JPH0222255A - メタクリルアミドの製造方法 - Google Patents

メタクリルアミドの製造方法

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JPH0222255A
JPH0222255A JP63171015A JP17101588A JPH0222255A JP H0222255 A JPH0222255 A JP H0222255A JP 63171015 A JP63171015 A JP 63171015A JP 17101588 A JP17101588 A JP 17101588A JP H0222255 A JPH0222255 A JP H0222255A
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ammonium
ammonia
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mma
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Masasane Inomata
猪俣 将実
Akira Itoi
井樋 明
Atsuro Yamauchi
淳良 山内
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明はメタクリルアミドの製造方法に関する。
より詳しくは、メチルメタクリレートを液相下、アンモ
ニアとアミド化反応させるに際し、アンモニウム塩を存
在させることを特徴とするメタクリルアミドの製造方法
に関する。
メタクリルアミドは、紙加工剤、エマルション原料等の
樹脂改質剤として有用である。
〔従来の技術〕
メタクリルアミド(以下、MAMとする。)慝−iに、
■メチルメタクリレート(以下、MMAとする。)を過
剰のアンモニアと室温にて撹拌下、反応させることによ
って得られる(ジャーナルオブ ザ ケミカル ソサイ
エテイー:J、Chem、S。
c、 、 1949巻、 2732頁)、また、■反応
速度を増大させる目的で、界面活性剤及びアルコキシド
触媒を使用する方法(tls 4,365,092)等
が知られている。
〔発明が解決しようとする課8) 従来法に挙げた製法の■は、HAMの収率80%が得ら
れるのに必要な反応時間がアンモニア濃度の濃淡によっ
て、0.75〜7日間と非常に長いことに加え、メタク
リル酸(以下、MAAとする。)が10〜15%収率で
副生ずると共にHMAあるいはMAMの重合が5〜10
%収率で起きるという欠点を有する。
また、■は界面活性剤を総反応液量に対し1%用いる場
合、反応時間は18時間から13時間に短くなるものの
、反応成績は製法■と殆ど変わらない。
また、アルコキシド触媒を使用する場合には、聞Aまた
はMAMの二重結合にアルコキシドイオンがマイケル付
加した副生物が生成するため、MAMの収率が低下する
等の問題点を有する。さらに、HMAとアンモニアとの
アミド化反応は、通常、反応温度を上げると2.激にM
AMの収率が低下するような問題点をも有している。
〔課題を解決するための手段及び作用〕上記従来法に見
られるように、聞^のアミド化は、反応時間が長く、M
AAの生成及び重合のため、MAMの収率が低いという
問題を抱えている。
本発明者らは、かかる課題を解決するために鋭意研究し
た結果、MMAをアンモニアとアミド化反応させるに際
し、FL酸のアンモニウムまたはハロゲン化アンモニウ
ムから選ばれた一種以上のアンモニウム塩を存在させる
ことによって、MAAの生成を激減させ、かつ、聞A及
びMA?lの重合を防止し、?IA?Iを高収率で製造
できることを見出し、さらに研究を重ね、本発明を完成
させるに至った。
すなわち、HMAを液相下、アンモニアとアミド化反応
させるに際し、鉱酸のアンモニウムまたはハロゲン化ア
ンモニウムから選ばれた一種以上のアンモニウム塩を存
在させることを特徴とするMA門の製造方法である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に用いられる!!酸のアンモニウムは、例えば、
塩化アンモニウム、硫酸水素アンモニウム、1i!酸ア
ンモニウム、燐酸水素−アンモニウム、燐酸水素二アン
モニウム、燐酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、炭酸
水素アンモニウム、炭酸アンモニウム等であり、また、
ハロゲン化アンモニウムハ、例エバ、弗化アンモニウム
、臭化アン−1−Zラム、沃化アンモニウム等である。
鉱酸のアンモニウム塩及びハロゲン化アンモニウム塩は
、アミド化反応時にアンモニウム塩の形態となっていれ
ば良く、例えば、鉱酸またはハロゲン化水素を単独に使
用しても、反応時にアンモニウム塩となれば良い、また
、メタ硼酸アンモニウム等の硼酸アンモニウム、酢酸ア
ンモニウム等のカルボン酸アンモニウム等も使用するこ
とができる。
アンモニウム塩の使用量は、HMAに対し、0.1〜5
モル比、好ましくは0.2〜1.0モル比の範囲である
本発明に用いられるアンモニアの使用量は、聞Aに対し
、2〜50モル比、好ましくは5〜30モル比の範囲で
ある。5モル比未満では、反応速度は遅く、かつ、f’
1MA及びMAMのポリマーが多くなる。
