC
を図示実線位置まで上昇させることによつて樹脂
モールド操作を完了する。
ところで、この装置において、例えば下部金型
Hを何らかの埋由によつて交換する必要が生じた
場合にはまず、下部金型H、金型支持体G、加熱
体F、エジエクタピンKの順にバラバラに分解す
る。次に金型支持体Gに所望の下部金型Hを固定
すると共に、これらを加熱体Fに、それぞれの貫
通孔が完全に一到するように固定する。然る後、
これらの貫通孔にエジエクタピンKを挿入した上
で、再びプラテンC上に固定して組立てている。
このような分解、組立方法の採用埋由はキヤビ
テイ部の数と同数のエジエクタピンKが加熱体
F、金型支持体G、下部金型Hに貫通して配置さ
れているために、下部金型Hのみを取りはずした
後、再び組立てる場合、下部金型Hの貫通孔に対
しエジエクタピンKのすべてを合致させること
が、エジエクタピンKがプレートに対して若干の
裕度を以つて取付けられていることもあつて、難
しいという問題によるものである。
従つて、単に下部金型Hのみを交換したい場合
でもプラテンC上に位置するすべての部品を分解
してしまわなければならないために、分解、組立
が大掛りとなり、かつ多大の工数を要するという
問題がある。
本案はこのような点に鑑み、簡単な構成によつ
て下部金型部分の分解、組立を簡単かつ容易に行
うことのできる樹脂モールド装置を提供するもの
で、以下実施例について説明する。
第2図〜第3図において、1はベツドであつ
て、それには複数のシリンダ2が一定の位置関係
を以つて立設されている。このシリンダ2におけ
るロツド2aの上端にはプラテン3がガイドロツ
ド4によつて案内されるように固定されている。
そして、プラテン3の上面にはバツクアツププレ
ート5が固定されており、支柱6を介してヒータ
を内蔵する加熱体7、金型支持体8、下部金型9
が固定されている。又、下部金型9には複数のキ
ヤビテイ部10が形成されており、加熱体F7、
金型支持体8、下部金型9にはキヤビテイ部10
に開口する共通の貫通孔7a,8a,8b,9a
がそれぞれ形成されている。そして、加熱体F7
の貫通孔7aには第1のエジエクタピン11が、
上端部11aが加熱体7の上面とほぼ面一となる
ように配設されており、下端部11bはバツクア
ツププレート5と加熱体6との間に位置し、プレ
ート12,13にて挾持されている。そして、加
熱体7とプレート13との間にはスプリング14
が、プレート12,13をバツクアツププレート
5に押し付けるように配設されている。一方、金
型支持体8、下部金型9の互いに共通する貫通孔
8a,8b,9bには第2のエジエクタピン15
が、上端部15aにてキヤビテイ部10に開口す
る貫通孔9aが閉塞されるように配置されてい
る。そして、第2のエジエクタピン15の下端部
15bには貫通孔8bより大径の膨出部16が形
成されており、その膨出部16は貫通孔8aを若
干縮少する閉塞板17との間に配設したスプリン
グ18によつて常に貫通孔8bの部分に押圧され
ている。尚、下端部15bは金型支持体8の下面
とほぼ面一となるように配設されている。19は
ベツド1に立設されたエジエクタロツドであつ
て、その上端部はプラテン3、バツクアツププレ
ート5を貫通してプレート12の下面に当接され
ている。又、ガイドロツド4の上端にはプレート
20が固定されており、このプレート20の下面
には支柱21を介して加熱体22、金型支持体2
3、上部金型24が固定されている。上部金型2
4の下部金型9のキヤビテイ部10に対応する部
分にはキヤビテイ部25が形成されている。この
キヤビテイ部25には加熱体22、金型支持体2
3、下部金型24の貫通孔22a,23a,24
aが連通して開口しており、これらの貫通孔には
ホールドピン26が、下端部がキヤビテイ部25
に突出するように配置されている。一方、このホ
ールドピン26の上端部はプレート20と加熱体
22との間に位置するプレート27,28にて挾
持されており、スプリング29にて下方に押圧さ
れている。又、プレート28の下面にはリターン
ピン30の上端部が、加熱体22、金型支持体2
3、上部金型24を貫通して当接されている。
次に、この装置による樹脂モールド方法につい
て第2図〜第4図を参照して説明する。まず、第
2図〜第3図に示す状態において、下部金型9の
上面にリードフレーム(図示せず)を、それにマ
ウントした半導体素子がキヤビテイ部10に位置
するように載置する。そして、シリンダ2を上昇
動作させると、ロツド2aによりプラテン3がガ
イドロツド4にて案内されて上昇する。これによ
つて加熱体7、金型支持体8、下部金型9が一体
となつて上昇すると同時に、第1、第2のエジエ
クタピン11,15も加熱体7、金型支持体8、
下部金型9に対して実線状態の位置関係を保つて
上昇する。そして、リードフレームが下部金型9
と上部金型24とによつて挾持されると、リター
ンピン30は下部金型9によつて押圧されると同
時に、プレート27,28をスプリング29の弾
力に抗して突き上げる。これによつてホールドピ
ン26の下端部はキヤビテイ部25の内壁面とほ
ぼ面一となるように後退する。そして、この状態
において、キヤビテイ部10,25に溶融状態の
樹脂材を注入し、硬化させる。次に、シリンダ2
を下降動作させると、下部金型9はプラテン3、
加熱体7、金型支持体8と共に下降する。これに
よつて、リターンピン30はスプリング29によ
