JPH02222404A - N―ビニルアミドの加水分解されたポリマーの安定な油中水型エマルジョンの製法、このエマルジョン並びにこのエマルジョンからなる、紙及び紙製品を製造するための脱水剤、保留剤及び凝集剤 - Google Patents

N―ビニルアミドの加水分解されたポリマーの安定な油中水型エマルジョンの製法、このエマルジョン並びにこのエマルジョンからなる、紙及び紙製品を製造するための脱水剤、保留剤及び凝集剤

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JPH02222404A
JPH02222404A JP1328548A JP32854889A JPH02222404A JP H02222404 A JPH02222404 A JP H02222404A JP 1328548 A JP1328548 A JP 1328548A JP 32854889 A JP32854889 A JP 32854889A JP H02222404 A JPH02222404 A JP H02222404A
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acid
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ハインリツヒ・ハルトマン
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ヴアルター・デンチンガー
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ミヒアエル・クレーナー
Norbert Sendhoff
ノルベルト・ゼントホフ
Enrique Freudenberg
エンリクヴエ・フロイデンベルク
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 従来の技術 N−ビニルホルムアミドの部分的に加水分解されたポリ
マーは例えば米国特許第4421602号明細書から公
知である。この米国明細書に記載されている線状の塩基
性ポリマーは固有の成分としてビニルアミン単位90〜
10モル%及びN−ビニルホルムアミド単位10〜90
モル%を含む、このポリマーは、N−ビニルホルムアミ
ドを重合させ、ポリマーを溶解した形で酸又は塩基の存
在で加水分解することによって製造されるN−ビニルホ
ルムアミドの重合は油中水型重合法によっても実施し得
るが、鹸化されたポリマーの安定な油中水型エマルジョ
ンを上記生成物から加水分解によって製造することはで
きない。
米国特許第4623699号明細書からは、ビニルアミ
ン単位及びN−ビニルホルムアミド単位を共重合して含
む線状の塩基性ポリマー粉末の製法が公知であり、この
場合N−ビニルホルムアミドの粉末ポリマーを、使用し
たポリマーに対して最高5重量%の水の存在で、ガス状
のハロゲン化水素酸で加水分解させる。ポリマーの加水
分解は水の不存在で実施するのが有利である。N−ビニ
ルホルムアミドポリマーの粒径は10〜1000μ層、
有利には50〜400μmである。
欧州特許出願公開第0216387号明細書からは、 (a) N−ビニルホルムアミド 95〜10モル%を
(b)酢酸ビニル、10ピオン酸ビニル、C□〜C4−
アルキルビニルエーテル、N−ビニルピロリドン、アク
リル酸及びメタクリル酸のエステル、ニトリル及びアミ
ドの群からなるエチレン列不飽和モノマー5〜90モル
%と 共重合させ、引続きこのコポリマーを加水分解すること
により、ビニルアミン単位を共重合して含む水溶性コポ
リマーを製造する方法が公知であり、この場合ホルミル
基の30〜lOOモル%がコポリマーから脱離される。
このポリマーは油中水型エマルジョンとして製造するこ
とができるが、加水分解は水性懸濁液又は水溶液中でペ
ーストの形で実施される。
欧州特許出願公開第0231901号明細書からはN−
ビニルホルムアミドの特に高分子ポリマーの製法が公知
であり、この場合特に精製されたN−ビニルホルムアミ
ドを油中水型エマルジョンの形で重合する。
欧州特許出願公開第0262577号明細書及び同第0
264649号明細書から同様にN−ビニルホルムアミ
ド並びに置換されたN−ビニルアミドを油中水型エマル
ジョンの形で重合することは公知であるが、この場合に
も加水分解はそれぞれ水溶液中で実施する。
N−ビニルアミン単位を共重合して含む高分子ポリマー
の希釈水溶液は極めて高い粘度を有する。すなわち例え
ば5%水溶液はもはやポンプ給送することができない、
従ってN−ビニルアミドの加水分解されたポリマーを経
済的に使用するためには、ポリマー含有量が20〜40
重量%の場合にもなお比較的低い粘度を有し、従ってこ
れをポンプで給送することができる油中水型ボリマーエ
マルジヲンが適している。
英国特許第1562417号明細書からは、アクリルア
ミドポリマーの沈降安定な油中水型分散液を製造する方
法が公知であり、この場合重合は乳化剤の存在で実施さ
れ、この乳化剤はCtO〜C2□−脂肪アルコールのグ
リシジルエーテルを2〜6個の炭素原子を有する2〜6
価のアルコールとか又はCIO〜C2□−アルコールか
ら誘導されるそのモノエーテルと、グリシジルエーテル
対アルコールのモル比1:0.5〜1:6で反応させる
ことによって得ることがでる。この乳化剤は場合によっ
ては更にモル比1:1〜6で2〜4個の炭素原子を有す
るアルキレンオキシドと反応させることもできる。
発明が解決しようとする課題 本発明はN−ビニルアミドの加水分解されたポリマーの
安定な油中水型エマルジョンを製造する方法を提供する
ことを根本課題とし、その際この部分的に又は完全に加
水分解されたN−ビニルアミドの油中水型ポリマーエマ
ルジョンは容易に取り扱うことができるものでなければ
ならずまた湿潤剤の存在で転相し、従ってポリマーは急
速に水に溶解することを要する。
課題を解決するための手段 この課題は本発明によれば 式■: R−Co−N−CI=CTo        (I  
)[式中R,R1は水素又はC1〜C6−アルキル基を
表す]のN−ビニルアミドを、単独又は混合物として他
のモノエチレン列不飽和七ツマ−と、重合開始剤及び乳
化剤の存在において油中水型エマルジョンの形で重合さ
せて油中水型ポリマーエマルジョンを生ぜしめ、引°続
きこのポリマーを加水分解することによって、式IのN
−ビニルアミドの加水分解されたポリマーの安定な油中
水型エマルジョンを製造する方法において、油中水型ポ
リマーエマルジョンの形のポリマーを、酸又は塩基及び
ポリマーに対して1〜30重量%の乳化剤の存在で加水
