JPH02221770A - セラミックス製シール構造体 - Google Patents

セラミックス製シール構造体

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Publication number
JPH02221770A
JPH02221770A JP1042838A JP4283889A JPH02221770A JP H02221770 A JPH02221770 A JP H02221770A JP 1042838 A JP1042838 A JP 1042838A JP 4283889 A JP4283889 A JP 4283889A JP H02221770 A JPH02221770 A JP H02221770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic
sealant
coated
sealing
high temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP1042838A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryusuke Ushigoe
牛越 隆介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP1042838A priority Critical patent/JPH02221770A/ja
Publication of JPH02221770A publication Critical patent/JPH02221770A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Mechanical Sealing (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高温、高圧、腐食性雰囲気等の厳しい条件下で
用いるに適したセラミックス製シール構造体に関するも
のである。
(従来の技術) 高温、高圧、腐食、摩耗等の厳しい条件下で用いられる
ポンプ、バルブ、タンク等にはセラミックス部品が広く
用いられつつある。そして腐食環境で使用されるフラン
ジ等の継手部をシールするには、アスベストの芯材の周
囲を弗素樹脂で包みこんだガスケット材などが主に使用
されている。
このようなアスベストの芯材式すのガスケット材は、弗
素樹脂単体にアスベスト芯材を組合わせ、ガスケットの
剛性やシール性を向上させるために使用されるものであ
るが、アスベストの剛体を越える圧力が加わる場合、ガ
スケット材が撓んで抜けたり真空で座屈するおそれがあ
る。また弗素樹脂は肉薄であるために浸透性の強い液に
対してはアスベストが浸食されてシール材としての作用
が失われることがある。更にスラリー等を使用する部分
では摩耗が著しいうえに、高温での使用に不向きな欠点
もある。
一方、粉体やスラリー等の摩耗の激しい流動体との接触
部にはメタルガスケット材が用いられているが、金属製
であるために完全な耐摩耗性は期待できず、また高温条
件下では使用することが不可能となる。そこで高温条件
下ではやむなくセラミックス部品同志を直接接触させる
試みもなされているが、応力集中を防止するためには表
面粗さや面精度を極度に向上させる必要があり、加工コ
ストが高価となる欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記したような従来の欠点を解決して、十分な
剛性と耐摩耗性を持ち、高温条件下や腐食条件下でも安
心して使用することができるとともに、加工コストを安
価とすることができるシール性に優れたセラミックス製
シール構造体を提供するために完成されたものである。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するためになされた本発明は、セラミ
ックス体のシール部の表面にシール材をコーティングし
たことを特徴とするものである。
(実施例) 次に本発明を図示の実施例によって詳細に説明する。
第1図は板状ガスケットタイプとした実施例を示すもの
で、(1)は板状のセラミックス体、(:2)はそのシ
ール部となる上下両面にコーティングされたシール材で
ある。セラミックス体(1)としてはPSZ(部分安定
化ジルコニア)のような強度と靭性に富んだ材質が好適
である。またシール材(2)としては例えばPIPR1
PF^、PEP 、 FTFf!、 DVDFなどの弗
素樹脂やカーボンが用いられる。シール材(2)として
弗素樹脂を用いた場合にはその使用温度は200℃以下
とし、シール材(2)としてカーボンを用いた場合には
一200℃から、1500°C(但し非酸化性雰囲気)
までの広範な温度範囲での使用が可能である。このほか
温度条件や雰囲気によっては、無機材料のセラミックス
系のコーテイング材又は高級金属である白金、金、タン
タル、チタン、ニッケル、モネル等のコーテイング材を
用いてもよい。
シール材(2)のコーティング厚さは0.1−1+n+
a程度が好ましい。これは0.1 txm未満ではセラ
ミックス体(1)の表面の凹凸を埋めて平滑な表面を得
にくくなり、逆に1Illを超えるとシール材(2)自
体がシール面圧によりクリープし易くなるとともに、厚
肉のコーティングは困難となるためである。第1図に示
されるような板状ガスケットタイプのシール構造体は、
平面状の2つの部材間のシールに用いられる。
第2図はVパツキンタイプとした実施例を示すもので7
字状の断面を持つ環状のセラミックス体(1)の両表面
にシール材(2)をコーティングしたものである。その
材質や厚さについては第1図の実施例と同様である。こ
の■パツキンタイプでは特にセラミックス側のV開き角
度のたわみ量により同厚を生じるものであるため、セラ
ミックスはジルコニア等の靭性の大きい材料を用いてい
る。
第3図は容器状のセラミックス体(1)の天面をシール
材(2)によってコーティングしたもので、この上にキ
ャップ等を載せて完全なシールが得られる構造となって
おり、セラミックポンプのケーシングシールやセラミッ
クエンジンのシリンダーブロックのヘッドシール等に応
用が可能である。
第4図は円筒状のセラミックス体(1)の外周面にシー
ル材(2)をコーティングしたもので、その外側にリン
グ状のセラミックス体(3)を圧入又は焼き嵌めした場
合に完全なシールが行える構造となっている。
第5図はボールバルブのバルブシートに本発明を適用し
た例を示す、この例ではボール(4)と接触するバルブ
シートをセラミックス体(1)により構成し、そのシー
ト面及びボディ(5)との接合面にシール材(2)をコ
ーティングしである。
第6図はメカニカルシール摺動面に本発明を適用した例
を示す、8ち、シャフト(6)の外周に嵌められたカー
ボン等の回転環(7)と接する固定環(8)がセラミッ
クス体(1)からなるものとされ、その摺動面にシール
材(2)がコーティングされている。
(作用) このように構成された本発明のセラミックス製シール構
造体はセラミックス体(1)の表面に0.1〜1−程度
の肉厚のシール材(2)をコーティングしたものである
から剛性に優れ、高圧下や真空下でシ−ル構造体が撓ん
だり座屈するおそれがない。またセラミックス体(1)
は極めて耐熱性及び耐食性、耐摩耗性に優れた材料であ
るから、カーボンのような耐食性と耐熱性に富むシール
材(2)をコーティングした場合には、高温高圧条件下
や腐食性の条件下でも安定したシール効果を発揮させる
ことができる。また白金のような高級金属で耐食、耐熱
性に富むシール材(2)をコーティングした場合には、
高級金属単体で製作したガスケットに比べ安価となると
ともに、高温高圧条件下でも安定したシール効果を発揮
することができる。更に本発明のセラミックス製シール
構造体は耐摩耗性にも優れ、粉体やスラリーのような摩
耗の激しい流動体との接触部にも使用することができる
。しかも本発明においてはセラミックス体(1)の表面
の凹凸はシール材(2)によって覆われるので、セラミ
ックス体(1)の表面は焼成されたままでよく、ダイヤ
モンド砥石による研削等の加工コストも安価なものとな
る。
(発明の効果) 本発明は以上に説明したとおり、セラミックス体の表面
にシール材をコーティングすることにより、剛性、耐熱
性、耐摩耗性、耐食性、経済性等を同時に向上させるこ
とができたものであり、静的シール部にも動的シール部
にも使用することが可能である。よって本発明は、従来
の問題点を一掃したセラミックス製シール構造体として
、産業の発展に寄与するところは極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す断面図、第2図は
第2の実施例を示す断面図、第3図は第3の実施例を示
す断面図、第4図は第4の実施例を示す断面図、第5図
は第5の実施例を示す断面図、第6図は第6の実施例を
示す部分断面図である。 (1):セラミックス体、(2):シール材。 第1図 @S図 第2図 第4図 1;tラミ・17ス俸。 2ニ ミー−117才。 第 図 第 図 穴

