JPH03291262A - ケト酸から対称アゾジニトリルジカルボン酸を製造する方法 - Google Patents

ケト酸から対称アゾジニトリルジカルボン酸を製造する方法

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JPH03291262A
JPH03291262A JP2407083A JP40708390A JPH03291262A JP H03291262 A JPH03291262 A JP H03291262A JP 2407083 A JP2407083 A JP 2407083A JP 40708390 A JP40708390 A JP 40708390A JP H03291262 A JPH03291262 A JP H03291262A
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John T Lai
ジョン タ−ヤン ライ
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C255/00Carboxylic acid nitriles
    • C07C255/63Carboxylic acid nitriles containing cyano groups and nitrogen atoms further bound to other hetero atoms, other than oxygen atoms of nitro or nitroso groups, bound to the same carbon skeleton
    • C07C255/65Carboxylic acid nitriles containing cyano groups and nitrogen atoms further bound to other hetero atoms, other than oxygen atoms of nitro or nitroso groups, bound to the same carbon skeleton with the nitrogen atoms further bound to nitrogen atoms

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】
本発明は、金属次亜塩素酸塩を用いてケト酸から対称ア
ゾ開始剤を製造する改良方法に関する。 別の実施態様において、本発明は金属次亜塩素酸塩を用
いて混合対称アゾニトリル開始剤を製法する改良方法に
関する。 更に別の実施態様において、本発明はヒドラジンを用い
て混合アゾニトリル開始剤を製造する改良方法に関する
。 [0002]
【従来の技術】
第三アミンからアゾ化合物を製造することは周知である
。 次の反応による対称アゾ化合物の製造が米国特許第3.
783.148号に記載されている。
【化39】 上式においてR1は1〜約6個の炭素原子のアルキル基
で、必要に応じて更に1のシクロアルキル基あるいは1
〜6個の炭素原子のアルキル基であり;R3はCNC0
OR及びC00M (式中、Rは1〜6個の炭素原子の
アルキル基であり、そしてMはナトリウム又はカリウム
を表す)からなる群から選んだ基であり;R1とR2合
わせて全部で少なくとも4個の炭素原子を含む条件でそ
して更にR1とR2が一緒になることができ、その場合
は3〜11個の炭素のアルキレンとなる条件である。こ
のカップリング反応は少なくとも95容積パーセントの
01〜C2アルコールの存在のもとにおこる。 [0003] 脂肪族アゾ化合物の改良された製造方法が米国特許4.
028.345号に記述されている。
【化401 ここに、R1とR2は1〜8個の炭素原子の脂肪族炭化
水素基、必要に応じて更にカルボキシル基を置換基にも
ち、ヒドロキシル基又は−OR(式中Rは1〜4個の炭
素原子のアクリル脂肪族炭化水素基を表す)で表される
アルコキシ基からなる群から選んだもの;XはMイオン
の原子価であり、そして界面活性剤はアニオン、カチオ
ン、ノニオン、両性及び混合界面活性剤からなる群から
選んだ界面活性化合物である。さらに詳しくは、この特
許では次亜塩素酸塩の水溶液を界面活性剤の存在下にお
いてアミノニトリルと反応させることによって脂肪族ア
ゾジニトリル化合物を製造する方法に関する。 [0004] アゾ化合物の製造に用いる上述のアミノニトリルは、ケ
トンをアンモニアガスと圧力容器内で反応させて製造さ
れる。この容器はドライアイスアセトン浴で冷却される
。次いでシアン化水素がケトンの量と当量の量で導入さ
れる。反応器は室温にあたためられ、そしてアンモニア
で50psig (3,5kg/cm2g)に加圧され
、40℃、50psigで8時間加熱され、そして冷却
されて次の式に従ってアミノニトリロ90− ルが生じる。 【化41】 上述の特許は対称及び非対称アゾ化合物の製造を記述し
ている。両特許ともに、金属次亜塩素酸塩と反応する出
発物質として十分に純粋なアミノニトリルが使われてい
る。
【化42】 過去において、 アンモニアはカップリング反応を妨害するので、過剰の
アンモニ アはアミノニトリルの製造においては避けるべきである
と考えられていた。
【化43】 その上、水は好ましくない逆反応を促進するので、アミ
ノニトリルの製造におい て溶剤としての水は避けるべきであった。 本発明においては溶剤を用いてアミノニトリルを作るが
、しかしアミノニトリ ルを回収はしない。 [0005] 米国特許第4.684.717号及び第4.684.7
18号は、ケト酸又はそのナトリウム塩 をシアン化ナトリウム又はシアン化水素のようなシアン
化合物及びヒドラジンと水中で反応させてヒトラド化合
物の濃厚水溶液を作り、アセトン及び/又は水をこの濃
厚水溶液に加えてヒドラゾ化合物の溶液を作り、塩素ガ
スをこの溶液に加えてヒドラゾ化合物を酸化し、そして
ジアゾシアノ酸を作り、そしてジアゾシアノ酸を得られ
た反応混合物から分離する工程を含んでなる、ジアゾシ
アノ酸の製造方法を記述している。 [0006] 米国特許第4.831.096号は熱安定性を変えるア
ゾアルカンの混合物に関し、そのうちの少なくとも1つ
は非対称アゾアルカン(R−N=N−R1)である。こ
れらの非対称アゾアルカンは、2つ以上の第一アルキル
、シクロアルキル又はアラルキルアミンの混合物の4当
量を、不活性溶剤中の塩化スルフリルの1当量と反応さ
せそして得られるスルファミド生成物の混合物を塩基ブ
リーチで酸化することによって製造される。種々の従来
技法を用いてこの非対称アゾアルカンを対称アゾアルカ
ンから分離することができる。アゾアルカン混合物はビ
ニルモノマーの重合開始剤であり、そして不飽和ポリエ
ステル樹脂の硬化剤である。 [0007]
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、式
【45】 %式% 〔式中、Rは1〜約12個の炭素原子を含むアルキル基
であり、そしてR2は直接結台あるいは1〜約12個の
炭素原子を含むアルキレン基を表す〕で表されるケト酸
から対称アゾ化合物を製造する方法に関する。1モルの
ケト酸を水性媒体中で1〜約2当量のM(CN)  [
式中、Mはリチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシ
ウム、又はカルシウムを含んでなる金属であり、そして
XはMの原子価を表す〕及び水酸化アンモニウム(28
〜30パーセント)のアンモニア源の1〜約2モルと反
応させて、式
【化46】 で表されるアミノニトリル金属カルボキシレートの水溶
液を作る。M(CN)Xは揮発性ではないのでHCNの
有毒な性質がなくこれらの開始剤の商業生産に用いられ
る。 [0008] 余剰水酸化アンモニウムを含む水溶液がカップリング反
応を著しく妨害することなしにアゾジニトリルの良好な
収率を得るために用いることができることは驚くべきこ
とである。 [0009] 代りに、ケト酸、金属シアン化物及びアンモニアを溶剤
として低級アルコールを用いて反応させ、真空下でアル
コールを除去してアミノニトリル金属カルボキシレート
を作ることができる。上述したようなカルボン酸の代り
にこのようにして作ったアミノニトリル金属カルボキシ
レートは、ケト酸のモル当り約1.0〜約2.5当量の
M (OCl)  C式中、Mlはナトリウム、カリウ
ム、又はカルシウムをX 含んでなる金属を表す〕と反応して、式
【47】 で表されるアゾジニトリル金属カルボキシレートを生じ
る。亜硫酸水素ナトリウム又は亜硫酸ナトリウムを含ん
でなる還元剤で余剰M1(OCl)Xを還元し、そして
金属アゾカルボキシレートを中和して、式
【化48】 で表されるアゾジニトリル化合物を作る。 [0010] 更に本発明は、式
【49】 で表される混合対称アゾニトリル開始剤を製法する方法
に関する。上式でR1は〜約12個の炭素原子を含むア
ルキレン基である。 R2は3〜約12個の炭素原子を 〜約4個の炭素原子のアルコキシ基としてよい。 [0011]
【化50】 で表される混合アゾニトリル開始剤を製造する方法に関
する。上式において、R1は1〜約12個の炭素原子を
含むアルキル基であり、R2は存在しないかあるいは1
〜約12個の炭素原子を含むアルキケン基である。R2
は3〜約12個の炭素原子を含むシクロアルキレン又は
アルキルシクロアルキレン基としてもよい。R3とR4
は1〜約12個の炭素原子を含むアルキル基である。R
3とR4のうち1つは1〜約4個の炭素原子のアルコキ
シ基としてよい。 [0012]
【課題を解決するための手段】
欠上敗 本発明において実用性のあるケト酸は一般式が
【化51
】 で表される。R1は1〜約12個の炭素原子、好ましく
は1〜約6個の炭素原子そして更に好ましくは1〜約3
個の炭素原子を含むアルキル基である。このような基は
当業者にとって周知である。例えばメチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル及びt−ブ
チル基を含む。 [0013] アルキレン基、あるいは3〜約12個の炭素原子を含む
シクロアルキレン基である。Rが環状でない場合、R2
が1〜約4個の炭素原子を含むのが最も好ましい。Rが
環状の場合、R2が約3〜約6個の炭素原子を含むのが
最も好ましい。 R2環状アルキレンのいくつかの例は、
【化52】 R2が環状でない場合、その例はメチレン、エチレン、
プロピレン、ブチレンそれにこれらの枝分れである。本
発明に実用性がある多くのケト酸の例を次表に示す。こ
れらは単に例示のためであって全部を含むわけではない
。好ましいケト酸はレブリン酸である。 表土  欠上酸 CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 CH3 CH3CH2 CH3CH2 CH3CH2 CH3CH2 CH2O)12CH2 なし CH2 CH2CH2 CH2CH2CH2 CH2CH2CH2CH2 CH2CH2CH2CH2CH2 なし CH2 CH2CH2 CH2CH2CH2 CH2CH2 ピルビン酸 3−オキソブタン酸 レブリン酸 5−オキソヘキサン酸 6−オキソヘプタン酸 7−オキソオクタン酸 2−オキソブタン酸 3−オキソヘプタン酸 4−オキソヘキサン酸 5−オキソヘプタン酸 4−オキソヘプタン酸 [0014] 念星之ヱン化掬 1モルのケト酸を、約1〜約2、好ましくは1〜約1.