一方、30モル比を越えると反応速度は大きいが同様に
聞A及びMAMの重合が増大する傾向を示す。
MMAとアンモニアのアミド化反応における反応速度は
、アンモニアの使用量だけでなく、水の使用量によって
も変化する。通常、水はアンモニア水として反応に供与
されるのが便利であるが、単独でも反応に供与され得る
水の使用量は、HMAに対し、2〜50モル比の範囲で
用いられるのが良く、特に、5〜30モル比の範囲が好
ましい、2モル比未満では、HMAの転化率は急激に低
下する。また、50モル比を越えると殆ど反応成績に変
化はないが、生成したMAMの水溶液より水を除去する
エネルギーが大きくなるために好ましくない。
本発明におけるHMA とアンモニアとのアミド化の反
応温度は、0〜50°C1好ましくは20〜40°Cの
範囲である。 また、本発明におけるHMAとアンモニ
アとのアミド化反応では、原料MMA及び生成物のMA
Mの重合防止のため、一般の重合防止剤が用いられるの
が良い。
重合防止剤としては、例えば、ハイドロキノン、バラ−
メトキシフェノール等のキノン化合物を用いるのが良い
重合防止剤の使用量は、MMAに対し、50〜5000
ρρm、好ましくは100〜1000ppHの範囲であ
る。
本発明を実施する上での好ましい実施Li様は、次のと
おりである。
まず、攪拌機、温度計等を備えた加圧反応器にMMA 
、重合防止剤、鉱酸のアンモニウムまたはハロゲン化ア
ンモニウムから選ばれた一種以上のアンモニウム塩を所
定量仕込んだ後、系内を窒素で置換し、液体アンモニア
と水またはアンモニア水を仕込み、攪拌下、0〜50℃
で1.5〜20時間反応させる。
反応終了後、冷却し、系内のアンモニアガスを排気した
後、反応液を抜き出し、?a縮し、番^Hの結晶を遠心
分離機で取り出すような方法で行われ得る。
【実施例〕
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例1 撹拌機及び温度計を備えた200rg lの耐圧ガラス
製反応器に、聞A 20.OOg(0,20モル)、バ
ラ−メトキシフェノール0.004g、硫酸アンモニウ
ム10.62g(0,08モル)を仕込んだ後、系内を
窒素で1損し、28重量%のアンモニア水95.OOg
(1,56モル)を反応器に注入した。その後、撹拌下
、25°Cで19時間反応を行わせた。
反応液を抜き出し、ガスクロマトグラフによる分析の結
果、HMA 0.35g 、 MAM 15.38g、
 MAA O,94gを含んでいた。
したがって、聞^の転化率は98.3%、IIAMの選
択率は90.5%、MAAの選択率は5.5%であった
比較例1 実施例1において、硫酸アンモニウムを含まないこと以
外は、実施例1と全く同し仕込みで、同様に反応させた
。その結果、聞への転化率97.1%、HAMの選択率
80.4%、?lAAの選択率11.8%を得た。
実施例2.3 実施例1において、硫酸アンモニウムの量を表1に示す
ように変えること以外は、実施例1と全く同じ仕込みで
、同様に反応させた。その結果は表1に示したとおりで
ある。
実施例4.5 実施例3において、反応の温度及び時間を表2に示すよ
うに変えること以外は、実施例3と全く同じ仕込みで、
同様に反応させた。その結果は表2に示すとおりである
比較例2.3 実施例4.5において、硫酸アンモニウムを使用しない
こと以外は、実施例4.5と同じ仕込みで、同様に反応
させた。その結果は表2に示すとおりである。
実施例6〜8 実施例4において、硫酸アンモニラ11を表3に示すよ
うなアンモニウム塩の0.16モルに変えること以外は
、実施例4と全く同じ仕込みで、同様に反応させた。そ
の結果は表3に示すとおりである。
〔発明の効果〕
本発明は、聞^とアンモニアのアミド化反応において、
一般に人手容易で、かつ、安価な鉱酸のアンモニウムま
たはハロゲン化アンモニウムを存在させることによって
、?IMAあるいはMAMの重合を防止すると共に、M
AAの副生を激減させつつ、目的の?lAMを高収率で
得ることができるため、非常に工業的に優れた製造方法
である。
(以下、余白) 表3 手続主甫正書(自発) 昭和63年t1月l(日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示 昭和63年特許願第171015号 2、発明の名称 メタクリルアミドの製造方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号名称(31
2)  三井東圧化学株式会社4、補正により増加する
請求項の数  零5、補正の対象 ロンなどを用」 と訂正する。
以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、メチルメタクリレートを液相下、アンモニアとアミ
    ド化反応させるに際し、鉱酸のアンモニウムまたはハロ
    ゲン化アンモニウムから選ばれた一種以上のアンモニウ
    ム塩を存在させることを特徴とするメタクリルアミドの
    製造方法。
JP63171015A 1988-07-11 1988-07-11 メタクリルアミドの製造方法 Expired - Lifetime JPH07103078B2 (ja)

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