JPH02217988A

JPH02217988A - 現金取引装置の制御方法

Info

Publication number: JPH02217988A
Application number: JP1038406A
Authority: JP
Inventors: Yoshinori Uchiumi; 内海　巌紀; Ryozo Nakamura; 良三中村; Hitoshi Moriyama; 仁森山
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1989-02-20
Filing date: 1989-02-20
Publication date: 1990-08-30
Also published as: US5135212A; KR900013431A; KR930002031B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は現金取引装置のｓｕｎ方法にかかり、更に詳し
くは現金取引装置内の金種箱に紙幣補充部から紙幣を補
充する際、紙幣の補充を効率良く行うのに好適な現金取
引装置の制御方法に関する。

〔従来の技術〕

従来の現金取引装置としては、例えば特開昭６２１７１
０９２号公報に開示された発明が知られている。

上記公報に開示された発明によれば、現金取引装置を停
止することなく、補充用の紙幣をカートリッジに収納し
、これにより取引が行われていない時間帯に各金種箱に
紙幣を補充するものである。

また、一般には、取引要求のあった場合に、出金取引で
あれば、金種箱内に紙幣がないと判定された場合、補充
用のカートリッジから直接紙幣を出金し、顧客が絶え間
なく取引を行っても、現金取引装置を止めることなく、
現金取引装置を運用する技術が知られている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記した従来技術は、現金取引装置に対して取引要求が
あった場合、出金動作を開始する前に各金種箱内の紙幣
量を調べ、不足の場合に補充用カートリッジから紙幣を
出金するという方法であるため、顧客が絶え間なく取引
を行うような使用頻度の高い現金取引装置の場合、補充
用カートリッジから各金種箱に紙幣を補充するための時
間が確保できず、補充用カートリッジがいつ空になるか
見通しが立たないという問題点があった。特に、補充さ
れた紙幣が鑑別部を通過することによって補充金額が確
認される紙幣機構を備えた現金取引装置の場合、現金取
引装置自体が補充用カートリッジにセットされた金額が
いくらであるかをｆＩｉＦ。

するのにどのくらいの時間がかかるか見通しが立たない
という問題点があった。

この発明は上記した従来技術の問題点に鑑みなされたも
ので、紙幣補充時に現金取引装置を停止させることなく
、かつ顧客の取引時間に影響を与えず、顧客が絶え間な
く取引を行っても、短時間の内に補充された紙幣の金額
をｈｉｍすることが可能な現金取引装置の制御方法を提
供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の現金取引装置の制御方法は、紙幣を入出金する
ための入出金部と、取扱う紙幣の１ｍ類別に設けられた
複数の金種箱と、上記金種箱に紙幣を補充するための補
充部と、補充紙幣や入出金紙幣の種類や真偽を鑑別する
紙幣鑑別部と、上記入出金部・金種箱・補充部・紙幣鑑
別部とをそれぞれ結んで紙幣を搬送する複数の搬送路と
、各搬送路の分岐点に設けられ紙幣の搬送先を切換るた
めの複数の切換ゲートと、各搬送路や切換ゲートを刺着
する制御部と、取引に必要なデータ等を入力するための
操作部とを備えた現金取引装置に適用されるものであり
、特に上記搬送路が紙幣の搬送に使用されているか否か
を判定し、搬送路が紙幣の搬送に使用されていないと判
定された場合、上記補充部から補充用の紙幣を上記金種
箱に搬送することを特徴としている。

〔作用〕

本発明によれば、搬送路が紙幣の搬送に使用されている
か否かが判定され、紙幣の搬送に使用されていないと判
定された場合に限って、補充部から補充用の紙幣が金種
箱に搬送される。

搬送路が紙幣の搬送に使用されていない場合について、
具体的に説明する。すなわち、現金取引装置が取引を行
っていない場合には、搬送路が紙幣の搬送に使用されて
いないため、補充部から補充用の紙幣が搬送される。

また、現金取引装置が取引中であっても、その取引が搬
送路の動作を必要としない取引の場合、例えば通帳記帳
や残高照会等の取引の場合には、搬送路が紙幣の搬送に
使用されていないため、補充部から補充用の紙幣が搬送
される。

また、現金取引装置が取引中であって、かつその取引が
搬送路の動作を必要とする取引であっても、利用者がカ
ードを挿入中であるとか、暗唱番号を入力中であるとか
、センタコンピュータと交信中である等の場合、すなわ
ち現実に搬送がず動作していない場合には、補充部から
補充用の紙幣が搬送される。

