JP2911462B2 - 熱転写シート及び熱転写方法 - Google Patents

熱転写シート及び熱転写方法

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JP2911462B2 JP63290101A JP29010188A JP2911462B2 JP 2911462 B2 JP2911462 B2 JP 2911462B2 JP 63290101 A JP63290101 A JP 63290101A JP 29010188 A JP29010188 A JP 29010188A JP 2911462 B2 JP2911462 B2 JP 2911462B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は昇華性染料(熱移行性染料)を用いた熱転写
シー及び熱転写方法に関し、更に詳しくは耐光性及び耐
暗変褪色性に優れた転写画像を形成出来る熱転写シート
及び熱転写方法の提供を目的とする。
(従来の技術) 従来、種々の熱転写方法が公知であるが、それらの中
で昇華性染料を記録剤とし、これをポリエステルフイル
ム等の基材シートに担持させて熱転写シートとし、昇華
性染料で染着可能な被転写材、例えば、紙やプラスチッ
クフイルム等に染料受容層を形成した受像シート上に各
種のフルカラー画像を形成する方法が提案されている。
この場合には加熱手段としてプリンターのサーマルヘッ
ドが使用され、極めて短時間の加熱によって3色又は4
色の多数の色ドットを被転写材に転移させ、該多色の色
ドットにより原稿のフルカラー画像を再現するものであ
る。
この様に形成された画像は、使用する色材が染料であ
ることから非常に鮮明であり、且つ透明性に優れている
為、得られる画像は中間色の再現性や階調性に優れ、従
来のオフセット印刷やグラビア印刷による画像と同様で
あり、且つフルカラー写真画像に匹敵する高品質の画像
が形成可能となっている。
(発明が解決しようとしている問題点) しかしながら、得られる画像は形成されていることか
ら、顔料による画像に比べて一般的に耐光性に劣り、直
射日光に曝露されると画像の褪色又は変化が早いという
問題がある。又、直接光が当らない場合、例えば、室
内、フアイル中、本の綴じ込み中でも変褪色(暗変褪
色)するという問題がある。これらの耐光性や暗変褪色
の問題は被転写材の染料受容層に紫外線吸収剤や酸化防
止剤を添加することにより或る程度は改善されている。
しかしながら、上記従来の技術では酸化防止剤等は染
料受容層全体に均一に分布しており、一方、転写された
染料の大部分は受容層の表面近くに存在する為、酸化防
止剤等による染料の保護作用が効率的に行われず、変褪
色防止が不十分であるという問題があり、転写された染
料を酸化防止剤等によって有効に保護出来る技術が要望
されている。
従って、本発明の目的は、昇華性染料を使用する熱転
写方法において、十分に濃度のある鮮明な画像を与え、
しかも形成された画像が優れた諸堅牢性、特に優れた耐
光性及び耐暗変褪色性を示す熱転写シート及び熱転写方
法を提供することである。
(問題点を解決する為の手段) 上記目的は以下の本発明によって達成される。
即ち、本発明は、基材フイルムの表面にバインダー樹
脂と昇華性染料とからなる染料層を形成した熱転写シー
トにおいて、該染料層中に染料の昇華性安定化剤が含有
されていることを特徴とする熱転写シート、基材フイル
ムの表面にバインダー樹脂と昇華性染料とからなる染料
層を形成した熱転写シートにおいて、該染料層の表面に
バインダー樹脂と染料の昇華性安定化剤とからなる安定
化剤層が形成されていることを特徴とする熱転写シー
ト、及びこれらの熱転写シートを用いる熱転写方法であ
る。
(作用) 熱転写シートの染料層に染料の安定化剤を包含させる
か或いは染料層の表面に上記安定化剤を含む層を形成
し、染料の転写と同時にこれらの安定化剤を画像形成領
域に転写させることにより、耐光性及び耐暗変褪色性に
優れた画像が得られる。
(好ましい実施態様) 次に好ましい実施態様を挙げて本発明を更に詳しく説
明する。
本発明の熱転写シートの基材フイルムとしては、従来
公知のある程度の耐熱性と強度を有するものであればい
ずれのものでもよく、例えば、0.5乃至50μm、好まし
くは3乃至10μm程度の厚さの紙、各種加工紙、ポリエ
ステルフイルム、ポリスチレンフイルム、ポリプロピレ
ンフイルム、ポリサルホンフイルム、アラミドフイル
ム、ポリカーボネートフイルム、ポリビニルアルコール
フイルム、セロファン等であり、特に好ましいものはポ
リエステルフイルムである。
上記の如き基材フイルムは、その表面に形成する染料
層との密着力が乏しい場合にはその表面にプライマー処
理やコロナ放電処理を施すのが好ましい。
上記の様な基材フイルム上に形成する昇華性(熱移行
性)染料層は染料を任意のバインダー樹脂で担持させた
層である。
使用する染料としては、従来公知の熱転写シートに使
用される染料はいずれも本発明に有効に使用可能であ
