JPH02220681A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH02220681A
JPH02220681A JP1042772A JP4277289A JPH02220681A JP H02220681 A JPH02220681 A JP H02220681A JP 1042772 A JP1042772 A JP 1042772A JP 4277289 A JP4277289 A JP 4277289A JP H02220681 A JPH02220681 A JP H02220681A
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Kichihei Niiyama
新山 吉平
Koji Ito
伊東 広司
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、始動入賞口に遊技球が入賞することを条件
として可変表示装置に可変表示ゲームを行なわせ、その
ゲームが特定の結果となったときに、変動入賞装置を入
賞し易い状態(特別遊技状態)に変換させるようにした
パチンコ遊技機に関する。
[従来の技術] 従来、始動入賞口に遊技球が入賞したときに可変表示装
置による表示の変化を開始させて、一定時間が経過する
か又は遊技者がストップ操作をしたときに可変表示を停
止させ、その表示の停止態様が予め定められた特定の停
止表示態様(例えば、r7,7.7J ”)となったと
きに、遊技者にとって有利となる状態、即ち、変動入賞
装置を入賞し易い状態(特別遊技状態)に変換させるよ
うにしたパチンコ遊技機が知られている。
[発明が解決しようとするi1M] しかし、従来のこの種のパチンコ遊技機は、始動入賞口
への入賞に基づいて行なわれる可変表示ゲームによる大
当りの発生確率は遊技者の意思とは無関係に毎回同じ(
一定)であるばかりか、大当りを発生させる表示態様も
すべて予め設定されたもので変化に乏しく、長い間親し
まれてきた結果、遊技者間において徐々に飽きられ、パ
チンコ遊技機の興趣に欠けるという問題点があり、この
ような問題点を解決すべき課題が残されていた。
この発明は、このような課題を達成させるためになされ
たもので、遊技者の意思の介入により可変表示ゲームに
よる大当りの発生確率や大当りを発生させる表示態様が
変化し得るようにして変化に富んだ興趣の深いパチンコ
遊技機を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段] この発明に係るパチンコ遊技機は、上記課題を達成させ
るため、始動入賞口と、該始動入賞口への入賞に基づい
て可変表示ゲームを行なう可変表示手段と、その可変表
示ゲームの結果としての特定の停止表示態様に基づいて
遊技球を入賞させ易い状態に変換する変動入賞装置と、
前記可変表示器ゲームの結果としての停止表示に対して
特定部分の表示の予想表示を行なわせる予想表示手段と
、該予想表示手段に表示される予想表示を遊技者に選択
させるセレクト手段と、前記予想表示手段しこ表示され
た予想表示と前記可変表示ゲームの結果としての停止表
示の特定部分の表示とが一致したか否かを判別する判別
手段および該判別手段によってその停止表示の一部又は
全部がその予想表示と一致したと判定されたときにその
後に行なわれる可変表示ゲームによる大当り発生の確率
を高める大当り発生確率変更手段とを備えた構成とした
[作用] 可変表示ゲームの結果としての停止表示の特定部分の表
示が遊技者の予想表示手段に表示した予想表示と一致し
たときには、その後に行なわれる可変表示ゲームによる
大当り発生の確率が高まるようになっているので、遊技
者の意思の介入により大当り発生に対する期待感が高め
られるばかりでなく、遊技者自身が遊技に参加し、その
結果として大当りが発生したという満足感が生じ、より
一部パチンコ遊技に対する興趣が高まる。
[第1実施例] 第1図は、この発明が適用されたパチンコ遊技機の前面
の構成例を示すもので、遊技盤1(第2図に、より詳し
く示す)の前面には、下部の操作ダイヤル20aより駆
動される打球発射装置20によって発射された打球を遊
技盤1の上方部まで案内するガイドレール3が配設され
、遊技盤1前面のガイドレール3とガラス板とによって
囲まれた空間内に遊技領域2が設けられている。
そして、この遊技盤1の中央には、1個の予想表示器2
41.3個の可変表示器242〜244および入賞記憶
表示部272等を有する可変表示装置20が設置されて
いる。
この可変表示装置20の下方には、該可変表示装置20
のゲーム結果如何により遊技球を入賞させ易い状態に変
換する変動入賞装置70が設置されている。この変動入
賞装置70の上部には一対の可動部材74.74によっ
て開閉される大入賞ロア1bが設けられている。また、
その中央下部には入賞個数表示器726と継続回数表示
器727が設置されている。
また、前記可変表示装置20と変動入賞装置70との間
および変動入賞装置70の左右位置にはそれぞれ始動入
賞口6,8.8が配設されている。
遊技領域2内の左右両側には赤色と緑色のランプを内蔵
するサイドランプ装[130,130が設置され、可変
表示装置20の左右両側位置と前記始動入賞口8,8の
斜め上方位置にはそれぞれ一般入賞口4が設置されてい
る。
遊技領域2内の適宜位置には風車と呼ばれる打球方向変
換部材13が回転自在に複数設置されるとともに、障害
釘9が多数植設されている。
また、遊技領域2の中央下部にはアウト球回収口19が
設けられている。
遊技盤1の上部には、上記入賞部4,6.8等に遊技球
が入賞したときに一時的に点灯されるセーフランプ42
2やパチンコ遊技機裏側の貯留タンク(図に現われてい
ない)中に貯留されている予備球としての賞品球が不足
したときに点灯する球不足表示ランプ423が設置され
ている。
上記構成の遊技盤1を保持するパチンコ遊技機100の
保持枠113の左側には前記予想表示器241に予想表
示を行なわせたり可変表示器242〜244の可変表示
を停止させたりする押しボタン式のスイッチ族[120
が取り付けられている。また、保持枠113の上部には
、打球発射装置!!20の操作ダイヤル20aを操作し
たときに点灯されるパイロットランプ425、および遊
技客により不正がなされたり特別遊技が発生したときな
どに点灯される装飾表示ランプとエラー表示ランプを兼
ねた表示器426が設けられている。
また、パチンコ遊技機100の前面側に取り付けられた
開閉パネル114には、打球発射装M20に供給される
遊技球を貯留する供給皿115が取り付けられ、その下
方には供給皿115から溢れた賞品球を貯留するための
受皿116が設けられている。
また、前記各始動入賞口6,8,8の各流路にはその中
に流入した遊技球を検出する検出器6a(SWx) 、
8 a  (SWz) −8a  (SW、)が設置さ
れている。また、変動入賞装置7oの大入賞ロア1bの
中央にはそこを通った遊技球を検出する継続入賞検出器
751(SWI)が設置され、大入賞ロア1b中の流下
路には大入賞ロア1b中に流入した遊技球をすべて検出
する入賞個数検出器752(SW、)が設置されている
また、スイッチ族[2120内にはスイッチ(SW4)
(後述)が設置されている。
上記のように概略構成されたパチンコ遊技機100はそ
れに設置されたマイクロコンピュータ等の役物制御手段
(後述)によって概ね次のように制御される。
図外の電源スイツチ操作によりパチンコ遊技機100に
電気が供給されると、可変表示装置20の入賞記憶表示
部272が流れるように点滅するなど、各部に通常遊技
表示がなされる。
この通常遊技時には、可変表示装置20の予想表示器2
41および3つの可変表示器242〜244には任意の
数字等が表示された状態となっている。また、変動入賞
装置70の可動部材74゜74は閉じて大入賞071b
中に遊技球を受は入れない状態となっており、入賞個数
表示器726および継続回数表示器727の表示はそれ
ぞれ「0」表示になっている。
通常遊技中は、セレクト表示ランプ126が消灯してい
て、予想表示器241に表示される予想表示はスイッチ
族[120(SW、)の操作により自由に変えられるよ
うになっているので、遊技者の意思で予想する数字等を
選択表示しておく。
この通常遊技時に、打球発射装置20の作動によって遊
技領域2中に打ち込まれた遊技球が始動入賞口6,8.
