JPH0221980B2 - - Google Patents

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JPH0221980B2
JPH0221980B2 JP57165732A JP16573282A JPH0221980B2 JP H0221980 B2 JPH0221980 B2 JP H0221980B2 JP 57165732 A JP57165732 A JP 57165732A JP 16573282 A JP16573282 A JP 16573282A JP H0221980 B2 JPH0221980 B2 JP H0221980B2
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JP
Japan
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wiper
lever
crank arm
joint
rod
Prior art date
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Application number
JP57165732A
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English (en)
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JPS5953255A (ja
Inventor
Yoji Higuchi
Hiroshi Matsuoka
Gosaku Terabayashi
Saburo Iida
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Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, NipponDenso Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP57165732A priority Critical patent/JPS5953255A/ja
Publication of JPS5953255A publication Critical patent/JPS5953255A/ja
Publication of JPH0221980B2 publication Critical patent/JPH0221980B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/06Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by the drive
    • B60S1/16Means for transmitting drive
    • B60S1/163Means for transmitting drive with means for stopping or setting the wipers at their limit of movement

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は車両のウインド面を往復し払拭する車
両用ワイパ装置に関する。
この種のワイパ装置にはワイパブレードの全部
又は一部が常時、車両のボンネツト内に格納され
て運転者の視界からかくれており、ワイパ使用時
にワイパブレードがボンネツト内からとび出して
払拭するところの、いわゆる格納型ワイパと呼ば
れるものがある(コンシールド型又はセミコンシ
ールド型ともよばれる)。
しかし、このものは、ワイパ作動時にワイパブ
レードが格納位置から払拭下反転位置まで起き上
がつてから、(ライズアツプしてから)、払拭下反
転位置までの間を払拭するのが普通であり、ライ
ズアツプ機構と呼ばれる複雑な機構をもつている
ために、この種のワイパ装置は高価であつた。
そこで、ライズアツプ機構をもたないでワイパ
非作動時に、運転者の視界からワイパブレードの
全部又は一部をかくすことが望まれる。そのため
には払拭時の下反転位置を今まで以上に下に下
げ、ワイパブレードが下反転位置にきているとき
には、ワイパブレードの全部又は一部が運転者の
視界から外れるようにすれば良い。
しかし、この方式では、ワイパモータ運転中、
常にワイパブレードが下反転位置に達するため、
冬期にウインド下面に雪が積ると、ワイパモータ
に通電しているときに、積雪によつてワイパブレ
ードの降下が阻止され、ワイパブレードやワイパ
リンクロツド、あるいはワイパモータが破損した
りオーバーロード故障をおこすことがあるという
欠点があつた。
従つて、下反転位置付近でワイパブレードの運
動が拘束されないか、又はされても、前述の如き
破損や故障をおこすことのない車両用ワイパ装置