り、特に限定されない。例えば、幾つかの好ましい染料
としては、赤色染料として、MS Red G、Macrolex Red V
iolet R、Ceres Red7B、Samaron Red HBSL、Resolin Re
d F3BS等が挙げられ、又、黄色の染料としては、ホロン
ブリリアントイエロー6GL、PTY−52、マイクロレックス
イエロー6G等が挙げられ、又、青色染料としては、カヤ
セットブルー714、ワクソリンブルーAP−FW、ホロンブ
リリアントブルーS−R、MSブルー100等が挙げられ
る。
上記の如き熱移行性染料を担持する為のバインダー樹
脂としては、従来公知のものがいずれも使用出来、好ま
しいものを例示すれば、エチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、エチルヒドロキシロース、ヒドロキ
シプロプルセルロース、メチルセルロース、酢酸セルロ
ース、酢酪酸セルロース等のセルロース系樹脂、ポリビ
ニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラー
ル、ポリビニルアセタール、ポリビニルピロリドン、ポ
リアクリルアミド等のビニル系樹脂、ポリエステル等が
挙げられるが、これらの中では、セルロース系、アセタ
ール系、ブチラール系及びポリエステル系等が特に好ま
しい。
本発明の1実施態様では、上記材料から染料層を形成
するにあたり、染料層に該染料の安定性を向上させる安
定化材を包含させることを特徴としている。
本発明において使用する安定化材とは、光エネルギ
ー、熱エネルギー、酸化作用等、染料を変質或いは分解
する作用を吸収又は遮断して染料の変質や分解を防止出
来る薬剤であり、具体例としては従来合成樹脂の添加剤
等として知られている酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安
定剤が挙げられる。
酸化防止剤としてはフェノール系、モノフェノール
系、ビスフェノール系、アミン系等の一次酸化防止剤、
或いは硫黄系、リン系等の二次酸化防止剤が挙げられ、
例えば、具体的には Sumilizer BBN−S、Sumilizer BHT、Sumilizer GM、Su
milizer MB、Sumilizer TPP−R(住友化学工業(株)
製)、ヨシノックス425、ヨシノックスSR(吉富製薬
(株)製)、Irganox−1081、Irganox−1222(チバガイ
ギー社製)、Mark AO−40(アデカアーガス化学(株)
製)等の商品名で市場から入手出来、いずれも本発明で
使用することが出来る。
又、紫外線吸収剤としてはサリチル酸系、ベンゾフェ
ノン系、ベンゾトリアゾール系、シアノアクリレート系
等の紫外線吸収剤が挙げられ、例えば、具体的にはTinu
vin P、Tinuvin234、Tinuvin320、Tinuvin327、Tinuvin
327、Tinuvin327(チバガイギー社製)、Sumisorb110、
Sumisorb140(住友化学工業(株)製)、Kemisorb10、K
emisorb11、Kemisorb12、Kemisorb13(ケミプロ化成
(株)製)、Uvinul X−19、Uvinul Ms−40(BASF社
製)、トミソーブ100、トミソーブ600(吉富製薬(株)
製)、Viosorb−80、Viosorb−90(共同薬品(株)製)
等の商品名で市場から入手出来いずれも本発明で使用す
ることができる。
又、光安定剤としてはヒンダードアミン系等が挙げら
れ、例えば、具体的にはサノールLS−770、サノールLS
−765、サノールLS−774(三共(株)製)、Sumisorb T
M−061(住友化学工業(株)製)等の商品名で市場から
入手出来、いずれも本発明で使用することが出来る。
以上の如き安定化剤は昇華性染料と同様な熱転写性
(熱移行性)を有しているのが好ましく、例えば、カル
ボキシル基やスルホン酸基等を含有せず、且つ分子量は
500以下であるものが好ましい。分子量が500を越えると
転写性が不足する場合がある。
上記安定化剤は単独でも混合物としても使用出来、そ
の添加量は染料100重量部に対し1乃至10重量部の範囲
が好ましい。添加量が少なすぎると染料に対する安定化
効果が不十分であり、多すぎては染料の移行性が低下す
る等の問題が生じて好ましくない。
本発明の熱転写シートの染料層は基本的には上記の材
料から形成されるが、その他必要に応じて従来公知と同
様な各種の添加剤も包含し得るものである。
この様な染料層は好ましくは適当な溶剤中に前記の昇
華性染料、安定化剤、バインダー樹脂その他の任意成分
を加えて各成分を溶解又は分散させて染料層形成用塗料
又はインキを調製し、これを上記の基材フイルム上に塗
布及び乾燥させて形成する。
この様にして形成する染料層は0.2乃至5.0μm、好ま
しくは0.4乃至2.0μm程度の厚さであり、又、染料層中
の昇華性染料は、染料層の重量の5乃至90重量%、好ま
しくは10乃至70重量%の量で存在するのが好適である。
