JPH02220890A - 昇華型熱転写記録媒体 - Google Patents

昇華型熱転写記録媒体

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JPH02220890A
JPH02220890A JP1044674A JP4467489A JPH02220890A JP H02220890 A JPH02220890 A JP H02220890A JP 1044674 A JP1044674 A JP 1044674A JP 4467489 A JP4467489 A JP 4467489A JP H02220890 A JPH02220890 A JP H02220890A
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明 鈴木
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勝 島田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は昇華型熱転写記録媒体に関する。
〔従来技術〕
従来、インク層を2層形成し、 最外側インク層染料濃度く支持体側インク層染料濃度最
外側インク層染料拡散係数〈支持体側インク層染料拡散
係数とすることにより高感度化し、保存性を保つ熱転写
シートが提案されていた(特開昭63−47193号参
照)。
また、インク層の2〜20倍の染料をベースフィルムに
染着させ、各回ベースフィルムからインク層へ染料を供
給し、多数回使用する感熱転写紙も公知である(特開昭
63−176186号参照)。
しかしながら、これら従来のものは多数回印字能力が未
だ不充分であった。しかも、後者の場合にはベースフィ
ルム自体に多量の染料を存在させるために、フィルム強
度が低下し、リボンとして実用化できない欠点があった
本発明者等は、特願昭63−268204号において、
インク層を2層にして染料供給層と染料転写寄与層とに
機能を分離化し、染料供給層に粒子状染料を存在させて
多数回印字能力を向上させた。
しかしながら、昇華転写は色剤として、昇華性染料を用
いる為、良好な色調、色濃度が得られるが、顔料等と比
較し、射光堅牢性及び保存安定性に劣る欠点がある。こ
の欠点を解消するために、非昇華性の酸化防止剤、紫外
線吸収剤紫外線安定剤を用いた場合、インク層、受像層
各々に含有させなければならず、必要なのは記録前はイ
ンク層のみであり、記録後は受像層のみである。よって
両方に含有させたのでは無駄が生ずる。
インク層中に昇華性の酸化防止剤、紫外線吸収剤及び紫
外線安定剤を含有させて、保存性を向上させることは特
開昭61−241191号に開示されている。
しかしながら、この方法は多数回記録用としては、これ
らの薬剤が良好に転写できず、不充分なものであった。
すなわち、多数回記録用のインク層中に昇華性の酸化防
止剤、紫外線吸収剤及び紫外線安定剤を用いる場合、受
像体中での効果も考慮した場合、これらの薬剤も多数回
使用が望まれる。
〔目   的〕
本発明は従来の欠点を克服し、薬剤が色剤と常に行動を
共にし、良好な色調及び色濃度の記録が得られ、更に耐
光堅牢性及び保存安定性のすぐれた多数回使用可能な昇
華型熱転写記録媒体を提供することを目的とする。
〔構  成〕
本発明者等は前記目的を達成するために鋭意研究した結
果、基体上に、該基体側から順にそれぞれ、少なくとも
未溶解粒子状の昇華性染料及び有機結着剤からなる染料
供給層、及び少なくとも分子分散状の昇華性染料及び有
機結着剤からなる染料転写寄与層を積層させてなるイン
ク層を設けた昇華型熱転写媒体であって、該染料転写寄
与層及び染料供給層中に、各々昇華性の酸化防止剤、紫
外線吸収剤及び紫外線安定剤のうちの少なくとも1種を
含有し、且つ各酸化防止剤、紫外線吸収剤及び紫外線安
定剤の濃度が、染料転写寄与層中における濃度より染料
供給層中における濃度の方が大であることを特徴とする
昇華型熱転写記録媒体を提供することによって前記目的
が達成できることを見出した。
本発明の特徴は、色素(昇華性染料)の保存性を良好と
するべき酸化防止剤、紫外線安定剤又は紫外線吸収剤と
して昇華性を有するものを使用することにより記録後も
受像体中でも保存性を良好に保つことにある。
さらに多数回使用しても各回、色素同様同量の転写が行
なわれることにより各々の受像体中において色素の保存
性を向上させることを目的とする。
酸化防止剤、紫外線吸収剤及び紫外線安定剤の具体例を
下記に示す。
酸化防止剤としては昇華性色素の酸化分解を防ぐ機能、
或いは、生成ラジカルを安定化する等によりその重合を
停止させるまたは重合速度を低下させる機能を有し、良
好に昇華転写するものであればいずれも使用し得るが、
フェノール系、硫黄系、リン酸系、ナフトール系などの
酸化防止剤が好ましく、例えば2,6−ジーt−ブチル
−p−クレゾール、ブチル化ヒドロキシアニソール、2
,6−ジーt−ブチル−4−エチルフェノール、ステア
リル−β−(3,5−ジ−ブチル−4−ヒドロキシフェ
ニル)プロピオネート、2,2′−メチレン−ビス−(
4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2.2’−
メチレン−ビス−(4−エチル−6−t−ブチルフェノ
ール)、 4.4’−チオビス−(3−メチル−6−t
−ブチルフェノール)、4,4′−ブチリデン−ビス−
(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、1,1.