が望まれ、本発明の目的は、このようなワイパ装
置にすることにある。
以下第1実施例を示す第1図から第10図につ
いて説明する。この第1実施例はレバー4とワイ
パリンクロツド10との係合はレバー4の先端に
設けた回動自在な結合子(ジヨイント)15をワ
イパリンクロツド10の孔6の中に挿入すること
により完了させ、かつレバー4とクランクアーム
7との係合は前記ジヨイント15をクランクアー
ム7に設けた孔5の中にジヨイント15を挿入す
することにより完了するものである。
まず、第1図は第1実施例の全体構成を模式的
に示す図面であり、30はワイパブレード、Wは
車のフロントウインド、31はワイパアーム、3
2はピボツト部、33はレバー、P1,P3は回動
ピン部でありリンクロツド相互間等を枢動自在に
連結するものである。
P4は回動ピン部であるが、この部分はP1
P3と異なり偏心ブツシユ3をもつものであり、
その詳細は矢印F―F線に沿う断面にて示す第2
図ないし第4図に示すごとき構造である。
この第1図において、ワイパモータMの出力部
となるクランクアーム7が矢印Z方向に回転する
と、リンクロツド10が往復動し、ワイパブレー
ド30がウインド面Wを払拭する。
この動きを模式的に示すのが第12図のスケル
トン図であり、ワイパリンクロツド10の往復動
でレバー33がピボツト部32を枢軸として揺動
し、その結果、ワイパブレード30がウインド面
Wを払拭する。第12図のMはワイパモータであ
り、Bはワイパモータ出力軸となるドライブシヤ
フト11の中心である。そして、回動ピンP4が
第12図の状態から矢印Z方向に回転するとリン
クロツド10が矢印X方向に動くことを示してい
る。
この場合、回動ピンP4が実線の円でなく一点
鎖線の円状軌跡Kを回転するとワイパブレードは
角度θ1だけ上昇し、下反転位置はL1からL2になり
ワイパブレード30はL2から上反転位置L3まで
の間を往復動することになり、冬期において下反
転位置付近に積雪してもワイパの故障が誘発され
ることはない。
以下上述のように回動ピンP4の回転軌跡を2
段階に切り替える構造について詳述する。
この工夫は一言でいえば、第2図,第3図のよ
うにピン1の周囲において偏心ブツシユ3を180
度回動させ、回動ピンP4の中心軸となるケース
2の中心軸Cから中心Bまでの寸法を変化させる
ことによつて行なわれ、偏心ブツシユ3の姿勢変
更は偏心ブツシユ3と一体化されたレバー4の回
動と、レバー4に連結されたジヨイント15の係
止によつて行なわれる。
第2図から第10図において、7は駆動軸とな
るワイパモータのドライブシヤフト11にナツト
12によつて結合されたクランクアームで、この
クランクアーム7には、ジヨイント15が結合可
能な孔5を有し、又鋼棒より作られた段付のクラ
ンクピン1をかしめにより固定してある。
前記クランクピン1には、含油焼結金属より成
る偏心量ΔAの偏心ブツシユ3と、この偏心ブツ
シユ3と爪4aにより一体になつたばね用鋼板よ
り作られたレバー4が、ワツシヤ8とスナツプリ
ング9により回動自在に組付られている。
レバー4には、ポリアセタール樹脂より成るジ
ヨイント15が、回動自在にかしめられている。
10はワイパリンクロツドでジヨイント15が結
合される孔6を有する。
振動などによりジヨイント15が、クランクア
ーム7の孔5、及びロツド10の孔6との結合か
ら解除されないよう、ジヨイント15の一部15
aの断面形状は第6図のように長円となつてお
り、レバー4には押えブツシユ16を有する(第
5図)。
又、ジヨイント15の一端には第6図の如くド
ライバ挿入用の溝15bを有する。
2はポリアセタール樹脂材料でロツド10に一
体成形されたケースであり、偏心ブツシユ3上に
回動自在に組付けられている。13は偏心ブツシ
ユ3とケース2及びクランクピン1の回動ブツシ
ユへの浸水を防ぐ防水ゴムであり、偏心ブツシユ
3に回動自在に組付けられている。
14はクランクピン1とレバー4の回動部への
浸水を防ぐゴムであり、クランクピン1に回動自
在に組付けられている。
以上の構成により、ジヨイント15を第2図の
如くクランクアーム7の孔5に組付けると偏心ブ
ツシユ3は爪4a,レバー4,ジヨイント15,
アーム7を介してクランクピン1と一体となる為
ワイパ作動時に偏心ブツシユ3はケース2との間
で摺動し、ケース2の中心軸CはBを中心に回転
半径(A+ΔA)で回転する。
又、第2図の状態からジヨイント15を矢印D
方向に回動させて孔5から抜け出させ、ついで、
レバー4をピン1の周りに180度回動させて第3
図の如くジヨイント15をロツド10の孔6に組
付けると偏心ブツシユ3はケース2→ロツド10
→ジヨイント15→レバー4の爪4a→ブツシユ
3と経由してケース2と一体となる為、ワイパ作
動時には偏心ブツシユ3はクランクピン1との間
で摺動し、ケース2の中心軸CはB点を中心に第
3図と第4図のように半径がA+ΔAからA−