分解させ、その際乳化剤は (A)C+o〜C22−脂肪アルコールをエピクロルヒ
ドリンと1 :  0.5〜1:1.5のモル比で反応
させて、グリシジルエーテルを生ぜしぬ、(B)  こ
のグリシジルエーテルを(1) OH基を2〜6個含む
飽和02〜C6−アルコールとか又は(2)C+o〜C
22−脂肪アルコールとのそのモノエーテルと、グリシ
ジルエーテル対(1)又は(2)のモル比1:0.5〜
6で、酸又は塩基の存在において反応させ、 (C)   (B)による反応生成物を少なくとも1種
の02〜C4−アルキレンオキシドとモル比1:1〜6
でアルコキシル化する ことにより得る方法によって解決される。
式Iのビニルアミドの重合は有利には上記乳化剤の存在
で実施される。こうして得ることのできる油中水型ポリ
マーは容易に取り扱うことができ定着剤及び脱水助剤と
してまた凝集剤として紙の製造に際して使用される。
N−ビニルアミドの加水分解されたポリマーの安定な油
中水型エマルジョンの製造は2つの処理工程で行う、第
1の処理工程で式I:R−CO−N−CH=CH2(I
 ) R亀 [式中R,R1は水素又は01〜C6−アルキルを表す
]のN−ビニルアミドを重合させて、ポリ−N−ビニル
アミドの油中水型エマルジョンを製造する。R及びR1
が水素であるN−ビニルアミド、すなわちN−ビニルホ
ルムアミドを使用するのが有利である0式■の他の適当
なN−ビニルアミドは例えばN−ビニル−N−メチルホ
ルムアミド、N−ビニルアセトアミド及びN−ビニル−
N−メチルアセトアミドである。
N−ビニルアミドはこれと共重合可能の他のモノエチレ
ン列不飽和水溶性モノマーと一緒に共重合されていても
よい、この種のコモノマーは例えばモノエチレン列不飽
和C,〜C5−カルボン酸、その塩基性エステル、ニト
リル及びアミドである。この種の個々の化合物は例えば
アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、ク
ロトン酸、イタコン酸、アクリルアミド、メタクリルア
ミド、アクリルアミドグリコール酸、アクリルニトリル
、メタクリルニトリル、アクリル酸メチルエステル、メ
タクリル酸メチルエステル、ジメチルアミノエチルアク
リレート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエ
チルアミノエチルアクリレート、ジエチルアミノエチル
メタクリレート、スルホン酸基を含むモノマー、例えば
とニルスルホン酸、アリルスルホン酸、メタリルスルホ
ン酸、スチロールスルホン酸、アクリル酸−(3−スル
ホプロピル)エステル、メタクリル酸−(3−スルホプ
ロピル)エステル及びアクリルアミドメチルプロパンス
ルホン酸並びに、ホスホネート基を含むモノマー、例え
ばビニルホスホネート、アリルホスホネート、メタリル
ホスホネート及びアクリルアミドメチルプロパンホスホ
ン酸である、更にアクリル酸及びメタクリル酸のヒドロ
キシアルキルエステル、例えば2−ヒドロキシエチルア
クリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、3
−ヒドロキシプロピルアクリレート並びに2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート及びヒドロキシプロピルメタク
リレートが適している。この群のモノマーには更にビニ
ルグリコール、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプ
ロラクタム、N−ビニルイミダゾール、N−ビニルメチ
ルイミダゾール、N−ビニル−2−メチルイミダシリン
、N−ビニル−2−エチルイミダシリン、酢酸ビニル、
プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル並びに上記各七ツマ−
の混合物も含まれる。カルボン酸基、スルホン酸基又は
ホスホン酸基を含む各エチレン列不飽和モノマーは重合
に際して部分的に又は完全に中和された形で使用するの
が有利である。中和には有利にアルカリ金属塩例えば水
酸化ナトリウム溶液又は水酸化カリウム溶液或はアンモ
ニア又はアミン、例えばトリメチルアミン、エタノール
アミン又はトリエタノールアミンが使用される、塩基性
上ツマ−は鉱酸例えば塩酸又は硫酸との塩の形でか又は
4級化された形で使用するのが有利である(適当な4級
化剤は例えば硫酸ジメチル、硫酸ジエチル、塩化メチル
、塩化エチルスは塩化ベンジルである)0通常油中水型
ポリマーを製造するには、モノマーをまず水に溶かす。
従って水にさほど良好には溶解しないコモノマー、例え
ばアクリルニトリル、メタクリルニトリル又はメタクリ
ル酸ブチルエステルは重合に際して最大限、その水又は
モノマー水溶液への溶解度に相応するような量で使用す
る。
有利には本発明方法の第1工程でまずN−ビニルホルム
アミドのホモポリマー又は、 (a)N−ビニルホルムアミド 95〜10モル%と (b)酢酸ビニル、10ピオン酸ビニル、CI〜C4−
アルキルビニルエーテル、N−ビニルピロリドン、アク
リル酸及びメタクリル酸のエステル、ニトリル及びアミ
ドの群からなるエチレン列不飽和七ツマ−5〜90モル
%と からなるコポリマーの油中水型ポリマーエマルジョンを
製造する。
このコポリマーはN−ビニルホルムアミドを少なくとも
lOモル%共重合単位として含む。
共重合に際して場合によっては他の群のモノマー(C)
、すなわち水に溶けかつ分子中に少なくとも2工チレン
列不飽和化合物を有するモノマーを一緒に使用すること
もできる。このモノマーの例はいわゆる網状化剤例えば
メチレン−ビス−アクリルアミド、N、N’ −ジビニ
ルエチレン尿素、N、N’−ジビニルプロピレン尿素、
エチリデン−ビス−3−ビニルピロリドン並びに、2価
又は多価アルコールのアクリル?1−、メタクリル酸−
及びマレイン酸エステル開方ばエチレングリコールジア
クリレート及びエチレングリコールジメタクリレートで
ある。
この種の他の適当なエステルは例えば多価アルコール、
例えばグリセリン、ペンタエリトリット、グルコース、
フルクトース、サッカロース、分子量400〜2,00
0のポリアルキレングリコール、分子量126〜368
のポリグリセリンをアクリル酸、メタクリル酸又はマレ
イン酸でエステル化した際に得られ、この場合使用した
アルコール1モル当たり上記のカルボン酸又は上記カル
ボン酸の混合物少なくとも2モルを使用する。水溶性網
状化剤を単独又は混合物形のN−ビニルアミドの重合に
際して池の水溶性モノマーと一緒に使用する場合、網状
化剤の量は全モノマー混合物に対して 100〜20.