5そして最も好ましくは約1〜約1.1当量の、式M(
CN)  C式中、金属Mはリチウム、ナトリウム、カ
リラム、マグネシウム、又はカルシウムを含んでなり、
そしてXはMの原子価を表す〕で表される金属シアン化
物と反応させる。M(CN)  の当量はダラム、ポン
ド等のその重量を当量重量で割ったものである。M(C
N)  の当量重量はその分子量を原子価Xで割ったも
のに等しい。NaCNの当量重量は49であり(分子量
49を原子価1で割ったもの)49グラムはNaCNの
1グラム当量である。Ca (CN)2の当量重量は4
6であり(分子量92を原子価2で割ったもの)46グ
ラムはCa (CN)2の1グラム当量である。ケト酸
とM(CN)  との反応は可逆付加反応であり、右側
に著しく移行し副反応生成物はほとんど生成しない。好
ましい金属シアン化物はシアン化ナトリウムである。
【化53】 [0015] シアノヒドリン金属カルボキシレートをアミノニトリル
金属カルボキシレートに転化するために、ケト酸の0.
5〜1モル当り1〜約2モルのアンモニア源を導入する
【化54】 アンモニア源が水酸化アンモニウム(28〜30パーセ
ント)の場合は水を溶剤として用い、アンモニア源がア
ンモニアガスの場合は低炭素アルコールを用いる。 697一 特開平3−291262(2B) [0016] 金属次亜塩素酸塩 ケト酸のモル当り約1.0〜約2.5、好ましくは約1
.2〜約2.0、そして最も好ましくは約1.2〜約1
.5当量の金属次亜塩素酸塩の比率である町(OCl)
Xの作用で、アミノニトリル金属カルボキシレートをア
ゾジニトリル金属カルボキシレートに転化する。Mlは
ナトリウム、カリウム、又はカルシウムであり、そして
Xは金属M1の原子価である。ナトリウムが好ましい金
属である。 [0017] 還元剋 アゾ化合物を作ったあと、環境問題のために余剰の未反
応M1(OCl)xを除去する。亜硫酸水素ナトリウム
又は亜硫酸ナトリウムのよ゛うな還元剤を用いてMl(
OCl) を除去する。還元剤を20重量パーセント水
溶液として加える。更にアルコ−ル又は界面活性剤は用
いない。KI−スターチ試験紙が陰性となる、すなわち
に■−スターチ試験紙が工2でもはや黒色とならないだ
けのわずかに過剰の還元剤を加える。 町(OCl)x+NaH803→ Ml(C1) x+
NaH3O4又は Ml(OCl)x十Na2SO3→ Ml(CI)x+
Na2SO4[0018] 史和剋 金属次亜塩素酸塩を還元したあと、直ちにアゾジニトリ
ル金属カルボキシレートを中和してアゾジシアノカルボ
ン酸を作る。通常中和剤は塩酸、硝酸又は硫酸のような
無機酸である。アゾジニトリル金属カルボキシレートは
、次式
【55】 〔式中、Mはリチウム、ナトリウム、カリウム、マグネ
シウム、又はカルシウムトリル金属カルボキシレートを
酸性にして、構造が
【化56】 で表されるアゾジニトリルを作る。 [0019] 本発明の方法によって調製する組成物を、金属シアン化
物、アンモニア源及び 溶剤からなる混合物を調製することによって作る。 この混合物にケト酸を加えて アミノニトリル金属カルボキシレートを作る。
【化57】 添加の順序を変えることができる。上述のようにおこな
ってもよいしあるいは金属シアン化物を溶剤に懸濁し又
は溶解してケト酸を加えシアノヒドリンを作り次いてア
ンモニア源を加えてもよい。 [0020] あるいはまず塩のアンモニウム塩を作り、次いで金属シ
アン化物を加えることができる。 特開平3−291262 (2B)
【化59】 [0021] 好ましい方法は金属シアン化と水酸化アンモニウムを水
中で混合し、そしてケト酸を加えることである。この利
点は(a)pH値が常に8より大きく、HClが逸散す
る危険がなく、そして(b)すべての中間体が溶液中に
残り、凝固がおこらないことである。 [0022] アミノニトリル金属カルボキシレートの生成後に余剰ア
ンモニアが存在してもアゾジニトリル金属カルボキシレ
ートの総合収率は減少しないが、アミノ金属カルボキシ
レートをアゾジニトリル金属カルボキシレートに転化す
るのにやや多い金属次亜塩素酸塩を用いる必要がある。 溶剤は水あるいはメタノール又はエタノールのような低
炭素アルコールとすることができ、メタノールが好まし
い。溶剤として低炭素アルコールを用いる場合、アルコ
ールを除去する必要があり、除去すればアミノニトリル
金属カルボキシレートが凝固しやすい油として得られる
。金属次亜塩素酸塩の添加前に低炭素アルコールを除去
しない場合はアゾジニトリルの収率が低くなる。溶剤と
して水を用いる利点は、アミノニトリル金属カルボキシ
レートを単離する必要がないので処理が一層容易となる
ことである。 [0023] ケト酸:アンモニア源のモル比は約0.5〜1:1〜2
であり、好ましくは1:1〜1.5そして最も好ましく
は1:1〜1.1である。アンモニア源が反応したあと
、余剰アンモニアを除去するために窒素を反応混合物中
に泡立てる。アミノニトリル金属カルボキシレート:M
l(OCl)xの当量比は約1:1.O〜2.75、好
ましl)Xを、約100パーセントまで過剰のNaH3
O3又はNa2SO3で、好ましくは0〜10パーセン
ト過剰のそして最も好ましくはO〜2パーセント過剰の
還元剤で中和する。中間体の反応温度は約り℃〜約60
℃、好ましくは約25〜約50℃そして最も好ましくは
約30〜約40℃である。アゾニトリル金属カルボキシ
レートを作るためのアミノニトリル金属カルボキシレー
トのカップリング反応温度は、約−15〜約35℃好ま
しくは約O〜約25℃そして最も好ましくは約O〜約1
0℃である。 [0024] 本発明の方法で製造するアゾジニトリルをエマルジョン
、分散及び溶液重合系の重合開始剤として用いることが
できる。例えば塩化ビニル、メチルメタクリレート、及
びブタジェン−スチレンを含む重合は産業上のこのよう
な重合系の例であって、これらの開始剤の使用が有効と
なろう。 塩の含有量が低いアゾジニトリルが必要であれば、アゾ
ジニトリルを単離する前でもあるいは後でも水で洗しよ
うすることができる。 [0025] 別の実施態様において、本発明は混合対称アゾニトリル
開始剤の製造に関する。本発明の方法で製造する場合、
アセトンあるいは別の低級アルキルケトンを使うので安
価であり、そして混合対称アゾニトリル開始剤はカルボ
キシル又はアルキル基を末端基とするため粘度が低いこ
とである。 [0026] 混合対称アゾニトリル開始剤の種々の重要な性質は、物
理状態、溶解性、揮発性、毒性、熱安定性及び開始剤効
率であり、そしてこれらの性質は末端基のカルボキシル
基及びアルキル基の性質によって決まる。混合対称アゾ
ニトリル開始剤の熱安定性は、対称アゾニトリル開始剤
HOOCR−N= N−RCOOf(又はR−N=N−
R及び非対称アゾニトリル開始剤HOOC−N = N
−Rの中間である。混合対称アゾニトリル開始剤の多く
は独特な熱的及び開始剤としての性質を有し、純粋な対
称あるいは純粋な非対称アゾニトリル開始剤では再現す
ることができない。対称アゾニトリル開始剤の混合物は
、末端基によってきまる広い温度をカバーする独特な熱
的及び開始剤としての性質を有する。 [0027] 特開平3−291262 (3G) 約0.25パーセントの界面活性剤を用いてアミノニト
リルから作る式R−N=N−Rの対称アゾニトリル開始