3−トリス−(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−
ブチルフェノール)ブタン、1,3.5−トリメチル−
2,4,6−トリス(3,5−ジー七−ブチルー4−ヒ
ドロキシベンジル)ベンゼン、テトラキス−(メチレン
−3−(3’、5’−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネートコメタン、ビス(3,3’
−ビス−(4′−ヒドロキシ−3′−t−ブチルフェニ
ル)ブチリックアシッド)グリコールエステル、トコフ
ェロール類、ヒドロキノン、カテコール、t−ブチルカ
テコール等のフエノ−ル系酸化防止剤、ジラウリルチオ
ジプロピオネート、シミリスチルチオジプロピオネート
、ジステアリルチオジプロピオネート等の硫黄系酸化防
止剤、トリフェニルホスファイト、ジフェニルイソデシ
ルホスファイト、ジフェニルジイソデシルホスファイト
、4,4−ブチリデン−ビス(3−メチル−6−t−ブ
チルフェニル−ジ−トリデシル)ホスファイト、トリス
(ノニルフェニル)ホスファイト等のリン酸系酸化防止
剤、α−ナフトート、β−ナフトート、1,4−ジヒド
ロキシナフタレン、1,5−ジヒドロキシナフタレンな
どのナフトール系酸化防止剤、その他ベンゾキノン、ク
ロラニルなどが挙げられる。
紫外線吸収剤としては、それ自身が紫外線を吸収するこ
とにより、昇華性色素の劣化を防ぐ機能を有し、良好に
昇華転写するものであればいずれも使用し得るが、ベン
ゾトリアゾール系、サリチル酸エステル系、ベンゾフェ
ノン系、シアノアクリレート系などの紫外線吸収剤が好
ましく、例えば2−(2’−ヒドロキシ−5′−メチル
フェニル)ベンゾトリアゾール、2− (2’−ヒドロ
キシ−5’−tert−ブチルフエニル)ベンゾトリア
ゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’、5’−ジ・t
ert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(
2’−ヒドロキシ−3’−tart−ブチル−5′−メ
チルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、 2
−(2’−ヒドロキシ−3’、5’−ジ・tart−ブ
チルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−
 (2’−ヒドロキシ−3’、5’−ジ・tert−ア
ミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒド
ロキシ−4′−オクトキシフェニル)ベンゾトリアゾー
ル等のベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、フェニルサ
リチレート、p−tert−ブチルフェニルサリチレー
ト、P−オクチルフェニルサリチレート等のサリチル酸
エステル系紫外線吸収剤、2,4−ジヒドロキシベンゾ
フェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノ
ン、2−ヒドロキシ−4−オクトキシベンゾフェノン、
2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシベンゾフェノン、
2,2−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、
2゜2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシベンゾ
フェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤、2−エチ
ルへキシル−2−シアノ−3,3′−ジフェニルアクリ