QOQppm 、有利には100〜10,0OOPPI
である。
まずpt−i値4〜9、有利には5〜8のモノマー水溶
液を製造する。多くの場合付加的に更に緩衝液の存在で
、例えば水相に第1又は第2燐酸ナトリウムを加えて処
理することが好ましい、水溶液中の七ツマー濃度は5〜
60重量%、有利には10〜50重量%である。
水性モノマー相を疏水性有機分散媒中で乳化させる。水
と実際に混ざらない適当な有機液体は直鎖及び分枝鎖の
脂肪族炭化水素例えばペンタン、ヘキサン、オクタン、
イソオクタン、デカン、ドデカン、パラフィン油及び液
状の飽和炭化水素混合物(その沸点は標準圧1013m
バールで120〜350℃である)である、直鎖及び分
枝鎖の脂肪族炭化水素以外に飽和環状炭化水素例えばシ
クロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ジメチルシクロ
ヘキサン、エチルシクロヘキサン、シクロペンタン、シ
クロへブタン及びシクロオクタンを使用することもでき
る。同様に上記炭化水素からなる混合物(これは通常ベ
ンジン部に存在する)も使用可能である。この種の混合
物は芳香族炭化水素を含んでいてもよい、疏水性有機分
散媒としては純粋な芳香族炭化水素例えばドルオール、
キジロール、エチルペンゾール、クモール及びペンゾー
ル並びに、塩素化炭化水素例えばベルクロルエチレン、
テトラクロルエチレン、1,1.1−トリクロルエタン
及び四塩化炭素を使用することも同様に良好に可能であ
る。ナフテンを20重量%まで含む飽和炭化水素からな
る混合物を使用するのが有利である。この場合飽和炭化
水素は主としてn−及びi−パラフィンからなる。この
炭化水素混合物の沸騰範囲は1013mバールで150
〜260℃である(  AST14D 1078 /8
6により測定)、油中水型ポリマーエマルジョン構造に
おける油相の量は10〜70重量%、有利には20〜5
0重量%である。
モノマーの重合は重合条件下にラジカルを形成する開始
剤の存在で、例えば過酸化物、ヒドロペルオキシド、過
酸化水素、アゾ化合物又はいわゆる酸化還元触媒の存在
において実施する、ラジカル開始剤としてはその都度選
択された重合温度で3時間未満の半減期を有するすべて
のこの種の化合物が適している0重合をまず比較的低い
温度で開始し、より高い温度で終了させる場合、異なる
温度で崩壊する少なくとも2種の開始剤を用いて処理す
ることが好ましい。
すなわちまず低い温度で崩壊する開始剤を重合を開始さ
せるために使用し、次いでより高い温度で崩壊する開始
剤を用いて主重合を終わらせる。水溶性及び水に不溶性
の開始剤又は、水溶性及び水に不溶性の開始剤の混合物
を使用することができる。水に不溶性の開始剤は有機相
に可溶性である。以下に記載する温度範囲に対してはそ
の都度詳細に示されている開始剤を使用することができ
る。
温度:40〜60℃ニ アセチルシクロヘキサンスルホニルペルオキシド、ジア
セチルペルオキシジカーボネート、ジシクロへキシルペ
ルオキシジカーボネート、ジー2−エチルへキシルペル
オキシジカーボネート、第3−ブチルペルネオデカノエ
ート、2゜2°−アゾビス−(4−メトキシド−2,4
−ジメチルバレロニトリル)、2.2’−アゾビス−(
2−メチル−N−フェニルプロピオンアミジン)ジしド
ロクロリド、2.2゛−アゾビス−(2−メチルプロピ
オンアミジン)ジヒドロクロリド、 温度:60〜80℃: 第3ブチルペルビバレート、ジオクタノイルペルオキシ
ド、ジラウロイルペルオキシド、2゜2°−アゾビス−
(2,4−ジメチルバレロニトリル)、 温度:80〜100℃ニ ジベンゾイルベルオキシド、第3ブチルペルー2−エチ
ルヘキサノエート、第3プチルペルマレイネート、2,
2°−アゾビス−(インブチロニトリル)、ジメチル−
2,2′−アゾビスイソブチレート、 温度:100〜120℃: ビス−(第3ブチルペルオキシド)−シクロヘキサン、
第3ブチルペルオキシイソ10ビルカーボネート、第3
ブチルベルアセテート、温度:120〜140℃: 2.2−ビス−(第3ブチルペルオキシ)−ブタン、ジ
クミルペルオキシド、ジー第3アミルペルオキシド、ジ
ー第3ブチルベルオシド、温度:>140℃: p−メンタンヒドロペルオキシド、ペナンヒドロペルオ
キシド、クモールヒドロベルオキシド、第3ブチルヒド
ロペルオキシド。
付加的に更に重金属の塩、例えば銅塩、コバルト塩、マ
ンガン塩、鉄塩、ニッケル塩及びクロム塩又は有機化合
物例えばベンゾイン、ジメチルアニリン、アスコルビン
酸を上記開始剤の少なくとも1種と共に使用した場合、
先のラジカル形成開始剤の半減期を縮めることができる
、すなわち例えば第3ブチルヒドロペルオキシドはアセ
チルアセトンJR(II)5pp醜を添加した場合、1
00℃で重合可能のように活性化することができる。v
i化還元触媒の還元成分は例えば亜硫酸ナトリウム、酸
性亜硫酸ナトリウム、ナトリウムホルムアルデヒドスル
ホキシラート及びヒドラジンのような化合物からから形
成されていてよい0重合に際して使用したモノマーに対
して重合開始剤又は数種の重合開始剤からなる混合物1
0(1−10,000ppm 、有利には100〜2.
000ppmを使用する。
重合は場合によっては調節剤の存在で実施することがで
きる。適当な調節剤は例えばメルカプト化合物、例えば
メルカプトエタノール、メルカプト10パノール、メル
カプトブタノール、メルカプト酢酸、メルカプトプロピ
オン酸、ブチルメルカプタン及びドデシルメルカプタン
、更にアリル化合物例えばアリルアルコール、アルデヒ
ド例えばアセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、n
−ブチルアルデヒド及びイソ−ブチルアルデヒド並びに
蟻酸である0重合を調節剤の存在で実施する場合、重合
に際して使用したモノマーに対して0,05〜5重量%
が必要である。
油中水型重合は米国特許筒3284393号明細書から
公知の方法により実施する。このためモノマー水溶液を
鉱油中で乳化させる。安定なモノマーエマルジョンを得
るには、鉱油中でのモノマー水溶液の乳化を油中水型乳
化剤の存在で行うことが必要である。この生成物はHL
B−値2〜8を有する[ HLB〜値の定義に関しては
グリフイン(W、C,Griffin)著、「ジャーナ
ル・オブ・ソサ・イエチー・オブ・コスメチック・ケミ
スツJ (J、Soc、Cosmetic Chew、
 )第5巻、249(1954)参照]、適当な油中水
型乳化剤は例えばソルビタンモノラウレート、ソルビタ
ンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソ
ルビタンモノオレエート、グリセリンモノオレエート、
ブレセリン−ソルビタン−脂肪酸エステル、ブレセリン
−ソルビタン−脂肪酸エステルのエトキシル化生成物、
並びにマンニットモノオレエートである。上記の油中水
型乳化剤を用いて多少とも安定な油中水型ポリマーエマ
ルジョンを製造することができる0重合は場合によって