本発明の別の実施態様では、上記の態様において安定
化剤を染料層に包含させずに染料層を形成し、染料層の
表面に安定化剤を薄膜として形成することを特徴とす
る。
安定化剤の薄膜は、安定化剤を前記バインダーと共に
溶剤に溶解して染料層の表面に塗布及び乾燥して安定化
剤層形成する。安定化剤とバインダーの使用比率は特に
限定されないが、一般的には重量比で安定化剤/バイン
ダー=1/10乃至10/1程度である。又、形成する層の厚み
は一般的には0.05乃至10μm程度であり、薄すぎると転
写染料の安定化効果が不十分であり、厚すぎると染料の
転写性を妨げるので好ましくない。
上記の如き本発明の熱転写シートはその裏面に、サー
マルヘッドの熱による悪影響を防止する為に耐熱層を設
けてもよい。
上記の如き熱転写シートを用いて、画像を形成する為
に使用する受像シートは、その記録面が前記の染料に対
して染料受容性を有するものであればいかなるものでも
よく、又、染料受容性を有しない紙、金属、ガラス、合
成樹脂フイルムやシート等である場合には、その少なく
とも一方の表面に染料受容性に優れた樹脂から染料受容
層を形成すればよい。又、この様な染料受容層には、離
型剤として公知のポリエチレンワックス、アミドワック
ス、テフロンパウダー等の固形ワックス、弗素系、リン
酸エステル系の界面活性剤、シリコーンオイル等を含有
させることが好ましい。
本発明の熱転写方法の1実施態様は、前記本発明の熱
転写シートを使用する方法であり、染料の転写と同時に
染料の転写領域(画像形成領域)に安定化剤が同時に転
写される。使用する受像シートは従来公知のものでよく
特に限定されない。
本発明の方法で使用する熱転写時の熱エネルギーの付
与手段は、従来公知の付与手段がいずれも使用出来、例
えば、サーマルプリンター(例えば、(株)日立製作所
製、ビデオプリンターVY−100)等の記録装置によっ
て、記録時間をコントロールすることにより、5乃至10
0mJ/mm2程度の熱エネルギーを付与することによって所
期の目的を十分に達成することが出来る。
(効果) 以上の如き本発明によれば、熱転写シートの染料層に
染料の安定化剤を包含させるか或いは染料層の表面に上
記安定化剤を含む層を形成し、染料の転写と同時にこれ
らの安定化剤を画像形成領域に転写させることにより、
安定化剤を受像シートの全体に存在させる必要は無くな
り、耐光性及び耐暗変褪色性に優れた画像を効率的に与
えることが出来る。
(実施例) 次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に
説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に断りの無
い限り重量基準である。
実施例1 下記組成の染料層形成用インキ組成物を調製し、背面
に耐熱処理を施した4.5μm厚のポリエチレンテレフタ
レートフイルム(ルミラー5AF53、東レ製)に、乾燥塗
布量が1.0g/m2になる様にワイヤーバーにより塗布及び
乾燥して本発明の熱転写シート(1)を得た。
分散染料(Macrolex Yellow6G、バイエル社製)5.5部 ポリビニルブチラール樹脂(エスレックBX−1、積水
化学製) 4.5部 酸化防止剤(Sumilizer BBM−S、住友化学工業
(株)製) 1.0部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 89.0部 実施例2 実施例1における酸化防止剤に代えて酸化防止剤(Su
milizer BBM−S)2.0部及び紫外線吸収剤(Tinuvin
P、チバガイギー社製)2.0部を使用し、他は実施例1と
同様にして本発明の熱転写シート(2)を得た。
実施例3 下記組成の染料層形成用インキ組成物Aを調製し、背
面に耐熱処理を施した4.5μm厚のポリエチレンテレフ
タレートフイルム(ルミラー5AF53、東レ製)に、乾燥
塗布量が1.0g/m2になる様にワイヤーバーにより塗布及
び乾燥し、更にその表面に下記の組成物Bを同様な方法
で乾燥塗布量が1.0g/m2になる割合で塗布及び乾燥して
本発明の熱転写シート(3)を得た。
組成物A 分散染料(Macrolex Yellow6G、バイエル社製)5.5部 ポリビニルブチラール樹脂(エスレックBX−1、積水
化学製) 4.5部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 90.0部 組成物B ポリビニルブチラール樹脂(エスレックBX−1、積水
化学製) 6.0部 酸化防止剤(Sumilizer BBM−S) 2.0部 紫外線吸収剤(Tinuvin P) 2.0部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 90.0部 比較例1 実施例1における酸化防止剤を使用しなかったこと以
外は実施例1と同様にして比較例の熱転写シート(a)
を得た。
参考例1 基材フイルムとして合成紙(ユポ−FRG−150、厚さ15
0μm、王子油化製)を用い、この一方の面に下記の組
