JPH0221943Y2 - - Google Patents

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JPH0221943Y2
JPH0221943Y2 JP1983120998U JP12099883U JPH0221943Y2 JP H0221943 Y2 JPH0221943 Y2 JP H0221943Y2 JP 1983120998 U JP1983120998 U JP 1983120998U JP 12099883 U JP12099883 U JP 12099883U JP H0221943 Y2 JPH0221943 Y2 JP H0221943Y2
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JP
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metal mesh
plate portion
mesh element
metal
layer
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JP1983120998U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、特にハンドバツグ等の外装装飾に
適用されるメタルメツシユ地における新規なメタ
ルメツシユ素子の構造に関するものである。
〔従来の技術及びその問題点〕
周知のように、従来からハンドバツグ等の外装
材として適用されているメタルメツシユ地は、複
数の裏爪を備えたメタルメツシユ素子と、これを
前記裏爪を介して連結するための環状連結体とに
よつて構成されている。前記メタルメツシユ素子
は、概して短形状のプレート部分に対して、その
各角部分に裏爪を備えている。メタルメツシユ地
は、このメタルメツシユ素子を平面状に配列して
相互に隣接する素子の各裏爪に環状の連結体を係
合させ、連続的に接続編成したものからなつてい
る。この従来のメタルメツシユ地におけるメタル
メツシユ素子は、当該素子の平坦なプレート部分
の表面に対してラツカ等の手段により、単に彩色
したものにすぎなかつた。したがつて、ハンドバ
ツグ等の外装材としての装飾性ならびにその変化
性に欠けるものであり、興趣の点においても乏し
いものであつた。さらに、従来のメタルメツシユ
素子は、金属材の打抜きによつて形成されるもの
であつて、メタルメツシユ地に接続編成した場
合、滑らかさに欠け、衣類等に引つ掛かつてしま
うという欠点を有していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
この考案の目的は、表面に立体感がありかつ、
所望に応じた彩色の設定が可能であり、加えてそ
れらの組合せにより任意のパターンを具現し得る
ように為した新規かつ装飾性のきわめて高いバツ
グ外装用メタルメツシユ地におけるメタルメツシ
ユ素子を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、上記目的を達成するにあたつて、
具体的には、平面状に配列した状態において、そ
れぞれの角部分の集合によつて360゜となる多角形
状のプレート部分を有し、前記プレート部分の各
角部分にそれぞれ裏爪を備えてなるメタルメツシ
ユ素子を、前記裏爪を介して環状連結体によつて
連続的に接続編成してなるメタルメツシユ地にお
いて、 前記メタルメツシユ素子は、そのプレート部分
の表面に、直接又は当該プレート部分の表面に設
けた光反射層を介して光透過性の樹脂材でなる樹
脂成形層を備え、前記樹脂成形層は、前記プレー
ト部分の表面から部分的に厚さが異なる曲面状の
装飾表面を形成してなるメタルメツシユ地におけ
るメタルメツシユ素子の構造を特徴とする。
〔実施例の説明〕
以下、この考案にかかるバツグ外装用のメタル
メツシユ地におけるメタルメツシユ素子につい
て、図面に示す具体的な実施例にもとづいて詳細
に説明する。
この考案において、メタルメツシユ素子1は、
これを平面状に配列した際それぞれの角部分の集
合によつて360゜となる概して多角形状のプレート
部分2を有し、このプレート部分2の各角部分に
それぞれ裏爪3を備えている。前記メタルメツシ
ユ素子1は、アルミニウム材あるいは真鍮材等の
軽量で加工性の良い金属材のなかから選ばれる。
前記メタルメツシユ素子1は、たとえば一枚の金
属板から前記プレート部分2と複数の裏爪3とを
一体的に打抜き成形して得られる。前記メタルメ
ツシユ素子1は、前記各裏爪3を前記プレート部
分2の面に対してほぼ直角になるように折り曲げ
ておき、該裏爪3を環状連結体C,Lの孔内に通
し、しかる後、該裏爪3を前記プレート部分2の
裏面側にほぼ平行に対面するように折り曲げ、前
記環状連結体C,Lを介して互いに接続される。
前記メタルメツシユ素子1におけるプレート部分
2の形状は、概して三角形状、四角形状、菱形状
あるいは六角形状等のものから選ばれる。前記プ
レート部分2の各辺は、直線的に処理されている
ものであつてもよいし、あるいは若干彎曲に処理
されているものであつてもよい。このメタルメツ
シユ素子1は、第1図に示すように環状連結体
C,Lをもつて相互に連続して接続編成される。
一方、前記メタルメツシユ素子1におけるプレ
ート部分2の表面2aには、光透過性の樹脂材で
なる樹脂成形層4が形成される。前記樹脂成形層
4は、第2図及び第4図に示す実施例のもののよ
うに、前記メタルメツシユ素子1におけるプレー