は付加的に湿潤剤の存在で実施することもでき、これに
より水への注入に際して転相する油中水型ポリマーエマ
ルジョンが得られる。湿潤剤は周知の通り8より大きい
HLB−値、有利には9〜20の範囲のHLB−値を有
する。ポリマーを急速に溶解させるため、水への注入に
際して油中木型ポリマーエマルジョンを転相させる湿潤
剤を使用することは例えば米国特許第3624019号
明細書から公知である。
本発明方法の優れた1実施態様では油中水型エマルジョ
ンの製造に際して、 (A )  Cry”−Czz−脂肪アルコールをエピ
クロルヒドリンと1:0.5〜1:1.5のモル比で反
応させて、グリシジルエーテルを生ぜしぬ、(B)  
このグリシジルエーテルを(1) OH基を2〜6個含
む飽和C2〜C6−アルコールとか又は(2)C■〜C
22−脂肪アルコールとのそのモノエーテルと、グリシ
ジルエーテル対(1)又は(2)のモル比1:0.5〜
6で、酸又は塩基の存在において反応させ、 (C)   (B)による反応生成物を少なくとも1種
の02〜C4−アルキレンオキシドとモル比1:1〜6
でアルコキシル化する ことによって得られる乳化剤を使用する。
この種の乳化剤は例えば先に記載した英国特許第156
2417号明細書から公知である。この乳化剤を製造す
るなめ方法工程(A)でCIO〜C22−脂肪アルコー
ルをエピクロルヒドリンと先のモル比で反応させてグリ
シジルエーテルを生ぜしぬる。適当な脂肪アルコールは
例えばオレイルアルコール、ステアリルアルコール、セ
チルアルコール、ミリスチルアルコール、ラウリルアル
コール、獣脂アルコール及びオキソ法で得られる炭素原
・子数lO〜22の長鎖アルコールである。
方法工程(B)では(A)により得られたグリシジルエ
ーテルを、OH基を2〜6個含む飽和C2〜C6−アル
コールと反応させる。この種の適当な多価アルコールは
例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、ジ
プロピレングリコール、ブタンジオール−1,4、ブタ
ン−12,4−ドルオール、グリセリン、トリメチロー
ルプロパン、ソルビット、ネオペンチルグリコール及び
ペンタエリトリットである。これらの多価アルコールは
、CIO”C22−脂肪アルコールから誘導されるエー
テル基を有していてもよい、この種の適当な脂肪アルコ
ールは(A)ですでに記載した。2〜6個のOH基を含
む飽和C2〜C6−アルコールの適当なモノエーテルは
例えば1−オレイルオキシプロパン−2,3−ジオール
及びステアリルオキシ10パン−2,3−ジオールであ
る。グリシジルエーテルは(B)で示した2種の化合物
類と単独でが又は混合形で、グリシジルエーテル対多価
アルコール又は多価アルコールのモノエーテルのモル比
1:0.5〜6で酸又は塩基の存在において反応させる
次いでこうして得られる反応生成物を反応工程(C)で
アルコキシル化する。アルキレンオキシドとしてはエチ
レンオキシド、プロピレンオキシド及びブチレンオキシ
ドが挙げられる。
エチレンオキシドを、使用するのが有利である。
エチレンオキシドとプロピレンオキシドとの混合物、エ
チレンオキシドとブチレンオキシドとの混合物、又はエ
チレンオキシドとプロピレンオキシドとブチレンオキシ
ドとの混合物を、反応生成物(B)のアルコキシル化で
使用することができる。(B)による化合物1モルに対
し、アルキレンオキシド1〜6モルを使用する。
N−ビニルアミドの油中水型ボリマーエマルジヲンを製
造するため、モノマーに対し上記した油中水型乳化剤1
〜30重量%を使用する。油中水型モノマーエマルジョ
ンの重合は20〜150℃の温度で実施する0重合は標
準圧で有利に実施されるが、温度を調整するため圧力を
下げてか又は上げて実施することもできる0重合中各反
応成分を良好に混合させる。工業的規模での作業では馬
蹄形攪拌器を備えた攪拌容器を使用する。攪拌器の回転
数は約lOO〜400回転/分である0重合は、各モノ
マーが実際に完全に重合するように行うことが好ましい
、場合によっては主重合に続いて副重合を行うことがで
き、この場合反応混合物に例えば更にペルオキシド又は
アゾ化合物を加える。こうしてポリマーを10〜50重
量%含む油中水型ポリマーエマルジョンが得られる。ポ
リマーを一層多量に含む油中木型ポリマーエマルジョン
が所望の場合には、水及び鉱油を共沸除去することによ
ってポリマー含有量を濃縮することができる。これによ
りポリマーを70重量%まで含む油中水型ポリマーエマ
ルジョンが得られる。特に安定な油中水型ボリマーエマ
ルジゴンは上記方法工程(A)、(B)及び(C)によ
る反応によって得られる乳化剤を使用した際に得られる
0式IのN−ビニルアミドのポリマー並びにコポリマー
は20〜300、有利には50〜280のに一層を有す
る0通常の使用では100〜250のポリマーに一層が
特に重要である。に−値はフィケンチャー(H,Fik
ent、5cher)法で、塩化ナトリウム5g及びイ
ンノニルフェノール1モルへのエチレンオキシド10モ
ルの付加生成物0.08gを蒸留水94.92gに溶解
させることにより得られた0、1%水溶液で測定した。
この測定はその都度25℃で行った。
本発明方法の第2方法工程では、第1工程で製造された
ポリマーを加水分解する。ポリマーは式(■)ニ −CH−CH2− [式中R,R1は水素、C,%C6−アルキルを表す1
の固有単位を少なくとも10モル%含み、この単位は加
水分解により式(■): [式中R1は水素又はC1〜C6−アルキルを表す]の
単位に変わる。加水分解時の反応条件との関連において
、すなわち加水分解すべきポリマーに対する酸又は塩基
の量及び加水分解時の反応温度との関連において式(■
)の単位の部分的な又は完全な加水分解が達成される。
ポリマーの加水分解は、このポリマー中に含まれる式(
■)のモノマー単位5〜100%、有利にはこの単位の
10〜90%が加水分解されるまで実施する、加水分解
を実施するためには、第1方法工程で製造された油中水
型ポリマーエマルジョンが、先に(A)、(B)及び(
C)で記載した化合物の反応によって製造可能の乳化剤
を含むことが不可欠である。ポリマー中に含まれるモノ
マー単位(IF)の加水分解を実施する場合、この乳化
剤は油中水型ポリマーエマルジョンのポリマーに対して
1〜30重量%、有利には2〜20重量%存在している
必要がある0本発明方法の優れた実施態様ではこの乳化
剤は油中水型ボリマーエマルジシンの製造に際して使用
される。
しかしこの乳化剤は、他の常用の油中水型乳化剤の存在
で製造された式■のN−ビニルアミドの油中水型エマル
ジョンに加えることもできる、加水分解は通常油中水型
ポリマーエマルジョンが不安定な状態にある反応条件下
で実施する、すなわち加水分解のため酸又は塩基を、第
1方法工程で製造した油中水型ポリマーエマルジョン(
これは(A)、(B)及び(C)の反応によって得られ
る乳化剤を有する)にか又は同様にこの乳化剤を含む濃
縮された油中水型ボリマーエマルジョンに加える。加水