つて押圧され、その下端部にてモールド樹脂材を
キヤビテイ部25より離型させるように動作す
る。そして、プラテン3が図示点線位置まで下降
すると、プレート12がエジエクタロツド19の
上端部にて結果的に突き上げられるような状態に
なる。このために、第4図に示すように、プレー
ト12,13はスプリング14の弾力に抗して押
し上げられることによつて、第1のエジエクタピ
ン11も同様にプラテン3、バツクアツププレー
ト5に対して相対的に押し上げられる。これと同
時に、第2のエジエクタピン15はその下端部1
5bを第1のエジエクタピン11にて押圧するこ
とによつて、スプリング18の弾力に抗して押し
上げられ、上端部15aにてモールド樹脂材を突
き上げてキヤビテイ部10より離型させるように
動作する。然る後、シリンダ2を上昇動作させ、
プラテン3を第2図において実線で示す位置まで
上昇させると共に、リードフレームを取り出すこ
とによつて樹脂モールド操作を完了する。
このように第1のエジエクタピン11は加熱体
7に、第2のエジエクタピン15は金型支持体8
及び下部金型9にそれぞれ分割して収納されてい
るので、何らかの理由によつて下部金型9を交換
したい場合には金型支持体8と下部金型9とを固
定状態を保つて加熱体7より簡単に分解すること
ができる。
特に、第1のエジエクタピン11の上端部11
aは加熱体7の上面より、第2のエジエクタピン
15の下端部15bは金型支持体8の下面よりそ
れぞれ突出しないように構成すれば、分解時に第
1のエジエクタピン11に金型支持体8が、又第
2のエジエクタピン15に加熱体7がそれぞれ引
掛らないために、分解を一層容易化できる上、そ
れぞれのエジエクタピンの変形を防止できる。
又、金型支持体8と下部金型9との結合体を加
熱体7に組立てる場合、それぞれの結合面にエジ
エクタピンが大きく突出していないために、単に
両者を結合するだけでそれぞれのエジエクタピン
の位置を合致させることができ、組立性を著しく
高めることができる。
例えば第5図に示すように、加熱体7の上面に
凹部31を、金型支持体8の下面に凹部31に嵌
合しうる突部32を形成すれば、組立時に、凹部
31に突部32を嵌合させるだけでそれぞれの位
置決めを簡単かつ確実に行うことができ、さらに
組立性を改善できる。
尚、本案において、第1のエジエクタピンの下
端部のプレートへの支持構造、下部金型及び金型
支持体の構造は適宜に変更できる。又、第1のエ
ジエクタピンの上端部及び第2のエジエクタピン
の下端部は加熱体と金型支持体との衝合面に一致
させる他、いずれか一方に若干位置ずれするよう
に配置することもできる。
以上のように本案によれば、簡単な構成によつ
て下部金型部分の分解、組立を、他の部分を分解
することなく、簡単かつ容易に行うことができ、
能率を著しく改善できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の側断面図、第2図は本案の一
実施例を示す側断面図、第3図は要部拡大断面
図、第4図はエジエクタピンの動作状態を示す側
断面図、第5図は本案の他の実施例を示す要部側
断面図である。 図中、3はプラテン、7は加熱体、8は金型支
持体、9は下部金型、11は第1のエジエクタピ
ン、15は第2のエジエクタピン、18はスプリ
ングである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下動するプラテン上の加熱体、金型支持体、
    下部金型を固定すると共に、加熱体より下部金型
    のキヤビテイ部に連通する貫通孔にエジエクタピ
    ンを挿通したものにおいて、上記エジエクタピン
    を2分割し、第1のエジエクタピンは加熱体に、
    第2のエジエクタピンは金型支持体、下部金型内
    に位置し、かつ下端部が金型支持体と加熱体との
    境界部分に位置するようにスプリングを利用して
    配設したことを特徴とする樹脂モールド装置。
JP16893181U 1981-11-12 1981-11-12 樹脂モ−ルド装置 Granted JPS5874514U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16893181U JPS5874514U (ja) 1981-11-12 1981-11-12 樹脂モ−ルド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16893181U JPS5874514U (ja) 1981-11-12 1981-11-12 樹脂モ−ルド装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5874514U JPS5874514U (ja) 1983-05-20
JPH0222260Y2 true JPH0222260Y2 (ja) 1990-06-15

Family

ID=29960940

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16893181U Granted JPS5874514U (ja) 1981-11-12 1981-11-12 樹脂モ−ルド装置

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