剤の収率が低いことは周知である。約0.20パーセン
トの界面活性剤を用いて、アミノニトリル金属カルボキ
シレートとアミノニトリルから作る式HOOCR−N=
N−RCOOH及びR−N=N−Rの混合対称アゾニト
リル開始剤を高収率で得ることができる。 [0028] 混合対称アゾニトリル開始剤を製造するために次の反応
体を用いる:′ケト酸、金属シアン化物、アンモニア源
、金属ハイポクロライド、アミノニトリル、界面活性剤
、還元剤及び中和剤。 欠上酸 ケト酸は上述したものと同じである。 金員之ヱン化惣 金属シアン化物は上述したものと同じである。 [0029] ヱ乞至三ヱ源 アンモニア源の例はガス状アンモニア及び濃厚水酸化ア
ンモニウム(28〜30%)の両方とすることができる
【化60】 アンモニア源が濃厚水酸化アンモニウムの場合は溶剤と
して水を用い、アンモニア源がアンモニアガスの場合は
低炭素アルコールを用いる。 [0030] R3とR4は1〜約12個の炭素原子、好ましくは1〜
約6個の炭素原子そして最も好ましくは1〜約4個の炭
素原子を含む独立なアルキル基である。このアルキル基
は枝分れ鎖又は直鎖としてよい。R3又はR4基のうち
1つは1〜約4個の炭素原子を含むアルコキシ基として
もよい。好ましいアミノニトリルはR3とR4がメチル
基であるアセトンアミノニトリル及びRがメチル基でR
4がエチル基である2−ブタノンアミノニトリルである
。 [0031] 金属次亜塩素酸塩 アミノニトリル金属カルボキシレート及びアミノニトリ
ルを、水性M1(OCl)Xの作用でそれぞれアゾニト
リル金属カルボキシレート及びアゾニトリルに転化させ
る。Mlはナトリウム、カリウム又はカルシウムを含ん
でなり、そしてXは金属Mの原子価である。ナトリウム
が好ましい金属である。水中の早0C1)xの濃度は約
2〜約20パーセント、好ましくは約5〜約17パーセ
ント、そして最も好ましくは約9〜約16パーセントで
ある。 [0032] アミノニトリル金属カルボキシレートを作ったあとで、
アミノニトリル金属カルボキシレート内のカップリング
を金属次亜塩素酸塩を用いておこなう。アミノ[003
3] 界面活性態 本発明の界面活性剤化合物を、水と混合すれば表面張力
に影響を及ぼし、そして次亜塩素酸塩、アミノニトリル
金属カルボキシレート、アミノニトリル又は本発明の最
終生成物と反応してもその性質に悪影響を及ぼさない化
合物あるいは化合物の混合物として定義する。 特開平3−2912tl;2 (32)[0034] 混合対称アゾニトリル開始剤を得るために、アミノニト
リル金属カルボキシレートあるいはアミノニトリルを金
属次亜塩素酸塩とカップリングさせて、別のアミノニト
リル金属カルボキシレートあるいは別のアミノニトリル
とするプロセスに界面活性剤を混入することによって、
反応を水性媒体中でおこなうことを可能にする。 [0035] 本発明の方法に有用な界面活性剤は単一界面活性剤又は
それらの混合物である。カチオン界面活性剤が好ましい
。 [0036] カチオン界面活性剤は脂肪族アルキルアミン及びそれら
の塩そして第四アンモニウム化合物又は更に特定的にテ
トラアルキルアンモニウム化合物のような窒素含有化合
物の種々なタイプを含む。テトラアルキルアンモニウム
ハロゲン化物は最も重要なカチオン界面活性剤のタイプ
と考えられる。テトラアルキル塩化アンモニウム又はテ
トラアルキル臭化アンモニウムが好ましい。テトラアル
キル塩化アンモニウムが最も好ましいカチオン界面活性
剤と考えられる。ここで述べる化合物でテトラアルキル
アンモニウムとは、4個の個別な炭素原子が結合する窒
素原子を含むものをいう。 [0037] 本発明のテトラアルキルアンモニウム界面活性剤の代表
的な例は下記のものを含む。 ジソーヤ(disoya)ジメチル 塩化アンモニウム シタロー(ditallow) イミダゾリニウム第4塩 セチルトリメチル 臭化アンモニウム アクオード25−751) (Arquad) アルカコートT (Alkaquat) レターダーLAN (Retarder) アルマツク社 (Armak Co、 ) アルカリルケミカル社 (Alkaril Chem、 ) デュポン社 (DuPont Co、 ) 特開平3.291262 (33) エチレンココアミン      (Ethoquad)
タロートリメチル      アクオードT−503)
    アルマツク社塩化アンモニウム テトラデシルトリメチル              
アルマツク社塩化アンモニウム ドデシルトリメチル     アクオード12−503
)   アルマツク社塩化アンモニウム ヘキサデシルトリメチル   アクオード16−503
)   アルマツク社塩化アンモニウム オクタデシルトリメチル   アクオード15−503
)   アルマツク社塩化アンモニウム 注)1)75パーセント水溶液 2)25パーセント水溶液 3)50パーセント水溶液 好ましいカチオン界面活性剤はアクオード16−50で
ある。 [0038] 本発明の方法において、界面活性剤はアミノニトリル金
属カルボキシレートとアミノニトリルの合計重量を基準
とした重量パーセントで、約0.05パーセント活性か
ら約20パーセント活性以下、好ましくは約0.08パ
ーセント活性から約0.20パーセント活性まで、そし
て最も好ましくは約0.12パーセント活性から約0.
20パーセント活性までの触媒量で存在する。活性界面
活性剤とは次式に従って稀釈剤を差し引いた界面活性剤
の重量である。 活性界面活性剤重量=(界面活性剤の重量) (100
%−稀釈剤%)界面活性剤の75パーセントが水で、0
.1gを用いる場合は、活性界面活性剤重量= (0,
1g) (100%−75%) =0.0025g[0
039] 還元剋 アゾニトリル金属カルボキシレートとアゾニトリルを生
成したのち、余剰の未トリウムのような還元剤を用いて
除去する。還元剤を20重量パーセントの水溶液として
加える。KI−スターチ試験紙が陰性となる、すなわち
KI−スターチ試験紙が工2でもはや黒くならないわず
かに過剰の還元剤を加える。 Ml(OCl)X+NaH803→M1(C1)x十N
aH804又は Ml(OCl)x+Na2SO3→ Ml(C1)x十
Na2SO4[0040] 虫和剋 金属次亜塩素酸塩を還元したあと、直ちにアゾニトリル
金属カルボキシレートを中和して混合対称アゾニトリル
開始剤の中にアゾニトリル酸(1)を作る。通常中和剤
は塩酸、硝酸又は硫酸のような無機酸である。好ましい
鉱酸は塩酸である。アゾニトリル金属カルボキシレート
は、次式
【62】 〔式中、Mはリチウム、ナトリウム、カリウム、マグネ
シウム、又はカルシウムであり、XはMの原子価を表す
〕で表される構造である。上述のアゾニトリル金属カル
ボキシレート酸性にして、式
【63】 で表されるアゾニトリル開始剤を得る。 [0041] 本発明の方法で調製する組成物を、金属シアン化物、ア
ンモニア源及び溶剤からなる混合物を調製することによ
って作る。この混合物にケト酸を加えてアミノニトリル
金属カルボキシレートを作る。
【化64】 添加の順序を変えることができる。上述のようにしても
よいしあるいは金属シアン化物を溶剤に懸濁しても又は
溶解することもでき、ケト酸を加えてシアノヒド リンを作り次いでアンモニア源を加える。
【化65】 N [0042] あるいはこの酸のアンモニウム塩をまず作り、次いで金
