JPH0222050Y2 - - Google Patents
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- JPH0222050Y2 JPH0222050Y2 JP1984069011U JP6901184U JPH0222050Y2 JP H0222050 Y2 JPH0222050 Y2 JP H0222050Y2 JP 1984069011 U JP1984069011 U JP 1984069011U JP 6901184 U JP6901184 U JP 6901184U JP H0222050 Y2 JPH0222050 Y2 JP H0222050Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は二液外部混合用器具、特に洗剤や漂白
剤等の主剤(液体)とこの主剤を起泡化する発泡
補助剤(液体)とを外部で瞬間的に混合させ、泡
状化した主剤を洗浄、漂白対象物に付着させるも
のに関する。
剤等の主剤(液体)とこの主剤を起泡化する発泡
補助剤(液体)とを外部で瞬間的に混合させ、泡
状化した主剤を洗浄、漂白対象物に付着させるも
のに関する。
(従来技術)
従来、家庭等において洗面所のシンクやトラツ
プ等の如き洗浄対象物を清掃する際には、洗剤等
の洗浄液をこれに塗布して汚れ落としをしたり、
或いは漂白剤を塗布して白くしたりしていたが、
洗浄対象物に液体洗剤や液体漂白剤を直接塗布し
た場合においては、洗浄対象物に付着した液体洗
剤等が汚れを落としたり、或いは漂白する前に滴
下してしまい、洗浄効果や漂白効果が減退すると
いつた不都合があつた。従つて満足のいく洗浄効
果を得るために、洗剤等を複数回塗布したりする
場合があるが、斯かる場合には洗剤等の無駄な消
費を強いられるばかりか、塗布工程の増加によつ
て清浄作業が煩雑化する問題点もあつた。
プ等の如き洗浄対象物を清掃する際には、洗剤等
の洗浄液をこれに塗布して汚れ落としをしたり、
或いは漂白剤を塗布して白くしたりしていたが、
洗浄対象物に液体洗剤や液体漂白剤を直接塗布し
た場合においては、洗浄対象物に付着した液体洗
剤等が汚れを落としたり、或いは漂白する前に滴
下してしまい、洗浄効果や漂白効果が減退すると
いつた不都合があつた。従つて満足のいく洗浄効
果を得るために、洗剤等を複数回塗布したりする
場合があるが、斯かる場合には洗剤等の無駄な消
費を強いられるばかりか、塗布工程の増加によつ
て清浄作業が煩雑化する問題点もあつた。
そこで、これを解決するために、洗剤や漂白剤
等の主剤を収納する液体容器に主剤を起泡化させ
る発泡補助剤を混合して主剤を半流動化させる対
策が考えられるが、この方法によると主剤と発泡
補助剤とが容器内で化学的に反応し洗剤や漂白剤
の成分変化によつて洗浄作用や漂白作用が不可能
になるといつた他の問題点を生じていた。
等の主剤を収納する液体容器に主剤を起泡化させ
る発泡補助剤を混合して主剤を半流動化させる対
策が考えられるが、この方法によると主剤と発泡
補助剤とが容器内で化学的に反応し洗剤や漂白剤
の成分変化によつて洗浄作用や漂白作用が不可能
になるといつた他の問題点を生じていた。
(考案の目的)
本考案は、従来の上記した問題点を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、
相異なる容器に別個に収納され、これから取出さ
れた洗剤等の主剤と発泡補助剤を容器外へ排出
し、これを外部で混合させることにより泡状化し
た主剤を対象物に付着せしめて、主剤の洗浄効
果、漂白効果等を向上させるのと同時に主剤の浪
費を省き、さらには洗浄、漂白作業を簡便に行な
えるようにすることにある。
めになされたもので、その目的とするところは、
相異なる容器に別個に収納され、これから取出さ
れた洗剤等の主剤と発泡補助剤を容器外へ排出
し、これを外部で混合させることにより泡状化し
た主剤を対象物に付着せしめて、主剤の洗浄効
果、漂白効果等を向上させるのと同時に主剤の浪
費を省き、さらには洗浄、漂白作業を簡便に行な
えるようにすることにある。
(考案の構成)
上記の目的を達成するために、本考案は主剤収
納の第1容器と発泡補助剤収納の第2容器の各口
