JPH0222007A - 瓦用土練機の口金 - Google Patents
瓦用土練機の口金Info
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- JPH0222007A JPH0222007A JP17167088A JP17167088A JPH0222007A JP H0222007 A JPH0222007 A JP H0222007A JP 17167088 A JP17167088 A JP 17167088A JP 17167088 A JP17167088 A JP 17167088A JP H0222007 A JPH0222007 A JP H0222007A
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- tile
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、第3図に示すような瓦用土練機1における
押出しシリンダ2の出口へ、着脱自在に配設される口金
の改良に関する。
押出しシリンダ2の出口へ、着脱自在に配設される口金
の改良に関する。
〈従来の技術〉
第4図に従来の口金3の正面図を示した。
この口金3は2つの分割型5,7から構成されている。
各分割型5.7は総クロム鋳鉄製でありそれぞれオリフ
ィス形成面9.11が設けられている。また、瓦用土練
機1の押出しシリンダ2の先端へ取り付けるためのリテ
ーナ13.15も設けられている。
ィス形成面9.11が設けられている。また、瓦用土練
機1の押出しシリンダ2の先端へ取り付けるためのリテ
ーナ13.15も設けられている。
そして、各分割型5.7の間には、スペーサ17が介在
されている。このスペーサ17は薄鋼板(厚さ; 0.
3 mm)を複数枚重ね合わせたものである(第5図参
照)。
されている。このスペーサ17は薄鋼板(厚さ; 0.
3 mm)を複数枚重ね合わせたものである(第5図参
照)。
瓦用土練機1において、混練、脱気、かつ圧縮された粘
土は、押出しシリンダ2から口金3のオリフィス4へ押
し出される。すると粘土はオリフィス4の形状に対応し
た断面形状を有する帯板状の荒地に成形される。そして
この荒地はプレス機でいわゆる白地に裁断されることと
なる。
土は、押出しシリンダ2から口金3のオリフィス4へ押
し出される。すると粘土はオリフィス4の形状に対応し
た断面形状を有する帯板状の荒地に成形される。そして
この荒地はプレス機でいわゆる白地に裁断されることと
なる。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、従来の口金3には以下の解決すべき課題
があった。
があった。
即ち、粘土の押出し作業にともない、オリフィス40周
縁(オリフィス形成面9.11)が摩耗し、該オリフィ
ス4の開口面積が変化することである。
縁(オリフィス形成面9.11)が摩耗し、該オリフィ
ス4の開口面積が変化することである。
第6図に、当該オリフィス4の開口面積の変化に対応す
る白地(荒地から所定の寸法(長さ、330 mm、幅
; 330 mm、厚さ;18mm)に裁断した。)の
重量変化を示した。このグラフの各点は従来例の口金3
を毎時10000kgの押出し能力がある瓦用土練機ヘ
セットし、1日8時間の押出し作業をした後、6枚の白
地をサンプリングしてその平均値を取ったものである。
る白地(荒地から所定の寸法(長さ、330 mm、幅
; 330 mm、厚さ;18mm)に裁断した。)の
重量変化を示した。このグラフの各点は従来例の口金3
を毎時10000kgの押出し能力がある瓦用土練機ヘ
セットし、1日8時間の押出し作業をした後、6枚の白
地をサンプリングしてその平均値を取ったものである。
このグラフから白地(即ち荒地)の重量が毎日増加傾向
にあることがわかる。これは、オリフィス4の周縁が摩
耗してオリフィス4の開口面積が漸増し、荒地が厚くな
っているためである。
にあることがわかる。これは、オリフィス4の周縁が摩
耗してオリフィス4の開口面積が漸増し、荒地が厚くな
っているためである。
かかる白地の重量増大を放置することは、製品標準化の
見地から好ましくない。そこで従来は、白地の目標重量
を予め設定しておいて(第6図に1点鎖線で示した。)
、サンプリングした白地の重量が上限に近付いたところ
でスペーサ17を1枚ずつ外していった。これにより、
オリフィス4(オリフィス形成面9,11間)の幅のが
狭まるので荒地が薄くなり、もって白地の重量が低減す
る。この重量変化をグラフでは2点鎖線で示したつまり
、作業開始9日後にスペーサを外した。
見地から好ましくない。そこで従来は、白地の目標重量
を予め設定しておいて(第6図に1点鎖線で示した。)
、サンプリングした白地の重量が上限に近付いたところ
でスペーサ17を1枚ずつ外していった。これにより、
オリフィス4(オリフィス形成面9,11間)の幅のが
狭まるので荒地が薄くなり、もって白地の重量が低減す
る。この重量変化をグラフでは2点鎖線で示したつまり
、作業開始9日後にスペーサを外した。
10日以降は白地の重量は再度漸増する。そして白地の
重量が上限に近付いたら、再度このスベサ17を外す作
業を行なうこととなる。
重量が上限に近付いたら、再度このスベサ17を外す作
業を行なうこととなる。
しかしなから、押出し条件(粘土の材質等)の変化にと
もない、オリフス4の周縁の摩耗のスピードも変化する
ので、白地の重量を検査する作業は継続して行なわなけ