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、セラミックス体(1)のシール部の表面にシール材
    (2)をコーティングしたことを特徴とするセラミック
    ス製シール構造体。 2、シール材(2)のコーティング厚さが0.1〜1m
    mである請求項1記載のセラミックス製シール構造体。 3、セラミックス体(1)がPSZ(部分安定化ジルコ
    ニア)である請求項1記載のセラミックス製シール構造
    体。 4、シール材(2)が弗素樹脂又は黒鉛等の無機物又は
    タンタル等の高級金属である請求項1記載のセラミック
    ス製シール構造体。
JP1042838A 1989-02-22 1989-02-22 セラミックス製シール構造体 Pending JPH02221770A (ja)

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JP1042838A JPH02221770A (ja) 1989-02-22 1989-02-22 セラミックス製シール構造体

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JP1042838A JPH02221770A (ja) 1989-02-22 1989-02-22 セラミックス製シール構造体

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007058306A1 (ja) * 2005-11-17 2007-05-24 Eagle Industry Co., Ltd. メカニカルシール装置

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007058306A1 (ja) * 2005-11-17 2007-05-24 Eagle Industry Co., Ltd. メカニカルシール装置
JP4996476B2 (ja) * 2005-11-17 2012-08-08 イーグル工業株式会社 メカニカルシール装置

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