成の塗工液をバーコーターにより乾燥時5.0g/m2になる
割合で塗布及び乾燥して熱転写受像シート(A)を得
た。
ポリエステル(バイロン600、東洋紡績製) 4.0部 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体(♯1000A、電気化
学工業(株)製) 6.0部 アミノ変性シリコーン(X−22−3050C、信越化学
製) 0.2部 エポキシ変性シリコーン(X−22−300E、信越化学
製) 0.2部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 89.6部 参考例2 基材フイルムとして合成紙(ユポ−FRG−150、厚さ15
0μm、王子油化製)を用い、この一方の面に下記の組
成の塗工液をバーコーターにより乾燥時5.0g/m2になる
割合で塗布及び乾燥して熱転写受像シート(B)を得
た。
ポリエステル(バイロン600、東洋紡績製) 4.0部 塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体(♯1000A、電気化
学工業(株)製) 6.0部 アミノ変性シリコーン(X−22−3050C、信越化学
製) 0.2部 エポキシ変性シリコーン(X−22−300E、信越化学
製) 0.2部 酸化防止剤(Sumilizer BBM−S) 1.0部 紫外線吸収剤(Tinuvin P) 1.0部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 87.6部 実施例4乃至7及び比較例2乃至3 上記の本発明及び比較例の熱転写シートと参考例の熱
転写受像シートとを、夫々の染料層と染料受容面とを対
向させて重ね合せ、感熱昇華転写プリンター(VY−50、
(株)日立製作所製)を用いて、90mJ/mm2の印字エネル
ギーで熱転写シートの裏面からサーマルヘッドで記録を
行い、下記第1表の結果を得た。尚、印字の光褪色率は
JIS3級照射条件による褪色率であり、暗変褪色率は記録
画像を70℃で乾燥状態で24時間保持した後の褪色率で比
較した。褪色率は下記式により算出した値である。
O.D.0=印字直後の印字物の反射濃度 O.D.1=70℃24時間保存後の印字物の反射濃度 実施例8 実施例1における染料に代えて夫々マゼンタ(Disper
se Red60)、シアン(Solvent Blue63)を使用して3色
の面順次の多色熱転写シートを作成し、実施例5と同様
にして耐光性及び耐暗変褪色性に優れたフルカラー画像
が得られた。
実施例9 実施例1における酸化防止剤にかえて、Sumilizer BH
T、Sumilizer GM、Sumilizer MB、Sumilizer TPP−R、
ヨシノックス425、ヨシノックスSR、Irganox−1081、Ir
ganox−1222、Mark AO−40、Tinuvin234、Tinuvin320、
Tinuvin326、Tinuvin327、Tinuvin327、Sumisorb110、S
umisorb140、Kemisorb10、Kemisorb11、Kemisorb12、Ke
misorb13、Uvinul X−19、Uvinul Ms−40、トミソーブ1
00、トミソーブ600、Viosorb−80、Viosorb−90、サノ
ールLS−770、サノールLS−765、サノールLS−774、Sum
isorb TM−061等の酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定
剤を使用し他は実施例5と同様にして耐光性及び耐暗変
褪色性に優れた画像が得られた。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材フイルムの表面にバインダー樹脂と昇
    華性染料とからなる染料層を形成した熱転写シートにお
    いて、該染料層中に染料の昇華性安定化剤が含有されて
    いることを特徴とする熱転写シート。
  2. 【請求項2】基材フイルムの表面にバインダー樹脂と昇
    華性染料とからなる染料層を形成した熱転写シートにお
    いて、該染料層の表面にバインダー樹脂と染料の昇華性
    安定化剤とからなる安定化剤層が形成されていることを
    特徴とする熱転写シート。
  3. 【請求項3】安定化剤が分子量が500未満の酸化防止
    剤、紫外線吸収剤又は光安定剤である請求項1又は2に
    記載の熱転写シート。
  4. 【請求項4】請求項1〜3の何れか1項に記載の熱転写
    シートの染料層又は安定化剤層と、基材フイルムの表面
    に染料受容層を設けた受像シートの受容層とを対向させ
    て重ね、熱転写シートの背面から画像状に加熱して行う
    熱転写方法において、染料の転写と同時に染料の安定化
    剤を画像形成領域に転写することを特徴とする熱転写方
    法。
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