JPH02219597A - 1,2‐デヒドロステロイド類の製造方法 - Google Patents

1,2‐デヒドロステロイド類の製造方法

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JPH02219597A
JPH02219597A JP3976189A JP3976189A JPH02219597A JP H02219597 A JPH02219597 A JP H02219597A JP 3976189 A JP3976189 A JP 3976189A JP 3976189 A JP3976189 A JP 3976189A JP H02219597 A JPH02219597 A JP H02219597A
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JP
Japan
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dehydrosteroids
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steroids
aqueous suspension
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JP3976189A
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Shozo Shiozaki
塩崎 正三
Nobukazu Nishimura
伸和 西村
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Zeon Corp
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Nippon Zeon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は医薬品として有用な1.2−デヒドロステロイ
ド類の製造に関し、さらに詳しくは、微生物を用いて効
率良<1,2−デヒドロステロイド類を製造する方法に
関する。
(従来の技術) ステロイド類の合成において、 1,2−飽和−ステロ
イド化合物のA環への微生物による1、2−不飽和結合
の導入は公知である(米国特許第2837464号)。
かかる方法においては、水に難溶性のステロイド化合物
の溶解性を高めるために、粉末化する方法やエタノール
、アセトンなどのよ。
うに水と混和しやすい有機溶媒に溶解して用いる方法が
記載されているが、収率が低く副生成物が多くなるとい
う欠点を有していた。また、かかる欠点を改良するため
に、界面活性剤ポリオキシエチレン−ソルビタン−モノ
オレートやソルビタン−モノパルミチイトを用いてステ
ロイド類の水性懸濁物を調製して用いる方法も知られて
いる(特公昭41−9538号)。しかし、かかる方法
においても一般式Iで示されるステロイド類を基質とし
て用いた場合には、収率が低いという欠点を有すること
が明らかになった。さらに、α−β−もしくはγ−シク
ロデキストリンを反応混合物に添加して基質ステロイド
類が包接複合体を形成させる方法も開示されている(特
開昭58−67194号)が、かかる方法も該シクロデ
キストリン類が高価なため、経済的に不利であるという
欠点を有していた。
乾燥粉末として微生物と接触させる方法においては、粉
末化や粉末の微粒子化のための特殊な粉砕装置および低
温下での粉砕が必要であるという欠点を有していた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者らは前記欠点を解決すべく鋭意研究の結果、水
溶性高分子分散剤用いて調製した1、2−飽和−3−ケ
トステロイド類の水性懸濁物を、ステロイド−l−脱水
素酵素活性を有する微生物の菌体または菌体処理物と接
触させることにより、効率よ<1,2−デヒドロステロ
イド類が製造できることを見いだし、本発明を完成する
に到った。
(問題点を解決するための手段) かくして本発明によれば、 1.2−飽和−3−ケトス
テロイド類を、ステロイド−1−脱水素酵素活性を有す
る微生物の菌体または菌体処理物を用いて1.2−デヒ
ドロステロイド類へ転換せしめるに際し、水溶性高分子
分散剤を用いて調製した1゜2−飽和−3−ケトステロ
イド類の水性懸濁物を用いることを特徴とする1、2−
デヒドロステロイド類の製造方法が提供される。
本発明で基質として用いられる1、2−飽和−3−ケト
