JPH02222178A - ヘテロ接合ダイオードの製造方法 - Google Patents

ヘテロ接合ダイオードの製造方法

Info

Publication number
JPH02222178A
JPH02222178A JP1043706A JP4370689A JPH02222178A JP H02222178 A JPH02222178 A JP H02222178A JP 1043706 A JP1043706 A JP 1043706A JP 4370689 A JP4370689 A JP 4370689A JP H02222178 A JPH02222178 A JP H02222178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
film
amorphous semiconductor
semiconductor film
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1043706A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0824198B2 (ja
Inventor
Yoshio Mito
三戸 美生
Ryuma Hirano
龍馬 平野
Masatoshi Kitagawa
雅俊 北川
Takashi Hirao
孝 平尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1043706A priority Critical patent/JPH0824198B2/ja
Priority to US07/483,872 priority patent/US5070027A/en
Publication of JPH02222178A publication Critical patent/JPH02222178A/ja
Publication of JPH0824198B2 publication Critical patent/JPH0824198B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Light Receiving Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光、放射線等の検出に用いるヘテロ接合ダイ
オードの製造方法に関するものである。
従来の技術 従来、半導体を用いた接合素子は可視光、赤外光や放射
線等を電気信号に変換する装置として幅広く用いられて
いるが、それらは主にシリコン単結晶基板に熱拡散法や
イオン注入法によって作製したI)n(1)in)接合
ダイオードに逆バイアス電圧を印加した時に発生する空
乏層を有感層として使用するものである。しかしながら
これらの製造プロセスでは、900℃以上の高温処理が
必要でありこれに起因する熱誘起欠陥生じたり、イオン
注入法の場合には注入時に於いて生じた打ち込みによる
基板ダメージがアニール処理によっても取り除ききれな
い場合が多いため、再結合による暗電流が増大し、S/
N比が取れにくかった。また製造プロセスが複雑なため
、製造時間が長くかかっていた。
そこで最近ではシリコン単結晶基板上に高周波または直
流プラズマCVD法によって非晶質半導体膜、例えば非
晶質ンリコンカーバイト膜を200℃〜300°Cの比
較的低温で形成し結晶中の欠陥の誘起を低減し、また終
始一定の比較的大きなRFパワーで形成し膜堆積の所要
時間を短縮する試みがなされている。
発明が解決しようとする課題 しかし、」二記の方法によるヘテロ接合ダイオードでは
、逆バイアス電圧印加時の暗電流が、シリコン単結晶基
板表面のプラズマダメージによって生しる界面の欠陥準
位を通しての再結合電流のために大きくなるという課題
があった。また、プラズマダメージを低減す゛るために
RFパワーを小さくして膜堆積を行った場合、膜堆積速
度が低下し膜堆積時間が増加するという課題があった。
例えば、第4図及び第5図は、それぞれ以下の条件で膜
形成を行った場合の逆バイアス電圧印加時の暗電流のR
Fパワー依存性及び膜堆積速度のRFパワー依存性であ
る。
単結晶基板 P型シリコン(10に0cm)基板温度 
 200°C 使用ガス  モノシラン(100%)、メタン(100
%)カス流量  モノシラン 703CCMメタン  
  30 SCCM ガス圧力  0.Ili Torr 膜   厚   150 nm RFパワーかI]mW/am2以下の低パワーの場合は
、ヘテロ接合ダイオードの暗電流は小さく安定して作製
できるが、膜堆積速度は40mW/cm2の高パワーの
場合に比べて!/4〜I/3と遅い。
本発明は上記課題を解決し得るヘテロ接合ダイオードの
製造方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明のヘテロ接合ダイオー
ドの製造方法は、プラズマCVD法によるシリコン単結
晶基板上への非晶質半導体膜堆積において低パワーから
高パワーへn段階(n≧2)にRFパワーの切換えを行
う方法である。
作用 本発明の製造方法によれば、初めに、シリコン単結晶基
板表面のプラズマダメージを低減するためにプラズマの
影響を受けない膜厚まで低パワーで非晶質半導体膜の堆
積を行うことによってヘテロ接合ダイオードの暗電流を
低減てき、その後、高速堆積を行うために高パワーで非
晶質半導体膜の堆積を行うことによって膜堆積時間を短
縮することができる。
実施例1 以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図を用いて説
明する。
第1図は、本発明の製造方法によって製造されたヘテロ
接合ダイオードの製造工程を示している。
まず、シリコン単結晶基板(P型、10に0cm) 1
の上部全面に基板1とのヘテロ接合を形成する非晶質半
導体膜2として非晶質シリコンカーバイト膜を平行平板
型プラズマCVD装置を用いて以下の条件で形成する(
第1図(a))。