また、利用者が紙幣を入出金部から取り出している最中
であるとか、入出金部に紙幣を挿入している最中である
等の場合にも、搬送路が紙幣の搬送に使用されていない
ため、補充部から補充用の紙幣が搬送される。

Ｃ実施例〕以下、添付の図面に示す実施例により、更に詳細に本発
明について説明する。

第２図は本発明が適用される現金取引装置の一例を示す
説明図である。第２図において、１は紙幣の入出金等を
行う紙幣取扱機、２は利用者が操作する操作部、３はカ
ードの読み取りを行うと共に明細書の発行を行うカード
・明細書取扱機構、４は通帳取扱機構、５は装置全体の
制御を行う装置制御部、６はセンタコンピュータと現金
取引装置とを回線接続するための回線制御部である。

第３図は、紙幣取扱機構１の詳細を示す構成図である。

第３図において、７は紙幣の入出金部、８は紙幣鑑別部
、９は千円金種箱、１０は万円金種箱、１１は金種箱９
，１０へ供給される補充紙幣をセフ）し、かつ金種箱９
．１０から回収される紙幣を収納するカセットである。

また、１２．１３．１４は各金種箱９，１０およびカセ
ット１１内の紙幣を一枚ずつ繰り出しかつ一枚ずつ送ら
れてくる紙幣を堆積させる機能を有する紙幣の集積繰出
機構である。更に、１５は金種箱９，１０から出金する
紙幣やカセ・ント１１へ回収される紙幣や補充用力セフ
Ｈ１から金種箱９．１０へ補充される紙幣が、紙幣鑑別
部８において正常な紙幣と判別できなかった場合に、該
紙幣を収納するためのりジエクト箱である。また、１６
ａ、　１６ｂ、　１６ｃ、　１６ｄ、　１６ｆは、カセ
ット１１の集積繰出機構１４及び各金種箱９，１０の集
積繰出機構１２．１３及び紙幣鑑別部８及びリジェクト
［１５を接続している紙幣搬送路である。１７ａ、１７
ｂは入出金ロアから紙幣を入金するときに取り込んだ紙
幣を通過させ、かつ入金ロアから紙幣を出金するときに
排出する紙幣を通過させるための搬送路である。各搬送
路１６ａ　〜１６ｆ、　１７ａ、　１７ｈの分岐点には
、図示していないが切換ゲートが設けられている。また
、１８は制御部であり、制御部１８は上記した切換ゲー
トへの切換指示や各部に対する動作指示を行う。また、
制御部１８は、第２図に示す装置制御部５によって制御
される。また、上記した入出金ロアにはシャッタ１９が
設けられ、更に出金ロア内に存在する紙幣を検出するた
めにセンサ２０が設けられている。

次に、第３図に示す紙幣取扱機構１の動作について説明
する。まず、出金取引時の動作について説明する。

出金取引時においては、金種箱９．ＩＯから必要な枚数
の紙幣が集積繰出機構１２．１３の働きにより繰出され
、搬送路１６ｅ、　１６ｄと鑑別部８と搬送路１６ｂ、
１７ａとを通過して、入出金ロアまで搬送される。

なお、このとき、鑑別部８によって鑑別できなかった紙
幣は、搬送路１６ｆを介してリジェクト箱１５に収納さ
れる。この状態において、利用者への紙幣放出条件が整
うと、制御部５の指示によりシャッタＩ９が開く。そし
て、利用者が紙幣を取り出したことがセンサ２０により
検知され、その後シャッタ１９が閉じ、処理が終了する
。

次に、入金取引時の動作について説明する。入金取引時
においては、入出金ロアに投入された紙幣が搬送路１７
ｂ、　１６ｄを介してぶ別邸８に送られ、搬送された紙
幣の金種等が確認され、その後搬送路１６ｅを介して各
集積繰出機構１２．１３に貯えられ、最終的に各金種箱
９，１０に収納される。

