JPH02221601A - 羽根車の芯保持装置 - Google Patents

羽根車の芯保持装置

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JPH02221601A
JPH02221601A JP4030189A JP4030189A JPH02221601A JP H02221601 A JPH02221601 A JP H02221601A JP 4030189 A JP4030189 A JP 4030189A JP 4030189 A JP4030189 A JP 4030189A JP H02221601 A JPH02221601 A JP H02221601A
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JP
Japan
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notch
stepped shaft
disk
shaft portion
circumferential direction
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JP4030189A
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English (en)
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JP2554160B2 (ja
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Iwao Matsumoto
岩男 松本
Hitoaki Ezaki
江崎 仁朗
Toyoaki Furukawa
豊秋 古川
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高速回転機器の羽根車が高速回転中でも芯を
保持できるようにした羽根車の芯保持装置に関する。
従来の技術 回転機器の回転軸に羽根車を取り付ける手段として、最
も単純なものとしては焼きばめ方式が知られているが、
その他としては、第6図に示すテンションボルト方式、
及び第7図に示すテーパ方式が一般的なものである。
第6図に示すテンションボルト方式は、回転軸lの端に
直径を若干細くした段付軸部2を形成し、ここに羽根車
3のディスク4をきつめの嵌め合いとなるように嵌合さ
せ、軸lの端より締付けナット5を螺合し、ディスク4
を固定したものである。
この方式では、回転軸lの端面と締付けナット5の締付
は部との摩擦で羽根車3の芯保持を行っている。
また、第7図に示すテーバ方式のものは、段付軸部6が
テーパ状に形成されており、ここに同じテーパ状の貫通
孔を形成した羽根車3のディスク4を嵌合させて、軸l
の端より締付けナット5を螺合し、ディスク4を固定し
たものである。この方式では、回転軸lの端面と締付け
ナット5の締付は部とに生ずる摩擦の他に、テーパ状の
段付軸部6全体に生じる摩擦で羽根車3の芯保持を行っ
ている。
発明が解決しようとする課題 ところで、回転軸1が高速で回転するときには、遠心力
のために、第8図に示すように、羽根車3の内径が膨ら
んで隙間gを生じるとともに、軸方向の長さが縮む現象
が生じ、回転が高速になればなるほどその量が増大して
、芯保持力が弱まってしまうものであった。
遠心力は回転数の二乗に比例して大きくなるので、従来
の芯保持方式では20,000ないし30,000rp
m程度が限界であり、それ以上の回転数での芯保持を行
うには、焼きばめ方式では焼きばめ代を過大なものとす
る必要があり、テンションボルト方式でも過大トルクと
なり、さらにテーパ方式のものも過大な押し込み代とな
るために、いずれも材料が降伏してしまうので実現が困
難であった。
このように従来の芯保持手段は、高速回転になればなる
ほど芯保持力が弱まる現象を生じ、芯保持力を強くしよ
うとすれば材料が降伏してしまうため、30.00Or
pm程度の回転数までが限度であったが、本発明はそれ
以上の高速回転機器にも適合する芯保持手段を提供する
ことを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、このような従来技術の課題を解決するために
、回転軸の端に形成した段付軸部に回転翼のディスクを
嵌合させ、軸端より締付けナットを螺合し、ディスクを
固定した羽根車において、段付軸部に嵌合される前記デ
ィスクの挿入孔の内周面に円周方向にわたって切込みを
形成するとともに、この切込み内に切込み幅の中心より
軸方向に離隔した位置に円周方向にわたって凸部を形成
し、この切込み内に前記凸部と段付軸部との間に円周方
向に複数に分割された円筒板を挿入したものである。
作用 上記の手段によれば、回転翼が高速回転する際のディス
クの切込み内に挿入した円筒板に働く遠心力のために、
円筒板は切込み内の凸部を支点としてこの凸部からの距
離が長い方は外側に、短い方は内側にそれぞれ動くこと
になる。この内側に動く力によって、円筒板が回転軸を
抱え込むように押さえつけるので、芯保持が行える。
実施例 以下本発明の一実施例を第1図ないし第5図を参照して
詳細に説明する。なお、これらの図において、第6図な
いし第8図と同一の部分には同一符号を付して示しであ
るので、その部分の説明は省略する。
第1図は本発明に係る羽根車の芯保持装置の一実施例を
示した断面図であり、第2図は第1図の■−■線に沿う
断面図、そして第3図は第1図の■部の拡大図である。