8のうちの1つに入賞すると、それらの内部流路に設置
された始動入賞検出器6a(SWl)、8 a (SW
、)、8a(SW、)のうちの対応するものによって検
出される。その検出に基づき、その入賞した個数分(こ
の実施例では、4個まで)だけ、可変表示装置20の入
賞記憶表示部272の点灯個数となって表示される。
その入賞記憶に基づき、可変表示器242〜244の可
変表示の変化が開始されるとともに通常の可変表示ゲー
ムであることを知らせるためのサイドランプ装[130
,130の赤色のランプの点灯がなされる。と同時に、
セレクト表示ランプ126が点灯されてスイッチ装置1
20が可変表示のストップスイッチとして機能するよう
になったことが知らされ、かつ、入賞記憶表示部272
の点灯状態にあるもののうちの1つが消灯される。
そして、その可変表示の変化の開始時から所定時間経過
したとき(またはその可変表示の変化の開始後に遊技者
によってスイッチ族[120が操作されたときには左か
ら順にその表示の変化が停止される。と同時に、サイド
ランプ装[130,130の赤色のランプが消灯される
とともにセレクト表示ランプ126が消灯される。
このような可変表示装置20による可変表示ゲームが始
動入賞口6,8.8への入賞記憶に基づいて繰り返して
行なわれる。
その結果、可変表示器242〜244の停止表示態様が
特定の数字表示等の組合せ(この実施例では、ぞろ目(
r3,3,3」、r7,7,7Jなど))となったとき
に大当りと呼ばれる特別遊技の権利2が発生する。
ここに特別遊技の権利に基づいて行なわれる特別遊技態
様とは、遊技者に多くの賞球獲得のチャンスを与える遊
技態様で、例えば、可動部材74゜74の所定時間(例
えば、30秒間)の開放を1サイクル(ただし、その所
定時間が経過する前に変動入賞装[170の大入賞ロア
1b中に遊技球が所定個数(例えば、10個)入賞した
ときにはその時点まで)とし、各サイクル中に変動入賞
装置70の大入賞ロア1b中の中央に流入して継続入賞
検出器751(SVv’、)に検出されることを継続条
件(サイクルの更新条件)として1例えば、最高10サ
イクルまで継続して行なわれるものである。
この特別遊技態様時には、その発生を知らせるため、ス
ピーカ(図に呪われていない)から電子音が発せられる
。と同時に、可変表示器M20、や変動入賞装置70の
特別遊技状態表示ランプ(後述)の点滅が開始される。
この特別遊技の各サイクル中に大入賞ロア1bに入賞し
た遊技球の個数は入賞個数表示器726に表示され、特
別遊技のサイクルの継続回数は継続回数表示器727に
表示される。また、各サイクル中に、特別遊技のサイク
ルの継続条件が満たされたときには変動入賞装置70の
継続条件成立表示ランプ(後述)が点灯され、次の新た
なサイクルに移行した時点で消灯される。
そして、その特別遊技態様が終了すると、再び上記通常
遊技状態に戻る。
ところで、可変表示装置20による上記可変表示ゲーム
の結果としての可変表示器242〜244の停止表示が
特別遊技の権利を発生させる特定の表示態様(この実施
例では、r3,3,3J、r9,9,9Jなどのぞろ目
)とならずに、中央の可変表示器243の数字表示が、
予想表示器241に表示された予想数字等の表示と一致
したときには、大当りの発生確率が高い特典付可変表示
ゲームの権利が発生し、その次の可変表示器20による
所定回数(この実施例では1回)の可変表示ゲームに限
って左右の2つの可変表示器244゜244の表示のみ
変化し、その停止時における左右の2つの可変表示器2
42,244相互の数字表示等が一致したときには、上
記と同様の特別遊技態様が発生することとなる。その場
合の数字表示等の一致する確率は高確率(例えば、1/
10)となるように制御、されている、この特典付可変
表示ゲームが行われているときにはサイドランプ装置1
30,130の緑色のランプが点灯される。
第2図には遊技盤1に配設された可変表示装置20、変
動入賞装置70、始動入賞口6、一般入賞ロ4.障害釘
9、打球方向変換部材13およびサイドランプ130等
の詳しい配置例を示す。
変動入賞装置!70の可動部材74.74は2点鎖線で
示す閉じた状態から実線で示す逆「ハ」の字状に開いた
状態に変化し得る。
各入賞部4,6,8.71b等への入賞球の入賞確率は
障害釘9や打球方向変換部材13の調整等によって変化
される。
次に、第3図〜第5図に基づいて可変表示器20の構成
例を説明する。
それらのうち、第3図には可変表示装置20を斜め前か
ら見た全体斜視図を、第4図にはその分解斜視図を、第
5図にはその縦断側面図を示す。
これらの図に基づいて説明すると、可変表示装置20は
、その前側の外形の主要部を構成する前枠210と、こ
の前枠210の開口部211をその裏側から閉塞する状
態に取り付けられる表示板220と、前枠210の裏側
にその周囲を包囲する状態に取り付けられる包囲枠23
0と、前記表示板220の裏側の前記包囲枠230内に
設置される可変表示ユニット240と、前記表示板22
0の裏側に前記可変表示ユニット240を覆う状態に取
り付けられる覆い枠260とを備えている。
前記前枠210は、可変表示装置20の前側外形の主要
部を構成するもので、中央部には表示用開口部211が
設けられ、周囲には取付板部212がフランジ状に設け
られている。そして、可変表示器20を遊技盤1に設け
られた取付用開口部la(第5図)に取り付ける際には
、その取付板部212がその取付用開口部の前面側に密
着するようにして取り付けられている。そのように取り
付けられた状態で、可変表示器20はその前側部分が遊
技領域2内に突出し、後側部分が遊技盤1の裏側に突出
した状態となっている。
この前枠210の前面側の上部には鎧部材270が取り
付けられている。
そして、前記前枠210の上端部中央に天入賞口と呼ば
れる一般入賞口213が設けられ、鎧部材270の上端
部にその一般入賞口213中に遊技球を導く入賞案内部
271が設けられている。
また、前枠210の上部には開口部214が設けられ、
鎧部270には複数の開口窓272aが設けられている
。そして、それら開口窓272aを介して遊技者に視認
し得るように、記憶表示ユニット280が前枠210の
裏側に取り付けられている。
この記憶表示ユニット280は前枠210の裏側へ取り
付けられる基板281と該基板281の前側に取り付け
られた入賞記憶表示ランプ283とを備えている。そし
て、この記憶表示ユニット280が前枠210に取付け
られた状態において、前記入賞記憶表示ランプ283が
前記前枠210の開口部214を介して鎧部270のそ
れぞれの対応する開口窓272a中に至った状態にある
また、前枠210の裏側上端部には鎧部215が後方に
突出して設けられ、該鎧部215内には前記天入賞口と
しての一般入賞口213中に流入した遊技球を遊技盤1
の裏側へ導く案内樋216が取り付けられ、鎧部215
の後端開口部には該開口部と前記案内樋216の後端開
口部を閉塞する蓋板217が取り付けられている。
また、前枠210の表示用開口部211の左右両端側に
は装飾窓部材取付窓218,218が設けられ、これら
取付窓218,218中に臨ませた状態で半透光性の装
飾窓部材219,219が取り付けられている。
上記表示板220は後述する可変表示ユニット240の
可変表示や装飾ランプの光を美しく遊技者に視認させる
ためのもので、透明又は半透明な材料から作られ、前枠
210の表示用開口部211を閉塞する状態で、前枠2
10の裏側に取り付けられている。
この表示板220の裏側中段部には後述の可変表示を視
認し易くするための反射防止部材225が取り付けられ
ている。
上記包囲枠230は前枠210の表示用開口部211の
裏側に沿わせて表示板220の側部を覆った状態に取り
付けられている。
上記可変表示ユニット240は可変表示ゲームを行なわ
せたりイルミネーション効果をもたせたりするためのも
ので、前記包囲枠230内に納まるように表示板220
の裏側に取り付けられている。
この可変表示ユニット240は表示板220に取り付け
られる基板245を備え、該基板245の前面側中央部
に3個の可変表示器242,243.244が取り付け
られている。また、基板245の前側上段部の中央には
基板248を介して予想表示器241が設置され、基板
245の前側の上段部と下段部には、それぞれ設置用の
基板248.249を介して、可変表示器242,24
3.244の周りを華やかに彩るための権利発生表示ラ
ンプ246が多数配設され、中段部の左右両端部には特
別遊技状態表示ランプ247が設置されている。
上記覆枠260は前記可変表示ユニット240の基板2
45の裏側の配線を傷まないように保護するためのもの
で、基板245の裏側にその裏側の配線を覆った状態に
取り付けられている。
第5図中、符号702を付して示すものはガラス板であ
る。
第6図〜第9図には上記変動入賞装置70の詳しい構成
例を示す。
変動入賞装置70は遊技盤1の取付開口部(図示省略)
に取り付けられる構成基枠71を備えている。この構成
基枠71の前面側下部には第7図に示すように表示ユニ
ット72とこれを覆う包囲枠73が取り付けられ、その
前面側上部には可動部材74.74が取り付けられてい
る。また、変動入賞装置70の背部には後枠75と駆動
源取付盤78が取り付けられている。
上記構成基枠71は遊技盤1の取付開口部(図示省略)