ステロイド類としては、アンドロスト−4,9(11)
−エン−3,17−ジオン等やその16−メチル、6α
−メチル、 6α−ノルオロ誘導体類、アンドロスト−
4−エン−3,17−ジオン等のアンドロステン系のも
の、17α−ヒドロキシプレグナ−4−ニンー20−イ
ン−3−オン、その16−メチル誘導体類、 11β、
21−ジヒドロキシ−プレグナ−4,17(20)−ジ
エン−3−オン、その6α−メチル誘導体、20−クロ
ロ−プレグナ−4,9(11)、17(20)−トリエ
ン−21−アール−3−オン、さらに3,20−ジケト
−プレグネン類として、 9β、 11β−エポキシ−
17,21−ジヒドロキシ−16β−メチル−プレグナ
−4−エン−3,20−ジオン等の9β、 11β−エ
ポキシ−′17.21−ジヒドロキシ化合物類、17α
、21−ジヒドロキシ−プレグナ−4,9(11) −
ジエン−3,20−ジオンやその16α−メチル誘導体
等の3,20−ジケト−4,9(11)−プレグネジエ
ン類、またはハイドロコーチシンやその6α−メチル誘
導体等の11.17.21− トリヒドロキシ化合物類
、  21−ヒトロキシープレグナ−4,9(11)、
16− トリエン−3,20−ジオンやその6α−ノル
オロ誘導体等の3.20−ジケト−4,9(11)、1
B−プレグネジエン類等のプレグネン系のものが挙げら
れる。特に〔式中Rはアルキル基を表す〕で示される3
、20−ジケト−4,9(11)、16−ブレグネトリ
エン類が好ましい。式中のRのアルキル基の具体例とし
てはメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基
、ブチル基、イソブチル基、イソペンチル基などが挙げ
られる。炭素数が大きいものは、収率が低くなるため、
炭素数は5以下のものが好ましい。これらのアルキル基
のうちで、特に好ましいものはイソプロピル基である。
本発明において用いられる微生物は菌体または菌体処理
物の形態でステロイド−1−脱水素酵素活性を有するも
のであればいずれでも良く、例えばアルスロバクタ−(
Arthrobacter)属、バシルス(Bacil
lus)属、ノカルデイア(Nocardia)属、マ
イコバクテリウム(Mycobacteriun+) 
 属などに属する微生物が挙げられる。、その中でも、
アルスロバクタ−属に属する微生物が好ましく、具体例
としてはアルスロバクタ−・シンプレックス(Arth
robact、er simplex) ATCC69
4B、マイコノくクテリウム・ロドクラウス(Myco
bacteriumrhodochrous ) AT
CC12483、バシルス・スフエリカス(Bacil
lus 5phaericus ) ATCC1380
5、ノカルデイア・トランスバレンシス(Nocard
iatransvalenses )ATCC1248
5が挙げられる。特にアルソロバクター・シンプレック
ス^TCC6946が好ましい。
本発明において微生物は菌体または菌体処理物の形態で
用いることができるが、菌体の形態で用いる場合、増殖
菌体の状態でも、休止菌体の状態のどちらでもかまわな
い。
増殖菌体を用いる場合には炭素源、窒素源、無機塩類お
よび必要に応じてビタミン等の栄養素を含む培地を滅菌
し、これに該微生物を接種して振盪培養または通気撹拌
培養を行う。
用いられる培地成分としては次のようなものが挙げられ
る。炭素源としてはシュクロース、グルコース、糖蜜、
スターチ、デキストリン、脂肪酸、油脂類等が挙げられ
る。窒素源としては天然物では酵母エキス、ペプトン、
コーンステイープリカー等が、合成品ではアンモニウム
塩、硝酸塩、アミノ酸類、尿素等が挙げられる。
また培地に添加される無機物としては例えば、リン酸二
水素カリウム、リン酸水素二カリウム等のリンおよびカ
リウム源やマグネシウム、鉄、マンガン、カルシウム、
コバルト、亜鉛等の塩類が挙げられる。その他必要に応
じてビタミン類を添加することもできる。
培養条件は適宜選択すれば良く、培養温度は25〜40
℃、P(1は6〜8の範囲が好ましい。
本発明におけるステロイド−1−脱水素酵素はアンドロ
スタ−4−エン−3,17−ジオンやコーチシンアセテ
ートのような1,2−飽和−3−ケトステロイド化合物
を培地の0.005%(重量/体積)以上の水準で添加
することにより強く誘導される。
誘導物質の添加時期は特に限定されないが1通常、培養
開始後12〜72時間に添加する。添加方法としては、
メタノール、エタノールなどの有機溶媒の溶液か粉末状
態で添加することが好ましく、誘導物質を添加した後は