属シアン化物を加えることもできる。
【化66】 [0043] 金属シアン化物と水酸化アンモニウムを水中で混合し次
いでケト酸を加えるのが好ましい方法である。この方法
の利点は、(a)pH値が常に8より高く、それ故HC
Nが逸散する危険がなくそして(b)すべての中間体が
溶液内に残り、凝固がおこらないことである。 [0044] アミノニトリル金属カルボキシレートを生成したあと余
剰アンモニアが存在する場合、アゾニトリル開始剤(1
)の総合収率は減少しないが、アミノニトリル金属カル
ボキシレートをアゾニトリル金属カルボキシレートに転
化するために、わずかに多い金属次亜塩基酸塩を用いる
必要がある。窒素又はアルゴンのような不活性ガスを反
応媒体中に通して余剰のアンモニアを除去する。溶媒は
水あるいはメタノール又はエタノールのような低炭素ア
ルコールとすることができ、メタノールが好ましい。溶
剤として低炭素アルコールを用いる場合にはアルコール
を除去する必要があり、そして除去したあと凝固しやす
い油としてアミノニトリル金属カルボキシレートを得る
。金属次亜塩素酸塩を加える前に低炭素アルコール除去
しなかった場合には、アゾニトリル開始剤の収率は低い
。溶剤として水を用いる利点はアミノニトリル金属カル
ボキシレートを単離する必要がないという事実により処
理がより容易となることである。 [0045] ケト酸:アンモニア源のモル比は約0.5〜1:1〜2
、好ましくは1:1〜1゜5そして最も好ましくは1:
1〜1.1である。アンモニア源の反応後、余剰のアン
モニア源を除くために窒素ガスを反応混合物中に泡立て
る。 [0046] アミノニトリル金属カルボキシレート溶液を生成したあ
と、Ml(OCl)xと界面活性剤を加え次いでアセト
ンアミノニトリルのようなアミノニトリルを滴下して加
える。代りに、町(OCl)Xと界面活性剤をアミノニ
トリルに加えることができそしてアミノニトリル金属カ
ルボキシレートをアミノニトリル溶液に滴下して加えて
もよい。アミノニトリル金属カルボキシレート:アミノ
ニトリルのモル比は約0.5〜10:1、好ましくは約
0.5〜5:1そして最も好ましくは約0.9〜1゜1
:1である。 [0047] アミノニトリル金属カルボキシレートとアミノニトリル
の合計のMl(OCl)xに対する当量重量比は約1:
1.0〜2.75、好ましくは1:1.1〜2.0そし
て最も好ましくは1:1.2〜1.5である。余剰のM
l(OCl)Xを約100パーセント過剰までのNaH
3O3又はNa2SO3、好ましくはO〜10パーセン
ト過剰そして最も好ましくはO〜2パーセント過剰の還
元剤で中和する。いずれの中間体の反応温度も約り℃〜
約60℃、好ましくは約25〜約50℃そして最も好ま
しくは約30〜約40℃である。混合対称アゾニトリル
開始剤を作るために、アゾニトリル金属カルボキシレー
トとアミノニトリルのカップリングの反応温度は約−1
5〜約35℃、好ましくは約0〜約25℃そして最も好
ましくは約O〜約10℃である。 [0048] 本発明の方法で製造する混合対称アゾニトリルをエマル
ジョン、分散及び溶液重合系における重合開始剤として
使用することができる。塩化ビニル、メチルメタクリレ
ート、及びブタジェン−スチレンを含む重合は産業上の
このような重合系の例であって、これらの開始剤の使用
が有効となろう。 [0049] 塩の含有量が低い混合対称アゾニトリル開始剤が必要で
あれば、アゾニトリル開始剤を単離する前でもあるいは
後でも水で洗しようすることができる。 [0050] 更に本発明の別の実施態様において、混合アゾニトリル
開始剤をヒドラジン及び別の化合物を用いて製造するこ
とができる。このような混合アゾニトリル開始剤は、ケ
トンとしてアセトンを使用するので安価であり、混合ア
ゾニトリル開始剤はカルボキシル基又はアルキル基であ
る末端基をもつのでジアゾシアノ酸よりも粘度が低く、
そして混合アゾニトリル開始剤を単離することなく重合
のために直接用いるアセトン溶液中で作ることができる
。 [0051] 混合アゾニトリル開始剤の種々の重要な性質は、物理状
態、溶解性、揮発性、毒性、熱安定性及び開始剤効率で
あり、そしてこれらの性質は末端基のカルボキシル基及
びアルキル基の性質によって決まる。混合アゾニトリル
開始剤の熱安定特開平3−291262 (3B) ジニトリル開始剤HOOCR−N= N−N−Rの中間
である。混合アゾニトリル開始剤の多くは独特な熱的及
び開始剤としての性質を有し、対称あるいは非対称アゾ
ニトリル開始剤では再現することができない。非対称と
対称アゾニトリル開始剤あるいは非対称アゾニトリル開
始剤の混合物は、末端基及び対称:非対称アゾニトリル
開始剤の比率によってきまる広い温度範囲をカバーする
独特な熱的及び開始剤としての性質を有する。 [0052] アゾニトリル開始剤は化学単位
【化67】 を有しそして−N=N−単位はアゾ化合物であることを
示している。本発明を実施するにあたり、アゾ単位は塩
素ガスの酸化効果によりヒドラゾ単位
【化68】 から作る。本発明はヒドラゾ単位を製造する3種類の方
法を指向する。 [0053] これらのヒドラゾ単位を製造する3つの方法はすべてケ
ト酸、シアノヒドリン、金属シアン化物、そしてヒドラ
ジン源を用いる。シアノヒドリンを出発物質として用い
ることができるし、あるいは現場で作ることもできる。 [0054] 欠上酸 ケト酸は上述したものと同じものである。
【化69】 である。R3とR4は1〜約12個の炭素原子、好まし
くは1〜約6個の炭素原子そして最も好ましくは1〜約
4個の炭素原子を含む独立なアルキル基である。アルキ
ル基は枝分れ鎖あるいは直鎖としてよい R又はR4基
のうち1つは1〜約4個の炭素原子を含むアルコキシ基
としてもよい。好ましいシアノヒドリンはアセトンシア
ノヒドリンである。シアノヒドリンをカルボニル単位の
CN  とケトンの=C=0の反応によって現場で作る
ことができる。
【化70】 好ましいケトンはR3とR4がメチル基であるアセトン
である。 [0055] 金員2ヱン化掬 ケト酸の1モルを約1〜約2当量の弐M(CN)  [
式中、Mはリチウム、ナトリラム、カリウム、マグネシ
ウム、又はカルシウムを含んでなりそしてXはMの原子
価を表す〕で表される金属シアン化物及び塩酸の触媒量
と反応させる。シアノヒドリン金属カルボキシレートを
生成するケト酸とM(CN)  の反応は、副生成物を
生成しない付加反応である。好ましい金属シアン化物は
シアン化ナトリウムである。 [0056] 旦上ブタZ源 ヒドラジン源の例としてヒドラジン及びヒドラジン1水
和物の両方を上げることができる。ヒドラジン1水和物
が好ましい。 付加の順序によって、ヒドラゾ単位−NH−NH−を生
成するのに少なくとも$種ρ方法がある。 [0057] 1つの方法では、濃塩酸のわずがな量の存在のもとでケ
ト酸をM(CN)  と反応させてシアノヒドリン金属
カルボキシレートを作る。
【化71】 シアノヒドリン金属カルボキシレートを作ったのち、シ
アノヒドリンを加え次い でヒドラジンを加えて3種のヒドラゾ化合物を作る。
【化72】
【化73】 [0058] 使用するケト酸のモル当り1〜2、好ましくは1〜1.
5そして最も好ましくは1〜1.1当量のM(CN) 
 を用い;0.1〜10.0、好ましくは0.5〜2.
