JPH0221878B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0221878B2 JPH0221878B2 JP57009263A JP926382A JPH0221878B2 JP H0221878 B2 JPH0221878 B2 JP H0221878B2 JP 57009263 A JP57009263 A JP 57009263A JP 926382 A JP926382 A JP 926382A JP H0221878 B2 JPH0221878 B2 JP H0221878B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- heating chamber
- dryer
- discharge port
- drying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 27
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
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- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
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Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、下水汚泥等の水処理汚泥や産業廃棄
物汚泥などの各種汚泥を、横型ドラム状加熱室を
備えた乾燥機によつて乾燥する方法に関する。
物汚泥などの各種汚泥を、横型ドラム状加熱室を
備えた乾燥機によつて乾燥する方法に関する。
従来、上記方法を実施するに、第4図に示すよ
うに、単純に、汚泥を、横型ドラム状加熱室1に
供給口2から供給し、回転羽根5の作用で排出口
6に向かつて送りながら、ジヤケツト7及び回転
羽根5に供給されるスチームで乾燥していたが、
下記のような欠点があつた。つまり、乾燥機A運
転初期において、加熱室1が空であり、また、加
熱室1に供給される汚泥は、加熱室1へのポンプ
流路12による搬送や加熱室1内での回転羽根5
による撹拌に伴うシクソトロピー現象等により、
さらには、加熱室1内での加熱により流動しやす
くなるために、加熱室1内の汚泥滞留量が乾燥機
Aの能力を十分に発揮させうる量に比してかなり
小さくなり、その結果、加熱室1内の汚泥が所定
の滞留状態及び水分変化状態に達するまでに長時
間を要し、その間乾燥機Aの乾燥能力の割には処
理量が大巾に少くなるという欠点があつた。
うに、単純に、汚泥を、横型ドラム状加熱室1に
供給口2から供給し、回転羽根5の作用で排出口
6に向かつて送りながら、ジヤケツト7及び回転
羽根5に供給されるスチームで乾燥していたが、
下記のような欠点があつた。つまり、乾燥機A運
転初期において、加熱室1が空であり、また、加
熱室1に供給される汚泥は、加熱室1へのポンプ
流路12による搬送や加熱室1内での回転羽根5
による撹拌に伴うシクソトロピー現象等により、
さらには、加熱室1内での加熱により流動しやす
くなるために、加熱室1内の汚泥滞留量が乾燥機
Aの能力を十分に発揮させうる量に比してかなり
小さくなり、その結果、加熱室1内の汚泥が所定
の滞留状態及び水分変化状態に達するまでに長時
間を要し、その間乾燥機Aの乾燥能力の割には処
理量が大巾に少くなるという欠点があつた。
本発明の目的は、極めて簡単な手段でもつて、
乾燥機の乾燥能力を運転開始後短時間で十分に活
用できるようにすることにある。
乾燥機の乾燥能力を運転開始後短時間で十分に活
用できるようにすることにある。
本発明方法の特徴手段は、横型ドラム状加熱室
の排出口寄り箇所に、ゲル状を維持する半乾燥汚
泥を運転初期に投入することにある。
の排出口寄り箇所に、ゲル状を維持する半乾燥汚
泥を運転初期に投入することにある。
上記特徴手段による効果は次の通りである。つ
まり、単に、運転初期に乾燥機の排出口から出て
くる半乾燥状態の汚泥、あるいは、予め準備され
た半乾燥汚泥等、乾燥機においてゲル状を維持す
る汚泥を、加熱室内の適当位置に適当量かつ適当
時間投入するだけの極めて簡単な操作あるいは設
備でもつて、加熱室内に投入されたゲル状汚泥に
より、加熱室に供給された汚泥が排出口に流動す
