JPH02221507A - 路面標識ストリップ及び道路等に対するより良好な一体性及び接着性をもたらすための方法 - Google Patents

路面標識ストリップ及び道路等に対するより良好な一体性及び接着性をもたらすための方法

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JPH02221507A
JPH02221507A JP1241669A JP24166989A JPH02221507A JP H02221507 A JPH02221507 A JP H02221507A JP 1241669 A JP1241669 A JP 1241669A JP 24166989 A JP24166989 A JP 24166989A JP H02221507 A JPH02221507 A JP H02221507A
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  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、道路、舗装道路その他の表面用の表面標識ス
トリップに関し、より詳しくはかかる標識ストリップに
対してより良好な路面接着特性及び長期の寿命を与える
方法、及び大きく改善された一体性及び寿命を有してお
り路面に対して接着される、予め形成された畝を備えた
標識ストリップ又はテープであって、畝からの反射及び
/又は後方反射によって、特に接近してくる自動車のヘ
ッドライトによる照射に際してより増進された視認性を
もたらすことを可能ならしめるものに関する。
〔従来の技術〕
従来技術における予め形成されたプラスチック性の路面
標識ストリップについての最大の問題点は、自動車の激
しい往来により定常的に踏みつけられる状態の下におい
て、路面に対する満足な接着性をもたらすことである。
路面標識が、標識と路面との間に配置される復元性のな
いエラストマー状材料からなる変形可能な層を有してい
ない限り、常に良好な接着性が得られるものではない、
この層は、舗装道路の不規則な表面形状に合わせて容易
に変形し、且つ復元性なしに流れなければならない。こ
の変形能及びコールドフローを生ずる性質により、車の
タイヤによる衝撃のエネルギーの吸収が可能ならしめら
れるが、かかる性質がなければ衝撃のエネルギーの消散
の際に、路面標識はひどくずれてしまう0弾性材料を用
いた場合には、道路が濡れている時の道路表面に対する
接着性が弱まるが、これはかかる復元性の材料の伸び縮
みがポンプ作用を惹起せしめ、水を含んだ汚れがこの材
料と道路表面との間に吸い込まれるからである。この汚
れは接着剤と道路表面との間に蓄積され、最終的には路
面標識を道路に対して保持している接着特性を破壊する
ことになる。
本発明者の先の米国特許筒3,920.346号、第4
.040.760号、第4,069,787号、第4.
236,788号及び第4,681,401号に記載の
標識ストリップで用いられているタイプの、厚いマスチ
ックを含む接着技術は、幾つかの適用例に関しては上述
したような変形能及びコールドフロー特性を生ずる手段
をもたらすものであるが、しかしより広範囲にわたる用
途及び交通量や温度変化が激しい条件の下においては、
かかる技術はせいぜい妥協しうる程度のものに過ぎない
ことが明らかになった。また、マスチックな接着剤は、
製品に対して経済的な仕方で施すことは困難であること
も明らかとなった。夏に多大な熱を受けると、接着剤は
温まるにつれて容易に流動し易くなり、その結果、激し
い交通量の下で路面標識が変形したり動いたりすること
になる。さらに時には冬に温度が極端に低くなると、接
着剤と路面標識との間の結合力が弱まることがあり、除
雪作業によって剥がされてしまうという破滅的な結果と
なる。
〔発明の解決しようとする課題〕 予め形成されたプラスチック製路面標識テープを道路標
識に対して適切に固定するというこの課題は、従来の米
国特許第3.399,607号、第3.587.415
号及び4,117,192号その他においても認識され
ており、また部分的には解決されている。これらの特許
で提案された技術は、変形能について望ましい特性を示
し、且つ復元性のない、即ちコールドフローを示すベー
ス材料を包含するものであり、かくして道路表面に対す
る順応性をもたらし、また車の往来の衝撃エネルギーの
吸収を図っている。これらの技術は予め形成された、表
面の平坦な路面標識テープについては有用であるが、し
かし本発明者の前述した先の米国特許に開示された如き
予め成形された畝を有するストリップ又はテープに関し
ては、課題を適切に解決するものとはいえない。