に変動入賞装置70を取り付けるためのもので、その周
囲には遊技盤1の取付開口部(図示省ms)の前面側に
密着状態に取り付けられる取付板部71aが設けられ、
その内側上部に大入賞ロア1bが設けられている。この
大入賞ロア1bの中央部上方で構成基枠71の前面側に
はそこに流下した遊技球を左右に分流させる鎧部71c
が突設されている。構成基枠71の裏側には第8図に示
すように入賞球処理室71dが設けられており、大入賞
ロア1b中に流入した遊技球が一旦全て入賞球処理室7
1d中に至るようになっている。
入賞球処理室71d中で大入賞ロア1bの裏側中央下部
には一対の継続入賞検出器取付枠71e。
71eが突設されている。これら取付枠71e。
71eの対向部にはそれぞれ差込み1171i、711
が形成されている。
上記表示ユニット72には、特別遊技の各サイクル中に
大入賞ロア1b中に入賞した個数を表示したり、特別遊
技の継続回数を表示したりするもので、構成基枠71の
前面側下部中央に取り付けられている。
この表示ユニット72は、構成基枠71の前面側下部に
取り付けられる基板721と該基板721の前面側中央
に取付けられた入賞個数表示器726および継続回数表
示器727とその周りに取り付けられた遊技状態表示用
ランプ723とを備えている。前記入賞個数表示器72
6および継続回数表示器727は、それぞれ特別遊技の
各サイクル中に大入賞ロア1bに入賞した遊技球の個数
を表示したり、特別遊技のサイクルの継続回数を表示し
たりするもので、例えば7セグメント型の数字表示器が
用いられる。前記表示器726,727および遊技状態
表示用ランプ723のリード線724は構成基枠71の
端寄りに設けられた配線処理孔71fを介して導かれて
いる。
上記包囲枠73は前記表示ユニット72を覆うとともに
遊技球を前記構成基枠71の大入賞ロア1b中に案内す
るもので、構成基枠71の前面側下部に前記表示ユニッ
ト72を覆った状態に取り付けられている。
この包囲枠73は半透光性材料により後部開口の容器形
に作られ、その前面中央には前記入賞個数表示器726
および継続回数表示器727の表示を拡大して視認する
ためのレンズ窓73aが設けられている。また、包囲枠
73の土壁部の上面は前記構成基枠71の大入賞ロア1
b側が低くなるように傾斜した流下案内面73bとなっ
ている。
包囲枠73の適宜位置には前記表示器726,727お
よび遊技状態表示用ランプ723からの熱を外部に逃す
ための放熱孔73c、73cが形成されている。
上記可動部材74.74は前記遊技領域2(第1図)を
流下する遊技球が前記構成基枠71の大入賞ロア1b中
に流入し得ない状態と流入し得る状態とに変動するもの
で、前記包囲枠73の上方で前記構成基枠71の大入賞
ロア1bの左右両側に相互に開閉自在に設置されている
この可動部材74.74は大入賞ロア1bの形状に対応
した形(この実施例では円弧形)をし、それぞれの基部
裏側に支軸741と案内ピン742とが取り付けられて
いる。それら支軸741が構成基枠71の大入賞ロア1
bの左右両側に設けられた軸受71g、71g中に、ま
た、案内ピン742.742が軸受71gy71gの周
りに設けられた円弧状案内孔71h、71h中にそれぞ
れ挿通されている。そして、前記案内ピン742゜74
2に案内されながら、支軸741,741を軸芯として
、可動部材74,74が構成基枠71の前面に略摺接し
た状態で回動自在となっている。
可動部材74.74が閉じたときにはそれら先端部が構
成基枠71の前面側で大入賞ロア1bの中央上部に突設
された鎧部71cの左右両側部に近接した状態となる。
上記後枠75は前記構成基枠71の裏側に設けられた入
賞球処理室71dの後壁を構成するとともに前記大入賞
ロア1bを介して入賞球処理室71d中に流入した遊技
球を集めて遊技盤1裏側の入賞球処理装置(図示省略)
方向へ流出させるもので、構成基枠71の入賞球処理室
71d裏側を閉塞した状態に設置されている。
この後枠75は半透光性材料で作られ入賞球処理室71
dの後壁を構成する平板部75aと入賞球処理室71d
中に流入した遊技球を集めて遊技盤1裏側の入賞球処理
装置(図示省略)方向へ流出させる集合流路部75bと
を備えている。前記集合流路部75bの上部および左右
両側部は前記平板部75aと一体成形され、後部および
底部は別体の蓋枠753として作られてから、ボルト7
54.754によって一体的に取り付けられている。そ
の集合流路部75bの上部中央には継続入賞検出器75
1としての検出スイッチSw、が、またその下部には入
賞個数検出器752としての検出スイッチSW6が設置
されている。
前記継続入賞検出器751は集合流路部75bの上部中
央に前後が開口して設けられた取付枠75c中に該取付
枠75cの前方から差し込まれた状態に設置され、その
設置された状態において継続入賞検出器751の後端が
取付枠75cの後端に設けられたストッパ片75e(第
9図)でストップされてそれ以上後退できないようにな
っている。その設置された状態において継続入賞検出器
751の先端の検出部751aが後枠75の前方に突出
した状態となっている。この前方に突出した検出部75
1bが構成基枠71の裏側の前記継続入賞検出器取付枠
71e、71eの差込み溝71i、71i中に嵌入した
状態で支持され、その先端が第9図に示すように入賞球
処理室71dの前壁の裏面に接触した状態となっている
2このようにして継続入賞検出器751が保持された状
態で変動入賞装置70に組込まれることにより、継続入
賞検出器751のねじ止め等を必要とせず、変動入賞装
置70への組込みが容易となっている。
そして、大入賞ロア1bの中央に流入した遊技球が継続
入賞検出器751の検出部751aの検出孔751b中
を通って検出されたときに特別遊技態様の継続条件が満
たされるようになっている。
一方、前記の入賞個数検出器5752は第8図および第
9図に示すように集合流路部75bを構成する蓋枠75
3の底部に左右両端部が開口して設けられた取付枠75
3a中に差し込まれた状態に設置され、その先端の検出
部752aが集合流路部75bの流出口に臨まされてい
る。大入賞ロア1bから入賞球処理室71dに流入した
遊技球は全てこの検出部752aの検出孔752bを通
って検出されるようになっている。
前記取付枠753aの下片753bは第8図および第9
図に示すように片持ち梁状に一端側がフリーになってい
て、入賞個数検出器752を取付枠753a中に差し込
む際に下片753bが弾性変形して差し込み易いように
なっている。
また、後枠75の裏側上部には取付支柱75d。
75dを介してランプ基板′76が取付けられている。
このランプ基板76の前面側中央には継続条件成立表示
ランプ76aが設置されている。
前記構成基枠71の軸受71g、71gを介して後枠7
5の後方に突出した可動部材74.74の支4i117
41,741の後端部にはクランク部材77.77の基
部が取り付けられている。
上記駆動源取付盤78は前記後枠75の裏側から前記構
成基枠71に取り付けられる取付板781と該取付板7
81の裏側にアングル782を介して取付けられた駆動
源としてのソレノイド783と該ソレノイド783の作
動ロッド784に取り付けられた作動部材785とを備
えている。
前記取付板781は、該取付板781に形成された複数
の取付孔781aを介して後枠75の裏側から、構成基
枠71裏側に突設された複数の取付支柱71kにボルト
(図示省略)等により取り付けら九でいる。
前記アングル782は前記ソレノイド783を取付板7
81の裏側に取り付けるためのもので、例えばコ字形に
作られ、取付板781の裏側にボルト等によって取り付
けられている。
前記ソレノイド783は、その励磁時に縮み、消磁時に
復帰用スプリング784aの伸張力等によって伸びる作
動ロンドア84を備えている。
前記作動部材785は前記作動ロッド784の伸縮運動
(往復直線運動)を前記クランク部材77.77に伝達
するもので1作動ロンドア84に取り付けられている。
この作動部材785は左右一対のガイド片785a、7
85aと左右一対の長孔状の係合孔785b、785b
とを備えている。
前記一対のガイド片785a、785aは作動ロッド7
84による作動部材785の振れを防止するもので、前
記アングル782の左右両端面に摺接している。このよ
うにして、作動部材785の振れが防止されることによ
り、1つのソレノイド783によって一対の可動部材7
4.74がスムーズに作動されるようになっている。
前記係合孔785b、785bは作動部材785の往復
運動(昇降運動)をクランク部材77゜77に回動力と
して伝達するもので、係合孔785b、785b中にク
ランク部材77.77先端後部の軸771,771が挿
通されている。
上記のように構成された変動入賞装置70は、通常の遊
技時には、駆動源としてのソレノイド783が消磁され
て作動ロンドア84および作動部材785が下降される
ことによりクランク部材77.77の腕部77a、77
aが前方から見て逆「ハ」の字状となって、可動部材7
4.74が「ハ」の字状に閉じていて、大入賞071b
中に遊技球が入賞し得ない状態にあるが、特別遊技態様
時には、駆動源としてのソレノイド783が励磁されて
作動ロッド784および作動部材785が上昇されるこ
とによりクランク部材77.77の腕部77a、77a
が前方から見て「ハ」の字状となって、可動部材74.