分解に適した酸は例えば鉱酸例えばハロゲン化水素酸(
ガス状又は水溶液中の)、硫酸、硝酸、燐酸(オルト−
、メタ−ポリ燐酸)及び有機酸例えば01〜C6−カル
ボン酸、例えば蟻酸、酢酸及びプロピオン酸又は、脂肪
族又は芳香族スルホン酸、例えばメタンスルホン酸、ペ
ンゾールスルホン酸又はドルオールスルホン酸である。
加水分解には塩酸又は硫酸を使用するのが有利である。
酸での加水分解ではpH値はO〜5である。ポリマー中
のホルミル基1当量当たり酸0.05〜1.5当量、有
利には0.4〜1.2当量が必要である。
塩基での加水分解に際しては周期律表第1及び第2主族
の金属の金属水酸化物を使用することができ、これには
例えば水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、水酸化カルシウム、水酸化ストロンチウム及び水
酸化バリウムが適している。しかしまた同様にアンモニ
ア及びアンモニアのアルキル誘導体例えばアルキルアミ
ン又はアリールアミン、例えばトリエチルアミン、モノ
エタノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノー
ルアミン、モルホリン又はアニリンを使用することもで
きる。塩基での加水分解ではpH値は8〜14である。
塩基は固体、液体又は場合によっては気体状態で希釈し
てか又は希釈することなく使用することができる。加水
分解用塩基としてはアンモニア、水酸化ナトリウム溶液
又は水酸化カリウム溶液を使用するのが有利である。#
M又はアルカリpH−範囲での加水分解は温度30〜1
70℃、有利には50〜120℃で行う、加水分解は約
2〜8時間後、有利には3〜5時間後に終了する。この
反応時間後ポリマー中の式「の単位の加水分鮮度は5〜
100%、有利には10〜90%に達する。
加水分解のため塩基又は酸を水溶液に加え、また加水分
解中共沸蒸留により油中水型ボリマーエマルジヲンのポ
リマー濃度を20〜50%の範囲に保持する方法は特に
好ましい、加水分解された油中水型ポリマーエマルジョ
ンはまた加水分解終了後に例えば全エマルジョンに対し
て25〜70重量%のポリマー含有量に濃縮することが
できる0通常加水分解後に中和することにより、加水分
解された油中水型ポリマーエマルジョンのpH−値は2
〜8、有利には3〜7の範囲内にある。この中和は、部
分的に加水分解されたポリマーが更に加水分解するのを
阻止したい場合に、必要である。加水分解された油中水
型ポリマーの粘度は20℃で20〜10,0θ0mPa
5、有利には50〜5.000mPa5である。従って
この油中水型ポリマーエマルジョンは容易に取り扱うこ
とができる0例えばこれはポンプ給送可能である。
加水分解されたポリマーの油中水型エマルジョンを使用
するに当たっては、この生成物が水への注入に際して急
速に転相することが望ましい、この種のエマルジョンに
関しては米国特許第3624019号明細書から公知の
ように、HLB−値が少なくとも9である湿潤剤0.5
〜10%、有利には1〜5%を加えることによってこれ
を転相させることができる。この種の適当な界面活性剤
は例えばC8〜Cl2−アルキルフェノールへのエチレ
ンオキシド8〜30モルの付加生成物又はCI2〜C1
1l−アルコール又はC1,〜C,□−アルキルスルホ
ネートへのエチレンオキシド5〜30モルの付加生成物
である。湿潤剤を含む油中水型ポリマーエマルジョンを
水に注入した際、転相が生じ、エマルジョン中に存在す
るポリマーは急速に水に溶解する。
加水分解されたN−ビニルホルムアミドポリマーの本発
明により製造された油中水型エマルジョンは例えば抄紙
機から生じる廃水を清澄にするための凝集剤として、紙
を製造する際の脱水剤及び定着剤として、穿孔スラッジ
用分散剤及び保護コロイドとして、潮水(FIuL−v
lssern)への石油の二次及び三次輸送に際しての
助剤として、耐食剤としてまたセメント添加剤として使
用される。僅かに網状化されたポリマーは例えば織物捺
染ペースト用粘稠剤として又は清浄剤に適している。す
べての場合に、加水分解されたN−ビニルアミドポリマ
ーの、湿潤剤を含む油中水型ポリマーエマルジョンを転
相することによって使用者により製造される極めて薄い
水溶液が必要である0本発明による油中水型ポリマーエ
マルジョンは沈降安定性である。
k−値は、フィケンチャ−(H,Fikentsche
r)法[「セルロースヘミ−] (Zellulose
chemie)、第13巻、第58〜64頁及び第71
〜74頁(1932)]により測定した。その際に=k
・103である。
コポリマーのに一層は、塩化ナトリウム5g及びイソノ
ニルフェノール1モルへのエチレンオキシド10モルの
付加生成物0.08gを蒸留水94゜92gに溶かすこ
とによって製造した塩水溶液中の0.1重量%のポリマ
ー濃度で測定した。測定は25℃で実施した。
油中水型ポリマーエマルジョンの固体含有量は、エマル
ジョン30gを沸騰範[1192〜254℃の炭化水素
混合物logで希釈し、この混合物をアセトン900−
に撹拌導入することにより測定した。その際ポリマーが
生じた。これを定量的に濾別し、残渣をアセトン500
−で取り、新たに濾別した。引続き濾滓を真空下に50
℃で15時間乾燥し、これを秤量した。計算は次式によ
り行った: 固体含有量(X) = (秤量値X100)/30実施
例 実施例中の%表示は、他に記載しない限り重量%を表す
、各側では本発明により使用すべき乳化剤1又は2を使
用した。これらは次のようにして製造した: 乳化剤1 (A)  オレイルアルコールをエピクロルヒドリンと
1:lのモル比で反応させて、オレイルグリシジルエー
テルを生ぜしめ、 (B)  オレイルグリシジルエーテルをグリセリンと
モル比1:1でBF3−燐酸の存在において温度80℃
で反応させ、塩基性イオン交換体を用いて触媒を除去し
、 (C)  (B)による反応生成物をエチレンオキシド
2モルでエトキシル化する。
乳化剤2 方法工程(A)及び(B)を乳化剤1の製造におけると
同様(こして実施するが、方法工程(B)で得られた生
成物のアルコキシル化はエチレンオキシド1モルを用い
て行う。
例  1 馬蹄形攪拌器、還流冷却器、温度計、窒素導入口及び排
出口を備えた2II容量の重合容器に攪拌しながら以下
の物質を順次装入する:沸騰範囲192〜254℃の炭
化水素混合物290g、WIL化剤1 30.25g、
新鮮な蒸留N−ビニルホルムアミド 190.5g及び
、蒸留水371gに溶けた第1燐酸ナトリウム3.8g
の溶液、混合物のpH値は6.5である。容器内容物を
窒素雰囲気下に4000pmの攪拌速度で30分間乳化
する。
引続き混合物を攪拌器回転数4000pmで加熱する。
温度が40℃に達した後アセトン5gに溶かした2、2
゛−アゾ−ビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル)
  0.285gを加え、混合物を温度60℃に加熱す
る。温度を60〜65℃で2時間保ち、次いでアセトン