頚部に離間して被着される一対のノズル部材を、
該ノズル部材を通る軸線が外部交差するように各
ノズル部材間の中心線に対して傾斜させて構成し
たものである。
納の第1容器と発泡補助剤収納の第2容器の各口
頚部に離間して被着される一対のノズル部材を、
該ノズル部材を通る軸線が外部交差するように各
ノズル部材間の中心線に対して傾斜させて構成し
たものである。
(第1実施例)
以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明す
ると、本考案の第1実施例を示す第1図乃至第4
図において、1は本考案に係る二液外部混合用器
具の全体を示すもので、この二液外部混合用器具
1は、概して、一体的に連結された洗剤や漂白剤
等の主剤(液体)を収納する第1容器2及び主剤
を起泡化させる発泡補助剤を収納する第2容器3
の各口頚部20,30に離間して被着される一対
のノズル部材4,5の組合せからなつている。さ
らに詳述すると、これ等ノズル部材4,5はキヤ
ツプ部材6,7を介して第1、第2容器2,3の
各口頚部20,30に被着されている。キヤツプ
部材6,7は口頚部20,30に螺着されてお
り、このキヤツプ部材6,7の内周には容器側の
口頚部20,30に設けられた螺子部21,31
と螺合する螺子部60,70が設けられている。
また、キヤツプ部材6,7の先端側には内部に流
出口61,71を有する管状の受筒部62,72
が突設されており、これ等流出口61,71を介
して第1、第2容器2,3内に収納された主剤及
び発泡補助剤を容器外部へ流出させるようになつ
ている。なお、図示の実施例では右側の受筒部7
2が未使用時を、左側の受筒部62が使用時をそ
れぞれ示している。すなわち、未使用時にあつて
は流出口71がシール73によつて閉塞されてお
り、使用時にこのシール73をナイフ等で切除し
て流出口71を開口するようになつている。
ると、本考案の第1実施例を示す第1図乃至第4
図において、1は本考案に係る二液外部混合用器
具の全体を示すもので、この二液外部混合用器具
1は、概して、一体的に連結された洗剤や漂白剤
等の主剤(液体)を収納する第1容器2及び主剤
を起泡化させる発泡補助剤を収納する第2容器3
の各口頚部20,30に離間して被着される一対
のノズル部材4,5の組合せからなつている。さ
らに詳述すると、これ等ノズル部材4,5はキヤ
ツプ部材6,7を介して第1、第2容器2,3の
各口頚部20,30に被着されている。キヤツプ
部材6,7は口頚部20,30に螺着されてお
り、このキヤツプ部材6,7の内周には容器側の
口頚部20,30に設けられた螺子部21,31
と螺合する螺子部60,70が設けられている。
また、キヤツプ部材6,7の先端側には内部に流
出口61,71を有する管状の受筒部62,72
が突設されており、これ等流出口61,71を介
して第1、第2容器2,3内に収納された主剤及
び発泡補助剤を容器外部へ流出させるようになつ
ている。なお、図示の実施例では右側の受筒部7
2が未使用時を、左側の受筒部62が使用時をそ
れぞれ示している。すなわち、未使用時にあつて
は流出口71がシール73によつて閉塞されてお
り、使用時にこのシール73をナイフ等で切除し
て流出口71を開口するようになつている。
上記キヤツプ部材6,7を介して第1、第2容
器2,3の各口頚部20,30に被着されるノズ
ル部材4,5は弾性部材製の先細り状の円筒体か
らなり、その先端に注出口40,50を備えてい
る。これ等ノズル部材4,5はその基部41,5
1によつてキヤツプ部材6,7の受筒部62,7
2外周に嵌着されており、ノズル部材4,5を通
る軸線l1,l2が外部交差するように各ノズル部材
4,5間の中心線mに対して傾斜している。
器2,3の各口頚部20,30に被着されるノズ
ル部材4,5は弾性部材製の先細り状の円筒体か
らなり、その先端に注出口40,50を備えてい
る。これ等ノズル部材4,5はその基部41,5
1によつてキヤツプ部材6,7の受筒部62,7
2外周に嵌着されており、ノズル部材4,5を通
る軸線l1,l2が外部交差するように各ノズル部材
4,5間の中心線mに対して傾斜している。
また、図示の実施例では、ノズル部材4,5は