ればならない。更には、オリフィス4周縁の摩耗は均一
に進行しないので、荒地の厚みにばらつきが出るおそれ
がある。かかるばら付きの発生は荒地のねじれ等の原因
となるのでこれを常にチエツクし、メインテナス(研磨
等)を施さなければならない。従って、従来の口金3を
配設した瓦用土練機には常にオペレータが付いていなけ
れはならなかった。これは、装置の自動化という昨今の
要求に反することとなる。
もない、オリフス4の周縁の摩耗のスピードも変化する
ので、白地の重量を検査する作業は継続して行なわなけ
ればならない。更には、オリフィス4周縁の摩耗は均一
に進行しないので、荒地の厚みにばらつきが出るおそれ
がある。かかるばら付きの発生は荒地のねじれ等の原因
となるのでこれを常にチエツクし、メインテナス(研磨
等)を施さなければならない。従って、従来の口金3を
配設した瓦用土練機には常にオペレータが付いていなけ
れはならなかった。これは、装置の自動化という昨今の
要求に反することとなる。
また、スペーサ17を外すことによって、白地の重量を
設定値内に納めておくといっても、上限近くでは粘土の
歩留まりが低下している。更には、オリフィス4周縁の
不均一な摩耗に起因して荒地にねじれが発生すると、こ
れもまた粘土の歩留まり低下原因となる。
設定値内に納めておくといっても、上限近くでは粘土の
歩留まりが低下している。更には、オリフィス4周縁の
不均一な摩耗に起因して荒地にねじれが発生すると、こ
れもまた粘土の歩留まり低下原因となる。
〈課題を解決するための手段〉
本発明者は、上記課題を解決すべく検討を重ねてきた結
果、オリフィス周縁に高い耐摩耗性を付与すればよいこ
とに気が付き、瓦の荒地の断面形状に対応した形状のオ
リフィスの周縁が、セラミックス材料でコーティングさ
れている構成のこの発明の口金に想到した。
果、オリフィス周縁に高い耐摩耗性を付与すればよいこ
とに気が付き、瓦の荒地の断面形状に対応した形状のオ
リフィスの周縁が、セラミックス材料でコーティングさ
れている構成のこの発明の口金に想到した。
〈実施例〉
以下、実施例によりこの発明を更に詳細に説明する。
第1図に実施例の口金23の縦断面を示した。
この口金23は分割型25.27から構成され、第4図
に示した正面形態(従来例の口金3と同じである。)を
有する。各分割型25.27の本体部26.28はクロ
ム鋳鉄製である。この実施例の口金23では、オリフィ
ス24周縁の耐摩耗性が向上するので、クロム鋳鉄より
耐摩耗性に劣る安価な金属材料で本体部26.28を形
成することもてきる。
に示した正面形態(従来例の口金3と同じである。)を
有する。各分割型25.27の本体部26.28はクロ
ム鋳鉄製である。この実施例の口金23では、オリフィ
ス24周縁の耐摩耗性が向上するので、クロム鋳鉄より
耐摩耗性に劣る安価な金属材料で本体部26.28を形
成することもてきる。
また、各分割型25.27間へスペーサは介在されてい
ない。勿論従来例と同様に、スペーサを介在させても何
等差し支えがない。
ない。勿論従来例と同様に、スペーサを介在させても何
等差し支えがない。
各分割型25.27のオリフィス形成面2931はセラ
ミックスのコーティング層33.35で被覆されている
。
ミックスのコーティング層33.35で被覆されている
。
セラミックスには、窒化ケイ素、炭化ケイ素。
ジルコニア、人工ダイヤモンド、アルミナ等を挙げるこ
とができる。
とができる。
コーティングの方法は上記セラミックスの微粉末(大き
さ;100万分の1 mm)を溶射塗布等することによ
る。
さ;100万分の1 mm)を溶射塗布等することによ
る。
コーティング層33.35の厚さは0.30〜0,50
μmとすることが好ましい。0.30μm未満であると
、コーテング層33.35に充分な耐摩耗性が得られな
い。また、0.50μmより厚くする必要はない。
μmとすることが好ましい。0.30μm未満であると
、コーテング層33.35に充分な耐摩耗性が得られな
い。また、0.50μmより厚くする必要はない。
そしてコーティング層33.35は、第1図に示すよう
に、押出しシリンダに対向する(粘土入り口側の)側面
へも回り込ませる(幅:略10mm)ことが好ましい。
に、押出しシリンダに対向する(粘土入り口側の)側面
へも回り込ませる(幅:略10mm)ことが好ましい。
押し出された粘土がぶつかるので、該面が摩耗しやすい
からである。勿論、粘土出口側の側面へも当該コーティ
ング層を回り込ませることができる。
からである。勿論、粘土出口側の側面へも当該コーティ
ング層を回り込ませることができる。
かかる構成の口金33を、毎時10000kgの押出し
能力がある瓦用土練機ヘセットし、従来例と同様にして
白地の重量を求めた。即ち、かかる土練機を用いて1日
8時間の押出し作業をした後、6枚の白地をサンプリン
グしてその平均値を取り、第2図のグラフにプロットし
た。
能力がある瓦用土練機ヘセットし、従来例と同様にして
白地の重量を求めた。即ち、かかる土練機を用いて1日
8時間の押出し作業をした後、6枚の白地をサンプリン
グしてその平均値を取り、第2図のグラフにプロットし
た。
第2図の結果から、白地の重量は殆ど変化しないことが
わかる。これは、荒地の厚さが増加しないこと、つまり
口金23のオリフィス24周縁が殆ど摩耗しないことを
意味している。第2図には13日間のデータしか示して
ないが、本発明者の検討によれば、上記条件で1年間連
続して使用しても、オリフィス24周縁の摩耗は殆ど進
行しておらず、そのメインテナンスが不要であった。