、培養を6〜48時間続けることが好ましい。かくして
得られる菌体は、増殖菌体の状態でも休止菌体の状態の
いずれにおいても使用することができる。また、乾燥菌
体、菌体破砕物として、さらに常法に従って固定化した
状態でも使用することができる。
本発明における1、2−デヒドロステロイド類の製造は
、水溶性高分子分散剤を用いて調製した基質ステロイド
類の水性懸濁物を使用することにより達成される。水溶
性高分子分散剤としては、ポリビニルアルコール、メチ
ルセルロース、ゼラチン等があるが、特に好ましいのは
ポリビニルアルコールである。通常、ポリビニルアルコ
ールは酢酸ビニルを重合して得られるポリ酢酸ビニルを
鹸化して製造され、その性質は水酸基の割合を表した鹸
化度と4%水溶液の粘度で示されることが知られている
。ポリビニルアルコールは鹸化度が低い、または分子量
が小さくても分散剤として充分に機能しない。ポリビニ
ルアルコールとしては鹸化度が約70%以上でかつ4%
水溶液粘度が3cps以上のものが好ましい。
本発明における基質ステロイド類の水性懸濁物のとは塩
化メチレン、クロロホルム、トルエン、キシレン、酢酸
エチルなどの実質的に水と混じり合わない有機溶媒に基
質ステロイド類を溶解した溶液を、ポリビニルアルコー
ル水溶液と混合し。
分散させたものをいう。用いるポリビニル水溶液の濃度
は0.1−10%、好ましくは0.5〜5%である。分
散させるには、超音波破砕機やホモジナイザーなどを用
いればよい。有機溶媒中の基質ステロイド類の濃度とし
ては5mg/rr61以上、好ましくは10e+g/−
以上であり、基質ステロイド類に対するポリビニルアル
コールの割合は重量比で0.01〜lの範囲が好ましい
本発明における基質ステロイド類の1.2−デヒドロス
テロイド類への1換は、前記微生物と基質ステロイド類
の水性懸濁物を分子状酸素の存在下に接触、反応させる
ことにより実施されるが、これに加えて1反応を促進さ
せるために電子受容体を添加することが望ましい。電子
受容体は、ステロイド類の反応に一般的に用いられる電
子受容体であれば特に限定されず、具体例としては、メ
ナジオン(2−メチル−1,4−ナフトキノン)、フェ
ナジンメトサルフエー)、  1.4−ナフトキノン。
ユビキノン類及びビタミンに型化合物などが挙げられる
。添加量としては、基質ステロイド類に対して0.01
〜5重量%が好ましい。また、添加方法としては基質ス
テロイド類と混合して同時に水性懸濁物として添加する
方法や、メタノール、エタノール、 トルエン、クロロ
ホルムなどの有機溶媒に溶解して添加することもできる
本発明における反応液中の基質ステロイド類の濃度は1
反応液に対して0.01〜10%、好ましくは0.05
〜5%(重量/体積)である。微生物の濃度は、微生物
の種類や用いる形態などにより一概には規定できないが
1通常、微生物菌体として用いる場合は反応液12あた
り乾燥菌体重量として!。
以上となるように調ffすることが望ましい。反応系の
PHは5〜10、好ましくは6〜9に保てば良く、pl
+の調整は通常の方法、例えばリン酸バッファートリス
バッファー 塩化アンモニウムバッファーなどによって
調整すれば良い。反応温度は、反応が良く進行し酵素活
性、基質および生成物に影響のない範囲であれば良く、
通常は20〜50℃、好ましくは25〜40℃である。
反応方法は微生物、基質および電子受容体を含む反応液
を空気雰囲気下に激しく振盪する方法や、通気撹拌する
方法が挙げられる。反応時間は、微生物や基質の濃度、
系のpH、温度により一概には規定できないが、通常、
2〜144時間、好ましくは6〜96時間である。かく
して基質ステロイド類から 1,2−デヒドロステロイ
ド類を効率良く得ることができる。
J、iffである1、2−飽和−3−ケトステロイド類
が一般式■で示される構造を有する場合は、本発明にお
ける目的物質である1、2−デヒドロステロイド類は、 〔式中R1はHまたはCOR2を表す。ただし、R2は
一般式IのRと同一のアルキル基を表す〕で示される。
反応に用いる微生物がステロイド−l−脱水素酵素活性
を有し、ステロイド−21−エステル体の加水分解酵素
活性を有しない場合は1,2−デヒドロ−21−エステ
ル−ステロイド類の製造が可能である。また、微生物が
該脱水素酵素活性に加えて該加水分解酵素活性を合わせ
持つ場合には1,2−デヒドロ−21−ヒドロキシ−ス
テロイド類の製造が可能である。さらに、両酵素活性を
合わせ持つ微生物を用いる場合においても、両酵素活性
の最適条件が異なるので、反応条件を適宜選択すること