その先端側が連結部材8によつて相互に連結され
ており、第1、第2容器2,3から取外した場合
には、第3図及び第4図に示すように、軸線l1′,
l2′が互いに平行となるように形成されている。而
して、これ等ノズル部材4,5はその先端側が連
結部材8によつて相互に連結されているため、第
1、第2容器2,3に取付けた際、軸線l1,l2が
外部交差するように各ノズル部材4,5間の中心
線mに対して傾斜されるようになつている。この
ように、ノズル部材4,5を相互に連結した場合
にあつては、ノズル部材4,5を湾曲形状に形成
する必要がなくその製造が容易となると共に一方
のノズル部材を紛失するおそれもない。42,5
2はノズル部材4,5の基端に連設される栓体を
示しており、これ等栓体42,52は使用後、キ
ヤツプ部材6,7の流出口61,71を閉塞する
と共に、ノズル部材4,5を第1、第2容器2,,
3と一緒に保持するためのものである。
その先端側が連結部材8によつて相互に連結され
ており、第1、第2容器2,3から取外した場合
には、第3図及び第4図に示すように、軸線l1′,
l2′が互いに平行となるように形成されている。而
して、これ等ノズル部材4,5はその先端側が連
結部材8によつて相互に連結されているため、第
1、第2容器2,3に取付けた際、軸線l1,l2が
外部交差するように各ノズル部材4,5間の中心
線mに対して傾斜されるようになつている。この
ように、ノズル部材4,5を相互に連結した場合
にあつては、ノズル部材4,5を湾曲形状に形成
する必要がなくその製造が容易となると共に一方
のノズル部材を紛失するおそれもない。42,5
2はノズル部材4,5の基端に連設される栓体を
示しており、これ等栓体42,52は使用後、キ
ヤツプ部材6,7の流出口61,71を閉塞する
と共に、ノズル部材4,5を第1、第2容器2,,
3と一緒に保持するためのものである。
なお、第1、第2容器2,3は連結構造を備え
ており、これについて説明すると、第1、第2容
器2,3の接合面22,32には位置決め用の係
止突起23,33と係止凹穴24,34が任意数
形成されており、一方の容器の係止突起23,3
3が他方の容器の係止凹穴24,34に嵌入する
ようになつており、これによつて第1、第2容器
2,3が上下方向又は左右方向へずれるのが防止
される。以上の連結構造の下で嵌着された第1、
第2容器2,3の外周面にフイルムFを被着して
両者を一体的に連結するものである。
ており、これについて説明すると、第1、第2容
器2,3の接合面22,32には位置決め用の係
止突起23,33と係止凹穴24,34が任意数
形成されており、一方の容器の係止突起23,3
3が他方の容器の係止凹穴24,34に嵌入する
ようになつており、これによつて第1、第2容器
2,3が上下方向又は左右方向へずれるのが防止
される。以上の連結構造の下で嵌着された第1、
第2容器2,3の外周面にフイルムFを被着して
両者を一体的に連結するものである。
以上の構成において、相互に一体的に連結され
た第1、第2容器2,3の各口頚部20,30に
螺着したキヤツプ部材6,7にあつてシール73
を切除することにより流出口61,71を開口
し、受筒部62,72にノズル部材4,5を嵌着
する。この状態において、洗剤や漂白剤等の主剤
を収納する第1容器2と主剤を起泡化させる発泡
補助剤を収納する第2容器3を一緒に天地逆にし
て第1、第2容器2,3の胴部を押圧すると、各
口頚部20,30から流出した主剤と発泡補助剤
とは、キヤツプ部材6,7の流出口61,71及
びノズル部材4,5を介して、注出口40,50
より外部へ注出される。この外部へ注出された主
剤及び発泡補助剤は洗浄や漂白対象物の付着表面
で瞬間的に混合され、泡状化する。このように泡
状化して洗浄や漂白対象物に付着した主剤は目的
部位に付着している時間が比較的長いため、この
間に十分な洗浄作用や漂白作用を営なむことがで
きる。
た第1、第2容器2,3の各口頚部20,30に
螺着したキヤツプ部材6,7にあつてシール73
を切除することにより流出口61,71を開口
し、受筒部62,72にノズル部材4,5を嵌着
する。この状態において、洗剤や漂白剤等の主剤
を収納する第1容器2と主剤を起泡化させる発泡