ΔAに変化しつつ回転する。そして中心Cの回転
軌跡は第13図の太い一点鎖線Kと同様である。
従つて、第2図の如き下反転位置でモータを停
止させレバー4を180度回動させてからジヨイン
ト15をクランクアーム7の孔5の結合からロツ
ド10の孔6との結合に組みかえることにより第
12図のように上反転位置L3は同じままで、下
反転位置をL1からL2に変更し、払拭角度をθ1だけ
小さくすることができる。勿論、逆の操作も可能
である。
なお、レバー4の回動すなわち偏心ブツシユ3
の180度の回動は、第2図の如くワイパブレード
30(第12図)が下反転位置L1にあるときに、
ワイパモータを停止させ(ドライブシヤフト11
を停止させる)てから行なう。そして、通常のワ
イパ装置はワイパスイツチをOFFすると、下反
転位置L1で停止するので容易に偏心ブツシユ3
の回動が行なえる。
なお、上反転位置L3でも停止可能なワイパ装
置においては、レバー4ひいては偏心ブツシユ3
を手動で回動させる必要はなく、ワイパブレード
30が上反転位置L3にある第4図の状態におい
て、単にジヨイント15を回動させ孔5への係合
から孔6への係合に切り替えるだけで良い。
次に、第11図A,Bは第1実施例を若干変更
した第2の実施例でありジヨイント15に凹部1
5cを設けてあり、クランクアーム7及びロツド
10とジヨイント15との結合は前記凹部15c
でクランクアーム7又はロツド10を挾持するこ
とにより行なうものである。
こうして、クランクアーム7及びロツド10の
孔(第9図,第10図の孔5,6担当部)を省略
したもので、その他は第1の実施例と同じであ
る。
すなわち、第2実施例はレバー4とワイパリン
クロツド10との係合はレバー4の凹部15cの
中にワイパリンクロツド10を挿入することによ
り行ない、又、レバー4とクランクアーム7との
係合はレバー4の凹部15cの中にクランクアー
ム7を挿入することにより行なうものである。
次に第13図は第3図の矢印E方向つまり上方
より見た状態で偏心ブツシユ3が中心Bのまわり
を回転(公転)する状態を示したものであり、第
3図図示状態から第13図の矢印Z方向に回転す
る過程において偏心ブツシユ3とワイパリンクロ
ツド10とが一体化されているので、両者3,1
0間における相対的位置は変化せず、上反転位置
L3に達したときにロツド10は右側の一点鎖線
10a(第13図)に示す状態となり、中心Bか
ら回動ピンP4の中心つまりカラー2の中心軸
C1までの寸法はA+ΔAとなる。
つまり、冬期においては下反転位置L2では中
心Bから回動ピンP4(カラー2)の中心軸C2
までの寸法がA−ΔAであり、上反転位置L3では
A+ΔAとなつて、この間を太い一点鎖線の軌跡
Kの如く中心軸C,C1,C2は移動する。
以上の第1,第2実施例では、偏心ブツシユ3
は含油焼結金属としているが、軸受性能のよい青
銅等金属材料あるいは樹脂材料で製作してもよ
く、小荷重であれば銅材料を使用してもよい。
レバー4は、ばね用銅材で製作し爪4aにより
偏心ブツシユ3と一体化することにしたが、これ
を製作する材料はリン青銅等の他の金属材料で
も、ポリアセタール等の樹脂材料でもよく、又、
ブツシユ3との結合構造もレバー4に爪4aを設
けなくとも、偏心ブツシユ3側にレバー4の孔に
嵌合する突起を設けてもよく、かしめ,ねじ締
め,溶接等一体にできればどのような構造でもよ
い。特に樹脂で作る場合はレバー4と偏心ブツシ
ユ3は一体成形してもよい。
又、ジヨイント15の操作ブツシユは溝15b
としたが、プラスドライバのはいる十字穴でも、
六角レンチのはいる六角穴でもよく、又、手動操
作が可能な、円筒形とし、この円筒にローレツト
を設けても良い。
ジヨイント15と、レバー4との結合はかしめ
としたが、スナツプアクシヨンをともなつてパチ
ンと結合する等、回動自在に組付けられればどの
ような構造でもよい。
ジヨイント15の材質はポリアセタール樹脂と
したが、金属材料で製作してもよい。又、ジヨイ
ント15は樹脂の一体成形品としたが前記ジヨイ
ント15のレバー4との結合部と、ロツド10や
クランクアーム7との結合部とを各々別物とし、
かしめ等により一体化してもよい。
第6図に示すジヨイント15のはずれ防止部1
5aの断面形状は、長円でなくとも、多角形、あ
るいは、一部に穴起のある形状等、一定の向きを
保持する形状であれば、どの様な形状でもよい。
又、クランクピン1は銅材で段付ピンとしが小
荷重であれば、材料は黄銅等他の金属材料でもポ
リアセタール等の樹脂材料でもよく、形状も段付
ピンでなくとも、ストレートピンとして、ワツシ
ヤ等の別部品を用いてもよい。
偏心ブツシユ3とケース2及びクランクピン1
の回動部、及び、クランクピン1とレバー4の回
動部への被水の危険がなければ、防水ゴム13及
び14は不要であり、クランクピン1は段付きに
する必要もない。
次に第3実施例について第14図と第15図を