3gに溶けた2、2゜アゾ−にスー(2,4−ジメチル
バレロニトリル)  0.055gの溶液を加え、反応
混合物を75℃で更に2時間加熱する。この時間の後、
固体含有量21.7%の薄い、斑点及び凝固物を含まな
いエマルジョンが得られ、これを50℃に冷却し、ポリ
−N−ビニルホルムアミドを加水分解するため0.5時
間以内に塩化水素(気体) 34.3gを導入する。加
水分解は50℃で5時間続けた後中止する。この時間後
N−ビニルホルムアミドのホモポリマーのホルムアミド
基30%がアミノ基に変換する。引続き反応混合物を2
0℃に冷却し、ガス状アンモニアを導入することによっ
てpH値を5に調整する。その後30分以内に激しく攪
拌しながらイソノニルフェノール1モルへのエチレンオ
キシド10モルの付加生成物30gを加え、混合物を更
に2時間攪拌する。こうして30%加水分解されたポリ
−N−ビニルホルムアミドの安定な油中水型エマルジョ
ンが得られる。
このエマルジョンは薄くかつなめらかで、斑点及び凝固
物を含まない、加水分解前のポリマーのに一層は196
であり、その粘度は800mPa5であった、界面活性
剤を含まない油中水型ポリマーエマルジョン並びに界面
活性剤を含む油中水型ポリマーエマルジョンは貯蔵安定
である。界面活性剤を含むものは水への注入に際して転
相し、ポリマーは水に急速に溶解する。
例  2 乳化剤2を同量使用することを除き、例1の方法を繰返
す、ポリマーかに一層192を有する油中水型ポリマー
エマルジョンが得られる。エマルジョンは薄く、なめら
かな外観を有しまた固体含有量は21.5%である。こ
れは斑点及び凝固物を含まない、界面活性剤を含まない
及び含む(イソノニルフェノール1モルへのエチレンオ
キシド10モルの付加生成物30gを添加)油中水型ポ
リマーエマルジョンは貯蔵安定であり、粘度390鵬P
as (界面活性剤不合)及び1600mPa5(界面
活性剤含有)を有する。界面活性剤を含む油中水型ポリ
マーエマルジョンは水で希釈した際急速に転相し、ポリ
マーは溶解する。
比較例1〜8 例えば欧州特許出願公開第0264649号明細書に記
載されているような公知技術水準と比較するため、第1
表に示じな各乳化剤を用いて実施例1を繰返した。その
際得られたエマルジョンが凝固物及び斑点を有さない限
り(比較例4及び5)、加水分解を実施例1に記載した
ようにして実施した。その都度の結果及び各比較例でそ
れぞれ使用した乳化剤を第1表に示す。
例  3 例1に記載した重合装置にn−オクタン540g及び乳
化剤115gを配置し、攪拌各回転数400Upmで弱
い窒素流下に温度50℃に加熱する。
次いで2.2′−アゾ−ビス(2,4−ジビニルバレロ
ニトリル)0.3gを加え、20分以内に水180g中
のN−ビニルホルムアミド90gの溶液を加える。引続
き反応混合物を更に50℃で2時間40分攪拌する。試
料を取り出し、ポリマーのに値を測定する。に値はこの
時点で208である、油中水型エマルジョンの固体含有
量は10.9%である。
こうして得られた油中水型ポリマーエマルジョンに30
分以内に38%水性塩酸42.9gを加え。
反応混合物を50℃で5時間加熱して、加水分解させる
。この時間の後ホルムアミド基の30%が加水分解した
。極めて薄い、斑点のない油中水型ポリマーエマルジョ
ンが得られ、これは−夜装置した際僅かに沈殿するが、
軽く揺動又は攪拌することによって再び均質化する。イ
ソノニルフェノール1モルへのエチレンオキシド10モ
ルの付加生成物15gを加えると、加水分解されたポリ
−N−ビニルホルムアミドの貯蔵安定な油中水型エマル
ジョンが生じる。このエマルジョンは水への注入に際し
て直ちに転相する。
比較例 9 例3を、乳化剤115gの代わりにソルビタン−モノス
テアレート(Span 60) 15gを用いて繰り返
した0次いで得られた油中水型ポリマーエマルシランを
、例3に記載したようにして水性塩酸を加えることによ
って加水分解させた。加水分解後ポリマーは完全に沈降
した。沈降物は激しく攪拌することによってももはや乳
化不能であった。
例  4 例1に記載した重合装置に次の各物質を配置する: 沸m範囲192〜254℃の炭化水素混合物270゜7
5g、乳化剤133g、N−ビニルホルムアミド2.8
5.75g及び、蒸留水491g中の第1燐酸ナトリウ
ム5gの溶液、混合物のpH値は6.7である0重合容
器の内容物を窒素雰囲気下に30分間攪拌器回転数40
0Up−で攪拌し、こうして乳化し、加熱する0反応混
合物が温度40℃に達した際直ちに炭化水素混合物lロ
ー中の2,2′−アゾ−ビス−(2,4−ジメチルバレ
ロニトリル)  0.427g及び2,2°−アゾ−ビ
ス−イソブチロニトリル0.142gの混合物を加え、
その後反応混合物の温度を60〜65℃の範囲で2時間
保つ0次いで反応混合物を更に2時間攪拌器回転数40
00pm及び温度75℃で攪拌する0次いでこれを50
℃に冷却する。油中水型ポリマーエマルジョンのポリマ
ーのに値は221である。ポリマーの油中水型エマルジ
ョンの固体含有量は26.1%である。
加水分解のため30分以内にコンスタントに撹拌しなが
らガス状塩化水素52.3gを導入し1反応混合物を5
0℃で更に5時間保つ、この条件下にポリマーのホルム
アミド基の30%が加水分解する6反応混合物を温度2
0℃に冷却し、ガス状アンモニアを導入することによっ
てpH値を5に調整する。
こうして得られたN−ビニルアミン単位を30%含む加
水分解されたポリ−N−ビニルホルムアミドの油中水型
エマルジョンを転相可能にするため、攪拌各回転数40
00pmで攪拌しながら30分以内にCI3〜Cl5−
オキソアルコールへのエチレンオキシド12モル及びプ
ロピレンオキシド6モルの付加生成物30gを加え、添
加終了後反応混合物を更に2時間攪拌する。こうして代
かに粘性の斑点を有さないエマルジョンが得られ、これ
は容易に水で希釈することができ、その際ポリマーは急
速に溶解する。
例5〜7 まず例1を繰返す0重合直後得られたポリ−N−ビニル
ホルムアミドの油中水型エマルジョンを3つに分け、そ
れぞれ加水分解のため異なる量の酸を加える。各間でそ
れぞれ使用した量を第2表に示す、これから読み取れる
ように、多量の酸は高い加水分鮮度をもたらす、各エマ
ルジョンはイソノニルフェノール1モルへのエチレンオ
キシド10モルの付加生成物を加えることによって加水
分解した後それぞれ転相可能になる。これらのエマルジ
ョンの外観を同様に第2表に示す。
第2表 例 HCIガス量 加水分鮮度 油中水型ポリマ[gl
   [%]  −エマルジョンの外観 5    5.2    10    薄く、斑点なし
6   22.8    60    薄く、斑点なし
7   39.0    90    薄く、斑点なし
例  8〜12 次の各側においてそれぞれ純粋なN−ビニルホルムアミ
ドの代わりに、第3表に示したコモノマーとN−ビニル
ホルムアミドとからなる混合物を使用する以外は、例1
の方法を繰返す。
モノマーの全量はこれらの各側の場合いずれも190.