74が逆「ハ」の字状に開き、大入賞ロア1b中に遊技
球が入賞し得る状態となる。
第10図(A)、(B)には、可変表示装置20の予想
表示器241に予想表示を行なわせたり可変表示器24
2〜244の可変表示を停止させたりするスイッチ装置
120の構造を示す。
このスイッチ装置120は、同図に示すように、パチン
コ遊技機100の保持枠113に取り付けられる基枠1
21と、該基枠121の開口部121a内に設置された
スイッチ122と、前記開口部121a内に押圧操作自
在に!置されていてスイッチ122の抑圧操作を行なう
操作ボタン125と、基枠121の開口部121b中に
設置されたセレクト表示ランプ126とを備えている。
前記スイッチ122は取付部材123に支持された状態
で基枠121の開口部121a内に設置されていて、可
変表示装置20による可変表示ゲームが行なわれていな
いときには予想表示器241へ予想表示を行わせるスイ
ッチとして機能し、可変表示ゲーム中には可変表示の停
止スイッチとして機能するようになっている。
また、前記操作ボタン125は、上端の支軸部125が
スイッチ122の取付部材123と基枠121の前壁と
の間に挾持され、かつ、下端が抑圧移動可能にされるこ
とにより、上端の支軸部125aを支点として回動でき
るように保持されており1通常時はスイッチ122内の
弾性部材による復元力で外方に付勢復帰されている。
また、前記セレクト表示ランプ126は基枠121の開
口部121b中に基板124により支持された状態で設
置されていて、前記スイッチ122が可変表示装置20
の可変表示の停止スイッチとして機能するときには点灯
した状態となり、予想表示器241への予想表示スイッ
チとして機能するときには消灯した状態となって、いず
れのスイッチとして機能しているのかが遊技者に容易に
視認し得るようになっている。
第11図には、上記のように構成されたパチンコ遊技機
100に設置された役物制御装置の制御ブロック図の一
例を示す。
同図において、符号800を付して示すものは役物制御
装置を構成する制御チップマイクロコンピュータ (C
PU)である。
このマイクロコンピュータ800にはアドレスバスやデ
ータバスに沿って読出し専用メモリたるROM (固定
データ記憶手段)801、読出しと書込みが可能なメモ
リたるRAM (変動データ記憶手段)802、バッフ
ァゲート803、出力ポート804およびサウンドジェ
ネレータ805等が設置されている。
前記ROM801は制御データ領域および表示記号記憶
領域を有し、該ROM801には通常遊技時および特別
遊技時における各種ランプ272゜126.130,7
6a、247,723等の点滅、変動入賞装置70の可
動部材74.74の開閉制御、可変表示装置20への表
示記号などの固定データの他、特典付可変表示ゲームの
際に大当りの発生確率を高める大崩り発生確率変更手段
などの固定データが記憶されている。前記RAM802
は始動入賞口6,8.8中に設置された始動入賞検出器
6 a (SW、) 、 8 a (SW、) 、 8
 a(SW3)、変動入賞装置70中に設置された入賞
個数検出器752(SW、)からの検出信号をカウント
して一時的に記憶したり継続入賞検出器751からの検
出信号を一時的に記憶したりする記憶部などを備えてい
る。
また、マイクロコンピュータ800には電源回路808
と基準時間を作り出す分周回路809が接続されている
同図に示す制御ブロック図において、前記分周回路80
9が作り出す時間信号を基に、マイクロコンピュータ8
00によりアドレス選定が行なわれ、ROM801中の
プログラムに従って遊技の制御処理が行なわれる。
即ち、マイクロコンピュータ800に通ずるアドレスバ
スに沿って配設された前記バッファゲート803.出力
ボート804.サウンドジェネレータ805等が前記分
周回路809のタイムベースを基にアドレス選定される
ようになっている。
前記電源回路808からマイクロコンピュータ800等
に所要電圧の電気が供給されると、最初はROM801
に記憶されている通常遊技の制御プログラムに従った制
御が行なわれる。
即ち、マイクロコンピュータ800からの指令信号が出
力ポート804を介してドライバ807に送られて、可
変表示装置20の予想表示器241および可変表示器2
42〜244に任意の数字表示を行なわせた状態となる
とともに、セレクト表示ランプ126が消灯された状態
となる。また、入賞個数表示器726および継続回数表
示器727にそれぞれ「0」表示がなされる。
前記予想表示器241の数字表示を変えたいときには、
遊技者がスイッチ(SW、)を操作すれば、そのセレク
ト信号がローパスフィルタ806゜バッファゲート80
3を通ってマイクロコンピュータ800に入って、その
操作ごとに、マイクロコンピュータ80oからの表示変
化指令信号が出力ポート804を介してドライバ807
に送られて可変表示装置20の予想表示器241の数字
等の表示が変化するので、所望の数字表示等となったと
ころでそのスイッチ(SW、)の操作をやめれば、その
予想表示器241の数字表示がその所望する表示に固定
される。
この状態で始動入賞口6,8.8のいずれかに遊技球が
入賞すると、始動入賞検出器6a (SWl) 、 8
 a (SW、) 、 8 a (SW、)のうちの対
応するものから検出信号がローパスフィルタ806、バ
ッファゲート803を介し、データバスを通ってRAM
802に一時的に記憶される。
その記憶個数が出力ポート804を介してドライバ81
1に送られて入賞記憶表示部272の点灯個数となって
表示される。
その始動入賞口6,8.8への入賞記憶があるときには
、可変表示の作動指令信号が出力ポート804を介して
ドライバ807に送ら九で可変表示器242〜244の
表示の変化が所定時間待なわれた後に停止されるゲーム
が行なわれるとともに、その入賞記憶が「1」カウント
ダウンされて入賞記憶表示部272が1つ消灯される。
その可変表示器242〜244の表示の変化が開始され
てから停止されるまでの間は、マイクロコンピュータ8
00からの指令でセレクトスイッチ表示ランプ126が
点灯されている。この間は、スイッチ(SW4)からの
信号がローパスフィルタ806、バッファゲート803
を介してマイクロコンピュータ800に入ると、マイク
ロコンピュータ800から停止指令信号が出力ポート8
04を介してドライバ807に送られ、可変表示器24
2〜244の表示の変化がストップされるように機能す
る。
このような可変表示器242〜244による可変表示ゲ
ームが始動入賞口6,8.8への入賞記憶に基づいて繰
返して行なわれる。
そのゲームの結果、可変表示装置20の可変表示器24
2〜244の停止表示が偶発的に特定の表示態様(この
実施例では、r3,3,3J、r7,7,7Jなど)と
なったときに特別遊技の権利が発生し、その権利に基づ
いてマイクロコンピュータ800からの指令がサウンド
ジェネレータ805に送られ、アンプ810を介してス
ピーカ811から権利発生を知らせる効果音を発せさせ
るとともに、点滅指令が出力ボート804を介してドラ
イバ807に送られて、権利発生表示ランプ246,2
47等の点滅が開始されて、特別遊技がおこなれる。と
同時に、スピーカ811から特別遊技の権利の発生中で
あることを知らせる効果音が継続して発せられる。
ここで行なわれる特別遊技としては、マイクロコンピュ
ータ800からの指令で、変動入賞装置70のソレノイ
ド783が励磁されることにより、可動部材74.74
が所定時間(例えば、30秒間)開放される。その可動
部材74.74の所定時間の開放を1サイクル(ただし
、その所定時間が経過する前に変動入賞装置70の大入
賞ロア1b中に遊技球が所定個数(例えば10個)入賞
したことが入賞個数検出器752 (SW、)に検出さ
れたときにはその時点まで)とし、各サイクル中に大入
賞ロア1b中の中央に流入して継続入賞検出器751(
SW、)に検出されることを継続条件として、例えば、
最高10サイクルまで継続して行なわれる。各サイクル
中、継続入賞検出器751 (SW、)による検出があ
ると、マイクロコンピュータ800からの指令で、継続
条件成立表示ランプ76aが点灯される。
特別遊技の各サイクル中に大入賞ロア1bに入賞した入
賞球の個数は入賞個数検出器752(SW S )に検
出されその検出個数がマイクロコンピュータ800によ
ってカウントされてRAM802に記憶されるとともに
入賞個数表示器726に数字表示される。また、特別遊
技のサイクルの継続回数はマイクロコンピュータ800
によりカウントされてRAM802に記憶されるととも
に継続回数表示ランプ76aの点灯個数として表示され
る。
ところで、可変表示装置20による上記可変表示ゲーム
の結果としての可変表示器242〜244の停止表示が
特別遊技の権利を発生させる特定の表示態様(例えば、
r3,3,3J、r7,7゜7jなどのぞろ目)となら
ずに、中央の可変表示器242の数字表示等が遊技者が
予想表示器241に表示した予想数字表示等と一致した
ときには。
その次の可変表示装置1120による所定回数(この実
施例では1回)の可変表示ゲームが特典付可変表示ゲー
ムとして、マイクロコンピュータ800からの指令で、
左右の可変表示器242,244の表示のみ変化され、
その停止時における左右の2つの可変表示器242,2
44相互の数字表示が一致したと判定されたときには、
上記と同様の特別遊技の権利が発生されることとなる。
この場合の大当り発生確率は高確率(例えば、l / 
1.0 )となるようにマイクロコンピュータ800に
よって制御される。
上記通常の可変表示ゲームと特典付可変表示ゲームとを
遊技者に区別して視認させるように、マイクロコンピュ
ータ800からの指令で通常の可変表示ゲーム中はサイ
ドランプ装置130.130の赤色のランプが点灯され
、特典付可変表示ゲーム中はサイドランプ装置130,
130の緑色のランプが点灯されるようになっている。
第12図(A)、(B)には、上記マイクロコンピュー
タ800によって行なわれる通常の遊技処理手順の一例
としてのフローチャートを示す。
パチンコ遊技機100の電源が投入されると。
先ず、ルーチンR2において、記憶カウンタ、セレクト
カウンタ、可変表示タイマ、大当りフラグおよび確率ア
ップフラグをリセットする等の初期設定を行なってから
、ルーチンR4に移行する。
ルーチンR4においては大当りフラグが「1」となって
いるか否か(大当りが発生しているか否か)を判定し、
「1」となっていない(大当りが発生していない)と判
定したときにはルーチンR8に移行し、rlJとなって
いる(大当りが発生している)と判定したときにはルー
チンR6で第13図に示す大当り処理を行なってからル
ーチンR8に移行する。最初は大当りフラグは「1」と
なっていない(大当りは発生していない)のでそのまま
ルーチンR8に移行する。
ルーチンR8においては遊技者の操作によってスイッチ
122がオンとなったか否かを判定し、オンとならなか
ったと判定したときにはそのままルーチンR18に移行
し、オンとなったと判定したときにはルーチンRIOに
移行する。
ルーチンRIOにおいては確率アップフラグが「1」と
なっているか否か(特典付可変表示ゲームの権利が発生
しているか否か)を判定し、rl」となっていない(特
典付可変表示ゲームの権利が発生していない)と判定し
たときにはルーチンR12に移行し、「1」となってい
る(特典付可変表示ゲームの権利が発生している)と判
定したときにはそのままルーチンR18に移行する。最
初は「1」となっていない(特典付可変表示ゲームの権
利は発生していない)のでルーチンR12に移行する。
ルーチンR12においては可変表示タイマが作動中であ
るか否かを判定し、作動中でないと判定したときにはル
ーチンR14でセレクトカウンタを「1」カウントアツ
プし、かつ次のルーチンR16で予想表示器241の表
示更新を行なってからルーチンR18に移行し、作動中
であると判定したときには第12図(B)のルーチンR
46に移行する。最初は可変表示タイマは作動していな
いので、ルーチンR14,R16を経てルーチンR18
に移行する。
ルーチンR18においては遊技球が始動入賞口6.8.