基板温度  200°C 使用ガス  モノシラン(100%)、メタン(100
%)ガス流量  モノシラン 70300Mメタン  
 305CC閃 ガス圧力  0.B Torr RF パワー    5  W  (7mW/cn+2
)膜堆積速度  3 nm/mln 膜   厚    5 nm 次に、非晶質半導体膜2上全面に他の条件は変えずにR
Fパワーのみを大きくして放電を持続しつつ連続して非
晶質半導体膜3として非晶質シリコンカーバイト膜を以
下の条件で形成する(第1図(b))。
基板温度   200°C 使用ガス  モノシラン(100%)、メタン(100
%)ガス流量  モノシラン 70300Mメタン  
 30 SCCM ガス圧力  0.6 Torr RFハ’ワー    30  W  (42mW/cm
2)膜堆積速度  11.5 nm/min膜   厚
    150  nm 最後に、両面にアルミニウム電極4を抵抗加熱蒸着装置
を用いて約300nm形成する(第1図(C))。
第2図は、上記方法で作製したヘテロ接合ダイオードの
1−■特性を示すもので、終始30Wで膜堆積を行う場
合に比べ、暗電流が1〜2桁減少する。また、終始5W
で膜堆積を行う場合に比べ、膜堆積時間が約174に短
縮される。
非晶質シリコンカーバイト膜の膜質分析をX線光電子分
光法(E S CA)の測定で行なったところ、膜中の
炭素(C)とシリコン(Si)の比(C/Si)は5W
の場合で約15%’1 30Wの場合で約25%と明ら
かにRFパワーの大きさによって異なっていた。
実施例2 以下、本発明の他の実施例を第1図及び第3図を用いて
説明する。
まず、シリコン単結晶基板(P型、10kQcm) 1
の上部全面に基板1とのヘテロ接合を形成する非晶質半
導体膜2として非晶質シリコン膜を平行平板型プラズマ
CVD装置を用いて以下の条件で形成する(第1図(a
))。
基板温度   20θ°C 使用ガス   モノシラン(100%)ガス流量   
モノシラン 1005C(Jガス圧力   0.[i 
Torr RF ハ“ワー      5  W  (7mW/c
m2)膜堆積速度  3.5 nm/min 膜   厚    5  nm 次に、非晶質半導体膜2上全面に他の条件は変えずにR
Fパワーのみを大きくして放電を持続しつつ連続して非
晶質半導体膜3さして非晶質シリコン膜を以下の条件で
形成する(第1図(b))。
基板温度   200℃ 使用ガス   モノシラン(100%)ガス流量   
モノシラン +00300Mガス圧力   0.8 T
orr RF ハ ワー       30  W  (42m
W/Cm2)膜堆積速度  +3 nm/min 膜   厚    150  nm 最後に、両面にアルミニウム電極4を抵抗加熱蒸着装置
を用いて約300nm形成する(第1図(C))。
第3図は、上記方法で作製したヘテロ接合ダイオードの
I−V特性を示すもので、終始30Wで膜堆積を行う場
合に比べ、暗電流が1〜2桁減少する。また、終始5W
で膜堆積を行う場合に比べ、膜堆積時間が約174に短
縮される。
なお、RFパワー(P)の切り換えは、低パワーとして
は15mWより小さく、高パワーは15mW以上が望ま
しい。
発明の効果 上記本発明の製造方法によれば、初めに結晶基板がプラ
ズマの影響を受けない膜厚まで低パワーで非晶質半導体
膜の堆積を行うことによって逆バイアス電圧印加時の暗
電流を低減てき、その後高パワーで非晶質半導体膜の堆
積を行うことによって膜堆積時間を短縮することができ
、高性能なヘテロ接合ダイオードの実現に実用上極めて
有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の工程を示す説明図、第2図は
実施例1の非晶質シリコンカーバイト膜を用いたヘテロ
接合ダイオードのI−V特性を示す図、第3図は実施例
2の非晶質シリコン膜を用いたヘテロ接合ダイオードの
I−V特性を示す図、第4図は逆バイアス電圧印加時の
暗電流のRFパワー依存性を示す図、第5図は膜堆積速
度のRFパワー依存性を示す図である。 1・噛・シリコン単結晶基板、2,3・・・非晶質半導
体膜、4・・・アルミニウム電極、5゜7・・・RFパ
ワー切換え(−+−1,6,8・・・RFパワー30W
(一定)。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名O 区 寸 (zw□νりち/、ン 14扁蜘 第 図 第 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラズマCVD法によるシリコン単結晶基板上へ
    の非晶質シリコン膜、または非晶質シリコンカーバイト
    膜形成において高周波電力(RFパワー)を低パワーか
    ら高パワーへn段階(n≧2)に切換えることを特徴と
    するヘテロ接合ダイオードの製造方法。
  2. (2)RFパワーを連続して切換えることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のヘテロ接合ダイオードの製
    造方法。
  3. (3)RFパワー(P)が 低パワー: P<15mW/cm^2 高パワー: P≧15mW/cm^2 であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のヘ
    テロ接合ダイオードの製造方法。
JP1043706A 1989-02-23 1989-02-23 ヘテロ接合ダイオードの製造方法 Expired - Fee Related JPH0824198B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1043706A JPH0824198B2 (ja) 1989-02-23 1989-02-23 ヘテロ接合ダイオードの製造方法
US07/483,872 US5070027A (en) 1989-02-23 1990-02-23 Method of forming a heterostructure diode