用いて詳細に説明する。なお、ワイパ全体の構成
は第1図と同様である。又、符号1,2,3,
4,5,6,7,8,9,10,11,12,1
3,14の部分は第一の実施例と均等物である。
ポリアセタール樹脂のジヨイント15には、ド
ライブシヤフト11の貫通孔に回動自在に組付け
た銅棒のチエンジシヤフト17の爪部17aがは
いるらせん溝15dを有し、この溝15dは前記
チエンジシヤフト17を回転させる(ノブ20の
孔20aに六角形の治具を挿入して回転させる)
と、ジヨイント15が90度回転する様に、螺旋状
になつている。
ジヨイント15は円筒の1/4を占める扇形凸起
15eを有しており、90度回転するとクランクア
ーム7の孔5との結合からロツド10の孔6への
結合に切換わる。又、逆に回転すると、結合状況
も逆となる。
20はポリアセタール樹脂よりなるノブで、こ
のノブ20の中にチエンジシヤフト17が圧入さ
れて一体化されている。19はジヨイント15が
爪部17aといつもは接触しないようにチエンジ
シヤフト17を下に下げ第14図の実線位置に爪
部17aを位置させるための圧縮バネである。2
2はポリアセタール樹脂よりなるノブ20の保護
カバーで、カバープレート18にビス21により
締結されている。
以上の構成により、保護カバー22を外してノ
ブ20を押し上げ、かつ、まわすとチエンジレバ
ー17が回転し、チエンジレバー17の爪部17
aがジヨイント15のらせん溝15d内に挿入さ
れてから溝15d内を移動するのでジヨイント1
5が90度回転する。そのため、ジヨイント15の
扇形凸起15eの結合が、クランクアーム7の孔
5から、ロツド10の孔6の方に切換わるので、
第1,第2実施例と同様に払拭角度を変えること
ができる。勿論、逆も可能である。
なお、ジヨイント15をクランクアーム7の孔
5からロツド10側に切りかえて下反転位置をθ1
だけアツプさせるのは、該第3実施例において
は、第14図の如く回動ピンP4が右側つまり上
反転位置にあるときに行なわれる。
すなわち、この第3実施例は第1実施例と同じ
く、レバー4とワイパリンクロツド10との結合
はレバー4の先端に設けた回動自在な結合子(ジ
ヨイント15)をワイパリンクロツド10の孔6
の中に挿入する如く回動させることにより完了さ
せ、かつレバー4とクランクアーム7との係合は
前記ジヨイント15をクランクアーム7に設けた
孔5の中に挿入する如く回動させることにより完
了するものである。
しかし、これのみでなく、この第3実施例で
は、ジヨイント15を回動させるためにドライブ
シヤフト11の中を軸方向に移動可能に設けられ
た動力伝達手段となるチエンジシヤフト17を設
け、該チエンジシヤフト17の先端を前記ジヨイ
ント15のらせん溝15dの中に挿入して係合さ
せ、前記チエンジシヤフト17の後端のノブ20
を手動操作して該チエンジシヤフト17をドライ
ブシヤフト11の中で移動させることにより、遠
隔的にジヨイント15を回動させるものである。
この場合において、らせん溝15dは第15図
の如くジヨイント15の軸線に沿つてらせん状に
設けてあるためこのらせん溝15d内に爪部17
aを挿入して爪部17aを左右に回動させると爪
部17aの先端がらせん溝15d内をスライドす
るので、その時にジヨイント15が90度回動する
ことになる。例えば第15図において爪部17a
がらせん溝15d内にあるときに矢印H方向に爪
部17aを回動させるとジヨイント15は矢印I
方向に回動する。
なお、第14図ではジヨイント15が孔6内に
係合しており、爪部17aは実線のように下側に
ある。よつて、ジヨイント15を回動したい場合
は爪部17aをそのまま上方に上げても爪部17
aがジヨイント15に衝突するので、まず、チエ
ンジレバー17を回動させて爪部17aがジヨイ
ント15に衝突しない位置まで回動させ、しかる
後に圧縮バネ19をたわませて爪部17aを上方
に押し上げ、それから爪部17aを回動させて破
線で示すように爪部17aをらせん溝15dの中
に挿入して第15図の矢印H方向に回動させれば
良い。
なお、第14図においてM1はワイパモータの
モータ出力軸、M2はウオームホイールでありド
ライブシヤフト11と一体のものである。
次に第4実施例を示す第6図ないし第21図に
ついて説明する。
この第4実施例はレバー4の先端に係合孔4c
(第19図)を設け、一方ワイパリンクロツド1
0とクランクアーム7とには夫々突片状のストツ
パ5a,6aを設け、前記レバー4の係合孔4c
内に前記各ストツパ5aまたは6aを選択的に係
止することによりドライブシヤフト11の中心B
軸からケース2の中心軸Cまでの寸法を2段階に
変化させるものである。
以下、第4実施例を第16図から第21図を用
いて詳細に説明する。7はクランクアームで、こ
のクランクアーム7には鋼板より作られたストツ
パ5aをスポツト溶接により固定し、また鋼棒よ
り作られた段付のクランクピン1をかしめにより