8中に入賞することによって始動入賞検出器6 a (
SW、) 、 8 a (SW、) 、 8 a (S
W、)がオンとなったか否かを判定し、オンとならなか
ったと判定したときにはルーチンR22に移行し、オン
となったと判定したときにはルーチンR20に移行する
その結果、ルーチンR20に移行したときには、ルーチ
ンR20において記憶カウンタによるカウント数が「4
」に達したか否かを判定し、「4」に達していないと判
定したときにはルーチンR24で記憶カウンタのカウン
ト数を「1」カウントアツプし次のルーチンR26で入
賞個数表示ランプ283を1個追加点灯させる表示更新
をしてからルーチンR28に移行し、r4Jに達してい
ると判定したときにはそのままルーチンR28に移行す
る。
一方、ルーチンR22に移行したときには、該ルーチン
R22において記憶カウンタによるカウント数が「0」
より大となっている(入賞記憶がある)か否かを判定し
、「0」より大となっていない(入賞記憶がない)と判
定したときにはそのまま第12図(B)のルーチンR4
4に移行し。
「0」より大となっている(入賞記憶がある)と判定し
たときにはルーチンR28に移行する。
結果として、ルーチンR28に移行したときには該ルー
チンR28において可変表示タイマが作動中であるか否
かを判定し、作動中になっていないと判定したときには
ルーチンR30に移行し、作動中になっていると判定し
たときにはそのまま第12図(B)のルーチンR44に
移行する。
ルーチンR30においては確率アップフラグが「1」と
なっているか否か(特典付可変表示ゲームの権利が発生
しているか否か)を判定し、「1」となっていない(特
典付可変表示ゲームの権利が発生していない)と判定し
たときには通常の可変表示ゲームを行なうべくルーチン
R32に移行し、「1」となっている(特典付可変表示
ゲームの権利が発生している)と判定したときには特典
付きの可変表示ゲームを行なうべくルーチンR36に移
行する。
その結果、ルーチンR32に移行したときには、該ルー
チンR32で3つの可変表示器242〜244の表示の
変化を開始させ、次のルーチンR34で左右のサイドラ
ンプ装@130,130の赤色のランプを点灯させるこ
とによって通常の可変表示ゲームであることを遊技者に
知らしめてからルーチンR40に移行する。
一方、ルーチンR36に移行したときには、該ルーチン
R36で左右の2つの可変表示器242゜244のみの
表示の変化を開始させ、次のルーチンR38で左右のサ
イドランプ装!130,130の緑色のランプを点灯さ
せることによって特典付きの可変表示ゲームであること
を遊技者に知らしめてからルーチンR,40に移行する
そして、そのいずれの場合も、ルーチンR40で可変表
示タイマをスタートさせ次のルーチンR42でセレクト
表示ランプ126を点灯させてそのときからセレクトス
イッチ122が可変表示のストップスイッチとして機能
するようになったことを知らせてから第12図(B)の
ルーチンR44に移行する。
ルーチンR44においては可変表示タイマが終了したか
否かを判定し、終了したと判定したときにはそのまま第
12図(A)のルーチンR4に戻り、終了していないと
判定したときにはルーチンR46に移行する。
ルーチンR46においては確率アップフラグが[1」と
なっているか否か(特典付可変表示ゲームの権利に基づ
いての可変表示ゲームであったか否か)を判定し、「1
」となっていない(特典付可変表示ゲームの権利に基づ
いての可変表示ゲームでなかった)と判定したときには
通常の可変表示ゲームの判定処理を行なうべくルーチン
R48に移行し、「1」となっている(特典付可変表示
ゲームの権利に基づいての可変表示ゲームであった)と
判定したときには特典付可変表示ゲームの判定処理を行
なうべくルーチンR66に移行する。
その結果、ルーチンR48に移行したときには、該ルー
チンR48で3つの可変表示器242,243.244
の可変表示を停止させ次のルーチンR50で左右のサイ
ドランプ装置130,130の赤色のランプを消灯させ
てからルーチンR52に移行して次のような通常の可変
表示ゲームの判定処理を行なう。
即ち、先ず、ルーチンR52において可変表示器242
〜244の停止表示が3つとも等しくなったか否か(大
当りを発生させる表示となったか否か)を判定し、3つ
とも等しくならなかった(大当りを発生させる表示とは
ならなかった)と判定したときにはルーチンR54に移
行し、3つとも等しくなった(大当りを発生させる表示
となった)と判定したときには大当りフラグを「1」に
して大当りの権利の保持状態としてからルーチンR62
に移行する。
そして、その結果、ルーチンR54に移行したときには
、該ルーチンR54において中央の可変表示器243の
停止表示が予想表示器241の予想表示と等しくなった
か否か(特典付可変表示ゲームの権利を発生させる表示
となったか否か)を判定する。その判定の結果、中央の
可変表示器243の停止表示が予想表示器241の予想
表示と等しくならなかった(特典付可変表示ゲームの権
利を発生させる表示とならなかった)と判定したときに
はルーチンR56でセレクト表示ランプ126を消灯さ
せてセレクトスイッチ122が予想表示器241の予想
数字表示等を選択するスイッチとして機能するように変
換したことを知らせてから第12図(A、 )のルーチ
ンR4に戻り、中央の可変表示器243の停止表示が予
想表示器241の予想表示と等しくなった(特典付可変
表示ゲームの権利を発生させる表示となった)と判定−
だときにはルーチンR60で左右の可変表示器242.
244の可変表示を消灯させ次のルーチンR64で確率
アップフラグを「1」にして特典付可変表示ゲームの権
利の保持状態としてから第12図(A)のルーチンR4
に戻る。
また、前記ルーチンR52からルーチンR58を経てル
ーチンR62に移行したときには、該ルーチンR62に
おいて中央の可変表示器243の停止表示が予想表示器
241の予想表示と等しくならなかった(特典付可変表
示ゲームの権利を発生させる表示とならなかった)と判
定したときにはそのまま第12図(A)のルーチンR4
に戻り。
中央の可変表示器243の停止表示が予想表示器241
の予想表示と等しくなった(特典付可変表示ゲームの権
利を発生させる表示となった)と判定したときにはルー
チンR64で確率アップフラグを「1」にして特典付可
変表示ゲームの権利の保持状態としてから第12図(A
)のルーチンR4に戻る。
他方、前記ルーチンR46において確率アップフラグが
「1」となっている(特典付可変表示ゲームの権利に基
づいての可変表示ゲームであった)と判定して特典付可
変表示ゲームとしての判定処理を行なうべくルーチンR
66に移行したときには、該ルーチンR66で左右の可
変表示器242゜244の可変表示を停止させ次のルー
チンR68で左右のサイドランプ装置130,130の
緑色のランプを消灯させてからルーチンR70に移行す
る。
そして、ルーチンR70において特典付可変表示ゲーム
の結果としての左右の可変表示器242゜244の停止
表示が相互に等しくなったか否か(大当りを発生させる
表示となったか否か)を判定する。その判定の結果、左
右の可変表示器242.244の停止表示が相互に等し
くならなかった(大当りを発生させる表示とならなかっ
た)と判定したときには、ルーチンR72で確率アップ
フラグを「0」にして特典付可変表示ゲームの権利が消
滅した状態にし、次のルーチンR74でセレクト表示ラ
ンプ126を消灯させてセレクトスイッチ122が予想
表示器241の予想数字表示等を変える選択スイッチと
して機能するようになったことを知らせるようにしてか
ら第12図(A)のルーチンR4に戻る。一方、左右の
可変表示器242.244の停止表示が相互に等しくな
った(大当りを発生させる表示となった)と判定したと
きにはルーチンR76で大当りフラグを「1」にして大
当りの権利の保持状態としてからルーチン第12図(A
)のルーチンR4に戻る。
第13図には、上記マイクロコンピュータ800によっ
て行なわれる大当りの遊技処理手順の一例としてのフロ
ーチャートを示す。
先ず、ルーチンR100においてウェイトタイマが作動
中であるか否かを判定し、作動中であると判定したとき
にはそのままルーチンR112に移行し、作動中でない
と判定したときにはルーチンR102に移行する。最初
はウェイトタイマは作動していないので必ずルーチンR
102に移行する。
ルーチンR102においては大当りタイマが作動中であ
るか否かを判定し、作動中でないと判定したときにはル
ーチンR104に移行し、作動中であると判定したとき
にはルーチンR118に移行して変動入賞装置70のソ
レノイド783を励磁させて可動部材74.74を開放
させた状態にしてからルーチンR120に移行する。最
初は大当りタイマは作動していないので必ずルーチンR
104に移行する。
その結果、ルーチンR104に移行したときには、該ル
ーチンR104においてサイクルカウンタ(継続回数カ
ウンタ)を「0」にして継続回数表示器727の表示を
「1」にしてからルーチンR106に移行する。そして
、ルーチンR106でウェイトタイマおよび大当りタイ
マを「o」にするとともに、入賞個数カウンタを「O」
にして入賞個数表示器726の入賞個数表示を「1」に
し、かつ、継続フラグを「0」にする。その後、ルーチ
ンR108で特別遊技の権利発生表示ランプを点灯させ
る等の大当り表示を行ない、次のルーチンRIIOでウ
ェイトタイマ(2秒)をスタートさせてからルーチンR
112に移行する。
ルーチンR112に移行したときには、該ルーチンR1
12においてウェイトタイマが終了したか否かを判定し
、終了していないと判定したときにはそのまま第12図
(A)の通常遊技処理のルーチンR8に移行し、終了し
たと判定したときにはルーチンR114〜R118でウ
ェイトタイマのリセット、大当りタイマのスタート、変
動入賞装置20のソレノイドを励磁することによる可動
部材74.74の開放を行なってからルーチンR120
に移行する。
ルーチン120においては継続入賞検出器751 (S
W、)がオンとなったか否かを判定し、オンとならなか
ったと判定したときにはそのままルーチンR130に移
行し、オンとなったと判定したときにはルーチンR12
2に移行する。
ルーチンR122においてはサイクルカウンタ(継続回
数カウンタ)が「9」となったか否かを判定し、「9」
となっていないと判定したときにはルーチンR124に
移行し、「9」となったと判定したときにはそのままル
ーチンR130に移行する。
ルーチンR124においては継続フラグが「1」となっ
ているか否か(既に継続条件が満たされているか否か)
を判定し、「1」となっていない(未だ継続条件が満た
されていなかった)と判定したときにはルーチンR12
6で継続フラグを「1」にして継続条件を満たしたこと
を記憶し次のルーチンR128で継続条件成立表示ラン
プ76aを点灯させてからルーチンR130に移行し、
「1」となった(既に継続条件を満たした)と判定した
ときにはそのままルーチンR130に移行する。
ルーチンR130においては入賞個数検出器752(S
W、)がオンとなったか否かを判定し、オンとならなか
ったと判定したときにはそのままルーチンR138に移
行し、オンとなったと判定したときにはルーチンR13
2で入賞個数カウンタを「1」カウントアツプし、かつ
、次のルーチンR134で入賞個数表示器726の入賞
個数表示の更新を行なった上でルーチンR136に移行
する。
ルーチンR136においては入賞個数カウンタのカウン
ト数が「10」に達したか否かを判定し、達していない
と判定したときにはルーチンR138に移行し、達した
と判定したときにはルーチンR140に移行する。
その結果、ルーチンR138に移行したときには、該ル
ーチンR138においてさらに大当りタイマが終了した
か否かを判定し、終了していないと判定したときにはそ
のまま第12図(A)の通常遊技処理のルーチンR8に
戻り、終了したと判定したときにはル−チンR140で
サイクルカウンタを「+1」カウントアツプし次のルー
チンR142で継続回数表示器727のサイクル表示(
継続回数表示)の更新を行なってからルーチンR144
に移行する。
ルーチンR144においては継続フラグが「1」となっ
ているか否かを判定し、「1」となっていると判定した
ときにはルーチンR146に移行し、「1」となってい
ないと判定したときにはルーチンR148で大当りフラ
グを「0」にして大当りを終了状態にし次のルーチンR
150でセレクト表示ランプ126を消灯させてから第
12図(A)の通常遊技処理のルーチンR8に戻る。
その結果、ルーチンR146に移行したときには、該ル
ーチンR146においてサイクルカウンタ(継続回数カ
ウンタ)が「10」に達したか否かを判定し、達してい
ないと判定したときには新たなサイクルを行うべくルー
チンR106に戻り、達したと判定したときにはルーチ
ンR148で大当りフラグを「0」にして大当りを終了
状態にし次のルーチンR150でセレクト表示ランプ1
26を消灯させてから第12図(A)の通常遊技処理の
ルーチンR8に戻る。
この実施例に係るパチンコ遊技機によれば、可変表示装
置20による可変表示ゲームの結果としての停止表示の
特定部分の表示が遊技者の予想表示手段に表示した予想
表示と一致したときには、その後に行なわれる可変表示
ゲームによる大当り発生の確率が高まるようになってい
るので、遊技者の意思の介入により大当り発生に対する
期待感が高められるばかりでなく、遊技者自身が遊技に
参加し、その結果として大当りが発生したという満足感
が生じ、より一部パチンコ遊技に対する興趣が高まる。
なお、上記実施例では、遊技者に予想させる可変表示を
1つとさせたが、1つに限定せず、いくつ予想させるよ
うにしてもよい。また、予想表示器241に表示される
予想表示を選択するスイッチと可変表示器242〜24
4の表示の変化を停止させるスイッチを共用させたが、
別々に設けてもよい、また、予想表示器241に表示さ
れる表示や可変表示器242〜244に表示される表示
は数字のみに限定せず、どのような表示にしてもよい。
また、予想表示器241や可変表示器242〜244は
上記のものに限定せず、ドラムを回転させて表示を変化
させるものなど、どのような形式のものであってもよい
また、上記実施例では通常の可変表示ゲームの結果とし
て発生する特別遊技の権利に基づく特別遊技の内容と特
典付可変表示ゲームの結果として発生する特別遊技の権
利に基づく特別遊技の内容とを同じにしたが、異なる内
容にしてもよい。
また、可変表示装置20や変動入賞装置70の形式は上
記のもの椿;限定せず、可変表示装置20としては始動
入賞口4への入賞に基づいて可変表示ゲームを行なうも
のであればどのような形式のものでもよく、変動入賞装
置70としては特別遊技の権利が発生したときに遊技者
に多くの賞球獲得のチャンスを与える特別遊技を行なう
ものであればどのような形式のものでもよい。
また、]7回の特典付可変表示ゲームの権利の発生のよ
って与えられる特典付可変表示ゲームは1回限りとした
が、何回にしてもよい。
[第2実施例コ 上記第1の実施例では、始動入賞口への入賞に基づいて
行なわれる可変表示ゲームの結果としての停止表示の特
定部分の表示が遊技者の予想した予想表示と一致したと
きに遊技者に有利な特典付可変表示ゲームの権利を与え
る例を示したが、この実施例では、始動入賞口への入賞
によって作動される可変表示器の個数を4個とし、通常
は始動入賞口に遊技球が入賞したときにその4個の可変
表示器すべてに可変表示ゲームを行なわせ、その結果と
して、その4個のうちの2個の表示が一致したときには
、次の可変表示ゲームのときに、その一致している2つ
の表示はそのままにしておいて一致していない2つの可
変表示器のみに可変表示ゲームを行なわせそのゲーム結
果としての2つの表示のうちの少なくとも1つが前記一
致した状態のまま残されていた表示と一致したときに大
当りと呼ばれる特別遊技の権利を発生させるという特典
付可変表示ゲームを行なわせるようにした。
以下、その詳細を説明するが、この実施例におけるパチ
ンコ遊技機は、第1実施例のパチンコ遊技機と構成は略
同じで、始動入賞口への入賞によって作動される可変表
示器の個数を4個とし、通常時は始動入賞口に遊技球が
入賞したときにその4個の可変表示器すべてに可変表示
ゲームを行なわせ、その結果として、3つ以上の表示が
一致したときには大当りとする他、4個のうちの2個の
表示のみ一致したとき(2個ずつ2組一致したときも含
む)には1次の可変表示ゲームのときに、その一致して
いる2つの表示(2個ずつ2組一致したときにはいずれ
か1組の表示)はそのまま残しておいて、一致していな
い2つの可変表示器のみに可変表示ゲームを行なわせ、
そのゲーム結果としての2つの表示のうちの少なくとも
1つが前記一致した状態のまま残されていた表示と一致
したときに、大当りを発生させるという特典付可変表示
ゲームを行なわせるように構成した部分のみ相違するだ
けなので、できるだけ、重複説明は避け、図面や符号も
第1実施例で用いた図面や符号を併用して異なる構成部
分について説明する。
この実施例を第14図に基づいて説明すると、表示器2
41は予想表示器となっておらず、表示器241〜24
4は全て始動入賞口6,8.8への入賞に基づいて作動
(表示が変化する)される可変表示器となっており、ス
イッチ122(第1O図(B))は可変表示器241〜
244の表示の変化のストップスイッチとしてのみ働く
ようになっている。
そして、通常時においては、始動入賞口6,8゜8への
入賞があるか又はその入賞の記憶がある場合に、4個の
可変表示器241〜244の全ての表示の変化が開始さ
れ、その表示の変化の開始時から所定時間経過したとき
、又はその可変表示の変化の開始後に遊技者によってス
イッチ装置120の操作ボタント25が操作されたとき
には、それらの表示の変化が順に停止される。
このような可変表示装置20による可変表示ゲ−ムが始
動入賞口6,8.8への入賞記憶に基づいて繰り返して
行なわれる。
その結果、可変表示器241〜244の表示変化のゲー
ム結果として特定の数字等(この実施例では、「7」)
が3つ以上揃ったときには大当りと呼ばれる特別遊技の
権利が発生する。この特別遊技の権利の内容は上記第1
実施例におけると同様である。
一方、可変表示装置20による上記可変表示ゲームの結
果として、4個の可変表示器241〜244の停止表示
に2個の特定数字が含まれていたときくこの実施例では
、[7」が2つ含まれていたとき)には、特典付可変表
示ゲームの権利が発生するようになっている。
ここに、特典付可変表示ゲームの権利とは、大当りの発
生確率が高い可変表示ゲームを行なって遊技者の利益を
図ることを内容とする権利で、この実施例の場合、次の
可変表示ゲームのときに、その2つの特定数字の表示は
そのまま残しておいて、一致していない2つの可変表示
器の表示のみ変化させる可変表示ゲームを行なわせ、そ
のゲーム結果としての2つの表示のうちの少なくとも1
つが前記一致した状態のまま残されていた表示と一致し
たときに、大当りと呼ばれる特別遊技の権利を発生させ
ることを内容とする権利である。
上記可変表示装置2oによる可変表示ゲームの結果とし
ての表示態様が上記大当りと呼ばれる特別遊技の権利や
特典付可変表示ゲームの権利を発生させるものでないと
きには、′はずれ″として通常遊技に戻されるようにな
っている。
第15図(A)、(B)には、上記マイクロコンピュー
タ800によっ行なわれるこの第2実施例の通常の遊技
処理手順の一例としてのフローチャートを示す。
パチンコ遊技機100の電源が投入されると、先ず、ル
ーチンR200において、記憶カウンタ。
可変表示タイマ、大当りフラグおよび確率アップフラグ
をリセットする等の初期設定を行なってから、ルーチン
R202に移行する。
ルーチンR202においては大当りフラグが「1」とな
っているか否か(大当りが発生しているか否か)を判定
し、「1」となっていない(大当りが発生していない)
と判定したときにはそのままルーチンR206に移行し
、「1」となっている(大当りが発生している)と判定
したときにはルーチンR204で第13図に示した大当
り処理を行なってからルーチンR206に移行する。
最初は大当りフラグは「1」となっていない(大当りは
発生していない)のでそのままルーチンR206に移行
する。
ルーチンR206においては遊技球が始動入賞口6,8
.8中に入賞することによって始動入賞検出器6 a 
(SWl) 、 8 a (SW、) 、 8 a(S
W、)がオンとなったか否かを判定し、オンとならない
と判定したときにはそのままルーチンR214に移行し
、オンとなったと判定したときにはルーチンR2O3に
移行する。
その結果、ルーチンR2O3に移行したときには、ルー
チンR20において記憶カウンタによるカウント数が「
4」に達したか否かを判定し。
「4」に達していないと判定したときにはルーチンR2
10で記憶カウンタのカウント数を「1」カウントアツ
プし次のルーチンR212で入賞個数表示ランプ283
を1個追加点灯させる記憶表示更新をしてからルーチン
R216に移行する。
一方、ルーチンR214に移行したときには、該ルーチ
ンR214において記憶カウンタによるカウント数が「
0」より大となっている(入賞記憶がある)か否かを判
定し、「0」より大となっていない(入賞記憶がない)
と判定したときにはそのまま第15図CB)のルーチン
R246に移行し、「O」より大となっている(入賞記
憶がある)と判定したときにはルーチンR216に移行
する。
ルーチンR216においては可変表示タイマが作動中で
あるか否かを判定し、作動中になっていないと判定した
ときにはルーチンR218に移行し1作動中になってい
ると判定したときにはそのまま第15図(B)のルーチ
ンR246に移行する。
その結果、ルーチンR218に移行したときには、該ル
ーチンR218において確率アップフラグが「1」とな
っているか否か(特典付可変表示ゲームの権利が発生し
ているか否か)を判定し、「1」となっていない(特典
付可変表示ゲームの権利が発生していない)と判定した
ときには通常の可変表示ゲームを行なうべくルーチンR
220に移行し、「1」となっている(特典付可変表示
ゲームの権利が発生している)と判定したときには特典
付可変表示ゲームを行なうべくルーチンR224に移行
する。最初は「1ノとなっていない(特典付可変表示ゲ
ームの権利が発生していない)ので必ずルーチンR22
0に移行する。
その結果、ルーチンR220に移行したときには、該ル
ーチンR220で左右の2つの可変表示器242,24
4のみの表示の変化を開始させ、次のルーチンR222
で左右のサイドランプ装置130.130の赤色のラン
プを点灯させることによって通常の可変表示ゲームであ
ることを遊技者に知らしめてからルーチンR244に移
行する。
一方、ルーチンR224に移行したときには、該ルーチ
ンR224で可変表示器241の特定表示Aのフラグが
「1」になっているか否かを判定し、rlJとなってい
ないと判定したときにはそのままルーチンR228に移
行し、「1」となっていると判定したときにはルーチン
R226で可変表示器241の表示をそのまま「7」に
固定してからルーチンR228に移行する。
ルーチンR228においては可変表示器242の特定表
示Bのフラグが「1」になっているか否かを判定し、r
lJとなっていないと判定したときにはそのままルーチ
ンR232に移行し、「1」となっていると判定したと
きにはルーチンR230で可変表示器242の表示をそ
のまま「7」に固定してからルーチンR232に移行す
る。
ルーチンR232においては可変表示器243の特定表
示Cのフラグが「1」になっているが否かを判定し、「
1」となっていないと判定したときにはそのままルーチ
ンR236に移行し、rlJとなっていると判定したと
きにはルーチンR234で可変表示器243の表示を「
7」に固定してからルーチンR236に移行する。
ルーチンR236においては可変表示器244の特定表
示りのフラグが「1」となっているか否かを判定し、「
1」となっていないと判定したときにはそのままルーチ
ンR240に移行し、「1」となっていると判定したと
きにはルーチンR238で可変表示器244の表示を「
7′Iに固定してからルーチンR240に移行する。
そして、ルーチンR240で特定表示フラグが「1」と
なっていない可変表示器のみの表示の変化を開始させ、
次のルーチンR242で左右のサイドランプ装[130
,130の緑色のランプを点灯させることによって特典
付可変表示ゲームであることを遊技者に知らしめてから
ルーチンR244に移行する。
上記ルーチンを経てルーチンR244に移行したときに
は、該ルーチンR244において可変表示タイマをスタ
ートさせてから第15図(B)のルーチンR246に移
行する。
このようにして、第15図(B)のルーチンR246に
移行したときには、該ルーチンR246において可変表
示タイマが終了したか否かを判定し、終了していないと
判定したときにはルーチンR248に移行してストップ
スイッチ122がオンされたか否かを判定する。
そして、可変表示タイマが終了しないでかつストップ1
22がオンされていないと判定したときに、は、第15
図(A)のルーチンR202に戻って上記ルーチンを行
い、可変表示タイマが終了するか又はストップスイッチ
がオンされたと判定された時点でルーチンR250に移
行する。
ルーチンR250に移行したときには、該ルーチンR2
50において確率アップフラグが「1」となっているか
否か(特典付可変表示ゲームの権利が発生しているか否
か)を判定する。
その結果、「1」となっていない(特典付可変表示ゲー
ムの権利に基づいての可変表示ゲームでない)と判定し
たときには通常の可変表示ゲームの判定処理を行なうべ
くルーチンR252に移行し、「1」となっている(特
典付可変表示ゲームの権利に基づいての可変表示ゲーム
である)と判定したときには特典付可変表示ゲームの判
定処理を行なうべくルーチンR280に移行する。
その結果、ルーチンR252に移行したときには、該ル
ーチンR252で4つの可変表示器241〜244の可
変表示を停止させ次のルーチンR254で左右のサイド
ランプ装[130,130の赤色のランプを消灯させて
からルーチンR256に移行する6 ルーチンR256においては可変表示a241の停止表
示Aが「7」となっているか否かを判定し、「7」とな
っていないと判定したときにはそのままルーチンR26
2に移行し、「7」となっていると判定したときにはル
ーチンR258で特定表示カウンタを「+1」カウント
アツプし、かつ次のルーチンR260で可変表示器24
1の特定表示Aのフラグを「1」にしてからルーチンR
262に移行する。
ルーチンR262においては可変表示器242の停止表
示Bが「7」となっているか否かを判定し、「7」とな
っていないと判定したときにはそのままルーチンR26
8に移行し、「7」となっていると判定したときにはル
ーチンR264で特定表示カウンタをr+LJカウント
アツプしかつルーチンR266で可変表示器242の特
定表示Bのフラグを「1」にしてからルーチンR268
に移行する。
ルーチンR268においては可変表示器243の停止表
示Cが「7」となっているか否かを判定し、「7」とな
っていないと判定したときにはそのままルーチンR27
4に移行し、「7」となっていると判定したときにはル
ーチンR270で特定表示カウンタを「+1」カウント
アツプし、かつ次のルーチンR272で可変表示器24
3の特定表示Cのフラグを「1」にしてからルーチンR
274に移行する。
ルーチンR274においては可変表示器244の停止表
示りが「7」となっているか否かを判定し、「7)とな
っていないと判定したときにはそのままルーチンR31
0に移行し、「7」となっていると判定したときしこは
ルーチンR276で特定表示カウンタを「+IJカウン
トアツプし、かつ次のルーチンR278で可変表示器2
44の特定表示りのフラグを「1」にしてからルーチン
R310に移行する。
一方、上記ルーチンR250からルーチンR280に移
行したときには、該ルーチンR280において作動状態
にある可変表示器を停止させ次のルーチンR282で左
右のサイドランプ装置130.130の緑色のランプを
消灯させてからルーチンR284に移行する。
ルーチンR284においては可変表示器241の特定表
示Aのフラグが「1」となっているか否かを判定し、「
1」となっていないと判定したときにはルーチンR28
8で特定表示カウンタを「+1」カウントアツプしてル
ーチンR290に移行し、「1」となっていると判定し
たときにはルーチンR286に移行する。
ルーチンR286においては可変表示器241の停止表
示Aが「7」となっているか否かを判定し、「7」とな
っていないと判定したときにはそのままルーチンR29
0に移行し、「7」となっていると判定したときにはル
ーチンR288で特定表示カウンタを「+1」カウント
アツプしてからルーチンR290に移行する。
ルーチンR290においては可変表示器242の特定表
示Bのフラグが「1」となっているか否かを判定し、「
1」となっていないと判定したときにはルーチンR29
2に移行し、「1」となっていると判定したときにはル
ーチンR294で特定表示カウンタを「+1」カウント
アツプしてルーチンR296に移行する。
ルーチンR292においては可変表示器242の停止表
示Bが「7」となっているか否かを判定し、「7」とな
っていないと判定したときにはそのままルーチンR29
6に移行し、「7」となっていると判定したときにはル
ーチンR294で特定表示カウンタを「+1」カウント
アツプしてからルーチンR296に移行する。
ルーチンR296においては可変表示器243の特定表
示Cのフラグが「1」となっているか否かを判定し、「
1」となっていないと判定したときにはルーチンR30
0に移行し、「1」となっていると判定したときにはル
ーチンR302で特定表示カウンタを「+1」カウント
アツプしてからルーチンR304に移行する。
ルーチンR300においては可変表示器243の停止表
示Cが「7」となっているか否かを判定し、「7ノとな
っていないと判定したときにはそのままルーチンR30
4に移行し、「7」となっていると判定したときにはル
ーチンR302で特定表示カウンタを「+1」カウント
アツプしてからルーチンR304に移行する。
ルーチンR304においては可変表示器244の特定表
示りのフラグが「1」となっているか否かを判定し、「