これらの図において、IOはディスク4の内周面に円周
方向にわたって形成された切込みであり、回転軸lの役
付軸部2に対向してlまたは2以上形成されている。こ
の実施例では、2つの切込みが示されている。そして、
この切込み10内には、切込みIOの幅の中心より軸方
向に離隔した位置に円周方向にわたって凸部11が形成
されている。また、この凸部11の先端と段付軸部2と
の間には所定の隙間が設けられており、凸部11を含む
切込み10の内に、例えば円周方向に4分割された円筒
板12が役付軸部2を囲むように挿入されている。第4
図は円筒板12を示した斜視図であり、その内径りが段
付軸部2の外径になる。
このように、切込み10内に円筒板12の挿入された回
転翼3は、きつめの嵌め合いで段付軸部2に嵌合され、
端面を締付けナット5により規定トルクで締付けて固定
している。
本発明の羽根車の芯保持装置は上記のような構成であり
、次のように作用する。
4°なわち、第5図に示すように、凸部11の中心に対
して円筒板12がC,: i2* = 1 :4  の
関係となるように位置しており、円筒板12が等分割さ
れた5つの部材aないしeの集合から成っているものと
すれば、部材a、bに作用する遠心力P 、、F tは
キャンセルされ、残った部材c、d、eに作用する遠心
力F、は、全体の3F15となり、これが凸部モーメン
トを形成して、押し付は力fを生じ、この力rでもって
段付軸部2を押さえ付ける。
従って、回転翼lの回転中に円筒板12に作用する遠心
力によって、第3図に示すように、円筒板12の長い方
12bは切込み10内の周壁側へ移動し、凸部11を支
点としたテコの原理で、円筒板12の短い方12aが回
転軸!側へ移動して回転軸lを押え込むようになるので
、確実に芯保持される。そして、回転数の二乗に比例し
て遠心力Fは大きくなるので、回転が高速になればなる
ほど押し付は方fも急激に大きくなって、芯保持力が強
くなり、より確実な芯保持ができるようになる。
なお、実際の運用にあたっては、回転軸lに回転翼3を
取り付け、締付けナット5で締付けることによって、段
付軸部2の端面と締付けナット5の端面との摩擦で芯保
持を行い、低速バランス調整をした後試運転を行って芯
保持の状態などを確認する。
発明の効果 以上詳述したように、本発明によれば、回転翼の回転中
に円筒仮に作用する遠心力によって、凸部を支点とした
テコの原理で円筒板の短い方が回転軸を押し付けて、確
実な芯保持を可能とし、かつ、高速回転になればなるほ
ど芯保持力が強くなるという大きな効果を発揮する羽根
車の芯保持装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る羽根車の芯保持装置の一実施例の
断面図、第2図は第1図の■−■線に沿った断面図、第
3図は第1図の■部拡大図、第4図は本発明に使用され
る円筒板の一例を示した斜視図、第5図は本発明の詳細
な説明するために示した図、第6図及び第7図は従来の
羽根車の芯保持装置を説明した断面図、第8図は従来の
装置の問題点を説明するために示した説明図である。 1・・回転軸、2・・段付軸部、3・・回転翼、4・・
ディスク、5・・締付けナット、10・・切第i図 第4因 第2図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転軸の端に形成した段付軸部に回転翼のディスクを嵌
    合させ、軸端より締付けナットを螺合し、ディスクを固
    定した羽根車において、前記段付軸部に嵌合される前記
    ディスクの挿入孔の内周面に円周方向にわたって切込み
    を形成するとともに、この切込み内に切込み幅の中心よ
    り軸方向に離隔した位置に円周方向にわたって凸部を形
    成し、この切込み内に前記凸部と段付軸部との間に円周
    方向に複数に分割された円筒板を挿入したことを特徴と
    する羽根車の芯保持装置。
JP1040301A 1989-02-22 1989-02-22 羽根車の芯保持装置 Expired - Fee Related JP2554160B2 (ja)

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JPH02221601A true JPH02221601A (ja) 1990-09-04
JP2554160B2 JP2554160B2 (ja) 1996-11-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020031262A1 (ja) * 2018-08-07 2021-08-02 三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社 タービンシャフト、過給機及び過給機の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020031262A1 (ja) * 2018-08-07 2021-08-02 三菱重工エンジン&ターボチャージャ株式会社 タービンシャフト、過給機及び過給機の製造方法
US11525394B2 (en) 2018-08-07 2022-12-13 Mitsubishi Heavy Industries Engine & Turbocharger, Ltd. Turbine shaft, turbocharger, and manufacturing method of turbocharger

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