補助剤を収納する第2容器3を一緒に天地逆にし
て第1、第2容器2,3の胴部を押圧すると、各
口頚部20,30から流出した主剤と発泡補助剤
とは、キヤツプ部材6,7の流出口61,71及
びノズル部材4,5を介して、注出口40,50
より外部へ注出される。この外部へ注出された主
剤及び発泡補助剤は洗浄や漂白対象物の付着表面
で瞬間的に混合され、泡状化する。このように泡
状化して洗浄や漂白対象物に付着した主剤は目的
部位に付着している時間が比較的長いため、この
間に十分な洗浄作用や漂白作用を営なむことがで
きる。
主剤の塗布作業終了後は、第1、第2容器2,
3を元位置に復帰させ、ノズル部材4,5をキヤ
ツプ部材6,7から外して、ノズル部材4,5に
連設された栓体42,52にてキヤツプ部材6,
7の流出口61,71を閉塞する。こうすること
によつて第1、第2容器2,3内に空気やほこり
が混入して主剤及び発泡補助剤が酸化或いは汚染
されるのを防止できると共に、第1、第2容器
2,3を誤つて転倒させた場合でも、主剤又は発
泡補助剤が外部へ漏出するおそれはない。
3を元位置に復帰させ、ノズル部材4,5をキヤ
ツプ部材6,7から外して、ノズル部材4,5に
連設された栓体42,52にてキヤツプ部材6,
7の流出口61,71を閉塞する。こうすること
によつて第1、第2容器2,3内に空気やほこり
が混入して主剤及び発泡補助剤が酸化或いは汚染
されるのを防止できると共に、第1、第2容器
2,3を誤つて転倒させた場合でも、主剤又は発
泡補助剤が外部へ漏出するおそれはない。
(第2実施例)
第5図には本考案に係る二液外部混合用器具1
の第2実施例が示されており、第1実施例と同一
の構成部分については同一の符号を付して説明す
ると、この第2実施例においては、第1、第2容
器2,3の各口頚部20,30に取付けられるキ
ヤツプ部材6,7が、中栓9を備えたワンタツチ
キヤツプとなつている。すなわち、第1、第2容
器2,3の各口頚部20,30内には貫通口90
…及び弁体91を備えた中栓9が嵌着され、さら
にこれ等口頚部20,30外周にキヤツプ部材
6,7が螺着されており、このキヤツプ部材6,
7の回動操作によつて中栓9の貫通口90…とキ
ヤツプ部材6,7の流出口61,71の開閉を同
時に行なうようになつている。このようにした場
合には、キヤツプ部材6,7を第1、第2容器
2,3の口頚部20,30上で閉止位置まで回動
操作することにより、キヤツプ部材6,7の流出
口61,71から主剤及び発泡補助剤が流出する
のを阻止できるため、ノズル部材4,5に栓体4
2,52を設ける必要がなくなると共に未使用時
に流出口61,71を閉塞しているシール73も
不要となる。また、中栓9はその外壁92下端部
にキヤツプ部材6,7の内周面と摺動自在に圧接
するシール用鍔部93を備えているので、いわゆ
るすそ洩れを確実に防止することができる。その
他の構成、及び本実施例の作用については第1実
施例の場合と同一であるので、その説明を省略す
る。
の第2実施例が示されており、第1実施例と同一
の構成部分については同一の符号を付して説明す
ると、この第2実施例においては、第1、第2容
器2,3の各口頚部20,30に取付けられるキ
ヤツプ部材6,7が、中栓9を備えたワンタツチ
キヤツプとなつている。すなわち、第1、第2容
器2,3の各口頚部20,30内には貫通口90
…及び弁体91を備えた中栓9が嵌着され、さら
にこれ等口頚部20,30外周にキヤツプ部材
6,7が螺着されており、このキヤツプ部材6,
7の回動操作によつて中栓9の貫通口90…とキ
ヤツプ部材6,7の流出口61,71の開閉を同
時に行なうようになつている。このようにした場
合には、キヤツプ部材6,7を第1、第2容器
2,3の口頚部20,30上で閉止位置まで回動
操作することにより、キヤツプ部材6,7の流出
口61,71から主剤及び発泡補助剤が流出する
のを阻止できるため、ノズル部材4,5に栓体4
2,52を設ける必要がなくなると共に未使用時
に流出口61,71を閉塞しているシール73も
不要となる。また、中栓9はその外壁92下端部
にキヤツプ部材6,7の内周面と摺動自在に圧接
するシール用鍔部93を備えているので、いわゆ
るすそ洩れを確実に防止することができる。その