レート、エチル−2−シアノ−3,3′−ジフェニルア
クリレート等のシアノアクリレート系紫外線吸収剤など
が挙げられる。
紫外線安定剤としては、それ自身紫外線の吸収能力はあ
まりないが、紫外線に対し昇華性色素を保護する機能を
有し、良好に昇華転写するものであればいずれも使用し
得るが、ヒンダードアミン系が好ましい。具体的には例
えば、下記のものが挙げられる。
上記の各々昇華性の酸化防止剤、紫外線防止剤及び紫外
線安定剤は、各々単一の化合物で用いることもできるが
、数種のものを同時に使用しても良く、更に、酸化防止
剤と紫外線吸収剤あるいは紫外線安定剤とを併用しても
良い。特に、酸化防止剤単独あるいは酸化防止剤と紫外
線吸収剤の併用が好ましい。
昇華性の各酸化防止剤、紫外線吸収剤および紫外線安定
剤の使用量は染料に対し、1〜100重量%、特に5〜
50重量%が好ましい。
又、染料転写寄与層と染料供給層との間においても染料
と同様の濃度差を有することが好ましく、さらに染料供
給層中においては微粒子状に、又、染料転写寄与層では
溶解状で存在させることが好ましい。
本発明は5本出願人の特願昭63−268204の発明
である昇華型熱転写記録媒体を改良したものである。
染料供給層中に未溶解粒子状染料を混在させ、適正な染
料供給層、染料転写寄与層間の濃度勾配または/さらに
拡散係数勾配をつけることにより各回初期勾配を保ちな
がら良好な多数回記録が可能となる。
但し、ここで、未溶解粒子状染料とは、インク層形成時
インク(有機結着剤+昇華性染料十溶剤)を塗布乾燥後
、有機結着剤に溶けきれず、粒子状として析出する染料
を意味し、同一の結着剤及び染料でも溶剤により未溶解
粒子状染料の存在状況が異なる。未溶解粒子状染料の存
在の有無は染料供給層形成後、電子顕微鏡により容易に
識別できる。
以下、本発明を添付図面に従ってさらに具体的に説明す
る。第1図は本発明の昇華型熱転写記録媒体の構造を示
す説明図であり、1は支持体を示し、2は染料供給層4
及び染料転写寄与層5から構成されるインク層であり、
3は紙などの受像体、6はサーマルヘッドを示す。未溶
解粒子状染料の粒径は染料供給層の層厚によって異なる
が、0.01μiI〜20μ鴎、好ましくは1.0μI
ll〜5μ園である。
又、染料転写寄与層中での染料状態は、実際に転写に寄
与する単分子状で分散していることが、転写濃度ムラ発
生防止や、染料供給層と染料転写寄与層との間の染料濃
度勾配を安定に保つことから望ましい。
本発明における染料供給層および転写寄与層の材料処方
設計をする上で、染料供給層および転写寄与層の各処方
にて同一付着量を基板上に単独層として形成し、各々を
それぞれ別々の受像層と重ね合わせ、一定の昇華温度を
印加したとき、昇華転写量が染料供給層〉転写寄与層の
関係になるよう適正な染料供給層、染料転写寄与層間の
濃度勾配または/さらに拡散係数勾配をつける。
次に転写寄与層の厚さは、一般的には0.05〜5μ重
、好ましくは、0.1〜2μmである。また染料供給層
の厚さは、一般的には0.1〜20μm、好ましくは0
.5〜10μmである。
又、本発明の転写寄与層及び染料供給層に使用される昇
華性染料、結着剤等は公知のものが使用できる。
昇華性染料としては60℃以上で昇華あるいは気化する
染料であり、主に分散染料、油溶性染料など熱転写捺染
で使用されるものであれば良く、例えばC,1,デイス
パースイエローの1.3,8゜9.16,41,54,
60,77.116など、C,1,デイスパースレッド
の1.4,6,11,15,17,55,59,60,
73.83など、C,1,デイスパースブルーの3.1
4,19,26,56,60゜64.72,99,10
8など、C,1,ソルベントイエローの77.116な
ど、C,1,ソルベントレッドの23.25.27など
C,1,ソルベントブルーの36.83,105などが
挙げられ、これらの染料の一種で使用可能であるが、数