固定してある。前記、クランクピン1には、含油
焼結金属より成る偏心量ΔAの偏心ブツシユ3
と、ばね用鋼板より作られたレバー4が、回動自
在に組付られている。
レバー4にはストツパ5aとストツパ6aとに
掛けられるよう係合孔4cを有する。2はポリア
セタール樹脂材料でロツド10に一体成形された
ケースであり偏心ブツシユ3に回動自在に組付け
られている。
6aは鋼板より作られたストツパでロツド10
にスポツト溶接されている。
以上の構成により、レバー4を第16図のよう
にストツパ5aに組付けると偏心ブツシユ3はレ
バー44,ストツパ5a,アーム7を介してクラ
ンクピン1と一体となるため、ピン1とブツシユ
3の相対位置が一定のままでワイパ作動時偏心ブ
ツシユ3はケース2との間で摺動し、ケース2の
中心軸Cはドライブシヤフト11の中心Bを中心
に回転半径(A+ΔA)で回転する。
又、ワイパブレードが下反転位置にあるとき
に、レバー44を第17図のようにストツパ6a
に組付けると偏心ブツシユ3はレバー4,ストツ
パ6a,ロツド10を介してケース2と一体とな
る為、ブツシユ3とケース2との相対位置は回転
中変化せず、又、ワイパ作動時偏心ブツシユ3は
クランクピン1との間で摺動し、ケース2の中心
軸CはB点を中心に第17図と第18図のように
半径がA+ΔAからA−ΔAに変化しつつ回転す
る。そして中心Cの回転軌跡は第13図の太い一
点鎖線Kと同様である。
従つて、レバー4をクランクアーム7上のスト
ツパ5aとの結合からロツド10上のストツパ6
aの結合に組みかえることにより、上反転位置
L3(第12図)は同じままで、下反転位置L1をθ1
だけアツプしてL2とすることができる。勿論、
逆の操作も可能じある。
なお、第16図の如き下反転位置でレバー4を
180度回動しストツパ5aへの係止からストツパ
6aへの係止へと組みかえ操作する時のレバー4
回動トルクはΔAの寸法を2〔mm〕とすれば、一
般の乗用車で約5〔Kg・cm〕と小さい。
又、クランクアーム7の位置が第18図の如く
上反転位置にあるときにレバー4を組みかえ操作
する時は、レバー4を180度回動させる必要はな
く、単に係止状態を下から上に切換えるのみで良
い。
以上の第4実施例では、ストツパ5a及びスト
ツパ6aは鋼板をクランクアーム7及びロツド1
0にスポツト溶接することにより構成したが、銅
又は他の金属材料,樹脂材料,硬質ゴム材料を一
体成形,かしめ,ねじ締めにより結合してもよ
く、又、クランクアーム7やロツド10からスト
ツパ5a,6aをプレス打出し加工して成形して
もよい。
又、第4実施例では、レバー4とストツパ5a
及びストツパ6aの結合方法はレバー4に係合孔
4c(開孔部)を設け引掛ける事としたが、スト
ツパ5a及びストツパ6a側に開孔部を設けて、
レバー4の爪を引掛けてもよく、レバー4とスト
ツパ5a及びストツパ6aをねじ締めにより結合
してもよい。
又、レバー4をクランクアーム7自体に直接設
けられたストツパ5aに結合することとしたが、
レバー4が結合される相手方はクランクアーム7
と一体に回転しているものであれば良く、例えば
ナツト12,ドライブシヤフト11,クランクピ
ン1とレバー4とを結合してもよい。すなわち、
レバー4をクランクアーム7側に結合しても良い
のである。
次に第5実施例について第22図ないし第27
図を用いて説明する。この第5実施例は、レバー
4をステー4dとスライダ4eの2部品を組み合
わせて構成したものであり、前記ステー4dは偏
心ブツシユ3に係合し該偏心ブツシユ3と一体に
回転する座金状のものからなり、前記スライダ4
eは前記ステー4dと係合して一体に回転する
が、前記ステー4dの略半径方向、ひいては前記
偏心ブツシユ3の略半径方向に伸縮可能なもので
あつて、先端ブツシユにやり状ないしはプラグ状
の係合突部(ランスともいう)4fを有し、ワイ
パリンクロツド10とクランクアーム7側には前
記ランス4fに係合し、脱着自在なコンセント状
のストツパ5b,6bを夫々設けたものであり、
前記スライダー4e(偏心ブツシユ3と一体に回
動する)を回動ならびに伸縮摺動せしめて、該ス
ライダー4eの先端にあるランス4fを前記ワイ
パリンクロツド10またはクランクアーム7のう
ちいずれか一方側に選択的に結合させるせもので
ある。
以下、本発明の第5実施例を第22図から第2
7図を用いて詳細に説明する。第22図から第2
7図において、7は駆動軸となるワイパモータの
ドライブシヤフト11にナツト12によつて結合
されたクランクアームである。
このクランクアーム7にはばね用鋼板より作ら
れたストツパ片5b(第25図)をスポツト溶接
により固定してある。又、鋼棒より作られた段付
のクランクピン1をかしめにより前記クランクア
ーム7に固定してある。前記、クランクピン1に
は、含油焼結金属より成る偏心量ΔAの偏心ブツ
シユ3が回動自在に組付いている。
4dはステーであり、その単品形状は第27図