他の構成、及び本実施例の作用については第1実
施例の場合と同一であるので、その説明を省略す
る。
(第3実施例)
第6図には本考案に係る二液外部混合用器具1
の第3実施例が示されており、第1実施例と同一
の構成部分については同一の符号を付して説明す
ると、この第3実施例においては、第1、第2容
器2,3の各口頚部20,30に取付けられるキ
ヤツプ部材6,7が、プツツユプルキヤツプとな
つている。すなわち、これ等キヤツプ部材6,7
はその操作部64,74を引上げることにより流
出口61,71が開口され、操作部64,74を
押下げることにより流出口61,71が閉止され
るようになつており、このため、ノズル部材4,
5に栓体42,52を設ける必要がなくなると共
に未使用時に流出口61,71を閉塞しているシ
ール73も不要となる。その他の構成、及び本実
施例の作用については第1実施例の場合と同一で
あるので、その説明を省略する。
の第3実施例が示されており、第1実施例と同一
の構成部分については同一の符号を付して説明す
ると、この第3実施例においては、第1、第2容
器2,3の各口頚部20,30に取付けられるキ
ヤツプ部材6,7が、プツツユプルキヤツプとな
つている。すなわち、これ等キヤツプ部材6,7
はその操作部64,74を引上げることにより流
出口61,71が開口され、操作部64,74を
押下げることにより流出口61,71が閉止され
るようになつており、このため、ノズル部材4,
5に栓体42,52を設ける必要がなくなると共
に未使用時に流出口61,71を閉塞しているシ
ール73も不要となる。その他の構成、及び本実
施例の作用については第1実施例の場合と同一で
あるので、その説明を省略する。
(第4実施例)
第7図乃至第9図には本考案に係る二液外部混
合用器具1の第4実施例が示されており、第1実
施例と同一の構成部分については同一の符号を付
して説明すると、この第4実施例においては、ノ
ズル部材4.5が水平に配置されている。すなわ
ち、ノズル部材4,5はその基部41,51がキ
ヤツプ状に形成されており、該基部41,51か
ら先細り円筒状の水平軸部43,53が水平方向
に直線状に伸び、水平軸部43,53の先端側が
連結板8により連結されている。これ等ノズル部
材4,5はその基部41,51にてキヤツプ部材
6,7の受筒部62,72外周に嵌着され、ノズ
ル部材4,5を通る軸線l1,l2が水平面内にて外
部交差するように各ノズル部材4,5間の中心線
mに対して傾斜している。このようにノズル部材
4,5を水平方向に設けた場合には、主剤及び発
泡補助剤を外部注出する際、第1、第2容器2,
3を傾ける角度が小さくて済むため、便利であ
る。なお、流出口61,71を閉塞する栓体4
2,52は基部の上端に突設されており、使用後
はノズル部材4,5を天地逆にして、これ等栓体
42,52を流出口61,71に嵌合する。その
他の構成、及び本実施例の作用については第1実
施例の場合と同一であるので、その説明を省略す
る。
合用器具1の第4実施例が示されており、第1実
施例と同一の構成部分については同一の符号を付
して説明すると、この第4実施例においては、ノ
ズル部材4.5が水平に配置されている。すなわ
ち、ノズル部材4,5はその基部41,51がキ
ヤツプ状に形成されており、該基部41,51か
ら先細り円筒状の水平軸部43,53が水平方向
に直線状に伸び、水平軸部43,53の先端側が
連結板8により連結されている。これ等ノズル部
材4,5はその基部41,51にてキヤツプ部材
6,7の受筒部62,72外周に嵌着され、ノズ
ル部材4,5を通る軸線l1,l2が水平面内にて外
部交差するように各ノズル部材4,5間の中心線
mに対して傾斜している。このようにノズル部材
4,5を水平方向に設けた場合には、主剤及び発
泡補助剤を外部注出する際、第1、第2容器2,
3を傾ける角度が小さくて済むため、便利であ
る。なお、流出口61,71を閉塞する栓体4
2,52は基部の上端に突設されており、使用後
はノズル部材4,5を天地逆にして、これ等栓体
42,52を流出口61,71に嵌合する。その
他の構成、及び本実施例の作用については第1実
施例の場合と同一であるので、その説明を省略す
る。