5gであった。加水分解に際して使用したガス状塩化水
素の量は同様に第3表に示されている。
第3表 例 モノマー比 HCl−K値−エマルジョン(重量%
) 量     の外観 840VFA/60AM   78g  248  薄
く、斑点なし950VFA150VP  34.1g 
 17g  薄く、斑点なし1050VFA150AM
PS 34.1g  22g  薄く、斑点なし118
0VFA/20VaC35,1g  178  薄く、
斑点なし1260VFA/40HPA  34.1g 
 194  薄く、斑点なし1加水分解されていないに
値 VF^=N−ビニルホルムアミド AM =アクリルアミド VP=N−ビニルピロリドン VAC=酢酸ビニル HPA =ヒドロキシプロピルアクリレートAMPS=
アクリルアミドメタンプロパンスルホン酸。
例  13 例1に記載した反応器に沸点192〜254℃の炭化水
素混合物290g、乳化剤130.25g、N−ビニル
ホルムアミド190.5g及び蒸留水372g中の第1
燐酸ナトリウム1.9gの溶液を配置した。混合物のP
H値は6.3であった1反応混合物を攪拌器回転数40
0Upmで加熱した。混合物が温度40℃に達した際直
ちに、第3−ブチルベルビバレート0.285g及び第
3−ブチルペルナフトエ−)−0,14gを加え、次い
で反応混合物を60℃に加熱した0反応混合物を60〜
65℃で2時間、引続き80℃で更に2時間攪拌下に加
熱した0次いで混合物を50℃に冷却した。油中水型ボ
リマーエマルジミンのポリマーはに値240を有してい
た。
油中水型ポリマーエマルジョンのポリマーを加水分解す
るため、0.5時間以内にガス状塩化水素34.3gを
導入し、引続き反応混合物を温度50℃で更に5時間保
った。その後共沸蒸留により脱水処理し、ポリマー含有
量を元の21%から33%に高めた。固体含有量25〜
約27%の中間相でエマルジョンは清澄であり、完全に
透明であった。生じたポリマー含有量33%のエマルジ
ョンは薄く、斑点を有さず、イソノニルフェノール1モ
ルへのエチレンオキシド10モルの付加生成物を加える
ことによって、水中で転相可能の安定なエマルジョンに
処理することができた。
例  14〜18 例1に記載した油中水型ポリマーエマルジョンを種々異
なる方法で加水分解した。使用した加水分解剤並びに加
水分解に際しての反応条件を第4表に示す。
第4表 例 加水分解剤  温度 後反 エマルジョン[”CI
応時 の外観 [gl       間(h) 1450%硫酸77.7g  60 4  薄く、斑点
なし1570%硫酸55.5g  60 4  薄く、
斑点なし16  アンモニア11 100 5  薄く
、斑点なしくガスとして) 45.6g 1730%水酸化カリ 50 2.5薄く、斑点なしつ
溶液 200g 1830%水酸化ナト 50 2.5薄く、斑点なしリ
ウム溶液 142.9g 1)加水分解は加圧下にオートクレーブ中で実施した。
加水分解後各バッチにイソノニルフェノール1モルへの
エチレンオキシド10モルの付加生成物30gを加え、
水中で転相可能の油中水型ポリマーエマルジョンを得た
例  19 モノマー相に蟻酸1.9gを重合調節剤として加えた以
外は例1の方法を繰返した。油中水型エマルジョンの固
体含有量は21.5%であった。
加水分解前のポリマーのに値は14gであった。
加水分解されたポリマーの油中水型ボリマーエマルジシ
ンは薄く、斑点を有していなかった。
例  20 例1に記載したようにして処理するが、水性モノマー相
にメチレン−ビス−アクリルアミド0.935gを加え
た。油中水型エマルジョンの固体含有量は21,8%で
あった。加水分解された網状化ポリマーの薄く、斑点を
有さない油中水型エマルジョンが得られた。
例  21 例1を繰返すが、疏水性有機分散媒としてシクロヘキサ
ンを使用した。油中水型エマルジョンの固体含有量は2
1.7%であった。こうして加水分解前のに値が200
のポリマーが得られ、加水分解後は部分的に加水分解さ
れたポリマーの僅かに粘性の、斑点を有さない油中水型
ポリマーエマルジョンが得られた。
例  22 疏水性有機分散媒としてシクロヘキサン50%及び沸点
192〜254℃の炭化水素混合物50%からなる混合
物を使用した以外は、例1の方法を繰返した。加水分解
前はに値が193のポリマーが得られた。加水分解後は
、30%加水分解されたポリ−N−ビニルホルムアミド
の僅かに粘性の、斑点を有さない油中水型エマルジョン
が得られた。
例  23 例1に記載した重合装置に次の各物質を配置した: 沸騰範囲192〜254℃の炭化水素混合物270゜7
5g、ソルビタン−モノステアレート(Span 60
)33g、N−ビニルホルムアミド285.75g及び
蒸留水491g中の第1燐酸ナトリウム5gの溶液、混
合物のpH値は6.6であった8重合容器の内容物を窒
素雰囲気下に攪拌器回転数4001pIIで30分間攪
拌し、これにより乳化し、加熱した、反応混合物が温度
40℃に達した際直ちに、炭化水素混合物10mQ中の
2,2°−アゾ−ビス−(2,4−ジメチルバレロニト
リル)  0.427g及び2,2°−アゾ−ビス−イ
ソブチロニトリル0.142gの混合物を加え5反応混
合物の温度を60〜65℃で2時間保った。その後反応
混合物を温度75℃で更に2時間撹拌した。この時点で
乳化剤115gを加え、75℃で更に30分間撹拌した
。50℃に冷却した。油中水型エマルシランの固体含有
量は26.8%であり、ポリマーのに値は223であっ
た。
加水分解及び界面活性剤の添加は例4におけると同様に
して実施した。僅かに粘性の、斑点を有さないエマルジ
ョンが得られ、これはポリマーを急速に溶解しながら容
易に水で希釈することができた。
使用例 例  24 TMP(thermomechanical pulp
)物質48重量%、化学パルプ33%、塗被切落紙25
%及び非塗被切落紙4%から、固体物質含有量0.7%
のパルプを製造した。パルプのpH値は7.6であった
このパルプを大工業的な抄紙機で次の定着剤及び脱水剤
を使用して加工した。
(a)  例1による油中水型ポリマーエマルジョン (b)  アクリルアミド及びジメチルアミノエチルア
クリレートからなるポリマーの極めて有用な市販油中水
型エマルジョン。
両生酸物の有用性を脱水時間、ファースト−パス(Fi
rst−Pass)全定着性及び填料定着性に基づき評
価した0次の結果が得られた: 第5表 助剤 製紙IL当 水30011d  ファースト 灰