に示す。このステー4dは鋼板製で爪4a,4b
を持ち、爪4aは偏心ブツシユ3の孔3a(第2
2図)内に挿入されている。
4eはスライダ(摺動子)であり、その単品形
状を第27図に示す。このスライダ4eの孔4e1
にはステー4dの爪4aが挿入されている。その
ため、スライダ4eはステー4dに対し第24図
のX1,X2方向に摺動可能である。
8はワツシヤ、9はスナツプリングであり、こ
れらで偏心ブツシユ3はクランクピン1から抜け
ないようになつている。
なお、ステー4dの爪4aは第27図のスライ
ダ4eの孔4e1と第22図の偏心ブツシユ3の孔
3aとに係合し得るので、偏心ブツシユ3とスラ
イダ4eとは爪4aを介して一体に回動する。
スライダ4eにはストツパ片5bとストツパ片
6bとに結合可能な鋼板より作られたランス4f
がスポツト溶接されている。
3はポリアセタール樹脂材料でロツド10に一
体成形されたケースであり偏心ブツシユ3に回動
自在に組付けられている。
6bはバネ用鋼板より作られたストツパ片でス
トツパ片5b同様、ランス4fと結合時に適当な
節度をもつて結合できるように寸法を決められて
いる。
10はワイパリンクロツドであり、合成樹脂ケ
ース2がインサート成形してあり、このケース2
の中に偏心ブツシユ3が回動可能に保持されてい
る。そして、ストツパ片6bはリベツト23によ
りロツド10にかしめられている。
24は補強部材でありストツパ片6bを補強す
るものであつてリベツト23によりストツパ片6
bと共にロツド10にかしめられる。
13aは偏心ブツシユ3とケース2とクランク
ピン1との回動ブツシユへの浸水を防ぐ防水ゴム
であり、ロツド10に組付けられている。14は
クランクピン1とステー4の回動部への浸水を防
ぐ防水ゴムであり、クランクピン1に回動自在に
組付けられている。
そして、第22図はランス4fをクランクアー
ム7側のストツパ片5bに組付けた状態であり、
ランス4fの垂下突片4f1(第27図)がバネ材
からなるストツパ片5b(第27図)内にパチン
と係合し一体化されている状態を断面図で示した
ものである。
以上の構成により、ランス4fを第22図の如
くストツパ片5bに組付けると偏心ブツシユ3は
爪4a,ステー4d,爪4b,スライダ4e,ラ
ンス4f,ストツパ片5bを介してクランクピン
1と一体となるため、ブツシユ3とピン1の相対
位置は変化せず、又、ワイパ作動時、偏心ブツシ
ユ3はケース2との間で摺動し、ケース2の中心
軸CはB点を中心に回転半径(A+ΔA)で回転
する。
又、ランス4fをロツド10側のストツパ片6
bに第23図の如く組付けると偏心ブツシユ3は
ストツパ片6bを介してロツド10ひいてはケー
ス2と一体となる為、ワイパ作動時にブツシユ3
とケース2との相対位置は変化せず、偏心ブツシ
ユ3はクランクピン1との間で摺動し、ケース2
の中心軸CはB点を中心に第23図と第24図よ
うに半径がA+ΔAからA−ΔAに変化しつつ回
転する。そして中心Cの回転軌跡は第13図の太
い一点鎖線Kと同様である。
従つて、第24図の如き上判定位置でワイパモ
ータを停止させランス4fをクランクアーム7と
一体のストツパ片5bとの結合からロツド10と
の一体のストツパ片6bとの結合に第24図の
X2方向にスライダ4eを摺動させて組みかえる
ことにより上反転位置は同じままで、下反転位置
をθ1だけ小さくすることができる。勿論、逆の操
作も可能である。
以上の第5実施例では、ストツパ片5b及びス
トツパ片6bはバネ用鋼板をクランクアーム7及
びロツド10に各々スポツト溶接又はリベツトか
しめしたが、他の金属材料,樹脂材料,硬質ゴム
材料によりストツパ片を成形してかしめ、ねじ締
めにより結合してもよい。又、ストツパ片5b,
6bを樹脂で形成し、これらをクランクアーム7
又はロツド10にインサート成形しても良い。
又、強度上問題がなければ、補強部材24は、
省略してもよい。
ステー4dは鋼材の爪4aにより偏心ブツシユ
3と一体化することにしたがステーの材料はアル
ミニウム等他の金属材料でも、ポリアセタール等
の樹脂材料でもよい。又、ブツシユ3とステー4
dとの結合方法もステー4dに爪4aを設けずに
ブツシユ3にステー4dに嵌入する突起を設けて
もよい。
特に樹脂でステー4dと偏心ブツシユ3を作る
場合はステー4dと偏心ブツシユ3は一体形成し
てもよい。
次に第28図は第5実施例の一部を変形した第
6実施例であり、偏心ブツシユ3にスライダ4e
摺動用の案内溝25を設けたものであり、溝25
と孔4e1とを係合させてステー4dを省略したも
のである。
次に、7実施例を第29図から第33図を用い
て詳細に説明する。7はクランクアームであり、
駆動軸となるワイパモータのドライブシヤフト1
1にナツト12によつて結合されたものである。
このクランクアーム7には鋼板より成るスライダ
4eの爪4e2が挿入できる巾寸法の溝5a1を有す
る。又、鋼棒より作られた段付のクランクピン1