なお、第1実施例乃至第4実施例ではキヤツプ
部材6,7を第1、第2容器2,3の各口頚部2
0,30に螺着する場合について説明したが、キ
ヤツプ部材6,7の内周に口頚部20,30の外
周に設けられた突起と係合する係止突起を設け、
キヤツプ部材6,7を各口頚部20,30にスナ
ツプ係合するようにしてもよい。
部材6,7を第1、第2容器2,3の各口頚部2
0,30に螺着する場合について説明したが、キ
ヤツプ部材6,7の内周に口頚部20,30の外
周に設けられた突起と係合する係止突起を設け、
キヤツプ部材6,7を各口頚部20,30にスナ
ツプ係合するようにしてもよい。
(考案の効果)
本考案は以上の構成及び作用からなるもので、
相異なる液体容器に個別に収納されていた洗剤や
漂白剤等の主剤(液体)と主剤を起泡化させる発
泡補助剤(液体)とを一対のノズル部材を介して
外部で瞬間的に混合し、主剤を泡状化し得るの
で、泡状化した主剤を洗浄や漂白対象物の目的部
位に長時間付着させることができる。従つて塗布
作業を1回行なうだけでも洗浄作用や漂白作用を
十分に営なませることができるので、洗浄、漂白
効果を向上させられるばかりでなく、清掃作業も
簡便となり、さらには洗剤等の浪費を省けるため
製品寿命が延びる等の効果がある。
相異なる液体容器に個別に収納されていた洗剤や
漂白剤等の主剤(液体)と主剤を起泡化させる発
泡補助剤(液体)とを一対のノズル部材を介して
外部で瞬間的に混合し、主剤を泡状化し得るの
で、泡状化した主剤を洗浄や漂白対象物の目的部
位に長時間付着させることができる。従つて塗布
作業を1回行なうだけでも洗浄作用や漂白作用を
十分に営なませることができるので、洗浄、漂白
効果を向上させられるばかりでなく、清掃作業も
簡便となり、さらには洗剤等の浪費を省けるため
製品寿命が延びる等の効果がある。
第1図は第1、第2容器の口頚部に本考案の二
液外部混合用器具を取付けた状態を示す一部破断
の正面図、第2図は第1、第2容器の口頚部に本
考案の二液外部混合用器具を取付けた状態にて第
1、第2容器を分離した平面図、第3図は二液外
部混合用器具を示す正面図、第4図は同平面図、
第5図は本考案の他の実施例に係る第1、第2容
器と二液外部混合用器具との取付状態を示す一部
破断の正面図、第6図は本考案のさらに他の実施
例に係る第1、第2容器と二液外部混合用器具と
の取付状態を示す一部破断の正面図、第7図は第
1、第2容器の口頚部に本考案の他の実施例に係
る二液外部混合用器具を取付けた状態を示す一部
破断の正面図、第8図は同状態を示す平面図、第
9図は第7図の二液外部混合用器具を示す斜視図
である。 符号の説明、1……二液外部混合用器具、2…
…第1容器、3……第2容器、20,30……口
頚部、21,31……螺子部、22,32……接
合面、23,33……係止突起、24,34……
係止凹穴、4,5……ノズル部材、40,50…
…注出口、41,51……基部、42,52……
栓体、43,53……水平軸部、6,7……キヤ
ツプ部材、60,70……螺子部、61,71…
…流出口、62,72……受筒部、73……シー
ル、64,74……操作部、8……連結部材、9
……中栓、90……貫通口、91……弁体、92
……外壁、93……シール用鍔部、l1,l2,l1′,
l2′……軸線、m……中心線。
液外部混合用器具を取付けた状態を示す一部破断
の正面図、第2図は第1、第2容器の口頚部に本
考案の二液外部混合用器具を取付けた状態にて第
1、第2容器を分離した平面図、第3図は二液外
部混合用器具を示す正面図、第4図は同平面図、
第5図は本考案の他の実施例に係る第1、第2容
器と二液外部混合用器具との取付状態を示す一部
破断の正面図、第6図は本考案のさらに他の実施
例に係る第1、第2容器と二液外部混合用器具と
の取付状態を示す一部破断の正面図、第7図は第
1、第2容器の口頚部に本考案の他の実施例に係
る二液外部混合用器具を取付けた状態を示す一部
破断の正面図、第8図は同状態を示す平面図、第
9図は第7図の二液外部混合用器具を示す斜視図
である。 符号の説明、1……二液外部混合用器具、2…
…第1容器、3……第2容器、20,30……口
頚部、21,31……螺子部、22,32……接