種混合しても使用可能である。
染料転写寄与層及び染料供給層に使用される結着剤には
熱可塑性又は熱硬化性樹脂が用いられ、そのうち比較的
高ガラス転移点または高軟化性を有する樹脂としては1
例えば、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリアミド
、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポ
リプロピレン、アクリル樹脂、フェノール樹脂、ポリエ
ステル、ポリウレタン、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂
、フッソ樹脂、ブチラール樹脂、メラミン樹脂、天然ゴ
ム、合成ゴム、ポリビニルアルコール、セルロース樹脂
等が挙げられる。
これらの樹脂は一種で使用できるが、数種を混合するか
、さらに共重合体を使用しても良い。
さらに染料転写寄与層と染料供給層との間においてガラ
ス転移又は軟化温度に対し差をつける場合、ガラス転移
温度0℃以下、又は軟化温度60℃以下の樹脂又は天然
1合成ゴム、さらにはワックス類が好ましく、特にポリ
エチレンオキサイド、ポリカプロラクトンポリオール、
及びワックス類が実用上有用であり、又先に記した、熱
可塑性又は熱硬化樹脂と上記1種又は数種と混合した形
で用いるのが好ましい。
転写寄与層の染料濃度は通常5〜80%、好ましくは、
10〜60%程度である。
又、染料供給層の染料濃度については、5〜80%の染
料濃度が好ましいが、染料転写寄与層と染料供給層との
間に染料濃度勾配をつける場合染料転写寄与層染料濃度
に対し、1.1〜5倍、好ましくは1.5〜3倍が望ま
しい。
又、基体シートとしてはコンデンサーペーパ、ポリエス
テルフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリサルホンフ
ィルム、ポリイミドフィルム、ポリアミドフィルム等の
フィルムが使用され、基体シートと染料供給層との間に
は必要に応じて従来慣用の接着層などを設けても良く、
また、基体シートの裏面には必要に応じて従来慣用の耐
熱性潤滑層を設けても良い。
今まで染料層を2層に分けた例について述べて来たが、
適切な染料転写量の差を生じさせ、本発明が意図する機
能分離ができれば染料層を2層以上の多層にすることも
可能である。
以上の説明は感熱ヘッドを用いての記録方法により説明
したが、本発明の転写媒体は、記録熱エネルギーを感熱
ヘッド以外の方法によって付与する記録方法、例えば、
熱印版、ジーザー光、あるいは支持体及び/又はインク
層等媒体中で通電により発生するジュール熱を利用した
方法に対しても用いることができる。このうち、媒体中
で発生するジュール熱を用いる、所謂通電感熱転写法が
最もよく知られ、例えばUSP4 、103 、066
、特開昭57−14060、特開昭57−11080、
あるいは特開昭59−9096等の多くの文献に記載さ
れている。
この通電転写法に用いる場合には支持体として比較的耐
熱性の良いポリエステル、ポリカーボネート、トリアセ
チルセルロース、ナイロン、ポリイミド、芳香族ポリア
ミド等の樹脂に、アルミニウム、銅、鉄、錫、亜鉛、ニ
ッケル、モリブデン、銀等の金属粉及び/又はカーボン
ブラック等の導電性粉末を分散させて抵抗値を絶縁体と
良導体との中間に調整した支持体、またこれらの支持体
に前述のような導電性金属を蒸着またはスパッタリング
させた支持体を用いれば良い、これらの支持体の厚さは
ジュール熱の伝導効率を考慮すると、2〜15ミクロン
程度であることが望ましい。
また、レーザー光転写法に用いる場合には、支持体とし
てレーザー光を吸収し、発熱する材質を選べば良い。例
えば従来の熱転写用フィルムにカーボン等の光吸収熱変
換材を含有させるか、又は吸収層を支持体の表、裏面に
形成したものが使用される。