により 1,2−デヒドロ−21−エステル−ステロイ
ド類を優先的に製造することも可能である。また望むな
らば、 1.2−デヒドロ−21−ヒドロキシ−ステロ
イド類と 1.2−デヒドロ−21−エステル−ステロ
イド類の混合物を得ることも可能である。
基質である1、2−飽和−3−ケトステロイド類が一般
式Iで示される構造を有する場合は、上記の1.2−デ
ヒドロ−21−エステル−ステロイド類は一般式■にお
いて式中のR1がC0R2(ただし、R2は一般式■の
Rと同一のアルキル基を表す)で示されるもので、 1
,2−デヒドロー21−ヒドロキシ−ステロイド類は一
般式■においてRIがHである21−ヒドロキシ−プレ
グナ−1,4,9(11)、16テトラエンー3.20
−ジオンである。
かくして、 1,2−デヒドロステロイド類を含有する
反応液が得られるが、該反応液から1,2−デヒドロス
テロイド類を分離、精製する方法は公知の方法によれば
良い。例えば、反応液から1,2−デヒドロステロイド
類を分離する方法としては、塩化メチレン、クロロホル
ム、#:酸エチルなどの水と混和しにくい有機溶媒で直
接抽出する方法N・、反応液から濾過または遠心分離な
どにより菌体と1.2−デヒドロステロイド類を同時に
回収した後。
メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、塩
化メチレン、クロロホルムなどの有機溶媒により抽出す
る方法が挙げられる。抽出液から1゜2−デヒドロステ
ロイド類を精製する方法としては1例えば、溶媒を留去
した後、得られた粗1,2−デヒドロステロイド類をク
ロロホルムに溶解し。
この溶液にヘキサンを添加して1,2−デヒドロステロ
イド類を晶析する方法が挙げられる。
(発明の効果) かくして本発明によれば、従来技術に比較して高収率で
副生成物の少なく、かつ効率的な1,2−デヒドロステ
ロイド類を製造方法が提供される。
(実施例) 以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
。なお、実施例及び比較例中の%は、特に新りのないか
ぎり重量基準である。
実施例−1 (1)菌体懸濁液の調製 コーンステイープリカー2.0%、綿実油2.0%、グ
ルコース0.5%、硝酸アンモニウム0.3%、K11
2PO40,2%、K2HPO40,1%、Mg5Oa
・7H200,02%および水からなる種培地(pH7
)  3m11を18mm径試験管に分注し、 121
”Cl2O分間蒸気滅菌を行った。これにアルスロバク
タ−・シンプレックスATCC6946の1白金耳を接
種し、28℃で250往復/分、振#12cmの往復振
盪機で24時間培養した。
この培養液0.3−を先に記した培地60ntQ (p
H7,0,121’Cl2O分間蒸気滅菌)を含む50
〇−容坂ロフラスコに接種した。本培養は28℃で13
0往復/分、振@7cI11の往復振盪条件で行い、培
養開始後26時間目に滅菌済アンドロステ−4−エン−
3,17−ジオン120mgをメタノール溶液で無菌的
に加えた。
その後、培養を8時間継続した後、遠心分離により菌体
な集め、生理食塩水で1回洗浄した。かくして得られた
菌体を0.1M リン酸バッファー(P117.0)に
懸濁して、菌体懸濁液15dを調製した。
(2)基質ステロイド類の水性懸濁液の調製21−イソ
ブチロキシープレダナー4.9.18−トリエン−3,
20−ジオン 5gとメナジオン100mにを7.5艷
の塩化メチレンに溶解し、 5℃に冷却した後、撹拌し
つつ、第1表に示すポリビニルアルコール(日本合成化
学工業m>または界面活性剤の2%水溶液20艷を加え
た。次いで、超音波破砕機で20分間処理し水性懸濁液
を調製した。
(3)反応の実施 (1)で調製した・菌体懸濁液15−および(2)で調
製した基質ステロイドの水性!@濁液0.9d (基質
ステロイドを150mg含む)を500mR容坂ロフラ
スコに入れ、28℃で130往復/分、振幅7CI11
の往復振盪機で72時間反応させた。反応終了後、反応
液を75nt9のクロロホルムで抽出し、この抽出液中
の21−ヒドロキシ−プレグナ−1,4,9(11)、
16−テトラエン−3,20−ジオンの収率を高速液体
クロマトグラフィーで分析した結果を$1表に示す。
第1表 実施例−2 実施例−1の(1)項と同じ方法で調製した菌体5ひ濁
液15m11と、第2表に示すポリビニルアルコールま
たは界面活性剤を用いて実施例−1の(2)と同じ方法
で調製した21−イソブチロキシ−プレグナ−4,9(
11)、16− トリエン−3,20−ジオンの水性!