をかしめによりクランクアーム7に固定してあ
る。
前記クランクピン1には、含油焼結金属より成
る偏心量ΔAの偏心ブツシユ3が回動自在に組付
けられている。
4dは、ばね用鋼板よりなるステーでありスラ
イダ4eに係合する爪4a1をもつている。4eは
スライダでありステー4dに対しては一体に回動
するが第29図の矢印X1,X2方向には摺動可能
である。そして、スライダ4eとステー4dとで
レバー4を構成している。
8はワツシヤ、9はスナツプリングであり、ピ
ン1に偏心ブツシユ3を組付けるものである。
26は鋼製のジヨイントピンであり、このジヨ
イントピン26はステー4dに固定されており、
その外周に係合レバー27が回動自在に取付けら
れている。又、係合レバー27は一体にランス部
27aをもつている。そして、スプリング28が
ジヨイントピン26の外周に巻かれており、この
スプリング28は係合レバー27を第29図の矢
印D方向に回動させようとしている。しかし、第
29図の状態では係合レバー27はスライダ4e
に当接して矢印D方向に動き得ない。
又、スプリング28はピン20にはめこまれ、
その両端28a,28bは係合レバー27とスラ
イダ4eに係止されている。
2はポリアセタール樹脂材料でロツド10に一
体成形されたケースであり偏心ブツシユ3に回動
自在に組付けられている。
ロツド10には前記係合レバー27のランス部
27aが結合できる孔6を有する。13aは偏心
ブツシユ3とケース2及びクランクピン1の回動
部への浸水を防ぐ防水ゴムでロツド10に組付け
られている。14はクランクピン1とレバー22
の回動部への浸水を防ぐ防水ゴムでクランクピン
1に回動自在に組付けられている。
以上の構成によりワイパブレードが上反転位置
にある第33図の状態においてスライダ4eを第
33図のX1方向に押すと、係合レバー27はス
ライダ4eの先端4e3に押されて、ロツド10の
孔6からはずれ、次にスライダ4eの爪4e2がク
ランクアーム7の溝5a1に嵌まりこむので偏心ブ
ツシユ3はクランクピン1と一体となる為、ワイ
パ作動時偏心ブツシユ3はケース2との間で摺動
し、ケース2の中心軸CはB点を中心に回転半径
(A+ΔA)で回転する。
又、上反転位置においてスライダ4eをX2
向に押すと、第33図の如くスライダ4eの爪4
e2は、クランクアーム7の溝5a1からはずれス
プリング28の弾力で、係合レバー27のランス
部27aはロツド10の孔6に結合するので、偏
心ブツシユ3はケース2と一体となる。そのた
め、ワイパ作動時偏心ブツシユ3はクランクピン
1との間で摺動し、ケース2の中心軸CはB点を
中心に第31図と第33図のように半径がA+
ΔAからA−ΔAに変化しつつ回転する。そして
中心Cの回転軌跡は第13図の太い一点鎖線Kと
同様である。
従つて、上反転位置でモータを停止させ、スラ
イダ4eをX1方向、あるいはX2方向に押すこと
により、偏心ブツシユ3に連結されているスライ
ダ4eをクランクアーム7に、あるいは偏心ブツ
シユ3に連結されている係合レバー27をロツド
10に結合することができ、これによつて、上反
転位置は同じままで、下反転位置をθ1だけアツプ
ダウンさせることができる。第29図の実施例で
は、クランクアーム7に溝5a1を設け、この溝
5a1にスライダ4eの爪4e2がはいる様にし
たが、スライダ4eに溝を設け、クランクアーム
7に爪を設けてもよい。
なお、本発明はコンシールドワイパやセミコン
シールドワイパでないところの一般のワイパ装置
に使用しても良い。
以上述べたように本発明においては、連続的に
一方向に回転するドライブシヤフト11、該ドラ
イブシヤフトに固定され共に回転するクランクア
ーム7、該クランクアーム7上に固定されたクラ
ンクピン1、該クランクピン1の中心軸と偏心し
た中心軸を持ち前記クランクピン1に回動可能に
取付けられた偏心ブツシユ3、該偏心ブツシユ3
に対して回動自在に被着されたケース2、該ケー
ス2に固着され前記クランクアーム7の回転にと
もなつて左右に往復運動をなすワイパリングロツ
ド10、該ワイパリンクロツド10に連結され車
両のウインド面を上反転位置から下反転位置まで
の間にわたつて払拭するワイパブレード30、前
記偏心ブツシユ3に一体化されて該偏心ブツシユ
3と共に前記クランクピン1の周囲を回動可能で
あり前記ワイパリンクロツド10側又は前記クラ
ンクアーム7側に選択的に係合され、それによ
り、前記ドライブシヤフトが一方向に回転する状
態で前記ワイパブレード30の下反転位置を少な
くとも2段階に変更するレバー4を備えたから、
単に、偏心ブツシユ3と連結されたレバー4の係
止状態を選択するだけで、ワイパブレード30の
払拭角度を変更することができ、冬期の積雪によ
るワイパブレード30やリンクロツド10又はワ
イパモータMの故障をなくすことができるという