ることを阻止する堰を形成させることができ、そ
の結果、乾燥機の運転初期における汚泥滞留量を
従来よりも大巾に増大できると共に、乾燥機を運
転開始した後短時間で、例えば従来に比して半分
の時間で、乾燥室内における汚泥滞留状態及び汚
泥水分変化状態を、乾燥機の処理能力が十分に発
揮されるようにでき、乾燥機の立上りを迅速に行
わせて、能率良い乾燥処理を確実に行えるように
なつた。
まり、単に、運転初期に乾燥機の排出口から出て
くる半乾燥状態の汚泥、あるいは、予め準備され
た半乾燥汚泥等、乾燥機においてゲル状を維持す
る汚泥を、加熱室内の適当位置に適当量かつ適当
時間投入するだけの極めて簡単な操作あるいは設
備でもつて、加熱室内に投入されたゲル状汚泥に
より、加熱室に供給された汚泥が排出口に流動す
ることを阻止する堰を形成させることができ、そ
の結果、乾燥機の運転初期における汚泥滞留量を
従来よりも大巾に増大できると共に、乾燥機を運
転開始した後短時間で、例えば従来に比して半分
の時間で、乾燥室内における汚泥滞留状態及び汚
泥水分変化状態を、乾燥機の処理能力が十分に発
揮されるようにでき、乾燥機の立上りを迅速に行
わせて、能率良い乾燥処理を確実に行えるように
なつた。
次に、第1図及び第2図により実施例を示す。
乾燥機Aに備えられた横型ドラム状加熱室1に、
乾燥処理すべき脱水処理汚泥を供給口2から投入
し、加熱室1内において、電動モータ3及び減速
機4の作用で回転される掻上げ用回転羽根5によ
つて汚泥を撹拌しながら排出口6に向かつて移動
させると共に、加熱室1を囲むジヤケツト7内で
入口8aから出口9aに向かつて流動されるスチ
ーム等の加熱流体、並びに、回転羽根5内で入口
8bから出口9bに向かつて流動されるスチーム
等の加熱流体によつて、加熱室1内の汚泥を乾燥
させ、ゲル状に乾燥した汚泥を排出口6から取出
し、間接加熱方式で連続的に汚泥を乾燥処理す
る。
乾燥機Aに備えられた横型ドラム状加熱室1に、
乾燥処理すべき脱水処理汚泥を供給口2から投入
し、加熱室1内において、電動モータ3及び減速
機4の作用で回転される掻上げ用回転羽根5によ
つて汚泥を撹拌しながら排出口6に向かつて移動
させると共に、加熱室1を囲むジヤケツト7内で
入口8aから出口9aに向かつて流動されるスチ
ーム等の加熱流体、並びに、回転羽根5内で入口
8bから出口9bに向かつて流動されるスチーム
等の加熱流体によつて、加熱室1内の汚泥を乾燥
させ、ゲル状に乾燥した汚泥を排出口6から取出
し、間接加熱方式で連続的に汚泥を乾燥処理す
る。
乾燥機運転初期において、排出口6から取出さ
れる半乾燥汚泥を、複数のコンベヤ10a,10
b,10cによつて加熱室1の補助供給口11に
送つて、加熱室1の排出口6寄り箇所に投入し、
第3図に示すように、供給口2から供給されてゾ
ル状になつた汚泥Sが十分乾燥されないで排出口
6に達することを阻止するための堰Gを、投入さ
れたゲル状汚泥によつて形成させ、そして、供給
口2からのゾル状汚泥Sがその乾燥によつてゲル
化して堰Gを形成するようになれば、可動コンベ
ア10aを引退させて、補助供給口11からのゲ
ル状汚泥投入を停める。
れる半乾燥汚泥を、複数のコンベヤ10a,10
b,10cによつて加熱室1の補助供給口11に
送つて、加熱室1の排出口6寄り箇所に投入し、
第3図に示すように、供給口2から供給されてゾ
ル状になつた汚泥Sが十分乾燥されないで排出口
6に達することを阻止するための堰Gを、投入さ
れたゲル状汚泥によつて形成させ、そして、供給
口2からのゾル状汚泥Sがその乾燥によつてゲル
化して堰Gを形成するようになれば、可動コンベ
ア10aを引退させて、補助供給口11からのゲ
ル状汚泥投入を停める。
また、乾燥機Aの能力によつて、ゲル状汚泥投
入により形成される堰Gの位置が加熱室1に対し
て汚泥移送方向に変化すると、ゲル状汚泥の投入
量調節やスチームの供給量調節によつて、堰Gの
位置を所定位置に修正して、ゲル状汚泥が、回転
羽根5で長時間細断されて微粉化したり、あるい
は、回転羽根5による細断時間が短くて、大きな
塊りのまま排出されたりする不都合を防止する。
入により形成される堰Gの位置が加熱室1に対し
て汚泥移送方向に変化すると、ゲル状汚泥の投入
量調節やスチームの供給量調節によつて、堰Gの
位置を所定位置に修正して、ゲル状汚泥が、回転
羽根5で長時間細断されて微粉化したり、あるい
は、回転羽根5による細断時間が短くて、大きな