0そして最も好ましくは0.8〜1.5モルのシアノヒ
ドリンを用い、そして0.4〜0.75、好ましくは0
.4〜0.6そして最も好ましくは0.45〜0.55
モルのヒドラジン源を用いる。 [0059] シアノヒドリンとケト酸の和:アセトンのモル比が約1
.5〜約1:30、好ましくは約1ニア〜約1:12そ
して最も好ましくは約1:8〜約1:10モルでアセト
ンを混合ヒドラゾ中間体に加える。アセトンを加えたの
ち、ヒドラゾ中間体をアゾ化合物に酸化するために塩素
ガスでヒドラゾ中間体を泡立てる。HCIが発生し金属
カルボキシレートと反応して遊離カルボン酸を生じそし
て式(1)、(2)及び(3)の混合アゾニトリル開始
剤が生成する。 [0060] 次の方法においては、ケト酸、ケトン、金属シアン化物
及び塩酸の触媒量を互に反応させ、そしてケトンから現
場でシアノヒドリンを作る。
【化74】 HCI 次いで生成物をヒドラジン1永和物と反応させて混合ヒ
ドラゾ中間体を作る。アセトンを加えそして更に混合ヒ
ドラゾ中間体を上述の方法に従って塩素ガスと反応させ
、式(1)、(2)及び(3)の混合アゾニトリル開始
剤を得る。使用するケト酸のモル当り約0.1〜約10
、好ましくは約0.5〜約2.0そして最も好ましくは
約0.8〜約1.5モルのケトンを用いる。他の種々な
反応体の比率は上述の方法による。 [0061] 更に別の方法においては、ケト酸を金属シアン化物とヒ
ドラジン1永和物の水溶液に加え、次いでケトンと
【化75】 HClガスを加える。 溶剤としてアセトンを加え、そして更に混合ヒドラゾ中
間体を上述の方法に従って塩素ガスと反応させ、式(1
)、(2)及び(3)の混合アゾニトリル中間体を得る
。種々の反応体の比率は上述の方法による。 [0062] 本発明を以下の例によって更に詳細に説明するが、本発
明はこれらに限定されるものではない。 [0063]
【実施例】
以下の例を用いてアゾジニトリルの製造を説明する。特
に定めない限りすべての部とパーセントは重量基準であ
る。 (例1) 温度計と電磁攪拌機を備えた50m1三つ日丸底フラス
コに、5.15部(0,105モル)のシアン化ナトリ
ウム、6部の水及び6.4部(0,105モル)の水に
とかした28%水酸化アンモニウムを装入した。内容物
を攪拌しそして水浴で冷却した。7部の水酸の添加を終
えたのち、水浴を取除き温度を35℃に上げた。 [0064] 温度計と機械攪拌機を備えた500m1ジヤケツト付フ
ラスコに、130部の13パ一セント次亜塩素酸ナトリ
ウム水溶液を加えそして温度を一5℃より低くした。5
0m1フラスコの内容物を一9℃〜−5℃の温度範囲で
2時間かけて滴下して加えた。添加完了後、30部の1
9パーセント亜硫酸水素ナトリウムの水溶液を加えて余
剰の次亜塩素酸ナトリウムを還元した。pH値は約10
であった。追加の3.2部の亜硫酸水素ナトリウム溶液
を加えそして得られたpH値は7であった。10部の濃
塩酸を加えてナトリウム塩を遊離カルボン酸に転化した
。pH値は2であった。内容物を濾過しそして個体生成
物を水洗して次の構造を有する11.2部の白色固体を
得た。
【化76】 EOO65] (例2) 温度計と機械攪拌機を備えた11三つ日丸底フラスコに
、116部(1モル)のレブリン酸と400部のメタノ
ールを加えた。内容物を20℃に冷却しそして51.5
部(1,05モル)のシアン化ナトリウムを分けて加え
た。シアン化ナトリウムを加えたのち、液面下でアンモ
ニアガスを2時間泡立て、一方温度を20℃に保った。 内容物を25℃で約3時間攪拌し、濾過しそして固体生
成物をイソプロピルアルコールですすいだ。約150.
1部のアミノニトリルのナトリウム塩を得た。 [0066] 温度計と機械攪拌機を備えた21三つ日丸底フラスコに
、860部の13%次亜塩素酸ナトリウム水溶液を加え
、そして温度を一5℃より低くした。上記で調製した約
150部のアミノニトリルのナトリウム塩を約300部
の水に溶解し、そして3時間かけて滴下して加え、一方
温度を一10℃〜−5℃の間に保った。この添加が完了
したのち、290部の19パーセント亜硫酸水素ナトリ
ウム水溶液を加えて余剰遊離カルボン酸に転化した。内
容物を濾過して例1と同じ構造の生成物を得た。 [0067] (例3) 温度計と機械攪拌機を備えた11三つ日丸底フラスコに
、51.5部(1,05モル)のシアン化ナトリウム、
75部の水及び64部(1,05モル)の28パーセン
ト水酸化アンモニウム水溶液を装入した。内容物を攪拌
しそして水浴で冷却した。130部(1モル)の5−オ
キソヘキサン酸を27℃でゆっくり加えた。5−オキソ
ヘキサン酸の添加を完了したのち、水浴を取除きそして
温度を37℃に上げた。 [0068] 温度計と機械攪拌機を備えた21ジヤケツト付フラスコ
に、573部の13パ一セント次亜塩素酸ナトリウム水
溶液を加えそして温度を約−5℃に下げた。11フラス
コの内容物を−10〜−5℃の温度範囲で滴下して加え
た。添加完了後に、550部の19パーセント亜硫酸水
素ナトリウム水溶液を加えて余剰の次亜塩素酸ナトリウ
ムを還元した。pH値は約10であった。900部の濃
HC1を加えてナトリウム塩を遊離カルボン酸に転化し
た。内容物を濾過して次の構造を有する生成物を得た

化77】 [0069] (例4) 温度計と電磁攪拌機を備えた50m1三つ日丸底フラス
コに、5.15部(0,105モル)のシアン化ナトリ
ウム、17部(0,105モル)の28パーセント水酸
化アンモニウム水溶液、そして2部の水を装入した。密
閉系を水浴で冷却し、そして11.6部(0,1モル)
のレブリン酸を約35℃で滴下して加えた。約2時間反
応温度を約35〜40℃に保った。内容物を25℃に冷
却しそして窒素を1時間液面下に泡立てて余剰のアンモ
ニアを除去した。 [00701 温度計と機械攪拌機を備えた300m1ジヤケツト付フ
ラスコに、74.5部(0,14モル)の14.5重量
パーセント次亜塩素酸ナトリウム水溶液を加えてそして
内容物を約O℃に冷却した。次いで50m1の内容物を
約O〜5℃で52分かけて滴下して加えた。添加完了後
、内容物を約O℃で約1.5時間攪拌した。約5.9部
の20パーセント亜硫酸ナトリウム水溶液をKI試験紙
が反応しなくなる迄加えた。溶液のpH値は12であっ
た。約40gの水を加え、次いで12.5mlの濃塩酸
を加えてpH値を約1に下げた。内容物を濾過しそして
30m1の水で3回すすいで、例1と同じ構造の生成物
を得た。 [0071] 以下の例を用いてアゾニトリル開始剤の製造を説明する
。時に定めない限りすべての部とパーセントは重量基準
である。 (例5) 温度計と電磁攪拌機を備えた50m1三つ日丸底フラス
コに、5.15部(0,105モル)のシアン化ナトリ
ウム、4部の水及び7.0部(0,115モル)の28
パーセント水酸化アンモニウム水溶液を装入した。内容
物を攪拌しそして氷水浴で冷却した。7部の水に溶かし
た11.6部(0,1モル)のレブリン酸を0〜5℃で
滴下して加えた。 レブリン酸の添加完了後、水浴を取除ぞきそして温度を
35℃に上げた。余剰のアンモニアを除くために窒素を
溶液中に泡立て−た。 [0072] 温度計と機械攪拌機を備えた300m1ジヤケツト付フ
ラスコに、128.4部の14%次亜塩素酸ナトリウム
水溶液と0.1部のアコード16150界面活性剤を加
えた。この界面活性剤を含むバイアルを1部の水ですす
ぎ、反応器に加え、そして温度を0℃に下げた。50m
1フラスコの内容物をO℃〜5℃の温度範囲で2時間か
けて滴下して加えた。この内容物に7.8部の20パー
セント亜硫酸ナトリウム水溶液を加え余剰の次亜塩素酸
ナトリウムを還元した。pH値は約12でKI試験紙の
反応はなかった。約15部の濃塩酸を加えてナトリウム
塩を遊離カルボン酸に転化した。pH値は約1であった
。内容物を濾過しそして固体生成物を水洗して17.7
部の白色固体である次の構造の混合物を得た。
【化78】 MeODのHNMRは、この白色固体が上記構造をもつ
約1:1重量比の混合物であることを示した。 [0073] (例6) レブリン酸ナトリウムのアミノニトリルを例1と同じ方
法で同じ量だけ調製した。 温度計と機械攪拌機を備えた300m1ジヤケツト付フ
ラスコに、128.4部の14パ一セント次亜塩素酸ナ
トリウム水溶液と0.1部のアコード16150で界面
活性剤を加えた。界面活性剤を含むバイアルを1部の水
ですすぎ、反応器に加えそして温度を0℃に下げて、そ
して9.8部(0,1モル)の2−アミノ−2−メチル
ブチオニトリルを0〜5℃の温度で滴下して加えた。こ
のアミノニトリルの添加に30分を要した。添加完了後
、内容物を5分間攪拌した。アミノニトリルのレブリン
酸ナトリウム溶液を0〜5℃の温度範囲で45分間かけ
て滴下し加えた。添加完了後、50部の20パーセント
亜硫酸ナトリウム水溶液を加えて余剰の次亜塩素酸ナト
リウムを還元した。濃塩酸を加えてナトリウム塩を遊離
カルボン酸に転化した。pH値は1〜2であった。内容
物を濾過しそして固体生成物を水洗し18.6部の下記
の構造をもつ白色固体を得た。
【化79】 [0074] 以下の例を用いて混合アゾニトリル開始剤の製造を説明
する。特に定めない限りすべての部とパーセントは重量
基準である。 (例7) 付属漏斗、温度計及び機械攪拌機を備えた11三つ日丸
底フラスコに、40部の水に溶かした20.3部(0,
41モル)のNaCNを加えた。攪拌を開始しそして4
0部の水に溶かした46.4部(0,40モル)のレブ
リン酸を加えた。約2.8部の濃HCIを加え、次いで
10部の水を加えた。漏斗から追加の20.3部のNa
CNを次いで10部のリンズ水を加えそして温度を20
〜30℃で30分間保った。20〜30℃で34.7部
(0,4モル)のアセトンシアノヒドリンを加え次いで
5部の水を加えた。約10〜15分後に30℃より低い
温度で23部(0,39モル)のヒドラジン1永和物を
加えそして漏斗を20部の水ですすいだ。15分後、塩
酸を加えてpH値を6に調整しそして内容物を35℃に
加熱して2時間保った。内容物を5〜10℃に冷却しそ
して416部のアセトンを加えた。次いで生成した混合
ヒドラゾ中間体を30.2部の塩素で泡立てて酸化した
。 塩素を加える前のpH値は7.56でありそして添加の
終点では3.86であった。塩素添加の間34部の50
パーセント水酸化ナトリウム水溶液を加えてpH値を3
〜7.56に保った。酸化の間最高温度は15℃であっ
た。2つの層が生成しそして分離した。上層のアセトン
溶液を濃縮し真空乾燥して137.3部の固体を得た。 窒素分析からこの固体は58.6パーセントのアゾジニ
トリルを含み、収率は90.6パーセントであった。上
層のアセトン溶液はそのまま重合に用いることができる
。この試験の目的特開平3−291262 (4g) はパーセント収率を決めることである。 [0075] (例8) 付属漏斗、温度計及び機械攪拌機を備えた11三つ日丸
底フラスコに、46.4部(0,4モル)のレブリン酸
、23.2部(0,4モル)のアセトン及び40部の水
を加えた。温度を5〜10℃に下げそして5.6部の濃
HC1を加え次いで20部の水を加えた。80部の水に
溶かした約40.5部(0,83モル)のNaCNを5
〜10℃で滴下して加えそして漏斗を20部の水ですす
いだ。10℃で40.6部の濃HC1を加えそして内容
物を5〜10℃で20分間攪拌した。次いで内容物を3
0℃に加熱し23部(0,39モル)のヒドラジン1永
和物を加え次いで漏斗を10部の水ですすいだ。内容物
を15分間攪拌しそしてpH値は6であった。内容物を
30〜35℃で更に1時間保ち、次いで温度を5〜10
℃に下げた。約416部のアセトンを加えそして30部
の塩素ガスを液面下に1時間40分間加えた。塩素化の
間pH値はOになりそして26.5部の50パーセント
水酸化ナトリウム水溶液を用いてpH値を約6に調整し
た。酸化を完了した後、6.5部の50パーセント水酸
化ナトリウム水溶液でpH値を3.74に調整した。2
層が生成しそして分離した。上層のアセトン溶液を濃縮
しそして真空乾燥して145部の白色半固体を得た。窒
素分析から生成物のサンプルは45.6パーセントアゾ
ジニトリルを含み、収率が74.5パーセントであるこ
とがわかった。 [0076] (例9) 付属漏斗、温度計、及び機械攪拌機を備えた11三つ日
丸底フラスコに、58.5部(0,5モル)のレブリン
酸、17.4部(0,3モル)のアセトン及び80部の
水を加えた。攪拌を開始しそして5.6部の濃HCIを
加えそして漏斗を20部の水ですすいだ。20〜30℃
で80部の水に溶かした40.5部(0,83モル)の
NaCNを滴下して加えそして漏斗を20部の水ですす
いだ。攪拌を20分間続けこの間23部(0,39モル
)のヒドラジン1水和分を30℃で加えた。漏斗を20
部の水ですすいだ。攪拌を更に15分間続けそして約3
0部の濃HCIでpH値を6に調整した。内容物を35
℃で1.5時間攪拌しそして温度を5〜10℃に下げた
。約416部のアセトンを5〜10℃で滴下して特開平
3−291:)62 (49) だ。濃塩酸を加えてpH値を4に調整した。2層が形成
しそして分離した。上層のアセトン溶液を50m1の飽
和食塩水で洗じょうしそして19m1の新たな水の層が
できた。アセトン層を濃縮しそして35℃より低い温度
で真空乾燥して110部の半固体を得た。窒素分析から
生成物のサンプル52.3パーセントの混合アゾニトリ
ルを含み収率は75.1パーセントであることがわかっ
た。 [0077] (例10) 付属漏斗、温度計、及び機械攪拌機を備えた11三つ日
丸底フラスコに、80部の水に溶かした40.5部(0
,83モル)のNaCNを加えた。内容物を20℃に冷
却しそして23部(0,39モル)のヒドラジン1水和
物を加え次いで40.6部(0,4モル)のレブリン酸
を加えそして漏斗を5部の水でその都度すすいだ。20
℃で23.3部(0,4モル)のアセトン及び41.5
部の濃HCIを両方とも滴下して加えた。HCIの添加
後約20分でpH値は約7であった。内容物を35℃に
加熱しそして1.5時間保持し次いで5〜10℃に冷却
した。約416部のアセトンを滴下して加え、そして塩
素ガスを液面下に吹込んでヒドラゾ中間体を酸化した。 pH値は0.7に下がりそして31.6部の50パーセ
ント水酸化ナトリウム水溶液を用いてpH値を3.1に
調整した。2層が形成しそして分離した。上層のアセト
ン溶液を濃縮しそして真空乾燥して138.7部の粗い
半固体を得た。窒素分析からサンプルは56.5パーセ
ントのアゾニトリルを含み収率は88%であることを示
した。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 【化1】 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は1〜約12個の炭素原子を含むアルキ
    ル基、そしてR_2は直接結合あるいは1〜約12個の
    炭素原子を含むアルキレン基又は約3〜約12個の炭素
    原子を含むシクロアルキレン基を表す〕で表されるケト
    酸を、ケト酸のモル当り1〜約2当量のM(CN)_x
    〔式中、Mはリチウム、ナトリウム、カリウム、マグネ
    シウム又はカルシウムを含んでなる金属、そしてxはM
    の原子価を表す〕及び約1:1〜4のアンモニア源とを
    、溶剤の存在下で反応させて、式【化2】 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるアミノニトリル金属カルボキシレートを作り
    、余剰アンモニア源を除去し、 溶剤としてメタノールを用いる場合はメタノールを除去
    し、そして該アミノニトリル金属カルボキシレートを、
    ケト酸のモル当り約1.0〜約2.5当量のM_1(O
    Cl)_x〔式中、M_1はナトリウム、カリウム又は
    カルシウムを含んでなる金属、そしてxはM_1の原子
    価を表す〕と、アルコール又は界面活性剤をM_1(O
    Cl)_xと一緒に用いない条件のもとで反応させて、
    式【化3】 ▲数式、化学式、表等があります▼ を含んでなるアゾジニトリル金属カルボキシレートを作
    り、余剰のM_1(OCl)_xを還元剤で還元し、そ
    して更にアゾジニトリル金属カルボキシレートを中和し
    て、式【化4】 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される対称アゾ化合物を作る 工程を含んでなる対称アゾ化合物を製造する方法。
  2. 【請求項2】R_1が1〜約6個の炭素原子を含むアル
    キル基、そしてR2が1〜約6個の炭素原子を含むアル
    キレン基、又は約3〜約6個の炭素原子を含むシクロア
    ルキレン基であり、該ケト酸の該アンモニア源に対する
    モル比が1:1〜1.5であり、該金属シアン化物の該
    ケト酸に対するモル比が1〜1.5:1であり、そして
    該金属次亜塩素酸塩の該ケト酸に対するモル比が1:1
    .2〜2.0である請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】還元剤が約100パーセント過剰までの量
    である亜硫酸水素ナトリウム又は亜硫酸ナトリウムであ
    り、アゾジニトリル金属カルボキシレートを硝酸、硫酸
    又は塩酸を含んでなる鉱酸で中和し、該溶剤が水又はメ
    タノールであり、そして該アンモニア源がアンモニア又
    は水酸化アンモニウムである請求項1又は請求項2記載
    の方法。
  4. 【請求項4】式 【化5】 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は1〜約12個の炭素原子を含むアルキ
    ル基、そしてR_2は直接結合、又は1〜約12個の炭
    素原子を含むアルキレン基を表す〕で表されるケト酸を
    、ケト酸のモル当り1〜約2当量のM(CN)_x〔式
    中、Mはリチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウ
    ム又はカルシウムを含んでなる金属、そしてxはMの原
    子価を表す〕と反応させて、式 【化6】 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるシアノヒドリン金属カルボキシレートを作り
    、そして該シアノヒドリン金属カルボキシレートを、ケ
    ト酸:アンモニア源のモル比が約1:1〜4であるアン
    モニア源と反応させて、式【化7】 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるアミノニトリル金属カルボキシレートを作り
    、余剰アンモニア源を除去し、 該アミノニトリル金属カルボキシレートを、ケト酸のモ
    ル当り約1.0〜約2.5当量のM_1(OCl)_x
    〔式中、M_1はナトリウム、カリウム、又はカルシウ
    ムを含んでなる金属、そしてxはM_1の原子価を表す
    〕と、アルコール又は界面活性剤を用いない条件のもと
    で反応させて、式 【化8】 ▲数式、化学式、表等があります▼ を含んでなるアゾジニトリル金属カルボキシレートを作
    り、余剰のM_1(OCl)_xを還元剤で還元し、そ
    して更にアゾジニトリル金属カルボキシレートを中和し
    て、式【化9】 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される対称アゾ化合物を作る 工程を含んでなる対称アゾ化合物を製造する方法。
  5. 【請求項5】R_1がメチル基そしてR_2がエチル基
    であり、Mがナトリウムであり、そしてアンモニア源が
    水酸化アンモニウム、そして溶剤が水である請求項4記
    載の方法。
  6. 【請求項6】還元剤が約0〜約10パーセント過剰の量
    であり、中和剤が塩酸であり、中間体の反応温度が約3
    0℃〜約40℃であり、そしてカップリング反応の反応
    温度が約0℃〜10℃である請求項1〜5のいずれか1
    項に記載の方法。
  7. 【請求項7】R_1が1〜約6個の炭素原子を含むアル
    キル基、そしてR_2が1〜約6個の炭素原子を含むア
    ルキレン基、又は約3〜約6個の炭素原子を含むシクロ
    アルキレン基であり、該ケト酸の該アンモニア源に対す
    るモル比が1:1〜1.5であり、該金属シアン化物の
    該ケト酸に対するモル比が1〜1.5:1であり、該金
    属次亜塩素酸塩の該ケト酸に対するモル比が1:1.2
    〜2.0であり、そして還元剤が約100パーセント過
    剰までの量である亜硫酸水素ナトリウム又は亜硫酸ナト
    リウムである請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法
  8. 【請求項8】アゾジニトリル金属カルボキシレートを硝
    酸、硫酸又は塩酸を含んでなる鉱酸で中和し、該溶剤が
    水又はメタノールであり、そして該アンモニア源がアン
    モニア又は水酸化アンモニウムであり;そしてR_1が
    メチル基でR_2がエチル基である請求項1〜7のいず
    れか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】Mがナトリウムであり、そしてアンモニア
    源が水酸化アンモニウムであり、そして溶剤が水であり
    、還元剤が約0〜約10パーセント過剰の量であり;中
    和剤が塩酸であり;そして中間体の反応温度が約30℃
    〜約40℃であり、そしてカップリング反応の反応温度
    が約0℃〜10℃である請求項1〜8のいずれか1項に
    記載の方法。
  10. 【請求項10】式 【化10】 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 【化11】 ▲数式、化学式、表等があります▼(2) で表される混合対称アゾニトリル開始剤を作るために、
    式【化12】 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は1〜約12個の炭素原子を含むアルキ
    ル基そしてR_2は直接結合、又は1〜約12個の炭素
    原子を含むアルキレン基又は約3〜約12個の炭素原子
    を含むシクロアルキレン基を表す〕で表されるケト酸を
    、ケト酸のモル当り1〜約2当量のM(CN)_x〔式
    中、Mはリチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウ
    ム又はカルシウムを含んでなる金属でありそしてxはM
    の原子価を表す〕及びケト酸:アンモニア源のモル比が
    約1:1〜4であるアンモニア源と、溶剤の存在のもと
    で反応させて、式 【化13】 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるアミノニトリル金属カルボキシレートを作り
    、余剰アンモニア源を除去し、溶剤としてメタノールを
    用いた場合はメタノールを除去し、 該アミノニトリル金属カルボキシレートを、界面活性剤
    の存在のもとでM_1(OCl)_x〔式中、Mはナト
    リウム、カリウム、又はカルシウムを含んでなる金属、
    そしてxはMの原子価を表す〕と反応させて、式【化1
    4】 ▲数式、化学式、表等があります▼(3) を含んでなるアゾニトリル金属カルボキシレートを作り
    、そしてまた式【化15】 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるアミノニトリルを界面活性剤の存在のもとで
    M_1(OCl)_xと反応させて、式 【化16】 ▲数式、化学式、表等があります▼(2) 〔式中、R_3及びR_4は1〜約12個の炭素原子を
    独立に含むアルキル基あるいはR_3とR_4の1つが
    1〜約4個の炭素原子のアルコキシ基を表す〕で表され
    る対称アゾニトリル開始剤を作り、 アミノニトリル金属カルボキシレート:アミノニトリル
    のモル比が約0.5〜10:1であり、界面活性剤がア
    ミノニトリル金属カルボキシレートとアミノニトリルの
    合計重量を基準として約0.05〜約0.02重量パー
    セント活性であり、そしてアミノニトリル金属カルボキ
    シレートとアミノニトリルの合計のM_1(OCl)_
    xに対する当量重量比が約1:1.0〜2.75であり
    、そして余剰M_1(OCl)_xを還元剤で還元し、
    そして更にアゾニトリル金属カルボキシレートを中和し
    て、式 【化17】 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) で表される対象アゾニトリル開始剤を作る 工程を含んでなる混合対称アゾニトリル開始剤を製造す
    る方法。
  11. 【請求項11】R_1が1〜約6個の炭素原子を含むア
    ルキル基、そしてR2が1〜約6個の炭素原子を含むア
    ルカリ基、又は約3〜約6個の炭素原子を含むシクロア
    ルキル基であり、該ケト酸の該アンモニア源に対するモ
    ル比が1:1〜1.5であり、該金属シアン化物の該ケ
    ト酸に対するモル比が1〜1.5:1であり、そして該
    界面活性剤がカチオン系であって該界面活性剤が約0.
    08〜約0.20パーセント活性である請求項1記載の
    方法。
  12. 【請求項12】R_3及びR_4がメチル基、あるいは
    R_3がメチル基でR_4がエチル基であり、該アミノ
    ニトリル金属カルボキシレートのアミノニトリルに対す
    る該比が約0.5〜5:1であり、そしてアミノニトリ
    ル金属カルボキシレートとアミノニトリルの合計のM_
    1(OCl)_xに対する該当量重量比が約1:1.1
    〜2.0であり、該アンモニア源がガス状アンモニア又
    は濃厚水酸化アンモニウムであり、該還元剤が亜硫酸水
    素ナトリウム又は亜硫酸ナトリウムであり、Mがナトリ
    ウム、そしてアゾニトリル金属カルボキシレートを硝酸
    、硫酸又は塩酸を含んでなる鉱酸で中和する請求項1〜
    11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 【請求項13】式 【化18】 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は1〜約12個の炭素原子を含むアルキ
    ル基そしてRは直接結合、あるいは1〜約12個の炭素
    原子を含むアルキレン基を表す〕で表されるケト酸を、
    ケト酸のモル当り1〜約2当量のM(CN)_x〔式中
    、Mはリチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム
    又はカルシウムを含んでなる金属、そしてxはMの原子
    価を表す〕と反応させて、式 【化19】 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるシアノヒドリン金属カルボキシレートを作り
    、該シアノヒドリン金属カルボキシレートを、ケト酸の
    アンモニア源に対するモル比が約1:1〜4であるアン
    モニア源と、溶剤である水の存在のもとで反応させて、
    式 【化20】 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるアミノニトリル金属カルボキシレートを作り
    、該アミノニトリル金属カルボキシレートを、界面活性
    剤の存在のもとでM_1(OCl)_x〔式中、M_1
    はナトリウム、カリウム、又はカルシウムを含んでなる
    金属、そしてxはM_1の原子価を表す〕と反応させて
    余剰のアンモニア源を除去し、式【化21】 ▲数式、化学式、表等があります▼(3) を含んでなるアゾニトリル金属カルボキシレートを作り
    、そしてまた式【化22】 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるアミノニトリルを界面活性剤の存在のもとで
    M_1(OCl)_xと反応させて、式 【化23】 ▲数式、化学式、表等があります▼(2) 〔式中、R_3及びR_4は1〜約12個の炭素原子を
    独立に含むアルキル基、あるいはR_3とR_4の1つ
    が1〜約4個の炭素原子のアルコキシ基を表す〕で表さ
    れる対称アゾニトリル開始剤を作り、アミノニトリル金
    属カルボキシレートのアミノニトリルに対するモル比が
    約0.5〜10:1であり、界面活性剤がアミノニトリ
    ル金属カルボキシレートとアミノニトリルの合計重量を
    基準として約0.05〜約0.20重量パーセント活性
    であり、そしてアミノニトリル金属カルボキシレートと
    アミノニトリルの合計のM_1(OCl)_xに対する
    当量重量比が約1:1.0〜2.75であり、そして 余剰のM_1(OCl)_xを還元剤で還元して、そし
    て更にアゾニトリル金属カルボキシレートを中和して、
    式 【化24】 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) で表される対称アゾ化合物を作る 工程を含んでなる混合対象アゾ化合物を製造する方法。
  14. 【請求項14】R_1が1〜約3個の炭素原子を含むア