合面、23,33……係止突起、24,34……
係止凹穴、4,5……ノズル部材、40,50…
…注出口、41,51……基部、42,52……
栓体、43,53……水平軸部、6,7……キヤ
ツプ部材、60,70……螺子部、61,71…
…流出口、62,72……受筒部、73……シー
ル、64,74……操作部、8……連結部材、9
……中栓、90……貫通口、91……弁体、92
……外壁、93……シール用鍔部、l1,l2,l1′,
l2′……軸線、m……中心線。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 第1、第2容器の各口頚部に離間して被着さ
れる一対のノズル部材の組合せからなり、ノズ
ル部材を通る軸線が外部交差するように各ノズ
ル部材間の中心線に対して傾斜させたことを特
徴とする二液外部混合用器具。 (2) ノズル部材が互いに連結されていることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
二液外部混合用器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984069011U JPS60183056U (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | 二液外部混合用器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984069011U JPS60183056U (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | 二液外部混合用器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60183056U JPS60183056U (ja) | 1985-12-04 |
JPH0222050Y2 true JPH0222050Y2 (ja) | 1990-06-13 |
Family
ID=30604284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984069011U Granted JPS60183056U (ja) | 1984-05-14 | 1984-05-14 | 二液外部混合用器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60183056U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008018484A1 (fr) * | 2006-08-09 | 2008-02-14 | Jms Co., Ltd. | Outil et dispositif servant en sclérothérapie pour une veine variqueuse |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5900819B2 (ja) * | 2012-01-31 | 2016-04-06 | 株式会社吉野工業所 | ヒンジキャップ付き二液吐出容器 |
JP2021115526A (ja) * | 2020-01-27 | 2021-08-10 | 株式会社ルミカ | 混合装置 |
-
1984
- 1984-05-14 JP JP1984069011U patent/JPS60183056U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008018484A1 (fr) * | 2006-08-09 | 2008-02-14 | Jms Co., Ltd. | Outil et dispositif servant en sclérothérapie pour une veine variqueuse |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60183056U (ja) | 1985-12-04 |
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