なぜならこれらの従来技術による材料は復元性がなく、
コールドフロー特性を示すものであるから、畝やくさび
のような何らかの表面上の隆起は、車の往来による衝撃
を受けると急速に消滅し、車のタイヤの圧力の下で畝は
平坦にならされてその形状を失ってしまうからである。
このことは勿論、視角が低い場合では隆起即ち畝が非常
に視認性があるという、当初の目的をもぶち壊すことに
なる。畝がより硬い、即ちより剛性な材料、例えばポリ
塩化ビニル又はエポキシ或いは幾つかの他の剛性又は半
剛性材料からなる場合には、それらは往来する車の圧力
の下で、ベース材料の非復元性コールドフロー特性の故
に、ベース材料の中に沈んでしまうであろう、いったん
ベース材料の中に押し込まれてしまうと、畝はもはや雨
水の薄膜より上方に突出することがなく、かくして雨の
夜の視認性に関しては高度に視認可能な敵としての役に
立たなくなる。
米国特許第4.388,359号の教示を取り込んだ米
国特許第4.490.432号に開示されているように
、非復元性のコールドフローエラストマーベース混合物
中に強化繊維を含有させることによって、この課題を解
決しようとする試みが行われた。この場合繊維が、激し
い車の往来の衝撃に際して隆起が失われるという問題点
を克服するに十分な剛性をもたらすことが期待されたの
である。しかしながら、これは完全に満足できる解決策
ではないことが明らかになった。即ち実際には、隆起は
短期間のうちにベース材料内に平らに押し込まれ、機能
及び有用性を失ったからである。
一方、本発明の根底にあるものは、未加硫ゴムと加硫さ
れたゴムとを組み合わせ積層したシートが、上述の課題
に対して驚くほど優れた解決策をもたらすという知見で
ある。順応性及び衝撃エネルギー吸収性能を有する未加
硫のエラストマーゴムシートは、隆起即ち畝が形成され
たテープ又はストリップの上部として機能する加硫可能
なエラストマーゴムと組み合わせられた場合に、ここに
示す新規な結果を達成することを可能ならしめる。畝を
有する上層を加硫した後に、これらの畝は車の往来によ
って延ばされたり平坦にされたり、或いは押し込まれた
り変形されたりされ得るが、それらの有する復元性能の
故に、かかる往来が止まった後に原形に復帰するもので
ある。畝構造を有する加硫された上層の弾性特性は、こ
のような形状の回復を可能ならしめるに十分な復元性を
含んでいるが、それは道路表面に順応し、且つその非復
元性能によって往来する車のタイヤの衝撃エネルギーを
容易に吸収する柔軟なエラストマー状の底部の変形性を
阻止するほどのものではない。
かくして本発明の課題は、先に述べたような従来の創案
の不具合を受けず、道路に対して順応性を持って接着す
る未加硫の下部ゴム状表層と、標識用の畝を含む上部の
加硫されたゴム状表層とを積層した組み合わせを通じて
、耐久性のある接着性及び使用時における畝の形状保持
性能をもたらす、道路等のための新規且つ改良された標
識ストリップ又はテープを提供することである。
本発明の他の課題及びさらなる課題は以下に説明される
ところであり、より特定的には特許請求の範囲に記載さ
れている。
〔課題を解決するための手段〕
概略的にではあるが、その重要な側面の一つからして本
発明は、底面に沿って道路に対して接着的に装着するた
めの路面標識ストリップであって、下層及びその表面が
コールドフロー特性を有し、上層及びその表面が道路上
を走行している車から照射される入射光を反射又は後方
反射して道路の方向を表示する畝状又はくさび状の連続
的な隆起をなすよう変形されているゴム状シートからな
り、ストリップが路面に対してぴったりと接着すると同
時にストリップ上を通過する車の車輪により生ずる隆起
のへこみの復元を可能ならしめるべく上層が架橋加硫さ
れている、路面標識ストリップを具現化するものである
。好ましい最適モードの実施例の詳細を以下に示す。
〔実施例〕
以下に本発明を添付図面を参照して説明する。
添付図面を参照すると、標識ストリップ又はテープのベ
ース材料のシートlが示されており、これは復元性を欠
き、柔軟でコールドフロー特性を示す故に容易に変形す
る未加硫のゴム混合物のシートからなっている。これは
未加硫状態にあるアクリロニトリル−ブタジェンの如き
ゴム重合体からなる。加えて、強化繊維、顔料、及びそ
の他の加工助剤もまた含有されている。
典型的な組成の一例は表Iに示されており、そこでは強
化繊維は木材バルブ状のセルロース繊維とされている。
熱可塑性強化繊維などをも含めて、他の種類の繊維であ
っても、このシートの変形特性をひど(損なうことなし
に使用することができる0本発明によれば、この材料の
底部即ち底層はこの未加硫のコールドフローを生ずる非
復元性状態のまま残され、接着剤6によってその底部表