    ルキル基、そしてR2が1〜約3個の炭素原子を含むア
    ルキル基あるいは約3〜約6個の炭素原子を含むシクロ
    アルキル基であり、該ケト酸の該アンモニア源に対する
    モル比が1:1〜1.2であり、そして該金属シアン化
    物の該ケト酸に対するモル比が1〜1.1:1であり、
    そして該界面活性剤がカチオン系であって該界面活性剤
    が約0.12〜約0.20パーセント活性である請求項
    13記載の方法。
  15. 【請求項15】R_3及びR_4がメチル基、あるいは
    R_3がメチル基でR_4がエチル基であり、そしてア
    ミノニトリル金属カルボキシレートのアミノニトリルに
    対する該比が約0.9〜1.1:1であり、そしてアミ
    ノニトリル金属カルボキシレートとアミノニトリルの合
    計のM_1(OCl)_xに対する該当量重量比が約1
    :1.2〜1.5であり、そして該アンモニア源がガス
    状アンモニア又は濃厚水酸化アンモニウムであり、該還
    元剤が亜硫酸水素ナトリウム又は亜硫酸ナトリウムであ
    り、Mがナトリウム、そしてアゾニトリル金属カルボキ
    シレートをHClの鉱酸で中和する請求項1〜15のい
    ずれか1項に記載の方法。
  16. 【請求項16】式 【化25】 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(2)及び ▲数式、化学式、表等があります▼(3) で表される混合アゾニトリル開始剤を作るために、式【
    化26】 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるケト酸をM(CN)_x及び塩酸の触媒量と
    反応させて、式【化27】 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるシアノヒドリン金属カルボキシレートを作り
    、シアノヒドリン金属カルボキシレートに式 【化28】 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるシアノヒドリンを加え、そして この混合物をヒドラジン源と反応させて式 【化29】 ▲数式、化学式、表等があります▼(4) ▲数式、化学式、表等があります▼(5)及び ▲数式、化学式、表等があります▼(6) 〔式中、R_1は約1〜約12個の炭素原子を含むアル
    キル基、R_2は直接結合あるいは1〜約12個の炭素
    原子を含むアルキレン基又は約3〜約12個の炭素原子
    を含むシクロアルキレン基であり、R_3とR_4は1
    〜約12個の炭素原子を含む独立なアルキル基あるいは
    R_3とR_4の1つは1〜約4個の炭素原子を含むア
    ルコキシ基であり、そしてMはリチウム、ナトリウム、
    カリウム、マグネシウム、又はカルシウムを含んでなる
    金属を表す〕で表されるヒドラゾ中間体の混合物を作り
    、そしてヒドラゾ中間体の該混合物を、アセトン溶剤の
    存在のもとで塩素ガスと反応させてヒドラゾ中間体の混
    合物を酸化し、そして混合アゾニトリル開始剤を作る工
    程を含んでなる混合アゾニトリル開始剤を製造する方法
  17. 【請求項17】金属シアン化物の当量:ケト酸のモル数
    の比が約1〜2:1であり、ヒドラジン源のモル数:ケ
    ト酸のモル数の比が約0.4〜0.75:1である請求
    項1記載の方法。
  18. 【請求項18】シアノヒドリンとケト酸のモル比が約0
    .1〜10.0:1であり、そしてヒドラゾ中間体のシ
    アノヒドリンとケト酸の合計とアセトンのモル比が1:
    5〜30である請求項1〜17のいずれか1項に記載の
    方法。
  19. 【請求項19】金属シアン化物の当量:ケト酸のモル数
    の比が約1〜1.1:1であり、ヒドラジン源のモル数
    :ケト酸のモル数の比が約0.45〜0.55:1であ
    り、ヒドラジン源がヒドラジン1水和物であり、そして
    Mがナトリウム、そしてシアノヒドリンとケト酸のモル
    比が約0.8〜1.5:1である請求項1〜18のいず
    れか1項に記載の方法。
  20. 【請求項20】ヒドラゾ中間体のシアノヒドリンとケト
    酸の合計とアセトンのモル比が1:8〜10であり、R
    _1が1〜約6個の炭素原子を含み、そしてR_2が1
    〜約6個の炭素原子を含むアルキレン基であり、そして
    ケト酸がレブリン酸である請求項1〜19のいずれか1
    項に記載の方法。
  21. 【請求項21】式 【化30】 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(2)及び ▲数式、化学式、表等があります▼(3) で表される混合アゾニトリル開始剤を作るために、式【
    化31】 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるケト酸を、M(CN)_x及び式【化32】 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるケトンと、塩酸の存在のもとで反応させて、
    式【化33】 ▲数式、化学式、表等があります▼及び ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるシアノヒドリンの混合物を作り、そしてシア
    ノヒドリン混合物をヒドラジン源と反応させて、式【化
    34】 ▲数式、化学式、表等があります▼(4) ▲数式、化学式、表等があります▼(5)及び ▲数式、化学式、表等があります▼(6) 〔式中、R_1は約1〜約12個の炭素原子を含むアル
    キル基であり、R_2は直接結合、あるいは1〜約12
    個の炭素原子を含むアルキレン基、又は約3〜約12個
    の炭素原子を含むアルキルシクロアルキレン基であり、
    R_3とR_4は1〜約12個の炭素原子を含む独立な
    アルキル基、あるいはR_3とR_4の1つが1〜約4
    個の炭素原子を含むアルコキシ基であり、そしてMがリ
    チウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム又はカル
    シウムを含んでなる金属を表す〕で表されるヒドラゾ中
    間体の混合物を作り、そして ヒドラゾ中間体の該混合物を、アセトン溶剤の存在のも
    とで塩素ガスと反応させヒドラゾ中間体の混合物を酸化
    して混合アゾニトリル開始剤を作る工程を含んでなる混
    合アゾニトリル開始剤を製造する方法。
  22. 【請求項22】金属シアン化物の当量:ケト酸のモル数
    の比が約1〜1.1:1であり、ヒドラジンのモル数:
    ケト酸のモル数の比が約0.45〜0.55:1であり
    、ケトンとケト酸のモル比が約0.8〜1.5:1であ
    り、そしてヒドラゾ中間体のシアノヒドリンとアセトン
    のモル比が約1:8〜10である請求項21記載の方法
  23. 【請求項23】ヒドラジン源がヒドラジン1水和物であ
    り、Mがナトリウムでありそしてケト酸がレブリン酸で
    ある請求項1〜22のいずれか1項に記載の方法。
  24. 【請求項24】式 【化35】 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(2)及び ▲数式、化学式、表等があります▼(3) で表される混合アゾニトリル開始剤を作るために、式【
    化36】 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるケト酸を、M(CN)_x及びヒドラジン源
    と、式【化37】 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表されるケトンの存在のもとで反応させて、式【化3
    8】 ▲数式、化学式、表等があります▼(4) ▲数式、化学式、表等があります▼(5)及び ▲数式、化学式、表等があります▼(6) 〔式中、R_1は約1〜約12個の炭素原子を含むアル
    キル基であり、R_2は直接結合あるいは1〜約12個
    の炭素原子を含むアルキレン基、又は約3〜約12個の
    炭素原子を含むアルキルシクロアルキレン基であり、R
    _3とR_4は1〜約12個の炭素原子を含む独立なア
    ルキル基、あるいはR_3とR_4の1つが1〜約4個
    の炭素原子を含むアルコキシ基であり、そしてMがリチ
    ウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、又はカル
    シウムを含んでなる金属を表す〕で表されるヒドラゾ中
    間体の混合物を作り、そしてヒドラゾ中間体の該混合物
    を、アセトン溶剤の存在のもとで塩素ガスと反応させて
    ヒドラゾ中間体の混合物を酸化し、混合アゾニトリル開
    始剤を作る 工程を含んでなる混合アゾニトリル開始剤を製造する方
    法。
  25. 【請求項25】金属シアン化物の当量:ケト酸のモル数
    の比が約1〜1.1:1であり、そしてヒドラジンのモ
    ル数:ケト酸のモル数の比が約0.45〜0.55:1
    である請求項24記載の方法。
  26. 【請求項26】ヒドラジン源がヒドラジン1水和物であ
    り、そしてMがナトリウムであり、ケトンとケト酸のモ
    ル比が約0.8〜1.5:1であり、ヒドラゾ中間体の
    シアノヒドリンとアセトンのモル比が約1:8〜10で
    あり、そしてケト酸がレブリン酸である請求項1〜25
    のいずれか1項に記載の方法。
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