1」となっていないと判定したときにはルーチンR30
6に移行し、「1」となっていると判定したときにはル
ーチンR308で特定表示カウンタを「+1」カウント
アツプしてルーチンR310に移行する。
ルーチンR306においては可変表示器244の停止表
示りが「7」となっているか否かを判定し、「7」とな
っていないと判定したときにはそのままルーチンR31
0に移行し、「7」となっていると判定したときにはル
ーチンR308で特定表示カウンタをr+1jカウント
アツプしてからルーチンR310に移行する。
ルーチンR310においては特定表示カウンタが「3」
以上になっているか否か(大当りが発生しているか否か
)を判定し、「3」以上になっていない(大当りが発生
していない)と判定したときにはルーチンR312に移
行し、「3」以上になっている(大当りが発生している
)と判定したときにはルーチンR322に移行する。
ルーチンR312においては特定表示カウンタが「2」
となっているか否かを判定し、「2」となっていないと
判定したときにはルーチンR318で特定表示フラグA
、B、C,Dを「0」にしてからルーチンR330に移
行し、「2」となっていると判定したときにはルーチン
R314に移行する。
ルーチンR314では確率アップフラグが「1」となっ
ているか否か(特典付可変表示ゲームとして行なわれて
いたか否か)を判定し、「1」となっている(特典付可
変表示ゲームとして行なわれていた)と判定したときに
はルーチンR316で確率アップフラグを「0」にして
通常の可変表示ゲームが行なわれる状態に戻しかつルー
チンR318で特定表示フラグA、B、C,Dを「0」
に戻してからルーチンR330に移行し、「1」となっ
ていない(特典付可変表示ゲームとしては行なわれてい
なかった)と判定したときにはルーチンR320で確率
アップフラグを「1」にして特典付可変表示ゲームの権
利を発生させてからルーチンR330に移行する。
一方、上記ルーチンR310で特定表示カウンタが「3
」以上になっている(大当りが発生している)と判定し
てルーチンR322に移行したときには、ルーチンR3
22で確率アップフラグが「1」となっているか否か(
特典付可変表示ゲームとして行なわれていたか否か)を
判定し、「1」となっていない(特典付可変表示ゲーム
としては行なわれずに通常の可変表示ゲームとして行わ
れていた)と判定したときにはそのままルーチンR32
6に移行し、「1」となっていた(特典付可変表示ゲー
ムとして行なわれていた)と判定したときにはルーチン
R324で確率アップフラグをrOJにして通常の可変
表示ゲームが行なわれる状態に戻してからルーチンR3
26に移行する。
そして、ルーチンR326で大当りフラグを「1」にし
て大当り発生状態にし次のルーチンR328で特定表示
フラグA、B、C,DをrOJにし、しかる後5ルーチ
ンR330に移行する。
そして、結果としてルーチンR330に移行したときに
は、ルーチンR330で特定表示カウンタを「0」にし
1次のルーチンR332で記憶カウンタを「1」カウン
トダウンさせ、さらに次のルーチンR334で記憶表示
部272を1つ消灯させてから第15図(A)のルーチ
ンR202に戻る。
この実施例にかかるパチンコ遊技機は、上記のように、
始動入賞口6,8.8への入賞によって作動される可変
表示器241〜244の個数を4個とし、通常時は始動
入賞口6,8.8に遊技球が入賞したときにその4個の
可変表示器241〜244全てに可変表示ゲームを行な
わせ、その結果として、特定の数字表示等が3つ以上揃
った(例えば「7」が3つ以上揃う)ときには大当りと
する他、特定の数字表示等が2つ揃ったとき(例えば「
7」が2つ揃ったとき)には、次の可変表示ゲームのと
き、その2つ揃った特定の数字表示等はそのままに残し
ておいて他の可変表示器のみに可変表示ゲームを行なわ
せ、そのゲーム結果としての2つの表示のうちの少なく
とも1つが前記一致した状態のまま残されていた表示と
一致したときに、大当りを発生させる特典付可変表示ゲ
ームを行なわせるように構成したので、通常の可変表示
ゲームの結果如何によって大当りの発生確率の高い特典
付可変表示ゲームの権利が発生し、その後の可変表示ゲ
ームがその特典付可変表示ゲームの権利に基づいて行な
われることとなり、その結果、適宜大当り発生に対する
期待感が高められることとなってパチンコ遊技に対する
興趣が増すこととなる。
なお、可変表示器241〜244の配列や可変表示器2
41〜244の表示は、上記説明のものに限定せず、ど
のような配列や表示にしてもよい。
また、可変表示器241〜244の形式は上記実施例の
ものに限定せず、ドラムを回転させるものなど、どのよ
うな形式のものであってもよい。
また、この実施例では通常の可変表示ゲームの結果とし
て発生する特別遊技の権利に基づく特別遊技の内容と特
典付可変表示ゲームの結果として発生する特別遊技の権
利の基づく特別遊技の内容とを同じにしたが、異なる内
容にしてもよい。
また、可変表示装置20や変動入賞装置70の形式は上
記のものに限定せず、可変表示装置20としては始動入
賞口6,8.8への入賞に基づいて可変表示ゲームを行
なうものであれば、どのような形式のものでもよく、変
動入賞装置70としては特別遊技の権利が発生したとき
に遊技者に多くの賞球獲得のチャンスを与える特別遊技
を行なうものであればどのような形式のものでもよい。
また、1回の特典付可変表示ゲームの権利の発生によっ
て与えられる特典付可変表示ゲームは1回限りとしたが
、何回にしてもよい。
[発明ρ効果] この発明に係るパチンコ遊技機は、上記のように、始動
入賞口と、該始動入賞口への入賞に基づいて可変表示ゲ
ームを行なう可変表示手段と、その可変表示ゲームの結
果としての特定の停止表示態様に基づいて遊技球を入賞
させ易い状態に変換する変動入賞装置と、前記可変表示
ゲームの結果としての停止表示の特定部分の表示を予想
する予想表示を行なわせる予想表示手段と、該予想表示
手段に表示される予想表示を遊技者に選択させるセレク
ト手段と、前記予想表示手段に表示された予想表示と前
記可変表示ゲームの結果としての停止表示の特定部分の
表示とが一致したか否かを判別する判別手段および該判
別手段によってその停止表示の一部又は全部がその予想
表示と一致したと判定されたときにその後に行なわれる
可変表示ゲームによる大当り発生の確率を高める大当り
の発生確率変更手段とを備えた構成としたので、可変表
示ゲームの結果の停止表示としての特定部分の表示が遊
技者の予想表示手段に表示した予想表示と一致したとき
には、その後に行なわれる可変表示ゲームによる大当り
発生の確率が高まることとなって、遊技者の思想の介入
により、大当り発生に対する期待間が高められるばかり
でなく、遊技者自身が遊技に参加し、その結果として大
当りが発生したという満足感が生じ、より一部パチンコ
遊技に対する興趣が高まる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第13図は、この発明の第1の実施例を示すも
ので、それらのうち、 第1図はパチンコ遊技機の正面図、 第2図は遊技盤の正面図、 第3図は可変表示装置の全体斜視図、 第4図は可変表示装置の分解斜視図、 第5図は可変表示装置を遊技盤に設置した状態を示す縦
断側面図、 第6図は変動入賞装置の全体斜視図、 第7図は変動入賞装置の前側分解斜視図、第8図は変動
入賞装置の後側分解斜視図。 第9図は変動入賞装置の縦断側面図、 第10図(A)はスイッチ装置の全体斜視図、第10図
(B)はスイッチ装置がパチンコ遊技機に取付けられた
状態を示す縦断側面図、第11rj!Iは役物制御装置
の制御ブロック図、第12図(A)、(B)は役物制御
装置によって行なわれる通常の遊技処理手順の一例を示
すフローチャート、 第13図は役物制御装置によって行なわれる大当りの遊
技処理手順の一例を示すフローチャート、また、第14
図および第15図(A)、(B)はこの発明の第2の実
施例を示すもので、それらのうち、 第14図はパチンコ遊技機の正面図、 第15図(A)、(B)は役物制御装置によって行なわ
れる通常遊技処理の一例を示すフローチャートである。 1・・・・遊技盤、6,8・・・・始動入賞口、70・
・・・変動入賞装置、241・・・・予想表示器(予想
表示手段)、242〜244・・・・可変表示器(可変
表示手段)、800・・・・マイクロコンピュータ(役
物制御装置)。 第 図 第 図 第 図 (A) (B)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 始動入賞口と、該始動入賞口への入賞に基づいて可変表
    示ゲームを行なう可変表示手段と、その可変表示ゲーム
    の結果としての特定の停止表示態様に基づいて遊技球を
    入賞させ易い状態に変換する変動入賞装置と、前記可変
    表示ゲームの結果としての停止表示の特定部分の表示に
    対して予想表示を行なわせる予想表示手段と、該予想表
    示手段に表示される予想表示を遊技者に選択させるセレ
    クト手段と、前記予想表示手段に表示された予想表示と
    前記可変表示ゲームの結果としての停止表示の特定部分
    の表示とが一致したか否かを判別する判別手段および該
    判別手段によってその停止表示の一部又は全部がその予
    想表示と一致したと判定されたときにその後に行なわれ
    る可変表示ゲームによる大当り発生の確率を高める大当
    りの発生確率変更手段とを備えたパチンコ遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05184714A (ja) * 1991-04-30 1993-07-27 Kazuo Kawabata パチンコ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6456084A (en) * 1987-08-27 1989-03-02 Sankyo Co Pinball game machine

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