面に沿って道路Rに対して装着される(第5図及び第6
図)、シかしながら、標識ストリップをなすこのゴム製
シート材料の上部は加硫され、シートに対して復元性が
付与される。このためにかかる上部の層は、第1図及び
第2図で点々を施した領域により示されているある限ら
れた深さまでゴム製シートを貫通する過酸化物質1′の
浅い層の如きによって処理されうる。過酸化物の存在、
或いは同等の処理のゆえに、ゴム製シートのこの領域は
加熱によって容易に架橋即ち加硫することができる。
加熱の前には、この領域はシートの残りの部分と同じ、
つまり柔軟で、容易に変形し復元性のない特性を有して
いる。第2図に示されているように、第1図のシートは
上部の表面が突出するくさび又は畝のような隆起3へと
エンボス加工されており、次いでその後直ちに熱が加え
られて、過酸化物が浸透されたこの畝付きの上層を架橋
即ち加硫して硬化し、畝に対して永久的な復元性を付与
して車により押し下げられた後にコールドフローなしに
畝が形状を保つことができるようにし、その一方でシー
ト1の底部を未加硫(架橋していない)のまま残して、
変形可能で復元性がなく、標識を道路Rの表面に固定す
るについて接着を助けるよう順応性を持ちながらも、車
の往来に対する所要の衝撃エネルギー吸収性を備えるよ
うにしている。突出している畝又はくさびなどの隆起3
は、好ましくは前記米国特許に記載の如く入射してくる
低角度のヘッドライトの照射を反射するべく傾斜した又
はほぼ垂直な前面及び背面1#をもたらす台形断面を備
えて、横方向に延伸しているものが平行に列とされてス
トリップに沿って長手方向に間隔を置いて連続している
形態であり、また所望とされる場合には畝又はくさびの
ブロックへと分割される。
第3図及び第4図は、同じ効果を達成するための別の方
法を図示している。この場合、ゴムシートのベース材料
は二層の積層物からなり、加硫不能のゴム製シート1の
層の上に加硫可能な上層2が積層されている。上層2は
、シート1と同じ成分に加えて硫黄(表■)の如き加硫
剤、或いは第4図の如く隆起3が形成された後にゴムと
反応して完全に架橋又は加硫を行う他の化合物を含みう
る。いったん加硫されたならば、隆起即ち畝はその形状
を保持するが、これは加硫処理によって材料に復元性及
びある程度の表面硬さがもたらされたからである。
第5図において、第4図の上部のエンボス加工された表
面には後方反射ビーズ結合層4が備えられ、表面全体を
覆っている。この層は酢酸ビニルコポリマー、ポリウレ
タン、エポキシその他の如く、ガラス製の後方反射微小
球5を構造体に対して十分に結合し、ストリップの上層
の架橋の際に硬化するどのような適当なビーズ結合層で
あってもよい、このビーズ結合層4は表面に対して、畝
がエンボス加工その他により形成される前又は後のいず
れに設けられることもできる。ガラス製微小球5即ちビ
ーズのコーティングは、この層4に対して、核層の固化
の前に適用される。上部の畝付きの層の加硫の後に、ビ
ーズはこの層内に部分的に埋設され、ビーズが部分的に
露出された形で、特に交通に直面する畝即ち隆起の傾斜
した又は垂直に近い前面又は背面1#上に固定されるこ
とになる。
第6図ではその断面図に示されているように、ガラス製
の微小球7は、第2図のゴムシートの架橋した上部に埋
め込まれている。これはエンボス加工に先立って、或い
はエンボス加工それ自体の最中に行われ得る。ガラス製
の微小球7は隆起3の垂直に近い又は傾斜した表面上に
は僅かに埋め込まれているのみであるが、これに対して
典型的には8で示される部分にあるガラス製の微小球7
は、エンボス加工の際に完全に埋め込まれている。これ
らの微小球の製品に対する接着性を高めるためには、ベ
ース材料中に取り込まれた、或いは微小球上にコーティ
ングされた、又はこれらの両方であるシランが役に立つ
ことが見出されている。第5図及び第6図に示されてい
る接着剤6の層は、標識を道路Rの表面に結合するもの
であり、道路表面に対する良好な接着性を確実ならしめ
るために、製品の順応特性に対してできる限り影響しな
いようにすべきものである。
本発明の標識ストリップ又はテープは、以下の例示的な
構成方法によって形成されるものであり、これらによっ
て、畝付きの形状を保持しながらも道路表面に対する良
好な接着性を助ける路面順応性をもたらしうる性質が提
供される。
裏旌五上 後述する表Iに記載の成分をラボ用ロールミル及びカレ
ンダー装置を用いて混合し、はぼ厚み1.3 ミリ、幅
10センチで長さ数IOセンチ〜数メートルのシートを
形成した。次いでスキージ−を使用してシートの表面上
にメタノール及びt−ブチルパーベンゾエートの液状層
を塗布し、生成する過酸化物でこの表面を限定的に貫通