塊りのまま排出されたりする不都合を防止する。
次に、別の実施例を示す。
乾燥機Aの運転開始に先立つて、補助供給口1
1から投入すべきゲル状汚泥を準備しておいて、
供給口2からの汚泥供給開始時点に対して先にあ
るいは同時にあるいは後に、補助供給口11から
のゲル状汚泥の投入を開始することもでき、ま
た、ゲル状汚泥投入を人為作業により行うことも
できる。
1から投入すべきゲル状汚泥を準備しておいて、
供給口2からの汚泥供給開始時点に対して先にあ
るいは同時にあるいは後に、補助供給口11から
のゲル状汚泥の投入を開始することもでき、ま
た、ゲル状汚泥投入を人為作業により行うことも
できる。
乾燥機Aの構成は、例えば回転羽根5の形状を
変える、加熱室1を形成するドラムを回転駆動さ
せる、あるいは、その他の部分の構造を変える
等、各種変形が可能である。
変える、加熱室1を形成するドラムを回転駆動さ
せる、あるいは、その他の部分の構造を変える
等、各種変形が可能である。
第1図は本発明方法に利用する乾燥機を例示す
る概略縦断面図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図は乾燥室内の汚泥状態の説明図、第4
図は従来方法に利用されていた乾燥機の概略縦断
面図である。 1……加熱室、6……排出口、A……乾燥機。
る概略縦断面図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図は乾燥室内の汚泥状態の説明図、第4
図は従来方法に利用されていた乾燥機の概略縦断
面図である。 1……加熱室、6……排出口、A……乾燥機。
Claims (1)
- 1 横型ドラム状加熱室1を備えた乾燥機Aによ
つて汚泥を乾燥する方法であつて、前記加熱室1
の排出口6寄り箇所に、ゲル状を維持する半乾燥
汚泥を運転初期に投入することを特徴とする汚泥
乾燥方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57009263A JPS58124599A (ja) | 1982-01-21 | 1982-01-21 | 汚泥乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57009263A JPS58124599A (ja) | 1982-01-21 | 1982-01-21 | 汚泥乾燥方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58124599A JPS58124599A (ja) | 1983-07-25 |
JPH0221878B2 true JPH0221878B2 (ja) | 1990-05-16 |
Family
ID=11715539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57009263A Granted JPS58124599A (ja) | 1982-01-21 | 1982-01-21 | 汚泥乾燥方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58124599A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010111999A (ko) * | 2000-06-14 | 2001-12-20 | 황해웅 | 고함수 폐기물 건조용 패들건조기 |
CN105819655B (zh) * | 2015-01-07 | 2019-05-31 | 广州新致晟环保科技有限公司 | 用于底部通气的污泥干化装置的桥形件及其装置 |
JP6591874B2 (ja) * | 2015-11-24 | 2019-10-16 | 三菱マテリアルテクノ株式会社 | 含水汚泥の乾燥システム |
CN110470118B (zh) * | 2016-05-04 | 2021-08-27 | 三菱重工环境·化学工程株式会社 | 干燥装置 |
-
1982
- 1982-01-21 JP JP57009263A patent/JPS58124599A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58124599A (ja) | 1983-07-25 |
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