次に、補充時の動作に・ついて説明する。カセット１１
にセットされた紙幣は、集積繰出機構１４の働きにより
、搬送路１６ａ、　１６ｂ、　１６ｃ、　１６ｄを介し
て鑑別部８に搬送される。鑑別部８は搬送された紙幣の
金種等を６Ｉ認する。その後、紙幣は搬送路１６ｅを介
して集積繰出機構１２．１３に搬送され金種箱９゜１０
に収納（補充）される。このとき、鑑別部８によって鑑
別できない紙幣は、リジェクト箱１５に収納される。ま
た、補充された総金額は制御部１８によって把握される
。把握された総金額を示すデータは装置制御部５の働き
によって、回線制御部６を経てセンタコンピュータに送
うレる。

次に、第１図に示すフローチャートに基づいて、紙幣補
充時における装置制御部５及び制御１８の動作について
詳細に説明する。

ステップＳ１において、係員が補充紙幣を入れたカセッ
ト１１をセットしくあるいは、紙幣の束をカセット１１
にセットし）、係員操作部（図示せず）を操作して補充
開始を支持するステップＳ２において、装置制御部５は
、現金取引装置が現在取引中か否かを判定する。ステッ
プＳ２において、取引中ではないと判定された場合には
、紙幣の補充動作を行っても差し支えないため、ステッ
プＳ８に進み、補充動作が実施される。

ステシブＳ２において取引中と判定された場合には、ス
テップＳ３に進み、その取引が紙幣取扱機構１の動作を
必要とする取引か否かが判定される。紙幣取扱機構１の
動作を必要としない取引であると判定された場合には（
例えば、通帳記録取引等）、紙幣の補充動作を行っても
差し支えないため、ステップＳ８に進み、補充動作が実
施される。

ステップＳ３において紙幣取扱機構１の動作を必要とす
る取引と判定された場合には、ステップＳ４に進み、利
用者の操作によって紙幣取扱機構１以外の部位が動作中
かあるいはセンタコンピュータと交信中か否かが判定さ
れる。ここで、紙幣取扱機構１以外の部位が動作中とは
、例えば利用者がカードをカード・明細書取Ｐ！機構３
へ挿入したり／取り出したりする処理や、通帳取扱機構
４へ通帳を挿入したり／取り出したりする処理等が行わ
れている場合である。ステップＳ４において、紙幣取扱
機構ｌ以外の部位が動作中である、又はセンタコンピュ
ータと交信中であると判定された場合には、紙幣の補充
動作を行っても差し支えないため、ステップＳ８に進み
、補充動作が実施される。

ステップＳ５において紙幣取扱機構１が動作中でありセ
ンタコンピュータと交信中でもないと判定された場合に
は、ステップＳ６に進み、利用者が紙幣取扱機構１を操
作しているか否かが判定される。ここで、利用者が紙幣
取扱機構ｌを操作しているとは、例えば入金取引の場合
シャッタ１９を開いて利用者が紙幣を入出金ロアに挿入
したり、出金取引においてシャッタ１９を開いた出金紙
幣を取り出しているような場合である。このような状態
は、シャッタ１９の開閉とセンサ２０によって検知する
ことができる。ステップＳ５において、利用者が紙幣取
扱機構１を操作していると判定された場合には、紙幣の
補充動作を行っても差し支えないため、ステップＳ８に
進み、補充動作が実施される。

ステップＳ５において、利用者が紙幣取扱機構１を操作
していないと判定された場合には、ステップＳ６に進み
、紙幣の搬送が終了したか否かが判定される。ここで、
紙幣の搬送が終了したとは、出金取引において出金額相
当の紙幣が金種箱９゜１０から入出金ロアに全て搬送さ
れた場合、及び入金取引において入金ロアから金種箱９
．】０への紙幣の搬送が全て終了した場合をいう。すな
わち、搬送路１６ａ　＝１６ｆ、１７ａ、１７ｂ上に紙
幣が存在しない状態である。この状態は、制御部１８が
取引額と搬送金額をチエツクすることにより判定できる
。ステップＳ６において、紙幣の搬送が終了したと判定
された場合には、紙幣の補充動作を行っても差し支えな
いため、ステップＳ８に進み、補充動作が実施される。

ステップＳ６において、出金額相当の紙幣の搬送が終了
していないと判定された場合には、ステップＳ７に進み
、補充動作が停止される。

ステップＳ８において補充動作が実施されると、次にス
テップＳ９において補充用のカセット１１内に紙幣が存
在するか否かが判定される。ステップＳ９において、紙
幣が存在すると判定された場合には、ステ・ンブＳ２に
もどり、再びステ・ンブＳ２〜３６．３８．３９の処理
が行われる。ステップＳ９においてカセット１１内に紙
幣が存在しないと判定された場合には、ステップＳＩＯ
において、指定補充額の補充が終了したか否かが判定さ
れる。