ト部分2の表面2aに直接的に設けたものであつ
てもよいし、あるいは第3図に示す実施例のもの
のように、前記メタルメツシユ素子1におけるプ
レート1におけるプレート部分2の表面2aに予
め設けられる光沢材層5を介して設けたものであ
つてもよい。前者の場合、前記樹脂成形層4は、
たとえばラツカあるいはその他の顔料、金属粉等
により着色された半透明の樹脂材4Aによつて形
成される。一方、後者の場合、前記プレート部分
2の表面2aは、光沢性を有するラツカ等により
予め塗布処理されていて、光沢材層5として形成
した後、好ましくは透明性の樹脂材4Bによつて
樹脂成形層4を形成する。さらに、後者の実施例
のものにおいて、前記プレート部分2の表面2a
上に、光沢材層5を形成した後、第3図に示すよ
うに、当該光沢材層5上に、金属光沢粉6を介在
させて樹脂成形層4を形成するものであつてもよ
い。上記いずれの場合も、前記樹脂成形層4は、
前記プレート部分2の表面2aから部分的に厚さ
が異なる凸曲面状の装飾表面C,V又は凹曲面状
の装飾表面C,Cを形成する。一例において、前
記凸曲面状の樹脂成形層4は、前記プレート部分
2の表面2aに対して、樹脂材を点滴状に落と
し、樹脂の表面張力の作用によつて簡単に成形さ
れ、焼成処理によつて前記プレート部分2の表面
2a上に一体的に固着形成される。
〔考案の効果〕
以上の構成になるこの考案のバツグ外装用メタ
ルメツシユ地におけるメタルメツシユ素子は、金
属材でなるメタルメツシユ素地の表面に、直接的
あるいは光沢材層を介在させて光透過性のある樹
脂成形層を部分的に厚みが異なるように設けたこ
とにより、メタルメツシユ素地あるいは予め形成
されり光沢材層と、部分的に厚みの異なる樹脂成
形層とが互いに相俟つて部分的に光沢度、色彩
度、明度等が異なる装飾面域を構成し、素子自体
における装飾性に富み、それらの選択的に組み合
わせによつて相乗的な装飾変化性を得る。
さらに、加えて、この考案になるメタルメツシ
ユ地におけるメタルメツシユ素子は、メタルメツ
シユ素子におけるプレート部分の形状を適宜選択
的に形成することができる点、装飾表面を異なる
形態すなわち凸曲面状及び凹曲面状に立体的に形
成することができる点、および樹脂の彩色を自由
に選択できる点等により、これらの選択的組み合
わせによつて組織されるメタルメツシユ地の装飾
効果を相乗的に向上させ得るものである。
さらに、この考案になるメタルメツシユ地にお
けるメタルメツシユ素子は、バツグ等の外装用メ
タルメツシユ地として適用した場合、露出する装
飾表面全体が樹脂成形層によつて極めて滑らかに
形成されるものであり、衣類等に対する引つ掛か
りを防止することができる等の効果をも有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案にかかるバツグ外装用メタル
メツシユ地におけるメタルメツシユ素子の具体的
な実施例を示すものであり、第1図は、典型的な
メタルメツシユ地の部分破断拡大平面図、第2図
は、この考案になるメタルメツシユ素子の一例を
示す断面図、第3図は、他の例になるメタルメツ
シユ素子の断面、第4図は、さらに別の例になる
メタルメツシユ素子の断面図である。 1……メタルメツシユ素子、2……プレート部
分、3……裏爪、4……樹脂成形層、5……光沢
材層、6……金属光沢粉、C,V……凸曲面状の
装飾表面、C,C……凹曲面状の装飾表面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 平面状に配列した状態において、それぞれの角
    部分の集合によつて360゜となる多角形状のプレー
    ト部分を有し、前記プレート部分の各角部分にそ
    れぞれ裏爪を備えてなるメタルメツシユ素子を、
    前記裏爪を介して環状連結体によつて連続的に接
    続編成してなるメタルメツシユ地において、 前記メタルメツシユ素子は、そのプレート部分
    の表面に、直接又は当該プレート部分の表面に設
    けた光反射層を介して光透過性の樹脂材でなる樹
    脂成形層を備え、前記樹脂成形層は、前記プレー
    ト部分の表面から部分的に厚さが異なる曲面状の
    装飾表面を形成してなることを特徴とするメタル
    メツシユ地におけるメタルメツシユ素子の構造。
JP12099883U 1983-08-01 1983-08-01 メタルメツシユ地におけるメタルメツシユ素子の構造 Granted JPS6027720U (ja)

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JP12099883U JPS6027720U (ja) 1983-08-01 1983-08-01 メタルメツシユ地におけるメタルメツシユ素子の構造

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JPS6027720U JPS6027720U (ja) 1985-02-25
JPH0221943Y2 true JPH0221943Y2 (ja) 1990-06-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4914267A (ja) * 1972-05-29 1974-02-07
JPS5731787U (ja) * 1980-07-31 1982-02-19

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