効果が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の第1実施例を示すワイパ
装置の全体構成図、第2図ないし第4図は第1図
の矢印F―F線に沿う断面を示した作動中の断面
図であり、第2図と第3図は下反転位置での断面
図、第4図は上反転位置での断面図である。第5
図および第6図は前記第1実施例に使用したレバ
ーの斜視図およびジヨイントの斜視図、第7図は
前記レバーとジヨイントとの組付け状態を示す斜
視図、第8図は第7図の矢視L―L断面図、第9
図および第10図は前記第1実施例のワイパリン
クロツド部分の斜視図およびクランクアーム部分
の斜視図、第11図Aおよび第11図Bは前記第
1実施例の一部を変更した第2実施例におけるレ
バーとロツドとクランクアーム部分の斜視図であ
る。第12図は前記第1、第2実施例のワイパ装
置のリンクモーシヨンを模式的に示すスケルトン
図、第13図は前記第1実施例においてジヨイン
トをロツド側に結合した冬期時の偏心ブツシユの
回転軌跡を説明する模式図、第14図は本発明の
第3実施例を示す断面図、第15図は第3実施例
に使用したジヨイント15の斜視図、第16図な
いし第18図は本発明の第4実施例において各作
動状態を図示する断面図、第19図ないし第21
図は前記第4実施例に使用した夫々、レバー部斜
視図、ロツド部斜視図、クランクアーム部斜視図
である。第22図ないし第24図は本発明の第5
実施例において各作動状態を図示する断面図、第
25図は第24図図示装置の底面図、第26図お
よび第27図は第5実施例に使用した各部品の斜
視図であり、第26図はロツド付近の斜視図、第
27図はクランクアーム付近の斜視図である。第
28図は前記第5実施例の一部を変更した第6実
施例におけるレバー部斜視図、第29図ないし第
31図は本発明の第7実施例において各作動状態
を図示する断面図、第32図は上反転位置におい
て偏心ブツシユがロツド側に連結された冬期状態
における一部平面図、第33図は第32図部分の
矢視N―N断面図である。 11…ドライブシヤフト、7…クランクアー
ム、1…クランクピン、3…偏心ブツシユ、2…
ケース、10…ワイパリンクロツド、30…ワイ
パブレード、L3…上反転位置、L2,L3…下
反転位置、4…レバー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 連続的に一方向に回転するドライブシヤフト
    11、該ドライブシヤフトに固定され共に回転す
    るクランクアーム7、該クランクアーム7上に固
    定されたクランクピン1、該クランクピン1の中
    心軸と偏心した中心軸cを持ち前記クランクピン
    1に回動可能に取付けられた偏心ブツシユ3、該
    偏心ブツシユ3に対して回動自在に被着されたケ
    ース2、該ケース2に固着され前記クランクアー
    ム7の回転にともなつて左右に往復運動をなすワ
    イパリンクロツド10、該ワイパリンクロツド1
    0に連結され車両のウインド面を上反転位置から
    下反転位置までの間にわたつて払拭するワイパブ
    レード30を備え、さらに、 前記偏心ブツシユ3に一体化されて該偏心ブツ
    シユ3と共に前記クランクピン1の周囲を回動可
    能であり、前記ワイパリンクロツド10側又は前
    記クランクアーム7側に選択的に係合され、それ
    により、前記ドライブシヤフトが一方向に回転す
    る状態で前記ワイパブレード30の下反転位置
    L1,L2を少なくとも2段階に変更するレバー4
    を備えたことを特徴とする車両用ワイパ装置。 2 特許請求の範囲第1項において、前記レバー
    4と前記ワイパリンクロツド10との連結は、前
    記レバー4の先端に設けた回動自在なジヨイント
    15を前記ワイパリンクロツド10側に嵌め込む
    ことにより行ない、かつ前記レバー4と前記クラ
    ンクアーム7との連結は前記ジヨイント15を前
    記クランクアーム7側に嵌め込むことにより行な
    うことを特徴とする車両用ワイパ装置。 3 特許請求の範囲第1項において、前記レバー
    4は弾力性に富む材質よりなり上方のワイパリン
    クロツド10側と下方のクランクアーム7側とに
    前記レバー4を変形させて選択的に係合させるこ
    とを特徴とする車両用ワイパ装置。 4 特許請求の範囲第1項において、前記レバー
    4は前記偏心ブツシユ3に連結された状態で前記
    偏心ブツシユの略半径方向に摺動自在なスライダ
    4eを有し、該スライダ4eを摺動させることに
    より、該スライダ4eを介して前記偏心ブツシユ
    3を前記ワイパリンクロツド10側又は前記クラ
    ンクアーム7側に連結させることを特徴とする車
    両用ワイパ装置。
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