わかる。これは、荒地の厚さが増加しないこと、つまり
口金23のオリフィス24周縁が殆ど摩耗しないことを
意味している。第2図には13日間のデータしか示して
ないが、本発明者の検討によれば、上記条件で1年間連
続して使用しても、オリフィス24周縁の摩耗は殆ど進
行しておらず、そのメインテナンスが不要であった。
〈発明の作用・効果〉
以上説明したように、この発明の口金は、オリフィスの
周縁が、セラミックス材料でコーティングされている構
成を特徴とする。
周縁が、セラミックス材料でコーティングされている構
成を特徴とする。
このようにオリフィスの周縁をセラミックス材料でコー
ティングすると、粘土流に対する該面の耐摩耗性が向上
する。従って、従来例のごとく、スペーサを順次外すと
か、不均一に摩耗したオリフィス周縁を研磨する等のメ
インテナスが不要となる。これは、瓦用土練機にオペレ
ータが付かなくてもよいことを意味し、装置の自動化を
達成する。
ティングすると、粘土流に対する該面の耐摩耗性が向上
する。従って、従来例のごとく、スペーサを順次外すと
か、不均一に摩耗したオリフィス周縁を研磨する等のメ
インテナスが不要となる。これは、瓦用土練機にオペレ
ータが付かなくてもよいことを意味し、装置の自動化を
達成する。
また、オリフィスの開口面積が一定に保たれるので、荒
地がねじれる等の不具合が発生しないことはもとより、
当該オリフィスの開口面積を、白地の目標重量の下限値
近傍に設定しておくことで粘土の歩留まりが向上する。
地がねじれる等の不具合が発生しないことはもとより、
当該オリフィスの開口面積を、白地の目標重量の下限値
近傍に設定しておくことで粘土の歩留まりが向上する。
第1図はこの発明の実施例の口金23の縦断面図、
第2図は同口金23を用いて形成した荒地から裁断した
白地の重量変化を示すグラフ、第3図は瓦用土練機1の
斜視図、 第4図は従来の口金3の正面図、 第5図はスペーサ17を示す第4図の部分拡大図、 第6図は従来例の口金3を用いて形成した荒地から裁断
した白地の重量変化を示すグラフ。 1・・・瓦用土練機、 2・・・押出しシリンダ、 3.23・・・口金、 4.24・・・オリフィス、 33.35・・・コーティング層。 第1 図− 特 許 出 願 人
白地の重量変化を示すグラフ、第3図は瓦用土練機1の
斜視図、 第4図は従来の口金3の正面図、 第5図はスペーサ17を示す第4図の部分拡大図、 第6図は従来例の口金3を用いて形成した荒地から裁断
した白地の重量変化を示すグラフ。 1・・・瓦用土練機、 2・・・押出しシリンダ、 3.23・・・口金、 4.24・・・オリフィス、 33.35・・・コーティング層。 第1 図− 特 許 出 願 人
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 瓦用土練機における押出しシリンダの出口ヘ着脱自在に
配設される口金であつて、 瓦の荒地の断面形状に対応した形状のオリフィスの周縁
が、セラミックス材料でコーティングされている ことを特徴とする瓦用土練機の口金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17167088A JPH0222007A (ja) | 1988-07-09 | 1988-07-09 | 瓦用土練機の口金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17167088A JPH0222007A (ja) | 1988-07-09 | 1988-07-09 | 瓦用土練機の口金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0222007A true JPH0222007A (ja) | 1990-01-24 |
Family
ID=15927516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17167088A Pending JPH0222007A (ja) | 1988-07-09 | 1988-07-09 | 瓦用土練機の口金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0222007A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05407U (ja) * | 1991-06-25 | 1993-01-08 | 宇部興産株式会社 | パネルの製造装置 |
JPH0647470A (ja) * | 1992-07-20 | 1994-02-22 | Suzukiriichi Tekkosho:Yugen | 土練成形機の瓦素地成形用の複合口金と、当該複合口金の製造方法 |
-
1988
- 1988-07-09 JP JP17167088A patent/JPH0222007A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05407U (ja) * | 1991-06-25 | 1993-01-08 | 宇部興産株式会社 | パネルの製造装置 |
JPH0647470A (ja) * | 1992-07-20 | 1994-02-22 | Suzukiriichi Tekkosho:Yugen | 土練成形機の瓦素地成形用の複合口金と、当該複合口金の製造方法 |
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