分たりのボ 対する脱 バス全定着 定着リマー投 水
時間  率(%)  重 量                       %
(a)     133     86      5
5.2    28.6(b)     153   
  108      53.8    28.0実験
(a)は本発明による例であり、比較(b)に比べて僅
かなポリマー量ですでに改良された効果が得られること
を示す。
例  25 砕木パルプ55%、化学パルプ12%及びカオリン33
%から、固体物質含有量0.9%のパルプを製造した。
明ばんを添加することによってpH値を5.0に調整し
た。このパルプを、大工業的規模の抄紙機で紙を製造す
るために使用した。
この場合定着剤及び脱水防剤として、 (a)  本発明による、例1で得られた加水分解され
たポリマーの油中水型ポリマーエマルジョン 及び (b)  公知技術水準と比較のため、網状化されかつ
エチレンイミンをグラフトされたポリアミドアミンをベ
ースとする極めて有用な市販定着剤及び脱水剤 を使用した0紙の製造に際して使用した助剤(a)及び
(b)の有用性は第6表から明らかである。
第6表 助剤 製紙IL当 ファースト 灰分 製紙It当たり
のボ バス全定着 定着 たりの蒸すマー投 率(%)
  率  気消費量%   L (a)   500    70   55.2  1
.1(b)   1000    5fS、8  43
.0  1.2第6表から明らかなように、本発明で使
用する生成物を用いた場合、比較生成物(b)を用いた
場合に比べて一層少ないポリマー使用量で一層改良され
た効果が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式I: ▲数式、化学式、表等があります▼(I) [式中R、R^1は水素又はC_1〜C_6−アルキル
    基を表す]のN−ビニルアミドを、単独又は混合物とし
    て他のモノエチレン列不飽和モノマーと、重合開始剤及
    び乳化剤の存在において油中水型エマルジョンの形で重
    合させて油中水型ポリマーエマルジョンを生ぜしめ、引
    続きこのポリマーを加水分解することによって、式Iの
    N−ビニルアミドの加水分解されたポリマーの安定な油
    中水型エマルジョンを製造する方法において、油中水型
    ポリマーエマルジョンの形のポリマーを、酸又は塩基及
    びポリマーに対して1〜30重量%の乳化剤の存在で加
    水分解させ、その際乳化剤は (A)C_1_0−C_2_2−脂肪アルコールをエピ
    クロルヒドリンと1:0.5〜1:1.5のモル比で反
    応させてグリシジルエーテルを生ぜしめ、(B)このグ
    リシジルエーテルを(1)OH基を2〜6個含む飽和C
    _2〜C_6−アルコールとか又は(2)C_1_0〜
    C_2_2−脂肪アルコールとのそのモノエーテルと、
    グリシジルエーテル対(1)又は(2)のモル比1:0
    .5〜6で、酸又は塩基の存在において反応させ、 (C)、(B)による反応生成物を少なくとも1種のC
    _2〜C_4−アルキレンオキシドとモル比1:1〜6
    でアルコキシル化する ことにより得ることを特徴とする、N−ビニルアミドの
    加水分解されたポリマーの安定な油中水型エマルジョン
    の製法。 式Iの化合物を単独又は混合物として、他 のモノエチレン列不飽和モノマーと、油中水型エマルジ
    ョンの形で (A)C_1_0−C_2_2−脂肪アルコールをエピ
    クロルヒドリンと1:0.5〜1:1.5のモル比で反
    応させてグリシジルエーテルを生ぜしめ、(B)このグ
    リシジルエーテルを(1)OH基を2〜6個含む飽和C
    _2〜C_6−アルコールとか又は(2)C_1_0−
    C_2_2−脂肪アルコールとのそのモノエーテルと、
    グリシジルエーテル対(1)又は(2)のモル比1:0
    .5〜6で、酸又は塩基の存在において反応させ、 (C)(B)による反応生成物を少なくと も1種のC_2〜C_4−アルキレンオキシドとモル比
    1:1〜6でアルコキシル化する ことにより得られる乳化剤の存在で重合させて油中水型
    ポリマーエマルジョンを生ぜしめ、引続き油中水型ポリ
    マーエマルジョンに酸又は塩基を加えて、ポリマー内に
    共重合して含まれる式Iの化合物単位を加水分解するこ
    とよりなる、請求項1記載の方法。 3、ポリマー内に共重合して含まれる式Iの化合物単位
    5〜100%を加水分解することよりなる、請求項1又
    は2記載の方法。 4、式Iの化合物としてN−ビニルホルムアミドを使用
    することよりなる、請求項1から3までのいずれか1項
    記載の方法。 5、(a)N−ビニルホルムアミド95〜10モル%と (b)酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、C_1〜C_
    4−アルキルビニルエーテル、N−ビニルピロリドン、
    アクリル酸及びメタクリル酸のエステル、ニトリル及び
    アミドの群からなるエチレン列不飽和モノマー5〜90
    モル%と からなるコポリマーを加水分解することよりなる、請求
    項1から3までのいずれか1項記載の方法。 6、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法によ
    り得られるN−ビニルアミドの加水分解されたポリマー
    の安定な油中水型エマルジョン。 7、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法によ
    り得られる加水分解されたポリ−N−ビニルアミドの油
    中水型エマルジョンからなる、紙及び紙製品を製造する
    際に使用される脱水剤、定着剤及び凝集剤。
JP1328548A 1988-12-20 1989-12-20 N―ビニルアミドの加水分解されたポリマーの安定な油中水型エマルジョンの製法、このエマルジョン並びにこのエマルジョンからなる、紙及び紙製品を製造するための脱水剤、保留剤及び凝集剤 Pending JPH02222404A (ja)

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