以下、本発明を下記の実施例に基づいてさらに具体的説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 下記組成の2種の染料供給層、染料転写寄与暦月インキ
を調製し、8.0μmポリイミドフィルム支持体上に染
料供給層4.5μm厚、染料転写寄与層0.8μ■厚と
なるよう塗布乾燥して昇華型熱転写記録媒体を形成した
溶剤 トルエン メチルエチルケトン       9595実施例2 下記組成の2種の染料供給層、染料転写寄与暦月インキ
を調製し、8.0μ璽ポリイミドフィルム支持体上に染
料供給層4.5μm厚、染料転写寄与層0.8μ鳳厚と
なるよう塗布乾燥して昇華型熱転写記録媒体を形成した
(積木化学工業(株)II) 結看剤高分子 実施例4 実施例1において、昇華性染料を、 さらに実施例4では紫外線吸収剤を 溶剤 トルエン メチルエチルケトン 酸化防止剤 実施例3 実施例1において、昇華性染料を 施例1と同様にして昇華型熱転写記録媒体を形成した。
酸化防止剤を に変えた以外は全て実施例1と同様にして昇華型熱転写
記録媒体を形成した。
以上の実施例1〜4の昇華型熱転写媒体について、第1
図に示すように、受像体3として昇華型感熱転写記録用
受像紙である日立ビデオプリンターVY−50用サプラ
イVY−5100の受像紙を用い、サーマルヘッド6を
用いて印字条件として印加電力455all/ドツト、
加熱時間811ISにて、同一箇所での多数回印字を行
った。印字濃度(光学的濃度)はマクベス濃度計RD−
514を用いて測定した。
又、耐光性試験としてはキセノンフェードメーターによ
り20時間露光し、射光堅牢性は級数をブルースケール
により判定した。
その結果、記録回数n=1〜5まで印字記録したところ
、実施例1〜4において、それぞれほぼ0.8.1,4
5.1.50及び1.50の記録濃度を安定して出力し
、且つブルースケール級は実施例1〜4において3〜4
級であり、耐光堅牢性が優秀であることがみとめられた
〔効  果〕
以上述べたように、染料と共に前記の各々昇華性の酸化
防止剤、紫外線吸収剤または紫外線安定剤を用いること
により、染料の分解を防止し、転写シートの保存安定性
および転写記録の射光堅牢性を改良することができる。
さらに、昇華性染料と共に各記録ごと、酸化防止剤、紫
外線吸収剤又は紫外線安定剤が記録時、受像体へ転写す
るため記録後の画像においても、保存安定性および射光
堅牢性を改良することができ、従って、転写材料を用い
ることにより、転写シートの長期の保存安定性が良好で
、しかも耐光堅牢性、色調および色濃度の良好な転写記
録を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の昇華型感熱転写体の構造を示す説明図
である。 1・・・支持体     2・・・インク層3・・・受
像体     4・・・染料供給層5・・・染料転写寄
与層 6・・・サーマルヘッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、基体上に、該基体側から順にそれぞれ、少なくとも
    未溶解粒子状の昇華性染料及び有機結着剤からなる染料
    供給層、及び少なくとも分子分散状の昇華性染料及び有
    機結着剤からなる染料転写寄与層を積層させてなるイン
    ク層を設けた昇華型熱転写記録媒体であって、該染料転
    写寄与層及び該染料供給層中に、各々昇華性の酸化防止
    剤、紫外線吸収剤及び紫外線安定剤のうちの少なくとも
    1種を含有し、且つ各酸化防止剤、紫外線吸収剤及び紫
    外線安定剤の濃度が、染料転写寄与層中における濃度よ
    り染料供給層中における濃度の方が大であることを特徴
    とする昇華型熱転写記録媒体。
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