させた。温風で30秒乾燥させた後、このシートをニッ
プロールと型押しエンボスドラムの間に通し、シートの
上部表面に畝即ち隆起3のパターンを刻印した。エンボ
ス加工した材料は次いで3分間177℃で加熱し、その
間に過酸化物質1′を含浸したゴムシートの上層(第2
図)を架橋した。測定した表面のジュロメータ−硬度は
65−70であったが、これに対して過酸化物で処理す
る前のそれは僅かに40であった。
ここで、畝のパターンを有するエンボス加工されたスト
リップを平坦な金属板の下側に位置せしめ、1%トンの
ピックアップトラックのタイヤをこのストリップ上に1
0分間乗ったままにして、畝を押し下げた。このサンプ
ルを検査したところ、畝はその通常有する高さの約10
%程度平らになったことが示された。10分間の待ち時
間の後に、ストリップは畝の完全な回復を示し、元の形
状へと復元したことが観察された。
過酸化物を塗布せずに同様の実験を行ったところ、僅か
15秒といった短い時間だけタイヤの負荷を受けた場合
でも、全く復元することはなかった・ 押し下げからの同様の形状の回復又は復元は、実際の車
の往来に関してもやはり観察された。
塩素化パラフィン(“Chlorowax 40”)木
材パルプ状セルロース強化繊維1) 顔 料2) ガラス微小球(屈折率1.5.平均径0.08mm)1
)サリバン・ケミカル社の”Inter4ibe”2)
二酸化チタン(ケルマギー・ケミカル社の“Trono
x CR800″) 沈降硫黄               3裏旌1 表Iの成分を実施例1と同様に混合してシート状とし、
別々のシートl及び上層2を形成した(第3図)。シー
ト1はカレンダーがけして1.0 wmの厚さとした。
ゴムの全重量の3%の量の沈降硫黄を添加した後、上層
2をカレンダーがけして0.51mの厚みのシートとし
た0次いでシート1及び上層2を一緒に積層し、畝即ち
隆起3のパターンを刻印し、9分間177°Cに加熱し
て、この間に硫黄がゴムと反応してエンボス加工された
上層2の加硫を行うようにした(第4図)、実施例1の
場合と同様に、このストリップにトラックのタイヤの重
量を10分間加えたところ、前の実験と同様の仕方で応
答した。つまり10分間の待ち時間の後に、完全に復元
したのである。
裏施貫主 畝のパターンをエンボス加工する前に、アメロン社から
商品名“As+ershield”として市販されてい
る如きイソシアネートポリオール液状ポリウレタンの層
を硫黄含有層の上部に塗布し、ガラス製微小球5(第5
図)の層をこの液状ポリウレタンの層、即ちビーズ結合
N4に適用するという点を除き、実施例2の手順を繰り
返した。
ポリウレタンが触れてみて乾燥している状態になった後
、この材料をエンボス加工し、次いで9分間177”C
に加熱した。トラックのタイヤ負荷による実験の結果は
実施例1の結果と同様であり、ガラス製微小球には変化
はなく、しっかりと固定されていることが観察された。
ス崖■土 エンボス加工に先立って、硫黄を含有している上層2に
メタノールに溶解したダウ・コーニング社のz6040
 シランの20%溶液を上塗りし、続いてガラス製微小
球を適用した点を除き、実施例2の手順を繰り返した。
こうして処理したシートを次いで30秒間177°Cに
加熱し、その俊敏のパターンでエンボス加工した。エン
ボス工程により、ビーズ即ち微小球7は垂直に近い面上
では部分的に埋め込まれ、水平面ではほぼ完全に埋め込
まれた(第6図)。エンボス加工の後、シートを9分間
177°Cに加熱して、硫黄を含有している上層の加硫
を完了させた。トラックのタイヤ負荷による実験の結果
は実施例1の結果と同様であり、ガラス製微小球には変
化はなく、加硫されたゴムにしっかりと固定されたこと
が観察された。
本技術分野における当業者にはさらなる設計変更が想到
可能であろうが、それらは特許請求の範囲に規定された
本発明の思想及び範囲内に包含されるものと考えられる
(発明の効果〕 以上の如く本発明によれば、ストリップの上部は復元性
を有する加硫された層であって、車の激しい往来の下で
も良好に復元し、好ましくは後方反射ビーズを備えて優
れた耐久性のある標識としての視認性をもたらす。また
下部は路面に対する順応性を有するコールドフロー特性
のある層であり、かくして良好な接着性がもたらされる
。こうして本発明は、隆起の復元性又は耐久性と接着性
という、従来ではともすれば相反する条件を満たすもの
である。
最後に本発明の理解の便宜に資するためその要約を記せ
ば、本発明は改良型のゴム様路面標識ストリップである
。このストリップの上層はくさび又は畝のような隆起状
へと変形されており、好ましくは露出された後方反射ビ
ーズのコ−ティングを備え、また該上層に復元性を与え
るよう架橋加硫されていて、車の往来による押し下げの
後の形状の復元を可能ならしめている。
またストリップの下層はコールドフロー特性を有する未
加硫のものであり、道路表面に接着し、車の往来の下に
復元性なしに路面に順応する。
【図面の簡単な説明】
第1図は隆起又は畝をエンボス加工する前の単一層のゴ
ムシートの断面図; 第2図は隆起又は畝をエンボス加工した後の単一層のゴ
ムシートの断面図; 第3図は隆起又は畝をエンボス加工する前の二重層のゴ
ムシートの断面図; 第4図は隆起又は畝をエンボス加工した後の二重層のゴ
ムシートの断面図; 第5図及び第6図は隆起が形成された後であって、表面
に分散された後方反射ガラス微小球を示す、それぞれ第
2図及び第4図に類似の断面図である。 1−シート  1′−過酸化物質 1″・・−・前面又は背面  2−・上層3−隆起  
4−ビーズ結合層 5.7・・・・微小球  6・−接着剤R−・−道路 出願人代理人  古 谷   馨 同  溝部孝彦 同  古谷 聡

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 底面に沿って道路に対して接着的に装着するための
    路面標識ストリップであって、下層及びその表面がコー
    ルドフロー特性を有し、上層及びその表面が道路上を走
    行している車から照射される入射光を反射又は後方反射
    して道路の方向を表示する畝状又はくさび状の連続的な
    隆起をなすよう変形されているゴム状シートからなり、
    ストリップが路面に対してぴったりと接着すると同時に
    ストリップ上を通過する車の車輪により生ずる隆起のへ
    こみの復元を可能ならしめるべく上層が架橋加硫されて
    いる、路面標識ストリップ。 2 隆起の少なくとも前端及び後端が、加硫された畝又
    はくさび中に部分的に埋設され且つ部分的にそこから露
    出されている後方反射ビーズでコーティングされている
    、請求項1記載の路面標識ストリップ。 3 上層及び下層は一体のゴム製シートの一部をなし、
    該シートの上部の隆起部分のみが加硫されている、請求
    項1記載の路面標識ストリップ。 4 上層及び下層は対で積層されたゴム製シートであり
    、上部の畝付きの層のみが加硫されている、請求項1記
    載の路面標識ストリップ。 5 下層には道路と接触するその露出された表面に沿っ
    て接着剤が備えられている、請求項1記載の路面標識ス
    トリップ。 6 ストリップが表 I 及び表IIの材料からなる、請求
    項1記載の路面標識ストリップ。 7 路面標識等の製造法であって:ゴム状シートの上層
    及びその表面を処理して、該層及び表面を架橋加硫する
    熱処理に関して該シートをコンディショニングし;道路
    上を走行している車から照射される入射光を反射する連
    続的な隆起をなすようエンボス加工の如きにより上層及
    びその表面を変形し;シートの下層及びその表面のコー
    ルドフロー特性を保持しながら、変形された上層及びそ
    の表面を加熱下に架橋加硫し;前記下層の表面を路面に
    接着し、車の往来の下において該表面を路面に対してぴ
    ったりと適合せしめると同時に、かかる往来の下におけ
    る上層表面の隆起のへこみの復元を可能ならしめること
    からなる方法。 8 前記加硫の前に前記隆起の少なくとも前端及び後端
    上に後方反射ビーズが、ビーズの一部が露出されるよう
    にしてコーティングされる、請求項7記載の方法。 9 前記ビーズは前記上層及びその表面と共に硬化する
    バインダーでもって塗着される、請求項7記載の方法。 10 ストリップが表 I の材料で調製されている、請
    求項7記載の方法。 11 前記処理は硫黄でもって行われ、前記上層は架橋
    されてからコールドフロー特性を有する別のゴム製下層
    シートに対して積層される単独のシートである、請求項
    7記載の方法。
JP1241669A 1989-02-10 1989-09-18 路面標識ストリップ及び道路等に対するより良好な一体性及び接着性をもたらすための方法 Expired - Lifetime JP2718779B2 (ja)

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CA (1) CA1322486C (ja)
DE (1) DE68911288T2 (ja)
ES (1) ES2049328T3 (ja)

Cited By (2)

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