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1043706A JPH0824198B2 (ja) 1989-02-23 1989-02-23 ヘテロ接合ダイオードの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02222178A true JPH02222178A (ja) 1990-09-04
JPH0824198B2 JPH0824198B2 (ja) 1996-03-06

Family

ID=12671261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1043706A Expired - Fee Related JPH0824198B2 (ja) 1989-02-23 1989-02-23 ヘテロ接合ダイオードの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0824198B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6531654B2 (en) * 2000-05-23 2003-03-11 Canon Kabushiki Kaisha Semiconductor thin-film formation process, and amorphous silicon solar-cell device
US8435828B2 (en) 2010-01-13 2013-05-07 Renesas Electronics Corporation Method of manufacturing semiconductor device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6531654B2 (en) * 2000-05-23 2003-03-11 Canon Kabushiki Kaisha Semiconductor thin-film formation process, and amorphous silicon solar-cell device
US8435828B2 (en) 2010-01-13 2013-05-07 Renesas Electronics Corporation Method of manufacturing semiconductor device

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0824198B2 (ja) 1996-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3380313B2 (ja) ダイヤモンド電界効果トランジスタ
US20070015373A1 (en) Semiconductor device and method of processing a semiconductor substrate
US20030030052A1 (en) Crystalline silicon thin film semiconductor device, crystalline silicon thin film photovoltaic device, and process for producing crystalline silicon thin film semiconductor device
WO2019119958A1 (zh) SiC功率二极管器件的制备方法及其结构
JP3230650B2 (ja) 炭化けい素半導体基板とその製造方法およびその基板を用いた炭化けい素半導体素子
JP3079851B2 (ja) 炭化けい素電子デバイスの製造方法
JP3956487B2 (ja) 炭化けい素半導体素子の製造方法
WO2024051493A1 (zh) 一种半导体器件及其制作方法
CN109494150B (zh) 碳化硅高温退火表面保护的制作方法及碳化硅功率器件
CN109285894B (zh) 一种金刚石基多通道势垒调控场效应晶体管及其制备方法
JP2593898B2 (ja) 半導体素子
JPH02222178A (ja) ヘテロ接合ダイオードの製造方法
JP3207869B2 (ja) 半導体装置の製造およびパッシベーション方法
JP3924628B2 (ja) SiCショットキーダイオードの製造方法
JPH02222179A (ja) ヘテロ接合ダイオードの製造方法
JP3238929B2 (ja) 非晶質シリコンカーバイド膜の形成方法並びに光起電力装置
CN116864379B (zh) 欧姆接触电极的制备方法
JP2644764B2 (ja) ヘテロ接合素子の製造方法
JPS6235539A (ja) 半導体装置の製造方法
JP3459949B2 (ja) 結晶系シリコン太陽電池およびその製造方法
JP3059297B2 (ja) 非晶質シリコン系半導体薄膜の形成方法
JPH0732135B2 (ja) ヘテロ接合素子の製造方法
JPH03280476A (ja) 光電変換装置の製造方法
JPH03200374A (ja) 太陽電池の製造方法
CN115863436A (zh) 一种金刚石场效应晶体管及其制备方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees