JPH02219820A - ポリカーボネートーポリシロキサンブロック共重合体の製造法 - Google Patents

ポリカーボネートーポリシロキサンブロック共重合体の製造法

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JPH02219820A
JPH02219820A JP32749189A JP32749189A JPH02219820A JP H02219820 A JPH02219820 A JP H02219820A JP 32749189 A JP32749189 A JP 32749189A JP 32749189 A JP32749189 A JP 32749189A JP H02219820 A JPH02219820 A JP H02219820A
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ジエームズ・マニオ・シルバ
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/42Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences
    • C08G77/445Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences containing polyester sequences
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリカーボネート−ポリシロキサンブロック共
重合体の製造法に関する。特に本発明はカーボネートビ
スクロルホルメーI・及びビスフェノールA末端ジオル
ガノシロキサンからのポリカーボネート−ポリシロキサ
ンブロック共重合体の製造法に関するものである。
ポリカーボネート−ポリシロキサンブロック共重合体及
びそれらの製造法は当該技術において既知である。たと
えば米国特許第3,189.662号、同第3.379
,790号、同第3,419.634号、同第3.41
9,635号、同第3.819.744号、同第3,8
21.325号及び同第4,657.989号明細書の
記載を参照されたい。
ポリカーボネート−ポリシロキサンブロック共重合体は
ビスフェノール化合物たとえばハロゲン原子又はビスフ
ェノールA基のような反応性末端基を含むポリシロキサ
ンとをたとえばホスゲン又はジアリールカーボネートの
ようなカーボネート源の存在下で反応させることによっ
て好都合に製造されている。しかしながら、この従来技
術の方法はホスゲン及びビスフェノールAを使用するこ
とによってもたらされるいくつかの不利益を有する。た
とえば、ホスゲンは危険な物質であり、その使用は製造
装置及びその周辺に対して厳しい環境及び安全上の制限
を課するものであり、またビスフェノールAは有機媒質
中にきわめて低い溶解度しかもたずしかも有機相中に溶
解させなければならないので全体としての反応速度を制
限する傾向がある。したがって、この共重合体の製造に
おいてはこれらの化合物の使用を排除することが望まし
い。
ポリカーボネート−ポリシロキサンブロック共重合体を
製造するための別の一方法においては、ビスフェノール
A及びクロルホルメート末端シロキサンオリゴマーを有
機溶液中でアミン型酸受容体の存在下で共重合させる。
この従来技術の方法もまた同様にビスフェノールAを有
機媒質中に溶解させる必要があるという不利益をもつ。
さらに、この方法の反応時間はクロルホルメート末端シ
ロキサンを形成するために多段階の工程を必要とするた
め増大する。
さらに別の従来技術の方法によれば、この共重合体はビ
スフェノールA−ビスクロルホルメート及びエチル末端
シロキサンのクロルホルメートがら製造される。しかし
ながら、この方法はビスフェノールA及びシロキサンの
両者のクロルホルメート誘導体の合成のために追加の工
程を必要とするので時間がかかり過ぎるという難点があ
る。
この共重合体はまたOH末端ビスフェノールA−ポリカ
ーボネート及びCI!末端シロキサンを有機溶剤及び第
3級アミンの存在下で縮合させることによっても製造し
得る。しかしながら、この従来法も同様に時間がかかり
過ぎるものであり、反応完了までに約4時間を必要とす
る。
ポリカーボネート−ポリシロキサンブロック共重合体は
前述したごとき種々の方法で製造し得るものであるが、
安全上及び環境上の危険がより軽減されかつ改善された
反応速度をもつ新規な方法によってこれらの共重合体を
製造するために研究が続けられている。
発明の要旨 本発明の主目的はポリカーボネート−ポリシロキサンブ
ロック共重合体の新規な製造法を提供するにある。
本発明の別の目的は安全及び環境面でより危険性の少な
いポリカーボネート−ポリシロキサンブロック共重合体
の製造法を提供するにある。
本発明のさらに別の目的は連続操業に容易に適合し得る
ポリカーボネート−ポリシロキサンブロック共重合体の
製造法を提供するにある。
本発明のこれらの目的はオリゴマー状カーボネートビス
クロルホルメートとオリゴマー状ビスフェノールA末端
ジオルガノシロキサンとを、クロルホルメート基対ヒド
ロキシル基の比が約1:1〜約20:1の範囲の割合で
、界面ポリカーボネート形成触媒の存在下で反応させる
ことからなる方法によって達成される。
より具体的にいえば、ポリカーボネート−ポリシロキサ
ンブロック共重合体はつぎの工程:(1)界面ポリカー
ボネート形成触媒を含む実質的に不活性な、実質的に水
不溶性の有機液体相の存在下かつアルカリ金属又はアル
カリ土類金属塩基を含む水性相の存在下で、 (A)オリゴマー状カーボネートビスクロルホルメート
組成物及び (B)オリゴマー状ビスフェノールA末端ジオルガノシ
ロキサン組成物 を、クロルホルメート基対ヒドロキシル基の比が約1:
l〜約20:1の範囲の割合で、混合し;そして (2)該混合物を水性相及び有機液体相の分離を阻止す
るに少な(とも十分な条件下で有機液体相中にポリカー
ボネート−ポリシロキサン共重合体を形成するに十分な
時間撹拌する; 工程によって製造し得る。
本発明の好ましい実施態様によれば、本方法はさらに共
重合体生成物を含む有機相を水性相から分離しそして有
機相を酸で洗滌して触媒を除去しかつ脱イオン水で洗滌
して無機副生成物を除去する工程を包含する。
本発明は一つにはクロルホルメート末端基を含むポリカ
ーボネートとビスフェノールA末端基を含むシロキサン
との間の高度の反応性の発見に基づくものである。
本発明の方法によつて製造された共重合体は、たとえば
絶縁用被覆、繊維、フィルム、複合体成分、樹脂質物品
用の保a被覆及び接着剤用のエラストマー成分として使
用される。
発明の詳細な開示 本発明の方法に従えば、オリゴマー状カーボネートビス
クロルホルメート組成物及びオリゴマー状ビスフェノー
ルA末端ジオルガノシロキサン組成物をまず界面ポリカ
ーボネート形成触媒、有機液体相及びアルカリ又はアル
カリ土類金属塩基を含む水性相の存在下に混合する。
以下BPAと呼ぶビスフェノールAで末端停止されたジ
オルガノシロキサン組成物は式:(式中、nは約2〜約
40の範囲、好ましくは約5〜20の範囲であり;Rは
水素、−価炭化水素基及びハロゲン化−価炭化水素基か
らなる群から選んだ一員であり、R/ は−価炭化水素
基、ハロゲン化−価炭化水素基及びシアノアルキル基か
らなる群から選んだ一員であり;そしてZは水素、低級
アルキル基及びハロゲン基からなる群から選んだ一員で
ある)をもつBPA末端ジオルガノシロキサンオリゴマ
ーの混合物からなる。前述した炭化水素及びアルキル基
についての炭素鎖長は一般に比較的低い範囲、すなわち
約1〜8個の炭素原子をもつものである。
Rによって表わされる基はアリール基、たとえばフェニ
ル、キシリル、トリル等:ハロゲン化アリール基、たと
えばクロルフェニル等;アルアルキル基、たとえばフェ
ニルエチル、ベンジル等;脂肪族基、たとえばメチル、
エチル、プロピル等を包含するアルキル基及びアルケニ
ル基;ハロ脂肪族基、たとえばクロルブチル等を包含す
るハロアルキル基:及び指環族基、たとえばシクロヘキ
シル等を包含するシクロアルキル基;を包含する。
Rはすべてが同一の基であってもよく又は前述した基の
二種又はそれ以上であってもよい。Rは1〜8個の炭素
原子をもつ低級アルキル基であることが好ましい。
R′は水素以外の前述したRによって表わされるすべて
の基を包含しかつ同様に1〜8個の炭素原子をもつアル
キル基であることが好ましい。
R′はすべてが同一の基であってもよく又は水素以外の
前記R基の二種又はそれ以上であってもよい。Rによっ
て表わされる水素以外の基のほかに、R′はまたシアノ
エチル、シアノブチル等のごときシアノアルキル基を包
含する。
Zは水素、メチル、エチル、プロピル、クロル、ブロム
、ヨード等を包含し、水素であることが好ましい。
本発明の好ましい実施態様においては、BPA末端末端
ジオルガノシロキサ2物成物中ドロキシル基の濃度は約
1〜約6重量%の範囲である。
BPA末端ジオルガノシロキサンはここに参考文献とし
て引用するVaughan 、 J r 、の米国特許
節3゜189.662号明細書、第3欄、第20〜62
行に記載される方法に従って製造し得る。この方法にお
いては、ハロゲン化ポリシロキサン及び多価フェノール
を、第3級アミンの存在下で、置換アリールオキシ−珪
素結合によってこ価フェノール基で連鎖停止されたポリ
ジオルガノシロキサンを形成する反応の達成に十分な温
度で混合する。
不活性有機溶剤を反応混合物中に使用して生成物の形成
を助長させる。適当な有機溶剤はクロルベンゼン、塩化
メチレン等、又は反応剤に対して不活性でありかつ満足
な結果を達成するに十分に高い沸点をもつ任意の有機溶
剤を包含する。第3級アミンは副生ずる酸の受容体とし
て作用するに加えて、さらに反応剤用の溶剤としても使
用し得る。
適当な第3級アミンはたとえばピリジン、キノリン、ト
リブチルアミン等を包含する。反応中の温度は約25〜
100℃の範囲、好ましくは約25〜75℃の範囲であ
る。BPA末端ポリジオルガノシロキサンを製造するた
めには、二価フェノール1部当りハロゲン化ポリシロキ
サン少なくとも約0.15部〜約3部を使用し得る。第
3級アミンは生成する副生成物の全量を除去するに少な
くとも足りる量で存在させる。
カーボネートビスクロルホルメート組成物は式:%式% (式中、mは約1〜10の範囲、好ましくは約1〜6の
範囲、もっとも好ましくは約1〜4の範囲でありそして
Rはm−フェニレン基、p−フェニレン基、4.4’−
ビスフェニレン基及び2.2−ビス(4−フェニレン)
プロパン基のような二価芳香族基である)をもつカーボ
ネートビスクロルホルメートオリゴマーの混合物からな
る。Rとして適当な他の基は米国特許箱4,217,4
38号明細書に名称又は式によって開示されているジヒ
ドロキシ化合物に対応する基である。さらに非炭化水素
部分を含む基もRの範囲に包含される。
これらの非炭化水素部分はクロル、ニトロ、アルコキシ
基等のごとき置換基及びさらにチオ、スルホキシ、スル
ホン、エステル、アミド、エーテル及びカルボニル基の
ごとき連結基であり得る。しかしながら、多くの場合、
すべてのR基は炭化水素基である。
R基は好ましくは式: %式%() (式中、AI及びA2の各々は単環二価芳香族基であり
モしてYは1個又は2個の原子によってAI及びA2を
分離する架橋基である)を有する。
式(III)中の遊離原子価結合手は通常AI及びA2
のm−又はp−位置にある。かかるR基は式HO−AI
 −Y−A2−OHのビスフェノール化合物から誘導さ
れると考え得る。以下の記載では、しばしばビスフェノ
ール化合物の用語を使用するが、ビスフェノール化合物
以外の適当な化合物から誘導されたR基もそれが適切で
ある場合には使用し得ることを理解すべきである。
式(m)において、AI及びA2は非置換フェニレン基
又はその置換誘導体であることができる。
かかる置換基の例はアルキル、アルケニル、たとえばビ
ニル及びアリルのような架橋性−グラフト性分子部分、
ハロ、特にクロル及びブロム、ニトロ、アルコキシ基等
である。非置換フェニレン基が好ましい。AI及びA2
はともにp−フェニレン基であることが好ましいが、両
者がともに0−又はm−フェニレン基であってもよく又
は一方が〇−又はm−フェニレン基であり、他方がp−
フェニレン基であってもよい。
式(I[)における架橋基Yは1個又は2個の原子、好
ましくは1個の原子がA1をA2から分離するような連
結基である。架橋基Yは多くの場合炭化水素基、特に飽
和炭化水素基、たとえばメチレン、シクロへキシルメチ
レン、2− (2,2゜1)−ビシクロへブチルメチレ
ン、エチレン、イソプロピリデン、ネオペンチリデン、
シクロへキシリデン、シクロペンタデシリデン、シクロ
ドデシリデン又はアダマンチリデン、特にgem−アル
キレン基である。しかしながら不飽和基及びすべてが又
は一部が炭素及び水素以外の原子から構成される基も包
含される。かかる基の例は2.2−ジクロルエチリデン
基、カルボニル基、チオ基及びスルホン基である。入手
が容易でありかつ本発明の目的のために特に適当である
という理由で、式(m)の好ましい基は2.2−ビス(
4−)二二しン)プロパン基、すなわちビスフェノール
Aから誘導される、Yがインプロピリデン基でありかつ
A1及びA2がそれぞれp−フェニレン基である、基で
ある。
好ましい実施態様においては、カーボネートビスクロル
ホルメート組成物中の反復単位1モル当りのクロルホル
メート末端基の数は約0.05〜2、好ましくは約0.
2〜約1.35の範囲である。
オリゴマー状カーボネートビスク口ルホルメート組成物
は81 lvaらの米国特許第4,737.573号明
細書、第2欄、第10行以下に記載される方法に従うて
製造することができる。この方法では、ホスゲンをタン
ク式反応器中の水、実質的に不活性な、実質的に水不溶
性の有機液体及び少なくとも一種のジヒドロキシ芳香族
化合物から本質的になる不均質混合物中に通送する。同
時にアルカリ又はアルカリ土類金属塩基水溶液を該混合
物の水性相を約8〜11、好ましくは約8.5〜10.
5の範囲のpHに保持するような割合で導入する。ホス
ゲン化の完了時における混合物の水性相対有機相の容量
比は約0. 4〜1.OH1の範囲、好ましくは約0.
 5〜1.0:1の範囲にあるべきである。混合物の温
度は約15〜50℃の範囲に保持すべきである。ホスゲ
ンの全使用量はジヒドロキシ芳香族化合物1モル当り少
な(とも1.1モルである。反応混合物は水性相及び有
機液体相の分離を阻止するに十分な条件下で撹拌する。
反応完了後、水性相を好ましくは除去しモしてi:1I
II相を洗滌して無機副生成物を完全に除去する。
カーボネートビスクロルホルメート組成物は反応混合物
中に単独で又は部分的に末端キャップされたビスクロル
ホルメート組成物を形成するように分子1131節剤と
組合せて使用し得る。部分的に末端キャップされたカー
ボネートビスクロルホルメート組成物の製造を以下“予
備キャツビング工程2ともいう。分子量:I1wJ剤は
フェノール化合物又は回様のモノヒドロキシ芳香族化合
物である。
ポリカーボネートの分子量の調節に有用なこの型の化合
物は当該技術において周知である。これらについては、
たとえば米国特許第4.743.676号明細書の記載
を参照されたい。分子量調節剤の例はフェノール、p−
t−ブチルフェノール、p−クミルフェノール、オクチ
ルフェノール及びノニルフェノールである。フェノール
がその有効性の故にしばしば好ましい。これらのモノヒ
ドロキシ芳香族化合物はオリゴマー製造用反応混合物中
に少割合で配合するとクロルホルメート末端オリゴマー
と反応してそれ以上オリゴマー化し得ない不活性な芳香
族末端基を形成する。所望ならば、モノヒドロキシ芳香
族化合物は塩として、多くの場合ナトリウム塩のような
アルカリ金属塩として、たとえばナトリウムフェネート
等として、反応混合物中に導入し得る。
部分的に末端キャップされたビスクロルホルメート組成
物は前記引用した米国特許第4,743゜676号明細
書中に:c!裁された方法の工程Aに従って製造するこ
とができる。
ビスクロルホルメートに対するモノヒドロキシ芳香族化
合物の割合はポリカーボネート生成物の所望の分子量及
び/又は固有粘度に関係するであろう。モノヒドロキシ
芳香族化合物の割合は典型的にはビスクロルホルメート
組成物中の構造単位に基づいて約0. 5〜7.0モル
%である。部分的に(一般に約2〜5モル%)末端キャ
ップされたビスクロルホルメート組成物においては、キ
ャップされた分子のうちの大多数は一つの末端がキャッ
プされたものであり、したがってなお一端において反応
性である。ジ末端キャップされた分子はそれ以上の反応
に対しては不活性であり、最終生成物であるポリカーボ
ネート−ポリシロキサン共重合体に望まれるポリカーボ
ネートの分子量よりも低い分子量をもつであろう。かか
る分子が実質的割合で存在する場合には、分子量の決定
をゆがめるおそれがありまたさらに成形に際して困難を
惹起し得る。しかしながら、部分的に末端キャップされ
たビスクロルホルメート組成物中のジ末端キャップ体の
割合はこれらの問題を生起するほどに高くないことが認
められた。
本発明の方法の工程(1)において製造された反応混合
物中で、カーボネートビスクロルホルメート組成物及び
ビスフェノールA末端ジオルガノンロキサン組成物はヒ
ドロキシル基1個当り少なくとも1個で20個を超えな
いクロルホルメート基に相当する比率で存在する。クロ
ルホルメート基対ヒドロキシル基の比は約1.05:1
〜約5;1であることが好ましい。
本発明の方法において有用な界面ポリカーボネート形成
触媒は親油性の脂肪族又は複素環族第3級アミン(すな
わち、育機媒質中に可溶性でありかつきわめて活性であ
るかかるアミン)を包含する。これらの第3級アミンに
ついてはたとえばここに参考文献として引用する米国特
許筒4,217.438号及び同第4,368.315
号明細書の記載を参照されたい。これらの第3級アミン
はたとえばトリエチルアミン、トリーn−プロピルアミ
ン、ジエチル−〇−プロピルアミン、及びトリーn−ブ
チルアミンのような脂肪族アミン及びたとえば本発明の
目的のためにただ1個の活性アミン基を含む4−ジメチ
ルアミノピリジンのような求核的複素環式アミンを包含
する。好ましいアミンは反応系の有機相中に優先的に溶
解するもの、すなわちその有機相−水性相分配係数が1
より大であるもである。はとんどの場合、かかるアミン
は少な(とも約6個、好ましくは約6〜14個の炭素原
子を含有する。もっとも有用なアミンは1位及び2位に
ある炭素原子上に分岐をもたないトリアルキルアミンで
ある。アルキル基中に約4個までの炭素原子を含むトリ
ーローアルキルアミンが特に好ましい。特に入手が容易
でありかつクロルホルメート基とヒドロキシル基との間
の反応を促進するに有効であるという理由でトリエチル
アミンがもっとも好ましい。ホスゲンとビスフェノール
化合物との反応に有効であることが当該技術において既
知である型の第4級アンモニウム塩、第4級ホスホニウ
ム塩及びアミジンも有用である。
適当な有機液体はへキサン及びn−へブタンのような脂
肪族炭化水素;塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロルエタン、トリクロルエタン、テトラクロル
エタン、ジクロルプロパン及び1.2−ジクロルエチレ
ンのような塩素化脂肪族炭化水素;ベンゼン、トルエン
及びキシレンのような芳香族炭化水素;クロルベンゼン
、0−ジクロルベンゼン、クロルトルエン類、ニトロベ
ンゼン及びアセトフェノンのような置換芳香族炭化水素
:及び二硫化炭素を包含する。塩素化脂肪族炭化水素、
特に塩化メチレンが好ましい。
水性相の溶液中に使用されるアルカリ又はアルカリ土類
金属塩基は多くの場合水酸化物、たとえば水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム又は水酸化カルシウムである。比
較的小規模の反応、特に回分式で行なわれる反応におい
ては、水酸化カルシウムが限定された溶解度をもち、し
たがってpHを約11.8〜12.3の範囲で安定化す
るに役立つので好ましいであろう。炭酸塩及び炭酸水素
塩も使用することができ、これらはしばしばある度合の
緩衝作用を与える点で有利である。大規模反応の場合に
は水酸化ナトリウム及び水酸化カリウム、特に水酸化ナ
トリウムが入手の容易性及び価格の点でしばしば好まし
い。
本発明によれば、共重合体形成反応は好ましくはタンク
型反応器中で行なわれる。かかるタンク型反応器は連続
流動撹拌式反応器(以下C5TR式反応器という)を包
含し、これらは反応が後述するごとく連続的に行なわれ
る場合に有用である。
反応器中でBPA末端末端オリゴマー状シロキサ2物成
物オリゴマー状カーボネートビスクロルホルメート組成
物を界面ポリカーボネート形成触媒、有機液体及びアル
カリ又はアルカリ土類金属酸受容体を含有する水性相の
存在下で混合する。
触媒はカーボネートビスクロルホルメート組成物、ポリ
ジオルガノシロキサン組成物及び有機液体を含んでなる
混合物中に回分式に又は1〜20分の範囲、好ましくは
約5〜10分の範囲の時間にわたって添加することがで
きる。、触媒の使用量は典型的には存在するビスフェノ
ールAの全量に基づいて約0.5〜2モル%の範囲内で
ある。塩基の水溶液はアルカリ性pHを保持するために
同時に添加することができる。
一般に、反応剤を混合しかつ得られる混合物を保持する
温度は約45〜100℃、好ましくは約25〜50℃の
範囲である。アルカリ金属又はアルカリ土類金属塩基を
水性相に添加することによってsmされろ水性相のpH
は約9〜約13、好ましくは約11〜約12の範囲であ
る。水性相対有機相の容量比は約に1の範囲であるべき
である。反応圧力は通常大気圧であるが、減圧又は加圧
も使用し得る。
反応中、混合物は水性相及び有機液体相の分離を阻止す
るに足る速度で撹拌される。相分離が生起する場合には
反応は不完全である。
混合物の撹拌は有機液体相中にポリカーボネート−ポリ
シロキサン共重合体を形成するに十分な時間継続する。
通常の条件下では、反応時間は約10〜40分である。
反応の終了時に、有機相を水性相から分離しそして強鉱
酸及び脱イオン水で洗滌して無機副生成物を除去する。
適当な鉱酸は塩酸、硫酸及び硝酸を包含し、塩酸が好ま
しい。
本発明の方法の主たる利点は連続的操業に適合し得る点
である。この目的のために一つ又はそれ以上のC8TR
式反応器を使用し得る。pH制御手段、撹拌手段及び使
用可能な加熱又は冷却及び撹拌簡易手段を包含する慣用
の反応試薬導入手段のほかに、かかる反応器は生成物の
連続的取出し用の排出口を有する。この排出口は典型的
には反応器の周辺部に、反応器中での所望の液体保持滞
留時間を与えるに十分な距離だけ反応器底部から離して
配置される。気化による揮発性溶剤の損失を回避するた
めに、該排出口は適当な液封手段をもつことがしばしば
好ましく、かかる手段は逆U字型ベンド又は同様に配置
された直角型ベンドによって提供され得る。
前述した設計のC5TR式反応器を使用する場合、撹拌
速度と滞留時間との間には密接な関係が存在し得る。こ
のことは塩化メチレン及び大部分の他のハロゲン化炭化
水素の場合のごとく、使用される有機液体が水よりも大
きい比重をもつ場合に特に然りである。これらの条件下
では、撹拌速度が速すぎると、液−液遠心分離効果によ
り有機相の一部の早期の排出を惹起し得る。かかる早期
の有機相の排出は反応混合物の撹拌速度を低下させるこ
とによって回避し得ることは明らかであろう。このこと
は撹拌速度を過度に速くすべきでない別の重要な理由で
ある。
つぎに本発明を実施例によってさらに説明する。
これらの実施例においては、BPA末端ジメチルシロキ
サンは2.0重量%のヒドロキシル基含量をもち、塩化
メチレン中の1411量%溶液として使用しかつ後記第
1表に示す組成をもつオリゴマー状カーボネートビスク
ロルホルメート混合物を使用した。ビスクロルホルメー
ト及びモノクロルホルメートはそれぞれ“BCF”及び
°MCF”として表示する。“BPA”はビスフェノー
ルAを表わしそして”BPA−DMS″はビスフェノー
ルA末端ジメチルシロキサンを表わす。第1表中の数値
に基づいて、反復単位1モル当りのクロルホルメート末
端基の平均数は1.02である。
クロルホルメートオリゴマー溶液は溶液1  ml当り
1ミリモルのクロルホルメートを倉荷し、ヒドロキシル
基を実質的に含まない。
!III表 成 分        組成分%  モル/fij液1
1  (反復単位)BPA−MCF     2.40
     0.02BPA−BCF         
 33.00           0 272ダイマ
ー−B CF    2.30     0.025ダ
イマー−B CF    21.110     0.
240トリマー−B CF    1+!、10   
    [1,178テトラマー−B CF   10
.00     0.110ペンタマー−B CF  
 8.40     0.070ヘキサマー−B CF
   4.90     0.054ヘプタマー−BC
F   3.00      G、口33実施例1 容ff1500sj!のモートン(MOrtOn)フラ
スコに脱イオン水150 d 、 NaHCOt 2 
g、 L’スフエノールA基44ミリモルを含有するオ
リゴマー状カーボネートビスクロルホルメート混合物4
4鳳g1及びナトリウムフェネート(NaOPh) 4
4゜98@gを装入した。内容物を350 rpmで撹
拌しかつ加熱マントルを活性化して内容物を30℃まで
加熱した。加熱及び撹拌を10分間続けると、その間に
ナトリウムフェネートはクロルホルメート基と反応して
フェニルカーボネート末端キャップを形成した。この“
予備キャツピング°工程の間、Na HcosがpHを
約8〜9に保持した。
この予備キャッピング工程の完了後、加熱マントルを分
離しそしてこの反応器にBPA末端ポリジメチルシロキ
サンオリゴマー(16ミリモルのOH基を含み、Clb
 C12中の14重量%溶液として存在する重合度10
をもつもの)75膳gを(J(OH)215 gととも
に添加した。撹拌速度を65Orpmまで高めそして触
媒の添加を開始した。
この触媒はCfbCfz溶液10■溶液1卜1アミン(
Et3N) 1 0 1■からなるものであった。
この触媒溶液は5分間かかって添加した。触媒の添加の
完了時には温度は35.2℃に上昇していた。反応器の
内容物を試料採取して20分及び30分間ゲル透過クロ
マトグラフィー(C; P C)によって分析した。結
果を第n表に示す。これらの結果はシロキサンオリゴマ
ーがポリカーボネート中に結合されたことを示している
第■表 GPC結果一実施例1 t−20分 共重合体 BP^−DMS BCF t−as分 共重合体 BP^−DMS BCF 組成% 62、8 16、S !1.2 93、@ 4、6 1、2 Mw”     M。
$0.200   43.200 78、 100 as.to。
実施例1においては、44ミリモルのオリゴマー状カー
ボネートビスクロルホルメート混合物の反復単位が存在
し、これは に相当する。
末端キャツピング剤の使用量は であった。したがって、末端キャッピング処理後に残留
するクロルホルメート基は44.5Qミリモルであった
。シロキサン組成物中には16ミリモルのヒドロキシル
基が存在し、したがって当初のクロルホルメート:ヒド
ロキシル基の比約2。
7B=1を与えた。
実施例2 500m1lのモートンフラスコ1こCa(OH)21
 5g1脱イオン水150aN,BF’A末端ポリジメ
チルシロキサンオリゴマー溶液(前記したものと同じ)
75cc及びC)lz C1z溶液101N中のトリエ
チルアミンCEtz N)触媒101sj!を装入した
この二相混合物を6 5 0 rps+で撹拌しそして
塩化メチレン中のビスクロルホルメート(BPA基22
ミリモル)溶液22sNを7分かかつて添加した。ビス
クロルホルメート(BCF)の添加開始時に加熱マント
ルを活性化した。5分後にヒーターを休止した。この時
点で温度は21.2℃から34、1℃に上昇していた。
ビスクロルホルメートの添加開始後20分、30分及び
60分の時点でこの反応の試料を探度した。この反応の
結果を第1表に示す。
この実施例では、22ミリモルの反復単位、すなわち2
2.44ミリモルのクロルホルメート末端基が存在した
。ビスクロルホルメートオリゴマーはBPA末端シロキ
サンオリゴマーを連結するために使用することが望まし
かったので、末端キャツピング剤は使用しなかった。ク
ロルホルメート対ヒドロキシル基の当初の比は約1.4
0:1であった。
第■表及び第■表のデータの比較は、ヒドロキシル基当
りより多数のクロルホルメート基が存在する場合には3
0分でより多量の共重合体が形成される(すなわちより
多量のシロキサンオリゴマーがポリカーボネート鎖中に
結合される)ことを示し、このことはクロルホルメート
末端基をもつポリカーボネートとビスフェノールA末端
基をもつシロキサンとの間の高い相互反応性を示してい
る。
第m表 GPCの結果一実施例2 !−2D分 t−aO分 t−611分 共重合体 BPA−DMS CF 共重合体 BPA−DMS CF 共重合体 BPA−DMS CF 組成% 49.2 J 42.8 8.6 1.2 87.2 11.11 M、      Mn 81.600  40.Bo。
74.300 89.700 79.600 42.400 以上、本発明を特定の実施態様について説明したが、特
許請求の範囲に規定した本発明の技術思想及び範囲を逸
脱することなしに多数の変形及び修正をなし得ることは
当業者には明らかであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、オリゴマー状カーボネートビスクロルホルメートと
    オリゴマー状ビスフェノールA末端ジオルガノシロキサ
    ンとを、クロルホルメート基対ヒドロキシル基の比が約
    1:1〜約20:1の範囲である割合で、界面ポリカー
    ボネート形成触媒の存在下で、界面反応させることから
    なるポリカーボネート−ポリシロキサンブロック共重合
    体の製造法。 2、(1)界面ポリカーボネート形成触媒を含む実質的
    に不活性な、実質的に水不溶性の有機液相の存在下かつ
    アルカリ金属又はアルカリ土類金属塩基を含む水性相の
    存在下で、(A)オリゴマー状カーボネートビスクロル
    ホルメート組成物及び(B)オリゴマー状ビスフェノー
    ルA末端ジオルガノシロキサン組成物を、クロルホルメ
    ート基対ヒドロキシル基の比が約1:1〜約20:1の
    範囲である割合で、混合し;そして (2)該混合物を水性相及び有機液体相の 分離を阻止するに少なくとも十分である条件下でかつ有
    機液体相中にポリカーボネート−ポリシロキサン共重合
    体を形成するに十分な時間撹拌する;ことからなる請求
    項1記載の製造法。 3、オリゴマー状カーボネートビスクロルホルメート組
    成物が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、mは約1〜10、好ましくは約1〜6、もっと
    も好ましくは約1〜4の範囲であり;Rは式−A^1−
    Y−A^2−(ただし、A^1及びA^2の各々は単環
    二価芳香族基でありそしてYは1個又は2個の原子によ
    ってA^1をA^2から分離する架橋基である)の基で
    ある]をもつ化合物を含有してなる請求項2記載の製造
    法。 4、Rは2、2−ビス(4−フェニレン)プロパン基、
    すなわちYがイソプロピリデン基でありかつA^1及び
    A^2がそれぞれp−フェニレン基である請求項3記載
    の製造法。 5、オリゴマー状ビスフェノールA末端ジオルガノシロ
    キサン組成物が式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、nは約2〜40、の範囲であり;Rは水素、一
    価炭化水素基及びハロゲン化一価炭化水素基からなる群
    から選んだ一員でありニZは水素、低級アルキル基及び
    ハロゲン基からなる群から選んだ一員であり;そしてR
    ′は一価炭化水素基、ハロゲン化一価炭化水素基及びシ
    アノアルキル基からなる群から選んだ一員である)をも
    つ化合物を含有してなる請求項1記載の製造法。 6、R′が1〜8個の炭素原子をもつ低級アルキル基で
    ある請求項5記載の製造法。 7、反応混合物がモノヒドロキシ芳香族化合物又はその
    塩を含む請求項1記載の製造法。 8、モノヒドロキシ芳香族化合物がフェノール、p−t
    −ブチルフェノール、p−クミルフェノール、オクチル
    フェノール、ノニルフェノール又はそれらの塩である請
    求項6記載の製造法。 9、有機液体が塩化メチレンである請求項2記載の製造
    法。 10、界面ポリカーボネート形成触媒が第3級アミン、
    第4級アンモニウム塩、第4級ホスホニウム塩又はアミ
    ジンである請求項2記載の製造法。 11、触媒がトリアルキルアミンである請求項10記載
    の製造法。 12、第3級アミンがトリエチルアミンである請求項9
    記載の製造法。 13、クロルホルメート基対ヒドロキシル基の比が約1
    .05:1〜5:1の範囲である請求項1記載の製造法
    。 14、工程(1)の混合物の水性相のpHが約9〜13
    の範囲である請求項2記載の製造法。 15、pHが約11〜約12の範囲である請求項14記
    載の製造法。 16、約15℃〜100℃の範囲の温度で反応剤を混合
    しかつ得られる混合物を保持する請求項1記載の製造法
    。 17、温度が約25℃〜50℃の範囲である請求項16
    記載の製造法。 18、反応混合物中の触媒の量が存在するビスフェノー
    ルA基の全量に基づいて約0.5〜2モル%の範囲であ
    る請求項1記載の製造法。 19、有機液体相対水性相の容量比が約1:1である請
    求項2記載の製造法。 20、共重合体生成物を含む有機相を水性相から分離し
    そしてさらに有機相を鉱酸及び脱イオン水で洗滌して無
    機副生成物を除去する工程をさらに含んでなる請求項2
    記載の製造法。 21、鉱酸が塩酸、硫酸又は硝酸である請求項20記載
    の製造法。
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