ステップＳ１０において、指定補充額の補充が終了して
いないと判定された場合には、上記したステップＳ２〜
Ｓ６，３８．Ｓ９．ＳＩＯにおける処理が繰り返される
。ステップＳＩＯにおいて、指定捕充額の補充が終了し
たと判定された場合には、ステップＳ１１において補充
動作を終了させる。なお、上記したステップＳ’９．Ｓ
ＩＯの処理のうちの一方の処理を省略してもよい。

なお、補充が完了した場合には、図示していないが、補
充金額が現金取引装置によって確認され、その明細書が
カード・明細書取扱機構３から発行される。これによっ
て、リジェクトされた紙幣を除き、補充された金額を確
認することができる。

また、リジェクトボックス１５が入出金時のりジェクト
紙幣と補充時のりジエクト紙幣とを分けて収納できるよ
うに形成されている場合には、係員が補充時にリジェク
トされた紙幣を抜き取ることにより、上記明細書に記載
された金額と装置内に取り込まれた金額を完全に一致さ
せることができる。

また、リジェクトボックス１５を入出金時のりジエクト
紙幣と補充時のりジエクト紙幣とを分けて収納できるよ
うに形成し、かつ補充時のりジェクトボックスと補充用
のカセット１１とを一体化した構成とすれば（以下、一
体化カセットと呼称する）。補充時のりジエクＦ紙幣は
〜体化カセットに収納されることになる。したがって、
紙幣の補充を行う際に、係員は一律化カセットを現金取
引装置にセットし、補充完了後にト記一体化力セントを
抜き取ることにより、上記明細書に記載された金額と一
致する金額の紙幣を現金取引装置に補充することができ
る。また、複数の現金取引装置に対して紙幣の補充を行
う場合、現金取引装置の数に対応した数の補充用カセッ
トを準備することなく、−台の一律化カセットを準備し
、これを用いて次々に現金取引装置に紙幣を補充するこ
とも可能になる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、現金取引装置に紙幣を補充する場合、
現金取引装置が取引中でない時間帯および取引中であっ
ても紙幣取扱機構が取引に影響を与えぬ時間帯に補充さ
れるので、装置をダウンさせることなく、かつ利用者の
取引時間に影響を与えずに補充することができる。従、
）で、利用者による取引の絶え間がないような状態であ
っても、短時間で補充を完了させることができるという
効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の現金取引装置の制御方法の一実施例
を示すフローチャート、第２図はこの発明が適用される
現金取引装置の一構成例を示す説明図、第３図は第２図
に示す紙幣取扱機構の一例を示す説明図である。１・・・紙幣取扱機構、３・・・カード・明細書取扱機
構、４・・・通帳取扱機構、５・・・装置制御部、６・
・・回線制御部、７・・・入出金口、８・・・紙幣鑑別
部、９・・・千円金種箱、１０・・・万円金種箱、１１
・・・補充用のカセット、１２．１３．１４・・・集積
繰出機構、１５・・・リジェクト箱、１６ａ〜１６ｆ、
１７ａ、１７ｂ−１ｍ送路、１８−・・制御部、１９・
・・シャッタ、２０・・・センサ。代理人　弁理士　秋　本　正　実第１図第　２　図＼　］５リシ゛エク１

Claims

【特許請求の範囲】１、紙幣を入出金するための入出金部と、取扱う紙幣の
種類別に設けられた複数の金種箱と、上記金種箱に紙幣
を補充するための補充部と、補充紙幣や入出金紙幣の種
類や真偽を鑑別する紙幣鑑別部と、上記入出金部・金種
箱・補充部・紙幣鑑別部とをそれぞれ結んで紙幣を搬送
する複数の搬送路と、各搬送路の分岐点に設けられ紙幣
の搬送先を切換るための複数の切換ゲートと、各搬送路
や切換ゲートを制御する制御部と、取引に必要なデータ
等を入力するための操作部とを備えた現金取引装置にお
いて、上記搬送路が紙幣の搬送に使用されているか否かを判定
し、搬送路が紙幣の搬送に使用されていないと判定され
た場合、上記補充部から補充用の紙幣を上記金種箱に搬
送することを特徴とする現金取引装置の制御方法。