@濁液1.8−を500艷容坂ロフラスコに入れ、反応
時間が8時間であること以外は実施例−1と同じ条件で
反応させた。反応終了後1反応液を751TLQのクロ
ロホルムで抽出し、この抽出液中の21−イソブチロキ
シ−プレグナ−1,4,9(11)、16−テトラエン
−3,20−ジオンと21−ヒドロキシ−プレグナ−1
,4,9(11)、16−テトラエン−3,20−ジオ
ンの収率を高速液体クロマトグラフィーで分析した結果
を第2表に示す。
第  2  表 の抽出液中の基質ステロイド類に対応する1、2−デヒ
ドロステロイド類と21−ヒドロキシ−プレグナ−1,
4,9(11)、16−テトラエン−3,20−ジオン
の収率を高速液体クロマトグラフィーで分析した結果を
第3表に示す。
第  3  表 実施例−3 実施例−1のA項と同じ方法で調製した菌体懸濁液15
−と、第3表に示すポリビニルアルコールまたは界面活
性剤を用いて実施例−1のB項と同じ方法で調製した第
3表に示す基質ステロイド類の水性懸濁液0.45−を
500t+dJ容坂ロフラスコに入れ、実施例−1と同
じ方法で反応させた。反応終了後、反応液を75−のク
ロロホルムで抽出し、こ特許出願人  日本ゼオン株式
会社 樗ト続苔11正*jl−(自発) 平成1年9月18日 1,小事件表示 平成1年特許願第39761号 2、発明の名称 1.2−デヒドロステロイド類の製造方法3、補正をす
る者 事件との関係   特許出願人 住所 東京都千代田区丸の内二丁目6番1号5、補正の
対象 願書、及び明細書の「発明の詳細な説明」の欄6、補正
の内容 (1) Ifn書を添付した訂正願書と差し替える。
(2)第5頁第2行目のrエンJをrジエンJに訂正す
(3)第5頁第3行目のrフルオロ」をrフルオロ」に
訂正する。
(4)第6頁第1行目の「フルオロ」をrフルオロ」に
訂正する。
(5)第7頁第4行目から第5行目の「その中でも、ア
ルスロバクタ−属に属する微生物が好ましく、」を削除
する。
(6)第7頁第12行目のrtransvalense
s Jをr仁ransvalensis 、jlに訂正
する。
(7)第7頁第12行目の「特にアルソロバクター」を
「アルスロバクタ−属に属する微生物が好ましく。
その中でも特にアルスロバクタ−」に訂正する。
(8)第10頁第4行目の「小さくても」を「小さいと
」に訂正する。
(9)第10頁第8行目から第9行目の[水性懸濁物の
とは」を「水性懸濁物とは」に訂正する。
(10)第10頁第13行目の「ポリビニル水溶液」を
rポリビニルアルコール水溶液1に訂正する。
(11)第16頁第14行目の「アンドロステ」を「ア
ンドロスト」に訂正する。
(12)第17頁第1行目r4,9,16Jを[i’4
.9(11)、 1B、jに訂正する。
以上

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1,2−飽和−3−ケトステロイド類を、ステロ
    イド−1−脱水素酵素活性を有する微生物の菌体または
    菌体処理物と接触させることにより、1,2−デヒドロ
    ステロイド類へ転換せしめるに際し、1,2−飽和−3
    −ケトステロイド類を水溶性高分子分散剤を用いて水性
    懸濁物に調製して用いることを特徴とする1,2−デヒ
    ドロステロイド類の製造方法。
  2. (2)1,2−飽和−3−ケトステロイド類が一般式
    I : ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Rはアルキル基を表す〕で示されるものであり、
    1,2−デヒドロステロイド類が 一般式II: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R_1はHまたはCOR_2を表す、ただし、R
    _2は一般式 I のRと同一のアルキル基を表す〕で示
    されるものである請求項(1)記載の1,2−デヒドロ
    ステロイド類の製造方法。
JP3976189A 1989-02-20 1989-02-20 1,2‐デヒドロステロイド類の製造方法 Pending JPH02219597A (ja)

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